JPH05120356A - 個人情報読取り記憶装置 - Google Patents

個人情報読取り記憶装置

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JPH05120356A
JPH05120356A JP3283018A JP28301891A JPH05120356A JP H05120356 A JPH05120356 A JP H05120356A JP 3283018 A JP3283018 A JP 3283018A JP 28301891 A JP28301891 A JP 28301891A JP H05120356 A JPH05120356 A JP H05120356A
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JP3283018A
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Inventor
Keiichi Kawazu
恵一 河津
Yoshitaka Ota
佳孝 太田
Toshiyuki Terada
敏行 寺田
Katsuya Nagaishi
勝也 永石
Yuji Hasegawa
裕士 長谷川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】身分証明書に記載されている個人情報を、簡便
なシステム構成及び簡単な操作でデータベースに入力さ
せる。 【構成】読取り部2で光電的に運転免許証1の表裏の記
載内容を読み取らせる。そして、この読取り結果から方
向判別部4で読取り方向を判別すると共に、有効性判別
部5で裏面に変更事項の記載があるか否かを判別する。
裏面に変更事項の記載がない場合には、表面の氏名,住
所欄の画像情報を文字認識部8に取り込んで文字認識さ
せて文字コードに変換する。次いで、前記文字コード及
び写真が添付される領域に対応する画像情報を、データ
ベースを構築する主記憶部9に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は個人情報読取り記憶装置
に関し、詳しくは、身分証明書に記載された文字情報及
び画像情報からなる個人情報を読み取って記憶する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人情報を管理するシステムとし
て、例えばビデオレンタルショップなどで用いられる会
員管理用データベースがある。前記会員管理用データベ
ースにおいては、新たな入会者があると、例えば申込者
が申込用紙に必要事項(住所,氏名などの文字情報)を
手書きで記載すると共に、前記申込用紙の記載内容に間
違いがないことを証明するために運転免許証などを身分
証明書として同時に提出する。そして、係員は、申込書
の記載内容を提示された身分証明書で確認した上で、申
込書の記載内容をキーボードを操作してパソコンに入力
して、新会員の住所,氏名などの情報をデータベースに
インプットする。また、前記提示された身分証明書をコ
ピーして、これを別途ファイリングする場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法によ
ると、いずれにしても住所や氏名などの文字情報をデー
タベース化するためには、キーボードを操作して入力す
る必要があり、煩雑であるという問題がある。かかるキ
ーボード操作の煩雑さを解消する技術としては、スキャ
ナで住所や氏名などの文字情報を読み取らせ、これを文
字パターン認識技術を用いて文字コードに変換すること
が考えられるが、申込書に記載される手書き文字などを
含めて文字情報を認識させるために汎用性のある文字認
識装置を用いる構成とすると、複雑な文字認識機能や画
像処理機能を搭載することになって、高価となってしま
う。
【0004】更に、一般的に身分証明書として用いられ
る運転免許証には、顔写真が添付されているが、上記の
ようなシステムでは、かかる顔写真の情報を文字情報と
一体化させて有効利用することが困難であるという問題
があった。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、身分証明書を光電的に読み取ることによって個人情
報の入力操作を簡便化する一方、住所や氏名などの文字
情報と共に顔写真などの画像情報を含めて、簡便な構成
によって確実に読取り記憶することができる個人情報読
取り記憶装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
個人情報読取り記憶装置は、所定書式に従って規格文字
で個人の文字情報が記載されると共に、個人を識別する
