JPH05116713A - 回転式棚設備 - Google Patents
回転式棚設備Info
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- JPH05116713A JPH05116713A JP28177591A JP28177591A JPH05116713A JP H05116713 A JPH05116713 A JP H05116713A JP 28177591 A JP28177591 A JP 28177591A JP 28177591 A JP28177591 A JP 28177591A JP H05116713 A JPH05116713 A JP H05116713A
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- JP
- Japan
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- wall body
- rotary
- front wall
- honeycomb core
- enclosure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】継ぎ材が不要で、再塗装の必要のないカバーを
備えた回転式棚設備を提供する。 【構成】囲壁体を形成する前壁体1Aおよび後壁体1Bを、
上下端をコの字状に折り曲げたカラー鋼板42の裏面内部
に、左右の外枠41と紙製のハニカムコア44を貼り付け、
その上から裏面全体に薄いめっき鋼板43を貼り付けて覆
って構成している。また左右の外枠41には、垂直支柱に
対向してそれぞれ2か所にナット45が埋設され、前壁体
1Aおよび後壁体1Bは、垂直支柱に設けた加工孔を通した
ボルトをこのナット45に螺合させることで支柱に取り付
けられる。 【効果】前壁体1Aおよび後壁体1Bをハニカムコア44入り
とすることによって、強度が2倍以上に大幅に向上し、
撓みのない横幅の広い壁体を製作でき、継ぎ材なしで1
面を形成することができる。また、防音効果をあげるこ
とができる。
備えた回転式棚設備を提供する。 【構成】囲壁体を形成する前壁体1Aおよび後壁体1Bを、
上下端をコの字状に折り曲げたカラー鋼板42の裏面内部
に、左右の外枠41と紙製のハニカムコア44を貼り付け、
その上から裏面全体に薄いめっき鋼板43を貼り付けて覆
って構成している。また左右の外枠41には、垂直支柱に
対向してそれぞれ2か所にナット45が埋設され、前壁体
1Aおよび後壁体1Bは、垂直支柱に設けた加工孔を通した
ボルトをこのナット45に螺合させることで支柱に取り付
けられる。 【効果】前壁体1Aおよび後壁体1Bをハニカムコア44入り
とすることによって、強度が2倍以上に大幅に向上し、
撓みのない横幅の広い壁体を製作でき、継ぎ材なしで1
面を形成することができる。また、防音効果をあげるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数種の物品を種類ご
とに収納したバケットを上下、あるいは水平方向に回転
移動させて、物品に対するオーダーピッキングを行うと
きなどに採用される回転式棚設備に関するものである。
とに収納したバケットを上下、あるいは水平方向に回転
移動させて、物品に対するオーダーピッキングを行うと
きなどに採用される回転式棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転式棚設備として、た
とえば実開平2−52645 号公報に開示された上下方向に
バケットを移動させる回転式棚設備が提供されている。
すなわち囲壁体内に、駆動輪体と従動輪体とを上下方向
に適当間隔を置いて配設し、これら輪体間に無端回動体
を巻張し、この無端回動体に多数のバケットを取り付
け、前記駆動輪体を正逆駆動する駆動装置を設けて回転
式棚を形成し、前記囲壁体の前壁板に搬入出口を形成
し、搬入出口の側方に設けたコンソールや上位の管理装
置から入力した作業モード信号に応じて前記駆動装置を
制御して目的のバケットを搬入出口に移動させる制御装
置を設けている。
とえば実開平2−52645 号公報に開示された上下方向に
バケットを移動させる回転式棚設備が提供されている。
すなわち囲壁体内に、駆動輪体と従動輪体とを上下方向
に適当間隔を置いて配設し、これら輪体間に無端回動体
を巻張し、この無端回動体に多数のバケットを取り付
け、前記駆動輪体を正逆駆動する駆動装置を設けて回転
式棚を形成し、前記囲壁体の前壁板に搬入出口を形成
し、搬入出口の側方に設けたコンソールや上位の管理装
置から入力した作業モード信号に応じて前記駆動装置を
制御して目的のバケットを搬入出口に移動させる制御装
置を設けている。
【0003】このような回転式棚設備では、手動設定
時、作業員がコンソールにて作業データを入力し、搬入
出口の前に移動し、駆動装置で呼び出されたバケットに
対して、搬入出作業を行っている。
時、作業員がコンソールにて作業データを入力し、搬入
出口の前に移動し、駆動装置で呼び出されたバケットに
対して、搬入出作業を行っている。
【0004】また、前記囲壁体の4方の垂直支柱は内部
フレームと一体で構成され、囲壁体はこの垂直支柱をコ
ーナーとしてその側方に鋼製のカバー(壁体)を取り付
けて形成されている。このカバーは撓みがでないように
一定の強度が必要であり、よってカバーをその裏面に補
