JPH0511858Y2 - - Google Patents
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- JPH0511858Y2 JPH0511858Y2 JP1988142702U JP14270288U JPH0511858Y2 JP H0511858 Y2 JPH0511858 Y2 JP H0511858Y2 JP 1988142702 U JP1988142702 U JP 1988142702U JP 14270288 U JP14270288 U JP 14270288U JP H0511858 Y2 JPH0511858 Y2 JP H0511858Y2
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Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、病人等が長期間、床ずれなく床に
伏せるのに適する医療用エアーマツトに関する。
伏せるのに適する医療用エアーマツトに関する。
寝返り等を自らうてない重病人や障害者が長期
間、床に伏す場合、床ずれが身体にできることが
ある。
間、床に伏す場合、床ずれが身体にできることが
ある。
床ずれのできる原因としては、寝具からの体圧
が身体の一定個所に加わり血行不良を生じるこ
と、体力の衰えや栄養状態が悪くなる等、不健康
な体質になること、汗、失禁等により湿気のある
状態が続くため身体が過湿気味で糜爛ができ易い
状況にあること、身体を不潔にしたため細菌が繁
殖すること等の要因が考えられる。
が身体の一定個所に加わり血行不良を生じるこ
と、体力の衰えや栄養状態が悪くなる等、不健康
な体質になること、汗、失禁等により湿気のある
状態が続くため身体が過湿気味で糜爛ができ易い
状況にあること、身体を不潔にしたため細菌が繁
殖すること等の要因が考えられる。
また長期間、床に伏して寝返りがうてないと、
血行不良等により内臓の機能が低下することがあ
る。
血行不良等により内臓の機能が低下することがあ
る。
床ずれを防止するための医療用エアーマツトと
して従来、次の構造のものがある。
して従来、次の構造のものがある。
すなわち、ゴム、布等の可撓性材料で形成され
たベースシートと、可撓性および吸湿性を有する
ように布地に高重合ポリマーフイルムをラミネー
ト加工する等して形成され、内部に送り込まれる
エアーの移送回路を異にする相互を前記ベースシ
ートの長さ方向に交互に並設した適宜数の略円筒
状のエアーセルと、該エアーセルをエアーの移送
回路別に膨張又は収縮を繰返えすように所定時間
毎にエアーを前記エアーセルに送り込むエアーポ
ンプとから構成される医療用エアーマツトであ
る。
たベースシートと、可撓性および吸湿性を有する
ように布地に高重合ポリマーフイルムをラミネー
ト加工する等して形成され、内部に送り込まれる
エアーの移送回路を異にする相互を前記ベースシ
ートの長さ方向に交互に並設した適宜数の略円筒
状のエアーセルと、該エアーセルをエアーの移送
回路別に膨張又は収縮を繰返えすように所定時間
毎にエアーを前記エアーセルに送り込むエアーポ
ンプとから構成される医療用エアーマツトであ
る。
そして病人がエアーマツト上に寝たまま、所定
時間毎にエアーポンプを作動してエアーの移送回
路を異にするエアーセル毎に所定時間づつエアー
を送り込み、膨張又は収縮を繰返すことにより、
病人等の体位をエアーマツトの長さ方向において
波形に変化させ、局部的に強い体圧が一個所に集
中して加わるのを防止するとともに運動機能を高
めて血行を良くし、床ずれを防止しようとするも
のである。
時間毎にエアーポンプを作動してエアーの移送回
路を異にするエアーセル毎に所定時間づつエアー
を送り込み、膨張又は収縮を繰返すことにより、
病人等の体位をエアーマツトの長さ方向において
波形に変化させ、局部的に強い体圧が一個所に集
中して加わるのを防止するとともに運動機能を高
めて血行を良くし、床ずれを防止しようとするも
のである。
また従来の他の医療用エアーマツトとして、気
密製のシートの周囲を重ね合わすとともに、該シ
ートの内部を線状のシール部にて略稲妻形に区画
されることにより全体形状を略円錐形状および略
円錐台形状のエアーセルを形成し、該エアーセル
は、エアーの移送回路を異にする毎にマツト本体
の長さ方向に交互に逆向きに並設され、所定時間
毎に弁を切り換えて前記エアーセルに連通可能に
前記マツト本体内の左右両側に位置するエアー供
給通路部を介してエアーの移送回路別に前記エア
ーセルの膨張又は収縮をエアーマツトの長手方向
のみならず、長手方向に略交叉する幅方向にも繰
返して行うようにした構造のものがあつた。
密製のシートの周囲を重ね合わすとともに、該シ
ートの内部を線状のシール部にて略稲妻形に区画
されることにより全体形状を略円錐形状および略
円錐台形状のエアーセルを形成し、該エアーセル
は、エアーの移送回路を異にする毎にマツト本体
の長さ方向に交互に逆向きに並設され、所定時間
毎に弁を切り換えて前記エアーセルに連通可能に
前記マツト本体内の左右両側に位置するエアー供
給通路部を介してエアーの移送回路別に前記エア
ーセルの膨張又は収縮をエアーマツトの長手方向
のみならず、長手方向に略交叉する幅方向にも繰
返して行うようにした構造のものがあつた。
しかしながら最初の上記従来の医療用エアーマ
ツトにおいては、エアーセルの全体形状が略円筒
形状に形成されているので、床ずれを防止するた
めに、エアーポンプの作動によつてエアーの移送
