JPH05117238A - キノロンカルボン酸誘導体の製造方法及びその合成中間体 - Google Patents

キノロンカルボン酸誘導体の製造方法及びその合成中間体

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JPH05117238A
JPH05117238A JP3339281A JP33928191A JPH05117238A JP H05117238 A JPH05117238 A JP H05117238A JP 3339281 A JP3339281 A JP 3339281A JP 33928191 A JP33928191 A JP 33928191A JP H05117238 A JPH05117238 A JP H05117238A
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JP
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lower alkyl
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JP3339281A
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Inventor
Hirohito Shimizu
裕仁 清水
Kiyoshige Ochi
清成 越智
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 6−フルオロ−7−置換−3−キノロンカル
ボン酸の工業的製法を確立する。 【構成】 下記式(I) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基、Rは低
級アルキル基又は低級シクロアルキル基、Rはハロゲ
ン原子,RSO−基(Rは低級アルキル基,アリール
基又は置換アリール基を示す),水酸基もしくはそのエ
ステル類、Rは水素原子又はハロゲン原子、Xは−
(CH)n−,−N−又は−O−、nは0又は1、Y
は水素原子,アミノ基,低級アルキルアミノ基又は化学
的手段により容易にアミノ基もしくは低級アルキルアミ
ノ基に変換可能な基を示す)で表される化合物を非プロ
トン性溶媒中、加熱縮合させ得られる下記式(II) で表される化合物に、式RONa(式中、Rは低級
アルキル基を示す)で表される化合物を反応させ、所望
により加水分解をする下記式(III)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式(III)
【化9】 (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、R
低級アルキル基又は低級シクロアルキル基、Rは低級
アルキル基を示し、Xは−(CH)n−,−N−又は
−O−を、nは0又は1を示し、Yは飽和異項環上の任
意の炭素原子又は窒素原子に結合する置換基であって、
水素原子,アミノ基,低級アルキルアミノ基又は化学的
手段により容易にアミノ基もしくは低級アルキルアミノ
基に変換可能な基を示す)で表されるキノロンカルボン
酸誘導体の新規な製造方法及びその合成中間体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般式(III)で表される6−フルオ
ロ−7−置換キノロンカルボン酸誘導体は、抗菌剤とし
て使用される医薬品原体及びその合成中間体として有用
な化合物である。
【0003】一般的に該化合物の製造方法としては、ベ
ンゼン環の所望の位置に先に特定置換基を導入した後キ
ノロン骨格を形成する方法、又は所望の位置に特定の前
駆体となる置換基を先に導入しておいた後キノロン環を
形成し、次いで前駆体となる置換基を特定の置換基に変
換する方法がある。
【0004】前者の場合、所望の位置に特定の置換基を
導入することは選択性が少なく、工業的な製法とするに
は難点が多かった。後者の場合、キノロン環を閉環する
ことにより位置選択性及び置換するときの反応性が増加
するため比較的特定の置換基を特定の位置に導入しやす
い。
【0005】しかし、次に示す一般式(V)から一般式
(VII)への縮合反応において、特定の置換基を導入
する7−アルキルアミノ化については下記に述べるよう
に工業的製法としては困難な場合が多かった。
【0006】
【化10】
【0007】(式中、R16は水素原子,ハロゲン原子
又は低級アルコキシ基を、R17はハロゲン原子,RS
−基(Rは低級アルキル基,アリール基又は置換ア
リール基を示す)を示し、R,X及びYは前記と同一
の意味を示す)
【0008】従来、本反応は一般式(V)で示される化
