JPH05118009A - 地下式アスフアルトプラント - Google Patents

地下式アスフアルトプラント

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JPH05118009A
JPH05118009A JP24988191A JP24988191A JPH05118009A JP H05118009 A JPH05118009 A JP H05118009A JP 24988191 A JP24988191 A JP 24988191A JP 24988191 A JP24988191 A JP 24988191A JP H05118009 A JPH05118009 A JP H05118009A
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Haruyuki Hirano
治行 平野
Hitoshi Isohata
仁 五十畑
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースを狭くし、公害を防ぐ。防火性
と美観を良くし、構造を簡単にする。 【構成】 地面Gに穴Gaを掘る。穴Gaに貯蔵槽1と
ドライヤ3、ホットエレベータ4、ミキシングタワー
5、アスファルトタンク6、フィラータンク7等を設置
し、地下でアスファルト合材を製造する。地下のアスフ
ァルト合材を合材エレベータ8で地上の合材サイロ16
に入れる。貯蔵槽1の上には投入通路Rを設け、その上
方に屋根19を設ける。トラックTをゲート20から投
入通路Rに入れ、骨材等を投入口1aから貯蔵槽1に投
入する。貯蔵槽1に骨材等を投入するための従来のよう
な傾斜ベルトコンベヤ等が不要なので、その分設置スペ
ースが狭くなり、構造も簡単である。騒音公害を防ぎや
すく、また防火性に優れ、環境を損なうこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新骨材やアスファルト
舗装廃材をドライヤで乾燥加熱してアスファルト合材や
アスファルト再生合材を製造する地下式のアスファルト
プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトプラントは、図4に示すよ
うに、新骨材やアスファルト舗装廃材(以下、骨材等と
いう)を貯蔵する複数の貯蔵槽1と、該貯蔵槽1から供
給用フィーダ9,10,12で供給された骨材等を乾燥
加熱するドライヤ3とを主体とする。
【0003】新骨材とアスファルト、及びフィラー等を
混合してアスファルト合材を製造する、通常のアスファ
ルトプラントにおいては、貯蔵槽1とドライヤ3の他
に、アスファルトタンクやフィラータンク、及びミキシ
ングタワー、更には合材サイロが設けられる。なお、ミ
キシングタワーは、ドライヤで乾燥加熱された新骨材を
篩にかけて粒度別に複数のホットビンに貯蔵し、該新骨
材とアスファルト、及びフィラーを計量、混合してアス
ファルト合材とするものであり、また、合材サイロは上
記アスファルト合材を貯蔵する。ドライヤ3には集塵器
が付設されることは言うまでもない。
【0004】また、アスファルト廃材の再生プラントに
おいても、貯蔵槽1とドライヤ3に、篩を省くなどして
型式をかえたミキシングタワー等が設けられる。
【0005】なお、従来のアスファルトプラントは、貯
蔵槽1やドライヤ3等の全設備が地上に設置されてい
る。このため、貯蔵槽1には、トラックTで運ばれてき
た骨材等を受ける受入ホッパ30、該受入ホッパ30か
ら排出された骨材等を移送するベルトフィーダ31、該
ベルトフィーダ31で移送されてきた骨材等を貯蔵タン
ク1の上に搬送する傾斜ベルトコンベヤ32、及び該傾
斜ベルトコンベヤ32で運び上げられた骨材等を複数の
各貯蔵槽1に投入口から投入するシャトルベルトコンベ
ヤやトリッパベルトコンベヤ等の投入コンベヤ33が設
けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、世の動向と
して、次の傾向がますます強くなることが明らかであ
る。 (イ) 土地の入手が困難(住宅の密集、住宅地域の拡
