JPH0512065Y2 - - Google Patents

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JPH0512065Y2
JPH0512065Y2 JP1984180550U JP18055084U JPH0512065Y2 JP H0512065 Y2 JPH0512065 Y2 JP H0512065Y2 JP 1984180550 U JP1984180550 U JP 1984180550U JP 18055084 U JP18055084 U JP 18055084U JP H0512065 Y2 JPH0512065 Y2 JP H0512065Y2
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JP
Japan
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light
card
sound
generating circuit
back plate
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JP1984180550U
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JPS6195570U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案はクリスマスカード、バレンタインカ
ード、バースデイーカード等のカードを開くと音
(例えばメロデイー、人の音声)が出て、所定位
置から光が順次点滅されるようになつていると共
に、香りを発するようになつている音、光と香り
の出るカードに関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 従来よりクリスマスカード、バレンタインカー
ド、バースデイーカード、結婚記念カード、引出
物カード等の挨拶あるいは記念カード等から音や
光を発生させる工夫が種々なされている。音や光
を発生させる装置は、マイクロ電池やIC等の半
導体素子を用いて小型化かつ薄型化することが可
能であるが、このようなカードを更に楽しいもの
にするために、絵柄にふさわしい香りを出すもの
はなかつた。
(考案の目的) この考案はかかる事情よりなされたものであ
り、カードが閉じられている時には通常のカード
と同じであり、カードを開いた時にそのカードに
適した音や光を発生させる回路を正確かつ確実に
作動できる光スイツチ手段を用いて、音による音
響効果や光による視覚効果を楽しめるようにする
と共に、香りを発生するようにした多機能を有す
るカードを提供することを目的とする。
(考案の概要) この考案は音、光と香りの出る折り畳み式カー
ドに関するもので、音発生回路と、パルス発振器
及びリングカウンタを装着した光発生回路と、音
発生回路に接続されたスピーカと、光発生回路に
接続され裏板内側の所要部位を発光させる発光素
子と、音発生回路及び光発生回路にそれぞれ電力
を供給する電池と、音発生回路及び光発生回路を
それぞれ光の検出によつてオンオフする光スイツ
チ手段とを一体的にかつ平板状に構成して音及び
光発生装置とし、この音及び光発生装置を裏板内
に、上記発光素子が裏板に描かれた絵柄の所定位
置に対応するように埋設、貼着し、カードの開閉
に応じて光スイツチ手段をオンオフすると共に、
カードの全体もしくはカードの一部を芳香シート
で構成するようにしたものである。
(考案の実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示すカード1の
概略構造を示すものであり、カード1は表紙2を
開いて利用されるようになつており、このカード
の目的(この例では母の日のプレゼントカード)
が絵柄や文字等で表紙2の裏面及びカードの一端
を折り返して構成した裏板3に表現されており、
表紙2を開けると折曲された裏板3内に見えない
ように設けられている音及び光発生装置10が作
動して、このカード(この例では母の日のプレゼ
ントカード)に最も適した音楽(例えば“かたた
たき”)のメロデイーが流れると共に、裏板3に
描かれている母像30の目やネツクレスに埋め込
まれている発光素子31,32から光を発生する
ようにしている。ここで、カード1の材料は、裏
板3に描かれている赤いカーネーシヨン20の香
りを発生する芳香シート40で成つている。芳香
シート40は第2図に示すようにベースとなる芳
香フイルム41と、この芳香フイルム41の両面
に層設された紙42及び43とで成つており、香
料が練り込まれた芳香フイルム41から序々に香
りが出て来るようになつている。芳香フイルム4
1になる樹脂は、ポリエチレンやポリプロピレ
ン、塩化ビ、EVA、ナイロン、ポリエステル等
の種類があり、これらの樹脂に一定の割合で付香
させて行くことにより作成される。この付香され
た樹脂をフイルムにするにはインフレーシヨン
法、Tダイ法、Tダイ押出し法があり、これらの
方法で出来たフイルム41を中間にし、その両面
に両面通気性の上質紙系の紙42及び43でラミ
ネートすることによつて芳香シート40が作成さ
れる。なお、芳香フイルム41の樹脂の組合せを
変えることによつて、香りの強度と寿命をコント
ロールすることが出来、長期保香性の芳香シート
40を実現できる。
ところで、音及び光発生装置10は裏板3の折
返しカバーで利用者には直接目で見えないように
埋設されており、この音及び光発生装置10に設
けられている光スイツチ手段11が表紙2の開閉
を光学的に検知するようになつている。光スイツ
チ手段11が光を検出できるように、裏板3には
光スイツチ手段11と対向する位置に小孔11A
(もしくは光透過性材料)が設けられており、利
用者によつて表紙2が開けられた時は、この小孔
11Aを通じて入射した光が光スイツチ手段11
をオンにし、電池から電力が供給されて音及び光
発生装置10が作動し音及び光を発生させる。
第3図A,Bはこの考案に適用することができ
る音及び光発生装置10の構造を示すものであ
り、音及び光発生装置10の各素子は矩形状の薄
い基板12の上に装着されており、薄い円板状の
マイクロ電池13は弾性作用を有する押え板16
で上部を押さえられ、着脱可能に基板12に装着
されており、音発生回路14、増幅器14A及び
光発生回路36を含んだIC素子10Aは基板1
2の回路パターンに装着されている。また、音を
外部に出力するためのスピーカ(圧電ブザー等)
15も薄型円形状に構成されており、基板12の
上部に装着されている。さらに、光を発生する発
光ダイオード31,32は裏板3に描かれている
