JPH05132697A - 織物付着防止のための組成物及び方法 - Google Patents

織物付着防止のための組成物及び方法

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JPH05132697A
JPH05132697A JP3175793A JP17579391A JPH05132697A JP H05132697 A JPH05132697 A JP H05132697A JP 3175793 A JP3175793 A JP 3175793A JP 17579391 A JP17579391 A JP 17579391A JP H05132697 A JPH05132697 A JP H05132697A
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alkali metal
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water
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Stephen B Kong
ステフアン・ビー・コング
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Clorox Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】リン酸塩ビルダーを使用しない洗浄組成物であ
って、硬水を用いて洗濯したとき織物上に付着するカル
シウム及びマグネシウム塩の形成の抑制された組成物の
提供。 【構成】非リン酸塩織物洗浄組成物であって、(a)ビ
ルディング効果量のアルカリ金属炭酸塩洗剤ビルダー、
(b)ポリアミノポリカルボン酸又は水溶性塩、それら
の無水物及び水溶性塩のサブ正規組成量を含む、付着物
防止システムの織物付着物防止量であり、化学式1,2
を有し、ここで、Rは2,3―ビリデニル(pyrideny
l)、2,4―ビリデニル、2,6―ビリデニル、1,2
―フェニレン及び1,3―フェニレンから成り、更に、 を有し、ここで、R′及びR″は独立して1―4炭素原
子を有するH、―OH或いは低アルキルを含み、或いは
R′及びR″は共に酸素を持ち、nは0乃至3を含む整
数であり、mはR′が―OHのとき0乃至2の整数であ
り、M及びMは独立してナトリウム、カリウム、リ
チウム及びアンモニウムから成るグループより選択され
るところの組成物。さらに任意に界面活性剤、漂白剤、
沸石等の補助ビルダーを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は「硬水」で織物の洗濯に
洗剤を用いるとき、付着残物の形成を減じ、抑制するこ
とによって織物付着を防止するための合成物及び方法に
関する。とりわけけ本発明は、洗濯の間、織物表面に不
溶性合成物が成長し、付着するのを防止するために、あ
るジリカルボン酸を使用することに関する。本発明は主
として織物上への不溶性合成物の形成及び付着を抑止す
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】「硬水」に非リン酸塩洗剤を用いて繰り
返し洗濯することから生じる織物表面上での不溶性合成
物の成長(織物付着)は、織物の見た目と感触にマイナ
スの影響を及ぼす。その織物は感触が粗くなり、色の付
いた衣類は色あせてしまう。
【0003】不溶性合成物は主としてカルシウム及びマ
グネシウムの炭酸塩の沈澱物であり、主として非リン酸
塩洗剤に使用されている炭酸ナトリウムのようなビルダ
ーに起因する。そのため、「硬水」での洗濯で生じる不
溶性合成物の減少及び付着の防止が強く望まれている。
リン酸塩及びポリアクリレートは洗剤の使用において付
着の防止に効果的であることが示されてきた。リン酸塩
は結晶成長抑制剤として働き、サブ正規組成濃度で不溶
性のカルシウム及びマグネシウムの合成物の成長を妨げ
る。ポリアクリレートは結晶成長抑制剤と同時に金属封
鎖剤及び分散剤として働く。リン酸塩及びポリアクリレ
ートには欠点があり、それはリン酸塩は栄養汚染をもた
らし、ポリアクリレートは生物学的に分解できないとい
うことである。
【0004】強力な洗剤は概して、界面活性剤及びビル
ダーといった2大成分及び適当な製品に対して基本的な
別の成分を含む。洗浄力にはそれほど重要な影響を及ぼ
さないが、これらの付加成分は総合的に造られた洗剤に
ある種の好ましい機能を与える。これらの種々雑多な成
分は防食剤、再沈着防止剤、蛍光漂白剤、漂白剤、酵
素、香料等である。洗剤にとって最も基本的な2大成分
は、界面活性剤とビルダーである。
【0005】界面活性剤は洗剤に洗浄効果を与える。こ
れは汚れ/繊維/水の境界面で吸収或は集中するという
基本特性に基づいている。洗剤ビルダーは主として二価
のカルシウム及びマグネシウムの硬水イオンが界面活性
剤の作用を妨害することを防ぐ。ビルダーはアルカリ性
をもたらしてもよく、従って、脂肪酸鹸価及び緩衝容量
を改善し、凝集を防ぎ、イオン強度を維持し、汚れから
金属を抽出し、そして、洗濯液からアルカリ土類金属イ
オンを分離する。リン酸塩は極めて効果的なビルダーで
あるが、不都合なことにそれらは湖や川を栄養汚染す
る。アメリカ合衆国の多くの衆でリン酸塩の量を規制す
る法律が制定された。リン酸塩の量を減じようとするこ
のような法律は、様々な非リン酸塩ビルダーの提案或は
また使用を進めた。例えば、珪酸塩、沸石、炭酸塩とポ
リカルボキシレイト、クエン酸塩、EDTA及びアンモ
ニア三酢酸ナトリウム(sodium nitrilotriacetate(NT
A))である。これらはそれ自身様々な制限を受ける。珪
酸塩は殆ど水に溶けず、それ故、それらが織物に付着し
かねず、また、硬イオンとともに沈澱を形成しかねない
ので、好ましくない。沸石は概して有効な補助ビルダー
であるが、単独のビルダーである必要は無い。ポリカル
ボキシレイトのビルダーは高価である。
【0006】高レベルのアルカリ金属炭酸塩が効果のあ
る非リン酸塩ビルダーであり、特に高いpHが求められ
る油汚れの除去に効果のあることが分かった。このよう
な高炭酸塩レベルに関する欠点は洗濯液中に存在するカ