大によるスペース不足と、地下の高騰)。
【0007】(ロ) 公害規制が厳しくなる(騒音、振
動、粉塵、煤煙等に対する規制が段々厳しくなってきて
いる)。 (ハ) 安全性が十分なもの。 (ニ) 美観の良いもの。
【0008】このような動向に基づいて、上記従来の地
上設置式とも言うべきアスファルトプラントを検討して
みると次のような問題点がある。すなわち、第1に広い
設置スペースが必要である。第2に、公害の解決策が頭
打ちの状態にある。また第3に防火上の安全性が十分で
なく、外観も悪い。その他第4として、トラックTで運
ばれてきた骨材等を各貯蔵槽1に投入するために、受入
ホッパ30、ベルトフィーダ31、傾斜ベルトコンベヤ
32、及び投入コンベヤ33が必要で構造が複雑であ
る。
【0009】本発明は、設置スペースが狭くて済み、公
害対策がたてやすい上、火災に対する安全性と美観に優
れ、しかも構造が簡単な、アスファルトプラントを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、骨材等の貯蔵槽と、該貯蔵槽から供給
された骨材等を乾燥加熱するドライヤを備えたアスファ
ルトプラントにおいて、上記貯蔵槽とドライヤを地下に
設け、かつ貯蔵槽の上に、該貯蔵槽の投入口から骨材等
を貯蔵槽に投入するトラックの投入通路を設けた構成と
した。
【0011】
【作用】トラックは、貯蔵槽の上に設けられた投入通路
を走行して投入口に近付き、骨材等を貯蔵槽に投入す
る。このため、貯蔵槽が地上に設置されている従来のア
スファルトプラントと違って、トラックの骨材等を貯蔵
槽の上に運び上げる設備が不要であり、その分構造が簡
単になるとともに、設置面積を縮小することができる。
【0012】また、貯蔵槽とドライヤが地下に設けられ
ているため、騒音公害を防止しやすいほか、防火の上で
安全である。地上設備を最低限度に抑えることができる
ので、環境上の美観を損なうことが少ない。
【0013】
【実施例】図1ないし図3は新骨材でアスファルト合材
を製造する本発明に係る地下式アスファルトプラントの
一実施例を示す。これらの図において符号1は貯蔵槽で
ある。貯蔵槽1は新骨材を貯蔵するものであり、地面G
に掘られた穴Gaに複数(図のものは9基)立設されて
いる。各貯蔵槽1に新骨材を入れる投入口1aは地面G
に開口しており、蓋2によって開閉自在とされている。
貯蔵槽1の上はトラックTの投入通路Rとなっていて、
トラックTで運ばれてきた新骨材を各投入口1aから各
貯蔵槽1に投入することができる構成となっている。
【0014】穴Gaには、貯蔵槽1の他に、ドライヤ3
と、ホットエレベータ4、ミキシングタワー5、アスフ
ァルトタンク6、フィラータンク7、及び合材エレベー
タ8等が設けられている。ドライヤ3は、貯蔵槽1から
供給用フィーダ9,10,11,12を介して送られて
きた新骨材を乾燥加熱する。ドライヤ3には集塵器13
が連絡されている。
【0015】また、ミキシングタワー5は、篩と複数の
ホットビン、計量ホッパ、及びミキサ(いずれも図示せ
ず)を備え、ドライヤ3で乾燥加熱されてホットエレベ
ータ4で運び上げられた新骨材を篩で分級して各ホット
ビンに粒度別に貯蔵し、その新骨材とアスファルトタン
ク6のアスファルト、及びフィラータンク7のフィラー
を計量してミキサで混合し、アスファルト合材を製造す
る。アスファルト合材は、合材台車14で合材エレベー
タ8に運ばれ、該合材エレベータ8で地上に運び上げら
れる。
【0016】地上には架台15が設けられ、該架台15
の上に複数(6基)の合材サイロ16が立設されてい
る。架台15はその下をトラックTが通行自在とされて
いる。各合材サイロ16の上には合材台車17の軌道1
8が設けられている。合材台車17は合材エレベータ8
で運び上げられたアスファルト合材を受け、軌道18に
沿って移動してその合材を各合材サイロ16に入れる。
各合材サイロ16のアスファルト合材は、トラックTに
積み込まれて舗装現場に運ばれる。
【0017】貯蔵槽1の上方には屋根19が設けられて
おり、トラックTはゲート(自動シャッタ)20を通っ
て屋根19下の投入通路Rに出入りする構成となってい
る。
