JPH05126378A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH05126378A
JPH05126378A JP3287724A JP28772491A JPH05126378A JP H05126378 A JPH05126378 A JP H05126378A JP 3287724 A JP3287724 A JP 3287724A JP 28772491 A JP28772491 A JP 28772491A JP H05126378 A JPH05126378 A JP H05126378A
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mounting
decorative panel
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Yoshimi Iwamura
義巳 岩村
Toshihiko Oshima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けが平易で、室内側の装飾パネルによ
り見映えを向上させる。 【構成】 室内に面する壁面に開けられた取付孔に嵌め
込まれ、壁面の裏面側に位置する開口部12には内側に
張り出した内フランジ部13を、室内側に位置する開口
部14には外側に張り出した外フランジ部15をそれぞ
れ備えた角筒形の取付枠2における室内側の開口部14
の一辺の寸法を本体1の側面の対角線寸法より若干大き
く構成する。 【効果】 本体の周側面の一面に突出するシャッタ枠を
本体から取り外さなくても、壁面に設けた取付孔に取付
枠とともに斜めに傾けることにより潜らせ、取り付ける
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内に面した天井面や
壁体面(この明細書ではこれらを総称して壁面と称す
る)に取り付けられ、ダクトを介して換気を行なう換気
装置、特にその室内側に装飾パネルを備えた換気装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の従来における換気装置は、
基本的には本体の壁面部分への取り付けに供する部材
と、送風機を内蔵した箱型の本体と、実質的な給気又は
排気のための室内側部分を構成する装飾パネルとからな
る。
【0003】例えば実開昭63ー153042号公報に
示されているものでは、図10に示すように、本体40
は室内側に臨ませる面が開放した方形箱体に構成され、
壁面より裏側に位置する一面にはダクト接続の可能なシ
ャッタ枠41が係脱可能に取り付けられている。この本
体40を取り付けるための取付枠42は、角筒形の枠体
として構成され、室内に面する壁面に開けられた取付孔
43に嵌め込まれ、建物構造のスラブなどから垂下され
たアンカーボルト44により吊り枠45を介して保持さ
れる。取付枠42の壁面の裏面側に位置する開口部には
内側に張り出す内フランジ部が形成されていて、開口部
に嵌め込んだ本体40の下部のフランジ部が内側におい
て接合され固定される。吊り枠45は門型に構成され、
本体40を跨ぐ状態に取付枠42の内フランジ部の外側
にネジ止めされ、本体40の投影平面内においてアンカ
ーボルト44に吊り固定される。装飾パネル46は、取
付枠42内に天井面にほぼ面一に設けられている。
【0004】上記した従来の換気装置は、図においても
示されているように、壁面の取付孔43内に取付枠42
を吊り枠45を介してアンカーボルト44で吊り支持さ
せておいて、一面に突出するシャッタ枠41を取り外し
た本体40を取付枠42内に挿入させて内フランジ部に
固定させて取り付けた後に本体40にシャッタ枠41を
取り付け、最後に装飾パネル46を取付枠42内に収め
本体40側に吊り支持させることにより取り付けられ、
換気の用に供される。
【0005】また、取付枠42に吊り金具47を一体化
した図11により示すような換気装置もある。この換気
装置では、天井の取付孔43に嵌め込まれる取付枠42
に、天井より所定寸法上方に位置する上部取付フランジ
が設けられ、本体40がこの取付枠42の上部取付フラ
ンジに固定され、本体40の室内側の開口部を塞ぐ装飾
パネル46が天井面にほぼ面一になるように工夫されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気装置においては突出しているシャッタ枠41を付けた
ままで本体40を取付枠42に取り付けることができ
ず、本体40の固定後にシャッタ枠41を本体40に組
み付けなくてはならず取り付け操作が面倒であるといっ
た解決すべき課題を含んでいる。
