JPH05122121A - 自動車電話 - Google Patents

自動車電話

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Publication number
JPH05122121A
JPH05122121A JP3283208A JP28320891A JPH05122121A JP H05122121 A JPH05122121 A JP H05122121A JP 3283208 A JP3283208 A JP 3283208A JP 28320891 A JP28320891 A JP 28320891A JP H05122121 A JPH05122121 A JP H05122121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
noise signal
noise
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3283208A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Natori
誠 名取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3283208A priority Critical patent/JPH05122121A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲に騒音がある場合であっても良好な通話
が行なえるようにする。 【構成】 周波数特性の違いから、音声信号のレベルと
ノイズ信号のレベルがレベル測定器5で測定される。そ
して、レベル測定器5の出力信号に基いて、聴感データ
がメモリ9から読み出され、その聴感データに基いて、
音声信号に対して、周波数特性の補正およびレベルの補
正がかけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるハンズフリー
機能に使用して好適な自動車電話に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、小ゾーン方式自動車電話(セル
ラー電話)が車内で用いられる場合、運転時の安全性を
確保するため、いわゆるハンズフリー機能が付加されて
いるのが一般的である。
【0003】この場合、スピーカから出力される音声信
号のレベルは、車内の騒音(ノイズ)信号のレベルに従
って、相対的に上下される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に音
声信号のレベルが上下される構成では、場合によって
は、使用者が聞き取りにくいという不都合がある。
【0005】本発明の目的は、周囲の騒音の影響が極め
て少なく、良好な通話が行なえる自動車電話を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車電話
は、例えば図1に示されるように、音声信号とノイズ信
号とが共に入力される入力手段1と、入力された音声信
号とノイズ信号との周波数特性の違いに基いて、音声信
号とノイズ信号のレベルが各々測定される測定手段5
と、ノイズ信号のレベルに対応する所望の音声信号レベ
ルに関するデータが記憶される記憶手段9と、測定され
たノイズ信号のレベルに対応するとともに記憶されたデ
ータに基いて、測定された音声信号のレベルおよび周波
数特性が各々補正される補正手段7,13,15と、補
正された音声信号が出力される出力手段17とを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明に係る自動車電話では、測定されたノイ
ズ信号のレベルに応じて、測定された音声信号のレベル
および周波数特性が補正されて出力される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る自動車電話の好適な実施
例を、図面に基いて説明する。図1において、マイク1
からは、音声とノイズが集音され、マイク1から出力さ
れる音声信号とノイズ信号は、アンプ3で増幅されてレ
ベル測定器5に入力される。
【0009】レベル測定器5は、例えばFFTが用いら
れ、入力された信号がフーリエ変換され、入力された音
声信号とノイズ信号とは、それらの周波数特性の違いに
基いて、各々レベルが測定される。
【0010】また、メモリ9には、ノイズ信号に対し
て、最適と考えられる音声信号に関するデータ(すなわ
ち、ノイズがある場合であっても、使用者が明瞭に聞き
取れる音声信号のレベルに関するデータ;聴感データ)
が記憶されている。
【0011】そして、レベル測定器5の出力信号がCP
U7に入力されるのに応答して、CPU7では聴感デー
タがメモリ9から読み出され、その聴感データに基い
て、電話出力回路11から出力される音声信号の周波数
特性(f特)およびレベルが、各々f特補正回路13、
レベル補正回路15で行なわれる処理が行なわれる。
【0012】このようにして、周波数特性およびレベル
が補正された音声信号は、スピーカ17から出力され、
使用者はスピーカ17からの出力音声を聴くことにな
る。
【0013】以上説明したように、この実施例では、レ
ベル測定器5でノイズ信号のレベルが測定され、レベル
測定器5の出力信号に応じて、メモリ9から読み出され
た聴感データに基いて、電話出力回路11の出力信号に
対して、周波数特性とレベルの補正がかけられる。
【0014】従って、周囲にノイズがある場合であって
も、使用者は、スピーカ17からの音声出力を良好に聞
き取ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係る自動車電話では、測定されたノイズ信号のレベル
に応じて、測定された音声信号のレベルおよび周波数特
性が補正されて出力されるので、騒音の影響が極めて少
なく、相手方の音声の聞き取りが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車電話の好適な実施例の要部
回路構成図である。
【符号の説明】
1 マイク 5 レベル測定器 7 CPU 9 メモリ 13 f特補正回路 15 レベル補正回路 17 スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号とノイズ信号とが共に入力され
    る入力手段と、 入力された音声信号とノイズ信号との周波数特性の違い
    に基いて、音声信号とノイズ信号のレベルが各々測定さ
    れる測定手段と、 ノイズ信号のレベルに対応する所望の音声信号レベルに
    関するデータが記憶される記憶手段と、 測定されたノイズ信号のレベルに対応するとともに記憶
    されたデータに基いて、測定された音声信号のレベルお
    よび周波数特性が各々補正される補正手段と、 補正された音声信号が出力される出力手段とを有するこ
    とを特徴とする自動車電話。
JP3283208A 1991-10-29 1991-10-29 自動車電話 Pending JPH05122121A (ja)

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JP3283208A JPH05122121A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 自動車電話

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JP3283208A JPH05122121A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 自動車電話

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JPH05122121A true JPH05122121A (ja) 1993-05-18

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JP (1) JPH05122121A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07273840A (ja) * 1994-03-25 1995-10-20 Nec Corp 音声帯域制御機能を有する移動電話機
JP2010109992A (ja) * 1999-03-30 2010-05-13 Qualcomm Inc 移動電話内のスピーカ利得およびマイクロフォン利得を自動的に調整するための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07273840A (ja) * 1994-03-25 1995-10-20 Nec Corp 音声帯域制御機能を有する移動電話機
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