合物と一般式(VI)で示される化合物を溶液中加熱す
るか(特開昭62−252772号公報、特開昭64−
16746号公報)、もしくは7位の求核置換反応を容
易にするため一般式(V)で示される化合物中の3位カ
ルボキシル基をホウフッ化水素酸エステルに変換した
後、一般式(VI)で示される化合物を加えた後溶液中
で加熱し(特開昭63−316757号公報)、目的化
合物を得ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は一般式(VI)で示すアミン類の種類により求核性が
異なるため反応性が低下したり、また反応により生成す
る酸の受容体として添加する塩基の効果も大きく影響せ
ず、概して低収率であり、結果として製造コスト面で工
業的なスケールアップの阻害要因となっていた。
【0010】3位カルボキシル基をホウフッ化水素酸エ
ステルに変換する方法は比較的高収率で目的物を得るこ
とが可能であるが、使用するトリフルオロボランにより
生じるフッ化水素酸、またトリフルオロボラン自体の人
体への有害性、機器設備の腐食、反応処理後の廃棄物等
が工業的製法の阻害要因となっていた。反応工程として
もエステル化、脱エステル化等により操作が煩雑である
デメリットも有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、これらの
欠点を改善すべく優れた工業的製法について鋭意検討を
行った結果、一般式(I)
【化11】
【0012】(式中、Rはハロゲン原子,RSO
基(Rは低級アルキル基,アリール基,置換アリール基
を示す),水酸基もしくはそのエステル類を、Rは水
素原子又はハロゲン原子を示す。R,R,X及びY
は前記と同一の意味を示す)で表される化合物を非プロ
トン性溶媒中、加熱し分子内縮合させ得られる一般式
(II)
【化12】
【0013】(式中、R,R,R,X及びYは前
記と同一の意味を示す)で表される化合物に式RON
a(式中、Rは低級アルキル基を示す)で表される化
合物を反応させ、所望により加水分解をすることによ
り、一般式(III)
【化13】
【0014】(式中、R,R,R,X及びYは前
記と同一の意味を示す)で表されるキノロンカルボン酸
誘導体の製造する方法を見出し本発明に至った。
【0015】一般式(I)で表される化合物から一般式
(II)で表される化合物を得る工程において用いられ
る非プロトン性溶媒としては、例えばアセトニトリル,
ジメチルアセトアミド(DMAc),ヘキサメチルホス
ホルアミド(HMPA),N−メチルピロリドン,1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI),ジメ
チルホルムアミド(DMF),ジメチルスルホキサイド
(DMSO)等があげられるが、好ましくはDMF,D
MAc等のアミド系溶媒が用いられる。この時反応を円
滑に進行させるためNaF,CsF等の金属ハロゲン化
物、NaH,テトラブチルアンモニウムフルオライド等
の有機又は無機塩基を添加してもよい。反応温度は80
〜150℃の範囲で、反応時間は2〜5時間で行なわれ
る。
【0016】一般式(II)で表される化合物に式R
ONa(式中、Rは前記と同一の意味を示す)で表さ
れる化合物を反応させて、一般式(III)で示される
キノロンカルボン酸誘導体を製造する工程において用い
られる溶媒としては、前述した非プロトン性溶媒があげ
られ、好ましくはDMI等が用いられる。反応温度は5
0〜100℃の範囲で、好ましくは80〜90℃の範囲
で行なわれ、反応時間は1〜5時間である。
【0017】また、一般式(II)中でRが低級アル
キル基を示す時、一般式(II)で表される化合物に式
ONa(式中、Rは低級アルキル基を示す)を反
応させる前又は反応させた後に酸又はアルカリ性条件下
での加水分解処理を施すと、最終的に一般式(III)
中の3位が−COOHである化合物を得ることができ
る。
【0018】この加水分解工程で用いられる溶媒として
は、メタノール,エタノール等のアルコール系溶媒やア
セトニトリル,テトラヒドロフラン(THF)等の水溶
性溶媒があげられる。反応温度は室温から還流温度まで
で行なわれ、反応時間は0.5〜2時間の範囲で行なわ
れる。
【0019】原料物質である一般式(I)で表される化
合物は例えば以下に式示するようにして得ることができ
る。
【化14】
【0020】(式中、R18はハロゲン原子,RSO
−基(Rは低級アルキル基,アリール基又は置換アリー
ル基を示す)を示し、R,R,R,R,R
11,X及びYは前記と同一の意味を示す)。
【0021】一般式(VIII)から一般式(IX)を
得る工程において用いられる溶媒はアセトニトリル,D
