JPH05130978A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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Publication number
JPH05130978A
JPH05130978A JP3321512A JP32151291A JPH05130978A JP H05130978 A JPH05130978 A JP H05130978A JP 3321512 A JP3321512 A JP 3321512A JP 32151291 A JP32151291 A JP 32151291A JP H05130978 A JPH05130978 A JP H05130978A
Authority
JP
Japan
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preamplifier
magnetic resonance
cable
frequency coil
subject
Prior art date
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Pending
Application number
JP3321512A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Iizuka
正弘 飯塚
Hiroyuki Takeuchi
博幸 竹内
Hitoshi Yoshino
仁志 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】信号強度を低下させずかつ被検体が安心して検
査を受けることが可能な磁気共鳴イメージング装置を提
供することにある。 【構成】寝台2の天板6にプリアンプ12が通る溝14
が体軸方向に設けてあり、この溝14は受信用高周波コ
イル8の位置を変えた場合にプリアンプ12を移動させ
て信号ケーブル10と最短で接続する。また、プリアン
プ12が天板6から外れないために段差15が設けられ
ている。さらにプリアンプ12とMRIユニット3とを
連結する信号ケーブル11はケーブル処理部13に収め
される。 【効果】天板に内蔵のプリアンプを検査部位によって体
軸方向に移動できるため、常に受信用高周波コイルとプ
リアンプ間の信号ケーブルを最短にすることができ、S
/N比が低下するのを防げる。また、予めケーブルを連
結できるので連結作業が不要となり被検体に不安を与え
ることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴現象を利用し
て被検体の所望部位の断層画像を得る磁気共鳴イメージ
ング装置に係り、特に受信用高周波コイル用プリアンプ
を内蔵した寝台の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気共鳴イメ−ジング装置を図5
を用いて説明する。静磁場発生装置21の内部には、傾
斜磁場発生コイル、送信用高周波コイル、プリアンプ
(図示省略)とを有している。寝台22は上部に被検体
を寝載する天板23を有し、かつ該天板23には受信用
高周波コイル24が配置される。受信用高周波コイル2
4は、静磁場発生装置21によりガントリ内に置かれた
被検体へ一様な静磁場を与えながら、かつ送信用高周波
コイルにより磁気共鳴を励起させる周波数の電磁波を被
検体に与えたとき、被検体から発生した磁気共鳴信号を
受信するためのものであり、被検体の検査すべき部位を
覆うか、または被検体の表面に設けられる。上記磁気共
鳴信号は信号ケーブル25によりガントリ21内のプリ
アンプに伝送され、このプリアンプで増幅されて、MR
Iユニット3へ入力される。また、受信用高周波コイル
24とプリアンプ間のケーブル25の長さは、受信用高
周波コイル24に連結したまま天板23をガントリ内に
移動させたとき邪魔にならず、なおかつ余裕を持たせる
ために1.5m程度の長さのものを使用していた。ま
た、受信用高周波コイル24の内部にプリアンプを設け
るものや、プリアンプを寝台に内蔵するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では受信
用高周波コイルより得られる磁気共鳴信号が微弱である
ため、受信用高周波コイルとプリアンプ間の信号ケーブ
ル自体が抵抗となりノイズ成分が増加し、断層画像とし
てのS/N比が低下していた。また、精神的に不安定な
状態にある被検体の頭上で信号ケーブルの連結作業を行
なうため、被検体に対し恐怖感を与える可能性が大きか
った。さらに、ケーブルの長さを1.5m程度の長さに
したが、天板を移動させたときにひっかけたりして破損
する可能性があった。
【0004】また、受信用高周波コイルに直接プリアン
