JPH09168161A - 液晶プロジェクターの色むら補正回路 - Google Patents
液晶プロジェクターの色むら補正回路Info
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- JPH09168161A JPH09168161A JP7326748A JP32674895A JPH09168161A JP H09168161 A JPH09168161 A JP H09168161A JP 7326748 A JP7326748 A JP 7326748A JP 32674895 A JP32674895 A JP 32674895A JP H09168161 A JPH09168161 A JP H09168161A
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- waveform
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ３板式液晶プロジェクターにおいて、液晶パ
ネルの透過率に起因する色むらに対し、画面全体に均一
な色再現性を得ることを目的とする。 【解決課題】 スクリーン上の映像の色むらに適合した
補正波形を形成する原型補正波形回路１と振幅比率調整
手段２とを備え、前記補正波形を基準に映像信号のカッ
トオフ電圧調整を行い、液晶パネル１１の光の通過率／
パネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧調整、映像
振幅調整および白ガンマ映像振幅調整を行うことによ
り、画面全体に違和感の少ない均一な色再現性を得られ
る。
ネルの透過率に起因する色むらに対し、画面全体に均一
な色再現性を得ることを目的とする。 【解決課題】 スクリーン上の映像の色むらに適合した
補正波形を形成する原型補正波形回路１と振幅比率調整
手段２とを備え、前記補正波形を基準に映像信号のカッ
トオフ電圧調整を行い、液晶パネル１１の光の通過率／
パネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧調整、映像
振幅調整および白ガンマ映像振幅調整を行うことによ
り、画面全体に違和感の少ない均一な色再現性を得られ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、全面投射型の３板
式液晶プロジェクターにおけるスクリーン上に投射され
る映像の色むらを補正する色むら補正回路に関するもの
である。
式液晶プロジェクターにおけるスクリーン上に投射され
る映像の色むらを補正する色むら補正回路に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、全面投射型の３板式液晶プロジェ
クターの色むら補正回路としては特開平７−７５１２０
号公報などが提案されている。
クターの色むら補正回路としては特開平７−７５１２０
号公報などが提案されている。
【０００３】特開平７−７５１２０号公報では、水平同
期信号から発生させた振幅調整可能な鋸歯状の補正波形
またはその反転波形を反転液晶パネルの映像信号に重畳
させることにより投射される映像の色むらの補正がなさ
れていた。
期信号から発生させた振幅調整可能な鋸歯状の補正波形
またはその反転波形を反転液晶パネルの映像信号に重畳
させることにより投射される映像の色むらの補正がなさ
れていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この液晶プロジェクタ
ーの色むら補正回路においては、水平信号を積分して発
生させた鋸歯状波形または鋸歯状波形の反転波形を映像
信号に重畳して反転液晶パネルのみの映像信号の黒レベ
ルを調整することにより色むら補正を行っているため、
色むら補正を行わない通常の映像領域と同一のガンマ補
正電圧や映像振幅では色むら補正を行った映像領域のみ
白側の階調性が無くなったり、明るさが確保できなくな
ったり、中間色におけるホワイトバランスが白ピークに
比べ異なったりする恐れがあった。
ーの色むら補正回路においては、水平信号を積分して発
生させた鋸歯状波形または鋸歯状波形の反転波形を映像
信号に重畳して反転液晶パネルのみの映像信号の黒レベ
ルを調整することにより色むら補正を行っているため、
色むら補正を行わない通常の映像領域と同一のガンマ補
正電圧や映像振幅では色むら補正を行った映像領域のみ
白側の階調性が無くなったり、明るさが確保できなくな
ったり、中間色におけるホワイトバランスが白ピークに
比べ異なったりする恐れがあった。
【０００５】従って、スクリーン上に投射された映像の
内、色むら補正を行わない通常の映像領域と色むら補正
を行った映像領域の映像に差異が生じ、視覚上違和感が
あるという問題があった。
内、色むら補正を行わない通常の映像領域と色むら補正
を行った映像領域の映像に差異が生じ、視覚上違和感が
あるという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の液晶プロジェクターの色むら補正回路は、
３板式液晶プロジェクターにおける３原色の映像信号の
カットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路およびガ
ンマ補正電圧を調整するガンマ調整回路および映像信号
のガンマ補正電圧以上の映像振幅を調整するガンマ調整
回路、あるいは白ピークの映像振幅あるいはガンマ補正
電圧を調整する白ガンマ調整回路により、個々の液晶パ
ネルの透過率特性に応じた最適な補正を３原色の映像信
号に行い、画面全体に均一な色再現性を得ることを特徴
としたものである。
に、本発明の液晶プロジェクターの色むら補正回路は、
