JPH05119925A - 磁気テープ装置の命令送出制御方式 - Google Patents

磁気テープ装置の命令送出制御方式

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JPH05119925A
JPH05119925A JP30673891A JP30673891A JPH05119925A JP H05119925 A JPH05119925 A JP H05119925A JP 30673891 A JP30673891 A JP 30673891A JP 30673891 A JP30673891 A JP 30673891A JP H05119925 A JPH05119925 A JP H05119925A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
instruction
memory
tape device
command
Prior art date
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Application number
JP30673891A
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English (en)
Inventor
Hideki Kuribayashi
秀樹 栗林
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05119925A publication Critical patent/JPH05119925A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予約命令が複数の磁気テープの磁気テープ装
置に渡って存在する際に、磁気テープ装置を効率よく動
作させるようにする。 【構成】 各磁気テープ装置ごとに、命令送出順番を格
納するメモリと、バッファフラッシュをする必要がある
ということを示すメモリ、スペースをする必要があると
いうことを示すメモリ、予約命令があるということを示
すメモリを備えている。また、命令送出順番を記憶して
いるメモリには、ポインタ関数を用いることによって、
効率よく命令送出制御を行なえるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ装置の命令
送出制御方式に関し、特に、予約命令が複数の磁気テー
プ装置に渡って存在する際の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムにおいて、図
7に示すように、複数のホストコンピュータ1と、複数
の磁気テープ装置2との間に、バッファ3とその制御装
置4とを有するものがある。
【0003】この装置構成において、従来の磁気テープ
装置の命令送出制御方式は、図5に示すように、ホスト
コンピュータ側からの命令があったことを記憶するメモ
リCOMと、バッファフラッシュを必要であるというこ
とを記憶するメモリFLSと、スペースを必要とするこ
とを記憶するメモリSPCとを有している。
【0004】ここで、バッファフラッシュというのは、
各磁気テープ装置には個々にバッファを蓄えており、そ
の中にテープに書き込まれるデータが存在したときに、
バッファ中のデータを空にする必要がある。そのとき
に、バッファ内のデータをすべて磁気テープに書き込む
という動作である。
【0005】また、スペースというのは、磁気テープ装
置では、磁気テープに書き込まれたデータを読んだとき
など、自動的にバッファがいっぱいになるまで次のデー
タを読み込んでいくという動作を行なう。この動作を行
なうと、次に別の命令を受けると磁気テープの位置を元
にもどすという動作をさせる必要ができてくる。その動
作をさせるのがスペースという命令である。
【0006】次に、その動作を図4および図5を用いて
説明する。まず、ホストコンピュータからの命令を検出
すると、その検出した命令がどの磁気テープ装置に対し
て出されたかを判断し覚えさせておく(201)。次
に、検出された命令を実行させる前にバッファフラッシ
ュを必要とするかを判断する(202)。このときに、
バッファフラッシュが必要であると判断されたならば、
検出された命令の前にバッファフラッシュをさせるよう
にメモリに格納させる(203)。このときにメモリに
格納する値は命令の実行される順番である。
【0007】検出された命令の前にバッファフラッシュ
をさせる必要が無いと判断されれば、次に検出された命
令の前にスペースをさせる必要があるかを判断する(2
04)。このときに、スペースを必要であると判断され
たならば、検出した命令の前にスペースを実行するよう
に、メモリSPCに実行番号を格納する(205)。バ
ッファフラッシュが必要であり、検出した命令の前にバ
ッファフラッシュを実行させるようにメモリに実行番号
を格納した。または、検出された命令の前にスペースを
する必要が無いと判断された場合には、そのまま検出さ
れた命令を実行するようにメモリへ実行番号を格納する