プを設ける場合には、S/N比を考える必要はないが、
検査部位によって違う種々の受信用高周波コイルそれぞ
れにプリアンプを設けなければならずコストが増大して
いた。さらに、プリアンプを寝台に内蔵した場合には、
検査部位が変わることによりケーブルの長さも変わって
しまいS/N比が低下することがあった。
【0005】本発明の目的は上記課題に鑑み、信号強度
を低下させずかつ被検体が安心して検査を受けることが
可能な磁気共鳴イメージング装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、被検体に静磁場を与える静磁場発生手段と、該被検
体に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、該被検体の
生体組織を構成する原子の原子核に磁気共鳴を励起させ
るための高周波を照射する送信用高周波コイルと、上記
の磁気共鳴により放出される磁気共鳴信号を検出する受
信用高周波コイルと、この磁気共鳴信号を増幅させるプ
リアンプと、上記被検体を寝載させる寝台とを備えた磁
気共鳴イメージング装置において、上記プリアンプを寝
台に内蔵して体軸方向に移動可能とする移動手段と、上
記プリアンプを移動したときのケーブルを処理するケー
ブル処理部とを設けたものである。
【0007】
【作用】移動手段は寝台の天板に内蔵したプリアンプを
受信用高周波コイルにあわせて被検体の体軸方向へ移動
する。そして、受信用高周波コイルとプリアンプとのケ
ーブルを一定の長さの保ったまま移動する。また、ケー
ブル処理部は天板を移動しても絡まったり破損したりし
ないようケーブルの収納及び繰り出しをする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4によ
り説明する。図1は受信用高周波コイルを頭部に置いた
場合の実施例を示す寝台の斜視図、図2は受信用高周波
コイルを腹部に置いた場合の実施例を示す寝台の斜視
図、図3は本発明の移動手段の断面図、図4は磁気共鳴
イメージング装置の全構成を示す斜視図である。
【0009】この磁気共鳴イメージング装置は、被検体
を寝載している寝台2の上部の天板6を、静磁場発生装
置内に移動することにより、被検体に静磁場発生磁石に
よって一様の静磁場を与えておき、MRIユニット3内
の高周波増幅器で増幅した高周波パルスを静磁場発生装
置内の送信用高周波コイルに印加すると、送信用高周波
コイルより被検体に磁気共鳴信号を励起させる電磁波が
照射され、照射後のある時間後に受信用高周波コイル8
が被検体からの磁気共鳴信号を検出し、その検出信号を
プリアンプで増幅する。そして、増幅された信号はMR
Iユニット3に伝送され検波された後、A/D変換器で
デジタル量に変換し、中央処理装置4の画像処理部に送
られる。画像処理部は、フーリエ変換などの処理を実行
して画像再構成する。その際、マルチフォーマットカメ
ラ5は、再構成された画像をフィルムに写す。
【0010】静磁場発生装置1は外観のみ図示してある
が、一様の静磁場を発生させる静磁場発生磁石と、この
静磁場発生磁石の内部空間に設けられ傾斜磁場を発生さ
せる傾斜磁場コイルと、この傾斜磁場コイルの内側に設
けられ被検体に対し磁気共鳴を励起させるための高周波
を照射する送信用高周波コイルとを有している。
【0011】MRIユニット3は送信用高周波コイルに
高周波パルスを印加する高周波電源、傾斜磁場コイル用
の電源などを収容している。また、中央処理装置4は内
部に画像処理部及びシーケンサを収容している。マルチ
フォーマットカメラ5はMR画像をフィルムに撮影する
ものである。
【0012】寝台2の上部に設けられた天板6に被検体
を寝載し、この天板6の先端部には頭受け7が設けられ
ている。上記天板6の上部にチューニング部を具備した
受信用高周波コイル8が配置され、この受信用高周波コ
イル8は被検体からの磁気共鳴信号を受信するもので、
被検体の検査すべき部位を覆うようなリング状に形成さ
れる。そして、予め受信用高周波用コイル8に連結され
ている信号ケーブル10をプリアンプ12に取り付け
る。プリアンプ12からの信号ケーブル11はケーブル
処理部13を通してMRIユニット3に連結される。
【0013】前記天板6には体軸方向に溝14が設けら
れており、この溝14内にはプリアンプ12が内蔵され
ている。そして、受信用高周波コイル8を頭部や腹部と
言った場所に変えた場合には、プリアンプ12は溝14
内を移動し、信号ケーブル10を短い状態で接続するこ
とができる。また、プリアンプ12が溝14より飛び出
さないよう段差15を設けている。
【0014】前記ケーブル処理部13は受信用高周波コ
イル8からの検出信号をMRIユニット3に伝送するた
めの信号ケーブル11に天板6の移動長さに関連する余
裕長さを付与し、この余裕長さ部分の吸収スペースを備