回路を異にする毎にエアーをエアーセルに送り込
むと、エアーセルはエアーマツトの長さ方向にの
み膨張または収縮を繰返すだけであり、長さ方向
に略交叉する方向には何等、体位を変更するよう
な動きをもたせるには至らなかつた。
ツトにおいては、エアーセルの全体形状が略円筒
形状に形成されているので、床ずれを防止するた
めに、エアーポンプの作動によつてエアーの移送
回路を異にする毎にエアーをエアーセルに送り込
むと、エアーセルはエアーマツトの長さ方向にの
み膨張または収縮を繰返すだけであり、長さ方向
に略交叉する方向には何等、体位を変更するよう
な動きをもたせるには至らなかつた。
従つてこの従来の医療用エアーマツトは、エア
ーマツト上に横臥する病人に対してエアーセルの
膨張又は収縮がマツトの長さ方向だけの一元的で
あるため、特に体圧の減少が不充分であり、床ず
れ防止の点で今一歩、その医療効果が不充分であ
つた。しかも病人等の内臓に刺激を与えて血行を
良くし、ホルモンのような内分泌液の発生を促
し、内臓を活性化することがほとんどできなかつ
た。
ーマツト上に横臥する病人に対してエアーセルの
膨張又は収縮がマツトの長さ方向だけの一元的で
あるため、特に体圧の減少が不充分であり、床ず
れ防止の点で今一歩、その医療効果が不充分であ
つた。しかも病人等の内臓に刺激を与えて血行を
良くし、ホルモンのような内分泌液の発生を促
し、内臓を活性化することがほとんどできなかつ
た。
また上記他の従来例において、エアーの移送回
路が異なる略円錐形状のエアーセルは、上下2枚
の気密性のシートの外周部を重ね合わせるととも
に、該シート内を線状のシール部にて例えば略稲
妻形に区画することにより形成され、エアーポン
プからエアーをエアーセルにエアーを給気した
り、またはエアーセルから排気するためのエアー
供給通路部はエアーマツトと一体に内部における
左右個所に形成される構造であるので、エアーセ
ルが磨耗によつて破断したり、ピンホールを生じ
たり、エアー供給通路部がゴミによつて詰まる等
の不都合を生じた場合には、エアーマツト全体を
新たなものと交換する必要がある。従つて新たな
エアーマツトを購入するには高価なものになつて
いた。
路が異なる略円錐形状のエアーセルは、上下2枚
の気密性のシートの外周部を重ね合わせるととも
に、該シート内を線状のシール部にて例えば略稲
妻形に区画することにより形成され、エアーポン
プからエアーをエアーセルにエアーを給気した
り、またはエアーセルから排気するためのエアー
供給通路部はエアーマツトと一体に内部における
左右個所に形成される構造であるので、エアーセ
ルが磨耗によつて破断したり、ピンホールを生じ
たり、エアー供給通路部がゴミによつて詰まる等
の不都合を生じた場合には、エアーマツト全体を
新たなものと交換する必要がある。従つて新たな
エアーマツトを購入するには高価なものになつて
いた。
しかも汚れがエアーマツトに付着し、その汚れ
を完全に落すことができない場合にも、そのまま
使用することを余儀無しとされ、不体裁であると
ともに不衛生であつた。さらにエアーポンプは、
エアーマツトと一体に左右の内部に設けた2つの
エアー供給通路部の一端に限つて接続することに
より、エアーマツト内のエアーセルにエアーを給
気したり、またはエアーセルからエアーを排気す
る構造であるので、エアーポンプおよびエアーマ
ツトの設置向きに制約を受けることになる。
を完全に落すことができない場合にも、そのまま
使用することを余儀無しとされ、不体裁であると
ともに不衛生であつた。さらにエアーポンプは、
エアーマツトと一体に左右の内部に設けた2つの
エアー供給通路部の一端に限つて接続することに
より、エアーマツト内のエアーセルにエアーを給
気したり、またはエアーセルからエアーを排気す
る構造であるので、エアーポンプおよびエアーマ
ツトの設置向きに制約を受けることになる。
本考案は上記従来の欠点を解決するものであ
り、エアーマツトの長さ方向のみならず、長さ方
向に略交叉する方向にもエアーセルは膨張又は収
縮して体圧の減少が充分に行え、ホルモンのよう
な内分泌液の発生を促して内臓を活性化し、また
エアーセルが磨耗によつて破断したり、ピンホー
ルを生じた場合に、エアーマツト全体ではなくそ
の部分のエアーセルのみの交換、補修および清掃
が容易に行え、連結パイプが身体に不用意に巻付
いたりすることなく、介助者の介助を容易に行
え、またエアーポンプを連結パイプの左右何れか
の側端に接続する選択使用を可能になしてエアー
マツトの使い勝手を簡便になし、さらには構造簡
単で製作および組立が容易で安価な医療用エアー
マツトを提供することを目的とする。
り、エアーマツトの長さ方向のみならず、長さ方
向に略交叉する方向にもエアーセルは膨張又は収
縮して体圧の減少が充分に行え、ホルモンのよう
な内分泌液の発生を促して内臓を活性化し、また
エアーセルが磨耗によつて破断したり、ピンホー
ルを生じた場合に、エアーマツト全体ではなくそ
の部分のエアーセルのみの交換、補修および清掃
が容易に行え、連結パイプが身体に不用意に巻付
いたりすることなく、介助者の介助を容易に行
え、またエアーポンプを連結パイプの左右何れか
の側端に接続する選択使用を可能になしてエアー
マツトの使い勝手を簡便になし、さらには構造簡
単で製作および組立が容易で安価な医療用エアー
マツトを提供することを目的とする。
そこで本考案は上記課題に鑑みなされたもので
あり、エアーの移送回路を異にする毎にマツト本
体の長さ方向に交互に逆向きに並設し、一端が大
径で他端が小径な略円錐台形状に形成された適宜
