JPH05132756A - メツキ被膜形成方法 - Google Patents

メツキ被膜形成方法

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JPH05132756A
JPH05132756A JP32527191A JP32527191A JPH05132756A JP H05132756 A JPH05132756 A JP H05132756A JP 32527191 A JP32527191 A JP 32527191A JP 32527191 A JP32527191 A JP 32527191A JP H05132756 A JPH05132756 A JP H05132756A
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JP
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plating
plated
film
ultrafine particle
ultrafine
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JP32527191A
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Motonari Fujikawa
元成 藤川
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/102Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by bonding of conductive powder, i.e. metallic powder
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライ雰囲気中においてマスクレスで自由な
パターンにメッキ被膜(メタライズ層)を形成すること
ができ、しかも、対象とする被メッキ物の種類に対する
制限も少なく、メッキ処理工程も簡易なメッキ被膜形成
方法を提供する。 【構成】 超微粒子膜形成装置で製造された超微粒子を
放熱板15の表面に吹き付けて堆積させることによりド
ライプロセスでダイパッド16を形成する。超微粒子を
吐出するノズル17、あるいは放熱板15を走査させる
ことにより所望のパターンのダイパッド16をマスクレ
スで得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメッキ被膜形成方法に関
する。例えば、配線基板やICチップ等の表面にメッキ
被膜(メタライズ層)を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属の表面にメッキを施すには、
電解メッキ法が広く用いられている。また、例えば、配
線基板の回路パターンやICチップの配線パッド等の金
属部分にメッキを施す場合には、スパッタリング法など
も採用されている。
【0003】電解メッキ法では、例えば配線基板上の互
いに独立した(電気的に絶縁された)複数箇所の回路パ
ターンにメッキを施す場合、配線パターン等によって全
ての回路パターンを互いにショートさせておき、配線基
板を電解液に浸漬してメッキ用金属材と配線基板の回路
パターンとの間に電圧を印加し、回路パターンにメッキ
被膜を形成した後、各回路パターンをショートさせてい
た配線パターン等を除去している。
【0004】また、電解メッキによって、金属表面の一
部分にのみメッキを施す場合には、メッキを施す必要の
ない部分をマスクで覆ったり、フォトマスクによってパ
ターニングされたフォトレジスト等によってメッキの不
要な部分を覆ったりしておき、金属表面の一部にのみメ
ッキ被膜が付着するようにしている。
【0005】スパッタリング等によるメッキ方法では、
被メッキ物の全面にメッキ金属を蒸着させてメッキ被膜
を形成した後、メッキ被膜の必要な部分だけをマスクで
覆って不要な部分をエッチングにより除去し、所望のメ
ッキパターンを得ている。あるいは、被メッキ物のメッ
キが不要な領域を予めマスクで覆っておき、マスクの上
からメッキ金属を蒸着させてマスクから露出した領域に
のみメッキ被膜を形成している。特に、金属表面の一部
にだけ部分メッキする場合には、後者の方法によらざる
を得なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電解メ
ッキ法では、ウエットプロセスであること、メッキ金属
の析出時間が掛かることより、メッキに時間が掛かると
いう欠点がある。さらに、メッキ箇所が複数ある場合に
は、各メッキ箇所をショートさせておいてメッキ終了後
に導通部分を再び除去しなければならず、工程が繁雑に
なっていた。さらに、電解メッキ法では、金属以外の例
えばプラスチック表面にはメッキを施すことができない
という欠点もある。
【0007】また、スパッタリング等によりメッキする
場合や、電解メッキにより金属表面に部分メッキを施す
場合には、メッキの不要な領域を覆うためのマスクが必
要となり、受注の都度メッキ不要領域(あるいは、メッ
キ領域)のパターンに応じたマスクを作製する必要があ