【0007】また、室内に呈出する装飾パネル46が、
取付枠42を隠蔽できず見映えが悪かったり、隠蔽でき
てもその平面積が大きく、天井におけるまとまりを欠く
ことになってもいる。
【0008】この発明は、上記した従来の課題を解決す
るためになされたもので、取り付けが平易で、見映えの
良い換気装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気装置
は、室内に面する壁面に開けられた取付孔に嵌め込ま
れ、壁面の裏面側に位置する開口部には内側に張り出し
た内フランジ部を、室内側に位置する開口部には外側に
張り出した外フランジ部をそれぞれ備えた角筒形の取付
枠における室内側の開口部の一辺の寸法を本体の側面の
対角線寸法より若干大きく構成したものである。
【0010】またこの発明に係る他の換気装置は、特に
その取付枠の両側に吊り金具を、壁面の取付孔の投影平
面内における本体の投影平面を除く範囲内に収めて設け
たものである。
【0011】またこの発明に係るさらに他の換気装置
は、特にその装飾パネルを、取付枠内に周囲に隙間を持
って収めうる方形の裏側枠と表側枠とを橋絡した篭状部
分と、この篭状部分の前記裏側枠から延び出し篭状部分
の外側を包み、周縁に前記取付枠を隠蔽しうる化粧フラ
ンジを構成したスカート部分とからなる一体成形物とな
し、その篭状部分の表側枠には化粧板を装着したもので
ある。
【0012】さらにこの発明に係る他の換気装置は、特
にその取付枠の内側と装飾パネルのスカート部の外側
に、装飾パネルを定位置に仮固定する対構成の係合保持
突起を設けたものである。
【0013】
【作用】この発明における換気装置は、本体の周側面の
一面に突出するシャッタ枠を本体から取り外さなくて
も、壁面に設けた取付孔に取付枠とともに斜めに傾ける
ことにより潜らせ壁面の裏側に位置させることができ、
斜めにした姿勢を調整し固定すれば本体の取り付けが完
了することになる。
【0014】またこの発明における他の換気装置は、特
に建物のスラブ等に設けたアンカーボルトにより吊り固
定する際に使う吊り金具を付けても、吊り金具が壁面の
取付孔の投影平面内における本体の投影平面を除く範囲
内に収まっているので、取付孔を広げる等の操作なしに
本体を取り付けることができる。
【0015】またこの発明におけるさらに他の換気装置
は、特に装飾パネルの化粧フランジ部を持つスカート部
により取付枠の全てが隠蔽され、取り付け状態での見映
えが向上するとともに、通風部分がスカート部により包
まれる篭状部分により視認しにくい位置において十分に
確保することができる。
【0016】またこの発明におけるさらに他の換気装置
は、特に装飾パネル側と取付枠側との対構成の係合保持
突起により、装飾パネルの取付枠への取り付けに際し、
装飾パネルが仮り固定されるので、装飾パネルの取り付
けが容易になるうえ、取付枠の側部から建物構造部にネ
ジ付けする場合に、係合保持突起による隙間が当該部に
存在するので、ネジの頭に装飾パネルが当たり装飾パネ
ルの取り付けができなくなったり、装飾パネルが無理矢
理取り付けられるようなことを回避できる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての換気装置を
示す縦断正面図、図2は同じく換気装置の基本的な取り
付け操作を示す側面図、図4以降図9までの各図は取り
付け状態や機能を示すものである。
【0018】図1により示す換気装置は、直方体形状の
本体1と、この本体1を取り付けるための角筒形状の取
付枠2と、室内側の構成部材である装飾パネル3とを主
体として構成されている。
【0019】本体1は、換気機能の主体で、換気用の送
風機4とベルマウス5及び吸音材6による通風路が内部
に形成されている。本体1には、図1を縦断正面図とし
た場合の背面にダクト接続口を兼ねるシャッタ枠7が係
脱可能に取り付けられ、天部には送風機4の駆動モータ
が取り付けられ、図示下面の開口部9には外向きのフラ
ンジ部10が形成されている。これらシャッタ枠7,駆
動モータ8,フランジ部10以外に本体1には突出する
構造を含まない。
【0020】取付枠2は、室内に面する壁面に開けられ
た取付孔11の投影平面に収まり、本体1のフランジ部
10を含む投影平面とほぼ等しい口径の角筒形に形成さ
れ、その一辺の長さ寸法L1は本体1の一側面の対角線
寸法L2より若干大きく構成されている(図2参照)。
この取付枠2の壁面の裏面側に位置する開口部12には
内側に張り出す内フランジ部13が、また室内側に位置
する開口部14には外側に張り出す外フランジ部15が
それぞれ形成されている。開口部12は本体1のフラン
ジ部10を除く部分を挿通できる寸法で、本体1のフラ
