JPH0511708Y2 - - Google Patents

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JPH0511708Y2
JPH0511708Y2 JP13275787U JP13275787U JPH0511708Y2 JP H0511708 Y2 JPH0511708 Y2 JP H0511708Y2 JP 13275787 U JP13275787 U JP 13275787U JP 13275787 U JP13275787 U JP 13275787U JP H0511708 Y2 JPH0511708 Y2 JP H0511708Y2
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distance
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plate
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動変速機の操作レバーシフト位
置表示装置に係り、特に夫々のシフト位置におけ
るプレートと指示子との距離を略一定とし、各シ
フト位置での指示子の明暗、遠近等の条件が同一
となり、運転者への視覚的違和感をなくすシフト
位置表示装置に関する。
〔従来の技術〕
自動変速機の各シフト位置を表示するシフト位
置表示装置において、表示板に表示されている文
字は変速操作のミスにより事故防止の観点から、
前進と後退の間に必ず「N」が設けられている。
シフトパターンとしては、「P・R・N・D・
L」、「P・R・N・D・2・1」等があり、一般
にP(パーキング)位置は駐車用のレンジ、R(リ
バース)位置は後退用のレンジ、N(ニユートラ
ル)位置はエンジンの動力と出力軸の回転が完全
に断たれる中立のレンジ、D(ドライブ)位置は
普通走行の際のレンジ、Lまたは1(ローまたは
1st)位置は第1速ギヤに固定されたレンジ、2
(2nd)位置は車種により異なり、2速だけに固
定されるものと、1速と2速との範囲内でのみ自
動変速されるものとがある。
シフト位置の表示方法としては、例えば、表示
窓と指示子との間に内壁が反射面からなる筒状部
材を夫々のシフト位置の文字に対応して設け、シ
フト位置を表示するものがある(実公昭57−
124426号公報)。また、変速位置を表示する表示
部を有する帯状のインジケータ板を操作レバーの
操作方向に摺動可能にガイドするガイド部材を設
け、指示子を表示部に沿わせる構造のものもある
(実公昭57−157535号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のシフト位置表示装置において
は、内壁が反射面からなる筒状部材により指示子
の色を表示窓に導く構造のものや、ガイド部材に
より指示子を表示部に沿わせる構造のものがあつ
た。
しかし、前者は内壁が反射面からなる筒状部材
を複数個使用しているとともに、後者は指示子を
表示部に沿わすべくガイド部材を設けており、両
者共に使用部品点数が多数であり、構造が複雑と
なつて製造コストが大となり、経済的に不利であ
るという不都合がある。
〔考案の目的〕
そこでこの考案の目的は、上述不都合を除去す
るために、操作レバーの移動方向に対して同方向
の指示子の長さをシフト位置の1箇所のみを表示
可能な長さに形成するとともに、プレートと指示
子との距離を略一定とすべく前記指示子上部を凹
面に形成したことにより、各シフト位置での指示
子の明暗、遠近等の条件が略同一となり、運転者
への視覚的違和感をなくし得るとともに、使用部
品点数を低減でき、構造を簡略化し得て、製造コ
ストを低減させ、経済的に有利なシフト位置表示
装置を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの考案は、操作レ
バーの移動動作に連動するスライドカバーと、こ
のスライドカバー上面に固定され前記操作レバー
のシフト位置を表示する指示子と、上方に複数個
の表示窓を穿設したプレートとを有するシフト位
置表示装置において、前記操作レバーの移動方向
に対して同方向の前記指示子の長さをシフト位置
の1箇所のみを表示可能な長さに形成するととも
に前記プレートと指示子との距離を略一定とすべ
く前記指示子上部を凹面に形成したことを特徴と
する。
〔作用〕
上述の如く構成したことにより、操作レバーを
移動して所望のシフト位置とした際には、プレー
トと指示子との距離とが略一定であり、各シフト
位置での指示子の明暗、遠近等の条件が略同一と
なり、運転者への視覚的違和感をなくすことがで
きる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に
説明する。
第1〜3図はこの考案の実施例を示すものであ
る。第1〜3図において、2はシフト位置表示装
置、4は枠部、6はスライドカバーである。
前記シフト位置表示装置2は、枠部4と断面円
弧状のスライドカバー6とからなり、この枠部4
は第1孔部8と第2孔部10とが設けられてい
る。前記第1孔部8に平面状のプレート12が嵌
入されており、第2孔部10には前記スライドカ
バー6に係合された操作レバーが夫々のシフト位
置に移動可能に配設されている。
前記プレート12には、P(パーキング)位置、
R(リバース)位置、N(ニユートラル)位置…の
各シフト位置を示す文字が設けられているととも
に、プレート12の上面から下面へ貫通する表示
窓16が各シフト位置を示す文字に対応すべく設
けられる。
また、操作レバー14の移動動作に連動するス
ライドカバー6上面に指示子18を固定する。こ