り、受注から納期までの期間が長くなっていた。
【0008】さらに、スパッタリング等によるメッキで
は、被メッキ物が高温に加熱され、電解メッキ法では被
メッキ物が電解液に浸けられるので、メッキ処理の時期
が制限されるという欠点があった。
【0009】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、ドライ雰
囲気中においてマスクレスで自由なパターンにメッキす
ることができ、しかも、対象とする被メッキ物の種類に
対する制限も少なく、メッキ処理工程も簡易なメッキ被
膜形成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメッキ被膜形成
方法は、ガスデポジション法によって被メッキ物の表面
に金属超微粒子からなるメッキ被膜を形成することを特
徴としている。
【0011】
【作用】本発明にあっては、メッキ用の金属超微粒子を
ガスデポジション法によって直接被メッキ物に吹き付
け、超微粒子流または被メッキ物を走査させることによ
り所望パターンのメッキ被膜(メタライズ層)を形成す
ることができる。
【0012】よって、本発明のメッキ被膜形成方法で
は、マスクを用いることなくマスクレスで所望パターン
のメッキ被膜を得ることができる。
【0013】また、ドライプロセスによりメッキを施す
ことができる。
【0014】さらに、無電解メッキ(化学メッキ)より
も簡単な方法で金属以外の被メッキ物にもメッキを施す
ことができるという特長がある。
【0015】
【実施例】図1は図2の超微粒子膜2を形成するための
超微粒子膜形成装置3を示す概略構成図である。これ
は、ガスデポジション法(第90回ニューセラミクス懇
話会研究会資料に掲載されている。)を利用して超微粒
子膜2を直接に描画する装置であって、超微粒子生成室
4と膜形成室5を有し、両室4,5は搬送管6によって
結ばれている。また、超微粒子生成室4内と膜形成室5
内は真空ポンプ7によって減圧できるようになってい
る。超微粒子生成室4には流量調整弁8を介してHeガ
ス等のガス9が供給されている。この超微粒子生成室4
には、抵抗加熱法を熱源とする蒸発槽10が設けられて
おり、蒸発槽10内には超微粒子膜2を形成するための
メッキ金属材料11が入れられている。一方、膜形成室
5内には、被メッキ物1を保持して移動させるためのマ
ニピュレータ12が設けられており、搬送管6からマニ
ピュレータ12側へ向けてノズル13が突出している。
【0016】しかして、被メッキ物1をマニピュレータ
12に保持させ、真空ポンプ7により膜形成室5を減圧
すると共に超微粒子生成室4にガス9を送り込んで加圧
しながら、蒸発槽10でメッキ金属材料11を加熱して
蒸発させると、蒸発原子は空中で凝集して超微粒子(例
えば、粒径が0.1μm程度、あるいはそれ以下のも
の)となり、超微粒子生成室4と膜形成室5との差圧に
よりHeガス等のガス9と共に搬送管6を通って膜形成
室5へ送られ、ノズル13から高速で被メッキ物1の表
面へ噴射され、図2に示すように超微粒子膜2を形成さ
れる。このとき被メッキ物1を移動させて走査すること
により、マスクを用いることなく所望パターンの超微粒
子膜2を形成することができる。
【0017】例えば、マニピュレータ12によって被メ
ッキ物1を直線的に移動させながら超微粒子膜2を形成
すれば、図3(a)に示すように直線状パターンの超微
粒子膜2を形成することができる。この直線状の超微粒
子膜2の幅はノズル13の先端径によって決まる。ま
た、そのときシャッターによりノズル13を開閉すれ
ば、図3(b)に示すように断続的な(あるいは、点状
の)パターンの超微粒子膜2を得ることができる。さら
に、マニピュレータ12によって被メッキ物1を回転さ
せれば、図3(c)に示すように、環状パターンの超微
粒子膜2を形成することができる。また、被メッキ物1
を2次元的に走査させれば、面状の超微粒子膜2を形成
することもできる。
【0018】こうして、被メッキ物1の上にガスデポジ
ション法によって超微粒子膜2を形成すれば、マスク等
を用いることなくインラインで容易にメッキ被膜を形成
することができ、量産化にも適する。しかも、超微粒子
膜2として用いることができる材質の範囲も後述のよう
に広くなり、メッキ被膜の特性値の範囲も広くなり、用
途が拡大する。また、被メッキ物1も加熱されないの
で、耐熱性のないものや耐熱性の低いものにもメッキす
ることが可能になる。さらに、超微粒子生成室4と膜形
成室5との差圧、被メッキ物1の温度、超微粒子の温
度、噴射速度及び流量等によって超微粒子膜2の密度や
粒径、結晶粒界等を変化させることができ、また被メッ
キ物1の移動速度や超微粒子の噴射量や超微粒子膜2の
重ね塗り等によって超微粒子膜2の膜厚を変えることが
できるので、これらをコントロールすることにより超微
粒子膜2の特性値を調整できる。
【0019】超微粒子膜2を形成するための材質として
は、種々のものを用いることができ、例えば、Fe,N
i,Co,Fe−Ni,Fe−Co,Ni−Cu,C
u,Ag,Au,Sn,Ag−Cu,Ti,Mn,T
a,Mo,Al,Pb,In,Cr,Pt,Sr,P
d,Y,Nb,Li,Ba,C,Bi,Ca,その他の
金属及び合金系を用いることができる。
