JPH05128771A - 磁気ヘツドスライダの取付構造 - Google Patents

磁気ヘツドスライダの取付構造

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JPH05128771A
JPH05128771A JP31979391A JP31979391A JPH05128771A JP H05128771 A JPH05128771 A JP H05128771A JP 31979391 A JP31979391 A JP 31979391A JP 31979391 A JP31979391 A JP 31979391A JP H05128771 A JPH05128771 A JP H05128771A
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JP
Japan
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adhesive
magnetic head
head slider
central tongue
adhered
Prior art date
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Pending
Application number
JP31979391A
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English (en)
Inventor
Tokio Kamioka
登喜夫 上岡
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドスライダとジンバルスプリングの
接着部分の接着力の向上とばらつきの低減を図り、ひい
ては磁気ヘッドスライダの脱落を防止して信頼性を向上
させる。 【構成】 ジンバルスプリング6の中央舌部21に磁気
ヘッドスライダ2を接着する場合に、前記中央舌部21
に接着穴23を形成し、前記磁気ヘッドスライダ及び前
記接着穴内面に接着した接着剤30の一部を前記接着穴
の上面にも付着せしめ、接着剤硬化時に接着剤がリベッ
ト状となってリベット状部分の頭部30Aが前記中央舌
部21を上面から押えるようにした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターの外部
記憶装置として使用されるハードディスク装置の浮上型
磁気ヘッドの取付等の用途に使用可能な磁気ヘッドスラ
イダの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図7は従来の磁気ヘッドスライ
ダの取付構造を示す。ただし、図5は構造を分かりやす
くするために、磁気ヘッド支持アームを磁気ヘッドスラ
イダの上の方へ持ち上げた図である。これらの図におい
て、1はハードディスク装置用の浮上型磁気ヘッドであ
り、2がフェライト等の磁性材料で形成された磁気ヘッ
ドスライダである。ここで、浮上型磁気ヘッドは、ハー
ドディスクに対向するヘッドギャップを構成する如く磁
性材料のスライダ2にC型コアピース3を接合し、巻線
4を施したものである。
【0003】なお、非磁性材料のスライダにヘッドピー
スを設けた浮上型磁気ヘッドもある。
【0004】このような磁気ヘッド1は、ハードディス
ク面に向かう所定の荷重を前記スライダ2に与える負荷
ばね5と、前記負荷ばね5の先端に固定されて該スライ
ダ2を弾性支持するジンバルスプリング6とを備えた磁
気ヘッド支持アーム7によって支持されている。
【0005】前記負荷ばね5及びジンバルスプリング6
は、それぞれ薄い弾性金属板で構成されている。前記負
荷ばね5は、先端が先細りした細長い略三角形状で、先
端には磁気ヘッド1のC型コアピース3の巻線4から引
き出された引き出し線4Aをハードディスク装置本体方
向に導くためのガイド8が折り曲げ加工で形成されてお
り、両側端には強度補強のために略L字折り曲げにより
リブ9が形成されている。負荷ばね5の後端部は、ハー
ドディスク装置本体への取付部10となっている。前記
ジンバルスプリング6は、後端が半円状の略長方形状で
あり、略コ字状の切欠穴20を形成することで先端近傍
から中央寄りに中央舌部 (サスペンションとして働く部
分)21が形成されており、前記中央舌部21の中央に
は上向きに半球凸状のピボット22が形成されている。
また、中央舌部21の先端寄りと後端寄りの部分には、
前記ピボット22を間にはさむ如く、円形状の接着穴2
3がそれぞれ形成されている。前記負荷ばね5の先端寄
りの部分と、ジンバルスプリング6の後端寄りの部分に
はそれぞれ同径の位置決め穴24が形成されており、両
者の位置決め穴24を一致させた状態で、ジンバルスプ
リング6の中央舌部21よりも後端側の周辺取付部25
において溶接を施して負荷ばね5とジンバルスプリング
6を一体化することで、磁気ヘッド支持アーム7が構成
される。なお、ジンバルスプリング6の中央舌部21と
周辺取付部25との連絡部分にはプレス加工等で段差2
6が形成され、周辺取付部25よりも中央舌部21が僅
かに下がっている。
【0006】前記磁気ヘッド支持アーム7への浮上型磁
気ヘッド1の取り付けは、支持アーム7先端のジンバル
スプリング6の中央舌部21下面にスライダ2の上面を
接着、固定することで行われる。この際、先端側にC型
コアピース3が位置するように配置し、中央舌部21中
