JPH05120428A - 運動パラメータ抽出方式 - Google Patents

運動パラメータ抽出方式

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JPH05120428A
JPH05120428A JP3279699A JP27969991A JPH05120428A JP H05120428 A JPH05120428 A JP H05120428A JP 3279699 A JP3279699 A JP 3279699A JP 27969991 A JP27969991 A JP 27969991A JP H05120428 A JPH05120428 A JP H05120428A
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隆 鳥生
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、計算量を削減できるととも
に、正確な運動パラメータを求めることのできる運動パ
ラメータ抽出方式を提供することにある。 【構成】3次元座標系X,Y,Zにおいて運動する物体
を撮像することにより、2次元座標系x,yの画像平面
上に動画像を投影する画像入力手段1と、画像入力手段
1から出力される動画像に対して少なくとも二種類の空
間フィルタ処理を施す空間フィルタ処理手段3と、空間
フィルタ処理手段3からの各出力に対して時間微分及び
x方向の微分,y方向微分処理を施す微分処理手段5,
6と、微分処理手段5,6の各出力を用いて該各出力に
含まれる座標Z成分を消去することにより、物体の3次
元運動パラメータとして並進速度及び回転速度を算出す
る速度算出手段7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像平面上に投影され
た動画像の座標及び速度に基づき、3次元運動パラメー
タとしての物体の並進速度及び回転速度を抽出する運動
パラメータ抽出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元上で運動する物体をTVカ
メラなどにより撮像して画像平面上に投影し、得られた
2次元上の動画像の座標及び速度から、3次元上の物体
の並進速度及び回転速度を抽出する運動パラメータ抽出
方式が知られている。
【0003】図7は従来のこの種の運動パラメータ抽出
方式の原理図である。図7において、X,Y,Zは、運
動する物体上の点の座標を示し、その点が画像平面上に
投影された点の座標をx,yで示すものとする。ここ
で、座標系の原点は、TVカメラのレンズの中心に設定
している。また、レンズの焦点距離は、1であるとす
る。このとき、座標X,Y,Zと座標x,yとは、次の
関係式を満たす。
【0004】 x=X/Z,y=Y/Z ・・(1) また、物体が運動パラメータとして、並進速度TX
Y,TZと、回転速度WX,WY,WZで運動したとき、
画像平面上の点x,yは次式で算出される速度VX,VY
を有する。 VX=−WXxy−WY(l+x2)−WZy+(TX−TZx)/Z VY= WYxy−WX(l+y2)+WZx+(TY−TZy)/Z ・・(2) 一方、時刻tにおける画像平面上の各点の明るさをI
(x,y,t)とする。画像平面上の各点は、VX,VY
の速度で動いているので、時刻tにおいて座標x,yの
位置にあった点は、時刻t+dtでは、x+VXdt,
y+VYdtの位置に移動する。移動中に各点の明るさ
が変化しない、すなわち、時刻tにおける画像と時刻t
+dtにおける画像の互いに対応する点の明るさが等し
いとすれば、次式が成立する。
【0005】 I(x,y,t)=I(x+VXdt,y+VYdt,t+dt) ・・(3) 従って、(3)式を偏微分すると、次式が成立する。 ∂I/∂xVX+∂I/∂yVY+∂I/∂t=0 ・・(4) ここで、(2)式の速度VX,VYを(4)式に代入する
と、画像の明るさI(x,y,z)と運動パラメータT
X,TY,TZ,WX,WY,WZと、画像の各点毎の奥行き
座標Zとの関係を表す次式が得られる。