ルシウム及びマグネシウムイオンがその炭酸塩と容易に
沈澱を形成し、そのような沈澱が織物上に付着し、また
/或は形成される事である。このような沈澱物は織物に
粗い感触と色あせた感じを残す。従来、様々な手段でカ
ルシウム及びマグネシウムの沈澱の形成と戦ってきた。
その中には種晶、結晶成長抑制剤及び非沈澱金属イオン
封鎖剤の添加がある。非沈澱金属イオン封鎖剤及び合成
剤は、全ての製造費用を加えて、必要とされる正規組成
レベルは高価に成りがちである。
【0007】Benjamin その他の米国特許第3,896,056
号は必須の成分として有機界面活性剤、沈澱ビルダー及
び沈澱調節剤を含むビルト洗剤組成物に関する。この特
許は、沈澱物の形成を防ぐ組成物の能力を評価するた
め、結晶成長抑制剤としての効果の表示である機能試験
を記述している。無機沈澱ビルダーから成る洗剤マトリ
ックスが使用される。多くのポリカルボン酸組成物が沈
澱調節剤として開示されている。
【0008】Brahm,J.その他の米国特許第4,097,016
号は洗濯、クリーニング及び漂白のための固体組成物に
関し、少なくとも一つの固体合成物を含み、固体ポリラ
クトンは金属封鎖剤であり、有機酸、コハク酸、フタル
酸及びその他の無水物のようなペル塩に対する活性剤を
含んでもよい。
【0009】Baur,R.その他の米国特許第4,814,102号
は、アクリル酸、マレイン酸、furmaric酸、イタコン酸
或いは洗剤中のビルダー、付着抑制剤或いは分散剤とし
てのこれらの酸のオキシアクリルエステレルを含む共重
合体を記述している。
【0010】非リン酸塩洗剤が多くの特許に開示されて
いる。Larrabeeその他の欧州特許第130,640号は、界面
活性剤、炭酸塩であってもよい5乃至80%の非リン酸洗
剤ビルダー及び約0.3乃至5%のポリアクリレート重合
体から成る洗剤を開示している。Kermodeその他の欧州
特許第137,669号は5乃至60%の界面活性剤、7乃至80
%のポリカルボキシレート/沸石ビルダー及び漂白シス
テムを含む洗剤組成物を記述している。
【0011】DeRiderその他の欧州特許第82,564号は
非イオン性洗剤界面活性剤、水溶性カルシウム金属封鎖
剤、特定の高分子材料及びアルカリ洗剤物質であって改
善された非フィルミング(non-filming)、非スポッティ
ング及び非ストリーキング特性を有する組成物を作るも
のを有する機械食器洗浄及び濯ぎ組成物を開示してい
る。カルシウム金属封鎖剤は水溶性クエン酸塩、ニトリ
ロ三酢酸(NTA)の水溶性塩、カルボキシメトキシ・コ
ハク酸或いは、沸石又は有機キレート薬のような他のビ
ルダー等の有機ビルダー塩であるであると教示されてい
る。
【0012】欧州特許第82,564号はカルシウム金属封鎖
剤の例を示しており、ジピコリン酸が皿のフィルミング
に起因しないものとして開示されている。同様にNeilli
eその他の米国特許第3,850,852号では、炭酸ナトリウム
がポリアクリレート、リン酸塩及びカルシウム金属封鎖
剤と化合されている。
【0013】Sandersonその他の欧州特許第233,730号
は洗剤組成物の中でスルフォペロキシ安息香酸カリウム
に対するキレート安定剤として、2,6−ピリジン・ジ
カルボキシル酸の使用を開示している。これは無機又は
有機ペル酸が非イオン性界面活性剤の存在下で不安定で
ある状況で必要である。ジピコリン酸のようなキレート
ペル酸安定剤の使用をせずに双方の成分を含む液状組成
物を蓄えようとすることは実現不可能である。
【0014】Frankena,Hの欧州特許第266,904号はビ
ルダーとしてジピコリン酸誘導体を使用する低リン酸塩
又はリン酸塩のないものから成る機械皿洗い組成物に関
するものである。効果を高めるために酵素もまた提供さ
れる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は洗剤におけ
るビルダーとしての脂肪族ポリカルボン酸について記述
している。しかし、これら合成物のある単量体のサブ正
規組成濃度が炭酸カルシウムの動力学的或いは結晶質形
態を変え、次にインダストリアル・スケーリングを防ぐ
ために使用され、非リン酸塩洗剤における織物付着を減
少させることは認められていなかった。引用した技術の
見地からは依然として洗剤に織物付着を効果的に防ぐた
めの組成物及び方法が必要とされる。本発明の合成物は
主として高炭酸塩、非リン酸洗剤における織物の付着を
防止するのに効果がある。それ故、本発明は付着物の防
止のためにリン酸塩及びポリアクリレートに代わるもの
を提供する。
【0016】本発明は、合成洗剤の効果的な織物付着防
止に一定の有機ジカルボキシル酸及びその水溶性誘導体
を使用する方法及び組成物に関する。従来技術は一定の
有機ジカルボキシル酸を単に、水の硬度の減少のために
或いはペルオキシ漂白剤合成物のデグラデーションに対
する安定剤としてのみに使用してきた。洗剤中の炭酸ナ
トリウムビルダーのために硬水のミネラルが織物に付着
残留物として生成することを減じまた/或は抑制するた
めに、洗剤組成物中に一定の有機ジカルボキシル酸とそ
れらの水溶性塩及び無水物を添加することは、従来技術
では明らかに予期されないことである。
【0017】リン酸塩に代わる主な無機物は炭酸ナトリ
ウムである。しかし、炭酸塩を多く含む非リン酸塩ビル
ダーは「硬水」中に含まれるカルシウム及びマグネシウ
ムイオンから作られる「硬水」沈澱物の問題が生じる。
洗濯中、織物上に成長し付着する沈澱物は炭酸基剤洗剤
を好ましくないものにする。
【0018】それ故、本発明の目的はリン酸塩ビルダー
を使用しない洗浄組成物を提供することである。
【0019】本発明のもう一つの目的は、織物上に付着
するカルシウム及びマグネシウム塩のレベルを減じる高
炭酸塩洗剤組成物を提供することである。
【0020】本発明のもう一つの目的は、炭酸塩の沈澱
の防止及び/或いは付着の制御をする十分に生物分解可
能で、全くリン酸を含まない合成物を提供することであ
る。本発明のもう一つの目的は、汚れ除去能力をもたら
す洗剤組成物を提供することである。
【0021】本発明のもう一つの目的は、栄養汚染の一
因に成らなず、生物学的分解が可能な織物付着の減少の
ための洗剤組成物及び方法を提供することである。
