JPH0512397U - フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台 - Google Patents

フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台

Info

Publication number
JPH0512397U
JPH0512397U JP1340691U JP1340691U JPH0512397U JP H0512397 U JPH0512397 U JP H0512397U JP 1340691 U JP1340691 U JP 1340691U JP 1340691 U JP1340691 U JP 1340691U JP H0512397 U JPH0512397 U JP H0512397U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boat
small
size
support base
free size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1340691U
Other languages
English (en)
Inventor
功 金沢
正志 戸崎
和憲 田中
Original Assignee
川鉄ライフ株式会社
正志 戸崎
和憲 田中
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川鉄ライフ株式会社, 正志 戸崎, 和憲 田中 filed Critical 川鉄ライフ株式会社
Priority to JP1340691U priority Critical patent/JPH0512397U/ja
Publication of JPH0512397U publication Critical patent/JPH0512397U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】小型舟艇移動用船台であって、小型舟艇100
の底面を支持する受プレート28は揺動自在に舟艇支持
台21の頂部に取付けられている。この舟艇支持台21
幅方向寸法をスクリュー23、ナット22によって変更
する。 【効果】小型舟艇の船種やサイズの如何に拘らず汎用的
に使用することができる。安定的に小型舟艇を載置して
運搬、保管することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモーターボート等の小型舟艇を載置して保管したり、陸上を牽引運搬 する小型舟艇移動船台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型舟艇移動船台の側面図を図6に、その舟艇支持台の正面図を図7に 示した。一般にモーターボート等を陸上で保管する場合、図6及び図7に示すよ うに、台車60上に設けられた複数の傾斜配置されるスキッドレール63、64 のレール面上にモーターボート100をセットし、台車60を専用牽引車に連結 し、保管場所に移動できるようになっている。台車60はフレーム61とキャス タ62を備え、牽引用フレーム65が付属している。
【0003】 上記スキッドレール63、64の勾配は転倒を防止するために、モータボート 100の船底部の角度に応じた傾斜に一致するように設定されている。その角度 は船種により異なり、25°〜45°の範囲に分布している。また、船種により 船長、船幅も異なっており、例えば、船長8〜14m、船幅2.6〜4.5mと なっている。したがって、従来の小型舟艇移動船台は各々の舟艇のサイズに合わ せて個別に製作されており、汎用性が全くない。しかも、船台の大きさによって は道路交通法の規制により船台の運搬が制約されるという欠点がある。
【0004】 実開昭63−141895号公報には、舟底の曲面に合わせて支持できるよう に、複数のサドルを上下方向に回転傾斜すると共に横方向にも旋回するようにし た技術が示されている。この技術はサドルが船底に馴染むようにフィットさせる ものではあるが、種々のサイズの舟艇に適用できるものではない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、異なる船種であっても適用可能な汎用性を有する小型舟艇移動船台 を提供することを目的とし、併せて道路交通法による運搬の制約も解消すること ができるフリーサイズ対応型の小型舟艇移動船台を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はモーターボート等の小型舟艇を陸上で保持して移動することが可能な 小型舟艇移動船台であって、前後に伸縮可能な継手を介して連結した台車フレー ムと、このフレーム上に立設した立設幅調整自在な舟艇支持台と、この舟艇支持 台の頂端に揺動自在に取付けた受プレートとを備えたことを特徴とするフリーサ イズ対応型小型舟艇移動船台である。また本考案のフリーサイズ対応型小型舟艇 移動船台は、トラックに積載運搬可能な大きさの部材に分割し、組立可能とした ものである。
【0007】
【作用】
本考案の小型舟艇移動船台は上記のように構成したので船種のサイズ(船底部 の角度、船長、船幅)に応じて船首側舟艇支持台と船尾側舟艇支持台との間の距 離、各舟艇支持台の幅方向の間隔を調整することができ、汎用性に富む。また、 4個の舟艇支持台の先端に取付けられた揺動受けプレート及び台車中央部の固定 プレートとの5点で船底を同時に確実に接触、保持できるようにしてあるから、 移動中に舟艇の転倒のおそれが全くなく、安定な保持ができるようになる。
