JPH0512904A - 表示素子および表示装置 - Google Patents

表示素子および表示装置

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JPH0512904A
JPH0512904A JP3158971A JP15897191A JPH0512904A JP H0512904 A JPH0512904 A JP H0512904A JP 3158971 A JP3158971 A JP 3158971A JP 15897191 A JP15897191 A JP 15897191A JP H0512904 A JPH0512904 A JP H0512904A
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JP
Japan
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discharge
light emitting
chambers
electrode
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158971A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakajima
淳一 中島
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JPH0512904A publication Critical patent/JPH0512904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】共通電極の放電スポットと各アノードとの放電
路長のバラツキを低減し、各発光小室間の明るさのバラ
ツキを低減する。 【構成】各発光小室19R〜19Bと共通陰極25との
間に、各発光小室19R〜19Bの各アノード21と共
通陰極25との間で発生する放電を通す1つの放電連通
孔28を形成した放電連通路部材16を介在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単管多色蛍光ランプ等の
表示素子およびこの表示素子の複数を面状に配列する表
示装置に係り、特に、複数の発光小室同士の明るさのバ
ラツキの低減を図った表示素子および表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示素子の一例としては
特開平2−213044号公報に掲載されたものがあ
る。
【0003】この蛍光ランプは単管で多色を発光する表
示用蛍光ランプであり、図4,5に示すように平面形状
が長方形の偏平角筒状の発光室部1に、円筒状の電極室
部2を同心状に気密に結合している。
【0004】発光室部1は例えば赤、緑、青(以下R,
G,Bという)にそれぞれ発光して、横1列に並設され
た3つの発光小室3R,3G,3Bを1絵素として構成
し、さらに、この1絵素を図4に示すように上下2段に
配列して2絵素を構成し、各発光小室3R,3G,3B
内にはその端部にてアノード4,4…をそれぞれ内蔵し
ている。
【0005】発光室部1ではその底部中央部において、
各発光小室3R,3G,3Bと電極室部2内部と連通す
る矩形の放電孔5をそれぞれ穿設し、電極室部2内の共
通陰極6とアノード4との選択的放電を、これら放電孔
5に通すようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蛍光ランプでは、複数の発光小室3R,3
G,3Bの各アノード4と共通陰極6との放電路長にバ
ラツキがあるので、複数の発光小室3R,3G,3B間
で明るさにバラツキがあるという問題がある。
【0007】つまり、共通陰極6は有底円筒状の電極ケ
ース7の内底部上に立設されたガラス製のフレアステム
8により同心状に支持されるように位置決めされている
が、この電極ケース7の開口上端を、発光室部1に同心
状に気密に結合する際に、共通陰極6と各放電孔5とは
必ずしも位置決めされていない。
【0008】このために、共通電極7の軸線が各放電孔
5の長手方向に対し、ほぼ平行をなす場合もあれば、直
交する場合もあり、その他一定していない。
【0009】さらに、共通陰極6上に形成される放電ス
ポットが一定せず、種々の条件によって移動するので、
この共通陰極6の放電スポットと各アノードとの放電路
長にバラツキを生じ、各発光小室3R,3G,3B間で
明るさにバラツキを生ずるという問題がある。
【0010】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は共通電極の放電スポットが
一定せずに移動しても、この放電スポットと各アノード
との間の放電路長のバラツキを低減し、各発光小室間の
明るさのバラツキを低減することができる表示素子およ
び表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために次のように構成される。
