JPH05127243A - 焦点状態を表示する表示装置 - Google Patents

焦点状態を表示する表示装置

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JPH05127243A
JPH05127243A JP3290294A JP29029491A JPH05127243A JP H05127243 A JPH05127243 A JP H05127243A JP 3290294 A JP3290294 A JP 3290294A JP 29029491 A JP29029491 A JP 29029491A JP H05127243 A JPH05127243 A JP H05127243A
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JP3290294A
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Inventor
Yosuke Kusaka
洋介 日下
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファインダー画面映る被写体像に重ねて非合
焦状態を表示し、合焦状態は素通しにしする。 【構成】 被写体像を形成する撮影光学系(3) と、前記
撮影光学系により形成された像面の予定焦点面に対する
焦点状態を検出する焦点検出手段(10,11,12)と、被写体
像を観察するためのファインダー画面(5) と、前記ファ
インダー画面上の焦点検出位置に対応した位置におい
て、前記焦点検出手段により検出された焦点状態が合焦
状態である場合には表示を重畳せず、非合焦状態である
場合には表示を重畳する表示手段(13,14) とを備えたこ
とを特徴とする表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出された焦点状態を
ファインダー画面上に映る被写体像に重ねて表示する表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被写界の複数の位置で焦点検出を行い、
焦点検出された焦点状態を撮影者に認識させるために、
焦点状態の表示をファインダー画面上に映る被写体像に
重ねる表示装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撮影者が被写
体像をしっかりと観察したい時には、焦点検出領域や合
焦状態の表示が邪魔になっていた。特に、画面上で複数
点または2次元で焦点検出し,検出された合焦状態の表
示をファインダー画面上の複数点または2次元で表示し
た場合には、被写体像と焦点状態表示のオーバラップす
る部分が多くなるので、被写体のみを観察することが非
常に困難になる。
【0004】そこで、本発明は、焦点検出領域や合焦状
態の確認がファインダー画面上で正しく確認できるとと
もに、焦点検出領域や合焦状態の表示をなくし被写体像
のみを観察することも可能にする表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明の表示装置は、
予定焦点面に設定された画面に被写体像を形成する撮影
光学系と、画面内に設定された焦点検出位置において、
前記撮影光学系により形成された像面の予定焦点面に対
する焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記撮影光学
系により形成された被写体像を観察するためのファイン
ダー画面と、前記ファインダー画面上の焦点検出位置に
対応した位置において、前記焦点検出手段により検出さ
れた焦点状態が合焦状態である場合には表示を重畳せず
非合焦状態である場合には表示を重畳する表示手段とを
備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1、2の発明は、合焦状態にある領域に
は焦点状態の表示がファインダー画面上に映る被写体像
に重ねられず素通しであり、非合焦状態にある領域に焦
点状態の表示が重ねられる。請求項3から請求項5の発
明により、色や濃度や形状で非合焦状態にある領域を表
示するため被写体像を見やすい状態で焦点状態を確認す
ることができる。特に請求項6では、合焦状態にある被
写体像しか認識できないため、合焦領域を確認しやす
い。
【0007】請求項7の発明は、ファインダー画面がカ
ラーファインダー画面である場合に非合焦状態にある領
域をモノクロで表示するため、撮影者は合焦領域を確認
しやすい。請求項8の発明は、ファインダー画面が電子
ファインダー画面である場合に非合焦状態にある領域の
被写体を表示しないため、撮影者は合焦領域を確認しや
すい。
【0008】
【実施例】
〔第1実施例〕本発明の第1実施例を図1以降の図面に
沿って説明する。図1は、本発明の実施例のブロック図
である。カメラボディ1にレンズ2が着脱可能に取り付
くように構成されており、図1は、レンズ2がボディ1
に装着された状態を示している。
【0009】撮影光学系3を通る被写体からの光束は、
ハーフミラーであるメインミラー4により、ファインダ
