JPH05128781A - デイスクカートリツジのドア駆動装置 - Google Patents

デイスクカートリツジのドア駆動装置

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JPH05128781A
JPH05128781A JP3289893A JP28989391A JPH05128781A JP H05128781 A JPH05128781 A JP H05128781A JP 3289893 A JP3289893 A JP 3289893A JP 28989391 A JP28989391 A JP 28989391A JP H05128781 A JPH05128781 A JP H05128781A
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JP
Japan
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door
slider
cartridge
window
spring
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Pending
Application number
JP3289893A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Morikawa
清志 森川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジ内のクリーン度を維持
するための適正なドア駆動を可能にする。 【構成】 ディスクカートリッジ1の側面に形成された
窓9を開閉するドア11を移動させるため、ドア11の端部
に固定され、かつディスクカートリッジ1の側面に移動
可能に設置されたスライダ12を、上ケース2に形成した
カバー部16によって、操作板18が入り込む下部の間隙17
を残して覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク,磁気ディ
スク等のディスク状記録媒体を収納したディスクカート
リッジに形成された窓を開閉するためのドアを開閉移動
させるディスクカートリッジのドア駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状記録媒体を収納したデ
ィスクカートリッジのヘッドアクセス用の窓はドアの移
動によって開閉され、また、このドアは、ドアに固定さ
れかつディスクカートリッジの外側面を摺動するスライ
ダによって移動されて、窓閉鎖状態から開放状態にな
る。具体的には、ディスクカートリッジをディスクドラ
イバ内へ挿入する際、ディスクドライバに固定された爪
状の操作体と前記スライダとが係合し、さらに挿入を続
けると押入力を受けてスライダが移動することになり、
同時にドアを移動させて窓を開放状態にする。そしてデ
ィスクカートリッジがディスクドライバから排出される
と、スライダに加わる力がなくなるので、復帰用のスプ
リングの力を受けてスライダとドアとが窓閉鎖位置に戻
る。
【0003】前記復帰用のスプリングとして、コンスタ
ントトルクスプリングであるゼンマイバネを用い、この
ゼンマイバネをディスクカートリッジの一部に巻回させ
ておき、一端部をドアやスライダに固定したものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のドアを
駆動する装置では、ディスクカートリッジの外側面をス
ライダが移動する構造であるため、スライダが外部に露
出した状態にある。従って、ディスクカートリッジは、
ディスクドライバに装填されていない場合でも、不用意
にスライダを移動させてしまうおそれがあり、スライダ
の移動による不使用時におけるドアの窓開放によってデ
ィスクカートリッジの密封性が損なわれ、ディスクカー
トリッジ内に塵埃が流入する危険がある。
【0005】またドアを窓閉鎖位置に復帰させるために
スプリングを用いるが、特にゼンマイバネを使用するも
のでは、ドアの移動と共に引張られ、また巻込みを行う
際にディスクカートリッジのケースとゼンマイバネの長
手方向の側端とが磨れ合い、ケースを削るおそれがあ
る。このケースを削ることによって生じた摩耗粉が窓か
らディスクカートリッジ内へ入り、内部のクリーン度を
損う危険がある。
【0006】さらにドアは、通常、樹脂からなる屈曲自
在な薄板体であって、前記復帰ばねの力を受けて窓閉鎖
位置へ移動する際、ドア先端がケースと当接して停止す
るが、この時にドア先端が圧縮力を受けることになる。
このためドア開閉が繰り返されるとドア先端に変形を生
じさせてしまい、ドアの移動に影響を与え、ドアの移動
が途中で停止し、窓の一部を開放状態のままにしてしま
うおそれがある。
【0007】本発明の目的は、ディスクカートリッジ内
のクリーン度を維持するため、適正なドア駆動がなされ