【0020】また、蒸発槽10内に沸点温度の等しい金
属の合金を入れておけば、合金の超微粒子膜2を形成す
ることもできる。さらに、超微粒子生成室5内に2つ以
上の蒸発槽を設けて異なるメッキ金属材料を入れておけ
ば、両金属材料の沸点温度が異なる場合でも、2元系合
金(共晶合金)等の超微粒子膜2を形成できる。例え
ば、このような合金作製法によれば、超微粒子膜2のオ
ーミック接触性を良好にしたり、適当なドーパントを母
材金属に入れたりすることができる。
【0021】図4は図5の超微粒子膜2を形成するため
の超微粒子膜形成装置14を示す概略構成図である。こ
れは、2つの超微粒子生成室4a,4bと膜形成室5を
有し、両超微粒子生成室4a,4bと膜形成室5とはそ
れぞれ搬送管6a,6bによって結ばれている。各超微
粒子生成室4a,4bには、抵抗加熱法を熱源とする蒸
発槽10a,10bが設けられており、各蒸発槽10
a,10b内には超微粒子膜2を形成するための異なる
メッキ金属材料11a,11bが入れられている。一
方、膜形成室5内には、被メッキ物1を保持し移動させ
るためのマニピュレータ12が設けられており、隣接し
て配置された各搬送管6a,6bからマニピュレータ1
2側へ向けてそれぞれノズル13a,13bが突出して
いる。
【0022】しかして、マニピュレータ12によって被
メッキ物1を移動させながら、第1のメッキ金属材料1
1aからなる超微粒子をノズル13aから高速で被メッ
キ物1へ噴射し、下側超微粒子膜2aを形成し、第二の
メッキ金属材料11bからなる超微粒子をノズル13b
から噴射して下側超微粒子膜2aの上に上側超微粒子膜
2bを形成する。この結果、下側超微粒子膜2aと上側
超微粒子膜2bとからなる図4のような傾斜複合組成の
超微粒子膜2が得られる。
【0023】したがって、上記のような装置を用いてガ
スデポジション法により超微粒子膜2からなる回路配線
等を形成すれば、マスクを用いることなく描画法により
ドライ雰囲気中で被メッキ物1の表面に所望のパターン
でメッキ被膜を形成することができる。また、マスクを
用いることなく、被メッキ物1の金属表面のうち一部に
だけメッキ被膜を形成することもでき、金属以外の表面
にも容易にメッキすることができる。以下、具体的なメ
ッキ例について説明する。
【0024】図6は本発明の一実施例であって、Cuや
Al等の放熱板15にダイボンディング用のダイパッド
16をメッキによって形成する場合を示している。超微
粒子膜形成装置のノズル17からはAuやAg等の超微
粒子流18が吐出されており、この超微粒子流18を放
熱板15の表面に吹き付け、同時に放熱板15をイ方向
へ移動させることによりAuやAg等のメッキ被膜から
なるダイパッド16が形成されている。
【0025】このような場合、従来にあっては電解メッ
キによってダイパッドが形成されていたが、本実施例で
はガスデポジション法によってダイパッド16を形成し
ているので、ドライプロセスによってメッキ被膜からな
るダイパッド16を形成することができ、電解メッキに
よる場合と比較して短時間でダイパッド16を形成する
ことができる。しかも、マニピュレータ等によって放熱
板15(あるいは、ノズル17)を移動させながらダイ
パッド16を形成することにより、マスクを用いること
なく所望のパターンにダイパッド16を形成することが
できる。また、マスクを必要としないので、メッキパタ
ーンの変更にも容易に対応できる。
【0026】図7(a)(b)は本発明の別な実施例で
あって、メサ型の半導体チップ19を形成されたウエハ
20の裏面に電極21を形成する場合を示しており、図
7(a)はウエハ20全体を示し、図7(b)はウエハ
20中の単一の半導体チップ19を示している。ウエハ
20は、各半導体チップ製造終了後カット前の段階のも
のであり、超微粒子膜形成装置のノズル22からAu、
Ag、Al等の超微粒子流23を吐出させ、この超微粒
子をウエハ20の裏面に堆積させてガスデポジション法
により電極21をメッキしている。こうして製造された
半導体チップ19は、図8に示すように外周部にガラス
コーティング24を施されたメサ型の半導体チップ19
であって、裏面の一部にのみ電極が形成されている。
【0027】この場合、従来にあってはスパッタリング
や蒸着等によって電極を形成しているので、半導体チッ
プの裏面に部分的に電極を形成するためにはマスクが必
要であるが、本実施例のようにガスデポジション法によ
って電極21を形成すればマスクレスで電極21を形成
することができる。また、マスクを必要とせず、ノズル
22の走査によって所望のパターンを形成することがで
きるので、ウエハ20に半導体チップ19を製造終了し
た後においてもユーザーの要求に応じた電極21を形成
することができる。
【0028】図9は本発明のさらに別な実施例であっ
て、配線基板25の全ての回路パターン26もしくは一
部の回路パターン26にメッキを施す場合を示してい
る。この場合にも、メッキしようとする回路パターン2
6の上にのみノズル27から超微粒子流28を吐出さ
せ、ガスデポジション法によって回路パターン26の表
面にメッキ被膜29を形成する。
【0029】このような場合には、従来はメッキしよう
とする回路パターン同志を全て配線パターン等で接続し