ー5に向かう光束とサブミラー6に向かう光束とに分割
される。ファインダー5に向かう光束中に表示用の透過
型液晶表示装置(以下LCDと略す)14が配置され
る。
【0010】LCD14は、ファインダー像にスーパー
インポーズして焦点検出領域、焦点状態の表示を行う。
サブミラー6に向かった光束は、サブミラー6によりさ
らにボディ底方向に偏向され、フィルム面7と共役な撮
影光学系3の予定焦点面8の近傍に配置された焦点検出
光学系10を介してセンサー11に導かれる。
【0011】焦点検出光学系10とセンサー11とは、
後述するように画面上の複数点または2次元で焦点検出
が可能なように構成されている。センサー11は、セン
サー上に形成された被写体像を光電変換し、被写体像の
強度分布に対応する被写体像信号を発生し、焦点検出演
算手段12に送る。焦点検出演算手段12は、被写体像
信号を周知の焦点検出相関演算処理を施して、撮影光学
系3の結像面と予定焦点面8との間のデフォーカス量を
算出する。
【0012】LCDドライバ13は、焦点検出演算手段
12で算出されたデフォーカス量に基づきLCD14を
制御する信号を出力する。LCD14は、LCDドライ
バ13からの信号に基づき、焦点検出が行われた複数の
点または2次元的に焦点状態をファインダー画面上に重
ねて表示する。モータ駆動制御手段16は、焦点検出演
算手段12で求められたデフォーカス量に基づきモータ
17の駆動方向と、駆動量を制御する。
【0013】モータ17は、撮影光学系3と機械的に結
合しており、その駆動量と駆動速度が制御することによ
り、撮影光学系3を合焦位置に移動させる。操作ボタン
15は、撮影者がマニュアルで操作可能なボタンであ
り、操作ボタン15の操作状態に応じてLCDドライバ
13、モータ駆動制御手段16の動作が制御される。 <焦点検出光学系およびセンサーの説明>次に、焦点検
出光学系およびセンサーの説明をする。
【0014】図2は、焦点検出光学系10およびセンサ
ー11の構成例を示している。焦点検出光学系10は、
開口部31A,31B,31Cを有する視野マスク3
0、3対のコンデンサーレンズ32A,32B,32
C、3対の絞り開口部36A,37A、36B,37
B、36C,37Cを有する絞りマスク35、3対の再
結像レンズ46A,47A、46B,47B、46C,
47Cからなり、撮影光学系3により形成された1次像
を3対の受光部56A,57A、56B,57B、56
C,57Cからなるからなるセンサー11上に3対の2
次像として再結像している。
【0015】光電変換手段は、例えば複数のCCD画素
などのラインセンサーである受光部56A,57A、5
6B,57B、56C,57C画素から構成されてい
る。また視野マスク30、コンデンサーレンズ32A,
32B,32Cは撮影光学系3の予定焦点面8の近傍に
配置される。以上のような構成において、3対の絞り開
口部36A,37A、36B,37B、36C,37C
はコンデンサーレンズ32A,32B,32Cにより撮
影光学系3の射出瞳近傍の面60の光軸20に対して対
称な1対の領域66、67に投影されており、この領域
を通る光束は、視野マスク30付近でまず一次像を形成
する。視野マスク30の開口部31A,31B,31C
に形成された一次像は更に、コンデンサーレンズ32
A,32B,32C、3対の絞り開口部36A,37
A、36B,37B、36C,37Cを通り、3対の再
結像レンズ46A,47A、46B,47B、46C,
47Cによりセンサー5の3対の受光部56A,57
A、56B,57B、56C,57C上に3対の二次像
として形成される。
【0016】3対の二次像の強度分布は受光部56A,
57A、56B,57B、56C,57Cで光電変換さ
れ、電気的な被写体像信号となる。周知のようにセンサ
ー11上で対になった二次像の受光部対並び方向の相対
的位置関係を、センサー11が発生する被写体像信号を
用いて検出することにより、撮影光学系3のデフォーカ
ス量を検出できる。
【0017】上記構成においてはファインダー画面N上
において焦点検出領域P、Q、Rが設定され、各領域に
おいてそれぞれ焦点状態が検出されることになる。図3
は、焦点検出光学系10およびセンサー11の別の構成
例を示す。図3においては2次元的な開口部31Dを有
する視野マスク30Dとコンデンサーレンズ32Dと一
対の開口部36D、37Dを有する絞りマスク35Dと
一対の再結像レンズ46D、47Dと2次元的に画素を
配置した受光部56D、57Dを有するセンサー11か
ら構成される。
【0018】以上のような構成において撮影光学系3の
射出瞳60に含まれる光軸20に対して対称な1対の領
域66、67を通る光束は、2次元的な開口31Dを有
する視野マスク30D付近で一次像を形成する。視野マ
スク30Dの開口部31Dに形成された一次像は更にフ
ィールドレンズ32D及び1対の絞りマスク開口36
D、37D及び1対の再結像レンズ46D、47Dによ
りセンサー11の1対の受光部56D、57Dに1対の
二次像として形成される。
【0019】周知のようにセンサー11上で対になった
二次像の受光部対並び方向の相対的位置関係を、センサ