【0012】本願請求項1記載の発明(以下、第1の発
明という)は、共通電極を水銀と希ガスの雰囲気中で気
密に内蔵する電極室部と、前記共通電極と選択的に放電
するアノードを気密に内蔵して内面に蛍光体を被着し、
前記電極室部と連通してなる発光小室の少なくとも3つ
以上を列状に配列する発光室部と、前記各発光小室と前
記共通電極との間に介在されて前記アノードと共通電極
との間で発生する放電を通す1つの放電連通路を形成す
る放電連通路部材とを有することを特徴とする。
【0013】本願請求項2記載の発明(以下、第2の発
明という)は、請求項1記載の表示素子の複数を、これ
らの表示画面が面状をなすように配設したことを特徴と
する。
【0014】
【作用】
〈第1の発明〉共通電極と複数の発光小室の各アノード
との間でそれぞれ発生する各放電は必ず放電連通路部材
の1つの放電連通路を通ってから、各発光小室の各放電
孔を通ってその内部へ到達する。
【0015】つまり、この放電連通路の位置が一定して
おり、移動しないうえに、この放電連通路を、各アノー
ドの全ての放電が必ず経由するので、共通電極の放電ス
ポットが移動しても、共通電極の放電スポットと各アノ
ードとの放電路長とのバラツキを低減し、発光小室間の
明るさのバラツキを低減することができる。
【0016】〈第2の発明〉本発明は、複数の発光小室
間の明るさのバラツキを低減した第1の発明に係る表示
素子の複数により表示画面を構成しているので、この表
示画面の明るさのバラツキを低減し、画質を高めること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。
【0018】図1は本願第1の発明の一実施例の全体構
成を示す部分縦断面図であり、図において、蛍光ランプ
11は単管で多色を発光するものであって、電光表示盤
等の表示素子に好適な蛍光ランプであり、発光室部12
の偏平有底角筒状の発光部ケース13に、電極室部14
の有底円筒状の電極ケース15を、偏平有蓋円筒状の放
電連通路部材16を介して同心状に気密に結合してい
る。
【0019】発光室部12は図2にも示すように、偏平
有底角筒状の発光部ケース13内を発光室17として、
この発光室17内を隔壁18により縦横に仕切ることに
より、R,G,Bにそれぞれ発光して横1列に並設され
た1絵素分の発光小室19R,19G,19Bを横2列
に配列して2絵素を構成している。
【0020】各発光小室19R,19G,19Bは、そ
のほぼ全内面にR,G,Bにそれぞれ発光する蛍光体膜
をそれぞれ被着し、また、各発光小室19R,19G,
19B内には、その底部内端部に角形貫通孔の放電孔2
0をそれぞれ穿設する一方、各外端部にてアノード21
をそれぞれ内蔵している。
【0021】発光部ケース13はその開口上端を例えば
透明ガラス製のフェイスプレート22により気密に閉じ
て表示画面11aを構成している。
【0022】一方、電極室部14はその有底円筒状の内
底部中央部上に例えばガラス製のフレアステム23を同
心状に立設し、このフレアステム23内に一部を埋設し
た左右一対のインナリード線24a,24bにより、共
通陰極25を同心状に支持している。
【0023】フレアステム23内には例えばガラス製の
排気管26の内端部を埋設し、その内端を電極ケース1
5内に開口させている。この排気管26は、例えば図示
しない排気ポンプ等に接続されて、電極ケース15およ
び発光部ケース13内を排気し、その後、水銀と希ガス
とを封入し、その封入後、排気管26の外端部を気密に
チップするものである。
【0024】そして、放電連通路部材16はその上蓋2
7の中央部に、その板厚方向に貫通する例えば円形の1
つの放電連通孔28を穿設し、共通電極25と各アノー
ド21との間で形成される放電の全てをこの放電連通孔
28を通すようになっている。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。
【0026】例えば共通陰極25と全発光小室19R〜
19Bの全アノード21…間に所定の電圧が印加される
と、全アノード21…と共通陰極25の放電スポットと
の間に放電が発生する。これら全放電は放電連通路部材
16の1つの放電連通孔28を通ってから、各発光小室
19R〜19Bへ、その各放電孔20を通って侵入し、
各アノード21に到達する。
【0027】このために、2絵素分の全発光小室19R
〜19B内の水銀が放電により励起されて紫外線を発生
し、この紫外線が全発光小室19R〜19Bの蛍光体膜
を励起し、全発光小室19R〜19BがR,G,Bにそ
れぞれ発光する。
【0028】したがって、共通陰極25の軸線が各発光
小室19R〜19Bの各放電孔20の長手方向とほぼ平
行をなし、あるいは直交する場合等、共通陰極25と各
放電孔20との相対位置関係が一定せず、しかも、共通
陰極25の放電スポットの発生位置が一定しない場合で
も、全アノード21…の放電が必ず放電連通孔28を通
ってから各発光小室19R〜19Bの各放電孔20を通
るので、これら全放電の放電路長のバラツキが低減され
る。
【0029】例えば図1に示すように、放電スポットが
