JPH05122750A - 交換機のクロツク供給装置 - Google Patents

交換機のクロツク供給装置

Info

Publication number
JPH05122750A
JPH05122750A JP3306541A JP30654191A JPH05122750A JP H05122750 A JPH05122750 A JP H05122750A JP 3306541 A JP3306541 A JP 3306541A JP 30654191 A JP30654191 A JP 30654191A JP H05122750 A JPH05122750 A JP H05122750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
switching
phase shift
controller
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3306541A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Umetsu
彰 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3306541A priority Critical patent/JPH05122750A/ja
Publication of JPH05122750A publication Critical patent/JPH05122750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロックの系切り換え時における1重化装置
でのクロック乱れを防止したクロック供給装置を得る。 【構成】 2重化されたクロック供給系(0系、1系)
と、これら供給系のクロックを切り換える切換装置22
を含む1重化装置コントローラ21に、PLLで構成さ
れた位相ずれ吸収装置23を設け、切り換え時に、一方
の系と他方の系とのクロックに位相ずれが生じている場
合でも、位相ずれ吸収装置23のPLLの時定数に応じ
た位相同期作用によって、クロックの乱れが生じること
はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機において2重化さ
れたクロック供給装置から1重化装置に対するクロック
供給方式に関し、特にそのクロック供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機においては、システムの信頼性を
高めるため、内部の装置の多くが2重化されているが、
最下位装置(端末に近い装置)の一部は1重化装置とし
て置かれている。例えば、図3はその一例であり、基準
クロックは通常は一方のクロック供給系(例えば、0系
とする)及び1重化装置コントローラ21を通して1重
化装置31へ供給される。又、切換え信号によって基準
クロックは他方の系、即ち1系及び1重化装置コントロ
ーラ21を通して1重化装置31へ供給される。
【0003】0系はクロック抽出装置01、クロック供
給装置02、ネットワークコントローラ03、ネットワ
ーク04、集端機能05で構成される。同様に、1系は
クロック抽出装置11、クロック供給装置12、ネット
ワークコントローラ13、ネットワーク14、集端機能
15で構成される。そして、各系からのクロックは、1
重化装置コントローラ21に設けた系切換回路22によ
り切り換えられ、1重化装置31に供給される。0系と
1系の系の切り換えに際しては、制御信号は全く非同期
か、又は図4のタイムチャートで示すような0系又は1
系のクロックに同期させただけで、切り換えていた。図
4は0系クロックに同期させて1系に切り換える状態を
示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
通常、0系と1系は夫々同じに構成されているが、各装
置を構成する素子のバラツキ、ケーブル長の相違等によ
り、夫々の系を通ったクロックが1重化装置コントロー
ラ内の系切換装置に到達するときには、位相が若干相違
される状態となる。しかし、前記した従来の系切換方式
では、クロック系の切り換えが全く非同期、又は0系或
いは1系のクロックに同期させただけで切り換えていた
ため、切り換え直後に他方の系との同期がとれないこと
があり、1重化装置への供給クロックが大きく乱れるこ
とがある。
【0005】図4は0系クロック同期切り換え時におけ
るクロック乱れの例を示している。このクロックの乱れ
のため、1重化装置が誤動作する場合があるという問題
がある。本発明の目的は、クロックの系切り換え時にお
ける1重化装置でのクロック乱れを防止したクロック供
給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック供給装
置は、2重化されたクロック供給系のクロックを切り換
える系切換装置を有する1重化装置コントローラに、P
LLで構成された位相ずれ吸収装置を設けている。
【0007】
【作用】本発明によれば、一方の系と他方の系とのクロ
ックに位相ずれが生じている場合でも、PLLの時定数
に応じた位相同期作用によって、クロックの乱れが生じ
ることなくクロックの切り換えが可能とされる。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明におけるクロッル供給装置のブロック
構成図であり、図3に示した従来構造と同一部分には同
一符号を付してある。即ち、0系と1系とで2重化さ
れ、各系を通った基準クロックを1重化装置コントロー
ラ21を通して1重化装置に供給するように構成してい
る。そして、この1重化装置コントローラ21には系切
換装置22の後段に位相ずれ吸収装置23を設けてい
る。この位相ずれ吸収装置23は、例えばPLLで構成
される。
【0009】この構成によれば、外部の基準クロック
は、例えば0系のクロック抽出装置01に入力され、そ
の出力データでクロック供給装置02は基準クロックに
同期される。その後、クロック供給装置02よりシステ
ム全体に分配される。つまり、クロック供給装置02か
ら出力されたクロックは、ネットワークコントローラ0
3とネットワーク04を通じて1重化装置コントローラ
21に与えられる。1重化装置コントローラ21では集