ー11が発生する2次元的な被写体像信号を微小部分に
分割した信号を用いて検出することにより、撮影光学系
3のデフォーカス量の2次元的な分布を検出できる。上
記構成においてはファインダー画面N上において2次元
的な焦点検出領域Mが設定され、この領域M内をさらに
微小部分に分割して各部分の焦点状態が検出されること
になる。言い替えれば領域M内で2次元的な焦点状態の
分布を検出することができる。
【0020】上記説明ではファインダー画面Nより焦点
検出領域Mが狭いとしたが、ファインダー画面Nと焦点
検出領域Mを等しくしてもよい。このように、焦点検出
光学系とセンサーとを配置することで、センサー11上
で対になった二次像の受光部対並び方向の相対的位置関
係を検出することにより焦点状態を知ることができる。
【0021】図2のような焦点検出光学系とセンサーと
を配置した場合は、ファインダー画面Nに図4のような
焦点検出領域P,Q,Rの焦点状態を表示することがで
き、図3のような焦点検出光学系とセンサーとを配置し
た場合は、ファインダー画図面Nに図5のような焦点検
出領域M内部の焦点状態の2次元的な分布を表示するこ
とができる。 <表示手段の構成>次に、ファインダーおよびLCDか
らなる表示手段について説明する。
【0022】図6及び図7に、かかる表示手段の構成例
を示す。図6は、スクリーン29とペンタプリズム22
との間に、LCD14が配置されている例である。LC
D14は、色、濃度、形の表現が可能である。スクリー
ン29は、下面Sにフレネルレンズが形成され、上面T
がマット面になっている。
【0023】メインミラー4により反射された光束はフ
ィルム共役面に配置されたスクリーン29に一次像を形
成する。そして、LCD14は、スクリーン像に焦点検
出領域表示、焦点状態の表示をスーパーインポーズして
いる。従って、撮影者は、スクリーン上の被写体一次像
とそれに重ねた表示像を、ペンタプリズム22、接眼レ
ンズ23を介して観察することができる。
【0024】スクリーン29は、上面Tがマット面にな
っておらず素透しになっているものであってもよい。こ
のような構成では、ファインダー像をより明るくするこ
とができる。図7は、LCD14をスクリーン観察系に
配置していない例である。スクリーン29は下面Sにフ
レネルレンズが形成され、上面Tがマット面になってい
る。ペンタプリズムと接眼レンズとの間には、ハーフミ
ラー24が配置されて、LCD14とハーフミラー24
との間には、LCD14の表示内容を投影する投影レン
ズ25が設けられている。
【0025】図6と同じように、光束はフィルム共役面
に配置されたスクリーン29に一次像を形成する。被写
体の一次像はペンタプリズム22、接眼レンズ23を介
して観察される。また、LCD14による焦点検出領域
表示、焦点状態の表示が投影レンズ25で投影され、投
影された表示像はハーフミラー24で反射されて接眼レ
ンズ23を通して表示される。すなわち、撮影者は焦点
状態の表示等を被写体像に重ねて観察することができ
る。
【0026】このような構成では、以下の利点がある。 1.LCD14を小型化でき、コスト的に有利である。 2.LCD14をスクリーン観察系に配置していないの
で、LCDの透過率をむやみに高くする必要がない。 なお、LCD以外の表示デバイス、例えばEC(エレク
トロクロミック素子)であってもよい。 <操作ボタンの説明>図8は、ファインダー系に、焦点
検出領域や焦点状態を表示したり、消したりする操作ボ
タン15の構成を示したものである。
【0027】部材71はバネ73によりボディ2の内側
から外壁72側に付勢され、部材71の頭部はボディ2
の表面より外側に突出している。図8の状態では電圧V
ccとグランド(GND)との間に抵抗R1と直列につ
ながっているスイッチSW1は開放状態であり、スイッ
チSW1と抵抗R1の間の出力電圧S1はグランドレベ
ル(LOW)である。
【0028】部材71を押し込むと部材71の脚部がス
イッチSW1を閉成し、出力電圧S1は電圧Vccレベ
ル(HIGH)となる。従って、操作ボタンの操作状態
が出力電圧S1のレベルとして出力されることになる。
なお、図示しないが2段スイッチであってもよい。1段
目では、焦点検出領域を表示し、2段目では、焦点状態
を表示したりすることができる。
【0029】図9は、カメラを上面から見た図であり、
操作ボタン15をボディ2に配置した4つの例を説明す
る。第1例は、操作ボタン15をレリーズボタン80の
近傍のボディ2の前面74の位置に配置した例である。
ボディ2をグリップする右手の中指で操作ボタン15を
操作できるので使い勝手がよい。
【0030】また、操作ボタン15は、オートフォーカ
スモードで一時レンズ駆動をロックするためのフォーカ
スロックするボタンと兼用する構成であってもよい。操
作ボタンの数も増えずコスト的にも有利であり、使い勝
手もよい。第2例は、操作ボタン15をレリーズボタン
80の近傍のボディ2上面75の位置に配置した例であ
る。レリーズ操作をする指で操作ボタン15を操作でき
るので使い勝手がよい。
【0031】第3例は、操作ボタン15をレリーズボタ
ン80の近傍のボディ2の裏側76の位置に配置した例
