JPH0512817Y2 - - Google Patents

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JPH0512817Y2
JPH0512817Y2 JP1986094585U JP9458586U JPH0512817Y2 JP H0512817 Y2 JPH0512817 Y2 JP H0512817Y2 JP 1986094585 U JP1986094585 U JP 1986094585U JP 9458586 U JP9458586 U JP 9458586U JP H0512817 Y2 JPH0512817 Y2 JP H0512817Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入力項目を任意に取替えることによ
り入力情報の定義を替えることが可能な多項目入
力装置に関し、特に入力項目を表示した複数のシ
ートを回転ドラムに巻き取り、この回転ドラムの
回転位置により所望のシートを選択する多項目入
力装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、このような分野の技術としては、特公昭
56−26858号公報及び特開昭55−95134号公報に記
載されたものがある。
このような従来例を第2図〜第6図に基づいて
説明する。
第2図は従来例の斜視図である。
第2図において、1は複数枚のシート1aを重
ね合わせて1辺と綴じ合わせて形成したシートカ
ートリツジであり、これら各シート1aには、多
項目入力装置が行おうとしている処理に必要な項
目が、それぞれのシート毎に記載されている。
2はこのシートカートリツジ1を多項目入力装
置内に挿入するための挿入口であり、装置手前側
の側面に開口させている。
3はこの多項目入力装置の上面右端部に配置さ
れた複数の挿入指示キーであり、この挿入指示キ
ー3を押下することにより前記シートカートリツ
ジ1の多項目入力装置への装着を指示する。
すなわち、前記シートカートリツジ1を装着す
る場合は、まずオペレータがシートカートリツジ
1を前記挿入口2へと差し込んだ後、挿入指示キ
ー3を押下してシートカートリツジ1の巻き取り
を指示する。これにより、シートカートリツジ1
は装置に内蔵した図示せぬ回転ドラムに巻き取ら
れ、オペレータのページ選択状態となる。
前記シートカートリツジ1は、その複数枚のシ
ート1aに記載されている項目の内容に応じて、
複数種類形成されていて、これら複数種あるシー
トカートリツジ1のいづれか所望の一つを選んで
多項目入力装置は装着することにより、多項目の
処理を行うこととしている。
このため、このシートカートリツジ1の巻き取
り動作時には、装置内部において、シートカート
リツジ1の種類を区別するための読み取り動作を
行つている。
第3図はシートカートリツジの1例を示す平面
図である。
図に示すように、シートカートリツジ1には、
複数種類あるシートカートリツジ1を、それぞれ
種類毎に区別するための識別シール1bを貼付け
ている。
この識別シール1bは、後述する読み取りセン
サによる発光信号を反射するシールから成つてい
て、複数枚綴じ合わされているシート1aのうち
の第1枚目のシート1aの右端上部に設けられた
貼付位置4に複数枚貼付けるようになつている。
そして、この貼付位置4における識別シール1
bの有無の組み合わせにより、シートカートリツ
ジ1の種類を区別しているカートリツジNo.を設定
している。
例えば、第3図においては、貼付位置4は識別
シール1bを貼付けるための位置を6か所有して
いる。そのため、26=64種類のシートカートリツ
ジ1を区別することができる。
第4図はシートを巻き取る回転ドラムとシート
カートリツジとの関係を示す説明図である。
第4図において、5はシートカートリツジ1を
巻き取る回転ドラムであり、シヤフト6により回
転可能に支持されている。5aはこの回転ドラム
5の中央外周面に形成されたフツク部であり、シ
ートカートリツジ1に形成された位置合わせ棒1
cを引つ掛けて、複数枚のシート1aを回転ドラ
ム5の周囲に巻き取る。
また、5bはこの回転ドラム5の一端部周面に
形成された窓であり、前記貼付位置4における識
別シール1bの貼付箇所数と対応する配置として
いる。
すなわち、シートカートリツジ1が図中矢印方
向から挿入されてくると、回転ドラム5は図中矢
印方向に回転する。これによりシートカートリツ
ジ1の位置合わせ棒1cがフツク部5aにより引