数のエアーセルと、該エアーセルをエアーの移送
回路別に膨張又は収縮を繰返し行うように所定時
間毎に弁を切換えてエアーを送り込んだりまたは
排出させるエアーポンプとから成る医療用エアー
マツトにして、前記エアーセルは可撓性材料によ
り形成されたベースシートの上面に着脱自在に並
設され、連結パイプを前記ベースシートの一側縁
部の上面に略直線状に設け、前記連結パイプは、
柔軟性材料により形成されるとともに長手方向に
開口内端部を略対向して有する切欠孔をエアーの
移送回路を異にする前記エアーセルの大径または
小径の端部に位置する所定間隔毎に設けた2本の
パイプを並設することにより形成され、前記連結
パイプの左右何れかの側端には前記エアーポンプ
が選択使用可能に接続され、前記連結パイプの前
記開口内端部内に左右の管端部を着脱可能に嵌合
するTコネクタを介して前記エアーセルを連結パ
イプに接続するという手段を採用した。
あり、エアーの移送回路を異にする毎にマツト本
体の長さ方向に交互に逆向きに並設し、一端が大
径で他端が小径な略円錐台形状に形成された適宜
数のエアーセルと、該エアーセルをエアーの移送
回路別に膨張又は収縮を繰返し行うように所定時
間毎に弁を切換えてエアーを送り込んだりまたは
排出させるエアーポンプとから成る医療用エアー
マツトにして、前記エアーセルは可撓性材料によ
り形成されたベースシートの上面に着脱自在に並
設され、連結パイプを前記ベースシートの一側縁
部の上面に略直線状に設け、前記連結パイプは、
柔軟性材料により形成されるとともに長手方向に
開口内端部を略対向して有する切欠孔をエアーの
移送回路を異にする前記エアーセルの大径または
小径の端部に位置する所定間隔毎に設けた2本の
パイプを並設することにより形成され、前記連結
パイプの左右何れかの側端には前記エアーポンプ
が選択使用可能に接続され、前記連結パイプの前
記開口内端部内に左右の管端部を着脱可能に嵌合
するTコネクタを介して前記エアーセルを連結パ
イプに接続するという手段を採用した。
可撓性材料によつて形成されるベースシートの
上面にエアーの移送回路を異にする毎に逆向きに
並設されたエアーセルはその全体形状が、一端が
大径で他端が小径な略円錐台形状に形成され、し
かも柔軟性材料にて形成した2本のパイプを並設
することによつて形成した連結パイプをベースシ
ートの一側縁部上に略直線状に設けてそれぞれの
エアーセルにTコネクタを介して接続しているの
で、エアーポンプの作動により、マツト本体の長
さ方向に交互に膨張または収縮を繰返すだけでは
なく、マツト本体の長さ方向と略交叉する方向に
も膨張又は収縮を所定時間毎に繰返して動きを生
じることになる。
上面にエアーの移送回路を異にする毎に逆向きに
並設されたエアーセルはその全体形状が、一端が
大径で他端が小径な略円錐台形状に形成され、し
かも柔軟性材料にて形成した2本のパイプを並設
することによつて形成した連結パイプをベースシ
ートの一側縁部上に略直線状に設けてそれぞれの
エアーセルにTコネクタを介して接続しているの
で、エアーポンプの作動により、マツト本体の長
さ方向に交互に膨張または収縮を繰返すだけでは
なく、マツト本体の長さ方向と略交叉する方向に
も膨張又は収縮を所定時間毎に繰返して動きを生
じることになる。
このためマツト本体上に寝ている病人等に対し
てマツト本体の長さ方向および長さ方向に略交叉
する方向に体位を充分に変化することができ、体
圧を縦横に変化させて軽減することができるの
で、血行が良くなり、床ずれを防止できるととも
に内臓を刺激して血行を良くし、内臓器官の運動
機能を高め、ホルモン等、内分泌液の分泌を促進
し、内臓を活性化する。
てマツト本体の長さ方向および長さ方向に略交叉
する方向に体位を充分に変化することができ、体
圧を縦横に変化させて軽減することができるの
で、血行が良くなり、床ずれを防止できるととも
に内臓を刺激して血行を良くし、内臓器官の運動
機能を高め、ホルモン等、内分泌液の分泌を促進
し、内臓を活性化する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
に従つて説明する。
に従つて説明する。
1は横長のマツト本体であり、このマツト本体
1は布、合成樹脂シート等の可撓性材料にて形成
されるベースシートSと、該ベースシートSとは
別体に形成されて該ベースシートS上に配設され
る多数のエアーセル2とから形成される。
1は布、合成樹脂シート等の可撓性材料にて形成
されるベースシートSと、該ベースシートSとは
別体に形成されて該ベースシートS上に配設され
る多数のエアーセル2とから形成される。
前記エアーセル2は、エアーの移送回路を異に
する相互が交互に逆向きになるように前記ベース
シートS上に合計適宜数十本、並設される。
する相互が交互に逆向きになるように前記ベース
シートS上に合計適宜数十本、並設される。
またこれ等エアーセル2は一端が径の大きい大
径部3aと他端が径の小さい小径部3bとからな
る略円錐台形状に全体が形成され、周面にはテー
パ面3cを有する。
径部3aと他端が径の小さい小径部3bとからな
る略円錐台形状に全体が形成され、周面にはテー
パ面3cを有する。
すなわちマツト本体1の長さ方向に並設された
例えば奇数番目に相当するエアーセル2a1,2
a2,2a3…と偶数番目に相当するエアーセル2
b1,2b2,2b3…とはエアーの移送回路を異にし
て逆向きに並設される。
例えば奇数番目に相当するエアーセル2a1,2
a2,2a3…と偶数番目に相当するエアーセル2
b1,2b2,2b3…とはエアーの移送回路を異にし