である。ボディ2をグリップする右手の親指で操作ボタ
ンを操作できるので使い勝手がよい。第4例は、操作ボ
タン15を別個に設けないでレリーズボタン80と兼用
するように構成した例である。この場合、レリーズボタ
ン80を2段階操作機構とし、レリーズボタン開放状態
と第1操作状態が上記操作ボタンの機能を果たし、第2
操作状態が本来のレリーズ機能を果たすようにする。レ
リーズ操作をする指で操作ボタンを操作できるので使い
勝手がよい。 <一連の動作説明>以下、本発明の動作をフローチャー
トを使って説明する。
【0032】被写体像のみを詳細に観察したい場合に
は、ファインダーに表示される焦点検出領域の表示や該
焦点検出領域における焦点状態の表示などが邪魔にな
る。 しかし、操作手段が操作された場合のみ、焦点検
出領域等の表示をファインダー画面に映したり消したり
できるので被写体像を詳細に観察することができる。図
10は本発明の第1動作のフローチャート図である。ス
テップ(以下Sと略す)ごとに説明していく。 S100:不図示の電源スイッチ(SWと略す)により
電源が投入されるとS110に進む。 S110:操作ボタン15がON状態(図8の出力電圧
S1が電源電圧Vcc)か否か判断する。ON状態ならば
S120に進み、OFF状態ならばS130に進む。 S120:焦点検出領域をファインダー画面上に表示す
る。
【0033】ただし、図3及び図5で説明したような焦
点検出領域がファインダー画面と等しい場合には表示す
る必要はない。 S130:焦点検出手段で焦点検出を行う。 S140:操作ボタン15がON状態か否か判断する。
ON状態ならばS150に進み、OFF状態ならばS1
60に進む。 S150:焦点検出結果に応じて焦点状態をファインダ
ー画面上に表示する。 S160:焦点検出結果に基づき合焦位置へレンズを駆
動する。
【0034】S110に戻る。上記動作により操作ボタ
ン15がON状態の時のみ、ファインダー画面に焦点検
出領域や該領域の焦点状態が被写体像に重ねて表示され
ることになる。操作ボタン15が2段スイッチなどであ
れば1段目がON状態の時に焦点検出領域の表示を、2
段目がON状態の時に焦点状態の表示をしてもよい。
【0035】なお、焦点検出領域の表示をする必要がな
い場合には、S110とS120とを除いたフローにす
ればよい。このようにすれば、操作ボタン15がON状
態のとき焦点状態表示のみされる。図11は、本発明の
第2動作のフローチャート図である。
【0036】図10と異なる点は操作ボタン15が2度
目のON状態の場合、レンズ駆動を行わないようにした
点である。すなわち、このような使用が必要となるの
は、構図を変えるため主要部分の符号の主要被写体をフ
ォーカスロックしてフレーミングする場合である。以
下、図10のフローチャート図と異なっている箇所を説
明する。 S140:操作ボタン15がON状態か否か判断する。
ON状態ならばS150に進み、OFF状態ならばS1
60に進む。 S150:焦点検出結果に応じて焦点状態をファインダ
ー画面上に表示する。焦点状態の表示は、操作ボタン1
5がONになった時点の焦点状態にロックされたままで
ある。そして、S110に戻る。 S160:焦点検出結果に基づき合焦位置へレンズを駆
動する。
【0037】そして、S110に戻る。このような動作
によりフォーカスロックされた時点における焦点状態の
表示がロックされる。従って、表示のチラツキがなくな
る。もちろんフォーカスロック以後も焦点状態の表示を
ロックせずに、連続的に表示するようにしてもよい。
【0038】第12図は、本発明の第3動作のフローチ
ャート図である。
【0039】ミラーアップ中に表示が現れると消費電力
の無駄となる。また、連続撮影時に表示が現れると被写
体の構図の確認に邪魔になる。そこで、かかる場合に焦
点状態の表示を行わないようにした例である。また、フ
ァインダー光学系中で測光を行う場合には、上記表示は
測光誤差を与えてしまうので、表示開始時に測光値をロ
ックし、焦点状態の表示中は測光を禁止するようにした
り、焦点状態の表示と測光を時分割で行うようにした例
である。 S100:不図示の電源SWにより電源が投入されると
S110に進む。 S120:焦点検出領域をファインダー画面上に表示す
る。 S130:焦点検出手段で焦点検出を行う。 S131:ミラーアップ中か否か判断する。ミラーアッ
プ中なら焦点状態表示を行わずS120に戻る。ミラー
アップを完了しているならばS140に進む。 S140:操作ボタン15がON状態か否か判断する。
ON状態ならばS141に進み、OFF状態ならばS1
51に進む。 S141:連写中か否か判断する。連写中ならばS15
1に進み、連写が終了しているならばS142に進む。 S142:操作ボタン15がONされたときからの時間
Tを計時し、時間Tが、 2Nt<T<(2N+1)t であるか調べる。ここに、Nは整数で、tは基準時間で
ある。
【0040】時間Tが、2Nt<T<(2N+1)t
にあるなら、S150に進み、この範囲に入らないな
ら、S151に進む。 S150:焦点検出結果に応じて焦点状態を表示手段が
表示する。 S151:焦点状態の表示を行わないで測光を行う。 S160:焦点検出結果に基づき合焦位置へレンズを駆