ための画像情報が記載された身分証明書から、前記文字
情報及び画像情報からなる個人情報を読み取って記憶す
る個人情報読取り記憶装置であって、図1に示すように
構成される。
【0006】図1において、読取り手段は、前記身分証
明書の全記載内容を画像情報として光電的に読み取る。
読取り方向判別手段は、読取り手段により読み取られた
画像情報に基づいて身分証明書の読取り方向を判別す
る。有効性判別手段は、読取り方向判別手段により判別
された読取り方向と読取り手段により読み取られた画像
情報とに基づいて、読み取った身分証明書の有効性を判
別する。
【0007】ここで、領域分割手段と、読取り手段で読
み取られた身分証明書が有効性判別手段で有効であると
判別されたときに、読取り方向判別手段による判別結果
に基づいて読取り領域を文字領域と画像領域とに分割す
る。そして、文字認識手段は、読取り手段で読み取られ
た画像情報に基づき前記領域分割手段で分割された文字
領域の文字情報を認識して文字コードに変換し、個人情
報記憶手段は、文字認識手段で変換された文字コード及
び前記分割された画像領域内の画像情報を記憶する。
【0008】
【作用】かかる構成によると、まず、身分証明書の全記
載内容が、画像情報として光電的に読み取られ、前記身
分証明書の所定書式に対する読取り方向が判別される。
そして、読取り方向の情報と読み取られた画像情報とに
よって、身分証明書の有効性が判別され、有効と判別さ
れたときには、身分証明書の文字情報と画像情報とを区
別して記憶させるために、所定書式に従って文字領域と
画像領域とに分割する。ここで、画像領域に対応して読
み取られた画像情報についてはそのまま記憶させるが、
文字領域に対応して読み取られた画像情報については、
規格文字で記載された文字を認識してこれをコード化し
て記憶させる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は本
実施例における個人情報読取り記憶装置の概略構成を示
すブロック図であり、身分証明書として運転免許証をを
用いるシステムであり、例えばビデオレンタルショップ
の会員管理用データベースを構築するためなどに用いら
れるものとする。
【0010】例えば会員加入の申込者から預かった運転
免許証1は、1次元イメージセンサを備えた読取り部
(イメージスキャナ)2にセットされる。読取り手段と
しての読取り部2では、運転免許証1の表裏を光電的に
読み取って、運転免許証1の全記載内容に対応する画像
情報を出力する。読取り部2からの画像情報は、一旦、
一時記憶部3に記憶される。読取り方向判別手段として
の方向判別部4は、前記一時記憶部3に記憶された画像
情報に基づいて運転免許証1をどの方向に読み取ったか
を判別し、有効性判別手段としての有効性判別部5では
前記読取り方向の判別結果と一時記憶部3に記憶された
画像情報とに基づいて、読み取った運転免許証1が有効
であるか否かを判別する。
【0011】そして、前記読取り方向及び有効性判別の
結果が入力される制御部6では、領域分割手段としての
画像情報選択部7に対して、運転免許証1の文字情報が
記載される領域と、顔写真が添付される領域との分割情
報に基づいて制御情報を出力し、画像情報選択部7は、
前記制御情報に基づいて一時記憶部3に記憶された画像
情報を、住所・氏名・生年月日などの文字情報と顔写真
である個人画像情報とに分けて出力する。
【0012】前記文字情報に対応する画像情報は、文字
認識手段としての文字認識部8に出力され、読み取られ
た画像情報から運転免許証1に記載された文字を認識
し、各文字をコード化して個人情報記憶手段としてのハ
ードディスクなどで構成される主記憶部9に記憶させ
る。一方、顔写真に対応する画像情報は、そのまま前記
コード化された文字情報と共に主記憶部9に記憶され
る。
【0013】即ち、運転免許証1をセットすると、該運
転免許証1の記載内容が顔写真も含めて表裏全てが光電
的に読み取られ、該読取り結果から読取り方向が判別さ
れる一方、読取り結果の有効性が判別され、前記判別結
果に基づいて文字情報は文字認識によってコード化さ
れ、顔写真は読取り結果をそのままに主記憶部9に記憶
される。
【0014】前記図2に示すような機能構成を有した個
人情報読取り記憶装置は、具体的には図3に示すような
ハードウェア構成によって実現される。図3において、
CPU11,RAM12,ROM13,データバス14等によっ
て構成されるマイクロコンピュータ15には、各インター
フェイス16a〜16dを介してハードディスク17,プリン
タ18,カラーのイメージスキャナ19,ディスプレー20が
接続されている。
【0015】ここで、前記イメージスキャナ19が読取り