て逆向きに並設される。
略円錐台形状に形成されたエアーセル2a1,2
a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…を交互に逆向き
に配置して前記ベースシートSの上面に固定する
のには、適宜数本のバンド21を前記エアーセル
2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に捲回
して固定するほか、スナツプ22、マジツクチヤ
ツク、フアスナー等の適宜固着部品を用いて奇数
番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…と、偶数番
目のエアーセル2b1,2b2,2b3…とを着脱自在
に固定する。
a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…を交互に逆向き
に配置して前記ベースシートSの上面に固定する
のには、適宜数本のバンド21を前記エアーセル
2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に捲回
して固定するほか、スナツプ22、マジツクチヤ
ツク、フアスナー等の適宜固着部品を用いて奇数
番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…と、偶数番
目のエアーセル2b1,2b2,2b3…とを着脱自在
に固定する。
また長手方向に略対向する開口内端部23a1,
23a1を有し、且つ奇数番目のエアーセル2a1,
2a2,2a3…の小径の端部、および偶数番目のエ
アーセル2b1,2b2,2b3…の大径の端部に略一
致する個所に略所定間隔毎に設け、柔軟性材料に
より形成される2本のパイプを並設して形成され
るとともに、前記ベースシートSの一側縁部の上
面に略直線状に配置される連結パイプ23と、該
連結パイプ23の前記切欠孔23aに左右の管端
部が着脱自在に嵌合され、しかもエアーセル2
a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に中央の
管端部が嵌入して取付けられることによりエアー
セル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に
接続されるTコネクタ24とを介してエアーの移
送回路を異にする奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…、および偶数番目のエアーセル2b1,
2b2,2b3…を連結パイプ23にそれぞれ接続す
る。
23a1を有し、且つ奇数番目のエアーセル2a1,
2a2,2a3…の小径の端部、および偶数番目のエ
アーセル2b1,2b2,2b3…の大径の端部に略一
致する個所に略所定間隔毎に設け、柔軟性材料に
より形成される2本のパイプを並設して形成され
るとともに、前記ベースシートSの一側縁部の上
面に略直線状に配置される連結パイプ23と、該
連結パイプ23の前記切欠孔23aに左右の管端
部が着脱自在に嵌合され、しかもエアーセル2
a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に中央の
管端部が嵌入して取付けられることによりエアー
セル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…に
接続されるTコネクタ24とを介してエアーの移
送回路を異にする奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…、および偶数番目のエアーセル2b1,
2b2,2b3…を連結パイプ23にそれぞれ接続す
る。
このエアーポンプ5は所定時間毎、例えば5分
毎に弁が切換えられることにより、奇数番目のエ
アーセル2a1,2a2,2a3…、および偶数番目の
エアーセル2b1,2b2,2b3…へとエアーの移送
回路毎に交互にエアーを移送して給気するととも
にエアーを排出するものである。またこのエアー
ポンプ5は公知のもので良く、例えばダイヤフラ
ムを用いた送風・排出機構部と、モータ等を用い
て回転する回転板と固定板とからなる切換弁構造
の分配機構部とを組合せて構成されるものが考え
られる。
毎に弁が切換えられることにより、奇数番目のエ
アーセル2a1,2a2,2a3…、および偶数番目の
エアーセル2b1,2b2,2b3…へとエアーの移送
回路毎に交互にエアーを移送して給気するととも
にエアーを排出するものである。またこのエアー
ポンプ5は公知のもので良く、例えばダイヤフラ
ムを用いた送風・排出機構部と、モータ等を用い
て回転する回転板と固定板とからなる切換弁構造
の分配機構部とを組合せて構成されるものが考え
られる。
本考案の一実施例は上述のような構成らなり、
病人等がマツト本体1に寝た状態でエアーポンプ
5を作動させると、このエアーポンプ5は所定時
間、例えば5分経過すると、エアーの移送回路が
切換えられるので、マツト本体1のベースシート
S上に交互に逆向きになるように並設された略円
錐台形状の奇数番目のエアーセル2a1,2a2,2
a3…、および偶数番目のエアーセル2b1,2b2,
2b3…には、エアーポンプ5の送風・排出作用に
より例えば5分毎にエアーが移送されたり、また
は排出される。従つて交互に逆向きにベースシー
トS上に並設されたエアーセル2a1,2a2,2a3
…,2b1,2b2,2b3…は例えば5分毎に膨張ま
たは収縮を繰返す。
病人等がマツト本体1に寝た状態でエアーポンプ
