JP2001250359A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001250359A
JP2001250359A JP2000390465A JP2000390465A JP2001250359A JP 2001250359 A JP2001250359 A JP 2001250359A JP 2000390465 A JP2000390465 A JP 2000390465A JP 2000390465 A JP2000390465 A JP 2000390465A JP 2001250359 A JP2001250359 A JP 2001250359A
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JP
Japan
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shutter
slider
half shell
case body
end wall
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Application number
JP2000390465A
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English (en)
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Tsutomu Sawada
勉 澤田
Koji Kishida
広史 岸田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/749,306 priority patent/US20010014078A1/en
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    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/113—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container
    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03—Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301—Details
    • G11B23/0308—Shutters

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター機構の部品点数を少なくし、ディ
スクカートリッジの組み立て作業を容易にして、安価な
ディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 左右両方向へスライド可能に構成された
シャッターを備えたディスクカートリッジにおいて、カ
ートリッジケースの一方の面に、一方のハーフシェルの
前端壁の上面と他方のハーフシェルの前端壁の下面との
間に第１ガイド溝が形成されると共に前記他方のハーフ
シェルの前端壁を切り欠いて前記一方のハーフシェルの
前端壁の上面に至る切欠部が形成され、前記第１スライ
ダーに形成された第１係合突片及び第２係合突片を前記
切欠部から前記第１ガイド溝に挿入することにより前記
シャッターを前記ケース本体に装着するように構成した
ことを特徴とするディスクカートリッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや磁気
ディスクなどの円盤形状をしたディスク状記録媒体を回
転自在に収納するディスクカートリッジに関し、更に詳
しくは、シャッターを、ヘッドアクセス窓及び駆動軸挿
入窓(ヘッドアクセス用および駆動軸挿入用として兼用
される窓)を閉じる位置を中立位置として左右両方向へ
スライドさせることができるタイプのディスクカートリ
ッジに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、光ディスク、光磁気ディスク等の
ディスク状記録媒体を機器装置にローディングするため
に、ディスク状記録媒体を回転自在に収納するディスク
カートリッジが使用されている。このディスクカートリ
ッジには、ヘッドアクセス窓及び駆動軸挿入窓が設けら
れており、これらの窓はディスクカートリッジの表面に
摺動自在に設けられた断面略コの字状のシャッターで開
閉できるように構成されている。このディスクカートリ
ッジをディスクドライブ装置にローディングしたとき
に、ディスクドライブ装置のシャッター駆動ピンでディ
スクカートリッジのシャッターをスライドさせることに
より、ヘッドアクセス窓及び駆動軸挿入窓を開いて、デ
ィスクへの読み書きを行うようになっている。
【０００３】一方、両面に読み書き可能なタイプのディ
スクを収納し、ディスクドライブ装置に表面と裏面のど
ちらを上にしてもローディング可能なディスクカートリ
ッジの場合、ディスクドライブ装置側のシャッター駆動
メカニズムが複雑化するのを防止するため、ディスクカ
ートリッジのシャッターを、ヘッドアクセス窓及び駆動
軸挿入窓を閉じた中立位置から左右二方向へスライド可
能に構成することにより、ディスクドライブ装置のシャ