てショートさせておき、電解メッキした後、不要な配線
パターンをエッチング等の後加工によって除去していた
が、本実施例のようにガスデポジション法によってメッ
キすれば、回路パターン26間のショートや後加工の工
程を省くことができ、メッキ処理を簡単に実施できる。
また、電解液によって基板等を劣化させる恐れも無い。
【0030】図10(a)は本発明のさらに別な実施例
であって、ガスデポジション法によって超微粒子膜から
なる電極パッド30をメッキしたフリップチップ実装用
のICチップ31を示している。この電極パッド30
は、Alの超微粒子膜からなるメッキ被膜32とCrの
超微粒子膜からなるメッキ被膜33とCuの超微粒子膜
からなるメッキ被膜34をガスデポジション法によって
順次積層して形成されたものである。
【0031】このような場合、従来においては、ICチ
ップの上面にスパッタリングによって電極膜を形成し、
これをマスクを用いて選択的にエッチングすることによ
り電極パッドを形成していたが、本実施例によれば、マ
スクレスかつドライプロセスによってパッド部にのみA
l,Cr,Cuの各金属を堆積させて電極パッド30を
形成することができ、加工時間を短縮することができ
る。
【0032】なお、本発明は、上記実施例以外にも種々
のメッキ処理工程で実施することができることはいうま
でもない。
【0033】
【発明の効果】本発明にあっては、メッキ用の金属超微
粒子をガスデポジション法によって直接被メッキ部分に
吹き付け、超微粒子流または被メッキ物を走査させるこ
とにより所望パターンのメッキを形成することができ
る。
【0034】よって、本発明のメッキ形成方法によれ
ば、マスク等を用いることなく所望のパターンにメッキ
を施すことができる。このため、メッキ処理をカスタム
化することができる。また、メッキ部分が複数箇所ある
場合にも、電解メッキのようにこれらのメッキ部分を接
続してショートさせたり、メッキ後に接続部分を除去し
たりする必要がなく、分離された複数箇所の被メッキ領
域にも簡単にメッキを施すことができる。したがって、
メッキ処理工程が簡単になり、受注から納期間での期間
を短縮することができる。
【0035】さらに、ドライ雰囲気中においてメッキを
施すことができるので、メッキ処理時間を短縮でき、メ
ッキ工程が簡単になり、さらに、メッキする時期等も制
限されないという長所がある。
【0036】また、本発明のメッキ形成方法によれば、
無電解メッキ(化学メッキ)よりも簡単な方法で金属以
外の被メッキ物にもメッキを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる超微粒子膜形成装置
を示す概略構成図である。
【図2】同上の装置によって被メッキ物の上に形成され
た超微粒子膜を示す一部破断した正面図である。
【図3】(a)(b)(c)は上記超微粒子膜形成装置
によって形成される超微粒子膜のパターンの数例を示す
図である。
【図4】本発明の別な実施例にかかる超微粒子膜形成装
置を示す概略構成図である。
【図5】同上の装置によって被メッキ物の上に形成され
た超微粒子膜を示す一部破断した正面図である。
【図6】本発明の一実施例によるメッキ形成方法を示す
斜視図である。
【図7】(a)(b)は本発明の別な実施例によるメッ
キ形成方法を示す斜視図である。
【図8】同上の実施例においてメッキを施されたメサ構
造の半導体チップを示す正面図である。
【図9】本発明のさらに別な実施例によるメッキ形成方
法を示す斜視図である。
【図10】(a)は本発明のさらに別な実施例によるメ
ッキ形成方法を示す斜視図、(b)はメッキによって形
成されたICパッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 被メッキ物 2 超微粒子膜 3 超微粒子膜形成装置 15 放熱板 16 ダイパッド 19 半導体チップ 20 ウエハ 21 電極 25 配線基板 26 回路パターン 29 メッキ被膜 30 電極パッド 31 ICチップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスデポジション法によって被メッキ物
    の表面に金属超微粒子からなるメッキ被膜を形成するこ
    とを特徴とするメッキ被膜形成方法。
JP32527191A 1991-11-12 1991-11-12 メツキ被膜形成方法 Pending JPH05132756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1365638A2 (de) * 2002-05-24 2003-11-26 Delphi Technologies, Inc. Verfahren zum Verbessern der elektrischen Leitfähigkeit und der Korrosions- und Verschleissfestigkeit einer flexiblen Schaltung
WO2014006951A1 (ja) * 2012-07-05 2014-01-09 東京エレクトロン株式会社 成膜装置

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