【0006】 ∂I/∂x{−WXxy+WY(l−x2)−WZy+(TX−TZx)/Z} + ∂I/∂y{WYxy−WX(l+y2)+WZx+(TY−TZy)/Z} +∂I/∂t=0 ・・(5) この(5)式は、画像の各点で成立する。この(5)式
を解けば、運動パラメータと奥行き座標が得られると予
想される。
【0007】しかしながら、方程式が画像の画素の数だ
け存在するのに対して、未知数として、奥行き座標Z
(x,y)が画像の画素の数だけ存在するとともに、運
動パラメータが6個も存在する。このため、未知数の数
が式の数よりも多いから、(5)式によって解を求める
ことはできない。
【0008】そこで、従来では奥行き座標が滑らかに変
化するなどの制約条件を付加することにより、運動パラ
メータや奥行き座標を算出していた。例えば(5)式の
左辺の二乗を全ての画素に対してたし合わせた結果と、
奥行き座標Z(x,y)のx方向の微分の二乗とy方向
の微分の二乗との和を全ての画素に対してたし合わせた
結果との総和を、最小にするように解を求めていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法を用いて解を得るためには、解の初期値を
与えたあと、前記総和が最小になるように解を繰り返し
更新していくという繰り返し計算が必要となるため、計
算量が膨大になるという問題があった。また、繰り返し
計算によって、必ずしも正しい解に収束するとは限らな
かった。
【0010】本発明の目的は、計算量を削減できるとと
もに、正確な運動パラメータを求めることのできる運動
パラメータ抽出方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために、第1の発明として図1に示
す構成とした。3次元座標系(X,Y,Z)において運
動する物体を撮像することにより、2次元座標系(x,
y)の画像平面上に動画像を投影する画像入力手段1
と、この画像入力手段1から出力される動画像に対して
少なくとも二種類の空間フィルタ処理を施す空間フィル
タ処理手段3と、この空間フィルタ処理手段3からの各
出力に対して時間微分及びx方向の微分,y方向微分処
理を施す微分処理手段5,6と、この微分処理手段5,
6の各出力を用いて該各出力に含まれる座標Z成分を消
去することにより、前記物体の3次元運動パラメータと
して並進速度及び回転速度を算出する速度算出手段7と
を備えている。
【0012】また、第2の発明として図2に示す構成と
した。3次元座標系X,Y,Zにおいて運動する物体を
撮像することにより、2次元座標系x,yの画像平面上
に動画像を投影する画像入力手段1と、この画像入力手
段1から出力される動画像の中から少なくとも二種類の
スペクトルバンドを抽出する色フィルタ処理手段11
と、この色フィルタ処理手段11の各出力に対して時間
微分及びx方向の微分,y方向の微分処理を施す微分処
理手段5,6と、この微分処理手段5,6の各出力を用
いて該各出力に含まれる座標Z成分を消去することによ
り、物体の3次元運動パラメータとして並進速度及び回
転速度を算出する速度算出手段7とを備えている。
【0013】また、より好適には次のようにするのがよ
い。すなわち、速度算出手段7は、微分処理手段5,6
の各出力に基づき座標Z成分を算出することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、次のような作用を呈する。画
像入力手段からの動画像に空間フィルタ処理手段で二種
類のフィルタ処理を施し、得られた各出力に微分処理手
段で時間微分及び空間微分を施し、得られた各出力を用
いて速度算出手段で該各出力に含まれる座標Z成分を消
去し、物体の3次元運動パラメータとして並進速度及び
回転速度を算出するようにした。
【0015】また、画像入力手段からの動画像に色フィ
ルタ処理手段でフィルタ処理を施し、得られた各出力に
微分処理手段で時間微分及び空間微分を施し、得られた
各出力を用いて速度算出手段で該各出力に含まれる座標
Z成分を消去し、物体の3次元運動パラメータとして並
進速度及び回転速度を算出するようにした。
【0016】また、必要があれば、微分処理手段の各出
力を解くことで、奥行き座標Zも得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。 <実施例1>図3は本発明に係る運動パラメータ抽出方
