JPH05122736A - テレビ信号のデコーダ装置 - Google Patents

テレビ信号のデコーダ装置

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JPH05122736A
JPH05122736A JP3310064A JP31006491A JPH05122736A JP H05122736 A JPH05122736 A JP H05122736A JP 3310064 A JP3310064 A JP 3310064A JP 31006491 A JP31006491 A JP 31006491A JP H05122736 A JPH05122736 A JP H05122736A
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JP
Japan
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signal
circuit
video signal
video
control signal
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Pending
Application number
JP3310064A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nagata
宏 永田
Yasushi Hikichi
靖志 引地
Yoshihiko Ikemoto
良彦 池本
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSEデコーダ装置において、映像信号処
理用LSIの動作チェックを簡単にできるようにする。 【構成】 受信MUSE信号をA/D変換器3でデジタ
ル変換し、音声信号処理回路5、タイミング信号発生回
路7およびノンリニア回路9へ加える。タイミング信号
発生回路7は垂直ブランキング信号等のタイミング信号
を発生する。音声信号処理回路5はPCM音声信号を復
調再生する。ノンリニア回路9は映像信号をノンリニア
処理する。制御信号発生回路13はテスト輝度信号を発
生する。切換回路11は垂直ブランキング信号に基づき
垂直ブランキング期間にテスト輝度信号を選択し、垂直
ブランキング期間以外にノンリニア処理後の映像信号を
選択して映像信号処理回路15へ加える。映像信号処理
回路15はテスト輝度信号をテスト画像処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ信号のデコーダ装
置に係り、例えばハイビジョンと言われる高品位テレビ
ジョン放送に使用されるMUSE( Multiple Sub-Nyqu
ist SamplingEncording )放送方式において受信MUS
E信号をデコードするデコーダ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】MUSE放送方式は、ハイビジョン放送
を放送衛星の1チャンネル分の帯域で伝送するために案
出された帯域圧縮方式であり、1枚の画像中の画素(サ
ンプル点)を4フィールドに分けて伝送し、受信側では
受信MUSE信号をデジタル変換し、各フィールドのサ
ンプル点データを記憶して4フィールド分のデータで1
枚の画像を再生するものである。しかも、静止画像につ
いては、1フレーム前のサンプル点データによって現フ
レームにフレーム間内挿処理するとともに1フィールド
前のサンプル点データによって同様にフィールド間内挿
処理し、動画像については各フィールド毎に前後のライ
ンのサンプル点データによってフィールド内内挿処理す
る一方、静止画像領域と動画像領域が混在する画像につ
いては動き領域の程度に応じてフレーム間内挿およびフ
ィールド内内挿処理後の信号の混合比を調節可能にして
いる。
【0003】また、静止画像におけるカメラのパンやチ
ルト等の画像については送信側から伝送された動きベク
トル信号を検出し、1フレーム前の信号を動きベクトル
値だけずらしてフレーム間内挿処理やフィールド間内挿
処理している。さらに、MUSE放送方式では音声信号
を垂直帰線期間(垂直ブランキング期間)内にPCM信
号にして多重伝送しており、受信側でそのPCM信号か
ら音声信号をデジタル復調している。このように、MU
SE放送方式では受信MUSE信号をデジタル変換して
種々の信号処理を高速で行なうので、MUSE信号のデ
コーダ装置では多数の大規模集積回路(以下LSIと略
す)を用いてそれを可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のデコーダ装置では信号がデジタル処理されるから、こ