動する。
【0041】S110に戻る。このような動作によりミ
ラーアップ中には省電にもなる。また、連写中は焦点状
態の表示を行わないので、被写体像が見やすくなる。ま
た焦点状態の表示と測光動作を所定周期の時分割で行う
ので、焦点状態の表示中であっても、誤差のない測光を
行うことができる。
【0042】以上3つのフローチャート図では、操作ボ
タン15がON状態で焦点状態等の表示がなされるが、
この逆で操作ボタン15がOFF状態で焦点状態等の表
示がなされるように構成してもよい。 <表示動作の説明>次に、ファインダー画面に表示され
る焦点検出領域や焦点状態の表示方法の説明をする。
【0043】図13は、ファインダー画面N上に表示さ
れる被写体像を示した図である。被写体Eは中距離にあ
る主要被写体であり、被写体Dは被写体Eより至近にあ
る非主要被写体であり、被写体Fは被写体Eより遠方に
ある非主要被写体である。これ以降、説明の都合上ファ
イインダー画面の他の部分にはコントラストのある被写
体は存在しないとする。
【0044】図14〜図17は、図4で説明した3点焦
点検出領域を有するカメラにおいて、焦点検出領域表示
や焦点状態を表示した図である。図14は、ファインダ
ー画面N上の被写体像に、焦点検出領域表示をスーパー
インポーズした場合の表示例である。図15は、ファイ
ンダー画面N上の被写体像に3点焦点検出領域における
焦点状態の表示を色で表示してスーパーインポーズした
場合の表示例である。
【0045】焦点検出領域Pには、遠方の被写体Fが後
ボケ状態で捕捉されている。後ボケ状態を赤色で表示す
ると、焦点検出領域P内は赤色で表示される。焦点検出
領域Qには、主要被写体Eが合焦状態で捕捉されてい
る。合焦状態を緑色で表示すると、焦点検出領域Q内は
緑色で表示される。焦点検出領域Rには、至近の被写体
Dが前ボケ状態で捕捉されている。前ボケ状態を黄色で
表示すると、焦点検出領域R内は黄色で表示される。
【0046】また後ボケ状態を黄色、合焦状態を緑色、
前ボケ状態を青色というように波長順に表示し、ピンボ
ケの度合い(デフォーカス量)に応じて色調(波長)を
変化させて表示してもよい。例えば、合焦近傍の後ボケ
は黄緑色、合焦近傍の前ボケは青緑色に表示される。ま
た合焦状態の領域を見やすくするために、合焦状態の領
域のみ色をつけずに透明にし、他の状態の領域には色を
つけるようにしてもよい。
【0047】図16は、ファインダー画面N上の被写体
像に3点焦点検出領域における焦点状態の表示を濃度で
表示してスーパーインポーズした場合の表示例である。
ボケ量が大きさに応じて濃度の濃淡を付けるように設
定してある。焦点検出領域Pには、遠方の被写体Fがボ
ケ量が大きい後ボケ状態で捕捉されている。従って、焦
点検出領域P内は濃度が濃く表示される。
【0048】焦点検出領域Qには、主要被写体Eが合焦
状態で捕捉されている。合焦状態を素通しで表示する
と、焦点検出領域Q内は素通しで表示される。焦点検出
領域Rには、至近の被写体Dが前ボケ状態で合焦近傍で
捕捉されている。従って、焦点検出領域R内は濃度が薄
く表示される。もちろん合焦状態は素透し、ボケ状態は
濃度をつける、の2段階表示で焦点状態を示してもよ
い。
【0049】図17は、ファインダー画面N上の被写体
像に図14に示す3点焦点検出領域P,Q,Rにおける
焦点状態の表示を形状で表示してスーパーインポーズし
た場合の表示例である。焦点検出領域Pには遠方の被写
体Fが捕捉されている。後ボケ状態を左向き三角形pで
表示すると、焦点検出領域Pに左向き三角形pが表示さ
れる。
【0050】焦点検出領域Qには主要被写体Eが捕捉さ
れている。合焦状態を円形qで表示すると、焦点検出領
域Qに円形qが表示される。焦点検出領域Rには至近の
被写体Dが捕捉されている。前ボケ状態を右向き三角形
rで表示すると、焦点検出領域Rに右向き三角形rが表
示させる。これらの表示方法の応用例として以下のよう
なことをしてもよい。
【0051】複数の焦点検出領域の中から特定の領域を
選択することができるカメラにおいては、特定の領域を
選択した場合でも、焦点状態の表示を全焦点検出領域に
で行うようにしてもよい。図18〜図20は、図5で説
明した2次元の焦点検出領域を有するカメラにおいて、
焦点状態を表示した図である。なお、焦点検出領域の面
積はファインダー画面の面積と等しい状態で示してあ
る。
【0052】図18は、ファインダー画面N上の被写体
像に焦点状態の表示を色で表示してスーパーインポーズ
した場合の表示例である。遠方の被写体Fは後ボケ状態
として検出され、後ボケ状態を表示するために被写体F
に対応する領域Yを赤色表示する。主要被写体Eは合焦
状態として検出され、合焦状態を表示するため被写体E
に対応する領域Xを緑色表示する。
【0053】遠方の被写体Dは前ボケ状態として検出さ
れ、前ボケ状態を表示するために被写体Dに対応する領
域Wを黄色表示する。それ以外の領域は焦点検出不能と
判定され、不能状態を灰色で表示する。また、ピンボケ
の度合い(デフォーカス量)に応じて色調(波長)を変
化させて表示してもよい。図15で説明した通りであ
る。
【0054】また、合焦状態の領域を見やすくするため