(206)。そして、磁気テープ装置に命令を送出でき
る状態になれば命令を送出する。
【0008】次に、その具体的な例を図6を用いて説明
する。まず、図6に示すメモリ中には、磁気テープ装置
番号0と、2にそれぞれ予約命令があることを示してい
る。メモリ中の数字は命令の実行順番である。今、ここ
で新しく磁気テープ装置番号1に新しく命令がきたとす
ると、まず前に述べた流れに基づき、バッファフラッシ
ュとスペースを検出された命令の前に実行する必要があ
るかを判断する。
【0009】バッファフラッシュとスペースでどちらか
が必要となれば、それぞれに対応したメモリFLSとS
PCの中に4という実行順が入る。そして、メモリCO
Mに5が入る。バッファフラッシュとスペースを必要と
しなければメモリFLSとSPCには何も入らずにメモ
リCOMの中に4という実行順が格納される。そして、
実行順番が小さいものから命令を送出していく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の磁気テープ装置の命令送出制御方式におけるメモリ
構成では、磁気テープ装置に対して効率よく動作させる
ために、命令を送出しようとする際に、処理が複雑にな
り、処理時間も長くなるという問題点があった。また、
従来の命令送出制御方式では、命令を検出された順番に
格納し、磁気テープ装置に対して予約された順番に送出
しているだけなので、磁気テープ装置の動作効率が悪
く、余計な時間がかかるという問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、磁気テープ装置の動作効率の向上を図った
磁気テープ装置の命令送出制御方式の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の磁気テープ装置の命令送出制御方式は、複数の
ホストコンピュータと複数の磁気テ−プ装置との間に、
バッファとその制御装置とを有する装置構成において、
各磁気テープ装置ごとに予約命令を格納するメモリを備
えた構成としてある。
【0013】そして、必要に応じ、各磁気テープ装置ご
とに予約命令の送出順番を格納するメモリを備えた構成
としてある。
【0014】そしてまた、必要に応じ、命令送出制御の
際にポインタ関数を用いた構成としてある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】実施例に係る命令送出制御方式は、上記と
同様、図7に示すように、複数のホストコンピュータ1
と、複数の磁気テープ装置2との間に、バッファ3とそ
の制御装置4とを有する装置構成に適用される。これ
は、図2に示すように、磁気テープ装置ごとに、命令送
出順番を格納するメモリと、バッファフラッシュをする
必要があるということを示すメモリFLS、スペースを
する必要があるということを示すメモリSPC、予約命
令があるということを示すメモリを備えている。また、
命令送出順番を記憶しているメモリには、ポインタ関数
を用いることによって、効率よく命令送出制御を行なえ
るようにしている。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る命令送出制
御を示す流れ図である。まず、ホストコンピュータから
出された命令を検出すると、どの磁気テープに対して出
された命令なのかを判断し、その磁気テープ装置の番号
を待避させる(101)。次に、バッファフラッシュを
させる必要があるかどうかを判断する。このときに、検
出した命令の前にバッファフラッシュをさせる必要があ
ると判断されたならば、対応する磁気テープ装置のFL
Sに1をセットする(103)。今回は、メモリ中に1
と入ればその命令を実行する必要があると判断させるよ
うにする。
【0018】次に、検出された命令の前にバッファフラ
ッシュが必要でないと判断された場合には、検出された
命令の前にスペースをする必要があるかを判断する(1
04)。ここで検出した命令の前に、スペースをする必
要があると判断されたならば対応する磁気テープ装置の
SPCに1をセットする(105)。
【0019】検出した命令の前にバッファフラッシュを
させる必要があり、メモリPLSに1をセットした。ま
たは、検出した命令の前にスペースが必要であり、メモ
リSPCに1をセットした。または検出した命令の前に
スペースをする必要がないと判断された場合は、次に検
出された命令がディスコネクト系の命令かを判断する
(106)。ディスコネクト系の命令というのは、磁気
テープ装置に対して命令を送出した後に磁気テープ装置
との間にデータのやりとりの必要がなく磁気テープ装置
だけで実行できる命令のことである。
【0020】ディスコネクト系の命令であると判断され
たならば、次に他の磁気テープ装置に予約命令があるの
かを判断する(107)。ここで、予約命令があると判
断がされたならば、次に検出した命令と今まで予約され
ている命令の実行順を変える必要があるかを判断する。
(108)。
【0021】ここで、命令の実行順番を入れ換える必要
があると判断されれば、実行順番を入れ換えるメモリS