【0008】 また、フレームを継手を介して連結してあり、これを切離すことによって、道 路交通法の制約を受けない大きさに分解して運搬することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して詳しく説明する。 図1〜図5に本考案に係るフリーサイズ対応型小型舟艇移動船台の実施例を示 した。図1は本考案の実施例の全体側面図、図2〜図5はその部分詳細図である 。図1に示すように本考案の実施例は小型舟艇100を載設して保管、運搬する 小型舟艇移動船台である。
【0010】 台車10は船首の舟艇支持台を載せた前方の部分と船尾の舟艇支持台を載せた 後方の部分とを伸縮自在に結合可能となっている。台車10のフレーム11は船 長に応じて調整可能な継手12によってピン13を介して連結される。台車10 の下面には4個のキャスタ15が取付けられ、またその上面の一方端には牽引フ レーム16が設けられており、専用牽引車と連結し、任意の位置に移動可能とさ れる。この台車10の上面の船首及び船尾側にそれぞれ舟艇支持台20及び30 が設けられている。
【0011】 図2、図3は船首側の支持台20を示すもので下部はスライドベース22がレ ール24の上に設けられ、スクリュウ23を介して駆動軸と連結され、船幅に応 じて幅方向に調整可能なように駆動軸の一方端にハンドル25が設けられている 。支持台20の立設幅調整手段はこのようなスライドベースとスクリュウによる 機構に限る訳ではなく、他の調整手段であってもよい。例えばボルトナットを長 孔に挿通し、任意の位置に固定するようにしてもよく、またフレームの幅方向に 複数の取付孔を設けておき、支持台20を適切な位置にボルト止め固定するよう にしてもよい。支持台の上端には、支持部材27にピン及びばね29を介して受 けプレート28が揺動自在に連結される。なお、ばね29に代えて、ねじ式上下 機構を設けてもよい。
【0012】 図4、5は船尾側の支持台30を示すもので下部はスライドベース32がレー ル34の上に設けられ、スクリュウ33を介して駆動軸と連結され、船幅に応じ て幅方向に調整可能なように駆動軸の一方端にハンドル35が設けられている。 舟艇支持台の上端には、支持部材37にピン及びばね39を介して受けプレート 38が揺動自在に連結される。
【0013】 次に、このように構成されるフリーサイズ対応型小型舟艇移動船台の使用方法 について説明する。作業者は、船種の情報に基づいて、事前に船首及び船尾側の 舟艇支持台23、33を船幅に適した位置に調整する。この調整は駆動軸29、 39に取り付けられているハンドル25、35を操作して行う。さらに、船首側 の舟艇支持台20と船尾側の舟艇支持台30との間隔を船長に適した位置になる ように継手12をピン13の位置を変えて調整する。つぎに、陸上で保管しよう とするモーターボート等の小型舟艇100を専用の揚重機で支持台20、30上 にセットする。舟艇支持台20、30は上端の受プレート28、38が揺動自在 となっており、ばね29、39を介装しているので船体に密着して弾性的に船底 部を支持する。その結果、小型舟艇はその自重により、受けプレート28、38 によって船腹部を支持され、船底部を台車10上の固定プレートによって支持さ れる。従って小型舟艇の船体を安定的に保持することができる。
【0014】 次に、保管場所への移動は牽引車と牽引フレーム16を連結すれば任意の位置 への移動が可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、以下の効果を発揮するものである。 (1)船種の形状、サイズが異なる小型舟艇に対しても設備的に制約されないで 使用可能である。 (2)しかも、舟艇支持台や小型舟艇のレベル調整等を必要としないため、作業 が安全容易であり、例えば指を挟む等の危険性が全くなく、安全衛生上の改善が 図られる。 (3)従来例に比べて溶接一体構造ではなく、ボルトによる組立構造のため、分 割、運搬も容易である。 (4)汎用品として大量生産できるため、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフリーサイズ対応型小型舟艇移動
船台の実施例を示す側面図である。
【図2】実施例の船首舟艇支持台の側面図である。
【図3】実施例の船首舟艇支持台の正面図である。
【図4】実施例の船尾舟艇支持台の側面図である。
【図5】実施例の船尾舟艇支持台の正面図である。
【図6】小型舟艇移動船台の従来例を示す側面図であ
る。
【図7】小型舟艇移動船台の従来例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 台車 11 フレー
ム 12 継手 13 ピン 15 キャスタ 16 牽引フレーム 20、30
舟支持台 21、31 柱 22、32
スライドベース 23、33 スクリュウ 24、34
レール 25、35 ハンドル 26、36
ばね 27、37 支持部材 28、38
受けプレート 29、39 ばね 100 小型
舟艇
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金沢 功 東京都港区芝公園 2−10−1 住友不動 産芝園ビル川鉄ライフ株式会社内 (72)考案者 戸崎 正志 東京都狛江市中和泉 1−22−25−305 (72)考案者 田中 和憲 東京都八王子市明神町 4−9−1 チサ ンマンシヨン八王子1102