【0022】更に本発明の目的は、高炭酸塩または非リ
ン酸塩洗剤を使用するときの織物付着の減少のための洗
剤組成物及び方法を提供することである。
【0023】本発明に従った組成物及び方法を用いる
と、カルシウム及び/またはマグネシウムイオンを含む
水とともに高炭酸塩、非リン酸塩洗剤を用いるときに織
物付着が減じられ、或は除去されることが分かった。そ
の組成物は一定の水溶性有機ジカルボキシル酸、無水
物、塩及びそれらの誘導体を用いることで特徴付けられ
る。より好ましくは、本発明は一定の有機ジカルボキシ
ル酸、それらの水溶性塩及び無水物の使用、とりわけ洗
剤組成物中ケトマロニック(ketomalonic)酸、ヒドロキ
シマロニック(hydroxymalonic)酸、及び2,6−ピリジン
・ジカルボキシル酸の使用、及び該組成物を使用する方
法に関する。
【0024】更には本発明は、ケトマロニック酸及び
2,6−ピリジン・ジカルボキシル酸或いは一価の陽イ
オンをもったその水溶性塩を濃度で約1乃至20重量パー
セント、好適には約2乃至12パーセントの範囲で含む洗
剤組成物の使用に関する。
【0025】アルカリ金属塩、とりわけナトリウム塩、
カリウム塩或はアンモニウム塩は一価の陽イオンを有す
る有機ジカルボキシル酸の水溶性塩として使用可能であ
る。アンモニウムイオンもまた本発明の目的のために一
価の陽イオンとみなすことができる。本発明の目的に関
しては有機ジカルボキシル酸の酸或いは無水物の生成
は、酸が限定された溶解度を有することを除いて塩の生
成と同価であることが注意される。無水物が加水分解し
て、そのままで二塩基酸に形成されることが理解され
る。酸及び塩生成が交換可能に使用されることにも注意
される。更に、もし有機ジカルボキシル酸誘導体が水溶
性塩として加えられると、要求される重量パーセントの
範囲は陰イオンの存在のために酸の場合の範囲はよりも
高くなるであろう。
【0026】従って、一実施例では本発明は、(a)アル
カリ金属炭酸塩ビルダー及び(b)織物付着を防止する量
の有機ジカルボキシル酸、無水物或いはその塩から成る
洗剤として記述することができる。
【0027】アルカリ金属炭酸塩 アルカリ金属炭酸塩は本発明の組成物の主たる或いは唯
一のビルダー物質である。ここで用いられているよう
に、主ビルダーは総量において硬水イオン(例えば、カ
ルシウム(+2)及びマグネシウム(+2))に対して
高容量を有するものに限定される。「補助ビルダー」の
用語はこのようなイオンに対してより少ない容量(典型
的には30%以下)を有する残りのビルダーを指す。アル
カリ金属炭酸塩、セスキ炭酸塩及び重炭酸塩は主ビルダ
ーに適しているが、好適なビルダーはナトリウム及び/
又はカリウム炭酸塩である。炭酸塩のビルディング有効
量はここにおける組成物中にあり、それは主ビルダーと
してのアルカリ金属炭酸塩の量として定義される。前記
主ビルダーは50℃で250ppm硬度での選択の間、溶媒中に
硬水イオンが存在する中で沈澱する。このような沈澱は
パーセント透過率対時間(以下に定義する)における急な
変化によって示される溶媒濁度によって決定される。概
して重量パーセントについては、68リットルの洗濯液と
100グラムの組成物を仮定すると、少なくとも約30パー
セント、好ましくは約40パーセント、最も好適には50パ
ーセントの炭酸塩が用いられることである。ここで用い
られる全てのパーセンテージは総組成物の活動状態の重
量パーセンテージである。少なくとも80パーセント以上
の高炭酸塩レベルで機能するが、組成物全体の効果に貢
献する他の成分について不十分な余地がある。炭酸塩は
カルシウムのような二価の金属イオンを取り除くビルダ
ーとして働き、加えてアルカリ性をもたらし、汚れの除
去を促進する。ここで開示した高レベルにおいてアルカ
リ金属炭酸塩は良好な洗浄力を示し、また、油汚れのよ
うな高pHが要求される状況で炭酸塩ビルダーは他のビ
ルダーよりも優れている。
【0028】有機ジカルボキシル酸付着防止システム 防止システムは有機ジカルボキシル酸、水溶性塩又はそ
の無水物のサブ正規組成レベルから成り、それは織物付
着を抑制するように働く。ここの目的について、ある有
機ジカルボキシル酸のサブ正規組成レベルは、カルシウ
ム及びマグネシウム炭酸塩の沈澱を硬水イオンをシクエ
スタリングすることで防ぐには不十分な平均レベルに限
定される。例えば、このようなレベルは概して約30パー
セント以下、より好ましくは約20パーセント以下の総ビ
ルディング容量から成る。
【0029】「有機ジカルボキシル酸」とうい用語によ
って、その中に少なくとも2つのカルボキシル基が含ま
れる有機合成物を意味する。本発明のある、そして特定
の有機ジカルボキシル酸合成物は、次に示す一般的な化
学式のものに関する。
【化1】1
【化2】2 ここで、Rは2,3−ピリデニル(pyridenyl)、2,4−ピ
リデニル、2,6−ピリデニル、1,2−フェニレン、
1,3−フェニレン及び
【化3】3 から成る基から選ばれ、化3で示したもののR′及び
R″は独立して1−4炭素原子を有するH、−OH或い
は低アルキルを含み、或いはR′及びR″は共に酸素を
持ち、nは0乃至3を含む整数であり、mはR′が−O
Hのとき0乃至2の整数である。M1及びM2は独立して
ナトリウム、カリウム、リチウム及びアンモニウムから
成るグループより選択される。
【0030】以下に示すものは、代表的な本発明の合成
物である。 (合成物1)
【化4】 フタル酸 4 (合成物2)
【化5】 イソフタル酸 5 (合成物3)
【化6】 2,4−ピリジン・ジカルボキシル酸 6 (合成物4)
【化7】 2,6−ピリジン・ジカルボキシル酸 7 (合成物5)
【化8】 2,3−ピリジン・ジカルボキシル酸 8 (合成物6)
【化9】 シュウ酸 9 (合成物7)
【化10】 マロン酸 10 (合成物8)
【化11】 ヒドロキシマロン酸 11 (合成物9)
【化12】 ケトマロン酸 12 (合成物10)
【化13】 メチルマロン酸 13 (合成物11)
【化14】 コハク酸 14 (合成物12)
【化15】 アジピン酸 15 (合成物13)
【化16】 ヒドロキシコハク酸 16 (合成物14)
【化17】 酒石酸 17
【0031】第2の実施例では、クリーニング組成物は