端機能05を通され、系切換装置22及び位相ずれ吸収
装置23を通して1重化装置31に出力される。
【0010】そして、系切換装置22が切り換えられた
ときには、1系のクロック抽出装置11、クロック供給
装置12、ネットワークコントローラ13、ネットワー
ク14を通して集端機能15を通された基準クロックが
位相ずれ吸収装置23を通して1重化装置31に出力さ
れることになる。このとき、0系と1系との間に素子遅
延の差、ケーブル長の相違等により位相ずれが生じてい
るときには、位相ずれ吸収装置23では、PLLの内部
回路にもつ時定数の時間をかけて徐々に切り換わった新
しい位相に近づいてゆく。その時定数を適当な値(数m
S位)に調整することにより、1重化装置31にはクロ
ックの切り換えによるクロックの乱れ等は全く見えず、
殆ど問題が無いクロックが供給される。
【0011】図2にその動作を示すクロックタイムチャ
ートを示す。クロック系を0系から1系に切り換える
と、位相ずれ吸収装置内のPLLの時定数で決められる
時間後、1重化装置供給クロックが切り換わったクロッ
クに同期している様子を示す。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2重化さ
れたクロック供給系を切り換える1重化装置コントロー
ラに、PLLで構成された位相ずれ吸収装置を設けてい
るので、位相のずれているクロックに切り換えたときに
も、PLLの時定数に拠って徐々にクロックが追従され
るため、クロックの乱れが生じることはなく、クロック
の切換時のクロックの乱れによる1重化装置の誤動作を
防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック供給装置の一実施例のブロッ
ク構成図である。
【図2】図1の装置のクロックタイムチャート図であ
る。
【図3】従来のクロック供給装置の一例のブロック図で
ある。
【図4】図3の装置のクロックタイムチャート図であ
る。
【符号の説明】
01〜05 0系 11〜15 1系 21 一重化装置コントローラ 22 系切換装置 23 位相ずれ吸収装置 31 1重化装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2重化されたクロック供給系のクロック
    を選択的に切り換えて1重化装置に供給する交換機のク
    ロック供給装置において、前記クロック供給系を切り換
    える系切換装置を有する1重化装置コントローラに、P
    LLで構成される位相ずれ吸収装置を設けたことを特徴
    とする交換機のクロック供給装置。
JP3306541A 1991-10-26 1991-10-26 交換機のクロツク供給装置 Pending JPH05122750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3306541A JPH05122750A (ja) 1991-10-26 1991-10-26 交換機のクロツク供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3306541A JPH05122750A (ja) 1991-10-26 1991-10-26 交換機のクロツク供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05122750A true JPH05122750A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17958283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3306541A Pending JPH05122750A (ja) 1991-10-26 1991-10-26 交換機のクロツク供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05122750A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557108B1 (ko) * 1998-08-21 2006-05-25 삼성전자주식회사 교환시스템의 타이밍 동기장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557108B1 (ko) * 1998-08-21 2006-05-25 삼성전자주식회사 교환시스템의 타이밍 동기장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0433056B2 (ja)
KR100882391B1 (ko) 심리스 클록
JPH05122750A (ja) 交換機のクロツク供給装置
JP2543138B2 (ja) 網同期装置および網同期方法
JP2602421B2 (ja) クロック受信分配システム
JP3288192B2 (ja) 同期クロック回路
JP2978884B1 (ja) クロック交絡分配装置
US6999546B2 (en) System and method for timing references for line interfaces
JPH0282812A (ja) クロック切換方式
JPH02166832A (ja) クロック発生装置のクロック位相制御回路
JP3930641B2 (ja) 現用系・予備系切替方法および切替装置
JP2585432B2 (ja) ビット位相同期回路
JP2713004B2 (ja) クロック供給方式
JPH02122317A (ja) クロック切り替え制御方式
JP2716294B2 (ja) 系切り替え方式
JP4192581B2 (ja) クロック切替装置
JPH04265016A (ja) Pll回路
JPH08335933A (ja) クロック回路
JPH02176916A (ja) クロック切替方式
JP2806661B2 (ja) 二重ループ形pll回路
JPH1168726A (ja) クロック切替え回路
JPH0145800B2 (ja)
JPS6028338A (ja) エラステイツクメモリのアドレス制御装置
JPS62192815A (ja) クロツク切替回路
JPH01314449A (ja) システムクロック発生システム