JPH05127742A - 無人搬送車の誘導装置 - Google Patents

無人搬送車の誘導装置

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JPH05127742A
JPH05127742A JP3047568A JP4756891A JPH05127742A JP H05127742 A JPH05127742 A JP H05127742A JP 3047568 A JP3047568 A JP 3047568A JP 4756891 A JP4756891 A JP 4756891A JP H05127742 A JPH05127742 A JP H05127742A
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JP
Japan
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reflector
distance measuring
range finding
measuring sensor
wall surface
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JP3047568A
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Shigeru Hirooka
茂 広岡
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 測定が必要な車体側面に測距センサの探査光
を、リフレクタをスライドさせて切り替えることによ
り、測距センサの設置個数を低減し、無人搬送車の車体
の小型化を図る。 [構成] 光学式の測距センサ2と、該光学式の測距セ
ンサ2が発する探査光を90度反射させうるリフレクタ
3をスライド可能に支承すると共に、該リフレクタ3を
任意にスライドさせる駆動手段を備えてなる構成とし、
測定が必要な車体側面に測距センサ2の探査光を、リフ
レクタ3をスライドさせて切り替えることができるか
ら、測距センサを4個設置するのみで、しかも無人搬送
車の全側面方向から従来と同様に基準となる壁面との相
対位置を認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準となる壁面と無人
搬送車との距離を測定し、車体を予め定められた走行経
路に導きうる無人搬送車の誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、基準となる壁面W
と、車体21との距離を測定し、車体を予め定められた
ステーション等に導きうる無人搬送車20においては、
誘導装置として測距センサ22A…22Hが車体内部に
設置されている。そして、2個の測距センサ22A、2
2Bにて検出された値d1、d2および既知の距離Sに
基づき、車体21の姿勢角ψや、ずれ量を、図示しない
制御装置で演算し、これを減ずる如く無人搬送車20を
誘導する。また、車体21の前後、および左右のいずれ
の側面からでも、基準壁面との距離を測定しうるよう、
各側面に2個づつ計8個の測距センサが取り付けられる
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の構成では、合計8個もの測距センサを無人搬送車
に設けるため、製作コストがきわめて高価になるという
問題があった。又、測距センサが車体内に占めるスペー
スが大きいため、車体形状が大型化するという問題があ
り、主として幅狭な通路を走行しなければならない無人
搬送車にとっては好ましくない。本発明は、かかる事情
に鑑み、案出されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学式の測距
センサと、該光学式の測距センサが発する探査光を90
度反射させうるリフレクタをスライド可能に支承すると
共に、該リフレクタを任意にスライドさせる駆動手段を
備えてなる構成としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を、以下図面に基づき説明
する。図1は、本発明の誘導装置1の斜視図であり、光
学式の測距センサ2(以下、単に測距センサという)
と、スライド可能に支承されているリフレクタ3と、該
リフレクタ3を任意にスライドさせる駆動手段としての
ソレノイド7と、これらを配置する基板13とから構成
される。
【0006】光学式測距センサ2は、測距ヘッド面2C
の発光部2Aから赤外線等の探査光を発し、該探査光が
被測定物にて反射した反射光を受ける受光部2Bとから
なり、受光部2B内のポジションセンサ等(不図示)で
被測定物との距離を検知しうる周知の測距センサであ
る。
【0007】リフレクタ3は、例えば、表面反射鏡等を
好適に用いることが可能であり、前記測距センサ2の測
距ヘッド面2C側に反射面を向け、かつ測距ヘッド面2
Cの全長に渡る形状をなしており、リフレクタブラケッ
ト4(以下、単にブラケットという)に固着される。
【0008】ブラケット4は、断面が略「コ」字状から
なるスライド片5の上面に固着されている。又、該スラ
イド片5は、基板13上に固着され側部にローラを具え
たガイド部8に沿ってスライド自在に係合される。さら
に、前記スライド片5には、上方に突出する枢軸6が形
成され、該枢軸6には、ソレノイド7の回動軸9に固着
されたレバー10が遊嵌挿入される。尚、レバー10
は、ソレノイド7の回動軸9と一体固着されていると共
に、枢軸6を挿通する側には長穴が形成されている。
【0009】基板13上には、ストッパピン11、12
が形成され、前記レバー10の回動を規制しうる如く設
けられる。尚、ブラケット4およびスライド片5は、ア
ルミや合成樹脂等の材質で、その慣性重量を軽減すべく
構成することが望ましい。
【0010】ソレノイド7は、基板13に固定支持され
ており、内部のコイル(不図示)を励磁することによ
り、その回動軸9がレバー10と一体となって任意の方
向に回動しうるものである。尚、回動軸9の回転方向
は、コイルに流す電流の向きを変化させることにより行
い得る。従って、前記ソレノイド7を、その回動軸9が
A方向に回動するよう励磁すると、図3に示す如く、ス