5を作動させると、このエアーポンプ5は所定時
間、例えば5分経過すると、エアーの移送回路が
切換えられるので、マツト本体1のベースシート
S上に交互に逆向きになるように並設された略円
錐台形状の奇数番目のエアーセル2a1,2a2,2
a3…、および偶数番目のエアーセル2b1,2b2,
2b3…には、エアーポンプ5の送風・排出作用に
より例えば5分毎にエアーが移送されたり、また
は排出される。従つて交互に逆向きにベースシー
トS上に並設されたエアーセル2a1,2a2,2a3
…,2b1,2b2,2b3…は例えば5分毎に膨張ま
たは収縮を繰返す。
この際、マツト本体1の長さ方向に並設された
奇数番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…、およ
び偶数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…は一
端を大径部3aとなし、他端を小径部3bとなし
周面にはテーパ面3cを有する略円錐台形状に形
成されて相互に逆向きに配置されているから、マ
ツト本体1に寝ている病人等は奇数番目のエアー
セル2a1,2a2,2a3…および偶数番目のエアー
セル2b1,2b2,2b3…のマツト本体1の長さ方
向に略交叉する方向(伸長方向)および長さ方向
(左右方向)の2方向の膨張又は収縮に順応して
体位が縦横に変化される。従つてマツト本体1か
ら受ける体位は局部的に1個所に集中することな
く分散され、変化するとともに寝たまま運動され
ることにより血行が促進され、床ずれは防止され
る。しかも内臓は刺激されて血行を促すのと、ホ
ルモン、内分泌液等が円滑に分泌されるのとか
ら、内臓は活性化する。
奇数番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…、およ
び偶数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…は一
端を大径部3aとなし、他端を小径部3bとなし
周面にはテーパ面3cを有する略円錐台形状に形
成されて相互に逆向きに配置されているから、マ
ツト本体1に寝ている病人等は奇数番目のエアー
セル2a1,2a2,2a3…および偶数番目のエアー
セル2b1,2b2,2b3…のマツト本体1の長さ方
向に略交叉する方向(伸長方向)および長さ方向
(左右方向)の2方向の膨張又は収縮に順応して
体位が縦横に変化される。従つてマツト本体1か
ら受ける体位は局部的に1個所に集中することな
く分散され、変化するとともに寝たまま運動され
ることにより血行が促進され、床ずれは防止され
る。しかも内臓は刺激されて血行を促すのと、ホ
ルモン、内分泌液等が円滑に分泌されるのとか
ら、内臓は活性化する。
また本実施例の医療用エアーマツトは、布、合
成樹脂シート等の可撓性材料によつて形成される
ベースシートSと、該ベースシートSの上面には
エアーの移送回路を異にする毎に該ベースシート
Sとは別個独立に形成される略円錐台形状の奇数
番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…、および偶
数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…よりなる
適宜数十本のエアーセル2と、前記ベースシート
Sの一側縁部の上面に略直線上に配置されて該エ
アーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3
…をエアーポンプ5に接続する2本のパイプを並
設した連結パイプ23とによりなる相互に個別な
部品を組合せて形成されるから、上下2枚の気密
製のシートの内部を線状のシール部にて区画する
ことによつてマツト内に給気系または排気系の回
路を異にするエアーセル部およびエアー供給通路
部をともに形成した複雑な構造にして製作に手間
がかかる従来のエアーマツトとは異なり、エアー
マツト自体の構造が簡素化されることにより製作
および組立は容易になり、コストは安価になる。
成樹脂シート等の可撓性材料によつて形成される
ベースシートSと、該ベースシートSの上面には
エアーの移送回路を異にする毎に該ベースシート
Sとは別個独立に形成される略円錐台形状の奇数
番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…、および偶
数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…よりなる
適宜数十本のエアーセル2と、前記ベースシート
Sの一側縁部の上面に略直線上に配置されて該エ
アーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3
…をエアーポンプ5に接続する2本のパイプを並
設した連結パイプ23とによりなる相互に個別な
部品を組合せて形成されるから、上下2枚の気密
製のシートの内部を線状のシール部にて区画する
ことによつてマツト内に給気系または排気系の回
路を異にするエアーセル部およびエアー供給通路
部をともに形成した複雑な構造にして製作に手間
がかかる従来のエアーマツトとは異なり、エアー
マツト自体の構造が簡素化されることにより製作
および組立は容易になり、コストは安価になる。
そして組付後にエアーセル2a1,2a2,2a3
…,2b1,2b2,2b3…にピンホールを生じた
り、又は磨耗によつて破断したり、さらには汚れ
を生じたりして新たなものと交換する場合にはベ