式を実現するための実施例1の構成ブロック図である。
図4は運動パラメータ抽出方式を説明するためのフロー
図である。図3及び図4を参照して実施例1を説明す
る。
【0018】図3において、TVカメラ1は、図7に示
すように3次元座標系(X,Y,Z)において運動する
物体を撮像することにより、2次元座標系(x,y)の
画像平面上に動画像を投影し(ステップ101)、その
出力をディジタル信号に変換するためのA/D変換器2
に出力する。
【0019】A/D変換器2からのディジタル信号出力
は、空間フィルタ回路3a,3bに取り込まれる。空間
フィルタ回路3a,3bは、A/D変換器2からのディ
ジタル化された動画像に対して後述する(6)式、
(7)式に従って、少なくとも二種類の空間フィルタ処
理を施す(ステップ102)。ここで、空間フィルタ回
路3a,3bとは、ある点を中心として正方形(すなわ
ち、n×n(nは整数))または円形視野内の画像濃度
の重み付き平均値を求め、その値を再びその点の濃度と
するものである。例えばある点(x,y)を中心として
3×3の平方領域の各点の濃度の重み付き平均値を求
め、フィルタ処理後の画像の新しい濃度とするものであ
り、3×3の行列の各要素の値は、3×3画素領域の各
点の濃度に与える重み係数である。
【0020】すなわち、空間フィルタ回路3a,3b
は、2次元ディジタル画像において、画像の平滑化、す
なわち積分操作を行って雑音を除去するものである。し
たがって、空間フィルタ回路3a,3bは、入力画像I
(x,y,t)に対して二種類の空間フィルタfl
(x,y),fl(x,y)を施し次式を得る。
【0021】 I1(x,y,t)=∫f1(x−y’,y−y’)I1(x’,y’,t) dx’dy’ ・・(6) I2(x,y,t)=∫f2(x−y’,y−y’)I2(x’,y’,t) dx’dy’ ・・(7) 遅延回路4a,4bは、空間フィルタ回路3a,3bか
らのフィルタ処理された動画像を一定時間だけ遅延保持
するものであり、画像メモリなどで構成されている。
【0022】時間微分回路5a,5bは、遅延回路4
a,4bで一定時間だけ遅延されたフィルタ処理画像
(1時刻前の画像)と空間フィルタ回路3a,3bから
の直前のフィルタ処理画像との差をとることにより、時
間微分処理を行なう(ステップ103)。
【0023】x方向微分回路6aー1,6bー1は、空
間フィルタ回路3a,3bからの出力に対してx方向の
微分処理を施し、y方向微分回路6aー2,6bー2
は、空間フィルタ回路3a,3bからの出力に対してy
方向の微分処理を施す(ステップ104)。
【0024】すなわち、(6)(7)式に示す二つの画
像に対して(5)式に相当する式をたてる。 ∂I1/∂x{−WXxy+WY(l−x2)−WZy+(TX−TZx)/Z} +∂I1/∂y{WYxy−WX(l+y2)+WZx+(TY−TZy)/Z} +∂I1/∂t=0 ・・(8) ∂I2/∂x{−WXxy+WY(l−x2)−WZy+(TX−TZx)/Z} +∂I2/∂y{WYxy−WX(l+y2)+WJx+(TY−TZy)/Z} +∂I2/∂t=0 ・・(9) 次に時間微分回路5a,5b,x方向微分回路6aー
1,6bー1,y方向微分回路6aー2,6bー2から
の各出力が運動パラメータ算出回路7に取り込まれる。 <運動パラメータ算出回路の動作説明>運動パラメータ
算出回路7は、x方向微分回路6aー1,6bー1,y
方向微分回路6aー2,6bー2の各出力を用いて該各
出力に含まれる座標Z成分を消去することにより、物体
の3次元運動パラメータとして並進速度及び回転速度を
算出すべく、次のような計算を行なう。
【0025】まず、(8)(9)式から座標成分Zを消
