JPH05118247A - マイクロプロセツサの信号入出力装置 - Google Patents

マイクロプロセツサの信号入出力装置

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JPH05118247A
JPH05118247A JP28164891A JP28164891A JPH05118247A JP H05118247 A JPH05118247 A JP H05118247A JP 28164891 A JP28164891 A JP 28164891A JP 28164891 A JP28164891 A JP 28164891A JP H05118247 A JPH05118247 A JP H05118247A
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output
signal
circuit
microprocessor
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JP28164891A
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Shinichi Maeda
真一 前田
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロプロセッサに設けられた一つの入出
力ポートを用いて信号の入出力を行えるようにする。 【構成】 マイクロプロセッサ(CPU)50の入出力
ポートP1〜P6に、抵抗器R1〜R6を介してスイッ
チ信号入力回路56を接続すると共に、ラッチ回路60
を介して駆動回路59を接続する。そしてCPU50
を、通常は入出力ポートP1〜P6を出力状態に切り替
えて駆動回路59への信号を出力し、スイッチ信号入力
時には、出力ポートOUTからラッチ回路60にラッチ
信号を出力して出力信号を保持させた後、入出力ポート
P1〜P6を入力に切り替え、スイッチ信号入力回路5
6からのスイッチ信号を読み込むように動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムにより信号
の入出力を切り替え可能な入出力ポートを有するマイク
ロプロセッサに対して信号の入出力を行なうマイクロプ
ロセッサの信号入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、端子を有効に利用するため、
端子を入力ポートとして使用するか或は出力ポートとし
て使用するかをプログラムにより切り替えることができ
るようにされたマイクロプロセッサが知られている。そ
して、この種のマイクロプロセッサを使用する場合、信
号の入出力を切り替え可能な端子,即ち入出力ポート
を、入力又は出力のいずれに利用するかを決定して他の
装置との接続を行ない、プログラムにより入出力ポート
を入力ポート又は出力ポートのいずれか一方に切り替え
て使用していた。
【0003】一方、例えば特開昭63−25374号公
報に開示されているように、マイクロプロセッサを中心
に構成された電子制御回路と、点火コイル側に設けられ
た点火コイル駆動回路及びそのモニタ回路とを、1本の
信号線で接続するために、点火コイル側にモニタ回路か
らのモニタ信号から点火コイルの故障を検出し、故障検
出時には電子制御回路から点火コイル駆動回路に入力さ
れる点火信号を変調する故障検出回路を設けた内燃機関
用点火装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記特開昭63
−25374号公報に記載の装置では、それまで電子制
御回路と点火コイル駆動回路及びモニタ回路とを個々に
接続しなければならなかったものを1本の信号線で接続
できるようになるものの、上記のようにマイクロプロセ
ッサは、たとえ信号の入出力を切り替え可能な入出力ポ
ートを有するマイクロプロセッサであっても、各端子は
入力ポート又は出力ポートのいずれかに設定されるた
め、その信号線をマイクロプロセッサの端子に直接接続
することはできず、電子制御回路内に、マイクロプロセ
ッサの出力ポートから出力される点火信号を信号線に出
力する出力回路と、マイクロプロセッサの入力ポートに
故障検出信号を入力する入力回路とを夫々設け、その信
号線をこれら各回路に接続しなければならなかった。
【0005】即ち、従来では、信号の入出力を切り替え
可能な入出力ポートを有するマイクロプロセッサであっ
ても、その入出力ポートは、信号入力又は信号出力のい
ずれか一方に設定して使用されるため、入力信号及び出
力信号が流れる一つの信号線を一つの端子に接続するこ