れを処理するLSIはその動作状態が正確であることが
要求され、製品の出荷時のみならずその後の適当な時期
にLSIを含めた回路動作を簡単に試験できることが好
ましい。また、従来のデコーダ装置では、受信MUSE
信号から分離検出した動きベクトル信号その他の制御信
号を映像又は音声信号系統とは別系統でLSIに加え、
フレーム間内挿処理およびフィールド間内挿処理を調節
したり、フィールド間内挿処理後の信号とフィールド内
内挿処理後の信号の混合比を調節する必要がある。さら
に、MUSE信号の受信状態に応じてLSIにおける映
像信号処理に必要な種々の設定値、例えばノイズリダク
ション動作のコアリング量の設定とか輝度信号強調動作
の強調点の設定等の設定値を映像信号系統とは別系統で
LSIに加えたり、更には起動時のLSI初期動作をチ
ェックしたり初期設定するために別の信号系統が必要と
なり、装置内の配線が複雑化する要因となっている。
【0005】本発明者は、MUSE信号について鋭意観
察検討を行なった結果、図5に示すように、MUSE信
号構成では垂直ブランキング期間に音声信号および付加
情報信号が多重される一方、受信側の映像信号系統では
垂直ブランキング期間に一定レベルの信号しか送らない
点に着目して、本発明を完成させた。本発明はこのよう
な状況の下になされたもので、簡単に映像処理回路の動
作試験ができるうえ、装置の配線の簡素化が容易なデコ
ーダ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、映像信号以外の信号を垂直ブランキ
ング期間に挿入させたデジタルテレビ信号から少なくと
もタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
と、そのデジタルテレビ信号中の映像信号をデコード処
理する映像信号処理回路とを有するテレビ信号のデコー
ダ装置であり、その映像信号処理回路の動作を制御する
制御信号を発生する制御信号発生回路と、そのタイミン
グ信号に基づき垂直ブランキング期間にその制御信号を
出力するとともに垂直ブランキング期間以外はデジタル
テレビ信号の映像信号を上記映像信号処理回路へ切換え
出力する切換回路とを有している。そして、上記制御信
号発生回路は映像信号処理回路で処理されるテスト用映
像信号をその制御信号として発生するよう形成可能であ
る。
【0007】また、上記タイミング信号発生回路はデジ
タルテレビ信号に含まれて伝送された画像再生情報を検
出するよう形成され、上記制御信号発生回路はその画像
再生情報に基づき映像信号処理回路における映像処理を
制御する信号をその制御信号として発生するよう形成可
能である。さらに、上記タイミング信号発生回路はデジ
タルテレビ信号の受信状態を検出するよう形成され、上
記制御信号発生回路はその受信状態に基づき映像信号処
理回路における動作可変信号をその制御信号として発生
するよう形成するとよい。さらにまた、上記制御信号発
生回路は映像信号処理回路の初期動作を確認又は設定す
る信号をその制御信号として発生するよう形成するとよ
い。そのうえ、上記制御信号発生回路はコード化処理し
た信号を上記各制御信号として切換回路へ出力するよう
形成するとよい。
【0008】
【作用】このような手段を備えた本発明では、タイミン
グ信号発生回路がデジタルテレビ信号からタイミング信
号を発生するとともに、制御信号発生回路が映像信号処
理回路の動作を制御する制御信号を発生し、切換回路が
そのタイミング信号に基づき垂直ブランキング期間にそ
の制御信号を、垂直ブランキング期間以外にはデジタル
テレビ信号中の映像信号を映像信号処理回路へ切換え出
力し、映像信号処理回路はその映像信号をデコード処理
する一方、その制御信号で動作制御される。そして、上
記制御信号発生回路が、映像信号処理回路で処理される
テスト用映像信号、伝送された画像再生情報に基づく映
像信号処理用の信号、受信状態に基づく映像信号処理動
作の可変用信号、更に映像信号処理回路の初期動作を確
認又は設定する信号を制御信号として発生すれば、これ
らの制御信号が垂直ブランキング期間に映像信号系によ
って上記映像信号処理回路へ送られ、この映像信号処理
回路における映像テスト、放送局側で意図した画像再
生、受信状態に応じた画像再生、および回路の初期動作
チェックがなされる。さらに、コード化処理した信号を
制御信号として切換回路へ出力するよう上記制御信号発
生回路を形成する構成では、簡素化された制御信号が映
像信号系によって上記映像信号処理回路へ送られる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図示しないチューナ回路によって中間周波数信号に
周波数変換されるとともにFM検波されたアナログMU