３板式液晶プロジェクターにおける３原色の映像信号の
カットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路およびガ
ンマ補正電圧を調整するガンマ調整回路および映像信号
のガンマ補正電圧以上の映像振幅を調整するガンマ調整
回路、あるいは白ピークの映像振幅あるいはガンマ補正
電圧を調整する白ガンマ調整回路により、個々の液晶パ
ネルの透過率特性に応じた最適な補正を３原色の映像信
号に行い、画面全体に均一な色再現性を得ることを特徴
としたものである。
【０００７】本発明によれば、映像領域の白側の階調性
が無くなったり、明るさが確保できなくなったり、中間
色におけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なった
りすることなく、映像の色むらを補正できる色むら補正
を提供できる。
が無くなったり、明るさが確保できなくなったり、中間
色におけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なった
りすることなく、映像の色むらを補正できる色むら補正
を提供できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、３板式液晶プロジェクターにおいて、液晶パネルの
左右の透過率に起因する色むら、もしくは個々の液晶パ
ネルの透過率の差に起因する色むらに対し、個々の液晶
パネルの透過率特性に応じた最適な補正を３原色の映像
信号に行い、画面全体に均一な色再現性を得ることを特
徴とした液晶プロジェクターの色むら補正回路としたも
のであり、映像領域の白側の階調性が無くなったり、明
るさが確保できなくなったり、中間色におけるホワイト
バランスが白ピークに比べ異なったりすることなく、映
像の色むらを補正できるという作用を有する。
は、３板式液晶プロジェクターにおいて、液晶パネルの
左右の透過率に起因する色むら、もしくは個々の液晶パ
ネルの透過率の差に起因する色むらに対し、個々の液晶
パネルの透過率特性に応じた最適な補正を３原色の映像
信号に行い、画面全体に均一な色再現性を得ることを特
徴とした液晶プロジェクターの色むら補正回路としたも
のであり、映像領域の白側の階調性が無くなったり、明
るさが確保できなくなったり、中間色におけるホワイト
バランスが白ピークに比べ異なったりすることなく、映
像の色むらを補正できるという作用を有する。
【０００９】本発明の請求項２に記載の発明は、３板式
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ電圧調整回路を備えた液晶プロジェクターの
色むら補正回路としたものであり、映像領域の中間色に
おけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なったりす
ることなく、映像の色むらを補正できるという作用を有
する。
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ電圧調整回路を備えた液晶プロジェクターの
色むら補正回路としたものであり、映像領域の中間色に
おけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なったりす
ることなく、映像の色むらを補正できるという作用を有
する。
【００１０】本発明の請求項３に記載の発明は、３板式
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ調整回路と、前記左右の振幅比率調整された
凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号のガ
ンマ補正電圧以上の映像振幅を調整するガンマ調整回路
を備えた液晶プロジェクターの色むら補正回路としたも
のであり、映像領域の白側の階調性が無くなったり、明
るさが確保できなくなったり、中間色におけるホワイト
バランスが白ピークに比べ異なったりすることなく、映
像の色むらを補正できるという作用を有する。
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ調整回路と、前記左右の振幅比率調整された
凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号のガ
ンマ補正電圧以上の映像振幅を調整するガンマ調整回路
を備えた液晶プロジェクターの色むら補正回路としたも
のであり、映像領域の白側の階調性が無くなったり、明
るさが確保できなくなったり、中間色におけるホワイト
バランスが白ピークに比べ異なったりすることなく、映
像の色むらを補正できるという作用を有する。
【００１１】本発明の請求項４に記載の発明は、３板式
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ調整回路と、前記左右の振幅比率調整された
凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号の白
ピークの映像振幅あるいはガンマ補正電圧を調整する白
ガンマ調整回路を備えた液晶プロジェクターの色むら補
正回路としたものであり、映像領域の白側の階調性が無
くなったり、明るさが確保できなくなったり、中間色に
おけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なったりす
ることなく、映像の色むらを補正できるという作用を有
する。
液晶プロジェクターにおいて、水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を発生