以下のものを含む洗剤組成物からなる。(a)アルカリ金
属炭酸塩ビルダー、(b)有機ジカルボキシル酸、その無水
物及び水溶性塩から成る付着防止システム、(c)界面活
性剤。
【0032】成分(a)及び(b)は先に第1実施例に関して
記述した。成分(c)については以下に記述する。
【0033】界面活性剤 陰イオン性、陽イオン性、非イオン性及び両性界面活性
剤等、洗剤に適する無数の界面活性剤が知られている。
好ましい界面活性剤は陰イオン性、陽イオン性のもの及
びそれらを混合したもので、もし加えられるならば、洗
浄有効量である。好ましい陰イオン性のものは、アルカ
リ金属アルキル硫酸塩、第一及び第二アルカンスルフォ
ン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキ
ルエーテル硫酸塩及びそれらの混合物から選ばれる。こ
れらの陰イオン性界面活性剤は好適には平均して8乃至
18の炭素原子を有するアルキル鎖基である。好ましい陰
イオン性界面活性剤は平均して8乃至18の炭素原子を有
するLASである。このような界面活性剤は、ステファ
ン・ケミカル・カンパニー(ノースフィールド、イリノ
イ州)及びヴィスタ・ケミカル・カンパニー(ヒュース
トン、テキサス州)によって提供されている。さらに好
ましい陰イオン性界面活性剤は、主としてその洗浄効果
に関しては、第二アルカンスルフォン酸塩である。とり
わけ好ましい第二アルカンスルフォン酸塩の例は、Far
bwerke Hoechst A.G.(フランクフルト、ドイツ)に
よって製造されるHOSTAPUR SASの商標が付
された物である。
【0034】最も好ましいのは、陰イオン性界面活性剤
に少なくとも1つの非イオン性のもの、とりわけC1-4
アルコキシル化脂肪族アルコール及びC1-4アルコキシ
ル化アルキルフェノールを含むことである。特に好まし
いものはエトキシル化/プロポキシル化されたC8-14
ルコールである。アルコールには少なくともアルコキシ
ル基があるべきで、好ましくは少なくとも9つあるべき
である。エトキシル化/プロポキシル化された脂肪族ア
ルコールの好ましい例は、BASFコーポレーション
(パルシッパニー、ニュージャージー州)がINDUS
TROL及びPLURAFACの商標を付して提供して
いるものである。エチレン酸化物/プロピレン酸化物共
重合体のような、あるC1-4アルキレン酸化物共重合体
もまた界面活性剤として好ましい。これらの例としてB
ASF社のPLURONICシリーズがある。別の適当
な非イオン性界面活性剤はポリエトキシ化アルコール
で、シェル・ケミカル・カンパニー(ヒューストン、テ
キサス州)の製造する商標NEODOLを付されたもの
である。好適なNEODOLはNEODOL25−7であ
り、一分子につき約7つのエチレン酸化物基を持つ12乃
至15の炭素チェーン長アルコールの混合物であり、NE
ODOL 23−65 は約6.5モルのエチレン酸化物を有す
るC12-13混合物であり、NEODOL25−9は約9モ
ルのエチレン酸化物を有するC12-15混合物である。ま
た、トリメチル・ノニル・ポリエチレン・グリコール・
エーテルも有益であり、それはユニオン・カーバイド・
コーポレーションからTERGITOL TMN−6の
商標で出されており、また、オクチル・フェノキシ・ポ
リエトキシ・エタノールも有益であり、ロム・アンド・
ハス(フィラデルフィア、ペンシルヴァニア州)社から
TRITON X−114の商標で出されている。界面活
性剤の総含有量は約0.1%乃至20%が好ましく、更には
2%乃至15%が好ましい。
【0035】第3の実施例に於いては、本発明は乾燥し
た顆粒状洗剤組成物であり、(a)アルカリ金属炭酸塩ビ
ルダー、(b)付着抑制システムとしてのある有機ジカル
ボキシル酸或いはそれらの水溶性塩、(c)界面活性剤、
(d)漂白剤、(e)アルカリ金属ケイ酸塩、(f)フィラー、
(g)洗濯添加物、から成る。成分(a)、(b)及び(c)は第1
及び第2実施例で記述したものである。成分(d)乃至(g)
は以下に記述する。
【0036】漂白剤 好適なペルオキシジェン漂白剤は固体として得られ、ナ
トリウムペル炭酸塩、ナトリウムペルホウ酸塩、ナトリ
ウムリン酸塩ペルオキシドレイト、カリウム一過硫酸塩
及び金属過酸化物を含む。漂白剤活性剤は、ペル酸前駆
物質としても知られており、ペルオキシジェン合成物質
を含んでもよい。活性剤の例にはテトラアセチル・エチ
レンジアミン(TAED)、非アノイロキシ(nonanoyl
oxy)ベンゼンスルフォン酸(NOBS)及び非アノイ
ルグリコレート(nonanoylglycolate)フェノール・ス
ルフォン酸(NOGPS)を含む。NOBS及びTAE
Dは例えばChungその他の米国特許第4,417,934号に開
示されており、NOGPSは例えばFongその他の米国特
許第4,778,618号に開示されており、その開示はこの中で
引用されている。ペル酸漂白剤(モノペル酸及びジペル
酸を含む)は漂白能力に関しては有利である。好適なペ
ル酸漂白剤はC8-12アルキル・ペル酸、特にペルアゼラ
イン酸及びジペルアゼライン酸、ジペルオキシドデカン
ジオイック(diperoxydodecanedioic)酸(DPDD
A)、及びアルキル・モノペルオキシ琥珀酸を含む。ペ
ル酸漂白剤及びその製造方法がMarynowskiその他の米
国特許第4,337,213号に開示されており、その記載はこ
の中で引用されている。漂白剤は有効に漂白するのに十
分な量、例えば約0%乃至10%のウェイトアクティヴ、
更に好適には選択される漂白剤により約0.05%乃至5%
のウェイトアクティヴの量が含まれる。
【0037】塩素漂白剤もまた適しており、それはその
ままで基体に効力を発揮し、浮遊し、緩和し、発生す
る。
【0038】アルカリ金属ケイ酸塩 アルカリ性及び腐食抵抗性を与えるためにアルカリ金属
ケイ酸塩が含まれてもよい。好適には化学式 M2O(Si
2)n を有するもので、ここでMはアルカリ金属を示
し、nは1乃至4である。好ましいアルカリ金属ケイ酸
塩はナトリウム、カリウム及びリジウムのケイ酸塩であ
り、その中でナトリウムケイ酸塩が最も好ましく、2.0
〜2.4の好ましいn値をもつ。保管中不溶性ケイ酸塩を
