JPH0511789U - スイツチングレギユレータ - Google Patents
スイツチングレギユレータInfo
- Publication number
- JPH0511789U JPH0511789U JP6598491U JP6598491U JPH0511789U JP H0511789 U JPH0511789 U JP H0511789U JP 6598491 U JP6598491 U JP 6598491U JP 6598491 U JP6598491 U JP 6598491U JP H0511789 U JPH0511789 U JP H0511789U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- inductor
- switching regulator
- mosfet
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇圧型コンバータと降圧型コンバータを同一
のコンバータで共用できるようにする。 【構成】 インダクタ1は電圧変換のためにエネルギー
を蓄積する。寄生ダイオード2a,3aをもつMOSF
ET2,3は相互にスイッチング素子としての動作と寄
生ダイオード2a,3aを用いた整流素子としての動作
を行う。制御回路6は出力電圧を安定化するためにMO
SFET2,3をパルス幅制御する。制御回路6は端子
A側及びC側の両方で電圧の検出をしており、入力電源
が接続された側の検出回路は切り離される構成のため、
A−B間及びC−D間のどちらかが入力側となっても制
御が可能な構成となっている。
のコンバータで共用できるようにする。 【構成】 インダクタ1は電圧変換のためにエネルギー
を蓄積する。寄生ダイオード2a,3aをもつMOSF
ET2,3は相互にスイッチング素子としての動作と寄
生ダイオード2a,3aを用いた整流素子としての動作
を行う。制御回路6は出力電圧を安定化するためにMO
SFET2,3をパルス幅制御する。制御回路6は端子
A側及びC側の両方で電圧の検出をしており、入力電源
が接続された側の検出回路は切り離される構成のため、
A−B間及びC−D間のどちらかが入力側となっても制
御が可能な構成となっている。
Description
【0001】
本考案はスイッチングレギュレータに関し、特に電界効果型トランジスタ(以
下、MOSFETと略称する。)を用いた昇圧型,降圧型のスイッチングレギュ
レータに関するものである。
【0002】
従来のスイッチングレギュレータは、図3に示すように、昇圧型(図3(a))
と降圧型(図3(b))ともに、インダクタ1とトランジスタ10とダイオード9
とを有している。
そして昇圧型の場合(図3(a))、トランジスタ10がオンすると入力電源7
の電圧はインダクタ1に印加され、この時インダクタ1にエネルギーを蓄積する
。次に制御回路6により出力電圧が一定になるようにパルス幅制御されているた
め、トランジスタ10は制御信号によりオフする。そのため、このオフ期間にダ
イオード9は順方向にバイアスされ、インダクタ1に蓄えられていたエネルギー
は出力コンデンサ5に放電される。この結果、負荷8に供給する出力電圧を入力
電源7の電圧以上に昇圧できる。
【0003】
一方、降圧型の場合(図3(b))、トランジスタ10がオンすると、入力電源
7はインダクタ1を充電するとともに負荷8へ電力を供給する。次に制御回路6
の制御信号によりトランジスタ10がオフすると、インダクタ1に蓄えられたエ
ネルギーはフライホイールダイオード9を経由して、出力コンデンサ5を充電し
、負荷8に電力を供給する。この結果、出力電圧を入力電源7の電圧以下に降圧
する。
【0004】
しかし、このような従来のスイッチングレギュレータでは、昇圧型及び降圧型
で回路を構成する主な素子(トランジスタ,インダクタ,ダイオード)が同じで
あるにもかかわらず、回路接続が異なるため昇圧型,降圧型で個別な電源を構成
していて、共用することが困難であるという問題点があった。
【0005】
本考案は以上の点に鑑み、上記の問題点を解消するためになされたもので、そ
の目的は、昇圧型コンバータと降圧型コンバータを同一のコンバータで共用でき
るスイッチングレギュレータを提供することある。
【0006】
上記の目的を達成するために本考案のスイッチングレギュレータは、二線線路
の一方の線路にインダクタと第1のMOSFETの直列回路を第1のMOSFE
Tのソースがインダクタ側となるように接続し、この接続点と他方のアース側線
路との間に第2のMOSFETを接続して第2のMOSFETのドレインをその
接続点に、ソースをアース側線路にそれぞれ接続する。そして、第1,第2のM
OSFETを制御回路により制御して出力電圧を安定化するとともに、その制御
回路に入力及び出力電圧信号を入力するようにしたものである。
【0007】
本考案によれば、従来回路で用いていたトランジスタとダイオードをMOSF
ETに置き換え、第1及び第2のMOSFETを制御する制御回路に入力及び出
力電圧信号を入力することにより、昇圧型コンバータと降圧型コンバータを共用
できる。
【0008】
次に本考案について図面を参照して説明する。
図1は本考案によるスイッチングレギュレータの一実施例を示す回路図である
。図1において、二線線路の一方の線路にはインダクタ1と第1のMOSFET
2が直列に接続され、その接続点と他方のアース側線路との間には第2のMOS
FET3が接続されている。そしてこの線路の一方の端子A−B間には第1のコ
ンデンサ4が接続され、他方の端子C−D間には第2のコンデンサ5が接続され
ている。
【0009】
ここで、インダクタ1は電圧変換のためにエネルギーを蓄積する。寄生ダイオ
ード2a,3aをもつ各MOSFET2,3は相互にスイッチング素子としての
動作と寄生ダイオード2a,3aを用いた整流素子としての動作を行う。また、
制御回路6は出力電圧を安定化するために第1及び第2のMOSFET2,3を
パルス幅制御するものである。
【0010】
ただし、制御回路6は端子A側及び端子C側の両方で電圧の検出をしており、
入力電源が接続された側の検出回路は切り離される構成のため、端子A−B間及
びC−D間のどちらが入力側となっても制御が可能な構成となっている。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示している。
【0011】
次に本考案の動作を図2を用いて説明する。
図2(a)は図1の実施例において端子A−B間に入力電源を接続し、昇圧型の
スイッチングレギュレータを構成した例である。すなわち、端子A−B間に入力
電源7が印加された場合、制御回路6は第2のMOSFET3をスイッチングす
ると同時に、第1のMOSFET2をオフ状態に固定する。このMOSFET2
は逆並列に寄生ダイオード2aを備えており、通常のダイオードとして動作する
。これにより、端子C−D間の出力電圧を制御回路6は検出し、第2のMOSF
ET3のスイッチングの時比率をパルス幅制御することにより安定化する。なお
、図2(a)中11は昇圧型コンバータを示す。
【0012】
図2(b)は図1の実施例において降圧型のスイッチングレギュレータを構成し
た例である。すなわち、入力電源7を端子C−D間に接続すると、制御回路6は