ッター駆動ピンの駆動方向を一方向にするようにしてい
る。
【０００４】このタイプのシャッター機構として、たと
えば、ねじりコイルバネを２つ用いたもの（特公平５
−６７５８号公報）、あるいは、金属製のガイド軸を
設けたもの（第２５０８４４９号特許公報）などが開示
されているが、いずれのものも部品点数が多く、コスト
高であるなどの問題があった。また、特にはスライダ
ーとシャッターを予めガイド軸に取り付けてサブアセン
ブルにしてからカートリッジケースに組み付けなければ
ならないので、組み立て作業が困難であるなどの問題が
あった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の解決
すべき技術的課題としては、シャッターが中立位置から
左右両方向へ摺動自在に構成されたディスクカートリッ
ジにおいて、シャッター機構の部品点数を少なくすると
共に、ディスクカートリッジの組み立て作業を容易なら
しめて、安価なディスクカートリッジを提供することで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の目
的を達成するため、請求項１記載の発明は、ディスク状
記録媒体を回転自在に収納する一対のハーフシェルから
なるケース本体と、該ケース本体に形成された駆動軸挿
入窓及びヘッドアクセス窓を閉じる位置を中立位置とし
て左右両方向へスライド可能に構成された第１スライダ
ーと開閉板とからなるシャッターとを備えると共に、前
記ケース本体の一方の面の前端縁側にシャッター開閉方
向沿いに形成された第１ガイド溝と、該第１ガイド溝に
摺動自在に係合するように前記第１スライダーの内面の
両側縁部側にそれぞれ形成された第１係合突片及び第２
係合突片と、該第１係合突片及び第２係合突片のそれぞ
れの左右方向の外側で前記第１ガイド溝にスライド可能
に係合する一対の第２スライダーと、前記両第２スライ
ダー間に連結され、前記両第２スライダーを互いに引き
付け連結するバネ手段と、前記両第２スライダーに内面
から当接するように前記ケース本体に突設されたストッ
パーとを備えたディスクカートリッジにおいて、前記第
１ガイド溝は前記一対のハーフシェルの一方のハーフシ
ェルの前端壁の上面と他方のハーフシェルの前端壁の下
面との間に前記両前端壁に沿って形成され、前記ケース
本体の前端縁の中央部分に前記他方のハーフシェルの前
端壁を切り欠いて前記一方のハーフシェルの前端壁の上
面に至る切欠部が形成され、前記第１スライダーに形成
された前記第１係合突片及び前記第２係合突片を前記切
欠部より前記第１ガイド溝に挿入することにより、前記
第１スライダーないし前記シャッターを前記ケース本体
に装着するように構成したことを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、ディスク状記録媒
体、及び、バネ手段で連結した一対の第２スライダーを
組み込んだ状態のケース本体に第１スライダーないし該
第１スライダーに開閉板を取り付けたシャッターを装着
することができるために、組み立て作業が容易なディス
クカートリッジとすることができる。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、ディスク状
記録媒体を回転自在に収納する一対のハーフシェルから
なるケース本体と、該ケース本体に形成された駆動軸挿
入窓及びヘッドアクセス窓を閉じる位置を中立位置とし
て左右両方向へスライド可能に構成されたシャッターと
を備えると共に、前記ケース本体の一方の面の前端縁側
にシャッター開閉方向沿いに形成された第１ガイド溝
と、該第１ガイド溝に摺動自在に係合するように前記シ
ャッターの内面の両側縁部側にそれぞれ形成された第１
係合突片及び第２係合突片と、該第１係合突片及び第２
係合突片のそれぞれの左右方向の外側で前記第１ガイド
溝にスライド可能に係合する一対の第２スライダーと、
前記両第２スライダー間に連結され、前記両第２スライ
ダーを互いに引き付け連結するバネ手段と、前記両第２
スライダーに内面から当接するように前記ケース本体に
突設されたストッパーとを備えたディスクカートリッジ
において、前記第１ガイド溝は前記一対のハーフシェル
の一方のハーフシェルの前端壁の上面と他方のハーフシ
ェルの前端壁の下面との間に前記両前端壁に沿って形成
され、前記ケース本体の前端縁の中央部分に前記他方の
ハーフシェルの前端壁を切り欠いて前記一方のハーフシ
ェルの前端壁の上面に至る切欠部が形成され、前記シャ
ッターに形成された前記第１係合突片及び前記第２係合
突片を前記切欠部より前記第１ガイド溝に挿入すること
により、前記シャッターを前記ケース本体に装着するよ
うに構成したことを特徴とするものである。このように
構成することにより、上記同様にディスク状記録媒体、
及び、バネ手段で連結した一対の第２スライダーを組み
込んだ状態のケース本体にシャッターを装着することが
できるために、組み立て作業が容易なディスクカートリ
ッジとすることができる。
【０００８】また、請求項３記載の発明は、請求項１、
２のいずれかに記載のディスクカートリッジにおいて、
前記切欠部が前記ケース本体の前端縁の前記中央部分の
略中央に形成されていることを特徴とするものである。
このように構成することにより、組み立て作業が容易
で、落下衝撃等の外力が加わった場合においても、ケー