最小にするためのnの最も好ましい最大値は3.2であ
る。適切な防食特性を与えるために、全てのケイ酸塩の
うち少なくとも約10%が約1.6よりも大きい値のnであ
ることが好ましい。別の適当なケイ酸塩の例にはナトリ
ウム或いはカリウム・オルトケイ酸塩及びメタケイ酸塩
が含まれる。以後、用いるように「ケイ酸塩」の用語は
これらアルカリ金属ケイ酸塩のあらゆるものの個々のも
の、或いは組み合わせたものを意味する。
【0039】前記の如何なるアルカリ金属ケイ酸塩の混
合物も適当なものである。アルカリ金属ケイ酸塩は約0
乃至10%の量が含まれ、好適には約2乃至5%の量が含
まれる。約1%の最小のケイ酸塩は十分な腐食抵抗性を
もたらすのに適している。市販されているナトリウムケ
イ酸塩はフィラデルフィア・クォーツ・コーポレーショ
ン(ヴァレイ・フォージ、フィラデルフィア州)が商標
RU(47%溶液のもの)及びD(44,1%溶液のもの)を
付して販売している。それらの防食効果に加えて、ケイ
酸塩はアルカリ性をもたらし、塊の粒子サイズを増加す
るための生成過程を補助する。ナトリウムケイ酸塩は洗
浄の補助もし、特に油やグリースの汚れに効果を上げ
る。
【0040】フィラー フィラーは好適には、塩化ナトリウム、硝酸ナトリウム
或いは硫酸ナトリウムのような塩であり、粒子サイズや
流動性等の所望の物理特性を得るために組成物密度を調
整するのに用いられる。用いられる過程及びフィラーに
よって、フィラーは活性剤の添加のための表面積を提供
してもよい。フィラー物質は更に冷水洗濯条件下での溶
解性に貢献する。低価格及び有効性から、塩化ナトリウ
ムは好ましい。しかし、ふくらんだホウ砂、ベントナイ
ト粘土及び硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、
硝酸ナトリウム、硝酸カリウム及びホウ酸塩等の無機
塩、及び糖のような有機物質もまた適している。幾らか
の水がフィラーとして意図的に加えられてもよい。概し
て、約0乃至30%のフィラーが存在し、好ましくは約5
乃至25%である。
【0041】補助ビルダー 当業者には、高炭酸塩フォーミュレーションと適合され
ると知られる如何なる非リン酸塩物質も、任意に、ケイ
酸塩、クエン酸塩、ポリアクリレート及び無水マロン酸
塩ベースの共重合体のような重合体のポリカルボン酸、
沸石、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、及びニトリロ三
酢酸ナトリウムの中から選ばれた補助ビルダーとして含
まれてもよい。約10%以上のレベルのケイ酸塩及びクエ
ン酸塩が補助ビルダーとして加えられてもよい。もし、
加えるならば、補助ビルダーは組成物の総重量の約30%
以下にすべきであり、好ましくは、約20%以下にすべき
である。沸石は無付着物促進量で用いるとき良い効果を
発するので任意の補助ビルダーとして好ましい。無付着
物促進量は、洗剤フォーミュレーション中に在るとき、
又は硬水イオンの存在中で付着物形成に寄与せず、助長
しない量である。沸石Aは例えばペンシルバニア州ヴァ
レイ・フォージのPQコーポレーションがVALFOR
100という商標を付して市販しているものである。沸石
Aは典型的に約21%の水分を含んでいる。
【0042】添加物 アルカリ金属炭酸塩は一般に、洗濯pH範囲を所望の限
度内に維持するには十分であるが、電解質/緩衝剤を加
えることで洗濯水のpHを調整することが望ましい。こ
れらは概してアルカリ金属無機酸塩、水酸化物或いは酸
化物である。アルミン酸塩、グルコン酸塩のような有機
物質、クエン酸塩コハク酸塩、マレイン酸塩及びそれら
のアルカリ金属塩の使用も適切であろう。洗濯pH範囲
は約8.0乃至13.0に、より好ましくは約9.0乃至12.0に維
持されるべきであろう。もし、電解質/緩衝剤が必要な
らば、他の如何なる成分とも不都合な相互作用をせず、
また、非常に費用効果がある点で水酸化ナトリウムが好
適である。緩衝の目的で電解質/緩衝剤を単独で加える
量は、約0%から10%に変えることができる。
【0043】一般的な組成物において、少量の添加は本
発明に含められる。これらにはモナストラルブルー(M
onastral blue)やアントラキノン染料のような染料を
含む(それらはZielskeの米国特許第4,661,293号及び
同第4,746,461号に開示されている。)。色素は好適な
着色剤でもあるが、二酸化チタン、ウルトラマリンブル
ー(Changその他の米国特許第4,708,816号参照。)及
び着色したアルミノ・ケイ酸塩から制限無しに選ばれて
もよい。蛍光漂白剤はまた別の好ましい添加物である。
これらにはスチルベン、スチレン及びナフタレン誘導体
を含み、それらは紫外線を受けると可視波長の光り即ち
蛍光を発する。このような蛍光漂白剤或いは増白剤は、
度重なる汚れと洗濯により薄汚くなった織物の見栄えを
良くするのに有益である。好適な蛍光漂白剤はCiba G
eigy A.G.(トム・リバー、ニュージャージー州)か
ら提供されるTINOPAL 5BM−GX及びTIN
OPAL AMS及びMobay Chemicals(ユニオン、
ニュージャージー州)から提供されるPHORWITE
RKHである。
【0044】酵素、とりわけリパーゼ、プロテアーゼ及
びアミラーゼのような加水分解酵素は、ここに示した組
成物への有効な添加剤である。好ましい市販物にはES
PERASE及びSAVINASEがあり、何れもノヴ
ォ・インダストリアル(ダンブリー、コネチカット州)
の製品である。概して、たいへん低いレベルの酵素が必
要とされ、即ち、約0.1重量%乃至1.0重量%が必要とな
る。芳香もまたこれらの組成物への好ましい添加物であ
る。それは総組成物の0%乃至5%の範囲である。カル
ボキシメチル・セルロースのような非再付着剤は潜在的
に好ましい。適切な陰イオン界面活性剤のような泡沫ブ
ースターが適切に含まれてもよい。ある種の界面活性剤
の使用により、過渡の泡立ちが起こった場合にも、例え
ば、ジメチルポリシロキサンであるアルキル化ポリシロ
キサンのような非泡立て剤が望ましい。水は遊離水即ち
炭酸ナトリウムのような無機塩の水和した水であっても
よい。洗剤組成物は乾燥、自由流れ粒状混合物、例え
ば、凝集又は吹き付け乾燥を防ぐ過程で用意される。し