とができず、マイクロプロセッサには、入出力信号の数
に対応して端子を設けなければならなかった。
【0006】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、プログラムにより信号の入出力を切り替え可能な入
出力ポートを有するマイクロプロセッサにおいて、入出
力ポートの入力及び出力を切り替えながら信号の入出力
を行うことができるようにすることを目的としてなされ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明は、プログラムにより信号の入
出力を切り替え可能な入出力ポートを有し、信号入力時
には上記入出力ポートを入力に、信号出力時には上記入
出力ポートを出力に切り替えて、信号の入出力を行なう
マイクロプロセッサと、上記入出力ポートと上記マイク
ロプロセッサへの入力信号を処理する入力処理回路とを
接続する抵抗器と、上記入出力ポートに接続され、上記
入出力ポートが出力状態にあるときには入出力ポートか
らの信号を外部に出力し、上記入出力ポートが入力状態
にあるときには信号の出力状態を保持する信号出力回路
と、を備えたことを特徴とするマイクロプロセッサの信
号入出力装置を要旨としている。
【0008】
【作用及び発明の効果】以上のように構成された本発明
のマイクロプロセッサの信号入出力装置においては、マ
イクロプロセッサの入出力ポートに、抵抗器を介して入
力処理回路が接続されると共に、信号出力回路が接続さ
れており、マイクロプロセッサは、入出力ポートを入力
に切り替えて入力処理回路からの入力信号を読み込み、
入出力ポートを出力に切り替えて信号出力を行なう。ま
た信号出力回路は、入出力ポートが出力状態にあるとき
には入出力ポートからの信号を外部に出力し、入出力ポ
ートが入力状態にあるときには信号の出力状態を保持す
る。
【0009】このためマイクロプロセッサが入出力ポー
トを出力に切り替えて信号を出力している場合には、信
号出力回路から、抵抗器により入力処理回路からの入力
信号に影響されることなく、マイクロプロセッサからの
出力信号が出力されることとなり、逆にマイクロプロセ
ッサが入出力ポートを入力に切り替えて信号を入力して
いる場合には、信号出力回路からは、入出力ポート切り
替え前の出力信号が出力されることとなる。
【0010】従って本発明のマイクロプロセッサの信号
入出力装置によれば、マイクロプロセッサの入出力ポー
トの入出力をプログラムにより変更しながら使用するこ
とができ、従来のように入出力ポートをマイクロプロセ
ッサへの入出力信号の数に対応して設ける必要がないた
め、マイクロプロセッサの入出力ポートの数を減らし
て、入出力ポートの使用効率を向上することが可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は本発明が適用された電子制御装置(EC
U)1と外部機器との接続状態を表す概略構成図であ
る。
【0012】ECU1は、車両用のディーゼルエンジン
3に燃料を噴射供給する燃料噴射ポンプ5に設けられた
タイミングコントロール弁7,電磁スピル弁9,及び電
磁燃料カット弁11を夫々駆動することにより、周知の
燃料噴射時期制御,燃料噴射量制御,及び燃料カット制
御を実行すると共に、ディーゼルエンジン3に設けられ
たグロープラグ13を所定時間通電するグローリレー1
5,及びベンチュリダイヤフラム17とバキュームポン
プ19とを連通・遮断する吸気制御バルブ21,23を
夫々駆動することにより、周知のグロー制御及び吸気制
御を実行するものであり、ECU1は、これら各制御を
ディーゼルエンジン3の運転状態に応じて実行するため
に、ディーゼルエンジン3の運転状態を検出する各種セ
ンサ、即ち,燃料噴射ポンプ5に設けられたクランク角
センサ25,回転数センサ26,ディーゼルエンジン3
に設けられた吸気温センサ27,アクセルポジションセ
ンサ28,吸気圧センサ29,及び冷却水温センサ30
からの検出信号を入力する。
【0013】また燃料噴射ポンプ5には、燃料噴射制御
を燃料噴射ポンプ固有の特性に適合させるための調整抵
抗器33,35が設けられており、ECU1は、これら
調整抵抗器33,35の抵抗値を読み取り、燃料噴射ポ
ンプ5に対する制御量を補正する。
【0014】またECU1には、キーボックス37内の
イグニッションスイッチIG,スタータスイッチST,
図示しない自動変速機に設けられたニュートラルスイッ
チNSとスタータスイッチSTとが共にON状態にある
ときバッテリBからの電源電圧を受けて作動するスター
タモータMS,空調装置のコンプレッサAC,ECU1
の作動試験用のテスト端子TTが接続され、これら各部