ス本体から外れ難いシャッターを有するディスクカート
リッジとすることができる。
【０００９】また、請求項４記載の発明は、請求項１〜
３のいずれかに記載のディスクカートリッジにおいて、
前記第１スライダーないし前記シャッターの内面に形成
された前記第１係合突片及び前記第２係合突片と対向す
る前記第１スライダーないし前記シャッターの内面に板
状突片が形成されると共に、該板状突片と係合し該板状
突片を案内する前記ケース本体の他方の面に前記第１ガ
イド溝と平行に左右一対の第２ガイド溝が形成されてい
ることを特徴とするものである。このように構成するこ
とにより、第１スライダーないしシャッターのスライド
動作をディスクカートリッジの両面でガイドできるの
で、その動作をより安定させることができる。
【００１０】本発明のディスクカートリッジにおいて
は、前記第１係合突片及び前記第２係合突片が両者間に
延在する延在板によって一体化されていてもよい。かか
る構成を採用した場合には、第１スライダーまたはシャ
ッターの構造的強度を高めることができるというメリッ
トがある。
【００１１】さらに、本発明のディスクカートリッジに
おいては、前記他方のハーフシェルの前端壁は、当該ハ
ーフシェルの全幅に渡って連続的に延在する壁部の前端
縁から屈曲して延在しており、前記切欠部が、当該前端
壁の一部を切り欠いて構成されていることが好ましい。
かかる構成を採用した場合には、第１スライダーまたは
シャッターがスライド移動する際にレールとして機能す
る壁部がハーフシェルの全幅に渡って連続的に延在する
こととなるので、第１スライダーまたはシャッターのス
ライド移動がスムーズで安定したものとなり、さらに
は、構造的強度が高まる。
【００１２】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に更に詳しく説明する。図１は本発明にかか
るディスクカートリッジの第１の実施形態の部分斜視
図、図２は図１からシャッターを外した状態を示す概略
部分斜視図、図３は本発明にかかるディスクカートリッ
ジの第２の実施形態の部分斜視図、図４は図１のディス
クカートリッジの部分分解斜視図、図５（ａ）及び
（ｂ）は上壁側ハーフシェルの部分内面図及び部分表面
図、図６（ａ）及び（ｂ）は底壁側ハーフシェルの部分
内面図及び部分表面図、図７（ａ）及び（ｂ）は第１ス
ライダーの底面図及び断面図、図８は図５及び図６の両
ハーフシェルとシャッター機構を組み付けた状態を示す
図６のＸ−Ｘ線の断面図、図９（ａ）及び（ｂ）は左側
の第２スライダー及び右側の第２スライダーの斜視図、
図10は第２スライダーの動きを説明するための説明図で
あり、図中の１，１’はディスクカートリッジ、２はケ
ース本体、３は第１スライダー、４はビス、５は開閉
板、５’は開閉板部、６はシャッター、７，14，24は駆
動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓(駆動軸挿入用および
ヘッドアクセス用として兼用される窓)、８は切欠部、1
0は上壁側ハーフシェル、11は上壁、11ａ，21ａは前端
部中央部分、11ｂ，21ｂは左右両側部分、12，22は周
壁、13，23は側壁、15，25は前端壁、15ａ，25ａは中央
部分、15ｂ，25ｂは他の部分、16は突条、17，27はスト
ッパー、20は底壁側ハーフシェル、21は底壁、26は凸条
部、28はスプリング収納部、31はピン用凹部、32は第１
係合突片、33は第２係合突片、34はビス孔、35は板状突
片、40は第２スライダー、41は係合部、41ａは係合上
壁、41ｂは係合側壁、41ｃは係合下壁、42はスプリング
係止用の鉤部、43は位置決め部、44は上壁延長部、44ａ
は嵌合爪、45は凸部、46は防止壁、47は溝、50はスプリ
ング、51は凹状開孔、60は第１ガイド溝、61は案内スペ
ース、62は第２ガイド溝をそれぞれ示す。
【００１３】図１は本発明にかかるディスクカートリッ
ジの第１の実施形態の部分斜視図であって、ディスクカ
ートリッジ１は、方形薄板状の中空のケース本体２にデ
ィスク状記録媒体、たとえば、デジタルビデオディスク
（ＤＶＤ）を回転自在に収納したものであり、ケース本
体２はそれぞれプラスチック成形された互いに同じ厚さ
の上壁側ハーフシェル10と底壁側ハーフシェル20とを重
ねた構成になっている。前記上壁側ハーフシェル10の前
端壁15の下面と前記底壁側ハーフシェル20の前端壁25の
上面との間に前端壁15、25に沿って第１ガイド溝60が形
成され、合成樹脂製の第１スライダー３にビス４で取り
付けられた断面略コの字形状の開閉板５からなるシャッ
ター６を左右両方向へスライド可能に構成している。そ
して、前記第１ガイド溝60は、両ハーフシェル10、20の
前端壁15、25の位置が異なっており、両ハーフシェル1
0、20を組み合わせた時に前記底壁側ハーフシェル20側
にシャッター開閉方向沿いに延在するように構成されて
いる。前記開閉板５の材質は、金属製であっても合成樹
脂製であってもよい。
【００１４】図２は図１からシャッターを外した状態を
示す概略部分斜視図であって、前記ケース本体２には、
その中央から上方へ向かってディスクドライブ（図示せ
ず）へのディスクカートリッジの装填方向に延在する駆
動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓７を備えると共に、前