るディスクカートリッジのドア駆動装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、内部にディスク状記録媒体を収納したカ
ートリッジケースの側面に形成された窓に沿って移動し
て窓を開閉するドアと、前記カートリッジケースの側面
に移動可能に設置されて前記ドアを移動させるスライダ
と、前記ドアを窓閉鎖方向に付勢しているスプリングと
を備えたディスクカートリッジのドア駆動装置におい
て、前記スライダを移動させる操作体の操作用空間を除
いてスライダの移動領域を覆うカバー部を前記カートリ
ッジケースに設けたことを特徴とする。
【0009】また前記スライダに前記スプリングとカー
トリッジケースとが接触しないようにスプリングの一部
を保持する収納部を設けたことを特徴とする。
【0010】さらに前記カートリッジケースに前記スラ
イダの移動を規制するストッパを設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記の手段によれば、ドアを移動させるスライ
ダは、カバー部で覆われるため、スライダを移動させる
操作体以外によっては、外部から容易に動かすことがで
きず、不用意なドアの移動を防止できる。
【0012】またドアを窓閉鎖方向に付勢しているスプ
リングは、スライダの収納部に一部が保持されてカート
リッジケースと接触しないので、スプリングとカートリ
ッジケースとが接触して摩耗粉を発生してしまうことが
防止される。
【0013】さらにスライダの過移動がストッパによっ
て規制されるため、ドアが窓閉鎖位置に復帰する時に、
ドア先端がカートリッジケースと常に適当な状態にて停
止することになり、ドア先端が、スプリングの力を受け
てカートリッジケースと繰り返し当接して、変形するこ
とが防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明の一実施例の分解斜視図、図
2は図1の下ケースの組立状態の斜視図、図3は本実施
例の組立状態を上面から示した斜視図、図4は本実施例
の組立状態を底面から示した斜視図であり、1は上ケー
ス2と下ケース3とを接合して構成されるディスクカー
トリッジ、4は上ケース2と下ケース3内に収納される
磁気ディスク、5と6は磁気ディスク4の中央に固定さ
れるディスククランプとアマチュアアッセンブリ、7は
ディスククランプ5とアマチュアアッセブリ6とを磁気
ディスク4を介して接合するためのねじ、8はディスク
カートリッジ1内に係止されて、内部の空気を浄化する
ためのエアフィルタ、9は図示しないディスクドライバ
に装備された磁気ヘッドの磁気ディスク4へのアプロー
チを可能にするため上下のケース2,3の側部に形成さ
れたヘッドアクセス用の窓、10は窓9に沿って上下のケ
ース2,3に形成されたドアガイド溝、11はドアガイド
溝10に摺動可能に側端が入る樹脂製薄板よりなる長方形
状のドア、12は上下のケース2,3の側面に移動可能に
設置され、かつ前記ドア11の端部に固定されたスライ
ダ、13は下ケース3の突起部3aに嵌着されるボビン14
に巻回され、かつ一端が前記スライダ12に固定されたゼ
ンマイバネ、15は上ケース2と下ケース3とを固定する
ためのタップタイトねじ、16は下部に下ケース3と若干
の間隙17(図3,図4参照)があくように、スライダ12の
移動領域を覆う、上ケース2のスライダ12設置側に設け
られたカバー部である。
【0016】前記カバー部16の間隙17は、図3に示した
ように、図示しないディスクドライバに設けられたスラ
イダ12を移動させる操作板18が入り込める程度の幅を有
しており、この操作板18の押圧によってスライダ12の移
動を可能にしている。
【0017】また前記スライダ12は、図5に示したよう
に凹板状をなし、背面側の凹部を収納部12aとして、ゼ
ンマイバネ13が上下のケース2,3に接触しないように
ゼンマイバネ13とドア11との一端を保持固定している。
スライダ12及びドア11は、ゼンマイバネ13によって窓9
を閉鎖する方法に付勢されている。さらにスライダ12の
窓閉鎖位置における上下のケース2,3には、スライダ
12の移動を規制するストッパである段部19が設けられて
いる。
【0018】前記段部19とスライダ12とが当接している
状態では、図6の図2におけるa部拡大図のように、ド
ア11は、ドア先端11aが上下のケース2,3と当接する
ことなく、窓9を閉鎖している。
【0019】次に上記の実施例の動作を説明する。
【0020】図3,図4はドア11で窓9を閉鎖している
状態を示しており、ドア11とスライダ12とはゼンマイバ
ネ13の巻付力を受けて窓閉鎖位置にある。この状態のデ
ィスクカートリッジ1をディスクドライバへ挿入する
と、ディスクドライバ内の操作板18がカバー部16の間隙
17へ入り込む。ディスクカートリッジ1をさらに挿入し
ていくことで、カバー部16内でスライダ12と係合した操
作板18がスライダ12をゼンマイバネ13の巻付力に抗して
移動させる。このスライダ12の移動により、ドア11は、
ドアガイド溝10に案内されながら移動して、窓9を開放