の状態を検知できるようにされている。
【0015】また更にECU1には、車室内の運転席前
方に設けられた表示パネル39にも接続されており、表
示パネル39のスピードメータ39aに連結された車速
センサからの検出信号を入力すると共に、上記各種セン
サによる検出結果に従い、表示パネル39に設けられた
エンジン回転数表示用のタコメータ39b,エンジンの
異常を表示するチェックエンジンランプ39c,ディー
ゼルエンジン3に設けられたターボチャージャTBの動
作状態を表示するターボインジケータランプ39d,グ
ロープラグ13の通電状態を表示するグローインジケー
タランプ39eを駆動するようにされている。
【0016】次に図1はECU1の回路構成を表すブロ
ック図である。図に示す如くECU1は、上記各種制御
のための論理演算を行なうマイクロプロセッサ(CP
U)50を中心に構成されており、上記各種センサやス
イッチからの信号を処理してCPU50に入力するため
に、波形整形回路52,A/D変換回路54及びスイッ
チ信号入力回路56が備えられると共に、CPU50か
らの出力信号に従いディーゼルエンジン3,燃料噴射ポ
ンプ5,及び表示パネル39の各部を駆動するための駆
動回路58,59が備えられている。
【0017】ここで波形整形回路52は、スピードメー
タ39aに連結された車速センサ,燃料噴射ポンプ5に
設けられた回転数センサ26及びクランク角センサ25
から出力されるパルス状の検出信号(即ち,車速信号S
V,回転数信号NE及びクランク角信号CA)を波形整
形してCPU50に入力するためのもので、CPU50
の入力ポートに直接接続されている。
【0018】またA/D変換回路54は、ディーゼルエ
ンジン3に設けられた冷却水温センサ30,吸気圧セン
サ29,アクセルポジションセンサ28,吸気温センサ
27から夫々されるアナログの検出信号(即ち,冷却水
温信号TW,吸気圧信号PM,アクセル開度信号θA,
吸気温信号TA)、及び燃料噴射ポンプ5に設けられた
調整抵抗器33,35の抵抗値ra,rbを、デジタル
信号に変換してCPU50に入力するためのもので、波
形整形回路52と同様、CPU50の入力ポートに直接
接続されている。
【0019】一方スイッチ信号入力回路56は、アクセ
ルポジションセンサ28に設けられた周知のアイドルス
イッチIDのON・OFF状態,イグニッションスイッ
チIGのON・OFF状態,ニュートラルスイッチNS
のON・OFF状態,スタータモータMSのON・OF
F状態,空調装置のコンプレッサACのON・OFF状
態,及びテスト端子TTのON・OFF状態,を夫々表
す1ビットのスイッチ信号SID,SIG,SNS,SMS,S
AC及びSTTをCPU50に入力するための所謂バッファ
回路であり、これら各ON・OFF信号(スイッチ信
号)を、入出力を切り替え可能なCPU50の入出力ポ
ートP1〜P6に入力するために、抵抗器R1〜R6を
介して接続されている。
【0020】次に駆動回路58は、CPU50からの出
力信号に従い、燃料噴射ポンプ5に設けられた電磁スピ
ル弁9,電磁燃料カット弁11,及びタイミングコント
ロール弁7と、表示パネル39に設けられたタコメータ
39bとを各々駆動するためのもので、CPU50の出
力ポートに直接接続されている。
【0021】一方駆動回路59は、CPU50からの出
力信号に従い、ディーゼルエンジン3に設けられたグロ
ーリレー15,吸気制御バルブ21,及び吸気制御バル
ブ23と、表示パネル39に設けられたグローインジケ
ータランプ39e,ターボインジケータランプ39d,
及びチェックエンジンランプ39cとを各々駆動するた
めのもので、CPU50の入出力ポートP1〜P6にラ
ッチ回路60を介して接続されている。
【0022】即ち、CPU50の入出力ポートP1〜P
6には、抵抗器R1〜R6及びラッチ回路60を介し
て、スイッチ信号入力回路56及び駆動回路59が共に
接続されており、CPU50が入出力ポートP1〜P6
の入出力状態を切り替えることにより、スイッチ信号の
入力及び駆動回路59への信号出力を行えるようにされ
ている。
【0023】尚スイッチ信号入力回路56とCPU50
の入出力ポートP1〜P6とを接続する抵抗器R1〜R
6は、CPU50が入出力ポートP1〜P6から信号を
出力しているときに、スイッチ信号入力回路56からの
スイッチ信号が入出力ポートP1〜P6からの出力信号
に影響を与えるのを防止するためのものであり、抵抗値
の大きな抵抗器が使用されている。
【0024】つまりCPU50が入出力ポートP1〜P
6からHighレベルの信号を出力しているときに、スイッ
チ信号入力回路56のスイッチ信号レベルがLow レベル
であれば、抵抗器R1〜R6を介してスイッチ信号入力