かし、ここに記載した組成物はそのような形態に限定さ
れず、タブレットやビーズのような他の乾燥形態で形成
されてもよく、又、ペースト、ゲルまたは液状に形成さ
れてもよい。以下に例Aとして示してある。
【0045】 例 A 成 分 重量% アルカリ金属炭酸塩 30−80 界面活性剤 1−20 漂白剤 0−10 アルカリ金属ケイ酸塩(SiO2/M2O) 0−10 フィラー 0−30 有機ジカルボキシル酸、塩或いは無水物 0.1−15 組成物マイナーズ(酵素、FWA's、芳香、その他) 0−5 補助ビルダー 0−30 水 0−15
【0046】試験 ここに記載した組成物の付着物減少に関する効果を評価
するために、本発明の合成物の付着物の減少に関する試
験をビーカー内で行った。合成物とその結果は以下の表
に示されている。
【0047】手順 濁度測定は、ディッピングプローブと比色計を使用する
透過率パーセントを測定することから成る。そのプロー
ブは消イオン水中に置かれ、透過率パーセント(%T.)
は100%にセットされる。洗剤は予め50mlの水に溶解さ
せてあり、次に、硬水イオン[Ca2+]/[Mg2+]=3
/1(モル比)を含む水950mlを加える。最終的な溶液
高度は300ppmである。透過率パーセントは時間に対して
連続的にプロットされ、測定される。結果は、%T対時
間のグラフの傾斜における急な変化によって決定される
カルシウム沈澱開始前の時間(tm)として示される。
mが長くなればなるほど、結晶成長抑制剤の効果は高
まる。結晶成長抑制剤型合成物について理想的には、t
mは洗濯サイクルであり、例えば米国における洗濯状況
の場合においては約12−15分であるが、これより長くあ
るべきである。実際には約10分以上のtmは、好ましく
は12分であるが、商品的に許容できる結果をもたらす。
即ち、カルシウム沈澱は消費者の不満を除くのに十分な
程抑制する。
【0048】%T測定と同時に、洗剤サンプルの各容器
に3.5×4インチ(約8.9×10.2センチメートル)の大き
さで1.00グラムの綿の布切れが浸される。試験容器中で
のより良い回転のために、約0.25インチ(約0.64センチ
メートル)間隔でよそ3インチ(約7.6センチメート
ル)の長さの切り込みが入れられた。10分間の洗濯の後
に、布切れは2リットルの消イオン水で二度濯がれ、C
aCO3を溶かすために25mlの水と10mlの1.2MのHCl
の入ったフラスコ中に入れられる。15mlの標準NH4
H硬度緩衝剤及びカルマギット(Calmagite)指示薬が添
加され、その溶液は標準化されたEDTAにより滴定さ
れる。結果は、織物(布切れ)1グラム当たりのCaC
3(mg)として記録される。好適には、この値は約4
mg/g以下であるべきで、最も好ましくは約2mg/g
以下である。
【0049】tmの値を長くする必要無しに、織物1g
当たりの炭酸カルシウムの沈澱の好ましいレベルが達成
される。本発明は理論に制限されるものではないが、沈
澱緩和剤は全く或いは殆ど効果がなく、tm値を実際に
短縮し、低レベルの織物付着をもたらすと信じられる。
一方、結晶成長抑制剤は、tm値を大きくする。高炭酸
塩非リン酸塩ビルト洗剤中におけるこれら合成物の何れ
かの存在が織物表面上の付着物を低レベルにすることが
わかった。
【0050】 表 1 溶液における カルシウム付着の滴定合成物番号 沈澱前の時間tm(分) CaCO3(mg)/織物(g) ブレーカー研究 ベースのみ 4.5 12.90 1 5.0 6.68 2 9.5 1.80 3 3.2 9.80 4 <1.0 1.10 5 2.5 10.20 6b 7.5 6.38 7b 10.5 4.30 8 15.8 0.90 9 <1.0 1.30 10 2.0 2.69 11b 11.4 3.50 12b 7.8 5.90 13 4.9 6.88 14 6.1 5.20 (a) 凝集した非リン酸塩洗剤ベースが用いられ、それ
には1.16g/lのNa2CO3を含んでいる。全ての酸は
1.0×10-3Mで評価された。 (b) 合成物は1.27×10-3Mで評価された。
【0051】マルチサイクル洗濯研究 付着物の減少について、ここに記載した組成物の効果を
評価するために、100%テリークロスの洗面用タオルが
与えられた洗濯条件下で、多数サイクルにわたって洗濯
された。61%のNa2CO3、11.0%の界面活性剤、5.0
%のケイ酸ナトリウム及び5.0%の過ホウ酸ナトリウム
から成るベース洗剤組成物が使用された。ある有機ジカ
ルボキシル酸合成物がベース組成物に表2に示した量だ
け添加された。約3/4カップ(125g/use)の洗剤及
び約68リットルの洗濯水が各ウォッシュロード(washlo
ad)に使用された。
【0052】 表 2 マルチサイクル洗濯研究 重量%Ash/5サイクル/綿の洗面用タオルb 処理剤 a 35℃/100ppm 50℃/200ppm ベース+7.5gアクリゾール 0.4 4.7 LMW45N 4500 MW ポリアクリル酸 ベース+5×10-4M2,6− 1.5 1.2 ピリジンジカルボキシル酸(5.68g) ベース+2.5×10-4Mケトマロン酸 0.7 0.9 (2.31g) ベース+5×10-4Mケトマロン酸 0.2 0.5 (4.62g) (a) マルチサイクル洗濯研究は61g/useのNa2CO3
を含んだ凝集した洗剤によりなされた。全ての研究は
3:1Ca/Mgモル濃度水硬度でなされた。濃度は“ア
クティブ”基準である。 (b) Ashは酸素中の950℃の熱分解の後に残る残留物
として定義される。値は重量パーセントで表されてい
る。
【0053】表2は2つの異なる処理レベルでのベース
洗剤組成物よりも少ないカルシウム残留物(ashとして)
がもたらされる有機ジカルボキシル酸を用いる本付着物
防止システムのサブ正規組成レベルを示す。炭酸カルシ
ウムの付着物の抑制についての結果に関して、本発明に
従った有機ジカルボキシル酸は、反沈澱特性で知られる
ポリアクリレートと直接置き換えることができる。更
に、前記有機ジカルボキシル酸及びその無水物及び水溶
性塩は、ポリアクリル酸よりもより生物学的分解が可能
であるべきである。
【0054】以上、本発明について例示し、記載してき
たが、本発明は記載した作用及び成分に限定されず、当
