JPH05130542A - デイジタル方式映像信号制御回路 - Google Patents

デイジタル方式映像信号制御回路

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Publication number
JPH05130542A
JPH05130542A JP3288946A JP28894691A JPH05130542A JP H05130542 A JPH05130542 A JP H05130542A JP 3288946 A JP3288946 A JP 3288946A JP 28894691 A JP28894691 A JP 28894691A JP H05130542 A JPH05130542 A JP H05130542A
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JP
Japan
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video signal
digital video
changeover switch
white
coefficient
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3288946A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sakatsuji
修 阪辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05130542A publication Critical patent/JPH05130542A/ja
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数チャネルに分割された映像信号を基準信
号によりチャネル間偏差補正をする映像信号処理回路に
おいて、その補正を妨げることなく、ディジタル部にお
いてホワイトバランス調整、カットオフ調整、ノコギリ
波変調を行なうことができるディジタル方式映像信号制
御回路を提供する。 【構成】 白レベル、黒レベルが予め所定のディジタル
値の範囲内に調整された8ビットのディジタル信号で表
された映像信号は、乗算器29によってホワイトバラン
ス切換スイッチ38のデータに従ってホワイトバランス
係数ROM35から与えられた係数kと乗算され、ホワ
イトレベルが切換えられる。また、ノコギリ波傾斜切換
スイッチ39と水平パルスによるカウンタ40から与え
られた係数nと乗算され、ノコギリ波変調が行なわれ
る。また、カットオフ調整スイッチ42から与えられた
係数cと加算され、カットオフレベルが切換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタル方式映像信
号制御回路に関し、特に投写型液晶表示装置に適用でき
るディジタル方式映像信号制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】多分割された映像信号の映像信号チャネ
ル間偏差補正装置においては、入力される映像信号の黒
レベルと白レベルに相当する電位と同電位の基準信号が
映像信号の垂直帰線期間に挿入される。その基準信号を
多分割された各チャネルの出力部で取込み、その電位を
各チャネル間の偏差をなくすようなディジタルデータに
よるフィードバックをかけることによって行なうことが
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が適用される
投写型液晶表示装置においては、これが量産される場合
に、液晶パネルへの入射光源光が均一であっても、次の
ような問題が生じ得る。
【0004】図4は液晶を駆動する場合の印加電圧(X
軸)とそのときの液晶を通る光の量T%(Y軸)との関
係を透過光の色R,G,Bごとに示した図である。図4
を参照して、R,G,Bのそれぞれによって印加電圧に
よる光の透過する割合が異なり、それぞれの色に応じて
白と見なされるレベル(最も光りの透過量が多い印加電
圧)および黒と見なされるレベル(最も光の透過量が少
ない印加電圧)が異なる。したがって、液晶パネルを量
産する場合には、各パネルごとにその色の透過度を調整
する必要がある。
【0005】さらに、液晶プロジェクション装置を用い
て投写した映像には、同じ黒レベルの印加電圧を与えて
も画面の上、下部で輝度差が生じる(液晶パネルへの光
の入射角による)。これらの条件下で、投写型液晶表示
装置において3枚の液晶パネルの透過光を合したときに
白と黒とを全画面において最適に表現する必要がある。
【0006】これらの現象は、主に液晶材料特性、配向
膜材料と電気特性、配向角等によって生じるが、これら
について最適色相が得られるよう各液晶パネルごとに調
整する必要がある。
【0007】前記の映像信号チャネル間偏差補正装置内
において、最適色相を得るための映像信号のカットオフ
調整(最適黒レベルを得る)、ホワイトバランス調整
(最適白レベルを得る)、ノコギリ波変調(画面の上下
間の黒レベル格差を補正する)調整を行なうには、フィ
ードバックループの外側でアナログ的に行なわねばなら
ず、これによって再度チャネル間の偏差が生じ、表示画
面が見苦しいものになり得る。また、これらの調整を入
力部のアナログ部分で行なうと、AD変換器のフルスケ
ールレンジを大きくとる必要があり、結果的に分解能を
落とすことになってしまう。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、投写型液晶表示装置に適用され
る映像信号チャネル間偏差補正装置において、正確でか
つ効果的に映像信号のカットオフ調整、ホワイトバラン
ス調整、ノコギリ波変調を行なうことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、ディジ
