JPH0513210Y2 - - Google Patents

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JPH0513210Y2
JPH0513210Y2 JP1987000466U JP46687U JPH0513210Y2 JP H0513210 Y2 JPH0513210 Y2 JP H0513210Y2 JP 1987000466 U JP1987000466 U JP 1987000466U JP 46687 U JP46687 U JP 46687U JP H0513210 Y2 JPH0513210 Y2 JP H0513210Y2
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JP
Japan
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clasp
frame
watch band
band
fixed
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JP1987000466U
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JPS63108309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は腕時計用バンドの一方端と他方端と
を連繋し固定する中留に関する。
〔従来の技術〕
腕時計用バンドの中留はすでに種々のものが提
案され、薄型化、操作性の向上を図つたものもあ
るが、いずれも完全でない。例えば、第３図の斜
視図及び第４図の断面図に示す様に、中留枠９に
装着されている押え板７のカム体７ａを回転さ
せ、固定板８を前記バンドに圧接し、中留枠９を
バンドに固着させるものがあるが、中留の薄型化
には不利であり、更にカム体７ａの押圧力にバラ
ツキが出やすいため、中留の固定力に難があつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記欠点を解消し、腕時計用バンドの
中留機能及び操作性を損うことなく、中留構造を
簡素化して、中留構造全体の一層の薄型化を図る
こと、及び簡素化に伴う部品点数や工程の減少を
通じてコストダウンも図る事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、断面がコ字状で内側に時計バンドの
一方の端部と係合する固定ダボを有し、時計バン
ドの裏面に装着される固定枠と、前記時計バンド
の表面に装着され、前記固定枠の側面の外側に固
定される中留枠と、時計バンドの他方の端部に取
付けられ前記中留枠の表面に設けられたフツク穴
及び係止穴にそれぞれ係止するフツク及び係止部
材を有する表カバーとからなり、前記固定枠の表
面と前記中留枠の裏面の段部との間に時計バンド
を保持し、前記固定ダボが時計バンドと係合する
ことにより、時計バンドの抜け止めとしたことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面にもとづいて、この考案を説明す
る。
第１図は、この考案の一実施例である中留の分
解斜視図である。また、第２図は結合状態を示す
断面図である。
固定枠５は断面がコ字状になつており、時計バ
ンド６と係合する固定ダボ５ｂと、固定ダボ５ｂ
を押しつけるバネ部５ｃと、側面に２つずつ係合
片５ａ、喰付ダボ５ｄを有する。
中留枠４は、両側壁に、係合片５ａが入る長穴
４ｂと、喰付ダボ５ｂが入る喰付溝４ｄを有し、
また中央部分は段部４ｅを介して上方に持ち上つ
ており、持ち上つている上面部にはフツク穴４ｃ
と係止穴４ａがある。
表カバー１は他方の時計バンドの端部に取付ら
れており、その裏面にフツク穴４ｃに取り付くフ
ツク２と、係止穴４ａに係止する係止部材３を有
する。
次にこれらの部品の組合せに依り上記中留がバ
ンドに固定される状況を説明する。
まず固定枠５に設けられた係合片５ａを中留枠
４の長穴４ｂに係合させ、バンドを固定枠５のバ
ネ部５ｃと中留枠４の間に通す。次に中留枠４の
裏面と固定枠５表面とでバンドを挟み、中留枠４
の喰付溝４ｄと固定枠５の喰付ダボ５ｄを喰付か
せて固定する。この時バネ部５ｃの固定ダボ５ｂ
がバンドの裏側への係止とバネ部５ｃの反発力に
依り中留がバンドに固定される。
バンドに固定された中留枠４と固定枠５とをバ
ンドより取り外すには、上記と逆の手順で行なえ
ばよい。
なお、一方のバンドに固定された中留枠４に、
他方のバンドの表カバーを取付けるには、フツク
２をフツク穴４ｃに係止させ、係止穴４ａに係止
部材３を圧入することにより行なえる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
固定枠と中留枠の挟み込みでバンドに固定させる
ため、部品点数が少なく、中留枠の外観が良好に
なる事と、中留自体を薄くする事が出来る。
また、フツク穴及び係止穴は、わずかに持ち上
つた上面部に設けただけで確実にフツクと係止部
材を保持でき、中留が付いた部分も、バンドの厚
さとほとんど変わらないぐらい薄くできる。
さらに、中留枠の段部及び持ち上つている中央
部分を下側にたわませておけば、バンドに取付け
たときにバネとして働き、バンドの厚みにバラツ
キがあつても、中留をバンドに確実に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本考案の一実施例を示す中留の分解
斜視図、第２図は中留の結合状態での断面図、第
３図は従来例の中留の分解の斜視図、第４図は従
来例の中留の固定時の断面図である。 １……表カバー、２……フツク、３……係止部
材、４……中留枠、４ａ……係止穴、４ｂ……長
穴、４ｃ……フツク穴、４ｄ……喰付溝、５……
固定枠、５ａ……係合片、５ｂ……固定ダボ、５
ｃ……バネ部、５ｄ……喰付ダボ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面がコ字状で、内側に時計バンドの一方の端
    部と係合する固定ダボを有し、時計バンドの裏面
    に装着される固定枠と、前記時計バンドの表面に
    装着され、前記固定枠の側面の外側に固定される
    中留枠と、時計バンドの他方の端部に取付けられ
    前記中留枠の表面に設けられたフツク穴及び係止
    穴にそれぞれ係止するフツク及び係止部材を有す
    る、表カバーとからなり、前記固定枠の表面と前
    記中留枠の裏面の段部との間に時計バンドを保持
    する中留構造において、前記中留枠の中央部分は
    段部を介して上方に持ち上つており、前記持ち上
    がつている上面部に、前記フツク穴と係止穴を設
    けたことを特徴とする時計バンドの中留構造。
JP1987000466U 1987-01-06 1987-01-06 Expired - Lifetime JPH0513210Y2 (ja)

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JP1987000466U JPH0513210Y2 (ja) 1987-01-06 1987-01-06

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JP1987000466U JPH0513210Y2 (ja) 1987-01-06 1987-01-06

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JPS63108309U JPS63108309U (ja) 1988-07-13
JPH0513210Y2 true JPH0513210Y2 (ja) 1993-04-07

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ID=30777462

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56119201A (en) * 1980-01-28 1981-09-18 Textron Inc Band for watch and other accesory
JPH0714867U (ja) * 1993-08-24 1995-03-14 ダイワ精工株式会社 中通し釣竿

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52171968U (ja) * 1976-06-22 1977-12-27

Patent Citations (2)

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JPS56119201A (en) * 1980-01-28 1981-09-18 Textron Inc Band for watch and other accesory
JPH0714867U (ja) * 1993-08-24 1995-03-14 ダイワ精工株式会社 中通し釣竿

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JPS63108309U (ja) 1988-07-13

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