ースシートSに装設したバンド21,21やスナ
ツプ22、マジツクチヤツク、フアスナー等の適
宜固着部品の固着を解いて所望のエアーセルを取
外して新たなものと交換する。しかも汚れがエア
ーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…
の何れかに付着した場合にも所望のエアーセルの
みをバンド21,21等の固着部品の固着を解い
てベースシートS上から取外すことにより、水洗
いする等して容易且つ確実に清掃が行なえるの
で、不体裁は除かれ、衛生的になる。
…,2b1,2b2,2b3…にピンホールを生じた
り、又は磨耗によつて破断したり、さらには汚れ
を生じたりして新たなものと交換する場合にはベ
ースシートSに装設したバンド21,21やスナ
ツプ22、マジツクチヤツク、フアスナー等の適
宜固着部品の固着を解いて所望のエアーセルを取
外して新たなものと交換する。しかも汚れがエア
ーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…
の何れかに付着した場合にも所望のエアーセルの
みをバンド21,21等の固着部品の固着を解い
てベースシートS上から取外すことにより、水洗
いする等して容易且つ確実に清掃が行なえるの
で、不体裁は除かれ、衛生的になる。
また奇数番目のエアーセル2a1,2a2,2a3…
と、偶数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…と
の膨張又は収縮を繰返して行うのにはエアーポン
プ5に対して接続される連結パイプ23は、Tコ
ネクタ24の左右の管端部を着脱自在に長手方向
に略対向する開口内端部23a1,231を有する
切欠孔23aを奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…の小径の端部、および偶数番目のエア
ーセル2b1,2b2,2b3…の大径の端部に略一致
する個所に所定間隔毎に設けた2本のパイプを並
設することにより取扱および取付と、運搬および
保管とを簡便になすために一まとめに形成され、
ベースシートSの一側縁部の上面に略直線状に設
けられているので、エアーポンプ5がベースシー
トSの長手方向に対して右側又は左側に設置され
ている場合に、これに対応して何れの方向にもベ
ースシート20上に並設された適宜数十本のエア
ーセル2に対して連結パイプ23を介してエアー
ポンプを接続して選択使用が可能となる。
と、偶数番目のエアーセル2b1,2b2,2b3…と
の膨張又は収縮を繰返して行うのにはエアーポン
プ5に対して接続される連結パイプ23は、Tコ
ネクタ24の左右の管端部を着脱自在に長手方向
に略対向する開口内端部23a1,231を有する
切欠孔23aを奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…の小径の端部、および偶数番目のエア
ーセル2b1,2b2,2b3…の大径の端部に略一致
する個所に所定間隔毎に設けた2本のパイプを並
設することにより取扱および取付と、運搬および
保管とを簡便になすために一まとめに形成され、
ベースシートSの一側縁部の上面に略直線状に設
けられているので、エアーポンプ5がベースシー
トSの長手方向に対して右側又は左側に設置され
ている場合に、これに対応して何れの方向にもベ
ースシート20上に並設された適宜数十本のエア
ーセル2に対して連結パイプ23を介してエアー
ポンプを接続して選択使用が可能となる。
また連結パイプ23はベースシートSの一側縁
部の上面に略直線状に一まとめに配設されている
ので、連結パイプ23が病人の身体に不用意に巻
付いたりすることはない。しかも連結パイプ23
を設置するのとは反対側のベースシートSの他側
は何等の障害物がなく、常時解放されているか
ら、介助者が介助を行う場合に邪魔になつて作業
の支障を来すことがない。しかも連結パイプ23
は2本のパイプを並設することによつて略直線状
にベースシートSの一側縁部に設けられているの
で、エアーポンプ5からエアーセル2a1,2a2,
2a3…,2b1,2b2,2b3…へのエアーの供給
と、またエアーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,
2b2,2b3…からのエアーの排出とが無理な負荷
がかからずに効率よく行え、連結パイプ23およ
びエアーポンプ5の寿命は伸びる。さらに連結パ
イプ23が屈曲個所における疲労や磨耗によつて
破断したり、ピンホールを生じた場合、さらには
ゴミ等の異物が詰まつた場合の交換は、切欠孔2
3の長手方向に略対向する開口内端部23a1,2
3a1…内に左右の管端部を着脱自在に嵌合し且つ
中央の管端部を奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…の小径な端部と、偶数番目のエアーセ
ル2b1,2b2,2b3…の大径な端部にそれぞれ嵌
脱自在に取付けているTコネクタ24から連結パ
イプ23を取外すことによつて新たな連結パイプ
23を容易に交換でき、また補修が行なえる。
部の上面に略直線状に一まとめに配設されている
ので、連結パイプ23が病人の身体に不用意に巻
付いたりすることはない。しかも連結パイプ23
を設置するのとは反対側のベースシートSの他側
は何等の障害物がなく、常時解放されているか
ら、介助者が介助を行う場合に邪魔になつて作業
の支障を来すことがない。しかも連結パイプ23
は2本のパイプを並設することによつて略直線状
