JPH05123212A - パウチ - Google Patents

パウチ

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JPH05123212A
JPH05123212A JP29108491A JP29108491A JPH05123212A JP H05123212 A JPH05123212 A JP H05123212A JP 29108491 A JP29108491 A JP 29108491A JP 29108491 A JP29108491 A JP 29108491A JP H05123212 A JPH05123212 A JP H05123212A
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Japan
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film
thermal adhesive
pouch
printing ink
adhesive
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Hideyuki Takeda
秀之 竹田
Noriyuki Kawashima
紀行 川島
Kenji Fujimori
健次 藤森
Sakuzo Tsukada
作三 塚田
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FUJIPURA KK
Fujipla Inc
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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FUJIPURA KK
Fujipla Inc
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、偽造を困難にして、偽造を防止す
ることが可能なパウチを提供することを目的とする。 【構成】 透光性膜の1面に軟化温度の高い第1の熱接
着剤の膜が形成され、この第1の熱接着剤の膜の一部領
域に軟化温度の低い第2の熱接着剤の膜が形成され、上
記の第1の熱接着剤の膜と第2の熱接着剤の膜とが混在
する面の一部領域に印刷インキの膜が形成されている
か、または、上記の第1の熱接着剤の膜と第2の熱接着
剤の膜とが混在する面の少なくとも一部領域に強力接着
剤の膜が形成されその上の一部領域に印刷インキの膜が
形成されているか、もしくは、上記の第1の熱接着剤の
膜と第2の熱接着剤の膜とが混在する面上の一部領域に
印刷インキの膜が形成されており、その上に強力接着剤
の膜が形成されている膜状体のカードよりなるパウチで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パウチ(写真や氏名・
所属・身分等の文字情報を有するカード等が透光性プラ
スチック膜をもって剥離不能に永久的に接着カバーされ
ているカード状体)の改良に関する。特に、偽造を困難
にして、偽造を防止することが可能なようにする改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】身分証明書、運転免許証、IDカード等
のカードや、パスポートブックの写真のカバー用材等に
パウチが使用される。
【0003】これらパウチは、その用途等の目的から偽
造されてはならないことは明らかである。こゝで、偽造
が困難であるパウチの従来技術に係る1例を図3を参照
して説明する。
【0004】図はパウチの断面図である。図において、
1は合成樹脂の透光性膜であり、2はこの透光性膜1の
1面に形成された例えばポリオレフィン樹脂よりなる熱
接着剤の膜である。5は写真8に対応して上記の熱接着
剤の膜2上に形成された強力接着剤の膜である。9は写
真8の台紙であり、文字情報が記載されている。
【0005】上記の構成のパウチを偽造する目的をもっ
て、機械的に融着面を剥離すると、上記の強力接着剤の
膜5の強力な接着力によって写真8の表層が上記の透光
性膜1に接着されたまゝ剥離されるので、この透光性膜
1を再利用すれば以前の写真8の表層が透光性膜に残存
しているから偽造であることが一目瞭然であり、上記の
構成のパウチは偽造防止に有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術に係るパウチは、偽造を目的として、上記の透光性
膜の全面を加熱しながら融着面を剥離すると、加熱によ
って上記の強力接着剤の膜の接着力が低下するので、写
真の表層を損傷することなく写真を透光性膜から剥離す
ることができ、したがって、融着されていた透光性膜の
面は、これが剥離された後も全く剥離前の状態と変わる
ところがないので、写真を擦り換えた後、上記の剥離さ
れた透光性膜を再度貼着することができ、そのため、パ
ウチを偽造することが全く不可能とは云えないと云う欠
点を有している。
【0007】本発明の目的は、この欠点を解消すること
にあり、透光性膜を加熱しながら融着面を剥離しても透
光性膜が損傷を受けずに剥離されることができず、その
ため、その透光性膜を再度貼着してパウチを偽造しよう