タル方式映像信号制御回路は、入力ディジタル映像信号
にホワイトバランス切換スイッチにより決まるホワイト
バランス係数を乗算する手段と、乗算されたディジタル
映像信号をビット反転する手段と、反転されたディジタ
ル映像信号にホワイトバランス切換スイッチにより決ま
る反転補正データを加算する手段と、加算されたディジ
タル映像信号にノコギリ波切換スイッチと水平ラインカ
ウンタにより決まるノコギリ波係数を乗算する手段と、
乗算されたディジタル映像信号に前記ホワイトバランス
切換スイッチにより決まる基準黒レベルデータを加算す
る手段と、加算されたディジタル映像信号にカットオフ
調整スイッチにより決まるカットオフデータを加算する
手段とを含む。
【0010】
【作用】この発明においては、多チャネル分割された映
像信号のチャネル間偏差補正のフィードバックループの
中でホワイトバランス調整、カットオフ調整、ノコギリ
波変調が行なわれる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
【0012】本実施例は、高品位液晶プロジェクタのた
めの映像信号処理回路において、高品位テレビジョン信
号の垂直ブランキング期間内に多チャネル分割した映像
信号のチャネル間偏差を補正するための映像信号処理方
法において、得ようとする合成画面のホワイトバランス
調整、カットオフ調整、そして投写型液晶表示装置にお
ける画面上下間における黒レベルの差を補正するノコギ
リ波変調を行なう場合の実施例である。
【0013】本実施例を説明する前に、簡単にチャネル
間偏差補正の映像信号処理方法について図1を参照して
説明する。図1は多分割された映像信号のチャネル間偏
差補正装置の構成を示す図である。
【0014】ここでは、R信号の処理について説明する
が、G信号、B信号についても同様である。
【0015】入力映像信号のブランキング期間におい
て、切換スイッチ4がb側につながり、リファレンス信
号発生器20が発生する映像信号の黒レベルおよび白レ
ベルに相当するリファレンス信号が処理される。
【0016】AD変換器6では、この2値のリファレン
ス信号をおよそフルスケールレンジの一杯になるよう設
定し、分解能をできるだけ高くしてある。次に、映像信
号部分はガンマ回路7をとおり、映像信号制御回路28
を通って、またリファレンス信号部分はガンマスルー回
路8を通って多チャネル分割され、それぞれのチャネル
においてDA変換器91-n によりアナログ信号とされ
る。
【0017】このDA変換器91-n は反転機能を有して
おり、たとえば1水平期間ごとに信号を反転する。そし
て正転時および反転時それぞれに対し、加算器111-n
においてオフセット電位を与え、液晶の交流駆動のため
の信号処理が行なわれる。
【0018】その後スイッチ181-n の開閉により、そ
れぞれの信号のリファレンス信号の黒レベルおよび白レ
ベルを取出して、AD変換器23によりディジタル値と
してマイコン21に取込まれる。このデータをもとにし
てマイコン21は、補正用DA変換器101-n ,25
1-n ,131-n ,141-n のそれぞれに送るデータを調
整し、最終的にR1-n の出力よりレベル偏差のない好適
な多チャネル分割された映像信号が得られる。
【0019】図2はこの発明に係る映像信号制御回路2
8の要部を示すブロック図である。図2を参照して、映
像信号制御回路はR、G、Bの各色を合した時のホワイ
トバランスを調整すること、そして黒レベルの最適値を
調整することまた投写型液晶表示装置で問題となる画面
上下間での黒レベルの差の補正を行なうことを目的とし
ている。以下、図2により本実施例を説明する。
【0020】図3は図2に示した各部における映像信号
の波形を示す図である。ガンマ回路7より出力された映
像信号は、8ビットのディジタル信号であり、その白レ
ベル、黒レベルはそれぞれディジタル値でFFH、00
Hとなるように、その前のAD変換部で調整されている
(図3波形図参照、ただし例としてランプ波を用いて
いる)。
【0021】乗算器29では、ホワイトバランス切換ス
イッチ38のデータに従ったホワイトバランス係数kが
ホワイトバランス係数ROM35よりディジタル値で与
えられ、映像信号とkとの乗算が行なわれ、ホワイトレ
ベルが変えられる。(図3参照)。なお、この出力信
号は、9ビットデータとなっている。
【0022】次に、反転回路34で信号データのビット
反転が行なわれる(図3参照)。加算器30では、反
転したビデオ信号の白レベルがディジタル値00Hにな
るようにホワイトバランス切換スイッチに従って反転補
正データaが反転補正用ROM36から与えられ、信号
データと−aとの加算が行なわれる(図3参照)。
【0023】乗算器31では、投写型液晶表示装置につ
いて問題となる画面上下間の黒レベルの差(黒浮き、黒
沈み)を補正するため、白レベル固定で黒レベルを画面
上部と下部で変えるためのノコギリ波係数n(nは画面
中央部の水平ラインでは1)を、ノコギリ波傾斜切換ス
イッチ39および水平パルスによるカウンタ40によっ
て決まるデータでノコギリ波傾斜ROM41により与
え、信号データとの乗算を行なう(図3参照)。
【0024】加算器32では、ホワイトバランス切換ス
イッチ38のデータに従って、基準黒レベル設定ROM
37より、基準黒レベルデータbが与えられ、信号デー
タとbとの加算が行なわれる(図3参照)。これは、
ホワイトバランス調整を行ったときに黒レベルが変化し
てしまうのを補正するために行なう。加算器33では、
画面の黒レベルを最適とするため、カットオフ調整スイ
ッチ42よりのカットオフィスデータcが加算される
(図3参照)。
【0025】このようにして得られたディジタル映像信
号はチャネル分割され、それぞれにDA変換される。な
お、ホワイトバランス係数kについては、1をセンター
値にして設定すること、また、ノコギリ波傾斜係数nは
画面センター部で1となること、加減算定数a,b,c
については、9ビットフルスケールレンジを越えないよ