部2に相当し、マイクロコンピュータ15が、一時記憶部
3,方向判別部4,有効性判別部5,制御部6,画像情
報選択部7,文字認識部8に相当し、更に、ハードディ
スク17が主記憶部9に相当する。従って、イメージスキ
ャナ19によって運転免許証1の記載内容をマイクロコン
ピュータ15に読み込ませると、住所・氏名・生年月日な
どの文字情報がコード化され、また、顔写真の情報は読
み取られたままの画像情報として、ハードディスク17に
記憶され、前記ハードディスク17には、各会員別の住所
・氏名・生年月日・顔写真からなるデータベースが構築
される。
【0016】また、前記ディスプレー20には、操作情報
やデータベースにおける記憶内容が再生されて表示さ
れ、かかるディスプレー20の表示内容をプリンタ18によ
ってハードコピーできるようになっている。上記構成の
システムにおける外観は、図4に示すようになり、ハー
ドディスクを内蔵したパソコンに、プリンタ18,イメー
ジスキャナ19,ディスプレー20を接続した構成となる。
【0017】次に、図2に従って本実施例における個人
情報読取り記憶装置における作用を、図5のフローチャ
ートを参照しつつ詳細に説明する。運転免許証1の表裏
の記載内容は、読取り部2によってカラー画像情報とし
て読み取られるが(S1)、この読取りに際しては、運
転免許証1が方向性を有する形状でないために、一定方
向に読取りを行わせることは困難である。そこで、方向
判別部4では、以下のようにして読取り方向を判別する
(S2)。
【0018】即ち、運転免許証1には、図6に示すよう
に有効期限が記載されるが、この有効期限の欄は青色に
塗り潰されており、然も、前記有効期限欄は横長に用い
られる横書きの書式の中で上側に位置する。従って、図
6中に点線で示すように、長辺方向の中央付近で各記載
欄を横切る方向に所定幅の領域を設定すると、前記領域
内で青のラインが横切る位置が、図7(A),(B)に
示すように読取りの方向によって上下に変化し、図7
(A)の場合には正規の方向(図6(A))で読み取ら
れ、図7(B)の場合には上下逆様(図6(B))に読
み取られたことが判別できる。
【0019】また、運転免許証1の表裏は、前記青ライ
ンがあるか否かによって判別できるから、読取り順及び
読取り方向が一定でなくても運転免許証1の書式に従っ
て読取り面及び読取り方向を確認でき、読み取られた画
像情報を運転免許証1の書式に対応させることが可能と
なるので、運転免許証1の読取り方向や読取り順を一定
とするための操作の煩わしさがない。
【0020】即ち、表裏の2つの読取り画像について、
それぞれ図6に点線で示すような領域での青ラインの存
在を検出し、領域内に青ラインが存在すれば表面であ
り、その青ラインの位置によって読取り方向を判別で
き、領域内に青ラインが存在しない場合には裏面である
と判別できる。尚、イメージスキャナから構成される読
取り部2が、例えば運転免許証1の差し込み口を備え、
運転免許証1を自動反転させて表裏を順番に自動読取り
する機能を有する専用のものであれば、表面の読取り方
向と裏面の読取り方向とは一定の関係となるから、表面
の読取り方向のみを判別できれば良い。
【0021】但し、一般的な片面のみを読み取る汎用イ
メージスキャナを用いる場合には、係員が運転免許証1
を裏返す操作を行うことになるので、表面の読取り方向
が前記有効期限欄の存在から特定されても、該特定結果
から裏面の読取り方向を判別することはできないので、
例えば裏面の枠線(罫線)のパターン認識などで読取り
方向を判別させるようにすれば良い。
【0022】上記のパターン認識による裏面の読取り方
向の判別は、表裏の判別の他、表面における読取り方向
の判別にも用いることができる。また、片面を読取る汎
用イメージスキャナを用いる場合には、読取り面に運転
免許証1を載せる目標の印を設けたり、運転免許証1の
セット位置を規制する枠体を設けることが好ましい。
【0023】上記のような読取り方向の判別結果は有効
性判別部5に送られ、該有効性判別部5ではこの読取り
方向の情報と読み取られた画像情報とに基づいて、読取
り結果を有効とすべきか否かを判別する。運転免許証1
においては、更新時以外の住所変更や婚姻による氏名変
更は、裏面の備考欄に書かれることになっているため、
表面の住所や氏名を読み取っても、それが正しいとは限
らない。そこで、有効性判別部5では、運転免許証1の
裏面に住所変更や氏名変更の記載があるか否かを判別し
(S3)、裏書きがない場合には、読み取った運転免許
証1が有効であると見做し、表書きの内容をデータベー
スに入力する処理を行わせるが、裏書きされている場合
には(図8(B)参照)、通常の住所欄,氏名欄に記載
されている内容が不正確であるものと見做し、エラー情