共通陰極25の左端Aまたは、右端Bに発生したときに
は、放電連通孔28のほぼ直上にあって、G発光の発光
小室19Gのアノード21の放電路長が最短距離をな
し、その両側にあるR発光およびB発光の両アノード2
1,21の放電路長がこれより若干長くなるが、これら
各放電は必ず放電連通孔28を通るので、これら放電路
長の差は低減する。
【0030】したがって、本実施例によれば、各発光小
室19R〜19Bの明るさのバラツキが低減される。
【0031】なお、前記実施例では、放電連通路部材1
6を発光部ケース13と電極部ケース15との間に介在
させて支持する場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばフレアステム23内
にピン植設し、このピンにより放電連通路部材16を支
持させるように構成してもよい。
【0032】図3は本願第2の発明の一実施例の平面図
であり、図において、表示装置31は図1、図2で示す
蛍光ランプ11の4本を、これらの表示画面11a…が
相互に面一になるように正方格子状に配列している。こ
れら表示画面11aの各接合側面同士の接合は接着剤に
よっても、これ以外の方法によってもよく、その接合方
法は問わない。
【0033】また、本実施例では蛍光ランプ11の4本
を格子状に配設した場合について説明したが、その蛍光
ランプ11の設置数は2本以上であればよく、その本数
や配列は必要に応じて適宜変更してもよい。
【0034】このように本実施例は各発光小室19R〜
19B間の明るさのバラツキが小さい表示用の蛍光ラン
プ11を複数本組み付けて構成されるので、表示装置3
1全体としての表示画面31aの明るさのバラツキを低
減し、画質を高めることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
共通電極と複数の発光小室の各アノードとの間でそれぞ
れ発生する各放電を、必ず放電連通路部材の1つの放電
連通路を通すので、共通電極上の放電スポットが移動し
ても、共通電極の放電スポットと各アノードとの放電路
長とのバラツキを低減し、各発光小室間の明るさのバラ
ツキを低減することができる。
【0036】また、本願第2の発明は、複数の発光小室
間の明るさのバラツキを低減した前記第1の発明に係る
表示素子の複数により表示画面を構成しているので、こ
の表示画面の明るさのバラツキを低減し、画質を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1の発明に係る表示素子の一実施例の要
部縦断面図。
【図2】図1で示す実施例の平面図。
【図3】本願第2の発明に係る表示装置の一実施例の平
面図。
【図4】従来の表示用蛍光ランプの平面図。
【図5】一部を図4で示すV−V線に沿って切断して示
す部分縦断面図。
【符号の説明】
11 蛍光ランプ 12 発光室部 14 電極室部 16 放電連通路部材 17 発光室 19R,19G,19B 発光小室 20 放電孔 21 アノード 28 放電連通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通電極を水銀と希ガスの雰囲気中で気
    密に内蔵する電極室部と、前記共通電極と選択的に放電
    するアノードを気密に内蔵して内面に蛍光体を被着し、
    前記電極室部と連通してなる発光小室の少なくとも3つ
    以上を列状に配列する発光室部と、前記各発光小室と前
    記共通電極との間に介在されて前記アノードと共通電極
    との間で発生する放電を通す1つの放電連通路を形成す
    る放電連通路部材とを有することを特徴とする表示素
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示素子の複数を、これ
    らの表示画面が面状をなすように配設したことを特徴と
    する表示装置。
JP3158971A 1991-06-28 1991-06-28 表示素子および表示装置 Pending JPH0512904A (ja)

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JP3158971A JPH0512904A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 表示素子および表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8344837B2 (en) 2010-08-24 2013-01-01 Denso Corporation Solenoid apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8344837B2 (en) 2010-08-24 2013-01-01 Denso Corporation Solenoid apparatus

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