にベースシートSの一側縁部に設けられているの
で、エアーポンプ5からエアーセル2a1,2a2,
2a3…,2b1,2b2,2b3…へのエアーの供給
と、またエアーセル2a1,2a2,2a3…,2b1,
2b2,2b3…からのエアーの排出とが無理な負荷
がかからずに効率よく行え、連結パイプ23およ
びエアーポンプ5の寿命は伸びる。さらに連結パ
イプ23が屈曲個所における疲労や磨耗によつて
破断したり、ピンホールを生じた場合、さらには
ゴミ等の異物が詰まつた場合の交換は、切欠孔2
3の長手方向に略対向する開口内端部23a1,2
3a1…内に左右の管端部を着脱自在に嵌合し且つ
中央の管端部を奇数番目のエアーセル2a1,2
a2,2a3…の小径な端部と、偶数番目のエアーセ
ル2b1,2b2,2b3…の大径な端部にそれぞれ嵌
脱自在に取付けているTコネクタ24から連結パ
イプ23を取外すことによつて新たな連結パイプ
23を容易に交換でき、また補修が行なえる。
しかもエアーマツトを収納する場合にはエアー
セル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…の
下面にはベースシートSが設けられているので、
ベースシートS毎エアーセル2a1,2a2,2a3
…,2b1,2b2,2b3…が散在することなしに整
然となり、捲回したり、折畳むことによりコンパ
クトに収納することができる。
セル2a1,2a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…の
下面にはベースシートSが設けられているので、
ベースシートS毎エアーセル2a1,2a2,2a3
…,2b1,2b2,2b3…が散在することなしに整
然となり、捲回したり、折畳むことによりコンパ
クトに収納することができる。
また図示はしないが、上記実施例の変更態様と
して病人等の症状、体格等に合わせて、例えば病
人等の上半身または下半身に相当する部分のエア
ーセル等を必要に応じてベースシートSに対して
着脱自在になして便器等を使用する場合に、取外
して使用したり、交換するようになしても良く、
エアーの移送回路を異にするエアーセル2a1,2
a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…の配列は必ずし
も交互に逆向きである必要はなく、1個おきまた
は2個おきに配列しても良く、任意である。
して病人等の症状、体格等に合わせて、例えば病
人等の上半身または下半身に相当する部分のエア
ーセル等を必要に応じてベースシートSに対して
着脱自在になして便器等を使用する場合に、取外
して使用したり、交換するようになしても良く、
エアーの移送回路を異にするエアーセル2a1,2
a2,2a3…,2b1,2b2,2b3…の配列は必ずし
も交互に逆向きである必要はなく、1個おきまた
は2個おきに配列しても良く、任意である。
上述のように本考案は、マツト本体の上面に寝
ている病人等に対してエアーポンプを作動するこ
とによりマツト本体のベースシートの長さ方向に
移送回路を異にする毎に交互に逆向きに並設され
た略円錐台形状のエアーセルを膨張または収縮す
ることができるので、エアーマツトの長さ方向お
よび長さ方向に略交叉する2方向に病人の体位を
縦横に変化させることにより体圧を充分に軽減さ
せて血行が円滑に流れるように促進して床ずれを
防止できるとともに内臓を刺激して血行を促すこ
とにより、ホルモン、内分泌液等が円滑に分泌さ
れて活性化できる。
ている病人等に対してエアーポンプを作動するこ
とによりマツト本体のベースシートの長さ方向に
移送回路を異にする毎に交互に逆向きに並設され
た略円錐台形状のエアーセルを膨張または収縮す
ることができるので、エアーマツトの長さ方向お
よび長さ方向に略交叉する2方向に病人の体位を
縦横に変化させることにより体圧を充分に軽減さ
せて血行が円滑に流れるように促進して床ずれを
防止できるとともに内臓を刺激して血行を促すこ
とにより、ホルモン、内分泌液等が円滑に分泌さ
れて活性化できる。
またエアーセルや連結パイプが磨耗によつて破
断したり、ピンホールを生じた場合に、エアーマ
ツトは全体ではなく、その部分のエアーセルのみ
の交換を行つたり、または連結パイプの交換、補
修が行えるとともに清掃も容易に行える。
断したり、ピンホールを生じた場合に、エアーマ
ツトは全体ではなく、その部分のエアーセルのみ
の交換を行つたり、または連結パイプの交換、補
修が行えるとともに清掃も容易に行える。
またエアーマツトは、ベースシートと、該ベー
スシートとは別個独立の略円錐台形状のエアーセ
ルと、該エアーセルとは別個で2本のパイプを1
まとめにしてベースシートの一側縁部の上面に略
直線状に着脱自在に配置される1本の連結パイプ
と、該連結パイプとエアーセルとを着脱可能に接
続するTコネクタと、前記連結パイプの左右何れ
かの側端に選択的に接続されるエアーポンプとか
らなる数種の個別な部品にて形成されるので、構
造は簡単になり、製作および組立が容易でコスト
は安価になる。
スシートとは別個独立の略円錐台形状のエアーセ
ルと、該エアーセルとは別個で2本のパイプを1
まとめにしてベースシートの一側縁部の上面に略
直線状に着脱自在に配置される1本の連結パイプ
と、該連結パイプとエアーセルとを着脱可能に接
続するTコネクタと、前記連結パイプの左右何れ
かの側端に選択的に接続されるエアーポンプとか
らなる数種の個別な部品にて形成されるので、構
造は簡単になり、製作および組立が容易でコスト
は安価になる。
さらにはエアーセルに給気したりまたは排気す