報をディスプレー20上に表示させ(S4)、キーボード
操作による入力を促す。
【0024】本実施例では、後述するように、運転免許
証1の表に規格文字(印刷文字)で記載される文字情報
についての認識機能はあるが、裏面に記載されるような
不特定な文字(手書き又は印判文字)の文字情報を認識
する機能を持たないことで、システムの簡略化を図って
いる。従って、裏面に記載された文字情報を制度良く認
識することはできず、住所変更等がある場合には、変更
後の住所をデータベースに入力することができないの
で、読取り不可としてエラー表示を行わせるものであ
る。
【0025】前記有効性判別部5における裏書きがある
か否かの有効性判別は、例えば図8(A),(B)に示
すように、住所変更等が記載されると予測される裏面の
特定領域を切出し、この切り出された領域内における文
字の存在を判別すれば良い。具体的には、後述する表書
きの文字情報を認識する文字認識機能を用い、前記裏面
の特定領域で文字切出しを行う一方、この切り出された
文字と、予めROMに記憶されている標準文字パターン
(辞書)とを比較することで、単に文字の記入があるか
否かを調べる。
【0026】尚、本実施例の場合、裏書きされている場
合にはエラーメッセージを出して、キーボード操作によ
る入力を促すので、裏書きの文字情報を認識する必要は
ないので、裏面に文字の記入があるか否かは、例えば前
記特定領域内の所定ライン上の黒画素の数などでも判別
することもでき、裏面への文字記入の有無を判別する方
法を限定するものではない。
【0027】また、裏面に住所変更等の会員管理に必要
な事項以外の文字情報が記載されている可能性があり、
この場合、表面の住所・氏名等は正確なものであるか
ら、裏面への文字記載の判別によって一旦エラーメッセ
ージが出ても、これをキャンセルして、そのまま表面の
住所・氏名・生年月日等をデータベースに記憶させるこ
とができるようにすると良い。
【0028】有効性判別部5で運転免許証1の裏面に住
所変更等の変更項目の記載がない(有効である)と判別
されると(図8(A)参照)、制御部6は、方向判別部
4からの読取り方向の判別結果を受けて、画像情報選択
部7に対して図9に示すように予め設定されている表面
の文字認識させる文字領域と顔写真が添付される画像領
域とを指示させる制御情報を出力する(S5)。
【0029】即ち、運転免許証1の表面には、国内共通
の書式に従って図9に示すように氏名,生年月日,本
籍,住所,交付日,有効期限,免許の条件,免許証番号
などの文字情報が規格文字によって記載されると共に、
所定位置に個人を識別するための画像情報としての顔写
真が添付されるので、読取り方向が判別されれば、読み
取られた画像領域の中で、認識したい氏名・生年月日欄
や住所欄、更に、顔写真の領域を特定することができ
る。そこで、画像情報選択部7では、認識したい文字が
記載されている領域に対応する画像情報については文字
認識部8に出力し、顔写真の領域に対応する画像情報に
ついてはそのまま主記憶部9に記憶させる。
【0030】尚、顔写真の領域に対応する画像情報は、
上記のようにそのまま記憶させるようにしても良いが、
画像圧縮を行って記憶容量の節約を図っても良い。前記
文字認識部8では、氏名,生年月日,住所等の記載欄に
対応する画像情報を入力し、該画像情報から記載されて
いる文字を認識して文字コードに変換し(S6)、氏
名,生年月日,住所の区別を可能とする情報を付加し
て、データベースである主記憶部9に前記顔写真に対応
付けて記憶させる(S7,S8)。
【0031】文字認識部8は、特開昭63−18483
号公報等に開示される公知の文字認識技術を用いて文字
認識を行うものであり、文字切出し部,特徴抽出部,特
徴マッチング部,特徴辞書記憶部等から構成され、ま
ず、文字切出し部によって1文字毎の画像情報に切り出
す。そして、1文字毎に特徴抽出部で文字の特徴が抽出
され、この抽出されたデータは、特徴マッチング部で予
め特徴辞書記憶部に格納されている特徴辞書データとの
マッチングが取られ、特徴データが特徴辞書データとマ
ッチングする文字として認識される。認識された文字は
所定の文字コードに変換されて、主記憶部9に記憶され
る。
【0032】ここで、運転免許証1の表面に記載される
文字情報は、予め決められた字体で印刷される規格文字
であり、然も、本実施例では、裏面に記載される前記規
格文字以外の文字を認識する必要はないから、文字認識
部8では特徴データの抽出を高精度に行う必要はなく、
また、特徴辞書データの数も少なくて良い。従って、文
字認識部8の構成を汎用性を確保するために複雑化する
必要がなく、簡便な構成によって文字認識を行わせるこ
とができる。
【0033】上記の構成によると、例えば新規加入の会