つ掛かり、回転ドラム5の回転に伴つてその外周
に沿つて巻き取られる。このとき、シートカート
リツジ1はその第1枚目のシート1aが回転ドラ
ム5の周面に接触するようにして巻き取られ、こ
れによつて第1枚目のシート1aの貼付位置4
が、回転ドラム5の各窓5bと接し、そして、こ
の貼付位置4に6箇所設けてある識別シール1b
の貼付箇所が、それぞれ各窓5bと重なつて合致
する。
この状態を第5図に示す。第5図はシートカー
トリツジの巻き取り状態を示す側断面図であり、
シートカートリツジ1の位置合わせ棒1cがフク
ツ部5aに引つ掛かり、回転ドラム5の回転に従
つてシートカートリツジ1が巻き取られている途
中を示している。
第5図において、回転ドラム5の内側には、一
組の発光素子7と受光素子8とより成る読み取り
センサが、回転しないように固定設置されてい
る。この読み取りセンサの発光素子7からは、回
転ドラム5の内周面に向けて発光がなされ、その
反射光を各窓5bを介して受光素子7が受光する
か否かにより、識別シール1bの有無を検出す
る。つまり、発光素子7からの光が回転ドラム5
の回転位置により窓5bの位置に来ると、この窓
5bを介してシート1aの貼付位置4を照射す
る。この時、その窓5bの識別シール1bが合致
して露出していれば、光はこの識別シール1bに
より反射され、受光素子8はこれに受光する。む
ろん識別シール1bが露出していなければ受光素
子8は反射光を受光できない。この受光素子8の
受光結果により識別シール1bの有無を検出す
る。
また、9は回転ドラム5の内周面の所定位置に
取り付けられた反射板であり、この反射板9は読
み取りセンサによる読み取りタイミングの開始位
置を決める基準点となる。
さらに、この反射板9は回転ドラム5がシート
カートリツジ1の装置内に挿入されるのを待つて
いる待機状態において、シートカートリツジ1の
位置合わせ棒1cが回転ドラム5のフツク部5a
に引つ掛かることができるように、該フツク部5
aがシートカートリツジの挿入方向とほぼ対向し
た位置となるように、回転ドラム5を所定の角度
に保持しておく際の基準点の役目も有している。
すなわち、シートカートリツジ1を巻き付けて
いない状態において、回転ドラム5の内周面に設
けた反射板9を、読み取りセンサにて読み取るこ
とにより、回転ドラム5の角度を検出し、この読
み取つた位置から所定量回転させることで、フツ
ク部5aが所定の角度で保持される前記待機状態
に回転ドラム5を設定する。
これにより、回転ドラム5は常に所定の角度に
保持された状態でシートカートリツジ1の挿入を
待機する。
このため、シートカートリツジ1が装置内へ挿
入され、回転ドラム5が回転を開始すると、引つ
掛かり棒1cがフツク部5aに引つ掛かり、シー
ト1aが回転ドラム5に巻き取られる。
シート1aの巻き取り動作の開始後に、前記発
光素子7からの照射光が反射板9により反射さ
れ、この反射光を受光素子8が受光したら、この
時を基準にして受光素子8の出力は所定間隔で読
み取られる。
すなわち、この従来例では、受光素子8が反射
板9による反射光を受光した後、第5図に示す如
くシート1aが一定長l1を巻き取られた時点から
受光素子8の出力は一定間隔l2毎に読み取られ
る。
従つて、受光素子8は回転ドラム5の窓5bを
通して反射してくる光を受光することが可能とな
り、この受光素子8の出力信号の有無によりカー
トリツジNo.が認識できる。
第6図は、識別シールの有無による受光素子の
出力状態を示すタイムチヤートである。
第6図において、ここでは、仮に受光素子8の
出力があつた状態を1、無かつた状態を0とし、
かつ読み取り検出の早い順に上位の桁としてい
る。これにより、例えば、第6図に示す配列で識
別シール1bを貼付したシートカートリツジ1が
正常に巻き取られた正常挿入時は、受光素子8へ
の出力は101001となり、これによりカートリツジ
No.は41(=101001)と認識する。
また、第6図の下段に示す異常挿入時では、全
ての認識シール1bの貼付位置と窓5bがずれて
しまつたことから、受光素子8への出力は000000
となつてしまい、つまりカートリツジNo.は0とし
て認識されることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述した従来の技術においては、
シートカートリツジの位置合わせ棒が回転ドラム
のフツク部に引つ掛からずに確実に係止されてい
ない異常状態、例えばオペレータが無理に力を入
れてシートカートリツジを挿入口に挿入して、前