に、合焦状態の領域のみ色をつけずに透明にし、他の状
態の領域には色をつけるようにしてもよい。図19は、
ファインダー画面N上の被写体像に焦点状態の表示を濃
度で表示してスーパーインポーズした場合の表示例であ
る。ボケ量が大きさによって濃度の濃淡をつけるように
設定してある。
【0055】遠方の被写体Fがボケ量の大きい後ボケと
して検出され、至近の被写体Dが合焦近傍の前ボケ状態
として検出されると、被写体Fに対応する領域Y内の濃
度が濃く表示され、被写体Dに対応する領域W内の濃度
が薄く表示される。主要被写体Eは合焦状態として検出
され、合焦状態を表示するために被写体Eに対応する領
域X内を素透しとする。
【0056】それ以外の領域は焦点検出不能と判定さ
れ、不能状態を濃度ほぼ100%の黒色で表示する。も
ちろん合焦状態は素透し、ボケ状態は濃度をつけた灰
色、不能は黒色の3段階表示で焦点状態を示してもよ
い。また、図21の如く、合焦状態のみを素透しで表示
し、ボケ状態、不能状態の部分は黒色とするようにして
もよい。このようにすれば、合焦している部分のみを明
確に他の部分から区別して認識できるので、使い勝手が
よい。
【0057】図20は、ファインダー画面N上の被写体
像に焦点状態の表示をパターンで表示してスーパーイン
ポーズした場合の表示例である。遠方の被写体Fは後ボ
ケ状態として検出され、後ボケ状態を表示するために被
写体Fに対応する領域Yを左下がり斜線網掛けとする。
主要被写体Eは合焦状態として検出され、合焦状態を表
示するため被写体Eに対応する領域Xを素透しとする。
【0058】遠方の被写体Dは前ボケ状態として検出さ
れ、前ボケ状態を表示するために被写体Dに対応する領
域Wを右下がり斜線網掛けとする。それ以外の領域は焦
点検出不能と判定され、不能状態をクロスハッチング網
掛けで表示する。もちろん合焦状態は素透し、ボケ状態
は斜線網掛け、不能はクロスハッチングの3段階表示で
焦点状態を示してもよい。
【0059】図18〜図20で説明した領域W,X,Y
は、それぞれの状態が検出された実際の領域の広さより
も少し外側に拡大して表示するようにしてもよい。この
様にすれば領域の境界部が被写体の輪郭と重なることが
ないので見易くなる。また各領域の境界を明確にするた
めに領域の輪郭を太線で縁取りして表示してもよい。か
かる複数の表示形態を用意し、撮影者に好みの表示形態
を選択させるようにしてもよい。
【0060】なお、拡大して表示することによって、隣
合う領域が重複する部分が生じる。かかる重複部分は、
合焦状態→前ボケ状態→後ボケ状態の順番で優先して表
示する。以上で説明した複数の点で焦点状態を表示する
ものや(図15〜図17)2次元で焦点状態を表示する
もの(図18〜図20)を以下のように応用することも
できる。
【0061】焦点状態を表わすために用いた色や濃度や
形状の表示を撮影者が調節設定可能にしておくと、被写
体の色や輝度や形状により最適な表示とすることができ
るのでより使い易くなる。また、被写体の色や輝度やコ
ントラストをイメージセンサーにより自動的に判別して
表示形態や色や濃度や形状を自動的に変更するようにし
てもよい。例えば、被写体の色が赤い色の場合は被写体
像と赤色の表示が重なると見にくくなるので、赤い色を
表示に使用しないようにする。もちろんこの場合には、
どの色がどの焦点状態に対応するのかを示すために、フ
ァインダー視野外に焦点状態と色との対応を示す表示を
行う。
【0062】また、上記焦点状態が焦点検出結果に即時
に応答して表示されると、焦点検出結果の変動が表示の
ちらつきとして現れ、見にくくなってしまうので、表示
の時間応答性を低下させる方がよい。例えば、焦点検出
結果を過去所定時間に渡って平均したものを表示した
り、表示は焦点検出サイクルより遅いサイクルで更新す
るようにする。
【0063】これらの表示方法の応用例として以下のよ
うなことをしてもよい。合焦後にレンズ駆動をロックす
るモードを有するカメラにおいては、合焦時に一定時間
だけ上記表示を行うようにしてもよい。レンズ駆動をロ
ックした後は、別の被写体を見る使い方をすることが多
いからである。合焦状態と判定するデフォーカス量のゾ
ーンは、レンズの焦点深度によっても変わるため、焦点
状態の表示を見ながら撮影者が絞り値を変化させてい
き、主要被写体から少し前や後ろにある被写体を焦点深
度に含めるか否かを決定できる。
【0064】上記説明では合焦状態、ボケ状態、検出不
能状態を表示したが、焦点状態を示すばかりでなく被写
体が移動しているか静止しているかを表示するようにし
てもよい。すなわち検出されたデフォーカスの時間的な
変化の仕方から、被写体が静止しているか移動している
かを検出し、静止/移動状態を色、濃度、形状などの表
示方法によって表示するようにしてもよい。
【0065】〔第2実施例〕次に、本発明の第2実施例
を説明する。
【0066】図22は、本発明を電子スチルカメラに応
用した場合のブロック図である。図1の第1実施例と異
なる点は光学的ファインダーのかわりに、電子ファイン
ダーを使用している点である。ボディ1Aに対しレンズ
2Aは交換可能に構成されており、図22は、レンズ2