うに設定する必要がある。
【0026】調整の順序としては、ホワイトバランス係
数k=1、ノコギリ波傾斜係数n=1(傾きが0)とし
た状態で、画面中央部の水平ラインについて最適黒レベ
ルとなるようにカットオフ調整スイッチ42を調整す
る。次に、ノコギリ波傾斜切換スイッチ39により。画
面上部および下部の黒レベルを調整する。最後にホワイ
トバランス切換スイッチ38によってホワイトバランス
を調整する。
【0027】また、リファレンス信号部分については、
ガンマスルー回路8を通った後、映像信号制御回路28
を通らずに、チャネル分割およびDA変換を行なうた
め、たとえホワイトバランスやカットオフ調整などによ
って映像信号の白レベル、黒レベルが変わったとして
も、マイコンにおける基準値(リファレンス信号と比較
するデータ)を変える必要はない。
【0028】なお、本実施例中のディジタル分解能につ
いては、特に規定するものではなく、単なる一例にすぎ
ない。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、多チャ
ンネル分割された映像信号のチャネル間レベル偏差補正
のフィードバックループの中でホワイトバランス調整、
カットオフ調整、ノコギリ波変調をディジタルプロセス
によって行なっている。その結果、投写型液晶表示装置
において、正確でかつ効果的に映像信号のカットオフ調
整、ホワイトバランス調整、ノコギリ波変調ができるデ
ィジタル方式映像信号制御回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のディジタル方式映像信号制御回路を含
む多分割された映像信号の映像信号チャネル間偏差補正
装置のブロック図である。
【図2】ディジタル方式映像信号制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2の構成要素の各部における信号波形を示す
図である。
【図4】ノーマリホワイト式液晶パネルにおける印加電
圧と液晶を透過する光の量との関係を示す図である。
【符号の説明】
7 ガンマ回路 28 映像信号制御回路 29,31 乗算器 30,32,33 加算器 35 ホワイトバランス係数用ROM 36 反転補正用ROM 37 基準黒レベル設定ROM 38 ホワイトバランス切換スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル映像信号にホワイトバラ
    ンス切換スイッチにより決まるホワイトバランス係数を
    乗算する手段と、 前記乗算されたディジタル映像信号をビット反転する手
    段と、 前記反転されたディジタル映像信号に前記ホワイトバラ
    ンス切換スイッチにより決まる反転補正データを加算す
    る手段と、 前記加算されたディジタル映像信号にノコギリ波切換ス
    イッチと水平ラインカウンタにより決まるノコギリ波係
    数を乗算する手段と、 前記乗算されたディジタル映像信号に前記ホワイトバラ
    ンス切換スイッチにより決まる基準黒レベルデータを加
    算する手段と、 前記加算されたディジタル映像信号にカットオフ調整ス
    イッチにより決まるカットオフデータを加算する手段と
    を含む、ディジタル方式映像信号制御回路。
JP3288946A 1991-11-05 1991-11-05 デイジタル方式映像信号制御回路 Withdrawn JPH05130542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3288946A JPH05130542A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 デイジタル方式映像信号制御回路

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JP3288946A JPH05130542A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 デイジタル方式映像信号制御回路

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JPH05130542A true JPH05130542A (ja) 1993-05-25

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ID=17736856

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JP3288946A Withdrawn JPH05130542A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 デイジタル方式映像信号制御回路

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JP (1) JPH05130542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6618030B2 (en) * 1997-09-29 2003-09-09 Sarnoff Corporation Active matrix light emitting diode pixel structure and concomitant method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6618030B2 (en) * 1997-09-29 2003-09-09 Sarnoff Corporation Active matrix light emitting diode pixel structure and concomitant method

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204