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に伸縮可能な継手を介して連結した
    台車フレームと、該フレーム上に立設した立設幅調整自
    在な舟艇支持台と、該舟艇支持台の頂端に揺動自在に取
    付けた受プレートとを備えたことを特徴とするフリーサ
    イズ対応型小型舟艇移動船台。
  2. 【請求項2】 トラックに積載運搬可能な大きさの部材
    に分割し、組立可能とした請求項1記載のフリーサイズ
    対応型小型舟艇移動船台。
JP1340691U 1991-03-11 1991-03-11 フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台 Withdrawn JPH0512397U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340691U JPH0512397U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1340691U JPH0512397U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0512397U true JPH0512397U (ja) 1993-02-19

Family

ID=11832253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1340691U Withdrawn JPH0512397U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512397U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348646A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Nippon Hoist Kk 船舶用台車
KR101126421B1 (ko) * 2008-10-06 2012-03-28 김종영 탄성부재를 이용한 선체블럭지지용 핀지그
WO2017157564A1 (en) * 2016-03-16 2017-09-21 Mac Guinness Heber Edward A cradle assembly for a keel boat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348646A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Nippon Hoist Kk 船舶用台車
KR101126421B1 (ko) * 2008-10-06 2012-03-28 김종영 탄성부재를 이용한 선체블럭지지용 핀지그
WO2017157564A1 (en) * 2016-03-16 2017-09-21 Mac Guinness Heber Edward A cradle assembly for a keel boat

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1198712A (en) Load transporting apparatus
US4997332A (en) Modular sailboat trailer
KR900700335A (ko) 중 수송 차량
US3753579A (en) Motorcycle-utility trailer
US4592694A (en) Modular boat trailer
ATE100391T1 (de) Wagen fuer den transport eines zylindrischen gegenstandes.
US5173018A (en) Security system for wheeled vehicles residing on a moving deck
KR890700504A (ko) 손수레
US5636587A (en) Support apparatus for a small watercraft adapted to be secured to a carrier on a large watercraft and method of loading the small watercraft
EP1071578A1 (en) Boat wagon
JPH0512397U (ja) フリーサイズ対応型小型舟艇移動船台
GB2092529A (en) Boat cradles
JP2815098B2 (ja) コンテナ支持移動用台車
US4735545A (en) Boat cradle
CA2327626C (en) Flatbed vehicle transport system
EP1049616A1 (en) Telescopic device at a train system
US5425322A (en) Portable folding personal water craft mooring standoff apparatus
US20100104407A1 (en) Container utility system
US6361013B1 (en) Load rack apparatus
GB2047196A (en) Vehicle lifting devices
JP3013216B2 (ja) コンテナの水平荷役方式
JPH076034U (ja) 船運搬用台車
JP2594477Y2 (ja) 運搬車の荷台装置
ATE48807T1 (de) Transportwagen, der zum leichteren transport an einem behaelter befestigt ist.
JP2019043202A (ja) タイヤ運搬台車

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950615