業者には様々な変更が可能なことは明らかである。従っ
て、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:12)

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非リン酸塩織物洗浄組成物であって、(a)
    ビルディング効果量のアルカリ金属炭酸塩洗剤ビルダ
    ー、(b) ポリアミノポリカルボン酸又は水溶性塩、そ
    れらの無水物及び水溶性塩のサブ正規組成量を含む、付
    着物防止システムの織物付着物防止量であり、化学式 【化1】 1 【化2】 2 を有し、ここで、Rは2,3−ピリデニル(pyridenyl)、
    2,4−ピリデニル、2,6−ピリデニル、1,2−フェ
    ニレン及び1,3−フェニレンから成り、更に、 【化3】 3 を有し、ここで、R′及びR″は独立して1−4炭素原
    子を有するH、−OH或いは低アルキルを含み、或いは
    R′及びR″は共に酸素を持ち、nは0乃至3を含む整
    数であり、mはR′が−OHのとき0乃至2の整数であ
    り、M1及びM2は独立してナトリウム、カリウム、リチ
    ウム及びアンモニウムから成るグループより選択される
    ところの組成物。
  2. 【請求項2】アルカリ金属炭酸塩ビルダーの量が約20乃
    至80重量パーセントであるところの請求項1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】前記アルカリ金属炭酸塩ビルダーの量が約
    20乃至80重量パーセントであるところの請求項1記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】前記有機ジカルボキシル酸、その無水物及
    び水溶性塩の量が約1乃至20重量パーセントであるとこ
    ろの請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記組成物が陰イオン性、非イオン性、陽
    イオン性及び両性界面活性剤並びにそれらの混合物から
    なるグループから選択された界面活性剤の洗浄有効量を
    含むところの請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記界面活性剤が、アルキル硫酸塩、第1
    及び第2アルキルスルフォン酸塩、直鎖アルキルアリル
    スルフォン酸塩、アルキルエーテルスルフォン酸塩、ア
    ルコキシレイトされた脂肪族アルコール、アルコキシレ
    イトされたアルキルフェノール、C1-4アルキレン酸化
    物及びそれらの混合物から成るグループから選択される
    ところの請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】さらに、漂白有効量の漂白剤を含むところ
    の請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】さらにケイ酸塩、クエン酸塩、重合ポリカ
    ルボン酸、沸石、エチレンジアミンテトラ酢酸の塩及び
    ニトロ三酢酸ナトリウムから成るグループより選択され
    た補助ビルダーを非付着促進量含むところの請求項1記
    載の組成物。
  9. 【請求項9】補助ビルダーが非付着促進量の沸石である
    ところの請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】さらに約1−10%のアルカリ金属ケイ酸塩
    を含むところの請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】前記アルカリ金属炭酸塩が炭酸ナトリウム
    であり、前記有機ジカルボキシル酸又はその水溶性塩
    が、フタル酸、イソフタル酸、2,4−ピリジンジカル
    ボキシル酸、2,6−ピリジンジカルボキシル酸、2,3
    −ピリジンジカルボキシル酸、マロン酸、ヒドロキシマ
    ロン酸、ケトマロン酸、メチルマロン酸、コハク酸、ア
    ジピン酸、ヒドロキシコハク酸及び酒石酸から成るグル
    ープより選択されるところの請求項1記載の組成物。
  12. 【請求項12】本質的に以下の物からなる非付着物織物洗
    浄組成物。 (a) 約20乃至80重量パーセントのビルディング効果量
    のアルカリ金属炭酸塩ビルダー。 (b) 約1乃至10パーセントのケイ酸ナトリウムであっ
    て、SiO2:M2Oの比が約1:4であるもの。ここ
    で、Nはアルカリ金属である。 (c) サブ正規組成量の有機ジカルボキシル酸、水溶性
    塩またはそれらの混合物及び水溶性塩であり、化学式 【化1】1 及び 【化2】2 を有し、ここで、Rは2,3−ピリデニル(pyridenyl)、
    2,4−ピリデニル、2,6−ピリデニル、1,2−フェ
    ニレン及び1,3−フェニレンから成り、更に、 【化3】3 を有し、ここで、R′及びR″は独立して1−4炭素原
    子を有するH、−OH或いは低アルキルを含み、或いは
    R′及びR″は共に酸素を持ち、nは0乃至3を含む整
    数であり、mはR′が−OHのとき0乃至2の整数であ
    り、M1及びM2は独立してナトリウム、カリウム、リチ
    ウム及びアンモニウム又は水素から成るグループより選
    択されるところのもの。 (d) 陰イオン性、非イオン性、陽イオン性及び両性界
    面活性剤並びにそれらの混合物からなるグループから選
    択された界面活性剤であって、洗浄有効量のもの。並び
    に、 (e) 漂白効果量の漂白剤。
  13. 【請求項13】アルカリ金属炭酸塩ビルダーの量が約30乃
    至70重量パーセントであるところの請求項12記載の組成
    物。
  14. 【請求項14】前記有機ジカルボキシル酸、その無水物又
    はその水溶性塩の量が約1乃至20重量パーセントである
    ところの請求項12記載の組成物。
  15. 【請求項15】前記アルカリ金属炭酸塩が第1ビルダー及
    びケイ酸塩、クエン酸塩、重合ポリカルボン酸、沸石、