ンジ部10は内フランジ部13の内側に当たりビスで固
定されるようになっている。
【0021】取付枠2の胴部の両側には中央やや室内側
寄りに内側に円弧状に突出する係合保持突起16が二つ
ずつ一体形成されている。この係合保持突起16は後述
する装飾パネル3側にダボとして形成された係合保持突
起17と対構成されていて、装飾パネル3の装着に際し
仮止めする機能を果たす。
【0022】取付枠2には取り付け場所、例えば天井裏
等のスラブに垂下させたアンカーボルト18への吊り固
定に対応しうるように吊り金具19がネジにより着脱可
能に装着される。この吊り金具19は、取付枠2胴部両
側に二つずつ取り付けることができ、壁面の取付孔11
の投影平面内における本体1の投影平面を除く範囲内に
全体が収まるように、図3のL3寸法がL4寸法より僅
かに小さくなるように取り付けられる。なお、取付孔1
1は図3のように野縁20が設けられている場合には野
縁20により囲まれる開口部を指している。
【0023】室内側に開口する実質的な室内換気口を形
成して本体1の開口部9を塞ぎ、壁面とほぼ面一に配置
される装飾パネル3は、図4に示すようにプラスチック
による一体成形物として構成されている。即ち、取付枠
2内に周囲に隙間を持って収めうる方形の裏側枠21と
表側枠22とを橋絡構造23で繋いだ構造の篭状部分
と、この篭状部分の裏側枠21から延び出し篭状部分の
外側を包み、周縁に取付枠2の外フランジ部15を隠蔽
しうる化粧フランジ24を形成したスカート部25とか
らなる。篭状部分の表側枠22は額縁状に形成され、化
粧板26が係脱可能に装着される。装飾パネル3のスカ
ート部25と篭状部分の結合部の四隅には取付枠2の内
フランジ部13にネジ締めするためのネジ付け構造が形
成されている。また、スカート部25は外向きの円弧面
に形成され、篭状部分の橋絡構造23間の実質上の室内
側換気口となる隙間27に気流を案内する構造になって
いる。
【0024】装飾パネル3のスカート部25の外側には
取付枠2に設けられた係合保持突起16と対構成をなす
内側への若干の弾性変形を可能にした係合保持突起17
がダボとして突設されている。
【0025】上記の構成の換気装置の換気機能は従来の
この種のものと同様で、装飾パネル3の隙間27から吸
い込まれた室内空気は、本体1の開口部12からベルマ
ウス5を経て送風機4に吸い込まれ、シャッタ枠7から
本体1外のダクトを通じて室外へ排気される。
【0026】この実施例の換気装置の特徴は、その取り
付けが容易で、取り付け状態での室内側からの見映えが
良好であることなど、取り付け関係にある。即ち、取り
付け場所に応じて、吊り固定方法か野縁固定方法か鉄骨
固定方法かが選択される。吊り固定方法の場合には、図
3及び図5に示すように先ず取付枠2に吊り金具19を
取り付け、取付枠2に本体1を潜らせてネジ固定したの
ち、全体を壁面の取付孔11に図2に示すように斜めに
傾けて本体1を壁面の裏側に位置させ、姿勢を直して図
5に示すように吊り金具19にアンカーボルト18を係
合させてナットにより高さ位置を調整して固定する。こ
のあと装飾パネル3を取付枠2内に挿入し、室内側から
ネジにより四隅を内フランジ部13にネジ締結して取り
付ける。天井板等の壁面構造材28はこの後に張設され
る。上述のようにこの換気装置では突出したシャッタ枠
7を付けたままで取り付け操作ができ、また、吊り金具
19を付けても、吊り金具19が壁面の取付孔11の投
影平面内における本体1の投影平面を除く範囲内に収ま
っているので、取付孔11を広げる等の操作なしに本体
1を取り付けることができる。このことは、装飾パネル
3をことさらに大きなものとしないで、まとまりがあ
り、見映えもよい適切な大きさに設計できる利点に通ず
る。
【0027】装飾パネル3の取り付けにおいては、装飾
パネル3側と取付枠2側との対構成の係合保持突起1
6,17により、図6に示すように装飾パネル3の押し
込みにより取付枠2の係合保持突起16を乗り越えた係
合保持突起17がその位置で保持されるので、手等で支
えていなくても装飾パネル3が仮り固定されるのでその
取り付けは極めて容易になる。また、図7に示すように
化粧フランジ24を持つスカート部25により取付枠2
の全てが隠蔽され、取り付け状態での室内側からの見映
えが頗る向上するとともに、通風部分がスカート部25
により包まれる篭状部分により視認しにくい位置におい
て十分に確保され、空気の流れも円滑になる。
【0028】図2及び図8は野縁20への取り付け態様
を示したもので、基本的操作は先の説明と同様である。
ただ吊り金具19は必要でないので取り付けない。即ち
図2のようにして取付孔11に挿通し、取付枠2の外フ
ランジ部15を室内側からのネジ締めにより野縁20の