記ケース本体２の前端縁の中央部分に前記上壁側ハーフ
シェル10の前記前端壁15を切り欠いて前記底壁側ハーフ
シェル20の前端壁25の上面に至る切欠部８が形成されて
いる。また、前記ケース本体２には、略矩形状のスプリ
ング収納部28が設けられ、一対の第２スライダー40、40
を互いに引き付け連結するバネ手段としてのスプリング
50が収納されている（ディスク状記録媒体は図示せ
ず）。
【００１５】次に、本発明のディスクカートリッジ１の
構成についてさらに詳しく説明する。図４はディスクカ
ートリッジの部分分解斜視図、図５（ａ）及び（ｂ）は
上壁側ハーフシェルの部分内面図及び部分表面図、図６
（ａ）及び（ｂ）は底壁側ハーフシェルの部分内面図及
び部分表面図、図７（ａ）及び（ｂ）は第１スライダー
の底面図及び断面図、図８は図５及び図６の両ハーフシ
ェルとシャッター機構（第１スライダー３と断面略コの
字形状の開閉板５は図示せず）を組み付けた状態を示す
図６のＸ−Ｘ線の断面図、図９（ａ）及び（ｂ）は左側
の第２スライダー及び右側の第２スライダーの斜視図、
図10は第２スライダーの動きを説明するための説明図で
あって、ディスクカートリッジ１は、上壁側ハーフシェ
ル10と底壁側ハーフシェル20とからなるケース本体２
と、該ケース本体２に組み込まれるスプリング50により
互いに引き付け連結する一対の第２スライダー40、40
と、前記ケース本体２の前端縁側の前記底壁側ハーフシ
ェル20側にシャッター開閉方向沿いに形成された第１ガ
イド溝60に摺動自在に係合する第１スライダー３と、該
第１スライダー３にビス４により取り付けられる断面略
コの字形状の開閉板５とから構成され、前記第１スライ
ダー３に前記開閉板５を取り付けることによりシャッタ
ー６として機能するように構成されている。
【００１６】前記ケース本体２を構成する前記上壁側ハ
ーフシェル10と前記底壁側ハーフシェル20には、上壁11
及び底壁21に、それぞれディスクの収納空間を区画する
周壁12、22と、前記上壁11及び前記底壁21の側縁部に沿
って延在する側壁13、23とが一体的に形成されている。
また、両ハーフシェル10、20には、前記上壁11及び前記
底壁21の中央から上方へ向かってディスクドライブ（図
示せず）へのディスクカートリッジの装填方向に延在す
る駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓14、24を備えてい
る。この窓14、24は両ハーフシェル10、20が組み合わさ
れた時に、図２に示す駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス
窓７となる。この窓14、24は図１に示すようにシャッタ
ー６で通常は覆われ、シャッター６は前記窓14、24を覆
う位置を中立位置としてその左右両側へスライドするよ
うに構成されている。
【００１７】また、上記したように両ハーフシェル10、
20は、前端壁15、25の位置が異なっており、両ハーフシ
ェル10、20を組み合わせた時に、前記両前端壁15、25の
間で、シャッター開閉方向沿いに延在する第１ガイド溝
60が形成されるように構成されると共に前記第１ガイド
溝60を構成する底壁側ハーフシェル20の前端壁25の上面
にはシャッター開閉方向沿いに延在する凸条部26が形成
されている。また、前記両前端壁15、25の中央部分15
ａ、25ａ、すなわち、駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス
窓14、24の幅の部分だけは、ケース本体２の厚さ方向寸
法が他の部分15ｂ、25ｂに比較して小さく、ディスクド
ライブ装置にディスクカートリッジを装填してヘッドが
ディスクに接近する時に、ヘッドの走行の邪魔にならな
いようになっている。また、これに伴い、前記上壁11と
前記底壁21の表面は、前端部中央部分11ａ、21ａがその
左右両側の部分11ｂ、21ｂよりも窪んだ形状になってい
る。また、ケース本体２の内部には、両ハーフシェル1
0、20を組み合わせた時に、前記第１ガイド溝60と連通
する第２スライダー40、40及びスプリング50を案内する
案内スペース61が形成されると共に、前記案内スペース
61に対応する前記前端部中央部分11ａ、21ａには略矩形
状のスプリング収納部28が設けられ、シャッター６が中
立位置にある時のスプリング50の収納場所を形成するよ
うに構成されている。また、前記上壁側ハーフシェル10
の前記前端壁15の中央部分15ａの略中央には、前記前端
壁15を切り欠くと共に前記上壁側ハーフシェル10と前記
底壁側ハーフシェル20を組み合わせて前記ケース本体２
とした時に、前記底壁側ハーフシェル20の上面に至る切
欠部８が形成されている。また、前記上壁11の表面の左
右両側の部分11ｂの前記前端壁15の下面にシャッター６
の開閉方向沿いに延在する第２ガイド溝62が形成されて
いる。
【００１８】また、第１スライダー３は、図４に示され
ているように正面から見たときに凸形状を呈しており、
左右の両肩部に凹部31が形成されている。この凹部31は
ディスクカートリッジ１をディスクドライブ装置に装填
した時に、シャッター駆動ピンで引掛けて、前記第１ス
ライダー３に取り付けられた断面略コの字形状の開閉板
５からなるシャッター６を開くために用いられる。ま
た、前記第１スライダー３は、断面略コの字形状であっ
