JPH0512662U - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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Publication number
JPH0512662U
JPH0512662U JP6032491U JP6032491U JPH0512662U JP H0512662 U JPH0512662 U JP H0512662U JP 6032491 U JP6032491 U JP 6032491U JP 6032491 U JP6032491 U JP 6032491U JP H0512662 U JPH0512662 U JP H0512662U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
plunger
linearity
stopper
injection valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6032491U
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English (en)
Inventor
浩範 篠崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ストッパとプランジャの衝突時のバウンドを軽
減させ、電磁式燃料噴射弁の供給パルス幅と燃料噴射量
のリニアリティを向上させる。 【構成】プランジャ６のストッパ１と衝突する面に燃料
のダンパー作用を発生させる溝を設けることにより、プ
ランジャ６とストッパ１の衝突時のバウンドを軽減す
る。これによって電磁式燃料噴射弁の供給パルス幅と燃
料噴射量のリニアリティ、特に低パルス域のリニアリテ
ィを向上することができる。 【効果】電磁式燃料噴射弁の供給パルス幅と燃料噴射量
の低パルス域のリニアリティを向上することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用内燃機関における燃料噴射弁、特に供給パルス幅と燃料噴射 量のリニアリティの向上に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の燃料噴射弁は特開昭63−309763号公報に記載のようにストッパとプラン ジャは平面同志の衝突になっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術は、ストッパとプランジャの衝突面が平面同志であり、ストッパ とプランジャの衝突時のバウンドについて配慮がされておらず、電磁式燃料噴射 弁の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ、特に低パルス域でのリニアリテ ィがストッパとプランジャの衝突時のバウンドの影響で悪化するという問題があ った。
【０００４】 本考案はストッパとプランジャの衝突時のバウンドを軽減させ、電磁式燃料噴 射弁の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ、特に低パルス域でのリニアリ ティを向上させることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ストッパと衝突するプランジャの面に燃料のダン パー作用を発生させる溝を設けたものである。
【０００６】
【作用】
プランジャは電磁式燃料噴射弁が通電されるとコア側に吸引されストッパに衝 突し、ストロークを規制され、ストロークの分だけノズルシート部が開き燃料を 噴射する。
【０００７】 このプランジャのストッパと衝突する面に燃料のダンパー作用を発生させる溝 を設けることにより、ストッパとプランジャの衝突時のバウンドを軽減すること ができる。
【０００８】 これによって電磁式燃料噴射弁の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ、 特に低パルス域でのリニアリティを向上することができる。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図１により説明する。
【００１０】 図１は本考案の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ、特に低パルス域で のリニアリティが向上する電磁式燃料噴射弁の構造を示す断面図である。
【００１１】 電磁式燃料噴射弁は通電されることにより、コイル４が磁束を発生し、磁気回 路をコア２，ヨーク３，プランジャ６、が構成し、プランジャ６はコア２に吸引 されシート面７が開かれ噴射穴８から燃料が噴射される。この時プランジャ６の ストローク量を規制するのがストッパ１である。通電が断たれた時は、スプリン グ５の反発力でプランジャ６が押し戻され、プランジャ６がシート面７に押しつ けられて燃料の噴射は止まる。
【００１２】 本考案によれば、プランジャ６のストッパ１と衝突する面に燃料のダンパー作 用を発生させる溝を設けることにより、ストッパ１とプランジャ６の衝突時のバ ウンドを軽減することができ、供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ、特に 低パルス域でのリニアリティが向上する効果がある。
【００１３】 図２は従来技術の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティを図３には本考案 の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティを示す。
【００１４】 図４にはプランジャ６に設けた溝を形状例を示す。６ａは溝が１本の場合、 ６ｂには溝が複数本の場合である。いずれも溝一本は他角形、あるいは円弧を有 する形状である。
【００１５】
【考案の効果】
本考案によれば、プランジャとストッパの衝突する面に燃料のダンパー作用を 発生させる溝を設けることにより、ストッパとプランジャの衝突時のバウンドを 軽減できるので、電磁式燃料噴射弁の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリティ 、特に低パルス域でのリニアリティを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の電磁式燃料噴射弁の断面図
である。
【図２】従来技術の供給パルス幅と燃料噴射量のリニア
リティを示す図である。
【図３】本考案の供給パルス幅と燃料噴射量のリニアリ
ティを示す図である。
【図４】プランジャに設けた溝の形状例を示す図であ
る。
【符号の説明】
１…ストッパ、２…コア、３…ヨーク、４…コイル、５
…スプリング、６…プランジャ、７…シート面、８…噴
射穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】通電することにより燃料噴射を制御する電
    磁式燃料噴射弁において、プランジャとプランジャのス
    トロークを規制するストッパの衝突面プランジャ側に燃
    料のダンパー作用を発生させる溝を設けたことを特徴と
    する電磁式燃料噴射弁。
JP6032491U 1991-07-31 1991-07-31 電磁式燃料噴射弁 Pending JPH0512662U (ja)

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JP (1) JPH0512662U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510597U (ja) * 1978-07-07 1980-01-23
WO2017142777A1 (en) * 2016-02-18 2017-08-24 Caterpillar Inc. Control valve bounce limiting mechanism for fuel injectors

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510597U (ja) * 1978-07-07 1980-01-23
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