MI,DMF,THF,エタノール等が挙げられるが、
好ましくはアセトニトリルが用いられる。反応温度は5
0〜100℃、反応時間は1〜5時間で行なわれる。
【0022】一般式(IX)から一般式(X)を得るに
は、Rが低級アルキル基である場合はそのまま、R
が水素原子である場合は酸ハライドあるいはマロン酸エ
ステル類と反応する活性エステル等の機能的誘導体に変
換した後、塩基存在下、式
【化15】 (式中、R及びRは低級アルキル基を示す)で表さ
れるマロン酸エステルと反応させる。
【0023】ここで用いられる酸ハライドは、通常R
が水素原子であるカルボン酸体を有機溶媒存在下又は非
存在下にハロゲン化剤、例えば塩化チオニル,オキシ塩
化リン酸等を使用して行なわれる。
【0024】活性エステル基は例えばクロルギ酸エチル
とカルボン酸の塩基存在下の縮合反応によって得られる
エトキシカルボニル体(R=Et),脱水剤存在下で
得られるN−ヒドロキシコハク酸イミドエステル体
【化16】
【0025】又はN−ヒドロキシベンゾトリアゾールエ
ステル体とのエステル体
【化17】 等がある。これらは一般式(IX)で表される化合物の
反応性及び製造コスト等により適宜選択される。
【0026】マロン酸エステルを反応させる際の塩基と
しては、例えば水素化ナトリウム,水酸化ナトリウム,
水酸化カリウム等の無機塩基,トリエチルアミン,ピリ
ジン等の有機塩基が選択される。この反応は通常、塩基
を分解せず反応を円滑に進行させるDMF等の非プロト
ン性溶媒,クロロホルム,塩化メチレン,THF等の有
機溶媒中で行なわれ、反応条件は用いる塩基の種類によ
り異なるが、−20℃〜室温、好ましくは5℃前後、
0.5〜2時間程度で行なわれる。例えば水素化ナトリ
ウムを用いた場合、5℃以下、1時間程度で進行した。
【0027】一般式(X)で表される化合物は、水又は
含水溶媒中、酸触媒による加水分解、脱炭酸反応により
一般式(XI)で表されるベンゾイル酢酸エステル体に
変換される。反応温度は50〜100℃、反応時間は1
〜10時間の範囲で行なわれる。
【0028】ここで用いられる酸触媒としては、例えば
p−トルエンスルホン酸,トリフルオロ酢酸又は陽イオ
ン交換樹脂等が挙げられる。溶媒は原料及び生成物が溶
解し、かつ円滑に反応が進行するものであれば特に制限
はないが、例えば水,アルコール等が用いられる。
【0029】一般式(XI)で表されるベンゾイル酢酸
エステル体は、溶媒存在下又は非存在下、オルトギ酸エ
ステルと無水酢酸存在下、加熱反応し、一般式(XI
I)で表されるアクリル酸エステル体に変換される。反
応は80〜140℃、1〜5時間の範囲で進行する。
【0030】一般式(XII)で表されるアクリル酸エ
ステル体は、溶媒中、RNH(式中、Rは前記と
同一の意味を示す)で表されるアミン類を添加すること
により容易に一般式(I)で表される化合物に変換され
る。
【0031】ここで用いられる溶媒は特に制限はない
が、好ましくはDMF,DMI,DMAcが挙げられ
る。反応温度は−20℃〜室温の範囲で、反応時間は
0.5〜2時間で行なわれる。
【0032】尚、一般式(I)及び一般式(IX)〜一
般式(XII)で表される化合物は新規化合物であり、
本発明の一部を構成する。
【0033】本発明の一般式中、Yは水素原子,アミノ
基,低級アルキルアミノ基以外に、通常の化学的手段に
よりアミノ基又は低級アルキルアミノ基に変換可能な残
基を示すが、このような基の例としては、例えばニトロ
基,アシルアミノ基,カルボベンジルオキシカルボニル
アミノ基等が挙げられる。ニトロ基は還元、アシルアミ
ノ基は加水分解、カルボベンジルオキシカルボニルアミ
ノ基は還元もしくは加水分解により、アミノ基又は低級
アルキルアミノ基に容易に変換できる。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明は
これらに何ら限定されるわけではない。
【0035】実施例1テトラフルオロ安息香酸エチルエステルの合成 テトラフルオロ安息香酸58.2g,トリエチルアミン
33.3gをクロロホルム300mlに溶解し、5℃ま
で冷却する。その溶液にクロル炭酸エチル34.2gを
滴下し(5〜10℃)、そのまま15分間攪拌する。反
応液にエタノール100mlを加え1時間攪拌する。反
応液に水200mlを加え、液々分離する。有機層(下
層)を1N−HCl 100ml,5%−NaHCO
100mlで順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。無水硫酸マグネシウムを濾別後濃縮し、2,
3,4,5−テトラフルオロ安息香酸エチルエステル5
7.0gを得る。
【0036】H−NMR(CDCl) 7.54−