Aがボディ1Aに装着された状態を示している。
【0067】偏光板90は、撮影光学系3Aの背後に配
置される。ハーフミラー91は、偏光板90の背後に配
置され、ハーフミラー91の通過方向には偏光板93
が、反射方向には偏光板92が配置される。各々の偏光
板の背後にはセンサー11A,Bが配置される。センサ
ー11A,Bは、センサー上に形成された被写体像を光
電変換し、被写体像の強度分布に対応する被写体像信号
を発生する。
【0068】該被写体像信号は、メモリー94および焦
点検出演算手段12Aに送られる。メモリー94に蓄え
られた被写体像データは、対応する画素データが加算さ
れるとともに、ファインダー表示用としてLCDドライ
バー13Aを介しLCD14Aで表示される。さらに、
レリーズ動作に応じて外部のフロッピーディスクなどの
記憶手段に転送される。
【0069】LCD14Aにより表示された被写体像
は、ファインダー光学系5Aにより撮影写にファインダ
ー画面として観察される。焦点検出演算手段12Aは、
被写体像信号を演算処理し、撮影光学系3Aの結像面の
デフォーカス量を算出する。LCDドライバ13Aは、
算出されたデフォーカス量に基づきLCD14Aに焦点
状態の信号を送り、LCD14Aは、ファインダー画面
上に被写体像に焦点状態を重ねて表示する。
【0070】モータ駆動制御手段16Aは、求められた
デフォーカス量に基づきモータ17Aの駆動方向と駆動
量を制御する。モータ17Aは、撮影光学系3Aと機械
的に結合しており、その駆動量と駆動速度が制御される
ことにより、撮影光学系3Aを合焦位置に移動させる。
操作ボタン15Aは、撮影者がマニュアルで操作可能な
ボタンであり、操作ボタン15Aの操作状態に応じてL
CDドライバ13A、モータ駆動制御手段16Aの動作
が制御される。 <偏光板の説明>次に、図23を用いて、偏光板の機能
について説明する。
【0071】偏光板90は、光軸をはさんだ半分ずつの
領域90A,90Bを有し、領域90A,90Bは互い
に直交する方向の偏光機能を有する。撮影光学系3Aと
偏光板90を通過した光束は、ハーフミラー91により
分割され、反射された光束は領域90Aと同じ方向の偏
光機能を有する偏光板92を通過し、イメージセンサー
11A上に像を形成する。一方、ハーフミラー91を透
過した光束は、領域90Bと同じ方向の偏光機能を有す
る偏光板93を通過し、イメージセンサー11B上に像
を形成する。
【0072】即ち、センサー11Aは、瞳の半分の領域
90Aを通過する光束により形成された被写体像を受光
し、センサー11Bは、瞳の半分の領域90Bを通過す
る光束により形成された被写体像を受光することにな
る。従って、周知の瞳分割型像ズレ検出方式と同様に上
記一対の像の相対的位置を比較することにより撮影光学
系3Aの焦点状態を検出することができる。また、上記
比較をイメージセンサーのデータを小部分に分割して行
うことにより焦点状態の2次元的分布を検出することが
できる。 <表示動作の説明>以上のような電子ファインダーを用
いた場合には、被写体像の表示を焦点検出領域や焦点状
態の表示に適するように制御できる。以下に5つの例を
示す。 例1.焦点状態を色で表示する場合には、被写
体の色を焦点状態の表示色に変換することができる。例
えば、図18の領域Y、X、W内では焦点状態の表示色
と同一の色の濃淡で被写体を表示する。従って、光学フ
ァインダーのように被写体色と焦点状態の表示色が混合
して見にくくなることがない。 例2.焦点状態を濃度
で表示する場合には、被写体の濃度を焦点状態の表示濃
度に変換することができる。例えば、図19の領域Y、
X、W内では焦点状態表示濃度を被写体像の平均濃度と
して表示する。従って、光学ファインダーのように被写
体濃度と焦点状態の表示濃度が混合して見にくくなるこ
とがない。
【0073】例3.焦点状態をコントラストで表示する
場合には、被写体のコントラストを焦点状態表示コント
ラスト(合焦:高コントラスト、非合焦:低コントラス
ト)に変換することができる。例えば、図19の領域
Y、X、W内では被写体像の平均コントラストが焦点状
態の表示コントラストとなるようにコントラスト変換し
て表示する。従って、光学ファインダーのように被写体
コントラストと焦点状態の表示コントラストが混合して
見にくくなることがない。
【0074】例4.モノクロ、カラーが自由に変換でき
るので、例えば、図18の合焦領域Xのみをカラー表示
し、他の部分をモノクロ表示にすることもできる。 例5.表示を見やすくするために図21で被写体像をマ
スクするために黒色で表示した非合焦領域を、白色で表
示することもできる。
【0075】
【発明の効果】本発明においては、合焦状態にある領域
にはファインダー画面上に映る被写体像に焦点状態を表
示せず、非合焦状態にある領域に焦点状態の表示を重畳
するので、表示のありなしの区別で合焦領域と非合焦領
域が区別ができるとともに、合焦領域においては表示が
重畳されていないので、合焦している被写体を詳細に観
察可能である。
【0076】焦点状態を表示する場合、色により焦点状
態を撮影者は認識できるので、前ボケ、後ボケが瞬時に
してわかる。この場合、色調をボケ量の大きさで変える