るための連結パイプは、ベースシートの一側縁部
の上面に2本のパイプを1まとめに配置されてい
るので、エアーセル上に横臥している病人等の身
体に連結パイプが不用意に巻付くことはないとと
もに、ベースシートの他端は何等の障害物がなく
なり、常時開放されているので、介助者の介助が
容易且つ確実に行える。
るための連結パイプは、ベースシートの一側縁部
の上面に2本のパイプを1まとめに配置されてい
るので、エアーセル上に横臥している病人等の身
体に連結パイプが不用意に巻付くことはないとと
もに、ベースシートの他端は何等の障害物がなく
なり、常時開放されているので、介助者の介助が
容易且つ確実に行える。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜面図、
第2図は同じく使用状態を示す正面図である。 1……マツト本体、2……エアーセル、2a1,
2a2,2a3……奇数番目のエアーセル、2b1,2
b2,2b3……偶数番目のエアーセル、3a……大
径部、3b……小径部、3c……テーパ面、5…
…エアーポンプ、21……バンド、22……スナ
ツプ、23……連結パイプ、23a……切欠孔、
S……ベースシート、24……Tコネクタ。
第2図は同じく使用状態を示す正面図である。 1……マツト本体、2……エアーセル、2a1,
2a2,2a3……奇数番目のエアーセル、2b1,2
b2,2b3……偶数番目のエアーセル、3a……大
径部、3b……小径部、3c……テーパ面、5…
…エアーポンプ、21……バンド、22……スナ
ツプ、23……連結パイプ、23a……切欠孔、
S……ベースシート、24……Tコネクタ。
Claims (1)
- エアーの移送回路を異にする毎にマツト本体の
長さ方向に交互に逆向きに並設し、一端が大径で
他端が小径な略円錐台形状に形成された適宜数の
エアーセルと、該エアーセルをエアーの移送回路
別に膨張又は収縮を繰返し行うように所定時間毎
に弁を切換えてエアーを送り込んだりまたは排出
させるエアーポンプとから成る医療用エアーマツ
トにして、前記エアーセルは可撓性材料により形
成されたベースシートの上面に着脱自在に並設さ
れ、連結パイプを前記ベースシートの一側縁部の
上面に略直線状に設け、前記連結パイプは柔軟性
材料により形成されるとともに、長手方向に開口
内端部を略対向して有する切欠孔を、エアーの移
送回路を異にする前記エアーセルの大径または小
径の端部に位置する所定間隔毎に設けた2本のパ
イプを並設することにより形成され、前記連結パ
イプの左右何れかの側端にはエアーポンプが選択
使用可能に接続され、前記連結パイプの前記開口
内端部内に左右の管端部を着脱可能に嵌合するT
コネクタを介して前記エアーセルを連結パイプに
接続したことを特徴とする医療用エアーマツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988142702U JPH0511858Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988142702U JPH0511858Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263838U JPH0263838U (ja) | 1990-05-14 |
JPH0511858Y2 true JPH0511858Y2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=31408875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988142702U Expired - Lifetime JPH0511858Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511858Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255914U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-04-22 | ||
JPH0230327B2 (ja) * | 1982-06-14 | 1990-07-05 | Daito Sangyo Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01140934U (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-27 | ||
JPH0534655Y2 (ja) * | 1988-08-19 | 1993-09-02 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP1988142702U patent/JPH0511858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255914U (ja) * | 1975-09-23 | 1977-04-22 | ||
JPH0230327B2 (ja) * | 1982-06-14 | 1990-07-05 | Daito Sangyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263838U (ja) | 1990-05-14 |
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