JPH05124676A - 食品包装用シート - Google Patents
食品包装用シートInfo
- Publication number
- JPH05124676A JPH05124676A JP3217590A JP21759091A JPH05124676A JP H05124676 A JPH05124676 A JP H05124676A JP 3217590 A JP3217590 A JP 3217590A JP 21759091 A JP21759091 A JP 21759091A JP H05124676 A JPH05124676 A JP H05124676A
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- JP
- Japan
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- sheet
- food packaging
- packaging sheet
- sheet body
- food
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- Pending
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Abstract
に抗菌効果、消臭効果、ドリップ吸収効果を有する食品
包装用シートを提供すること。 【構成】 不織布等よりなるシート本体に硫化銅を含浸
させた。
Description
するものである。
て、ポリ塩化ビニリデン製のものが一般的に使用されて
おり、生鮮食品をかかるフィルムにより包装して、冷蔵
庫内に収容しておくことにより、鮮度を保つようにして
いる。
るために、水分が外部に濡れないという利点を有してい
る。
トも使用されており、生鮮食品をかかるシートにより包
装して、同生鮮食品から生じるドリップ等を吸収するこ
とにより、生鮮食品の外観を良好に保つようにしてい
る。
な食品包装用ラップフィルムでは、未だ、以下のような
問題点を有している。
ない。
効果がない。
トの場合も、上記を除く〜,の問題点を有して
いる。
ート本体にセラミック物質を含浸又はコーティングさせ
たことを特徴とする食品包装用シートを提供せんとする
ものである。
特徴を有する。
も一方のを、不透水性の合成樹脂製シートにより被覆し
たこと。
材又は異種素材のシートを重合させたこと。
な天然色素の希釈水溶液を部分的に付着して、洗濯可能
表示部としたこと。
な生鮮食品を収納する際には、食品包装用シートにより
包装して収納しておくことにより、シート本体に含浸又
はコーティングさせたセラミック物質より発生する金属
イオンにより、生鮮食品の発色性が良くなり、水っぽさ
が少なくなって、舌ざわりが良くなり、味覚が向上す
る。
菌作用により雑菌等に強くなり、衛生的に食品を包装す
ることができる。
ら生じるドリップを吸収することができるために、肉や
魚の見栄えを良好に保つことができる。
は、洗濯して再使用することができ、しかも、多数回洗
濯した後にも、上記した結果を持続することができる。
ートにおいて、シート本体に含浸又はコーティングさせ
るセラミック物質として硫化銅を使用することにより、
抗菌効果、消臭効果、発色効果、熟成効果、及びドリッ
プ吸収効果等をより向上させることができる。
ことにより、シート自体を安価にすることができると共
に、自由なサイズに切断して使用することができ、折畳
みも自由で使い勝手が良い。
により、野菜やくだものを入れるだけで包装することが
でき、さらに使い勝手を良くすることができる。
少なくとも一方を、不透水性の合成樹脂製シートにより
被覆しておくことにより、包装した食品の乾燥を防止し
て鮮度を良好に保つことができる。
同一素材又は異種素材のシートを重合させておくことに
より、ドリップの吸収性をシート本体が一枚の場合より
も向上させることができる。
使用可能な天然色素の希釈水溶液を部分的に付着して洗
濯可能表示部としておき、同洗濯可能表示部が完全に洗
い落される洗濯の回数と、シート本体の前記効果の持続
限界とを略一致させておくことにより、同表示部が視認
できる間は、前記した効果を持続していると容易に認識
することができる。
説明する。
シートであり、同シートAは、シート本体1にセラミッ
ク物質としての硫化銅を含浸させて形成し、四個所の角
部に洗濯可能表示部2を形成している。
ン、又は紙等を使用することができる。
臭効果、発色効果、熟成効果、及びドリップ吸収効果等
を総合的に判断すると、5〜20%の濃度のものを使用
するのが好ましく、用途に応じて含浸率を変えることも
できる。
用可能な天然色素の希釈液(50〜100倍水溶液)を
付着して形成しており、汚れた食品包装用シートAを洗
濯するたびに、徐々に色素が洗い落されて、一定回数洗
濯することにより、色素が完全に洗い落されて、それ以
上食品包装用シートAを洗濯しても銅イオンによる上記
した種々の効果が得られないことを、容易に視認するこ
とができるようにしている。
浸される銅イオンの濃度等により、洗濯可能な一定回数
を、例えば5回に設定し、かかる洗濯回数で色素が完全
に洗い落されるようにしている。
60℃前後の温度で最低3時間以上熱乾燥を行なうこと
により、製造時に生じる塩素やイオウ分を変化させて、
食品へのこれらの臭いの移行を防止すると共に、製造
時、又は輸送時に付着した菌の滅菌処理を行なう。
シートAが有する効果の一つである細菌に対する抗菌力
について行なった試験結果を示す。
オの菌液を滴下後、室温に保存し、24時間後の生菌数
を測定した。
温に24時間保存し、生菌数を測定したが、生菌数の減
少は認められなかった。
し、表2に示した。
測定法における測定限界によるもので、菌が検出されな
かったことを意味する。
菌) Salmonella typhimuriunm IFO 12529(サルモネラ) Vibrio parahaemolyticus[海産物分離株](腸炎ビ
ブリオ) 2)菌数測定用培地 菌株及び SCDLP 寒天培地(日本製薬) 菌株 3%食塩加 SCDLP 寒天培地 3)試験菌液の調製 菌株及び トリプトソイ寒天斜面培地(栄研化学)で35℃一夜培
養後、菌体を滅菌リン酸緩衝生理食塩水に浮遊させ、1
ml当たりの菌数が約105 となるように調製した。
生理食塩水950mlに0.2Mリン酸一カリウム溶液10ml,0.2M
リン酸二ナトリウム溶液40mlを加え、pH7.2 になるよ
うに調製したものである。
後、菌体を滅菌3%食塩加リン酸緩衝液に浮遊させ、1
ml当たりの菌数が約105 となるように調製した。
は、3%食塩水950ml に0.2Mリン酸一カリウム溶液10m
l,0.2Mリン酸二ナトリウム溶液40mlを加え、pH7.2 に
なるように調製したものである。