SE信号は、例えば8.1MHzのローパスフィルタ
(以下LPFと略す)1に接続され、このLPF1はア
ナログMUSE信号をデジタル変換するA/D変換器3
に接続されている。このA/D変換器3は音声信号処理
回路5、タイミング信号発生回路7およびノンリニア回
路9に接続されている。タイミング信号発生回路7は、
デジタルMUSE信号から同期信号を分離し、この同期
信号に基づいて各回路動作に必要なクロック信号を発生
し、各種のタイミング信号やこのタイミング信号の一種
である垂直ブランキング信号を発生出力する一方、垂直
ブランキング期間に多重伝送されているコントロール信
号から画像再生情報を取り出すものである。
【0010】画像再生情報は、カメラのパンやチルト等
により画像がどの程度動いているかを示す例えば水平の
4ビット動きベクトル信号や垂直の3ビット動きベクト
ル信号の他、フィールド判別情報を示す信号やモード切
換信号であり、送信側から伝送されてきた情報である。
タイミング信号発生回路7は、それら画像再生情報以外
に例えば受信MUSE信号のノイズレベル等のように受
信状態を検出してそのレベル信号も出力するようになっ
ている。音声信号処理回路5は、垂直ブランキング期間
に多重されているPCM音声信号を検出し、3値又は2
値変換および時間伸張して元のビットレートに戻した
後、データインターリーブ、誤り訂正およびPCM復調
し、更にD/A変換してアナログ音声信号に再生するも
のである。
【0011】ノンリニア回路9は、送信側で非線形エン
ファシス処理したMUSE信号を元に戻すもので、ディ
エンファシスおよび逆Γ補正特性を有し、映像信号を切
換回路11へ出力するものである。この切換回路11に
は制御信号発生回路13も接続されている。この制御信
号発生回路13は、例えば図2に示すように、制御信号
としてレベルが傾斜(ランプ)したテスト輝度信号を発
生して切換回路11へ出力するものである。制御信号発
生回路13で発生する制御信号としてはテスト輝度信号
の他に、テストカラーバー信号等のテスト用映像信号が
ある。
【0012】切換回路11には、タイミング信号発生回
路7から垂直ブランキング信号が加えられており、切換
回路11はこの垂直ブランキング信号によって垂直ブラ
ンキング期間には制御信号発生回路13からのテスト輝
度信号を選択し、垂直ブランキング期間以外ではノンリ
ニア回路9からの映像信号を選択して映像信号処理回路
15へ切換え出力するものである。映像信号処理回路1
5は、切換回路11に並列接続されたフレーム間内挿回
路17、動き領域検出回路19およびフィールド内内挿
回路21、その他の処理回路から形成され、デコーダの
主要部をなしている。フレーム間内挿回路17は、静止
画像の映像信号について前フレームのサンプル点データ
を現フレームに内挿して画像データを得るものであり、
図示しない後段のフィールド間内挿回路等に接続され
る。
【0013】カメラのパンやチルトに起因する動き画像
については、タイミング信号発生回路7からの動きベク
トル信号によって前フレームのデータ位置を水平および
垂直方向に移動させ、現フレームの位置に合せて各内挿
処理するよう形成されている。フィールド内内挿回路2
1は動画像の映像信号について1ライン毎に現フィール
ド内の前後のラインを使用して画像データを近似的に補
間するものである。動き領域検出回路19は、2又は4
フレーム前と現フレームの同じサンプル点データの差を
検出したり、更にこれらの差を適応的に混合した領域検
出信号を出力するものである。映像信号処理回路15で
は、動き領域検出回路19からの領域検出信号に基づき
フレーム間内挿回路17およびフィールド内内挿回路2
1以降の映像信号を混合回路で適応的に混合し、D/A
変換回路でD/A変換し、逆マトリックス回路等で3原
色信号に再生して出力するよう形成されている。なお、
混合回路、D/A変換回路および逆マトリックス回路の
図示を省略した。そして、上述した各回路は、複数のL
SIを組合せて構成される。
【0014】次に上述した本発明のデコーダ装置の動作
を簡単に説明する。チューナ回路でFM復調されたアナ
ログMUSE信号はLPF1で8.1MHz以上が減衰
され、A/D変換器3でデジタル変換されて音声信号処
理回路5、タイミング信号発生回路7およびノンリニア
回路9に加えられる。タイミング信号発生回路7では、
分離した同期信号を出力するとともに、この同期信号か
らクロック信号、各タイミング信号、垂直ブランキング
信号、画像再生情報、ノイズレベル等を発生又は検出し
て切換回路11および映像信号処理回路15へ出力す
る。音声信号処理回路5では、垂直ブランキング期間に
多重されているPCM音声信号を符号修正してPCM復
調し、アナログ音声信号を再生する。映像信号はノンリ
