JPH05126812A - ガスクロマトグラフ - Google Patents

ガスクロマトグラフ

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Publication number
JPH05126812A
JPH05126812A JP3310237A JP31023791A JPH05126812A JP H05126812 A JPH05126812 A JP H05126812A JP 3310237 A JP3310237 A JP 3310237A JP 31023791 A JP31023791 A JP 31023791A JP H05126812 A JPH05126812 A JP H05126812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
gas
sample
pressure
constant temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3310237A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Muto
裕行 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP3310237A priority Critical patent/JPH05126812A/ja
Publication of JPH05126812A publication Critical patent/JPH05126812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量管内に取り込まれるサンプルガスの圧力
を測定し、大気圧変動による出力シフトを正確に補正す
る。 【構成】 サンプルバルブ3に接続されたサンプルガス
排出管10と検出器6の排出管27とを恒温槽1内にて
互いに接続し、前記検出器側排出管27に圧力センサ2
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラム内に充填した固
定相とガスとの吸着性の差を利用してガス分析を行なう
ガスクロマトグラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】石油化学プロセスや鉄鋼プロセスなどに
おいてプロセスガスの成分分析を行い、その分析結果に
基づいて各プロセス工程を監視したり各種制御を行った
りするための検出装置としてガスクロマトグラフが従来
から一般に用いられている。その場合、大きい計量管を
使用した場合(20〜2000マイクロリットル)は大
気圧変動に対する影響が少ないが、小さい計量管を使用
した場合(2〜20ミクロンリットル)には大気圧変動
に対するサンプル量の変化率が大きく、そのため出力シ
フトも大きく、測定精度および装置の信頼性が低下する
という問題があった。すなわち、計量管によって分取さ
れるサンプルガスのモル数(出力濃度)nは、ボイル・
シャルルの法則により
【0003】
【数1】
【0004】によって求められ、他の条件が一定なら圧
力Pに比例する。但し、P:圧力、k:ガス定数、v:
容積、T:温度(絶対温度)
【0005】そこで、従来は図2に示すように恒温槽1
内に大気圧センサ2を配置し、これによって恒温槽1内
の圧力を測定し、それに応じた出力値の補正を行なって
いた。なお、3はサンプルバルブ、4は計量管、5はカ
ラム、6は検出器、7はフレームアレスタ、8は管路の
抵抗、9はヒータである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のガスクロマトグラフにあっては計量管4のサン
プルガス排出管10を大気開放しているので、配管等の
抵抗があると周囲の大気圧を測定しても計量管4内の圧
力とは必ずしも一致せず、したがって、大気圧変動によ
る出力シフトを正確に補正したことにはならないという
問題があった。
【0007】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、計量管内に取り込まれるサンプルガスの圧力を測
定し、大気圧変動による出力シフトを正確に補正し得る
ようにしたガスクロマトグラフを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、サンプルバルブ、計量管、
カラム、検出器等を内蔵する恒温槽からなるアナライザ
と、増幅器、中央処理装置等からなるコントローラとを
備えたガスクロマトグラフにおいて、前記サンプルバル
ブに接続されたサンプルガス排出管と検出器の排出管と
を恒温槽内にて接続し、前記検出器側排出管に圧力セン
サを設けたものである。
【0009】
【作用】本発明において、圧力センサは検出器側排出管
に設けられ、計量管内に取り込まれたサンプルガスの圧
力を測定する。検出器によって検出された濃度出力値を
Ph、校正時の圧力値をPref、校正時と測定時の大
気圧の差をΔPとすると、圧力補正後の出力値Phco
rは、次式
【0010】
【数2】
【0011】によって求められる。
【0012】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明に係るガスクロマトグラフ
の一実施例を示す概略構成図である。なお、図中図2と
同一構成部材のものに対しては同一符号を以て示す。2
0はアナライザ、21は増幅器22および中央処理装置
(以下CPUと称する)23等からなるコントローラで
ある。
【0013】アナライザ20は、恒温槽1、ヒータ9お
よび恒温槽用温度制御装置24等で構成され、さらに前
記恒温槽1の内部には圧力センサ2、サンプルバルブ
3、カラム5および検出器6が配設されている。また、
恒温槽6は、前記ヒータ9によって加熱された空気25
が供給されることにより、エアバス式恒温槽を形成し、
所定温度(60°C〜120°C程度)に保持される。
そして、アナライザ20は内圧防爆容器26内に収容さ
れることで、防爆型とされる。
【0014】サンプルガスSGと、ヘリウム、水素等か
らなるキャリアガスCGの配管中に配設されこれらの流
路を切り換える前記サンプルバルブ3にはサンプルガス
SGを計量する計量管4が接続されている。サンプルバ
ルブ3のサンプルガス排出管10と、検出器側排出管2
7とは恒温槽1内で互いに接続されており、また前記検
出器側排出管27(望ましくはサンプルバルブ3寄り)
には前記圧力センサ2が設けられている。カラム5には
サンプルガスSGに応じて異なるが、活性炭、活性アル
ミナ、モレキュラーシーブ等の粒度を揃えた粉末が固定
相として充填されている。検出器6は熱伝導率検出器、