た。これらをシャーレに入れ、密封し、室温に保存し
た。保存24時間後、供試品をSCDLP ブイヨン(日本製
薬)100ml で振り出し、溶液中の生菌数を菌数測定用培
地を用いた混釈培養法(35℃2日間)により測定し
た。
ートAの変容例(第2実施例〜第6実施例)を、図2〜
図6を参照しながら説明する。
品包装用シートAを示しており、同シートAは、シート
本体1を袋状に形成し、上端開口縁に線ファスナー3を
取付けて、同線ファスナー3により上端開口縁を開閉自
在としている。
簡単に出入れして収容することができるようにしてい
る。
起こさない素材、例えばナイロンを使用するのが好まし
い。
ートAを示しており、第2実施例としての食品包装用シ
ートAの表面に、不透水性の合成樹製シート4(例え
ば、塩化ビニルシート)を張り合わせて構成している。
止して、鮮度を良好に保つことができるようにしてい
る。
ートAを示しており、シート本体1の外面に異種素材の
シート5(例えば、綿布)を重合して形成している。
プ等の吸収性をシート本体1が一枚の場合よりも向上さ
せることができるようにしている。
同一素材のものを使用することもできる。
に限らず内面に重合させることもできる。
ートAを示しており、シート本体1に、包装物を視認す
るための視認窓8を形成し、同視認窓8に透明な合成樹
脂シート9(例えば、ビニルシート)を張設している。
等は、適宜自由に選定することができる。
ートAを示しており、ロール状に巻回して形成してい
る。6は、切断を容易にするためのミシン目、7はロー
ル芯である。
用に便利なようにしている。
て自由な形状、大きさに切断することができると共に、
折畳んで使用することも、また、コンパクトに収納する
こともできる。
ての硫化銅をシート本体1に含浸させたが、セラミック
物質をシート本体1にコーティングさせることもでき
る。
る。
することができる。
にも、他の食品に臭がつかない。
収効果があり、見栄を良好に保つことができる。
き、しかも、多数回の洗濯にも耐え得るために経済的で
ある。
図。
図。
図。
図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 シート本体にセラミック物質を含浸又は
コーティングさせたことを特徴とする食品包装用シー
ト。 - 【請求項2】 セラミック物質は硫化銅であることを特
徴とする請求項1記載の食品包装用シート。 - 【請求項3】 シート本体は不織布であることを特徴と
する請求項1記載の食品包装用シート。 - 【請求項4】 シート本体を袋状に形成したことを特徴
とする請求項1〜3記載の食品包装用シート。 - 【請求項5】 シート本体の内面若しくは外面の少なく
とも一方を、不透水性の合成樹脂製シートにより被覆し
たことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食
品包装用シート。 - 【請求項6】 シート本体の内面若しくは外面に、同一
素材又は異種素材のシートを重合させたことを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装用シート。 - 【請求項7】 シート本体に、食品添加物として使用可
能な天然色素の希釈水溶液を部分的に付着して、洗濯可
能表示部としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載の食品包装用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217590A JPH05124676A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 食品包装用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217590A JPH05124676A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 食品包装用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124676A true JPH05124676A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=16706679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217590A Pending JPH05124676A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 食品包装用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05124676A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010106752A (ko) * | 2000-05-23 | 2001-12-07 | 성재갑 | 항균제와 소취제를 포함하는 필름 |
US7422106B1 (en) * | 2005-04-15 | 2008-09-09 | Michelle Terese Kendra | Disposable feminine protection storage and waste disposal system |
US20140270590A1 (en) * | 2011-03-30 | 2014-09-18 | Lee Rachel Ostroy | Reusable food storage bag and process for making a reusable storage bag |
WO2015009670A1 (en) * | 2013-07-16 | 2015-01-22 | Graphic Packaging International, Inc. | Antimicrobial packaging material |
CN107675561A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-02-09 | 广西工业职业技术学院 | 一种显色抗菌猪肉包装纸的制备方法 |
JP2019001517A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 王子ホールディングス株式会社 | 断熱性包装用シート |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217590A patent/JPH05124676A/ja active Pending
Cited By (8)
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