ニア回路9にてディエンファシスおよび逆Γ補正処理さ
れ、切換回路11へ出力される。この切換回路11には
制御信号発生回路13からのテスト輝度信号が加えられ
ており、この切換回路11は垂直ブランキング期間にテ
スト輝度信号を選択し、垂直ブランキング期間以外に映
像信号を選択して映像信号処理回路15へ加える。
【0015】映像信号処理回路15では、フレーム間内
挿回路17が静止画像の映像信号をフレーム間内挿処理
し、フィールド内内挿回路21が動画像の映像信号をフ
ィールド内内挿処理し、動き領域検出回路19が静止画
像領域と動画像領域を検出し、この領域検出信号に基づ
きフレーム間内挿回路17およびフィールド内内挿回路
21以降の映像信号を適応的に混合し、D/A変換する
とともに3原色信号に再生する。そのため、映像信号処
理回路15を形成するLSI中にテスト輝度信号を記憶
する記憶回路を有する制御信号発生回路13を形成する
とともに垂直ブランキング期間中にそのテスト輝度信号
を再生処理するようにそのLSIを形成しておけば、映
像信号処理回路15において例えば最上位や最下位ビッ
ト誤り動作が生じると、垂直同期信号をずらせた再生画
像上の垂直ブランキング期間のテスト輝度信号に係る再
生画像が乱れたり変化するから、映像信号処理回路15
におけるビット落ち等の映像信号処理動作をテストでき
るし、映像信号処理回路15中の信号レベル調整も可能
となる。
【0016】制御信号発生回路13でテストカラーバー
信号を発生させると、同様にカラー信号に対する映像信
号処理回路15の映像再生動作をテストできる。そのた
め、デコーダ装置に外部のテスト映像信号発生装置を接
続することなく、デコーダ装置自体で自己テスト可能と
なる。本発明のデコーダ装置では、タイミング信号発生
回路7からの動きベクトル信号やフィールド判別信号等
の画像再生情報を制御信号発生回路13へ加え、この制
御信号発生回路13から動きベクトル信号等の画像再生
情報を発生させることも可能である。また、タイミング
信号発生回路7にて検出した受信MUSE信号の受信状
態、例えばノイズレベルを制御信号発生回路13へ加
え、この制御信号発生回路13からノイズレベル信号を
発生させることも可能である。
【0017】そして、映像信号処理回路15を形成する
LSIについて、映像信号系統からそれら動きベクトル
信号やノイズレベル信号を検出可能に形成すれば、映像
信号処理回路15における静止画像および動画像を適応
的に混合して映像再生可能となるし、ノイズレベルに応
じて信号処理用のコアリングレベル量を可変して良好な
再生画像を維持できる。しかも、それらLSIに対して
は動きベクトル信号やノイズレベル信号を加える制御用
配線が不要になり、配線の簡素化を図ることができるう
え、LSIの端子数が減少する。
【0018】ところで、LSIは動作起動時に動作確認
するいわゆるイニシャライズ・チェックが必要な場合が
ある。そこで、上述した制御信号発生回路13において
タイミング信号発生回路7からのタイミング信号に基づ
き初期動作の確認信号や設定値信号を発生するように形
成し、切換回路11から垂直ブランキング期間中に映像
信号処理回路15へ出力可能に構成してもよい。このよ
うに、映像信号処理回路15を形成するLSIの初期動
作確認や設定用の信号を映像信号系統を介して映像信号
処理回路15へ出力すれば、図3に示すように、チェッ
クや動作設定のために順次LSI23、LSI25・・
・を選択する専用の制御用配線が不要となり、配線の簡
素化を図ることができるうえ、LSIの端子数を減少で
きる。この点、図4に示すように、従来の構成ではLS
I23、LSI25・・・を選択するいわゆる3線バス
と言われる制御用配線が必要となるうえ、各LSI2
3、LSI25・・・にも制御用端子が必要であった。
【0019】また、本発明において制御信号発生回路1
3では、画像再生情報信号の符号誤りを修正してからデ
コードし、その後に簡単なコードに変換して切換回路1
1へ出力可能に形成すると、映像信号処理回路15にお
ける制御信号の判別処理が簡単となる。制御信号発生回
路13からの受信状態検出信号や初期の動作確認又は設
定信号についても、同様に簡単なコードに変換して出力
するとよい。さらに、本発明では、切換回路11をノン
リニア回路9の前段に配置する構成も可能であるし、別
途外部のA/D変換器でデジタル変換されたテレビ信号
を入力する構成でも実施可能である。上述した各実施例
は、MUSE信号についてのデコーダ装置を例にして説
明したが、本発明では映像信号以外の信号を垂直ブラン
キング期間に挿入させたテレビ信号において広く実施可
能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデコーダ装