ライド片5は、レバー10及び枢軸6を介して押し下げ
られるが、前記レバー10がストッパピン12に当接す
る位置でスライド量を制限される。この状態では、測距
センサ2から発される探査光は、被測定物に対して直進
しうる。一方、ソレノイド7を、その回動軸9がB方向
に回動するよう励磁すると、図2に示すように、スライ
ド片5は測距センサ2側に押しやられ、前記レバー10
がストッパピン11に当接する位置にてスライド量を規
制される。従って、測距センサの測距ヘッド面2Cに対
し所定の角度を保持して対面するよう構成される。この
際、リフレクタ3を測距ヘッド面2Cに対し、45度の
位置になるように前記ブラケット4をスライド片5上に
固着せしめる。又、リフレクタ4をスライドさせる駆動
手段として、ソレノイドを例示したが、これに限定され
るものではなく、電動シリンダや、サーボモータ等とい
ったものを種々採用することもできる。
【作用】次に、本発明の作用について、図2から図4に
基づき説明する。図4において、無人搬送車30には、
車体の4隅に本発明に係る誘導装置1A…1Dが設けら
れており、本例では初期状態として各誘導装置共、ソレ
ノイドはいずれも図1において、回動軸9がB方向に回
動する状態(すなわち、図2に示す状態)とし、リフレ
クタを介して測距センサ2の探査光が、それぞれ壁面W
1およびW3に向くよう設置している。
【0011】先ず、壁面W1と、車体との相対位置を検
出する際には、誘導装置1Aおよび1Bにて、上述の状
態のままで測距を行なえばよい。この状態では、測距セ
ンサ2の探査光は、図2に示す如く、測距センサ2の探
査光はリフレクタ3にて90度反射されて、壁面W1に
到達し反射される。壁面W2にて反射した探査光は、再
びリフレクタ3にて90度反射され、測距センサ2に入
光されうる。尚、壁面W3を検出する際も同様である。
【0012】つぎに、壁面W2と、車体との相対位置を
検出する際には、誘導装置1Bおよび1Cのソレノイド
を、その回動軸9がA方向に回動しうるよう励磁した
後、測距を行なえばよい。この状態では、図3に示す如
く、測距センサ2の探査光は、直進し壁面W2にて反射
され、再び測距センサ2にて受光されうる。尚、壁面W
4との距離を測定する際も、上記同様、誘導装置1Bお
よび1Cにてそのまま測距を行なえばよい。
【0013】以上詳述したが、ソレノイドを励磁する電
流の向きは、無人搬送車30の制御装置31に予めプロ
グラムされている走行経路に基づき、測定の必要な壁面
位置に応じて行い得るものである。又、本発明は、本例
に示す実施例に限定されるものではなく、各誘導装置の
初期状態として、ソレノイドを実施例と逆向きに励磁し
た状態で無人搬送車に設置することももちろん可能であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記の方法を採用した結果、
測定が必要な車体側面に測距センサの探査光を、リフレ
クタをスライドさせて切り替えることができるから、測
距センサを4個設置するのみで、しかも無人搬送車の全
側面方向から従来と同様に基準となる壁面との相対位置
を認識することができる。従って、無人搬送車の車体の
小型化に貢献することができ、走行通路幅の削減により
システムレイアウトの効率を向上しうる。さらに、誘導
装置の設置個数を半減することができるから、無人搬送
車の製作コストをきわめて低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表わす斜視図である。
【図2】本発明の作用を説明するための平面図である。
【図3】本発明の作用を説明するための平面図である。
【図4】本発明の作用を説明するための無人搬送車の平
面図である。
【図5】無人搬送車の誘導装置を説明するための概念図
である。
【符号の説明】
1 誘導装置 2 光学式測距センサ 3 リフレクタ 4 リフレクタブラケット 5 スライド片 7 ソレノイド 9 可動軸 10 レバー 16 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式の測距センサと、該光学式の測距
    センサが発する探査光を90度反射させうるリフレクタ
    をスライド可能に支承すると共に、該リフレクタを任意
    にスライドさせる駆動手段を備えてなる無人搬送車の誘
    導装置。
JP3047568A 1991-02-19 1991-02-19 無人搬送車の誘導装置 Expired - Lifetime JP3010271B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3047568A JP3010271B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 無人搬送車の誘導装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3047568A JP3010271B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 無人搬送車の誘導装置

Publications (2)

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JPH05127742A true JPH05127742A (ja) 1993-05-25
JP3010271B2 JP3010271B2 (ja) 2000-02-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004085529A (ja) * 2002-06-25 2004-03-18 Matsushita Electric Works Ltd レーザー測距装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004085529A (ja) * 2002-06-25 2004-03-18 Matsushita Electric Works Ltd レーザー測距装置及び方法

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Effective date: 19991102