孔縁に締め固定する。装飾パネル3については先の説明
と同じである。
【0029】図9は軽量鉄骨等の梁構造29に対して固
定する場合を示したもので、このような場合には取付枠
2の胴部からネジを梁構造29にねじ込み固定する。こ
のとき、係合保持突起16,17による隙間が当該部に
存在するので、ネジの頭に装飾パネル3が当たり装飾パ
ネル3の取り付けができなくなったり、装飾パネル3が
無理矢理取り付けられるようなことが回避される。
【0030】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うにこの発明によれば、本体の周側面の一面に突出する
シャッタ枠を本体から取り外さなくても、壁面に設けた
取付孔に取付枠とともに斜めに傾けることにより潜らせ
壁面の裏側に位置させることができ、斜めにした姿勢を
調整して固定すれば本体の取り付けが完了し、取り付け
操作が平易になる。
【0031】また他の発明によれば、特に建物のスラブ
等に設けたアンカーボルトにより吊り固定する際に使う
吊り金具を付けても、吊り金具が壁面の取付孔の投影平
面内における本体の投影平面を除く範囲内に収まってい
るので、取付孔を広げる等の操作なしに本体を取り付け
ることができる。
【0032】さらに他の発明によれば、特に装飾パネル
の化粧フランジを持つスカート部により取付枠の全てが
隠蔽され、取り付け状態での見映えが向上し、通風部分
が視認しにくい位置において十分に確保される効果が得
られる。
【0033】またさらに他の発明によれば、特に装飾パ
ネル側と取付枠側との対構成の係合保持突起により、装
飾パネルの取付枠への取り付けに際し、装飾パネルが仮
り固定されるので、装飾パネルの取り付け操作が容易に
なるうえ、取付枠の側部から建物構造部にネジ付けする
場合に、係合保持突起による隙間が当該部に存在するの
で、ネジの頭に装飾パネルが当たり装飾パネルの取り付
けができなくなるようなトラブルを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す換気装置の縦断正面
図である。
【図2】この発明の換気装置の基本的な取り付け操作を
示す換気装置の側面図である。
【図3】この発明の換気装置の取り付け状態の一例を示
す正面図である。
【図4】この発明の換気装置の装飾パネルを単独に示す
斜視図である。
【図5】この発明の換気装置の取り付け操作の説明図で
ある。
【図6】この発明の換気装置の取り付け状態を示す要部
拡大断面図である。
【図7】この発明の換気装置の装飾パネル部分の空気の
流れを示す要部拡大断面図である。
【図8】この発明の換気装置の取り付け状態を示す要部
拡大断面図である。
【図9】この発明の換気装置の取り付け状態を示す要部
拡大断面図である。
【図10】従来の換気装置の取り付け操作を示す説明図
である。
【図11】他の従来例を示す換気装置の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 取付枠 3 装飾パネル 4 送風機 7 シャッタ枠 9 開口部 10 フランジ部 11 取付孔 12 開口部 13 内フランジ部 14 開口部 15 外フランジ部 16 係合保持突起 17 係合保持突起 19 吊り金具 21 裏側枠 22 表側枠 23 橋絡構造 24 化粧フランジ 25 スカート部 26 化粧板
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気装置においては突出しているシャッタ枠41を取付枠
42に取付け、さらに本体40を取付枠42に取付けた
状態で取付孔43に取り付けることができず、シャッタ
枠41を取付枠42から取りはずした状態で取付枠42
を取付孔43に取付け、その後シャッタ枠41を取付枠
42に取り付け、最後に本体40を取付枠42に組み付
けなくてはならず取り付け操作が面倒であるといった課
題を含んでいる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】またこの発明における他の換気装置は、特
に建物のスラブ等に設けたアンカーボルトにより吊り固
定する際に使う吊り金具を付けても、吊り金具が壁面の
取付孔の投影平面内における本体の投影平面を除く範囲
内に収まっているので、取付孔を広げる等の操作なしに
本体を取り付けることができる。また、本体のメンテナ
ンス時には室内側より取付枠及びシャッタ枠を残した状
態で本体を取りはずすことが可能である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本体1は、換気機能の主体で、換気用の送
風機4とベルマウス5及び吸音材6による通風路が内部