ELに格納する。メモリSELには、SEL_EXE,
SEL_CNT,SEL_DISというポインタ変数を
用いてより早く予約命令があるか、検出した命令と予約
された命令を入れ換える必要があるかなどを判断できる
ようにする。ここで、SEL_EXEには、次に実行さ
れる命令が何番であるかを示しておりSEL_CNT
は、次に予約される命令の順番を示している。SEL_
DISには、一番実行順が遅く、バッファフラッシュと
スペースが必要でないディスコネクト系の命令が実行さ
れる順番が示されている。ポインタ変数を用いると、容
易に早く並び換えをすることができる。また、実行順番
の入れ換えをするのは、メモリSELの内容だけを入れ
換えれるだけでよい。
【0022】検出した命令がディスコネクト系の命令で
ない。もしくは、検出された命令以外に予約されている
命令がない。あるいは、検出した命令と他の予約された
命令を入れ換える必要がないと判断されたときは、その
ままメモリCOMに1をセットし、メモリSELには実
行順番を入れる(110)。そして、磁気テープ装置に
予約された命令を送出できるようになれば命令を送出す
る。
【0023】次に図2および図3を用いてその具体的な
例を示す。まず、今、メモリ中には、磁気テープ装置番
号1と2に予約命令が格納されているものとする。そこ
に新しくディスコネクト系の命令が磁気テープ装置番号
0の磁気テープ装置に出されたとすると、まず図1の流
れ図に示すように、バッファフラッシュとスペースを検
出した命令の前に実行する必要があるかを判断し、実行
する必要があればそれぞれに対応したメモリFLS,S
PCに1を格納する。必要なければ何も格納しない。
【0024】次に、検出した命令がディスコネクト系の
命令かを判断する。ここで、検出した命令はディスコネ
クト系の命令であるから、次の他の磁気テープ装置に予
約命令があるかを判断する。この方法としてポインタS
EL_EXEとSEL_CNTを用いて、予約命令があ
るかをすばやく判断する。すなわち、SEL_EXEの
内容とSEL_CNTの内容とが同じであれば、予約命
令はないと判断できる。
【0025】次に命令を入れ換える必要があるのかを判
断するのだが、ここでもポインタを用いて判断する。す
なわちSEL_CNTとSEL_DISの差が1であれ
ば入れ換える必要はなく、差が2以上なら入れ換えた方
がよいということになる。磁気テープ装置番号1に格納
されている命令をディスコネクト系の命令だとすると、
入れ換える必要がでてくる。そこで、SEL_DISに
格納されているデータに1を足した数以後の実行命令順
番は1ずつ後にまわされる。
【0026】この図3に示す場合であれば、磁気テープ
装置番号2のメモリSELの内容が3になる。そして磁
気テープ装置番号0のメモリSELには2が入りメモリ
COMにも1が入る。そして、命令が送出される状態に
なれば命令を送出する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気テープ
装置の命令送出制御方式によれば、各磁気テープ装置に
対して予約命令を格納し、新しく実行順を格納するメモ
リを有することにより、命令を処理することが容易にな
る。また、ポインタを用いるようにすれば、よりはやく
処理が行なえるようになる。その結果、複数の磁気テー
プ装置に対しての処理が効率よく行なえるようになると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気テープ装置の命令
送出制御方式の作用を示す流れ図である。
【図2】本発明の一実施例に係るメモリ構成図である。
【図3】具体的な一例を示すメモリ構成図である。
【図4】従来の命令送出制御方式を示す流れ図である。
【図5】従来の命令記憶のメモリ構成図である。
【図6】従来の具体的な一例を示すメモリ構成図であ
る。
【図7】本発明の実施例が適用される装置構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 磁気テープ装置 3 バッファ 4 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと複数の磁気
    テ−プ装置との間に、バッファとその制御装置とを有す
    る装置構成において、各磁気テープ装置ごとに予約命令
    を格納するメモリを備えたことを特徴とする磁気テープ
    装置の命令送出制御方式。
  2. 【請求項2】 各磁気テープ装置ごとに予約命令の送出
    順番を格納するメモリを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気テープ装置の命令送出制御方式。
  3. 【請求項3】 命令送出制御の際にポインタ関数を用い
    たことを特徴とする請求項2記載の磁気テープ装置の命
    令送出制御方式。
JP30673891A 1991-10-25 1991-10-25 磁気テープ装置の命令送出制御方式 Pending JPH05119925A (ja)

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