第1のMOSFET2をスイッチングすると同時に、第2のMOSFET3をオ
フ状態に固定する。このMOSFET3は逆並列に寄生ダイオード3aを備えて
おり、通常のダイオードとして動作する。これにより、端子A−B間の出力電圧
を制御回路6は検出し、第1のMOSFET2のスイッチングの時比率をパルス
幅制御することにより安定化する。なお、図2(b)中12は降圧型コンバータを
示している。
【0013】
以上説明したように本考案は、従来回路で用いられていたトランジスタとダイ
オードをMOSFETに置き換えるとともに、第1及び第2のMOSFETを制
御する制御回路に入力及び出力電圧信号を入力する構成としたので、昇圧型コン
バータと降圧型コンバータを兼用できるという実用上優れた効果を有する。
【図1】本考案によるスイッチングレギュレータの一実
施例の回路図である。
施例の回路図である。
【図2】(a)は図1の実施例において昇圧型コンバータ
を構成した具体例な回路図、(b)は同じく図1の実施例
において降圧型コンバータを構成した回路図である。
を構成した具体例な回路図、(b)は同じく図1の実施例
において降圧型コンバータを構成した回路図である。
【図3】(a)は従来の昇圧型コンバータの回路図、(b)は
従来の降圧型コンバータの回路図である。
従来の降圧型コンバータの回路図である。
1 インダクタ
2 第1のMOSFET
3 第2のMOSFET
2a 第1のMOSFET2の寄生ダイオード
3a 第2のMOSFET3の寄生ダイオード
4,5 コンデンサ
6 制御回路
7 入力電源
8 負荷
11 昇圧型コンバータ
12 降圧型コンバータ
Claims (2)
- 【請求項1】 二線線路の一方の線路に直列に接続され
たインダクタと第1の電界効果型トランジスタからなる
直列回路と、前記第1の電界効果型トランジスタのソー
スが前記インダクタ側と接続された接続点にドレインが
接続され、かつ前記二線線路の他方のアース側線路にソ
ースがそれぞれ接続された第2の電界効果型トランジス
タと、前記第1及び第2の電界効果型トランジスタを制
御して出力電圧を安定化するための制御回路とを備え、
この制御回路に入力及び出力電圧信号を入力する構成と
したことを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 【請求項2】 請求項1において、第1及び第2の電界
効果型トランジスタは、それぞれ整流素子として動作す
る寄生ダイオードを有することを特徴とするスイッチン
グレギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6598491U JPH0511789U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | スイツチングレギユレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6598491U JPH0511789U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | スイツチングレギユレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511789U true JPH0511789U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13302784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6598491U Pending JPH0511789U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | スイツチングレギユレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511789U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033013A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Honda Motor Co Ltd | 共振形双方向dc−dcコンバータ、及びその制御方法 |
KR100463158B1 (ko) * | 1999-06-28 | 2004-12-23 | 현대 프라즈마 주식회사 | 승압형 컨버터 |
JP2008206283A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Densei Lambda Kk | スナバ回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01298952A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-01 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
JPH0270263A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-09 | Fuji Electric Co Ltd | 電流可逆チヨッパの制御装置 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP6598491U patent/JPH0511789U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01298952A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-01 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
JPH0270263A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-09 | Fuji Electric Co Ltd | 電流可逆チヨッパの制御装置 |
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---|---|---|---|---|
KR100463158B1 (ko) * | 1999-06-28 | 2004-12-23 | 현대 프라즈마 주식회사 | 승압형 컨버터 |
JP2003033013A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Honda Motor Co Ltd | 共振形双方向dc−dcコンバータ、及びその制御方法 |
JP4562961B2 (ja) * | 2001-07-19 | 2010-10-13 | 本田技研工業株式会社 | 共振形双方向dc−dcコンバータ、及びその制御方法 |
JP2008206283A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Densei Lambda Kk | スナバ回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980331 |