回路56側に電流が流れるようになり、逆にCPU50
が入出力ポートP1〜P6からLow レベルの信号を出力
しているときに、スイッチ信号入力回路56のスイッチ
信号レベルがHighレベルであれば、抵抗器R1〜R6を
介して入出力ポートP1〜P6側に電流が流れるように
なる。このためこうした電流が流れても駆動回路59に
入出力ポートP1〜P6からの出力信号を入力できるよ
うに、抵抗器R1〜R6には抵抗値の大きな抵抗器が使
用されている。例えばCPU50の入出力ポートP1〜
P6がHighレベルの時の流出電流が0.5mAで、制御
回路の電源電圧が+5Vであれば、抵抗器R1〜R6の
抵抗値は10kΩ(=5V/0.5mA)以上必要であ
るため、こうした要求を満足できるように、抵抗器R1
〜R6には抵抗値の大きな抵抗器が使用されている。
【0025】またCPU50が入出力ポートP1〜P6
を入力に切り替えて、スイッチ信号入力回路56からの
スイッチ信号を入力する場合、その入力信号が抵抗器R
1〜R6とラッチ回路60の入力抵抗とで分圧されて、
CPU50の入出力ポートP1〜P6に入力されるた
め、CPU50側でその分圧された電位によってスイッ
チ信号を識別できるように、ラッチ回路60の入力イン
ピーダンスは抵抗器R1〜R6の抵抗値に対して充分大
きくなるように設定されている。
【0026】一方ラッチ回路60は、CPU50の出力
ポートOUTから出力されるラッチ信号により入出力ポ
ートP1〜P6側の信号レベルをラッチして、駆動回路
59に出力するものであり、前述の信号出力回路に相当
する。このように構成されたECU1においては、CP
U50の動作によって、上述の各種センサやスイッチか
らの信号に従い、燃料噴射量や燃料噴射時期等のエンジ
ン制御を実行すると共に、表示パネル39の表示制御を
実行するのであるが、こうした制御は従来より周知であ
るので、ここでは説明を省略し、次にCPU50で実行
される本発明にかかわる主要な処理である入出力切替処
理について図3に示すフローチャートに沿って説明す
る。尚この入出力切替処理は、入出力ポートP1〜P6
を、定常の出力状態から一時的に入力状態に切り替え
て、上記各種スイッチ信号を読み込むための処理であ
り、所定時間(例えば10msec.)毎に実行される。
【0027】図に示す如くこの処理が開始されると、ま
ずステップ100にて、出力ポートOUTからラッチ信
号を出力することにより、ラッチ回路60の出力を保持
させる。また続くステップ110では、現在の入出力ポ
ートP1〜P6からの駆動信号の出力状態を記憶し、ス
テップ120にて、入出力ポートP1〜P6を入力に切
り替える。
【0028】そして続くステップ130では、スイッチ
信号入力回路56を介して入力されているスイッチ信号
を順次読み込み、そのON・OFF判定を行なう入力信
号処理を実行する。尚この入力信号処理は、今回読み込
んだスイッチ信号と前回読み込んだスイッチ信号とを比
較し、スイッチ信号が連続してON状態ならON,連続
してOFF状態ならOFF,それ以外は前回のON・O
FF状態を保持するといった手順で実行される。そして
全スイッチ信号のON・OFF判定が終了すると、ステ
ップ140に移行して、入出力ポートP1〜P6を出力
に切り替える。
【0029】次にステップ150では、各入出力ポート
P1〜P6をステップ110にて記憶した信号出力状態
にセットし、ステップ160にて、出力ポートOUTか
らのラッチ信号の出力を停止し、当該処理を一旦終了す
る。以上説明したように本実施例では、図4に示す如
く、スイッチ信号の入力時以外は、CPU50の入出力
ポートP1〜P6を出力に、またラッチ信号はラッチ解
除側に設定している。このためCPU50は出力信号を
任意のタイミングでHigh又はLow レベルに切り替えて、
駆動回路59に出力することができ、駆動回路59から
駆動信号を応答遅れなく出力させることができる。また
この信号出力時に、スイッチ信号入力回路56からのス
イッチ信号がCPU50の出力レベルと異なっていたと
しても、抵抗器R1〜R6により駆動回路59にはCP
U50の出力信号を正確に伝達することができる。
【0030】また上記入出力切替処理により、CPU5
0の入出力ポートP1〜P6は、10msec.毎に入力に
切り替えられるが、入出力ポートP1〜P6を入力に切
り替える際には、予め出力ポートOUTからラッチ信号
を出力してラッチ回路60に出力信号をラッチさせ、ま
たスイッチ信号の入力後は、入出力ポートP1〜P6を
出力に切り替え、各入出力ポートP1〜P6を今までの
信号出力状態にセットした後、ラッチ回路60のラッチ
を解除するため、信号入力に伴い駆動回路59から出力