する回路と、前記凸状波形もしくは凹状波形の左右の振
幅比率を調整する振幅調整手段と前記左右の振幅比率調
整された凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像
信号のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整回路
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のガンマ補正電圧を調整
するガンマ調整回路と、前記左右の振幅比率調整された
凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号の白
ピークの映像振幅あるいはガンマ補正電圧を調整する白
ガンマ調整回路を備えた液晶プロジェクターの色むら補
正回路としたものであり、映像領域の白側の階調性が無
くなったり、明るさが確保できなくなったり、中間色に
おけるホワイトバランスが白ピークに比べ異なったりす
ることなく、映像の色むらを補正できるという作用を有
する。
【００１２】以下、本発明の実施の形態について、図１
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は色むら補正回路を持つ３板式液
晶プロジェクターの出力部の映像処理回路のブロック構
成図を示す。該３板式液晶プロジェクターは液晶パネル
の透過光がスクリーンに投射されるまでにミラーによっ
て反射される回数の奇偶が、他の２枚の液晶パネルの反
転回数の奇偶と異なる反転液晶パネルを備えた構成とし
ている。
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は色むら補正回路を持つ３板式液
晶プロジェクターの出力部の映像処理回路のブロック構
成図を示す。該３板式液晶プロジェクターは液晶パネル
の透過光がスクリーンに投射されるまでにミラーによっ
て反射される回数の奇偶が、他の２枚の液晶パネルの反
転回数の奇偶と異なる反転液晶パネルを備えた構成とし
ている。
【００１３】図１において符号１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路である。
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路である。
【００１４】次に、図１を参照しつつ、動作を説明す
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。
【００１５】また、ガンマ電圧設定回路６はカットオフ
電圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧から液晶パ
ネルの光の通過率／パネルへの印加電圧特性に適したガ
ンマ電圧を随時設定し、ガンマ補正回路７によりカット
オフ電圧に適したガンマ補正をかける。
電圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧から液晶パ
ネルの光の通過率／パネルへの印加電圧特性に適したガ
ンマ電圧を随時設定し、ガンマ補正回路７によりカット
オフ電圧に適したガンマ補正をかける。
【００１６】（実施の形態２）図１は色むら補正回路を
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、８はガンマ電圧以上の映像振幅を
設定する映像振幅設定回路である。
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、８はガンマ電圧以上の映像振幅を
設定する映像振幅設定回路である。
【００１７】次に、図１を参照しつつ、動作を説明す
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から映像振幅設定回路８
で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電圧特性に
適した映像振幅を随時設定し、ガンマ補正回路７の映像
振幅調整によりカットオフ電圧およびガンマ電圧に適し
たガンマ補正をかける。
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から映像振幅設定回路８
で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電圧特性に
適した映像振幅を随時設定し、ガンマ補正回路７の映像
振幅調整によりカットオフ電圧およびガンマ電圧に適し
たガンマ補正をかける。
【００１８】（実施の形態３）図１は色むら補正回路を
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、９は白側近傍の映像振幅を設定す
る白ガンマ映像振幅設定回路、１０は白ガンマ補正回路
である。
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、９は白側近傍の映像振幅を設定す
る白ガンマ映像振幅設定回路、１０は白ガンマ補正回路
である。
【００１９】次に、図１を参照しつつ、動作を説明す
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から白ガンマ映像振幅設
定回路９で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電
圧特性に適した白側の映像振幅を随時設定し、白ガンマ
補正回路１０の白側近傍の映像振幅調整によりカットオ
フ電圧およびガンマ電圧に適した白ガンマ補正をかけ
る。
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から白ガンマ映像振幅設