絵の所要部位(例えば目、ネツクレス等の強調し
たい位置)に埋め込まれており、リード線18を
通じて音及び光発生回路に接続されている。光ス
イツチ手段11はリード線17を介して一端が
IC素子10Aに、他端がマイクロ電池13の側
面に接触するように取付けられている。ここで、
音及び光発生装置10の回路構成を示すと第4図
のようになつており、光スイツチ手段11が光を
検出することにより回路系がオン状態となり、電
池13からIC素子10A及びスピーカ15に電
力が供給され、IC素子10A内の音発生回路1
4及び光発生回路36にも電力が供給される。な
お、光スイツチ手段11としてはpnpn光スイツ
チ、フオトダイオード、CdS,CdSe等の光電変
換素子が利用され得、光発生回路36は所定周波
数(例えば5Hz)で発振するパルス発振器34
と、パルス発振器34の出力パルスを計数して分
周するリングカウンタ35と、リングカウンタ3
5の出力をパワー増幅して発光ダイオード等の発
光素子31,32を発光する増幅器33とで構成
されている。
このような構成において、カード1は通常表紙
2及び裏板3が閉じられた状態で取引、販売され
るので、音及び光発生装置10の光スイツチ手段
11は光を検出できないのでオフとなつている。
従つて、第4図に示すように光スイツチ手段11
はオフとなつており、マイクロ電池13からの電
力は音発生回路14、光発生回路36及びスピー
カ15には供給されず、スピーカ15からの音
も、発光素子31,32からの光も発せられな
い。そして、カード1が販売されて利用者がカー
ド1を利用する段階になると、利用者は表紙2を
開けることになるので、音及び光発生装置10の
光スイツチ手段11が光を検出することにより、
回路系が導通する。つまり、第4図の回路構成で
光スイツチ手段11がオンするので、マイクロ電
池13からの電力が音発生回路14、光発生回路
36及びスピーカ15に供給され、音発生回路1
4から所定時間だけ出力される音声信号が増幅器
14Aを経てスピーカ15に、また、光発生回路
36からも所定時間だけ光発生信号が発生素子3
1,32にそれぞれ与えられ、音及び光が発生さ
れる。これにより、カード1の利用者はその表紙
2を開くと同時に、その内容に関連したメロデイ
ーを開くことができると共に、絵に埋め込まれた
発光素子31,32から光の動きを見ることがで
き、カード1から一層立体的な効果を楽しむこと
が可能となる。そして、カード1を開いた時から
所定時間が経過すると、音及び光発生装置10は
音声信号及び光信号の出力を停止するので、スピ
ーカ15からの音声と発光素子31,32からの
光は出力されなくなる。更に、カード1の表紙2
を閉じると外部からの光が遮られるので、光スイ
ツチ手段11がオフされることにより音及び光発
生装置10の音及び光の発生動作は停止される。
以上のようにこの考案のカードによれば、カー
ドを開くごとに音及び光を発生させることによ
り、目と耳からの立体的な効果を楽しむことが可
能となる。これと共に、カード全体を構成する芳
香シートによつて、カードを開く時にカードに応
じた香りをかぐこともできる。
なお、芳香シートはカードの一部、例えば裏板
3の折り返し部分として用いることも、全体を芳
香シートとして用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図、第2図
は芳香シートの一例を示す断面図、第3図Aはこ
の考案に用いる音及び光発生装置の概略構成を示
す平面図、同図Bはその側面図、第4図はこの音
及び光発生装置の回路構成図である。 1……カード、2……表紙、3……裏板、10
……音及び光発生装置、10A……IC素子、1
1……光スイツチ手段、12……基板、13……
マイクロ電池、14……音発生回路、15……ス
ピーカ、16……マイクロ電池押え板、17,1
8……リード線、31,32……発光素子、33
……増幅器、34……発振器、35……リングカ
ウンタ、36……光発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表紙と裏板とから成る折り畳み式カードにおい
    て、音発生回路と、パルス発振器及びリングカウ
    ンタを装着した光発生回路と、前記音発生回路に
    接続されたスピーカと、前記光発生回路に接続さ
    れ裏板内側の所要部位を発光させる発光素子と、
    前記音発生回路及び光発生回路にそれぞれ電力を
    供給する電池と、前記音発生回路及び光発生回路
    をそれぞれ光の検出によつてオンオフする光スイ
    ツチ手段とを一体的かつ平板状に構成して音及び
    光発生装置とし、この音及び光発生装置を前記裏
    板内に、前記発光素子が前記裏板に画かれた絵柄
    の所定位置に対応するように埋設、貼着し、前記
    カードの開閉に応じて前記光スイツチ手段をオン
    オフするようにすると共に、前記カード全体もし
    くはカードの一部を芳香シートで構成したことを
    特徴とする音、光と香りの出るカード。
JP1984180550U 1984-11-28 1984-11-28 Expired - Lifetime JPH0512065Y2 (ja)

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JP1984180550U JPH0512065Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6195570U JPS6195570U (ja) 1986-06-19
JPH0512065Y2 true JPH0512065Y2 (ja) 1993-03-26

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ID=30738102

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58157668U (ja) * 1982-04-14 1983-10-21 鈴木 速子 贈答用小間物
JPS59126293U (ja) * 1983-02-14 1984-08-25 松下電器産業株式会社 メロデイモジユ−ル
JPS59194967U (ja) * 1983-06-14 1984-12-25 株式会社 イムラ封筒 音声発生グリ−テイングカ−ド

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JPS6195570U (ja) 1986-06-19

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