て、その内面の両側縁部側に前記第１ガイド溝60に摺動
自在に係合する第１係合突片32及び第２係合突片33が形
成されていると共に、前記第１係合突片32及び前記第２
係合突片33と対向する前記スライダー３の内面に前記第
２ガイド溝62に摺動自在に係合する板状突片35が形成さ
れている。また、前記スライダー３の頂部には、断面略
コの字形状の開閉板５をビス止めするためのビス孔34が
形成されている。
【００１９】また、前記第１スライダー３に取り付けら
れる断面略コの字形状の開閉板５は、前記第１スライダ
ー３に形成されている凹部31に対応する部分が切り欠か
れた形状をなすと共に、その頂部にはビス止めするため
の凹状開孔51が形成されている。さらに、前記開閉板５
には、図１に示すディスクカートリッジ１としたとき
に、図２に示す駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓７を
確実に塞ぐ（埃等がカートリッジ内に侵入するのを防
ぐ）ために前記ケース本体２に沿うように前記第１スラ
イダー３の両底縁部と対応する位置に段部52が形成され
ている。
【００２０】前記案内スペース（溝）61に収納される一
対の第２スライダー40、40は、図４に示した状態での前
端部に、前記第１ガイド溝60にスライド可能に係合する
係合部41、41を備え、両係合部41、41が前記第１スライ
ダー３の前記第１係合突片32及び前記第２係合突片33を
挟むように前記第１スライダー３の左右両側に配置され
る。また、前記第２スライダー40、40の係合部41は、係
合上壁41ａと係合側壁41ｂと係合下壁41ｃとで断面略コ
の字形に構成され、第２スライダー40、40〔図９（ａ）
に示す左側スライダと図９（ｂ）に示す右側スライダは
左右対称である〕は、それぞれ、前記係合下壁41ｃに、
スプリング係止用の鉤部42を備えた位置決め部43を有し
ている。前記スプリング係止用の鉤部42には、スプリン
グ50が連結され、第２スライダー40、40が互いに引き付
けらえる方向へ付勢されている。また、第２スライダー
40、40には前記係合上壁41ａの一部を延長すると共に先
端に嵌合爪44ａを有する上壁延長部44が形成され、この
上壁延長部44が前記底壁側ハーフシェル20の前端壁25に
設けられた前記凸条部26と嵌合するように構成され、第
２スライダー40、40は前記前端壁25に前記嵌合爪44ａを
有する前記上壁延長部44と前記断面略コの字形の係合部
41とで確実に係止されるようになっている。
【００２１】また、第２スライダー40、40の前記係合下
壁41ｃ及び前記位置決め部43の前記上壁延長部44が設け
られた端部に前記上壁延長部44と同じ方向に突出する凸
部45が設けられると共に、前記位置決め部43には前記凸
部45と反対方向に突出する防止壁46が形成されている。
前記凸部45は第２スライダー40、40が前記底壁側ハーフ
シェル20の前記案内スペース61をスムーズ、かつ、確実
に摺動するように設けられている。また、前記防止壁46
は前記スプリング係止用の鉤部42からスプリング50が外
れるのを防止すると共に前記係合下壁41ｃと前記位置決
め部43と前記スプリング係止用の鉤部42とで前記第１ス
ライダー３のシャッター開閉方向に平行な溝47を形成し
ている。この溝47はケース本体の上壁側ハーフシェル10
に形成された第１ガイド溝60と平行に延在する突条16と
係合するように構成されている。また、前記突条16の駆
動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓の幅の部分を除いた下
面は、スプリング50の邪魔にならないように円弧状に形
成されている。
【００２２】また、前記第２スライダー40、40のスプリ
ング50を介して対向する面の一部が上壁側ハーフシェル
10に設けられたストッパー17及び底壁側ハーフシェル20
に設けられたストッパー27と当接し、第２スライダー4
0、40が位置決めされたときに、第１スライダー３に取
り付けられた断面略コの字形状の開閉板５からなるシャ
ッター６が中立位置になって、前記駆動軸挿入窓及びヘ
ッドアクセス窓14，24が塞がれるようになっている。
【００２３】このように構成されたディスクカートリッ
ジ１は、底壁側ハーフシェル20の内面側に第２スライ
ダー40、40を配置して両第２スライダー40、40のスプリ
ング係止用の鉤部42にスプリング50を連結した後、前記
底壁側ハーフシェル20に上壁側ハーフシェル10を重ね合
わせて固定して図２に示す状態とし、その後に第１スラ
イダー３を該第１スライダー３の第１係合突片32及び第
２係合突片33が第１ガイド溝60と係合するように図２に
示す切欠部８から第１係合突片32に続いて第２係合突片
33（あるいは、第２係合突片33に続いて第１係合突片3
2）の順に順次挿入することにより容易に第１スライダ
ー３をケース本体に装着することができる。その後に、
断面略コの字形状の開閉板５をビス４により前記第１ス
ライダー３に取り付けることにより図１に示すようなデ
ィスクカートリッジ１を組み立てることができるし、あ
るいは、底壁側ハーフシェル20の内面側に第２スライ
ダー40、40を配置して両第２スライダー40、40のスプリ
ング係止用の鉤部42にスプリング50を連結した後、前記
底壁側ハーフシェル20に上壁側ハーフシェル10を重ね合