去して、次式を求める。 UXXXX+UYYYY+UZZZZ+UXYXY+UZXZX+FXX+FYY+FZZ =0 ・・(10) ここで、 UXX={(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y)} (1+y2)/2 UYY={(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y)} (1+x2)/2 UZZ={(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y)} (x2+y2)/2 UXY=−{(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y) }xy UYZ=−{(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y) }y UZX=−{(∂I1/∂x)(∂I2/∂y)−(∂I2/∂x)(∂I1/∂y) }x ・・(11) FX=+(∂I2/∂x)(∂I1/∂t)−(∂I1/∂x)(∂I2/∂t) FY=+(∂I2/∂y)(∂I1/∂t)−(∂I1/∂y)(∂I2/∂t) FZ=−y(∂I2/∂y)(∂I1/∂t)+y(∂I1/∂y)(∂I2/∂t )−x(∂I2/∂x)(∂I1/∂t)+x−(∂I1/∂x)(∂I2/∂t) ・・(12) AXX=2WXXYY=2WYYZZ=2WZZXY=WXY+WYXYZ=WYZ+WZYZX=WZX+WXZ ・・(13) (10)式は、画像の各点で成立するので、画像におけ
る画素数だけの方程式が得られる。一方、未知数は運動
パラメータ6個だけであるので、解を求めるのに十分な
式が得られた。 <(10)式の解法>次に(10)式の解き方の一例を
示す。(10)式は画像の各点で成立するので、(1
0)式の左辺を二乗したものをその物体が画像上で占め
る全ての領域内の点にわたってたし合わせたものも、零
に等しい。
【0026】 ∫(UXXXX+UYYYY+UZZZZ+EXYXY+UZXZX+FXX+FYY+ FZZ2dxdy=0 ・・(14) しかし、実際には画像上にノイズが含まれるので、(1
4)式は必ずしも成立しない。そこで、(14)式の左
辺が最小になる解を求める。ここで、AXX,A YY
ZZ,AXY,AYZ,AZX,TX,TY,TZを独立な未知
変数と見なせば、(14)式の左辺を最小にする解は、
次式で定義される観測行列Sの最小固有値に対応する固
有ベクトルに等しい。
【0027】 S=∫UUdxdy ・・(15) ただし、 U=(UXX,UYY,UZZ,UXY,UYZ,UZX,FX
Y,FZ) である。
【0028】前記(15)式によって観測行列Sを算出
し(ステップ105)、この観測行列Sの最小固有値に
対応する固有ベクトルを算出することで、(13)式で
定義されるAXX,AYY,AZZ,AXY,AYZ,AZX及び並
進速度TX,TY,TZを得る(ステップ106)。さら
に(13)式をWX,WY,WZについて解くことによっ
て回転速度も求めることができる(ステップ107)。
【0029】よって、従来のように繰り返し計算を行な
うことなく動画像から物体の3次元運動のパラメータを
算出できるので、計算量を削減できるとともに、誤った
解への収束を回避できる。なお、運動パラメータが得ら
れれば、(8)式または(9)式をZについての方程式
と見なして解けば、各画素毎に奥行きZが得られる(ス
テップ108)。
【0030】さらに、運動パラメータ算出回路7で得ら
れた3次元運動パラメータデータをパラメータメモリ8
に格納しておき、後にこれらのパラメータデータを産業
用ロボットの位置座標データとして用いることもでき
る。 <実施例2>次に本発明の実施例2について説明する。
図5は実施例2の構成ブロック図、図6は実施例2の運
動パラメータ抽出方式を説明するためのフロー図であ
る。
【0031】実施例2が実施例1に対して特徴とすると
ころは、入力画像に二種類の空間フィルタ回路3a,3
bを施す代わりに、カラー画像を入力する時のように動
画像の中から少なくとも二種類のスペクトルバンドを抽
出するための色フィルタを施す色フィルタ回路11a,
11bを用いた点にある。色フィルタ回路11a,11
bは、カラー用TVカメラに内蔵されているものとす
る。なお、実施例2のその他の構成は、実施例1の構成
と同一である。
【0032】例えば、TVカメラ1で動画像を入力して
(ステップ101)、A/D変換器2でディジタル画像
に変換し、このディジタル画像に対して色フィルタ回路
11aで赤のフィルタを施し(ステップ202)、画像