定回路９で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電
圧特性に適した白側の映像振幅を随時設定し、白ガンマ
補正回路１０の白側近傍の映像振幅調整によりカットオ
フ電圧およびガンマ電圧に適した白ガンマ補正をかけ
る。
【００２０】（実施の形態４）図１は色むら補正回路を
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、９は白側近傍の映像振幅を設定す
る白ガンマ映像振幅設定回路、１０は白ガンマ補正回路
である。
持つ３板式液晶プロジェクターの出力部の映像処理回路
の構成図を示し、図１において１は水平同期信号もしく
は垂直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を
発生する原型補正波形回路、２は原型補正回路１からの
凸状波形もしくは凹状波形の左右の振幅比率を調整する
振幅比率調整手段、３は補正波形の増幅回路、４は３原
色の映像信号のカットオフ電圧を随時設定するカットオ
フ電圧設定回路、５は１Ｈもしくは１Ｖごとの反転制御
信号およびカットオフ電圧設定回路４の設定電圧により
映像信号の反転制御を行う反転回路、６はカットオフ電
圧設定回路４で設定されたカットオフ電圧からガンマ補
正電圧を随時設定するガンマ電圧設定回路、７は映像信
号のガンマ補正回路、９は白側近傍の映像振幅を設定す
る白ガンマ映像振幅設定回路、１０は白ガンマ補正回路
である。
【００２１】次に、図１を参照しつつ、動作を説明す
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から白ガンマ映像振幅設
定回路９で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電
圧特性に適した白側のガンマ電圧を随時設定し、白ガン
マ補正回路１０の白側のガンマ電圧調整によりカットオ
フ電圧およびガンマ電圧に適した白ガンマ補正をかけ
る。
る。原型補正波形回路１からの水平同期信号もしくは垂
直同期信号に同期した凸状波形もしくは凹状波形を振幅
比率調整手段２および補正波形の増幅回路３によってス
クリーン上の映像の色むらに適合した形に調整する。カ
ットオフ電圧設定回路４は増幅回路３から出力された補
正波形から時間軸上における３原色の映像信号の各カッ
トオフ電圧を設定し、反転回路５により映像信号は色む
らに適合したカットオフ電圧で反転制御される。またガ
ンマ電圧設定回路６はカットオフ電圧設定回路４で設定
されたカットオフ電圧から液晶パネルの光の通過率／パ
ネルへの印加電圧特性に適したガンマ電圧を随時設定
し、ガンマ補正回路７によりカットオフ電圧に適したガ
ンマ補正をかける。またカットオフ電圧設定回路４およ
びガンマ電圧設定回路６で設定された映像信号のカット
オフ電圧およびガンマ補正電圧から白ガンマ映像振幅設
定回路９で液晶パネルの光の通過率／パネルへの印加電
圧特性に適した白側のガンマ電圧を随時設定し、白ガン
マ補正回路１０の白側のガンマ電圧調整によりカットオ
フ電圧およびガンマ電圧に適した白ガンマ補正をかけ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明の液晶プロジェク
ターの色むら補正回路によれば、反転液晶パネルを有す
る３板式液晶プロジェクターにおいて、液晶パネルの左
右の透過率に起因する色むら、もしくは個々の液晶パネ
ルの透過率の差に起因する色むらに対し、個々の液晶パ
ネルの透過率特性に応じた最適な補正を行い、映像領域
の白側の階調性が無くなったり、明るさが確保できなく
なったり、中間色におけるホワイトバランスが白ピーク
に比べ異なったりすることなく、画面全体に均一な色再
現性を得ることが可能となる。
ターの色むら補正回路によれば、反転液晶パネルを有す
る３板式液晶プロジェクターにおいて、液晶パネルの左
右の透過率に起因する色むら、もしくは個々の液晶パネ
ルの透過率の差に起因する色むらに対し、個々の液晶パ
ネルの透過率特性に応じた最適な補正を行い、映像領域
の白側の階調性が無くなったり、明るさが確保できなく
なったり、中間色におけるホワイトバランスが白ピーク
に比べ異なったりすることなく、画面全体に均一な色再
現性を得ることが可能となる。
【図１】本発明の一実施の形態における液晶プロジェク
ターの映像処理回路のブロック構成図
ターの映像処理回路のブロック構成図
【符号の説明】 １ 原型補正波形回路 ２ 原型補正波形の振幅比率調整手段 ３ 補正波形の増幅回路 ４ カットオフ電圧設定回路 ５ 映像信号の反転回路 ６ ガンマ電圧設定回路 ７ 映像信号のガンマ補正回路 ８ 映像振幅設定回路 ９ 白ガンマ映像振幅設定回路 １０ 白ガンマ補正回路 １１ 液晶パネル
Claims (4)
- 【請求項１】 ３板式液晶プロジェクターにおいて、液
晶パネルの左右の透過率に起因する色むら、もしくは個
々の液晶パネルの透過率の差に起因する色むらに対し、
個々の液晶パネルの透過率特性に応じた最適な補正を３
原色の映像信号に行い、画面全体に均一な色再現性を得
ることを特徴とした液晶プロジェクターの色むら補正回
路。 - 【請求項２】 ３板式液晶プロジェクターにおいて、水
平同期信号もしくは垂直同期信号に同期した凸状波形も
しくは凹状波形を発生する回路と、前記凸状波形もしく
は凹状波形の左右の振幅比率を調整する振幅調整手段
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のカットオフ電圧を調整
するカットオフ調整回路と、前記左右の振幅比率調整さ
れた凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号