わせて固定して図２に示す状態とし、予め断面略コの字
形状の開閉板５をビス４により第１スライダー３に取り
付けたシャッター６を用いて、該シャッター６に組み込
まれた前記第１スライダー３の第１係合突片32及び第２
係合突片33が第１ガイド溝60と係合するように図２に示
す切欠部８から第１係合突片32に続いて第２係合突片33
（あるいは、第２係合突片33に続いて第１係合突片32）
の順に順次挿入するだけで図１に示すようなディスクカ
ートリッジ１を容易に組み立てることができる（ディス
ク状記録媒体のセットは省略）。なお、前記第１係合突
片32と第２係合突片33のシャッター開閉方向の幅は略同
寸法である。ところで、当然のことであるが、前記切欠
部８のシャッター開閉方向の切欠幅と、前記第１係合突
片32（あるいは、前記第２係合突片33）のシャッター開
閉方向の幅との関係は、前記切欠部８に前記第１係合突
片32（あるいは、前記第２係合突片33）を挿入し易くす
るために、前記切欠部８のシャッター開閉方向の切欠幅
の方が前記第１係合突片32（あるいは、前記第２係合突
片33）のシャッター開閉方向の幅より少なくとも大きく
（幅広に）構成されている。
【００２４】このようにして組み立てたとき、図10に示
すように、シャッター６に組み込まれた第１スライダー
３の第１係合突片32及び第２係合突片33に第２スライダ
ー40、40が左右両側から接触すると共に〔図10
（ａ）〕、第２スライダー40、40がケース本体に形成さ
れたストッパー17（図示せず），27で位置決めされて、
前記第１係合突片32及び第２係合突片33が第１ガイド溝
60の中心に対して左右対称の位置に設けられているの
で、前記第１スライダー３に取り付けられた断面略コの
字形状の開閉板５からなるシャッター６が中立位置にな
って駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓14，24が塞がれ
ることになる。なお、ストッパー17，27は前記第２スラ
イダー40、40のスプリング50を挟んで対向する面に当接
している。
【００２５】一方、シャッター６に組み込まれた第１ス
ライダー３を中立位置から左右どちらかの方向へスライ
ドさせるときは〔図10（ｂ）では左方向にスライドさせ
ている〕、前記第１スライダー３の第１係合突片32が一
方の第２スライダー40を押しながら移動する。このと
き、他方の第２スライダー40はストッパー17（図示せ
ず），27に位置保持されるので、スプリング50が伸びる
ことになる。したがって、前記第２スライダー40、40が
スプリング50で互いに引き付けられるので、前記第１ス
ライダー３に取り付けられた断面略コの字形状の開閉板
５からなるシャッター６を開いた位置に位置保持する力
を解除すれば、シャッター６は中立位置に復帰する。
【００２６】なお、今まで開閉板５を断面略コの字形状
として説明してきたが、前記開閉板５はこれに限ること
はなく、たとえば、前記開閉板５のビス止めするための
凹状開孔51を形成した頂部を有さない２枚の凸状板から
なる開閉板（図示せず）であってもよく、この場合に
は、両側部にビス孔を設けた第１スライダー（図示せ
ず）に前記２枚の凸状板からなる開閉板（図示せず）が
ビスで取り付けられたシャッター（図示せず）となる。
また、今まで、第１スライダーに開閉板を取り付ける取
り付け手段をビス止めということで説明してきたが、取
り付け手段についてもこれに限ることはなく、たとえ
ば、第１スライダーと開閉板とに互いに嵌合する嵌合部
を設け、この嵌合部を嵌合させることにより、第１スラ
イダーに開閉板を取り付けるようにした取り付け手段で
あっても構わないし、また、接着剤等を用いて第１スラ
イダーに開閉板を取り付けるようにしても構わないし、
超音波溶着により第１スライダーに開閉板を取り付ける
ようにしても構わない。
【００２７】図３は本発明にかかるディスクカートリッ
ジの第２の実施形態の部分斜視図であって、ディスクカ
ートリッジ１’は、第１の実施形態で示した断面略コの
字形状の第１スライダー３の両底縁部から前記開閉板５
の役割を担う開閉板部５’が連続して一体的に形成され
た第１スライダー３’兼シャッター６’を有する以外
は、第１の実施形態と同じであり説明は省略するが、こ
のように構成することにより、第１の実施形態のディス
クカートリッジ１よりも尚一層部品点数を少なくするこ
とができると共に、ディスクカートリッジの組み立て作
業についても一層容易なものとすることができ、それだ
け安価なものとすることができる。当然、第１スライダ
ー３’兼シャッター６’は合成樹脂製であって、その頂
部には、前記第１スライダー３で必要であったビス孔34
は不要である。
【００２８】次に、第１スライダーおよび上壁側ハーフ
シェルに設けた切欠部の変形例を図11および図12を参照
して説明する。図11は、図７(ａ)に対応する図であっ
て、第１スライダー３”を底面側から示したものであ
る。この変形例に係る第１スライダー３”が図７(ａ)の
第１スライダー３と異なる点は、第１係合突片32と第２
係合突片33が、両者間に延在する延在板38によって一体
化されている点である。これにより、捩りに対する剛性
が高まる等、構造的強度が向上するというメリットがあ
る。
【００２９】図12は、図２に対応するもので、上記の第
１スライダー３”に対して使用されるケース本体２'を
示している。第１スライダー３”においては、第１係合