Ir(x,y,z)を得る。また、ディジタル画像に対
して色フィルタ回路11bで緑のフィルタを施し、画像
Ig(x,y,t)を得る。
【0033】そして、画像Ir(x,y,z)と画像I
g(x,y,t)とを用いて、以下、前述した実施例1
と同様な処理を行なう(ステップ103〜108)。こ
のように色フィルタ回路11a,11bを用いても、繰
り返し演算を行なうことなく、前記実施例1と同様に運
動パラメータとして並進速度,回転速度及び奥行き座標
を求めることができる。なお、色フィルタは上述した2
つの色以外であってもよい。
【0034】また、上述した実施例では、直交座標系に
ついて説明したが、本発明は円柱座標系、極座標系に適
用可能である。円柱座標の場合には、 x=rcosθ y=rsinθ によって円柱座標(r,θ)を導入する。このとき、 ∂/∂x=cosθ・∂/∂r−(sinθ・∂/∂θ)/r ∂/∂y=sinθ・∂/∂r+(cosθ・∂/∂θ)/r 従って、前述した式(11)(12)のUXX,UYY,U
ZZ・・・は以下のようになる。 UXX=(1+r2sin2θ){(∂I1/∂r)(∂I2
∂θ)−(∂I2/∂r)(∂I1/∂θ)}/2r UYY=(1+r2cos2θ){(∂I1/∂r)(∂I2
∂θ)−(∂I2/∂r)(∂I1/∂θ)}/2r UZZ=r{(∂I1/∂r)(∂I2/∂θ)−(∂I2
/∂r)(∂I1/∂θ)}/2 UXY=−rcosθsinθ{(∂I1/∂r)(∂I2/∂
θ)−(∂I2/∂r)(∂I1/∂θ)} UYZ=−sinθ{(∂I1/∂r)(∂I2/∂θ)−
(∂I2/∂r)(∂I1/∂θ)} UZX=−cosθ{(∂I1/∂r)(∂I2/∂θ)−
(∂I2/∂r)(∂I1/∂θ)} FX={cosθ(∂I2/∂r)−sinθ(∂I2/∂θ)
/r}(∂I1/∂t)−{cosθ(∂I1/∂r)−sin
θ(∂I1/∂θ)/r}(∂I2/∂t) FY={sinθ(∂I2/∂r)+cosθ(∂I2/∂θ)
/r}(∂I1/∂t)−{sinθ(∂I1/∂r)+cos
θ(∂I1/∂θ)/r}(∂I2/∂t) FZ=−r(∂I2/∂r)(∂I1/∂t)+r(∂I1
/∂r)(∂I2/∂t) その他は、前述した直交座
標系と同様である。
【0035】次に極座標について説明する。 x=tanφcosθ y=tanφsinθ によって極座標(φ,θ)を導入する。このとき、従っ
て、前述した式(11)(12)のUXX,UYY,UZZ
・・は以下のようになる。 UXX=cos3φ(1+r2sin2θ){(∂I1/∂φ)(∂
2/∂θ)−(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)}/2s
inφ UYY=cos3φ(1+r2cos2θ){(∂I1/∂φ)(∂
2/∂θ)−(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)}/2s
inφ UZZ=sinφcosφ{(∂I1/∂φ)(∂I2/∂θ)−
(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)}/2 UXY=−sinφcosφsinθcosθ{(∂I1/∂φ)(∂
2/∂θ)−(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)} UYZ=−cos2φsinθ{(∂I1/∂φ)(∂I2/∂
θ)−(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)} UZX=−cos2φcosθ{(∂I1/∂φ)(∂I2/∂
θ)−(∂I2/∂φ)(∂I1/∂θ)} FX={cos2φcosθ(∂I2/∂φ)−sinθ(∂I2
∂θ)/tanφ}(∂I1/∂t)−{cos2φcosθ(I1
∂/∂φ)−sinθ(I1∂/∂θ)/tanφ}(∂I2
∂t) FY={cos2φsinθ(∂I2/∂φ)+cosθ(∂I2
∂θ)/tanφ}(∂I1/∂t)−{cos2φsinθ(I1
∂/∂φ)+cosθ(I1∂/∂θ)/tanφ}(∂I2
∂t) FZ=−sinφcosφ(∂I2/∂φ)(∂I1/∂t)+s