としても、偽造であることが明瞭に識別でき、そのた
め、偽造を困難にして偽造を防止することが可能なパウ
チを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記のい
ずれの手段をもっても達成される。第1の手段は、透光
性膜(1)の1面に軟化温度の高い第1の熱接着剤の膜
(2)が形成され、この第1の熱接着剤の膜(2)の一
部の領域に軟化温度の低い第2の熱接着剤の膜(3)が
形成され、前記の第2の熱接着剤の膜(3)と前記の第
1の熱接着剤の膜(2)とが混在している面の、前記の
第2の熱接着剤の膜(3)の面と前記の第1の熱接着剤
の膜(2)の面とを含む一部領域に印刷インキの膜
(4)が形成されてなる膜状体のカードよりなるパウチ
である。
【0009】第2の手段は、透光性膜(1)の1面に軟
化温度の高い第1の熱接着剤の膜(2)が形成され、こ
の第1の熱接着剤の膜(2)の一部の領域に軟化温度の
低い第2の熱接着剤の膜(3)が形成され残余の領域に
前記の第1の熱接着剤の膜(2)が残留し、前記の第2
の熱接着剤の膜(3)と前記の第1の熱接着剤の膜
(2)とが混在している面の少なくとも一部領域に変性
されてもよいポリエチレンまたは変性されてもよいポリ
プロピレンとα,βエチレン性不飽和カルボン酸との共
重合体よりなる強力接着剤の膜(5)が形成され、その
上の一部領域に印刷インキの膜(4)が形成されている
膜状体のカードよりなるパウチである。
【0010】第3の手段は、透光性膜(1)の1面に軟
化温度の高い第1の熱接着剤の膜(2)が形成され、こ
の第1の熱接着剤の膜(2)の一部の領域に軟化温度の
低い第2の熱接着剤の膜(3)が形成され残余の領域に
前記の第1の熱接着剤の膜(2)が残留し、前記の第2
の熱接着剤の膜(3)と前記の第1の熱接着剤の膜
(2)とが混在している面の一部領域に印刷インキの膜
(4)が形成され、前記の第1の熱接着剤の膜(2)と
前記の第2の熱接着剤の膜(3)と前記の印刷インキの
膜(4)とが混在している面の少なくとも一部領域に変
性されてもよいポリエチレンまたは変性されてもよいポ
リプロピレンとα,βエチレン性不飽和カルボン酸との
共重合体よりなる強力接着剤の膜(5)が形成されてい
る膜状体のカードよりなるパウチである。
【0011】上記の構成において、前記の印刷インキの
膜(4)は、可視光領域においておゝむね透明であり、
紫外光領域において強い反射特性を有する印刷インキの
膜であると効果は特に顕著である。
【0012】上記の第1の手段の構成において、前記の
印刷インキの膜(4)の下層は、前記の第1の熱接着剤
の膜(2)と前記の第2の熱接着剤の膜(3)とがラン
ダムに分散していると効果は特に顕著である。
【0013】上記の第2の手段と第3の手段との構成に
おいて、前記の第1の熱接着剤の膜(2)と前記の第2
の熱接着剤の膜(3)と前記の強力接着剤の膜(5)と
がランダムに分散していると効果は特に顕著である。
【0014】
【作用】従来技術に係るパウチにおいては、これを巧妙
に剥離すれば透光性膜の面を剥離前の状態と変らないよ
うにすることができるので、偽造することが可能であ
る。
【0015】しかし、本発明の第1の手段に係るパウチ
においては、写真等8の上に印刷層4を設け、しかも、
この印刷層4の一部において印刷層4とパウチの上層と
の中間に軟化温度の低い熱接着剤の膜3が設けられてい
るので、如何に巧妙にパウチを剥離しても、上記の軟化
温度の低い熱接着剤の膜3が溶融し、上記の印刷層4の
一部はパウチの上層から剥がれて写真等8に転写され、
残余の印刷層4はパウチの上層に残留することになり、
均一な剥離が困難であるから偽造は困難である。また、
本発明の第2の手段に係るパウチにおいては、写真等8
の上に印刷層4を設け、その上に強力接着剤の膜5を設
け、その上に軟化温度の低い熱接着剤の膜3が設けられ
ているので、上記と同様の作用・効果が発揮される。さ
らに、本発明の第3の手段に係るパウチにおいては、写
真等8の上に強力接着剤の膜5を設け、その上に印刷層
4を設け、その上に軟化温度の低い熱接着剤の膜3が設
けられているので、上記と同様の作用・効果が発揮され
る。特に、第2・第3の手段のように、強力接着剤の膜
5も使用されている場合は、印刷層4の一部と写真等8
との接着性がより向上され印刷層4の写真等8への転写
がより確実に行われる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の三つの実施
例に係るパウチについて説明する。
【0017】第1実施例(請求項1に対応) 図1は本発明の第1実施例(請求項1に対応)を説明す
る要部断面図である。図において、1は合成樹脂例えば
ポリエステルの透光性膜であり、2はこの透光性膜1の
1面に例えばポリオレフィン樹脂よりなる軟化温度の高
い熱接着剤を塗布・乾燥して形成された第1の熱接着剤
の膜である。3は本発明の要旨に係る軟化温度の低い第
2の熱接着剤の膜であり、上記の第1の熱接着剤の膜2
の一部領域に塗布・乾燥して形成される。4は上記の第
2の熱接着剤の膜3と上記の第1の熱接着剤の膜2とが
混在している面の一部領域に形成された印刷インキの膜
である。6は上記の透光性膜1と軟化温度の高い第1の
