JPH0511907U - 採血管 - Google Patents
採血管Info
- Publication number
- JPH0511907U JPH0511907U JP6772291U JP6772291U JPH0511907U JP H0511907 U JPH0511907 U JP H0511907U JP 6772291 U JP6772291 U JP 6772291U JP 6772291 U JP6772291 U JP 6772291U JP H0511907 U JPH0511907 U JP H0511907U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collection tube
- blood collection
- main body
- peripheral surface
- plug portion
- Prior art date
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- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 採血管本体１の内周面の上縁と栓部３の外周
面との間にゴミやバイキンが入り込り込まないようにす
る工夫及び密封性が半減しないようにする工夫を施した
採血管を提供することを目的とする。 【構成】 採血管本体１の開口部２内に抜挿自在の栓部
３と、栓部３の上端部の外周に突設した指掛用鍔状部４
と、鍔状部４の下面に形成した採血管本体１内への陥入
阻止用段部５と、栓部３の外周面の最上縁に周設した無
端環状の突条１５とより構成されたキャップ７をもつも
のである。
面との間にゴミやバイキンが入り込り込まないようにす
る工夫及び密封性が半減しないようにする工夫を施した
採血管を提供することを目的とする。 【構成】 採血管本体１の開口部２内に抜挿自在の栓部
３と、栓部３の上端部の外周に突設した指掛用鍔状部４
と、鍔状部４の下面に形成した採血管本体１内への陥入
阻止用段部５と、栓部３の外周面の最上縁に周設した無
端環状の突条１５とより構成されたキャップ７をもつも
のである。
Description
【０００１】
本考案はドナー瓶などと通称されている採血管（本願においては採尿管も含め ていう。）に関する。
【０００２】
従来、図５に示すように栓部３の外周面の最上縁より僅かに下の位置に周設し た無端環状の突条９を周設したキャップ１０をもつ採血管は知られている。
【０００３】
上記従来の技術において述べた採血管は、図６に示すように半分まで閉じた状 態となってしまったときには、採血管本体１の内周面と栓部３の外周面との間の 突条９より上の個所にできる隙間１１の中にゴミやバイキンが入り込んでしまう 、密封性も半減してしまうなどの欠陥があった。
【０００４】 本考案は斯る事情に鑑み、上記隙間１１の中にゴミやバイキンが入り込まない ようにする工夫及び密封性が半減しないようにする工夫を施した新規の採血管を 提供することを目的とするものである。
【０００５】
上記目的を達成をするために本考案採血管は、採血管本体１の開口部２内に抜 挿自在の栓部３と、栓部３の上端部の外周に突設した指掛用鍔状部４と、鍔状部 ４の下面に形成した採血管本体１内への陥入阻止用段部５と、栓部３の外周面の 最上縁に周設した無端環状の突条１５とより構成されたキャップ７をもつもので ある。
【０００６】
図１および図２に示す本考案の第１実施例は、ポリエチレンテレフタレートを 以て採血管本体１を成形し、またこれとは別個にポリエチレン材料を以て採血管 本体１の開口部２内に嵌着する上端部の外周に突設した指掛用鍔状部４と、鍔状 部４の下面に形成した採血管本体１内への陥入阻止用段部５とより構成したキャ ップ７を成形すると共に栓部３の外周面の最上縁に無端環状の突条１５、同じく 最下縁に無端環状の突条６を、同じく中間の位置にも無端環状の突条１６を周設 し、このキャップ７を上記採血管本体１に脱着可能に嵌着したものである。
【０００７】 図３および図４に示す第２実施例は、ポリエチレンテレフタレートを以て採血 管本体１を成形し、またこれとは別個にポリエチレン材料を以て採血管本体１の 開口部２内に嵌着する下端開放の有天筒状の栓部３と、栓部３の上端部の外周に 突設した指掛用鍔状部４と、鍔状部４の下面に形成した採血管本体１内への陥入 阻止用段部５と、鍔状部４を逆さ円錐形として天面を広くすることにより設けた 整理番号の記入部１３とより構成したキャップ７を形成すると共に栓部３の外周 面の最下縁に無端環状の突条１５、同じく最下縁に無端環状の突条６を、同じく 中間の位置にも無端環状の突条１６を周設し、このキャップ７を上記採血管本体 １に脱着可能に嵌着したものである。 尚、図中１４はローレットを示す。
【０００８】
本考案に係わる採血管は採血管本体１の中に凝固促進剤（血清）、３．８％ク エン酸ナトリゥム（血沈）またはフッ化ナトリゥム（血糖）等試薬１２を適量ま で入れてユーザーに提供し、これを入手したユーザーは血液を入れて検査する等 の用法で供するものである。
【０００９】
本考案においてキャップは前記のように採血管本体１の開口部２内に嵌着する 栓部３と、栓部３の上端部の外周に突設した指掛用鍔状部４と、鍔状部４の下面 に形成した採血管本体１内への陥入阻止用段部５と、栓部３の外周面の最上縁に 周設した無端環状の突条１５とをもつので、採血管本体１の中に入れられた試薬 の封緘機能および採取血液の封緘機能を確実になすと共にキャップ７をはめた時 には段部５が採血管本体１の開口縁に係止するので、採血管本体１に対する栓部 ３の嵌入量が常に一定して具合がよいは勿論であるが、特に本考案において突条 １５は栓部３の外周面の最上縁に周設したので、第６図に示すように半分までし か閉じられない場合でも隙間１１ができないものであって、ゴミやバイキンが採 血管本体１の内周面と栓部３の外周面との間に入り込んでしまうことも、密封性 が半減してしまうこともないものである。
【図１】本考案に係わる採血管の第１実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】第２実施例を示す斜視図である。
【図４】図３Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図５】従来の採血管を示す断面図である。
【図６】同じく半分まで閉じた状態で示す断面図であ
る。
る。
１ 採血管本体 ２ 開口部 ３ 栓部 ４ 指掛用鍔部 ５ 陥入阻止用段部 ６ 突条 ７ キャップ ９ 突条 １０ キャップ １１ 隙間 １２ 試薬 １３ 記入部 １４ ローレット １５ 突条 １６ 突条
Claims (1)
- 【請求項１】 採血管本体１の開口部２内に抜挿自在の
栓部３と、栓部３の上端部の外周に突設した指掛用鍔状
部４と、鍔状部４の下面に形成した採血管本体１内への
陥入阻止用段部５と、栓部３の外周面の最上縁に周設し
た無端環状の突条１５とより構成されたキャップ７をも
つことを特徴とする採血管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6772291U JPH0511907U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 採血管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6772291U JPH0511907U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 採血管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511907U true JPH0511907U (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=13353139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6772291U Pending JPH0511907U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 採血管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511907U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06304155A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-11-01 | Becton Dickinson & Co | 小径採血管のためのストッパ |
| WO2000076401A1 (en) * | 1997-12-19 | 2000-12-21 | Sekisui Chemical Co.,Ltd. | Vacuum sample collecting tube and method of collecting sample under vacuum |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6250729B2 (ja) * | 1982-06-04 | 1987-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP6772291U patent/JPH0511907U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6250729B2 (ja) * | 1982-06-04 | 1987-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06304155A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-11-01 | Becton Dickinson & Co | 小径採血管のためのストッパ |
| WO2000076401A1 (en) * | 1997-12-19 | 2000-12-21 | Sekisui Chemical Co.,Ltd. | Vacuum sample collecting tube and method of collecting sample under vacuum |
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