の指示子18において、操作レバー14の移動方
向に対して同方向の長さlは前記操作レバー14
を所望のシフト位置、例えばN位置に停止させた
時に隣接するR位置の表示窓16−2やD位置の
表示窓16−4にかからないよう充分長く形成す
る。更に、夫々のシフト位置における各表示窓1
6真下でのプレート12と指示子18との距離、
例えばN(ニユートラル)位置における表示窓1
6−3と指示子18上面との距離aと、P(パー
キング)位置の表示窓16−1と指示子18上面
との距離bとを略一定とすべく、前記指示子18
上部を凹面20に形成する。このとき、凹面20
をスライドカバー6の湾曲度合に合致する滑らか
な凹形状に形成する。
次に作用について説明する。
操作レバー4を移動して所望のシフト位置と
し、このシフト位置の表示状態を確認する際、例
えば、第3図に一点鎖線で示す如く、N(ニユー
トラル)位置において、指示子18とプレート1
2とが接近するが、凹形状に形成された前記指示
子18の中央部位が表示窓16−3より確認さ
れ、距離aを有している。
また、第3図に2点鎖線で示す如く、P(パー
キング)位置においては、指示子18とプレート
12とが離間するが、凹状である指示子18の端
部部位が表示窓16−1より確認され、プレート
10と指示子18との距離がbとなる。そしてこ
のとき、距離aと距離bとを略同一とし、各シフ
ト位置での前記プレート12と指示子18との距
離を略一定としているものである。
これにより、各シフト位置における表示窓と指
示子間の距離を略一定とすることができ、表示窓
に表示される指示子の明暗、色合い、遠近等が略
同一となり、運転者への視覚的違和感をなくし得
て、実用上有利であるとともに、シフト位置表示
装置が見易く、確認が短時間ででき、誤つたシフ
ト位置での作動を回避して得て、安全性を向上で
きる。
また、指示子上部を凹面に形成したことによ
り、反射板、指示子ガイド等が不用となり、使用
部品点数を低減することができ、シフト位置表示
装置の構造を簡略化できるとともに、確認性の良
好である平面状のプレートの使用が可能となり、
経済的に有利であるとともに従来のシフト位置表
示装置に比し、操作性、確認性を損なうことなく
小型化でき、省スペースに寄与するものである。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した如くこの考案によれば、操
作レバーの移動方向に対して同方向の指示子の長
さをシフト位置の1箇所のみを表示可能な長さに
形成するとともに、プレートと指示子との距離を
略一定とすべく前記指示子上部を凹面に形成した
ので、夫々のシフト位置におけるプレートと指示
子との距離を略一定とすることができ、各シフト
位置での指示子の明暗、遠近等が同一となり、運
転者への視覚的違和感をなくし得て、実用上有利
である。また、シフト位置表示装置の使用部品点
数を低減できることにより、構造を簡略化し得
て、製造コストを低減でき、経済的に有利である
とともに、従来のシフト位置表示装置に比し、操
作性等を損なうことなく小型化でき、省スペース
に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案の実施例を示し、第1図
はシフト位置表示装置の概略平面図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図は第2図に示すシ
フト位置表示装置の要部拡大断面図である。 図において、2はシフト位置表示装置、4は枠
部、6はスライドカバー、8は第1孔部、10は
第2孔部、12はプレート、14は操作レバー、
16は表示窓、18は指示子、20は指示子の凹
面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーの移動動作に連動するスライドカバ
    ーと、このスライドカバー上面に固定され前記操
    作レバーのシフト位置を表示する指示子と、上方
    に複数個の表示窓を穿設したプレートとを有する
    シフト位置表示装置において、前記操作レバーの
    移動方向に対して同方向の前記指示子の長さをシ
    フト位置の1箇所のみを表示可能な長さに形成す
    るとともに前記プレートと指示子との距離を略一
    定とすべく前記指示子上部を凹面に形成したこと
    を特徴とするシフト位置表示装置。
JP13275787U 1987-08-31 1987-08-31 Expired - Lifetime JPH0511708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13275787U JPH0511708Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JP13275787U JPH0511708Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436229U JPS6436229U (ja) 1989-03-06
JPH0511708Y2 true JPH0511708Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=31390015

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JP13275787U Expired - Lifetime JPH0511708Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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