央の上向きのピボット22をスライダ2上面の中央に配
置した状態で図7の如く接着剤30を用いて接着する。
【0007】磁気ヘッド1と磁気ヘッド支持アーム7が
一体化されている状態では、前記ピボット22の凸部上
端が負荷ばね5先端の下面に当接しており、このジンバ
ルスプリング6の中央舌部21周縁は負荷ばね5に直接
固定されていないので、磁気ヘッド1上面は接着されて
いる中央舌部21の前記ピボット22の一点で下方に押
さえられている。以上の構成により磁気ヘッド1に所定
の荷重を与えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のようにジンバルスプリング6の中央舌部21下面と磁
気ヘッド1のスライダ上面を接着剤30で固定する場
合、接着剤30は中央舌部21の下面部分だけでなく、
接着穴23内周面にも行き渡らせて接着、硬化させるこ
とが望ましいが、接着穴23の内周面だけでは接着面積
がそれほど大きくならないので、接着力が弱く、接着強
度のばらつきが大きくなり、磁気ヘッドの使用時に接着
部分が剥離する恐れがある。
【0009】本発明は、上記の点に鑑み、接着力の向上
と接着強度のばらつきの低減を図り、磁気ヘッドスライ
ダとジンバルスプリングの接着部分の剥離を防止し、ひ
いては信頼性の向上を図った磁気ヘッドスライダの取付
構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ジンバルスプリングの中央舌部に磁気ヘ
ッドスライダを接着した磁気ヘッドスライダの取付構造
において、前記中央舌部に接着穴を形成し、前記磁気ヘ
ッドスライダ及び前記接着穴内面に接着した接着剤の一
部を前記接着穴の上面にも付着せしめて成る構成として
いる。
【0011】
【作用】本発明の磁気ヘッドスライダの取付構造では、
ジンバルスプリングの中央舌部に磁気ヘッドスライダを
接着する場合において、前記中央舌部に接着穴を形成
し、前記磁気ヘッドスライダに接着した接着剤の一部を
前記接着穴の上面にも付着させる。すなわち、接着剤を
中央舌部の下面部分だけでなく、前記接着穴の内部から
上面まで連続して行き渡るように塗布して接着剤がリベ
ット状に硬化する如くし、ジンバルスプリングの中央舌
部と磁気ヘッドスライダとの接着強度を格段に大きくす
ることができる。従って、従来の磁気ヘッドスライダの
取付構造と比較して、接着力が向上し、接着強度のばら
つきも少なくすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る磁気ヘッドスライダの取
付構造の実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1及び図2は本発明の第1実施例を示し
ている。これらの図において、1はハードディスク装置
用の浮上型磁気ヘッド、2は磁気ヘッドスライダであ
り、6は薄い弾性金属板のジンバルスプリングであり、
これらの構造は図5乃至図7で説明した従来技術のもの
と同様であり、同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。
【0014】ここで、磁気ヘッドスライダ2のジンバル
スプリング6への取付について説明する。まず、中央舌
部21下面に接着剤30を塗布し、図1の如く、中央舌
部21の中央の上向きピボット22が、磁気ヘッドスラ
イダ2上面の中央に位置するように配置して前記中央舌
部21下面全面を磁気ヘッドスライダ2上面に密着して
接着させる。この際、接着剤30が中央舌部21の下面
部分及び円形状接着穴23の内周面だけでなく、図2に
示すようにその一部が前記円形状接着穴23の上面にも
付着するようにし、接着剤硬化時に接着剤がリベット状
となってリベット状部分の頭部30Aが中央舌部21を
上面から押える構造とする。
【0015】以上の第1実施例の構成によれば、中央舌
部21に円形状接着穴23を形成し、中央舌部21と磁
気ヘッドスライダ2とを接着する場合において、接着剤
30を中央舌部21の下面部分だけでなく、前記接着穴
23の上面にも付着させて、接着穴23の内部に行き渡
った接着剤と連続させて接着することにより、図2の如
く、接着剤30をリベット状に硬化させ、接着面積を大
きくしなくても接着力を向上させることができる。従っ
て、磁気ヘッドスライダ2のジンバルスプリング6への
接着力を強化させることができるとともに、接着強度の
ばらつきも少なくすることができる。また、接着剤30
がリベット状に硬化することで、磁気ヘッドスライダ2
の脱落を効果的に防止でき、信頼性の改善を図り得る。
【0016】図3は本発明の第2実施例を示している。
この場合、ジンバルスプリング6Aの中央舌部21A
は、その先端寄りと後端寄りの部分に、中央のピボット
22を間にはさむ如く、方形状の接着穴23Bがそれぞ
れ形成されている。そして、上記第1実施例と同様に、
中央舌部21Aと磁気ヘッドスライダ2との接着におい
て、接着剤30を中央舌部21Aの下面部分だけでな
く、方形状接着穴23Bの内部から上面にも連続して付
着させて、接着剤30をリベット状に硬化させる。これ
により、接着面積を大きくしなくても接着力を向上させ
ることができ、接着力の強化及び接着強度のばらつきを
低減することができる。なお、その他の構成は前記第1
実施例と同様であり、同一部分には同一符号を付した。
【0017】図4は本発明の第3実施例を示している。
この場合、ジンバルスプリング6Bの中央舌部21B