員から預かった運転免許証1を、読取り部(カラーイメ
ージスキャナ)2にセットすると、運転免許証1の裏面
に住所変更等の特記事項がない場合には、自動的に氏
名,住所,生年月日などの必要な文字情報が運転免許証
1から読み取られて認識されデータベースに記憶される
ので、キーボード操作によって氏名,住所などの文字情
報を入力する手間を省くことができる。
【0034】また、住所,氏名などの文字情報と共に、
個人を識別するための顔写真の情報もデータベースに入
力されることができるので、運転免許証1の記載事項を
有効に利用して、会員管理を行うことができる。更に、
住所変更等の可能性を裏面に対する文字記載から推定
し、エラーメッセージを出力するので、変更前の住所が
データベースに入力されてしまうことを回避できる。
【0035】尚、本実施例では、所定書式に従って規格
文字で個人の文字情報が記載されると共に、個人を識別
するための画像情報が記載された身分証明書として運転
免許証を用いるシステムについて述べたが、これは、運
転免許証が一般的に身分証明書として用いられることが
多いためであり、運転免許証に限定されるものではな
い。
【0036】また、身分証明書に記載された個人を識別
するための画像情報は、本実施例の顔写真の他、指紋な
どであっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、運
転免許証などの身分証明書から自動的に住所,氏名など
の個人の文字情報を読み取って認識し、文字コードに変
換してデータベースに記憶させることができるので、キ
ーボード操作による入力の手間を省いて、例えば会員管
理などに用いるデータベースに入力させることができる
と共に、文字情報の誤入力を回避でき、更に、身分証明
書に記載された顔写真などの画像情報を文字情報と共に
データベースに入力させて身分証明書の記載事項を有効
利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の機能構成ブロック図。
【図3】機能構成を実現するハードウェア構成を示すブ
ロック図。
【図4】システムの外観を示す斜視図。
【図5】実施例の処理内容を示すフローチャート。
【図6】運転免許証の読取り方向判別を説明するための
図。
【図7】運転免許証の読取り方向判別を説明するための
図。
【図8】裏面の変更記載の有無を判別する領域を示す
図。
【図9】運転免許証における文字領域と画像領域との分
割を示す図。
【符号の説明】
1 運転免許証 2 読取り部 3 一時記憶部 4 方向判別部 5 有効性判別部 6 制御部 7 画像情報選択部 8 文字認識部 9 主記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永石 勝也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 長谷川 裕士 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定書式に従って規格文字で個人の文字情
    報が記載されると共に、個人を識別するための画像情報
    が記載された身分証明書から、前記文字情報及び画像情
    報からなる個人情報を読み取って記憶する個人情報読取
    り記憶装置であって、 前記身分証明書の全記載内容を画像情報として光電的に
    読み取る読取り手段と、 該読取り手段により読み取られた画像情報に基づいて前
    記身分証明書の読取り方向を判別する読取り方向判別手
    段と、 該読取り方向判別手段により判別された読取り方向と前
    記読取り手段により読み取られた画像情報とに基づい
    て、読み取った身分証明書の有効性を判別する有効性判
    別手段と、 前記読取り手段で読み取られた身分証明書が前記有効性
    判別手段で有効であると判別されたときに、前記読取り
    方向判別手段による判別結果に基づいて読取り領域を文
    字領域と画像領域とに分割する領域分割手段と、 前記読取り手段で読み取られた画像情報に基づき前記領
    域分割手段で分割された文字領域の文字情報を認識して
    文字コードに変換する文字認識手段と、 前記文字認識手段で変換された文字コード及び前記分割
    された画像領域内の画像情報を記憶する個人情報記憶手
    段と、 を含んで構成された個人情報読取り記憶装置。
JP3283018A 1991-10-29 1991-10-29 個人情報読取り記憶装置 Pending JPH05120356A (ja)

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