7.68(m,1H),4,409(q,J=6.93
Hz,2H),1.400(t,J=6.93Hz,3
H)
【0037】実施例24−ピロリジル−2,3,5−トリフルオロ安息香酸エ
チルエステルの合成 2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸エチルエステ
ル44.4g,ピロリジン42.7gをアセトニトリル
200mlに加え、2時間加熱還流する。アセトニトリ
ルを減圧留去し、水 100ml,酢酸エチル 150
mlを加え、液々分離する。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後濃縮し、4−ピロリジル−2,3,5−ト
リフルオロ安息香酸エチルエステル55.7gを得る。
【0038】H−NMR(CDCl) 7.28−
7.42(m,1H),4.378(q,J=5.28
Hz,2H),3.60−3.68(m,4H),1.
80−2.00(m,4H),1.406(t,J=
5.28Hz,3H)
【0039】実施例34−ピロリジル−2,3,5−トリフルオロ安息香酸の
合成 4−ピロリジル−2,3,5−トリフルオロ安息香酸エ
チルエステル54.0gをエタノール200mlに溶解
し、25%−NaOH 40mlを加え、2時間攪拌す
る。6N−HCl 35mlを加え(pH=7〜8)冷
却晶析し、析出した結晶を濾取乾燥し、目的化合物3
3.7gを得る。
【0040】融点=232.0〜233.0℃ H−NMR(CDCl) 7.28−7.40
(m,1H),3.60−3.80(m,4H),1.
80−2.00(m,4H)
【0041】実施例4ジエチル−4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロ
ベンゾイルマロネートの合成 水素化ナトリウム1.05gをDMF 5mlに懸濁
し、0℃以下に冷却する。そこへマロン酸ジエチル3.
5gのDMF溶液 5mlを5〜10℃で加え、そのま
ま30分攪拌する(溶液I)。4−ピロリジル−2,
3,5−トリフルオロ安息香酸2.45g,トリエチル
アミン1.11gをクロロホルム 15mlに溶解し、
5℃まで冷却する。そこへクロル炭酸エチル1.2gを
加え、15分攪拌する(溶液II)。溶液Iを溶液II
に加え、1時間攪拌する。反応液に水を加え、塩酸で酸
性にした後、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧留去し、目的化合物1.2g
を得る。
【0042】融点=100.0〜102.0℃ H−NMR(CDCl) 7.36−7.46
(m,1H),5.070(d,J=2.31Hz,1
H),4.283(q,J=6.93Hz,4H),
3.60−3.80(m,4H),1.80−2.00
(m,4H),1.288(t,J=6.93Hz,6
H)
【0043】実施例54−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベンゾイル
酢酸エチルの合成 ジエチル−4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロ
ベンゾイルマロネート1.9g,パラトルエンスルホン
酸2mgを水 10mlに加え、6時間加熱還流する。
反応液をジクロロメタンで抽出し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後溶媒を留去し、目的化合物0.75gを得
る。
【0044】H−NMR(CDCl) 7.30−
7.42(m,1H),4.218(q,J=7.26
Hz,2H),3.884(d,J=3.62Hz,2
H),3.60−3.80(m,4H),1.90−
2.00(m,4H),1.274(t,J=7.26
Hz,3H)
【0045】実施例62−(4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベン
ゾイル)−3−エトキシアクリル酸エチルの合成 4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベンゾイル
酢酸エチル0.75g,オルトギ酸エチル0.53gを
無水酢酸0.6mlに加え、2時間加熱攪拌する。溶媒
を減圧留去し、目的化合物0.85gを得る。
【0046】H−NMR(CDCl) 7.52
(s,1H),7.2−7.3(m,1H),4.10
(q,4H),3.5−3.7(m,4H),1.8−
2.0(m,4H),1.22(t,3H),1.10
(t,3H)
【0047】実施例72−(4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベン
ゾイル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチル
の合成 2−(4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベン
ゾイル)−3−エトキシアクリル酸エチル0.85gを
エタノール2mlに溶解し、5℃に冷却し、そこへシク
ロプロピルアミン0.15gを加える。析出した結晶を
濾取乾燥し、目的化合物0.5gを得る。
【0048】H−NMR(CDCl) 8.00−
8.14(m,1H),6.82−7.10(m,1
H),4.10(q,2H),3.5−3.7(m,4
H),2.8−3.0(m,1H),1.8−2.0
(m,4H),1.10(t,3H),0.7−1.0
(m,4H)
【0049】実施例81−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−ピロリジノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸エチルの合成 2−(4−ピロリジノ−2,3,5−トリフルオロベン
ゾイル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチル
0.5g,フッ化ナトリウム0.082gをDMF2m
lに加え、3時間加熱還流する。反応液を冷却後水を加
え、析出した結晶を濾取乾燥し、目的化合物0.43g
を得る。
【0050】融点=180.0〜186.0℃ H−NMR(CDCl) 8.494(s,1
H),7.836(dd,J=1.98 and14.
19Hz,1H),4.377(q,J=7.26H
z,2H),3.80−3.95(m,1H),3.6
0−3.80(m,4H).1.90−2.00(m,
4H),1.400(t,J=7.26Hz,3H),
1.00−1.30(m,4H)
【0051】実施例91−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−ピロリジノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−ピロリジノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸エチル0.43gにメタノール5ml,濃塩酸
2mlを加え、2時間加熱還流する。析出した結晶を濾
取乾燥し、目的化合物0.4gを得る。
【0052】融点=280.0℃(分解) H−NMR(CDCl) 8.703(s,1
H),7.770(dd,J=1.65 and14.
02Hz,1H),3.90−4.00(m,1H),
3.70−3.80(m,4H),1.90−2.10
(m,4H),1.10−1.30(m,4H)
【0053】実施例101−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ7−ピロリジノ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−ピロリジノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸0.4g,28%−NaOMe 1.2g,D
MI 1.2mlを2時間加熱還流し、反応終了後反応
液に水を加え、酢酸エチルで生成を抽出する。有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、目的化
合物0.2gを得る。
【0054】融点=210.0℃(分解) H−NMR(CDCl) 15.095(s,1
H),8.768(s,1H),7.790(d,J=
13.86Hz,1H),4.0−4.1(m,1
H),3.538(s,3H),3.5−3.7(m,
4H),1.8−2.0(m,4H),1.0−1.2
(m,4H)
【0055】実施例114−(3−メチルアミノピペリジノ)−2,3,5−ト
リフルオロ安息香酸エチルエステルの合成 実施例1で得られた2,3,4,5−テトラフルオロ安
息香酸60.0g,3−メチルアミノピペリジン・2H
Cl 67.3g,トリエチルアミン121.2gをア
セトニトリル200mlに加え、2時間加熱還流する。
水200ml,酢酸エチル200mlを加え、液々分離
する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、
目的化合物80.0gを得る。
【0056】H−NMR(CDCl) 7.30−
7.45(m,1H),4.370(q,J=7.26
Hz,2H),2.60−3.60(m,5H),2.