は、その先端寄りと後端寄りの部分に、中央のピボット
22を間にはさむ如く、十字形状の接着穴23Cがそれ
ぞれ形成されている。そして、上記第1及び第2実施例
と同様に、中央舌部21Bと磁気ヘッドスライダ2との
接着において、接着剤30を中央舌部21Bの下面部分
だけでなく、十字形状接着穴23C内部から上面にも連
続して付着させて、接着剤30をリベット状に硬化させ
る。これにより、接着面積を大きくしなくても接着力を
向上させることができ、接着力の強化及び接着強度のば
らつきを低減することができる。なお、その他の構成は
前記第1実施例と同様であり、同一部分には同一符号を
付した。
【0018】なお、上記各実施例では、中央舌部の先端
寄りと後端寄りの部分に円形状、方形状あるいは十字形
状の接着穴をそれぞれ形成する構成としたが、接着穴の
形成個数は任意であり、図1、図3及び図4に図示した
形状以外の接着穴を形成する構成でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ドスライダの取付構造によれば、ジンバルスプリングの
中央舌部に磁気ヘッドスライダを接着する場合におい
て、前記中央舌部に接着穴を形成し、前記磁気ヘッドス
ライダに接着した接着剤の一部を前記接着穴の上面にも
付着させて、接着剤を中央舌部の下面部分だけでなく、
前記接着穴の内部から上面まで連続して行き渡るように
塗布し、接着剤をリベット状に硬化せしめて、ジンバル
スプリングの中央舌部と磁気ヘッドスライダとの接着強
度を格段に大きくすることができる。従って、従来の磁
気ヘッドスライダの取付構造と比較して、接着力が向上
し、接着強度のばらつきも少なくでき、磁気ヘッドスラ
イダとジンバルスプリングの接着部分の剥離を防止する
とともに、長期使用に耐え得る磁気ヘッド取付構造を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッドスライダの取付構造の
第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図5】従来の磁気ヘッドスライダの取付構造を示す斜
視図である。
【図6】同平面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 磁気ヘッドスライダ 6,6A,6B ジンバルスプリング 21,21A,21B 中央舌部 22 ピボット 23,23A,23B 接着穴 30 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジンバルスプリングの中央舌部に磁気ヘ
    ッドスライダを接着した磁気ヘッドスライダの取付構造
    において、前記中央舌部に接着穴を形成し、前記磁気ヘ
    ッドスライダ及び前記接着穴内面に接着した接着剤の一
    部を前記接着穴の上面にも付着せしめて成ることを特徴
    とする磁気ヘッドスライダの取付構造。
JP31979391A 1991-11-07 1991-11-07 磁気ヘツドスライダの取付構造 Pending JPH05128771A (ja)

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JP31979391A Pending JPH05128771A (ja) 1991-11-07 1991-11-07 磁気ヘツドスライダの取付構造

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JP (1) JPH05128771A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282063B1 (en) * 1998-06-09 2001-08-28 Magnecomp Corp. Flexure-slider bonding system
US6940694B2 (en) 1993-12-10 2005-09-06 Fujitsu Limited Magnetic head assembly having thin-film dummy patterns provided on surface of gimbal spring
US7057857B1 (en) * 2002-12-20 2006-06-06 Western Digital (Fremont), Inc. Dimple pivot post for a rotary co-located microactuator
US7729089B1 (en) 2006-10-13 2010-06-01 Western Digital Technologies, Inc. Head-gimbal assembly including a flexure tongue with stand-offs arranged to facilitate lateral light entry
US7995310B1 (en) 2006-11-09 2011-08-09 Western Digital Technologies, Inc. Head-gimbal assembly including a flexure tongue with adhesive receptacles disposed adjacent to stand-offs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991221