inφcosφ(∂I1/∂φ)(∂I2/∂t) その他は、前述した直交座標系と同様である。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、繰り返し演算を行わず
に動画像から物体の三次元運動のパラメータを算出でき
るので、計算量を削減できるとともに、誤った解への収
束を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理図である。
【図2】第2の発明の原理図である。
【図3】本発明の実施例1の構成ブロック図である。
【図4】実施例1における運動パラメータ抽出方式を説
明するためのフロー図である。
【図5】本発明の実施例2の構成ブロック図である。
【図6】実施例2における運動パラメータ抽出方式を説
明するためのフロー図である。
【図7】従来の運動パラメータ抽出方式の原理図であ
る。
【符号の説明】
1・・TVカメラ 2・・A/D変換器 3・・空間フィルタ回路 4・・遅延回路 5・・時間微分回路 6a・・x方向微分回路 6b・・y方向微分回路 7・・運動パラメータ算出回路 8・・パラメータメモリ 11・・色フィルタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元座標系(X,Y,Z)において運
    動する物体を撮像することにより、2次元座標系(x,
    y)の画像平面上に動画像を投影する画像入力手段
    (1)と、 この画像入力手段(1)から出力される動画像に対して
    少なくとも二種類の空間フィルタ処理を施す空間フィル
    タ処理手段(3)と、 この空間フィルタ処理手段(3)からの各出力に対して
    時間微分及びx方向の微分,y方向微分処理を施す微分
    処理手段(5,6)と、 この微分処理手段(5,6)の各出力を用いて該各出力
    に含まれる座標Z成分を消去することにより、前記物体
    の3次元運動パラメータとして並進速度及び回転速度を
    算出する速度算出手段(7)とを備え、 前記画像入力手段(1)からの動画像に空間フィルタ処
    理手段(3)でフィルタ処理を施し、得られた各出力に
    微分処理手段(5,6)で時間微分及び空間微分を施
    し、得られた各出力を用いて速度算出手段(7)で該各
    出力に含まれる座標Z成分を消去し、前記物体の3次元
    運動パラメータとして並進速度及び回転速度を算出する
    ことを特徴とする運動パラメータ抽出方式。
  2. 【請求項2】 3次元座標系(X,Y,Z)において運
    動する物体を撮像することにより、2次元座標系(x,
    y)の画像平面上に動画像を投影する画像入力手段
    (1)と、 この画像入力手段(1)から出力される動画像の中から
    少なくとも二種類のスペクトルバンドを抽出する色フィ
    ルタ処理手段(11)と、 この色フィルタ処理手段(11)の各出力に対して時間
    微分及びx方向の微分,y方向の微分処理を施す微分処
    理手段(5,6)と、 この微分処理手段(5,6)の各出力を用いて該各出力
    に含まれる座標Z成分を消去することにより、前記物体
    の3次元運動パラメータとして並進速度及び回転速度を
    算出する速度算出手段(7)とを備え、 前記画像入力手段(1)からの動画像に色フィルタ処理
    手段(11)でフィルタ処理を施し、得られた各出力に
    微分処理手段(5,6)で時間微分及び空間微分を施
    し、得られた各出力を用いて速度算出手段(7)で該各
    出力に含まれる座標Z成分を消去し、前記物体の3次元
    運動パラメータとして並進速度及び回転速度を算出する
    ことを特徴とする運動パラメータ抽出方式。
  3. 【請求項3】 前記速度算出手段(7)は、前記微分処
    理手段(5,6)の各出力に基づき座標Z成分を算出す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の運動
    パラメータ抽出方式。
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