される駆動信号が変化することもない。
【0031】そしてこのように本実施例によれば、各種
スイッチ信号の入力及び駆動回路59への信号出力を、
入出力ポートP1〜P6を用いて行なうことができるた
め、従来のように入出力ポートをCPU50への入出力
信号の数に対応して設ける必要がなく、CPU50の入
出力ポートの数を減らして、入出力ポートの使用効率を
向上することが可能となる。
【0032】ここで上記実施例では、CPU50の入出
力ポートP1〜P6を、通常は出力に切り替えておき、
スイッチ信号の入力時にのみ入力に切り替えるようにし
たが、逆に通常は入力としてスイッチ信号を常時入力す
るようにすると共に、出力ポートOUTからラッチ信号
を出力してラッチ回路60をラッチさせ、出力信号の変
更時又は一定周期で、入出力ポートを出力に切り替え、
信号出力及びラッチ回路60のラッチ解除を行なうよう
にしてもよい。
【0033】また上記実施例では、スイッチ信号入力時
に駆動回路59への出力信号を保持するためにCPU5
0から出力されるラッチ信号により出力信号をラッチす
るラッチ回路60を設けたが、例えば駆動回路59内、
又はラッチ回路60の代わりに、CPU50からの出力
信号が、HighレベルからLowレベル,或はLow レベルか
らHighレベルに変化した際、その変化した状態が所定時
間継続しなければ駆動回路59への入力信号を変化させ
ない保持回路を設けてもよい。
【0034】つまり例えば入出力ポートP1〜P6を入
力に切り替え、上記ステップ130の入力信号処理を実
行した後、入出力ポートP1〜P6を出力に切り替える
までの時間が100μsec.である場合、駆動回路59
内、又はラッチ回路60の代わりに、500μsec.程度
の保持時間を有する保持回路を設ければ、上記実施例の
ラッチ回路60を設ける必要がなく、図3に示したラッ
チ信号の出力及びラッチ信号の出力停止を行なうステッ
プ100及びステップ160を不要とすることができ
る。またこの場合、ラッチ信号の出力が不要となるの
で、CPU50の出力ポートOUTが不要となり、CP
U50の出力ポート数を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のディーゼルエンジン制御用の電子制
御装置(ECU)の回路構成を表すブロック図である。
【図2】 電子制御装置(ECU)と外部機器との接続
状態を表す概略構成図である。
【図3】 マイクロプロセッサ(CPU)にて実行され
る入出力切替処理を表すフローチャートである。
【図4】 入出力ポートの入出力切り替え動作を説明す
るタイムチャートである。
【符号の説明】
1…電子制御装置(ECU) 3…ディーゼルエンジ
ン 5…燃料噴射ポンプ 39…表示パネル 50…マイクロプロセッサ(CPU) 52…波形整
形回路 54…A/D変換回路 56…スイッチ信号入力回路 58,59…駆動回路 60…ラッチ回路 OUT
…出力ポート P1〜P6…入出力ポート R1〜R6…抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムにより信号の入出力を切り替
    え可能な入出力ポートを有し、信号入力時には上記入出
    力ポートを入力に、信号出力時には上記入出力ポートを
    出力に切り替えて、信号の入出力を行なうマイクロプロ
    セッサと、 上記入出力ポートと上記マイクロプロセッサへの入力信
    号を処理する入力処理回路とを接続する抵抗器と、 上記入出力ポートに接続され、上記入出力ポートが出力
    状態にあるときには入出力ポートからの信号を外部に出
    力し、上記入出力ポートが入力状態にあるときには信号
    の出力状態を保持する信号出力回路と、 を備えたことを特徴とするマイクロプロセッサの信号入
    出力装置。
JP28164891A 1991-10-28 1991-10-28 マイクロプロセツサの信号入出力装置 Pending JPH05118247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1173203A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Denso Corp 電子制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1173203A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Denso Corp 電子制御装置

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