【0018】なお、本発明の地下式アスファルトプラン
トを構成している、貯蔵槽1、ドライヤ3、ホットエレ
ベータ4、ミキシングタワー5、アスファルトタンク
6、フィラータンク7、集塵器13、及び合材サイロ1
6等の基本的な構造は、従来のアスファルトプラントで
使用されているものと同一、若しくはこれに類するもの
である。
【0019】上記のように構成された本発明の地下式ア
スファルトプラントにおいては、トラックTがゲート2
0を通って投入通路Rに入り、蓋2を開けられた投入孔
1aから新骨材を各貯蔵槽1に投入する。新骨材は、地
下、つまり穴Gaにおいて、ドライヤ3で乾燥加熱さ
れ、ミキシングタワー5でアスファルト合材に仕上げら
れる。地下で製造されたアスファルト合材は、合材台車
14,17と合材エレベータ8で地上の合材サイロ16
に入れられ、トラックTで舗装現場に運ばれる。
【0020】なお、アスファルト舗装廃材の再生プラン
トの場合も、上記と同様に貯蔵槽1とドライヤ(再生ド
ライヤ)3等は穴Gaに設置される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る地下
式アスファルトプラントは、骨材等の貯蔵槽と、該貯蔵
槽から供給された骨材等を乾燥加熱するドライヤを備え
たアスファルトプラントにおいて、上記貯蔵槽とドライ
ヤは地下に設けられ、かつ貯蔵槽の上に、該貯蔵槽の投
入口から骨材等を貯蔵槽に投入するトラックの投入通路
が設けられた構成とされているので、貯蔵槽上の投入通
路においてトラックから骨材等を貯蔵槽に投入すること
ができる。このため、骨材等を貯蔵槽に投入するため
の、従来の傾斜ベルトコンベヤ32のような投入設備を
設ける必要がなく、設置スペースを縮小することができ
るとともに、構造も簡単になる長所がある。
【0022】また、貯蔵槽とドライヤが地下にあって、
周囲を穴の壁で囲まれているため、公害対策をたてやす
く、特に騒音公害を防止することができるとともに、防
火上安全である。貯蔵槽とドライヤが地下に設置されて
いて、地上設備を最低限度に抑えることができるので、
環境上の美観を損なうことも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る地下式アスファルトプラントの
一実施例を示す正面図である。
【図2】 同じく、側面図である。
【図3】 同じく、屋根を省略した平面図である。
【図4】 従来のアスファルトプラントの主要部の概略
図である。
【符号の説明】
1 貯蔵槽 1a 投入口 3 ドライヤ Ga 穴 R 投入通路 T トラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材等の貯蔵槽と、該貯蔵槽から供給さ
    れた骨材等を乾燥加熱するドライヤを備えたアスファル
    トプラントにおいて、上記貯蔵槽とドライヤは地下に設
    けられ、かつ貯蔵槽の上に、該貯蔵槽の投入口から骨材
    等を貯蔵槽に投入するトラックの投入通路が設けられた
    ことを特徴とする地下式アスファルトプラント。
JP24988191A 1991-09-27 1991-09-27 地下式アスファルトプラント Expired - Fee Related JPH0733641B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10347799A1 (de) * 2003-10-10 2005-05-04 Asphalt Mischwerke Oberschwabe Vorrichtung und Verfahren zur Bereitstellung von gebrauchsfertigem bitumenhaltigem Material
CN107053483A (zh) * 2017-01-26 2017-08-18 北京鑫源诺美环保科技有限责任公司 沥青混凝土搅拌站下沉式工艺布置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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