492(s,3H),1.60−2.00(m,4
H),1.381(t,J=7.26Hz,3H)
【0057】実施例124−(3−メチルアミノピペリジノ)−2,3,5−ト
リフルオロ安息香酸の合成 4−(3−メチルアミノピペリジノ)−2,3,5−ト
リフルオロ安息香酸エチルエステル84.0gをメタノ
ール50mlに懸濁し、そこへ25%−NaOH水50
mlを加え、2時間攪拌する。6N−HClで中和し、
析出した結晶を濾取、乾燥し、目的化合物62.0gを
得る。
【0058】融点=227.0〜228.0℃ H−NMR(DMSO−d) 7.25−7.40
(m,1H),3.50−3.70(m,1H),3.
00−3.40(m,5H),2.579(s,3
H),1.50−2.20(m,4H)
【0059】実施例134−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチ
ルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフルオロ安
息香酸の合成 4−(3−メチルアミノピペリジノ)−2,3,5−ト
リフルオロ安息香酸28.8g,NaOH4gを水30
mlに溶解し、そこへベンジルオキシカルボニルクロラ
イド18.7gとNaOH5g/水30mlの溶液を交
互に加える。そのまま3時間攪拌後、酢酸エチルで抽出
する。酢酸エチル層に水を加え逆抽出する。水層に6N
−HClを加え(pH=2〜3)、酢酸エチルで抽出す
る。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃
縮し、目的化合物40.0gを得る。
【0060】融点=129.0〜130.0℃ H−NMR(CDCl) 7.353(s,5
H),7.20−7.40(m,1H),5.166
(d,J=2.97Hz,2H),4.10−4.40
(m,1H),2.90−3.60(m,4H),2.
899(s,3H),1.60−2.00(m,4H)
【0061】実施例14ジエチル−4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル
−N−メチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリ
フルオロベンゾイルマロネートの合成 水素化ナトリウム1.73gをDMF 7mlに懸濁
し、0℃以下に冷却する。そこへマロン酸ジエチル5.
75gのDMF溶液5mlを5〜10℃で加え、そのま
ま30分攪拌する(溶液I)。4−[3−(N−ベンジ
ルオキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピペリジノ]
−2,3,5−トリフルオロ安息香酸7.60g,トリ
エチルアミン2.00gをクロロホルム25mlに溶解
し、5℃まで冷却する。そこへクロル炭酸エチル2.1
5gを加え、15分攪拌する(溶液II)。溶液Iを溶
液IIに加え、1時間攪拌する。反応液に水を加え、塩
酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去し、目的化合物
3.0gを得る。
【0062】H−NMR(CDCl) 7.35
(s,5H),7.35−7.50(m,1H),5.
15(s,2H),4.15(q,4H),3.0−
3.6(m,5H),2.90(s,3H),1.6−
2.0(m,4H),1.30(s,6H)
【0063】実施例154−[3−(N−べンジルオキシカルボニル−N−メチ
ルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフルオロベ
ンゾイル酢酸エチルの合成 ジエチル−4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル
−N−メチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリ
フルオロベンゾイルマロネート1.5g,パラトルエン
スルホン酸7mgを水10mlに加え、5.5時間加熱
還流する。反応液をジクロロメタンで抽出し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し、目的化合物0.5
0gを得る。
【0064】H−NMR(CDCl) 7.350
(s,5H),7.30−7.50(m,1H),5.
150(s,2H),4.215(q,J=4.29H
z,2H),4.10−4.30(m,1H),3.9
15(d,J=3.63Hz,2H),2.90−3.
60(m,4H),2.889(s,3H),1.60
−2.00(m,4H),1.274(t,J=4.2
9Hz,3H)
【0065】実施例16 2−{4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N
−メチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフル
オロベンゾイル} −3−エトキシアクリル酸エチルの合成 4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチ
ルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフルオロベ
ンゾイル酢酸エチル0.50g,オルトギ酸エチル0.