    エチレンジアミンテトラ酢酸の塩及びニトロ三酢酸ナト
    リウムから成るグループより選択された補助ビルダーで
    あるところの請求項12記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記補助ビルダーが非付着促進量の沸石で
    あるところの請求項12記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記界面活性剤が、アルキル硫酸塩、第1
    及び第2アルキルスルフォン酸塩、直鎖アルキルアリル
    スルフォン酸塩、アルキルエーテルスルフォン酸塩、ア
    ルコキシレイトされた脂肪族アルコール、アルコキシレ
    イトされたアルキルフェノール、C1-4アルキレン酸化
    物及びそれらの混合物から成るグループから選択される
    ところの請求項12記載の組成物。
  18. 【請求項18】前記ある有機ジカルボキシル酸又はその水
    溶性塩が、フタル酸、イソフタル酸、2,4−ピリジン
    ジカルボキシル酸、2,6−ピリジンジカルボキシル
    酸、2,3−ピリジンジカルボキシル酸、マロン酸、ヒ
    ドロキシマロン酸、ケトマロン酸、メチルマロン酸、コ
    ハク酸、アジピン酸、ヒドロキシコハク酸及び酒石酸か
    ら成るグループより選択されるところの請求項12記載の
    組成物。
  19. 【請求項19】水に起因する沈澱及びその織物への付着を
    減少させるための方法であって、前記織物を以下のもの
    からなる洗剤の水溶液に接触させる工程からなる方法。 (a) 約20乃至80重量パーセントのビルディング効果量
    のアルカリ金属炭酸塩ビルダー。 (b) 約1乃至10パーセントのケイ酸ナトリウムであっ
    て、SiO2:M2Oの比が約1:4であるもの。ここ
    で、Nはアルカリ金属である。 (c) サブ正規組成量の有機ジカルボキシル酸、水溶性
    塩またはそれらの混合物及び水溶性塩であり、化学式 【化1】1 及び 【化2】2 を有し、ここで、Rは2,3−ピリデニル(pyridenyl)、
    2,4−ピリデニル、2,6−ピリデニル、1,2−フェ
    ニレン及び1,3−フェニレンから成り、更に、 【化3】3 を有し、ここで、R′及びR″は独立して1−4炭素原
    子を有するH、−OH或いは低アルキルを含み、或いは
    R′及びR″は共に酸素を持ち、nは0乃至3を含む整
    数であり、mはR′が−OHのとき0乃至2の整数であ
    り、M1及びM2は独立してナトリウム、カリウム、リチ
    ウム及びアンモニウム又は水素から成るグループより選
    択されるところのもの。 (d) 陰イオン性、非イオン性、陽イオン性及び両性界
    面活性剤並びにそれらの混合物からなるグループから選
    択された界面活性剤であって、洗浄有効量のもの。並び
    に、 (e) 漂白効果量の漂白剤。
  20. 【請求項20】アルカリ金属炭酸塩ビルダーの量が約30乃
    至70重量パーセントであるところの請求項19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】前記ある有機ジカルボキシル酸又はその水
    溶性塩の量が約1乃至20重量パーセントであるところの
    請求項19記載の方法。
  22. 【請求項22】前記アルカリ金属炭酸塩が第1ビルダー及
    びケイ酸塩、クエン酸塩、重合ポリカルボン酸、沸石、
    エチレンジアミンテトラ酢酸の塩及びニトロ三酢酸ナト
    リウムから成るグループより選択された補助ビルダーで
    あるところの請求項19記載の方法。
  23. 【請求項23】前記補助ビルダーが非付着促進量の沸石で
    あるところの請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】前記界面活性剤が、アルキル硫酸塩、第1
    及び第2アルキルスルフォン酸塩、直鎖アルキルアリル
    スルフォン酸塩、アルキルエーテルスルフォン酸塩、ア
    ルコキシレイトされた脂肪族アルコール、アルコキシレ
    イトされたアルキルフェノール、C1-4アルキレン酸化
    物及びそれらの混合物から成るグループから選択される
    ところの請求項19記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ある有機ジカルボキシル酸又はその
    水溶性塩が、フタル酸、イソフタル酸、2,4−ピリジ
    ンジカルボキシル酸、2,6−ピリジンジカルボキシル
    酸、2,3−ピリジンジカルボキシル酸、マロン酸、ヒ
    ドロキシマロン酸、ケトマロン酸、メチルマロン酸、コ
    ハク酸、アジピン酸、ヒドロキシコハク酸及び酒石酸か
    ら成るグループより選択されるところの請求項19記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 有機ジカルボキシル酸が2,6−ピリジ
    ンジカルボキシル酸であるところの請求項1記載の組成
    物。
  27. 【請求項27】 有機ジカルボキシル酸がケトマロン酸及
    びヒドロキシマロン酸から成るグループから選択される
    ところの請求項1記載の組成物。
  28. 【請求項28】 有機ジカルボキシル酸が2,6−ピリジ
    ンジカルボキシル酸であるところの請求項12記載の組成
    物。
  29. 【請求項29】 有機ジカルボキシル酸がケトマロン酸及
    びヒドロキシマロン酸から成るグループから選択される
    ところの請求項12記載の組成物。
  30. 【請求項30】 有機ジカルボキシル酸が2,6−ピリジ
    ンジカルボキシル酸であるところの請求項19記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 有機ジカルボキシル酸がケトマロン酸及
    びヒドロキシマロン酸から成るグループから選択される
    ところの請求項19記載の方法。
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