場合には、ボケ量の大きさをも判断することができる。
色による表示以外にも、濃度の濃淡や記号によっても表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の構成図である。
【図2】第1実施例の焦点検出光学系の説明図である。
【図3】第1実施例の焦点検出光学系の説明図である。
【図4】図2及び図3を用いた焦点検出領域の表示の図
である。
【図5】図2及び図3を用いた焦点検出領域の表示の図
である。
【図6】ファインダー光学系の構成図である。
【図7】ファインダー光学系の構成図である。
【図8】操作ボタンの構成図である。
【図9】操作ボタンの構成図である。
【図10】動作フローチャート図である。
【図11】動作フローチャート図である。
【図12】動作フローチャート図である。
【図13】ファインダー画面に表示された被写体像であ
る。
【図14】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図15】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図16】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図17】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図18】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図19】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図20】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図21】焦点検出領域や焦点状態の表示がなされた場
合の図である。
【図22】本発明による第2実施例の構成図である。
【図23】第2実施例の焦点検出光学系の説明図であ
る。
【符号の説明】
1:ボディ 2:レンズ 3:撮影光学系 5:ファインダー 10:焦点検出光学系 11:センサー 12:焦点検出演算手段 14:LCD 15:操作ボタン 16:モ−タ駆動制御手段 17:モータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予定焦点面に設定された画面に被写体像
    を形成する撮影光学系と、 画面内に設定された焦点検出位置において、前記撮影光
    学系により形成された像面の予定焦点面に対する焦点状
    態を検出する焦点検出手段と、 前記撮影光学系により形成された被写体像を観察するた
    めのファインダー画面と、 前記ファインダー画面上の焦点検出位置に対応した位置
    において、前記焦点検出手段により検出された焦点状態
    が合焦状態である場合には表示を重畳せず、非合焦状態
    である場合には表示を重畳する表示手段と、を備えたこ
    とを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記焦点検出手段は、前記撮影光学系に
    形成された像面の予定焦点面に対する焦点状態を画面上
    において2次元的に検出するとともに、 前記表示手段
    は前記焦点検出手段により検出された焦点状態の2次元
    的な分布を前記ファインダー画面上に重畳して表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は焦点状態を色の違いによ
    り表示することを特徴とする請求項1、2記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は焦点状態を表示される形
    状の違いにより表示することを特徴とする請求項1、2
    記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は焦点状態を濃度の違いに
    より表示することを特徴とする請求項1、2記載の表示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は非合焦状態の被写体像を
    観察ができなくなる濃度で表示することを特徴とする請
    求項5記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ファインダー画面は被写体像を電気
    的にカラーで形成する電子カラーファインダー画面であ
    り、前記表示手段は非合焦状態を被写体像を電気的にモ
    ノクロで形成することにより非合焦状態を表示すること
    を特徴とする請求項1、2記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ファインダー画面は被写体像を電気
    的に形成する電子ファインダー画面であり、前記表示手
    段は非合焦状態の領域の被写体像を電気的に形成させな
    いことことを特徴とする請求項1、2記載の表示装置。
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