水素炎イオン化検出器等の検出器からなり、その出力信
号がコントローラ21に送られる。
【0015】非測定時において、サンプルバルブ3の流
路を実線の状態に保持することにより、第1キャリアガ
ス導入口29より供給されたヘリウム等の不活性ガスか
らなるキャリアガスCGをカラム5を経て検出器6に流
す一方、サンプルガス導入口30より導入されたサンプ
ルガスSGを計量管4を経てサンプルガス排出管10お
よび検出器側排出管27に導き、外部へ廃棄する。測定
に際してサンプルバルブ3の流路を実線の状態から破線
の状態に切り換えると、計量管4によって分取されたサ
ンプルガスSGが第2キャリアガス導入口31から導入
されるキャリアガスCGによってカラム5に送り込ま
れ、上記した固定相との吸着性等の相違により各ガス成
分毎に順次分離され、しかる後検出器6によって検出さ
れ電気信号に変換される。この電気信号はガス成分濃度
に比例し、これをコントローラ6の増幅器22によって
増幅後CPU23によって波形処理し、これに基づいて
プロセスの制御を行ったりクロマトグラム波形を記録す
る。なお、圧力センサ2をサンプルガス排出管10に設
けると、サンプルガスSGは腐食性ガスが含まれること
があり、圧力センサ2の故障原因となる。一方、検出器
側排出管27に設けると、サンプルガスSGが流れず、
圧力センサ2のサンプルガスSGによる故障を未然に防
止することができる。
【0016】次に、上記構成において圧力変動による出
力値の補正について述べる。先ず大気圧を測定する。次
に、キャリアガスCGと標準ガスを流してこの時の圧力
を圧力センサ2により測定する。そして測定を開始す
る。検出器6によって検出された濃度出力値をPh、校
正時の圧力値をPref、校正時と測定時の大気圧の差
をΔPとすると、圧力補正後の出力値Phcorは、次
【0017】
【数3】
【0018】によって求められる。この場合、本発明は
サンプルバルブ3に接続されたサンプルガス排出管10
と、検出器側排出管27を恒温槽1内で互いに接続し、
圧力センサ2を検出器側排出管27に設け、サンプルガ
スSGの圧力を測定しているので、配管に抵抗が生じて
も、その影響が直接サンプルガスの圧力に投影されるの
で、単に恒温槽1内の圧力を測定するようにした従来装
置に比べて大気圧変動によるより正確な出力値の補正を
行なうことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るガスク
ロマトグラフは、サンプルバルブに接続されたサンプル
ガス排出管と、検出器側排出管を恒温槽内で互いに接続
し、圧力センサを検出器側排出管に設けたので、配管に
抵抗が生じても大気圧変動による出力値のシフトを正確
に補正することができ、装置の測定精度および信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスクロマトグラフの一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】ガスクロマトグラフの従来例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1 恒温槽 2 圧力センサ 3 サンプルバルブ 4 計量管 5 カラム 6 検出器 10 サンプルガス排出管 20 アナライザ 21 コントローラ 22 増幅器 23 中央処理装置 27 検出器側排出管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルバルブ、計量管、カラム、検出
    器等を内蔵する恒温槽からなるアナライザと、増幅器、
    中央処理装置等からなるコントローラとを備えたガスク
    ロマトグラフにおいて、前記サンプルバルブに接続され
    たサンプルガス排出管と検出器の排出管とを恒温槽内に
    て接続し、前記検出器側排出管に圧力センサを設けたこ
    とを特徴とするガスクロマトグラフ。
JP3310237A 1991-10-30 1991-10-30 ガスクロマトグラフ Pending JPH05126812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3310237A JPH05126812A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 ガスクロマトグラフ

Applications Claiming Priority (1)

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JP3310237A JPH05126812A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 ガスクロマトグラフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05126812A true JPH05126812A (ja) 1993-05-21

Family

ID=18002834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3310237A Pending JPH05126812A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 ガスクロマトグラフ

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JP (1) JPH05126812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834531B2 (en) * 2000-12-29 2004-12-28 Christopher J. Rust Gas chromatograph modular auxiliary oven assembly and method for analyzing a refinery gas
JP2015007544A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社島津製作所 放電イオン化電流検出器及びこれを備えた分析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6834531B2 (en) * 2000-12-29 2004-12-28 Christopher J. Rust Gas chromatograph modular auxiliary oven assembly and method for analyzing a refinery gas
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