突片32と第２係合突片33とが延在板38によって一体化さ
れているので、スライダー３”の挿入性を向上させるた
め、切欠部８'のケース幅方向寸法を図２の切欠部８の
場合よりも大きく構成している。
【００３０】また、図12のケース本体２'においては、
上壁側ハーフシェルの前端壁15は、当該ハーフシェルの
全幅に渡って連続的に延在する壁部11'の前端縁から約9
0度の角度をもって屈曲して延在している。そして、切
欠部８'は、前端壁15の一部分を図12中においてスライ
ド方向に切り欠くことで構成されている。換言すると、
壁部11'の部分は切り欠かれてはおらず、この結果、第
１スライダー３”がスライド移動する際にレールとして
機能する壁部11'がハーフシェルの全幅に渡って、一定
厚みをもって真っ直ぐ連続的に延在することとなる。し
たがって、第１スライダー３”のスライド移動がスムー
ズで安定したものとなり、さらには、ケース本体２'の
構造的強度が高まる。
【００３１】なお、切欠部８'のケース幅方向長さ(スラ
イド方向長さ)は、装着された第１スライダー３”を保
持するために、一体化された第１係合突片32および第２
係合突片33の全長Ｌよりも短く構成されている。しかし
ながら、切欠部８'にはある程度の深さがあり、さらに
は、第１スライダーおよびケース本体を樹脂等の可撓性
を有する材料で構成すれば、上記全長Ｌが切欠部８'の
ケース幅方向長さよりも若干長くても、第１スライダー
３”をケース本体に装着することができる。
【００３２】具体的な寸法としては、Ｌ＝30mmの場合、
切欠部８'のスライド方向長さは５〜15mm程度が好まし
く、10mm程度がさらに好ましい。かかる寸法構成によ
り、第１スライダー３”の装着が容易になるとともに、
不用意に外れてしまうことを有効に防止できる。さらに
は、必要に応じて、スライダーをケース本体から取り外
して、他のスライダーやシャッタと交換することも可能
となる。
【００３３】図11および図12で説明した変形例は、シャ
ッタが別々のスライダおよび開閉板で構成されている場
合でも、一体的なスライダおよび開閉板でシャッタが構
成されている場合でも、同様に適用することが可能であ
る。
【００３４】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジは、今ま
で縷々説明してきたように、従来のディスクカートリッ
ジに比べて部品点数が少なく、かつ、ディスク状記録媒
体等を収納したケース本体を組み立てた状態で第１スラ
イダーやシャッター等をケース本体に装着することがで
きるために、組み立て作業を極めて容易なものとするこ
とができるという効果を奏するものである。また、この
ように部品点数が少なく、組み立て作業が容易であるた
め安価にディスクカートリッジを提供できるという効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明にかかるディスクカートリッジの第１
の実施形態の部分斜視図である。
【図２】 図１からシャッターを外した状態を示す概略
部分斜視図である。
【図３】 本発明にかかるディスクカートリッジの第２
の実施形態の部分斜視図である。
【図４】 図１のディスクカートリッジの部分分解斜視
図である。
【図５】 （ａ）及び（ｂ）は上壁側ハーフシェルの部
分内面図及び部分表面図である。
【図６】 （ａ）及び（ｂ）は底壁側ハーフシェルの部
分内面図及び部分表面図である。
【図７】 （ａ）及び（ｂ）は第１スライダーの底面図
及び断面図である。
【図８】 図５及び図６の両ハーフシェルとシャッター
機構を組み付けた状態を示す図６のＸ−Ｘ線の断面図で
ある。
【図９】 （ａ）及び（ｂ）は左側の第２スライダー及
び右側の第２スライダーの斜視図である。
【図１０】 第２スライダーの動きを説明するための説
明図である。
【図１１】 第１スライダーの変形例を説明する説明図
である。
【図１２】 上壁側ハーフシェルに設けた切欠部の変形
例を説明する説明図である。
【符号の説明】
１、１’ ディスクカートリッジ ２、２' ケース本体 ３、３'、３” 第１スライダー ４ ビス ５ 開閉板 ５’ 開閉板部 ６ シャッター ７、14、24 駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓 ８、８' 切欠部 10 上壁側ハーフシェル 11 上壁 11' 壁部 11ａ、21ａ 前端部中央部分 11ｂ、21ｂ 左右両側部分 12、22 周壁 13、23 側壁 15、25 前端壁 15ａ、25ａ 中央部分 15ｂ、25ｂ 他の部分 16 突条 17、27 ストッパー 20 底壁側ハーフシェル 21 底壁 26 凸条部 28 スプリング収納部 31 ピン用凹部 32 第１係合突片 33 第２係合突片 34 ビス孔 35 板状突片 40 第２スライダー 41 係合部 41ａ 係合上壁 41ｂ 係合側壁 41ｃ 係合下壁 42 スプリング係止用の鉤部 43 位置決め部 44 上壁延長部 44ａ 嵌合爪 45 凸部 46 防止壁 47 溝 50 スプリング 51 凹状開孔 60 第１ガイド溝 61 案内スペース 62 第２ガイド溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ディスク状記録媒体を回転自在に収納す
    る一対のハーフシェルからなるケース本体と、該ケース