記位置合わせ棒がフツク部前方の回転ドラム部分
に挿入してしまつたが、これはオペレータかかは
見ることができないため、このままの状態で巻き
取り動作が開始されることになる。このような異
常挿入時には次に示すような問題が生じる。
つまり、カートリツジNo.を設定している識別シ
ールの貼付位置と、回転ドラムの各窓とが合致し
なくなつてしまい、そのため、読み取りセンサは
正確な読み取り結果が得られず、多項目入力装置
は誤つたカートリツジNo.を認識してしまうことに
なる。
さらに、シートの繰り出しはシートカートリツ
ジが正常な位置に巻き取られたことを前提として
処理を行うので、異常状態で巻き取られたままシ
ートが繰り出されると、誤つたページが繰り出さ
れることがあり、操作上大きな障害となつてい
る。
本考案は上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、シートカートリツジが回転ドラ
ムに正常に巻き取られない状態を引き起こす異常
挿入を検出できるようにして、異常巻き取りとな
つた時にそのシートカートリツジを速やかに装置
外に排出してオペレータに誤挿入を知らせて再度
正しく挿入を促すことで、異常状態のままの巻き
取り動作続行により生じるシートや装置の損傷を
防止し、かつ誤つたシートの繰り出し等を防止し
て誤動作の無い優れた多項目入力装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため本考案は、誤挿入
を認識するための誤挿入認識シールをシートに貼
付すると共に、これに合致する誤挿入認識窓を回
転ドラムに設けることとしたものである。
つまり、入力項目を表示した複数枚のシートか
ら成る複数種のシートカートリツジの各第1枚目
のシート上に、該シートカートリツジの巻き付け
方向に従つて一列配置とした複数枚の識別シール
を選択的に貼付し、このシートカートリツジを巻
き取る回転ドラムの周面に、前記識別シールの配
列に対応する複数個の窓を設け、かつ、前記回転
ドラム内には発光素子及び受光素子とから成る読
み取りセンサを固定すると共に、この読み取りセ
ンサによる読み取り開始の基準点となる反射板を
回転ドラムの内周面の所定の位置に設け、前記シ
ートカートリツジを回転ドラムに巻き取つた時、 前記読み取りセンサにより反射板を読み取るこ
とで読み取り開始の基準点を検出し、さらにこの
基準点から所定の間隔で読み取り処理を行うこと
で前記窓を介して識別シールの有無を読み取つて
シートカートリツジの識別を認識する多項目入力
装置において、前記シートカートリツジの巻き付
け方向に対して先頭側となる識別シールの端部か
らさらに所定の間隔を保持して先頭方向の位置に
誤挿入認識シールを設け、かつ前記回転ドラムの
周面には前記誤挿入認識シールを設けた位置と対
応する配置で、該誤挿入認識シール読み取り用の
誤挿入認識窓を設けることとしたものである。
〔作用〕
上述した構成によれば、まずシートカートリツ
ジを多項目入力装置に挿入すると、該シートカー
トリツジは回転ドラムに巻き取られ、同時にカー
トリツジの種類を区別するための読み取り処理が
開始される。
これにより、誤挿入認識シールが所定位置、つ
まり、回転ドラムに設けた誤挿入認識窓に合致し
ているか否かを、誤挿入認識シールによる反射光
を受光素子が受光する否かにより検出する。
ここで、誤挿入認識シールが誤挿入認識窓に合
致していることが検出されれば、シートカートリ
ツジは正しく挿入されていることになるので、多
項目入力装置は引き続き次の動作に移り、回転ド
ラムにより所望のシートを選択する。
また、誤挿入認識シールが誤挿入認識窓に合致
していないことが検出された場合は、シートカー
トリツジは正しく挿入されていないことになり、
多項目入力装置は速やかに前記シートカートリツ
ジを装置外に排出し、オペレータに誤挿入を知ら
せて再挿入を促す。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図、第7図及び
第8図に基づいて説明する。尚、前記従来例と同
一部分には同一番号を付して説明を省略する。
第1図は本考案に係わる多項目入力装置の一実
施に用いるシートカートリツジの一例の平面図、
第7図は本考案の一実施例を示す側断面図、第8
図は誤挿入認識シール及び識別シールの有無によ
る受光素子の出力状態を示すタイムチヤートであ
る。
第1図において、10はシートカートリツジ1
の種類を区別するためのカートリツジNo.を識別す
る識別シールであり、シートカートリツジ1を構