する。
【0021】ディスクカートリッジ1がディスクドライ
バから排出されると、操作板18によるスライダ12を押圧
する力が解除されるので、ドア11とスライダ12とは、ゼ
ンマイバネ13の巻付力を受けて窓閉鎖位置へ移動する。
そしてスライダ12が段部19と当接して停止した状態で、
ドア11は窓9を閉鎖する。
【0022】上記の実施例によれば、ドア11を移動させ
るスライダ12は、カバー部16で覆われているため、間隙
17から薄板状のものを挿入しない限り移動されないの
で、不用意にドア11が移動して、窓9を開放してしまう
ことを防止でき、ディスクカートリッジ1内の密封性を
保つことができる。
【0023】またドア11を窓開放位置から窓閉鎖位置へ
復帰させるスプリングであるゼンマイバネ13は、スライ
ダ12の収納部12aに入り込んで保持されているので、上
下のケース2,3と接触することがなく、両ケース2,
3を磨って摩耗粉を発生させることを防止できる。
【0024】さらにスライダ12は段部19で移動を規制さ
れているので、ドア11先端がゼンマイバネ13の力を受け
て窓閉鎖位置でケース2,3と当接し、変形してしまう
ことがなくなり、ドア11の耐久性が増す。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドアを移動させるスライダをカバー部で覆うことで、外
部から不用意にスライダを移動させてしまうことを防止
でき、不使用時における窓に対するドアの閉鎖が確実に
なり、またドアを窓閉鎖方向に付勢しているスプリング
は、スライダによってカートリッジケースと接触しない
ように保持されるので、カートリッジケースを磨って摩
耗粉を発生させることがなくなり、従来のような摩耗粉
のカートリッジケース内への侵入がなく、内部のクリー
ン度を保つことができ、さらにスライダの移動をストッ
パで規制することで、ドア先端がカートリッジケースと
当接して変形してしまうことを防止でき、ドアの移動が
円滑で窓の開閉が適正に行えるため、ディスクカートリ
ッジ内のクリーン度を維持するための適正なドア駆動が
なされるディスクカートリッジのドア駆動装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジのドア駆動装置
の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の下ケースの組立状態の斜視図である。
【図3】本実施例の組立状態を上面から示した斜視図で
ある。
【図4】本実施例の組立状態を底面から示した斜視図で
ある。
【図5】スライダ背面の斜視図である。
【図6】図2のa部における拡大図である。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、 2,3…ケース(カート
リッジケース)、 4…磁気ディスク(ディスク状記録媒
体)、 9…窓、 11…ドア、 12…スライダ、12a…収
納部、 13…ゼンマイバネ、 16…カバー部、 17…間
隙(操作用空間)、 18…操作板(操作体)、 19…段部
(ストッパ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にディスク状記録媒体を収納したカ
    ートリッジケースの側面に形成された窓に沿って移動し
    て窓を開閉するドアと、前記カートリッジケースの側面
    に移動可能に設置されて前記ドアを移動させるスライダ
    と、前記ドアを窓閉鎖方向に付勢しているスプリングと
    を備えたディスクカートリッジのドア駆動装置におい
    て、前記スライダを移動させる操作体の操作用空間を除
    いてスライダの移動領域を覆うカバー部を前記カートリ
    ッジケースに設けたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジのドア駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記スライダに前記スプリングとカート
    リッジケースとが接触しないようにスプリングの一部を
    保持する収納部を設けたことを特徴とする請求項1のデ
    ィスクカートリッジのドア駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジケースに前記スライダ
    の移動を規制するストッパを設けたことを特徴とする請
    求項1のディスクカートリッジのドア駆動装置。
JP3289893A 1991-11-06 1991-11-06 デイスクカートリツジのドア駆動装置 Pending JPH05128781A (ja)

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JPH05128781A true JPH05128781A (ja) 1993-05-25

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