    本体に形成された駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓を
    閉じる位置を中立位置として左右両方向へスライド可能
    に構成された第１スライダーと開閉板とからなるシャッ
    ターとを備えると共に、前記ケース本体の一方の面の前
    端縁側にシャッター開閉方向沿いに形成された第１ガイ
    ド溝と、該第１ガイド溝に摺動自在に係合するように前
    記第１スライダーの内面の両側縁部側にそれぞれ形成さ
    れた第１係合突片及び第２係合突片と、該第１係合突片
    及び第２係合突片のそれぞれの左右方向の外側で前記第
    １ガイド溝にスライド可能に係合する一対の第２スライ
    ダーと、前記両第２スライダー間に連結され、前記両第
    ２スライダーを互いに引き付け連結するバネ手段と、前
    記両第２スライダーに内面から当接するように前記ケー
    ス本体に突設されたストッパーとを備えたディスクカー
    トリッジにおいて、前記第１ガイド溝は前記一対のハー
    フシェルの一方のハーフシェルの前端壁の上面と他方の
    ハーフシェルの前端壁の下面との間に前記両前端壁に沿
    って形成され、前記ケース本体の前端縁の中央部分に前
    記他方のハーフシェルの前端壁を切り欠いて前記一方の
    ハーフシェルの前端壁の上面に至る切欠部が形成され、
    前記第１スライダーに形成された前記第１係合突片及び
    前記第２係合突片を前記切欠部より前記第１ガイド溝に
    挿入することにより、前記第１スライダーないし前記シ
    ャッターを前記ケース本体に装着するように構成したこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項２】 ディスク状記録媒体を回転自在に収納す
    る一対のハーフシェルからなるケース本体と、該ケース
    本体に形成された駆動軸挿入窓及びヘッドアクセス窓を
    閉じる位置を中立位置として左右両方向へスライド可能
    に構成されたシャッターとを備えると共に、前記ケース
    本体の一方の面の前端縁側にシャッター開閉方向沿いに
    形成された第１ガイド溝と、該第１ガイド溝に摺動自在
    に係合するように前記シャッターの内面の両側縁部側に
    それぞれ形成された第１係合突片及び第２係合突片と、
    該第１係合突片及び第２係合突片のそれぞれの左右方向
    の外側で前記第１ガイド溝にスライド可能に係合する一
    対の第２スライダーと、前記両第２スライダー間に連結
    され、前記両第２スライダーを互いに引き付け連結する
    バネ手段と、前記両第２スライダーに内面から当接する
    ように前記ケース本体に突設されたストッパーとを備え
    たディスクカートリッジにおいて、前記第１ガイド溝は
    前記一対のハーフシェルの一方のハーフシェルの前端壁
    の上面と他方のハーフシェルの前端壁の下面との間に前
    記両前端壁に沿って形成され、前記ケース本体の前端縁
    の中央部分に前記他方のハーフシェルの前端壁を切り欠
    いて前記一方のハーフシェルの前端壁の上面に至る切欠
    部が形成され、前記シャッターに形成された前記第１係
    合突片及び前記第２係合突片を前記切欠部より前記第１
    ガイド溝に挿入することにより、前記シャッターを前記
    ケース本体に装着するように構成したことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  3. 【請求項３】 前記切欠部が前記ケース本体の前端縁の
    前記中央部分の略中央に形成されていることを特徴とす
    る請求項１、２のいずれかに記載のディスクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項４】 前記第１スライダーないし前記シャッタ
    ーの内面に形成された前記第１係合突片及び前記第２係
    合突片と対向する前記第１スライダーないし前記シャッ
    ターの内面に板状突片が形成されると共に、該板状突片
    と係合し該板状突片を案内する前記ケース本体の他方の
    面に前記第１ガイド溝と平行に左右一対の第２ガイド溝
    が形成されていることを特徴とする請求項１〜３のいず
    れかに記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項５】 前記第１係合突片及び前記第２係合突片
    が両者間に延在する延在板によって一体化されたことを
    特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載のディスク
    カートリッジ。
  6. 【請求項６】 前記他方のハーフシェルの前端壁は、当
    該ハーフシェルの全幅に渡って連続的に延在する壁部の
    前端縁から屈曲して延在しており、 前記切欠部が、当該前端壁の一部を切り欠いて構成され
    ていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれかに記
    載のディスクカートリッジ。
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