置は、切換回路において垂直ブランキング期間には制御
信号発生回路で発生した制御信号を、垂直ブランキング
期間以外にはデジタルテレビ信号中の映像信号を切換え
選択して映像信号処理回路へ出力する構成としたから、
制御信号として例えば映像信号処理回路のテスト用映像
信号をその制御信号としてを発生すれば、テスト用映像
信号が垂直ブランキング期間に映像信号系統によってそ
の映像信号処理回路へ送られ、映像信号処理回路におけ
る画像テストを簡単にできる。しかも、制御信号として
画像再生情報用の信号、受信状態検出信号および初期動
作の確認又は設定用信号を制御信号発生回路から発生す
る構成では、それらの制御信号用の別の配線が不要とな
って装置が簡素化されるうえ、回路を構成するLSIの
端子数を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデコーダ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中の制御信号発生回路からのテスト映像信
号の一例を示す波形図である。
【図3】本発明との関係で映像信号処理回路の一例を示
すブロック図である。
【図4】従来例との関係で映像信号処理回路の一例を示
すブロック図である。
【図5】MUSE信号構成の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 ローパスフィルタ(LPF) 3 A/D変換器 5 音声信号処理回路 7 タイミング信号発生回路 9 ノンリニア回路 11 切換回路 13 制御信号発生回路 15 映像信号処理回路 17 フレーム間内挿回路 19 動き領域検出回路 21 フィールド内内挿回路 23、25 LSI
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池本 良彦 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号以外の信号を垂直ブランキング
    期間に挿入させたデジタルテレビ信号から少なくともタ
    イミング信号を発生するタイミング信号発生回路と、 前記デジタルテレビ信号中の映像信号をデコード処理す
    る映像信号処理回路と、 を具備するテレビ信号のデコーダ装置において、 前記映像信号処理回路の動作を制御する制御信号を発生
    する制御信号発生回路と、 前記タイミング信号に基づき前記垂直ブランキング期間
    に前記制御信号を出力するとともに前記垂直ブランキン
    グ期間以外は前記デジタルテレビ信号の映像信号を前記
    映像信号処理回路へ切換え出力する切換回路と、 を有してなることを特徴とするテレビ信号のデコーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御信号発生回路は、前記映像信号
    処理回路で処理されるテスト用映像信号を前記制御信号
    として発生する請求項1記載のテレビ信号のデコーダ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング信号発生回路は前記デジ
    タルテレビ信号に含まれて伝送された画像再生情報を検
    出するよう形成され、前記制御信号発生回路は前記画像
    再生情報に基づき前記映像信号処理回路における映像処
    理を制御する信号を前記制御信号として発生する請求項
    1記載のテレビ信号のデコーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング信号発生回路は前記デジ
    タルテレビ信号の受信状態を検出するよう形成され、前
    記制御信号発生回路は前記受信状態に基づき前記映像信
    号処理回路における動作可変信号を前記制御信号として
    発生する請求項1記載のテレビ信号のデコーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御信号発生回路は、前記映像信号
    処理回路の初期動作を確認又は設定する信号を前記制御
    信号として発生する請求項1記載のテレビ信号のデコー
    ダ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号発生回路は、コード化処理
    した信号を前記制御信号として前記切換回路へ出力する
    請求項3〜5のいずれか1項記載のテレビ信号のデコー
    ダ装置。
JP3310064A 1991-10-30 1991-10-30 テレビ信号のデコーダ装置 Pending JPH05122736A (ja)

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