熱接着剤の膜2と軟化温度の低い第2の熱接着剤の膜3
と印刷インキの膜4とをもって構成される膜状体であ
る。8は写真であり、9は氏名・所属・身分等の文字情
報が記載された写真用台紙である。
【0018】上記の印刷インキの膜4が写真8の面上に
なるように膜状体6と写真用台紙9とを重ね、加熱・加
圧して両者を融着する。あるいは、上記の膜状体6と第
1の熱接着剤の膜2が形成されている透光性膜1との間
に写真用台紙9を挿入し、上記の印刷インキの膜4が写
真8の面上になるように位置合わせして、膜状体6と写
真用台紙9と透光性膜1とを一体的に加熱・加圧して融
着する。
【0019】このようにして製造されたパウチを、偽造
する目的をもって透光性膜1の表面を加熱して融着面を
剥離すると、この加熱によって軟化温度の低い第2の熱
接着剤の膜3が溶融するので、この第2の熱接着剤の膜
3上に形成されていた印刷インキの膜4はパウチの上層
から剥がれて写真8に転写され、他方、第1の熱接着剤
の膜2上に形成されていた残余の印刷インキの膜4はパ
ウチの上層に残留することになり、剥離前後でパウチの
上層の印刷インキの膜の状態(例えば印刷マークの数)
に変化が生ずるので偽造であることが識別でき、したが
って、偽造が困難である。
【0020】なお、上記の印刷インキは可視光で識別で
きるものでも、可視光ではおゝむね透明であるが紫外線
に対して発色するかまたは大きな反射率を有するもので
もよい。
【0021】第2実施例(請求項2対応) 図2は本発明の第2実施例(請求項2に対応)を説明す
る要部断面図である。第2実施例が第1実施例と相違す
る点は、第2実施例においては印刷インキの膜4の下層
に強力接着剤の膜5が形成されていることである。
【0022】図において、5は、第2の熱接着剤の膜3
と第1の熱接着剤の膜2とが混在している面の少なくと
も一部領域に形成された変性されてもよいポリエチレン
または変性されてもよいポリプロピレンとα,βエチレ
ン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなり写真との接
着性に優れた強力接着剤の膜である。7は上記の透光性
膜1と第1の熱接着剤の膜2と第2の熱接着剤の膜3と
強力接着剤の膜5と印刷インキの膜4とをもって構成さ
れる膜状体である。その他の符号の説明は第1実施例の
場合と同一なので省略する。
【0023】上記の膜状体7を使用し第1実施例の場合
と同様にしてパウチを製造する。本実施例のパウチにお
いては、これを偽造する目的をもって透光性膜1の表面
を加熱して融着面を剥離すると、写真8との接着性に優
れた強力接着剤の膜5の接着力と軟化温度の低い第2の
熱接着剤の膜3の溶融とが相乗的に作用して、第2の熱
接着剤の膜3に対応する領域に形成された印刷インキの
膜4はより確実に写真8に転写されることになる。他
方、残余の印刷インキの膜4は第1の熱接着剤の膜2の
接着力によってパウチの上層に残留することになる。し
たがって、剥離することによって生ずるパウチの上層の
印刷インキの膜の変化がより明確になり、偽造であるこ
とがより確実に識別できるから、偽造が一層困難にな
る。
【0024】なお、本実施例の場合の印刷インキも第1
実施例の場合と同様、可視光で識別できるものでも、可
視光ではおゝむね透明であるが紫外線に対して発色する
かまたは大きな反射率を有するものでもよい。
【0025】第3実施例(請求項3に対応) 図3は本発明の第3実施例(請求項3に対応)を説明す
る要部断面図である。第3実施例が第2実施例と相違す
る点は、図示する膜状体71を構成する印刷層4と強力接
着剤5との配置が逆にされていることのみである。作用
・効果は第2実施例の場合とおゝむね同様である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るパウ
チは、透光性膜の1面に軟化温度の高い第1の熱接着剤
の膜が形成され、この第1の熱接着剤の膜の一部領域に
軟化温度の低い第2の熱接着剤の膜が形成され、上記の
第1の熱接着剤の膜と第2の熱接着剤の膜とが混在する
面の一部領域に印刷インキの膜が形成されているか、ま
たは、上記の第1の熱接着剤の膜と第2の熱接着剤の膜
とが混在する面の少なくとも一部領域に強力接着剤の膜
が形成されその上の一部領域に印刷インキの膜が形成さ
れているか、もしくは、上記の第1の熱接着剤の膜と第
2の熱接着剤の膜とが混在する面上の一部領域に印刷イ
ンキの膜が形成されており、その上に強力接着剤の膜が
形成されている膜状体のカードよりなるパウチであり、
上記の印刷インキの膜は例えば可視光においておゝむね
透明であり紫外線に対して強い反射特性を有することゝ
されているので、偽造を目的として如何に巧妙にパウチ
を剥離しても、上記の軟化温度の低い第1の熱接着剤の
膜が溶融してこの第1の熱接着剤の膜に対応する領域の
印刷インキの膜はパウチの上層から剥がれて写真等に転
写され、残余の印刷インキの膜はパウチの上層に残留す
る結果、剥離の前後でパウチ上層の印刷インキの膜の状
態が変化したことを明確に識別することができる。
【0027】したがって、本発明は、偽造を困難にし
て、偽造を防止することができるパウチを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るパウチを説明する要