えたもので、受信用高周波コイル8の移動及び天板6の
移動に伴って余裕長さ部分の信号ケーブル11の繰りだ
し及び収納を行なう。また、このケーブル処理部13に
は他の部品に信号ケーブル11が絡まないようケーブル
カバー16が設けられ、さらにこのケーブルカバー16
の上部両端には信号ケーブル11の繰り出し、収納を容
易に行うためのガイドーレール17が設けられている。
【0015】本実施例によると、プリアンプ12を天板
6へ内蔵し検査部位に応じて移動できるため、受信用高
周波コイル8とプリアンプ12間の信号ケーブル10の
長さを一定にしかも最短(従来装置に比べて1/10程
度の長さ)にすることができるため、S/N比の低下が
減少する。また、信号ケーブル10の連結作業は予め連
結されているために不要であり、被検体に不安を抱かせ
ず迅速な作業が行える。さらにケーブル処理部13によ
り信号ケーブル11の繰り出し、収納が行えるため絡ま
ったり破損することがなくなる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、プリアンプを寝台に内
蔵して移動手段により体軸方向に移動可能とするため、
受信用高周波コイルを検査部位に合わせて移動させても
プリアンプと受信用高周波コイル間の信号ケーブルの長
さを最短にすることができ、S/N比の低下を最小限に
抑えることができる。また、予めプリアンプと受信用高
周波コイルとを連結しておくことが可能であるので、連
結作業が不要となり被検体に余計な不安を与えなくなり
撮影をすばやく行える。さらに、信号ケーブルをひっか
けてしまい絡まったり破損したりということもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信用高周波コイルを頭部に配置した場合の本
発明の実施例を示す斜視図
【図2】受信用高周波コイルを腹部に配置した場合の本
発明の実施例を示す斜視図
【図3】本発明のプリアンプ周辺の断面図
【図4】磁気共鳴イメージング装置の全体構成図
【図5】従来の磁気共鳴イメージング装置を示す斜視図
【符号の説明】
1 静磁場発生装置 2 寝台 6 天板 8 受信用高周波コイル 10 信号ケーブル 11 信号ケーブル 12 プリアンプ 13 ケーブル処理部 14 溝 15 段差 16 ケーブルカバー 17 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9118−2J G01N 24/02 Y

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体に静磁場を与える静磁場発生手段
    と、該被検体に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、
    該被検体の生体組織を構成する原子の原子核に磁気共鳴
    を励起させるための高周波を照射する送信用高周波コイ
    ルと、上記の磁気共鳴により放出される磁気共鳴信号を
    検出する受信用高周波コイルと、この磁気共鳴信号を増
    幅させるプリアンプと、上記被検体を寝載させる寝台と
    を備えた磁気共鳴イメージング装置において、上記プリ
    アンプを寝台に内蔵して体軸方向に移動可能とする移動
    手段と、上記プリアンプを移動したときのケーブルを処
    理するケーブル処理部とを設けたことを特徴とする磁気
    共鳴イメージング装置。
JP3321512A 1991-11-11 1991-11-11 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH05130978A (ja)

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JP3321512A JPH05130978A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 磁気共鳴イメージング装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014034817A1 (ja) * 2012-08-29 2014-03-06 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置、受信コイル、寝台、及び中継ユニット
EP1960802B1 (en) * 2005-12-08 2014-05-21 Koninklijke Philips N.V. Mr imaging system with an rf antenna unit containing an analog-to-digital converter

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