24gを無水酢酸0.3mlに加え、2時間加熱攪拌す
る。溶媒を減圧留去し、目的化合物0.50gを得る。
【0066】H−NMR(CDCl) 7.35
(s,5H),7.35−7.40(m,1H),5.
15(s,2H),4.15(q,4H),3.0−
3.6(m,5H),2.90(s,3H),1.6−
2.0(m,4H),1.30(t,3H),1.20
(t,3H)
【0067】実施例172−{4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N
−メチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフル
オロベンゾイル}−3−シクロプロピルアミノアクリル
酸エチルの合成 2−{4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N
−ネチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフル
オロベンゾイル}−3−エトキシアクリル酸エチル0.
50gをエタノール1mlに溶解し、5℃に冷却し、そ
こへシクロプロピルアミン0.08gを加える。溶媒を
減圧留去し、目的化合物0.50gを得る。
【0068】H−NMR(CDCl) 8.20
(d,1H),7.35(s,5H),6.8−6.9
(m,1H),5.15(s,2H),4.2−4.3
(m,1H),4.15(q,2H),3.0−3.6
(m,5H),2.90(s,3H),1.6−2.0
(m,4H),1.10(t,3H),0.7−1.0
(m,4H)
【0069】実施例18 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルベンジルオキシカルボニルア
ミノピペリジノ)−4−オキソ−3−キノリンカルボン
酸エチルの合成 2−{4−[3−(N−ベンジルオキシカルボニル−N
−メチルアミノ)ピペリジノ]−2,3,5−トリフル
オロベンゾイル}−3−シクロプロピルアミノアクリル
酸エチル0.5g,フッ化ナトリウム0.070gをD
MF 2mlに加え、3時間加熱還流する。反応液を冷
却後水を加え、析出した結晶を濾取乾燥し、目的化合物
0.30gを得る。
【0070】H−NMR(CDCl) 8.523
(s,1H),7.885(dd,J=1.98and
12.21Hz,1H),7.360(s,5H),
5.153(s,2H),4.375(q,J=7.2
6Hz,2H),4.20−4.40(m,1H),
3.70−3.90(m,1H),3.00−3.40
(m,4H),2.911(s,3H),1.60−
2.00(m,4H),1.400(t,J=7.26
Hz,3H),1.00−1.35(m,4H)
【0071】実施例191−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルアミノピペリジノ)−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルベンジルオキシカルボニルア
ミノピペリジノ)−4−オキソ−3−キノリンカルボン
酸エチル0.30gにメタノール3ml,5%−パラジ
ウム/炭素0.1gを加え接触還元する。触媒を濾別
後、塩酸1mlを加え、2時間加熱還流する。析出した
結晶を濾取・乾燥し、目的化合物0.15gを得る。
【0072】融点=144.0〜148.0℃ H−NMR(DMSO−d) 8.700(s,1
H),7.733(d,J=12.21Hz,1H),
4.10−4.20(m,1H),3.742(s,3
H),2.50−3.60(m,5H),1.20−
2.05(m,4H),1.00−1.20(m,4
H)
【0073】実施例201−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペリジノ)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルアミノピペリジノ)−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸0.15g,28%−N
aOMe 1.2g,DMI 1.2mlを2時間加熱
還流し、反応終了後反応液に水を加え6N−HClで中
和し、析出した結晶を濾取・乾燥し、目的化合物0.1
gを得る。
【0074】融点=122.0〜124.0℃ H−NMR(CDCl) 8.817(s,1
H),7.875(d,J=11.08Hz,1H),
4.00−4.10(m,1H),3.750(s,3
H),2.70−3.70(m,5H),2.491
(s,3H),1.30−2.10(m,4H),0.