部断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るパウチを説明する要
部断面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るパウチを説明する要
部断面図である。
【図4】従来技術に係るパウチの1例の断面図である。
【符号の説明】
1 透光性膜 2 第1の熱接着剤の膜 3 第2の熱接着剤の膜 4 印刷インキの膜 5 強力接着剤の膜 6、7、71 膜状体 8 写真等 9 写真用台紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 健次 東京都中央区京橋2丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内 (72)発明者 塚田 作三 東京都中央区京橋2丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性膜(1)の1面に軟化温度の高い
    第1の熱接着剤の膜(2)が形成され、該第1の熱接着
    剤の膜(2)の一部の領域に軟化温度の低い第2の熱接
    着剤の膜(3)が形成され、前記第2の熱接着剤の膜
    (3)と前記第1の熱接着剤の膜(2)とが混在してい
    る面の、前記第2の熱接着剤の膜(3)の面と前記第1
    の熱接着剤の膜(2)の面とを含む一部領域に印刷イン
    キの膜(4)が形成されてなる膜状体のカードよりなる
    ことを特徴とするパウチ。
  2. 【請求項2】 透光性膜(1)の1面に軟化温度の高い
    第1の熱接着剤の膜(2)が形成され、該第1の熱接着
    剤の膜(2)の一部の領域に軟化温度の低い第2の熱接
    着剤の膜(3)が形成され残余の領域に前記第1の熱接
    着剤の膜(2)が残留し、前記第2の熱接着剤の膜
    (3)と前記第1の熱接着剤の膜(2)とが混在してい
    る面の少なくとも一部領域に変性されてもよいポリエチ
    レンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα,βエ
    チレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる強力接
    着剤の膜(5)が形成され、その上の一部領域に印刷イ
    ンキの膜(4)が形成されてなる膜状体のカードよりな
    ることを特徴とするパウチ。
  3. 【請求項3】 透光性膜(1)の1面に軟化温度の高い
    第1の熱接着剤の膜(2)が形成され、該第1の熱接着
    剤の膜(2)の一部の領域に軟化温度の低い第2の熱接
    着剤の膜(3)が形成され残余の領域に前記第1の熱接
    着剤の膜(2)が残留し、前記第2の熱接着剤の膜
    (3)と前記第1の熱接着剤の膜(2)とが混在してい
    る面の一部領域に印刷インキの膜(4)が形成され、前
    記第1の熱接着剤の膜(2)と前記第2の熱接着剤の膜
    (3)と前記印刷インキの膜(4)とが混在している面
    の少なくとも一部領域に変性されてもよいポリエチレン
    または変性されてもよいポリプロピレンとα,βエチレ
    ン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる強力接着剤
    の膜(5)が形成されてなる膜状体のカードよりなるこ
    とを特徴とするパウチ。
  4. 【請求項4】 前記印刷インキの膜(4)は、可視光領
    域においておゝむね透明であり、紫外光領域において強
    い反射特性を有する印刷インキの膜であることを特徴と
    する請求項1、2、または、3記載のパウチ。
  5. 【請求項5】 前記印刷インキの膜(4)の下層は、前
    記第1の熱接着剤の膜(2)と前記第2の熱接着剤の膜
    (3)とがランダムに分散してなることを特徴とする請
    求項1記載のパウチ。
  6. 【請求項6】 前記印刷インキの膜(4)の下層は、前
    記第1の熱接着剤の膜(2)と前記第2の熱接着剤の膜
    (3)と前記強力接着剤の膜(5)とがランダムに分散
    してなることを特徴とする請求項2または3記載のパウ
    チ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4861918A (en) * 1988-08-12 1989-08-29 Union Carbide Corporation Reactivation of hydroformylation catalysts

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4861918A (en) * 1988-08-12 1989-08-29 Union Carbide Corporation Reactivation of hydroformylation catalysts

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