成する複数枚のシートの内の第1枚目のシート1
aの右端上部に設けられた貼付位置11に所定間
隔で、シートカートリツジ1の巻き取り方向に従
つて縦1列の配置となつて、選択的に貼付されて
いる。ここでは、従来と同様に6か所の貼付箇所
を設定し、この6か所における識別シール10の
有無の組み合わせにより、各カートリツジNo.を設
定している。
12はこの貼付位置11の最上部に貼付された
誤挿入認識シールで、シートカートリツジ1が正
しく多項目入力装置に挿入されたか否かを識別す
るために用いられる。前記識別シール10とほぼ
同形状に形成され、かつ識別シール10と同様に
読み取りセンサからの照射光を反射するようにな
つている。
この誤挿入認識シール12は、シートカートリ
ツジ1が回転ドラム5に巻き取られる時に最先頭
となるように、図1にも示すように識別シール1
0の上端部に、他の識別シール10と同ピツチで
縦方向1列となるように配列している。
上記構成によるシートカートリツジの巻き取り
動作状態を第7図に示している。
図に示すように、回転ドラム5には前記識別シ
ール10と合致する配置による複数個の窓5bが
形成されている他に、前記誤挿入認識シール12
と合致する誤挿入認識窓13を設けている。そし
て、この誤挿入認識窓13は、読み取りセンサに
よる読み取り開始の基準点となる反射板9の位置
から、前記誤挿入認識シール12の読み取りタイ
ミング位置に対応する所定長lを確保した位置に
形成されている。
つまり、読み取りセンサによる読み取り処置
は、反射板9を基準点とし、ここから所定の間隔
で配置された各窓と対応する位置でのみ受光素子
8の受光結果を検出することで行うものであり、
従つて、誤挿入認識窓13を反射板9から所定長
lを確保した位置に設けることは、つまり、反射
板9から所定長lを確保した位置で誤挿入認識シ
ール12の読み取り処理をおこなうようにしてい
るからであり、この所定長lを確保した位置で検
出された検出結果は、すなわち誤挿入認識シール
12の有無の検出結果として認識される。
次に、前記構成の作用を説明する。先ずシート
カートリツジ1を多項目入力装置に挿入し、位置
合わせ棒1cが回転ドラム5のフツク部5aに引
つ掛かると、該シートカートリツジ1はシヤフト
6の回転に伴つて回転ドラム5の外周に巻き取ら
れる。
なお、このシートカートリツジ1の挿入時にお
ける回転ドラム5の状態は、従来例においても述
べたが、読み取りセンサにより反射板9を検出す
ることにより、回転ドラム5のフツク部5aにシ
ートカートリツジ1の引つ掛かり棒1cが引掛か
ることができるように、該フツク部5aがシート
カートリツジの挿入方向と対向する配置となるよ
うに、所定の角度に保持しておくものである。
そして、これと同時に読み取りセンサによる読
み取り動作が開始する。発光素子7からの照射光
を反射板9が反射し、これを巻き取り動作開始後
に受光素子8が受光すると、このときを読み取り
開始の基準点として、以降所定の読み取りタイミ
ング位置毎に受光素子8の出力を読み取る。
すなわち、本実施例では第8図に示すように、
受光素子8が反射板9からの射光を受光して読み
取り開始基準点を認識した後、受光素子8の出力
読み取りは、まずシート1aを予め設定した一定
長l巻き取つた位置(すなわち誤挿入認識シール
12に対応する位置)で行い、さらにl1巻き取つ
た位置(識別シール10の貼付位置先頭)で行つ
た後、以降一定間隔l2毎(識別シール10の貼付
位置間隔毎)に行う。
ここで、シートカートリツジ1が多項目入力装
置に正しく挿入された場合の受光素子8の出力状
態を、たとえば識別シール10が第8図に示す位
置に貼付けられた場合を例にとつて示す。
先ず、シートカートリツジ1が反射板9による
反射光を受光した後に一定長l巻き取られた時点
で、受光素子8は誤挿入認識シール12による反
射光を受光し、これを電気変換して出力する。
これにより、多項目入力装置はシートカートリ
ツジ1は正しく挿入され、回転ドラム5の所定位
置に固定されて正常に巻き取りがなされたと認識
し、次の動作に移る。つまり、シートカートリツ
ジ1の巻き取り動作が引き続き行われる。
そして、シートカートリツジ1がさらにl1,l1
+2l2、そしてl1+5l2巻き取られた時点で、受光
素子8は識別シール10による反射光を受光し、
これにより電気変換して出力する。この出力信号
の組み合わせによりカートリツジNo.が認識され
る。
また、シートカートリツジ1が多項目入力装置
に異常挿入された場合は、シート1aを反射板9