90−1.30(m,4H)
【0075】実施例211−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルアミノピペリジノ)−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルアセチルアミノピペリジノ)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル0.50
gにNaOH 100mg,水1mlを加え、10時間
加熱還流する。反応液を冷却後6N−HClで中和し、
析出した結晶を濾取・乾燥し、目的化合物0.2gを得
る。NMRスペクトルは実施例19のものと一致した。
【0076】実施例221−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペリジノ)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(3−メチルアセチルアミノピペリジノ)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル0.50
g,28%−NaOMe 2.0g,DMI 2.0m
lを4時間加熱還流し、反応終了後反応液に水を加え、
10時間加熱還流後冷却し、6N−HClで中和し、析
出した結晶を濾取・乾燥し、目的化合物0.1gを得
る。融点及びNMRスペクトルは、実施例20のものと
一致した。
【0077】
【発明の効果】従来方法により6−フルオロ−7−置換
−3−キノリンカルボン酸を製造すると、低収率のため
コスト高であったり、比較的高収率の方法の場合には人
体や機器設備にとって有害で環境汚染をもたらすフッ化
水素酸、トリフルオロボランを生じたりで、いずれにし
ても工業的製法としては不適切であった。
【0078】本発明の製法及び合成中間体によると、従
来方法の欠点が解消され、比較的高収率で有害物質を生
成することもなくコスト面でも優れた6−フルオロ−7
−置換−3−キノロンカルボン酸の製造方法が確立され
た。本発明方法は工業的製法として極めて有用な方法で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、R
    低級アルキル基又は低級シクロアルキル基を示し、R
    はハロゲン原子,RSO−基(Rは低級アルキル基,
    アリール基又は置換アリール基を示す),水酸基もしく
    はそのエステル類を、Rは水素原子又はハロゲン原子
    を示す。Xは−(CH)n−,−N−又は−O−を、
    nは0又は1を、Yは飽和異項環上の任意の炭素原子又
    は窒素原子に結合する置換基であって、水素原子,アミ
    ノ基,低級アルキルアミノ基又は化学的手段により容易
    にアミノ基もしくは低級アルキルアミノ基に変換可能な
    基を示す)で表される化合物を非プロトン性溶媒中、加
    熱縮合させ得られる一般式(II) 【化2】 (式中、R,R,R,X及びYは前記と同一の意
    味を示す)で表される化合物に、式RONa(式中、
    は低級アルキル基を示す)で表される化合物を反応
    させ、所望により加水分解をすることを特徴とする一般
    式(III) 【化3】 (式中、R,R,R,X及びYは前記と同一の意
    味を示す)で表されるキノロンカルボン酸誘導体を製造
    する方法。
  2. 【請求項2】 式 【化4】 (式中、Xは−(CH)n−,−N−又は−O−を、
    nは0又は1を、Yは飽和異項環上の任意の炭素原子又
    は窒素原子に結合する置換基であって、水素原子,アミ
    ノ基,低級アルキルアミノ基又は化学的手段により容易
    にアミノ基もしくは低級アルキルアミノ基に変換可能な
    基を示す)で表される化合物を非プロトン性溶媒中、加
    熱縮合させ得られる式 【化5】 (式中、X及びYは前記と同一の意味を示す)で表され
    る化合物に、式MeONaで表される化合物を反応させ
    ることを特徴とする式 【化6】 (式中、X及びYは前記と同一の意味を示す)で表され
    るキノロンカルボン酸誘導体を製造する請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 一般式(IV) 【化7】 (式中、Zは 【化8】 ,R,R,R,R10,R11及びR12
    同一又は異なって、水素原子,低級アルキル基,アラル
    キル基,アルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、R
    13は低級アルキル基又は低級シクロアルキル基を、R
    14はハロゲン原子,RSO−基(Rは低級アルキル
    基,アリール基又は置換アリール基)又は水酸基もしく
    はそのエステル類を、R15はハロゲン原子,アミノ
    基,低級アルキル基,低級アルコキシ基,低級アシルア
    ミノ基,水酸基又はその低級アシル基,エステル基を示
    す。Xは−(CH)n−,−N−又は−O−を、nは
    0又は1を示し、Yは飽和異項環上の任意の炭素原子又
    は窒素原子に結合する置換基であって、水素原子,アミ
    ノ基,低級アルキルアミノ基又は化学的手段により容易
    にアミノ基もしくは低級アルキルアミノ基に変換可能な
    基を示す)で表される化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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