JPH05124267A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH05124267A
JPH05124267A JP29002991A JP29002991A JPH05124267A JP H05124267 A JPH05124267 A JP H05124267A JP 29002991 A JP29002991 A JP 29002991A JP 29002991 A JP29002991 A JP 29002991A JP H05124267 A JPH05124267 A JP H05124267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
print head
recording paper
printing
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP29002991A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Sada
和泉 佐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP29002991A priority Critical patent/JPH05124267A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある一定の間隔で整列した複数の印字素子を
有する印字ヘッドを用いて、複数の異なった密度で高品
質の印字を行うプリンタ装置を提供することである。 【構成】 インクジェット方式の印字ヘッド10に対向
した記録紙11を搬送する紙送りローラー13が設けら
れており、ステップモーター15及び歯車16によって
印字ヘッド10と記録紙11の対向角度aを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なった密度の印字を
行うよう改良されたプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の印字素子を有する印字ヘッ
ドを用いて、異なった密度の印字を行う場合、印字素子
の整列した方向と垂直な方向については、印字ヘッドの
移動距離に応じて、印字素子を駆動することにより密度
を変えていた。また、印字素子の整列した方向について
は、印字素子の間隔が密度を決めてしまうため、そのま
ま印字すると、圧縮されたり拡大されたりするという不
具合があるので、ソフトウェア処理等によって、印字デ
ータを間引いたり、つぎ足したりして印字していた。し
かし、この印字データの間引きや、つぎ足しによって、
原印字データの特徴が失われたり誇張されたりしてしま
い、印字品質が劣化するという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある一定の間隔で整列
した複数の印字素子を有する印字ヘッドを用いて、異な
った密度の印字を行うとき、印字品質の劣化が発生して
しまう点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ装
置は、印字ヘッドを走査する手段、記録紙を搬送する手
段、および印字ヘッドと記録紙との角度を変更する手段
とを具備したものである。
【0005】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成を示す。印
字ヘッド10はインクジェット方式で、48個の印字素
子がインチあたり360ドットの密度で図の上下方向に
整列している。印字ヘッド10はキャリッジモーター1
4によって、図に垂直方向に走査され、プラテン12と
紙送りローラー13によって、図の上下方向に記録紙1
1が搬送される。また、ステップモーター15と歯車1
6によって、記録紙11と印字ヘッド10の角度aを変
更できるようになっており、印字ヘッド10と記録紙1
1の角度aを大きくすればするほど、記録紙上の印字密
度は低下する。
【0006】以下一例として、インチあたり360ドッ
トの密度で整列した印字素子を持つ印字ヘッドを装備し
たプリンタで、インチ360ドットとインチ300ドッ
トの2つの密度の印字動作をする場合について説明す
る。図2に示すように、インチ360ドットの密度で生
成された印字データを印字するときは、印字ヘッドが走
査方向に360分の1インチ移動する毎に印字素子を駆
動することにより、縦方向横方向共にインチ360ドッ
トの密度の印字結果が得られる。次に、インチ300ド
ットの密度で生成された印字データを印字するときは、
印字ヘッドが走査方向に300分の1インチ移動する毎
に印字素子を駆動すると、図3に示すように、記録紙上
の印字結果は、横方向はインチ300ドットの密度にな
るが、縦方向はインチ360ドットなので、上下方向に
圧縮されてしまう。そこで従来は、6印字データ毎に1
データの割合で、図4のように隣接データと同じ印字デ
ータをソフトウェア処理によって生成追加し、このデー
タを印字することによって同じ大きさの印字結果を得ら
れるように補正していたが、図からわかるように、斜め
部分の不連続や線の太さの変化が発生し、印字品質の劣
化を招いていた。そこで本発明においては、図1のよう
に記録紙と印字ヘッドに角度をもたせて印字を行い、印
字データをソフトウェア処理することなくそのまま使用
しても、図5のように印字面が引き延ばされ、低密度の
印字結果を得ることができるよう改良した。インチ36
0ドットの印字素子を持つ印字ヘッドでインチ300ド
ットの印字結果を得るためには、
【0007】
【数1】
【0008】式1により、印字ヘッドと記録紙との角度
aが33.6度になるよう、記録紙の搬送経路を変更し
ている。この動作は図6に示すように、ステップモータ
ー20を回転させることによってプラテン23に取り付
けられた歯車21を回転させ、紙送りローラー22を中
心に記録紙の経路を回転させることによって行われる。
ステップモーターの1ステップは、印字ヘッドと記録紙
の角度0.1度に相当しており、この場合336ステッ
プ回転させる。このとき、印字素子の駆動条件を変えて
ドット径を大きくし、印字品質を最適化することも可能
である。また、印字ヘッドの走査速度に対して、インク
の飛行速度が十分でない場合には、印字素子と記録紙の
距離が各印字素子毎に異なって、インク滴の記録紙との
衝突位置がずれてしまうので、これを補正するため、記
録紙に近い素子ほど時間の大きい遅延を入れて駆動を行
う。
【0009】次に、インチ320ドットの印字結果を得
る場合には、
【0010】
【数2】
【0011】式2により、印字ヘッドと記録紙の角度a
が27.3度になるよう、プラテンの位置を変えて記録
紙の搬送経路を変更したのち、印字ヘッドが走査方向に
320分の1インチ移動する毎に印字素子を駆動すれば
よい。
【0012】本実施例では、印字ヘッドと記録紙の角度
を変更するために、ステップモーターを用いてプラテン
の位置を変更していたが、これは、レバー等を用いて手
動によって切り替えてもよい。また、印字ヘッドを支持
しているキャリッジに、印字ヘッドの向きを変える機構
を付加して、この角度を変更するような構成にしても、
同じ効果が得られることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字ヘッドの持つ印字素子の密度とそれ以下のどんな密度
の印字でも、印字品質を劣化させることなく実現でき
る。これを利用すれば、異なった密度のプリンタを対象
とした、複数のグラフィックソフトウェア等を使用する
利用者に、複数の密度に対応したプリンタを提供するこ
とができ、わざわざ何台ものプリンタを用意する必要が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図。
【図2】インチ360ドットの密度での印字例を示す
図。
【図3】インチ300ドットの密度での印字例を示す
図。
【図4】ソフトウェア処理により補正を行った従来例を
示す図。
【図5】本発明によって、改良された印字結果を示す
図。
【図6】印字ヘッドと記録紙の角度を変更する機構を示
す図。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 11 記録紙 12 プラテン 13 紙送りローラー 14 キャリッジモーター 15 ステップモーター 16 歯車 20 ステップモーター 21 歯車 22 紙送りローラー 23 プラテン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の印字素子を持つ印字ヘッドを備
    えたプリンタで、この印字ヘッドを走査する手段、記録
    紙を搬送する手段、およびこの印字ヘッドと記録紙との
    角度を変更する手段とを有することを特徴とするプリン
    タ装置。
JP29002991A 1991-11-06 1991-11-06 プリンタ装置 Pending JPH05124267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29002991A JPH05124267A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29002991A JPH05124267A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05124267A true JPH05124267A (ja) 1993-05-21

Family

ID=17750869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29002991A Pending JPH05124267A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 プリンタ装置

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JP (1) JPH05124267A (ja)

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