に形成されている。本体1には、図1を縦断正面図とし
た場合の背面にダクト接続口を兼ねるシャッタ枠7が
10に示すように係脱可能に取り付けられ、天部には送
風機4の駆動モータが取り付けられ、図示下面の開口部
9には外向きのフランジ部10が形成されている。これ
らシャッタ枠7,駆動モータ8,フランジ部10以外に
本体1には突出する構造を含まない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】取付枠2は、室内に面する壁面に開けられ
た取付孔11の投影平面に収まり、本体1のフランジ部
10を含む投影平面とほぼ等しい口径の角筒形に形成さ
れ、その一辺の長さ寸法L1は本体1の一側面の対角線
寸法L2より若干大きく構成されている(図2参照)。
この取付枠2の壁面の裏面側に位置する開口部12には
内側に張り出す内フランジ部13が、また室内側に位置
する開口部14には外側に張り出す外フランジ部15が
それぞれ形成されている。開口部12は本体1のフラン
ジ部10を除く部分を挿通できる寸法で、本体1のフラ
ンジ部10は内フランジ部13の内側に当たりビスで固
定されるようになっている。また、取付枠2は例えば4
つの外周面部品から構成され、本体1にシャッタ枠7を
取付けた状態で外側から組み付けられるようになってい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図9は軽量鉄骨等の梁構造29に対して固
定する場合を示したもので、このような場合には取付枠
2の胴部からネジを梁構造29にねじ込み固定する。
のネジは鋼板に下穴なしで締めつけることが可能なテッ
クスネジといわれるもので、取付枠2の内側から外側に
突出したダボを案内としてねじ込まれそのまま梁構造2
9にねじ込まれる。このとき、係合保持突起16,17
による隙間が当該部に存在するので、ネジの頭に装飾パ
ネル3が当たり装飾パネル3の取り付けができなくなっ
たり、装飾パネル3が無理矢理取り付けられるようなこ
とが回避される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に面する壁面に開けられた取付孔に
    嵌め込まれ、壁面の裏面側に位置する開口部には内側に
    張り出した内フランジ部を、室内側に位置する開口部に
    は外側に張り出した外フランジ部をそれぞれ備えた角筒
    形の取付枠、この取付枠に室内側に開口した開口部を室
    内側に向けて、該開口部に設けた取付部を前記取付枠の
    内フランジ部の内側に固定して取り付けられ、周側面の
    一面には係脱可能にシャッタ枠が突出状態に装着され、
    内部には送風機が組込まれた方形箱型の本体、前記取付
    枠との間に室内側に開口する隙間を形成する状態で前記
    本体の開口部を塞ぎ、前記壁面とほぼ面一に配置される
    装飾パネルを具備してなる換気装置であって、その取付
    枠における室内側の開口部の一辺の寸法を前記本体の側
    面の対角線寸法より若干大きく構成したことを特徴とす
    る換気装置。
  2. 【請求項2】 取付枠の両側に吊り金具を、壁面の取付
    孔の投影平面内における本体の投影平面を除く範囲内に
    収めて設けたことを特徴とする請求項1に記載の換気装
    置。
  3. 【請求項3】 装飾パネルが、取付枠内に周囲に隙間を
    持って収めうる方形の裏側枠と表側枠とを橋絡した篭状
    部分と、この篭状部分の前記裏側枠から延び出し篭状部
    分の外側を包み、周縁に前記取付枠を隠蔽しうる化粧フ
    ランジを構成したスカート部分とからなる一体成形物で
    あり、その篭状部分の前記表側枠には化粧板が装着され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の換気装
    置。
  4. 【請求項4】 取付枠の内側と装飾パネルのスカート部
    の外側に、装飾パネルを定位置に仮固定する対構成の係
    合保持突起を設けたことを特徴とする請求項3に記載の
    換気装置。
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JP2008267165A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Denso Corp 燃料供給装置
JP2010163806A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Inax Corp 天井ユニット

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