により読み取り開始位置を認識した後に一定長l
巻き取つても、誤挿入認識シール12は誤挿入認
識窓13には合致できないために、受光素子8は
前述したような誤挿入認識シール12からの反射
光を受光することはできない。
誤挿入認識シール12を検出できない場合は、
シートカートリツジ1が回転ドラム5の所定位置
に巻き取られていない誤挿入時であると判断し、
直ちに巻き取り動作は中断してシートカートリツ
ジ1を装置外に排出する。そして、この旨をオペ
レータに知らせ、再度正しくシートカートリツジ
1の挿入を促すようにする。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、シートカ
ートリツジのシートの第1枚目の貼付位置に選択
的に貼付した認識シールの、シートカートリツジ
の巻き付け方向に対して先頭側となる端部からさ
らに所定の間隔を保持して先頭方向の位置に誤挿
入認識シールを設け、かつ前記回転ドラムの周面
には、前記誤挿入認識シールを設けた位置と対応
する配置で、該誤挿入認識シールを読み取り用の
誤挿入認識窓を設けることとしたので、シートカ
ートリツジの巻き取り時に、読み取りセンサによ
り前記回転ドラムの誤挿入認識窓を介して誤挿入
認識シールの有無を検出するだけで、シートカー
トリツジの巻き取り状態が異常であるか否か、つ
まり異常挿入か否かを検出できる。
その結果、挿入異常の場合はシートカートリツ
ジの巻き取り動作を直ちに中止してシート排出が
できるので、そのまま巻き取つてしまつていたこ
とにより従来例において発生していたその後のペ
ージの繰り出し動作での誤動作や、シート並びに
装置の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に用いるシートカー
トリツジの1例を示す平面図、第2図は従来例の
斜視図、第3図は従来例のシートカートリツジの
1例を示す平面図、第4図は巻き取り動作説明
図、第5図は従来例の側断面図、第6図は従来例
のタイムチヤート、第7図は本実施例の側断面
図、第8図は本実施例のタイムチヤートである。 1……シートカートリツジ、1a……シート、
5……回転ドラム、7……発光素子、8……受光
素子、10……識別シール、11……貼付位置、
12……誤挿入認識シール、13……誤挿入認識
窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力項目を表示した複数枚のシートから成る複
    数種のシートカートリツジの各第1枚目のシート
    上に、該シートカートリツジの巻き付け方向に従
    つて一列配置とした識別シールを選択的に貼付す
    ると共に、 このシートカートリツジを巻き取る回転ドラム
    の周面に、前記識別シールの配列に対応する複数
    個の窓を設け、 かつ、前記回転ドラム内には、該回転ドラムの
    内周面に向かつて発光する発光素子及びこの発光
    素子の反射光を受光する受光素子とから成る読み
    取りセンサを固定すると共に、この読み取りセン
    サによる読み取り開始の基準点となる反射板を回
    転ドラムの内周面の所定の位置に設け、 前記シートカートリツジを回転ドラムに巻き取
    つた時、前記読み取りセンサにより反射板を読み
    取ることで読み取り開始の基準点を検出し、さら
    にこの基準点から所定の間隔で読み取り処理を行
    うことで前記窓を介して識別シールの有無を読み
    取つてシートカートリツジの種別を認識する多項
    目入力装置において、 前記シートカートリツジの巻き付け方向に対し
    て先頭側となる識別シールの端部からさらに所定
    の間隔を保持して先頭方向の位置に誤挿入認識シ
    ールを設け、 かつ前記回転ドラムの周面には、前記誤挿入認
    識シールを設けた位置と対応する配置で、該誤挿
    入認識シール読み取り用の誤挿入認識窓を設ける
    ことを特徴とする多項目入力装置。
JP1986094585U 1986-06-23 1986-06-23 Expired - Lifetime JPH0512817Y2 (ja)

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915138B2 (ja) * 1978-12-14 1984-04-07 三ツ星ベルト株式会社 アクリルゴム発泡体製造用組成物

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