のガンマ補正電圧を調整するガンマ電圧調整回路とを備
えた液晶プロジェクターの色むら補正回路。 - 【請求項３】 ３板式液晶プロジェクターにおいて、水
平同期信号もしくは垂直同期信号に同期した凸状波形も
しくは凹状波形を発生する回路と、前記凸状波形もしく
は凹状波形の左右の振幅比率を調整する振幅調整手段
と、前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹
状波形により３原色の映像信号のカットオフ電圧を調整
するカットオフ調整回路と、前記左右の振幅比率調整さ
れた凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号
のガンマ補正電圧を調整するガンマ調整回路と、前記左
右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹状波形によ
り３原色の映像信号のガンマ補正電圧以上の映像振幅を
調整するガンマ調整回路とを備えた液晶プロジェクター
の色むら補正回路。 - 【請求項４】 ３板式液晶プロジェクターにおいて、水
平同期信号もしくは垂直同期信号に同期した凸状波形も
しくは凹状波形を発生する回路と、前記凸状波形もしく
は凹状波形の左右の振幅比率を調整する振幅調整手段と
前記左右の振幅比率調整された凸状波形もしくは凹状波
形により３原色の映像信号のカットオフ電圧を調整する
カットオフ調整回路と、前記左右の振幅比率調整された
凸状波形もしくは凹状波形により３原色の映像信号のガ
ンマ補正電圧を調整するガンマ調整回路と、前記左右の
振幅比率調整された凸状波形もしくは凹状波形により３
原色の映像信号の白ピークの映像振幅あるいはガンマ補
正電圧を調整する白ガンマ調整回路を備えた液晶プロジ
ェクターの色むら補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326748A JPH09168161A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 液晶プロジェクターの色むら補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326748A JPH09168161A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 液晶プロジェクターの色むら補正回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168161A true JPH09168161A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18191247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7326748A Pending JPH09168161A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 液晶プロジェクターの色むら補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09168161A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7006065B1 (en) | 1999-11-08 | 2006-02-28 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Gamma compensation method and circuit for color liquid crystal display |
| US8780145B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-07-15 | Nec Display Solutions, Ltd. | Image display apparatus, picture signal processing method, and program |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7326748A patent/JPH09168161A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7006065B1 (en) | 1999-11-08 | 2006-02-28 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Gamma compensation method and circuit for color liquid crystal display |
| US7671829B2 (en) | 1999-11-08 | 2010-03-02 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Driving method and driving circuit for color liquid crystal display |
| US8780145B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-07-15 | Nec Display Solutions, Ltd. | Image display apparatus, picture signal processing method, and program |
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