助材を溶接し、再塗装して形成している。なお、この補
助材だけでは強度に限度があり、所定の横幅より広いカ
バーを製作できないため、囲壁体の横幅に応じて継ぎ材
を用いて左右に継いで1面を構成している。
フレームと一体で構成され、囲壁体はこの垂直支柱をコ
ーナーとしてその側方に鋼製のカバー(壁体)を取り付
けて形成されている。このカバーは撓みがでないように
一定の強度が必要であり、よってカバーをその裏面に補
助材を溶接し、再塗装して形成している。なお、この補
助材だけでは強度に限度があり、所定の横幅より広いカ
バーを製作できないため、囲壁体の横幅に応じて継ぎ材
を用いて左右に継いで1面を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回転式
棚設備では、強度を維持するために横幅の広いカバーを
製作できないことから、囲壁体の横幅に応じて継ぎ材が
必要になり、またカバーの強度を維持するために、補助
材を溶接する必要があるため、再塗装をしなければなら
ず、製作に時間がかかるという問題があった。
棚設備では、強度を維持するために横幅の広いカバーを
製作できないことから、囲壁体の横幅に応じて継ぎ材が
必要になり、またカバーの強度を維持するために、補助
材を溶接する必要があるため、再塗装をしなければなら
ず、製作に時間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
継ぎ材が不要で、再塗装の必要のないカバーを備えた回
転式棚設備を提供することを目的とするものである。
継ぎ材が不要で、再塗装の必要のないカバーを備えた回
転式棚設備を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の回転式棚設備は、囲壁体内に駆動輪体と従動輪
体とを上下、あるいは水平方向に適当間隔を置いて配設
し、これら輪体間に無端回動体を巻張し、この無端回動
体に多数のバケットを取り付け、前記駆動輪体を正逆駆
動する駆動装置を設けて回転式棚を形成した回転式棚設
備であって、前記囲壁体を形成する壁体を、枠体の表裏
にそれぞれ板材を取り付け、内部にハニカムコアを入
れ、前記板材間を支持する構成としたことを特徴とする
ものである。
本発明の回転式棚設備は、囲壁体内に駆動輪体と従動輪
体とを上下、あるいは水平方向に適当間隔を置いて配設
し、これら輪体間に無端回動体を巻張し、この無端回動
体に多数のバケットを取り付け、前記駆動輪体を正逆駆
動する駆動装置を設けて回転式棚を形成した回転式棚設
備であって、前記囲壁体を形成する壁体を、枠体の表裏
にそれぞれ板材を取り付け、内部にハニカムコアを入
れ、前記板材間を支持する構成としたことを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】上記構成により、囲壁体を形成する壁体をハニ
カムコア入りとすることによって、壁体の強度が大幅に
向上し、横幅の広い壁体が製作され、継ぎ材なしで1面
が形成される。また、従来のような補助材の溶接工程が
必要でなくなるため、塗装工程が不要になる。
カムコア入りとすることによって、壁体の強度が大幅に
向上し、横幅の広い壁体が製作され、継ぎ材なしで1面
が形成される。また、従来のような補助材の溶接工程が
必要でなくなるため、塗装工程が不要になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における回転式棚設備
の斜視図、図2は同回転式棚設備の縦断側面図、図3は
同回転式棚設備の囲壁体部の平面図である。
明する。図1は本発明の一実施例における回転式棚設備
の斜視図、図2は同回転式棚設備の縦断側面図、図3は
同回転式棚設備の囲壁体部の平面図である。
【0010】1は囲壁体で、後述する前壁体1Aおよび後
壁体1Bと、鋼板からなる、左右の側壁板1C,1D、および
天壁板1Eとによりボツクス状に形成され、床2上に縦向
きで立設してある。この囲壁体1内の上部には左右一対
の従動輪体3が、また下部には左右一対の駆動輪体4が
配設され、上下方向で対向する両輪体3,4間には無端
回動体(チエンなど)5が巻張される。前記駆動輪体4
を取り付けた駆動軸6は、囲壁体1内に配設した内部フ
レーム7に軸受(図示せず)を介して回転自在に支持さ
れ、そして囲壁体1内に設けた正逆駆動自在なモータ9
に連動連結している。このモータ9はベースフレーム10
に配置した電磁ブレーキ付きのモータからなり、その出
力軸11と前記駆動軸6とを巻掛伝動機構12により連動連
結している。また左右一対の無端回動体5間には多数の
バケット13がリンクプレート14を介して取り付けてあ
る。すなわちリンクプレート14は2本1組で、その遊端
間を連結するピン15にバケット13が揺動自在に支持され
ている。そしてピン15側からのレバー16の遊端に取り付
けたローラ16Aを案内するガイドレール17が前記内部フ
レーム7の内面側に配設してある。前記バケット13の移
動経路の一側、すなわち囲壁体1の前壁板1Aの下部に搬
入出口18を形成し、この搬入出口18の外側下部には受け
台(テーブル)19が設けられ、また上端中央付近にはコ
ンソール20が設けられ、このコンソール20の両側にはそ
れぞれ照明装置21が設置されている。また搬入出口18の
前面側部には、電源スイッチと非常停止スイッチ(いず
れも図示せず)からなる電源パネル22が設けられ、前記
囲壁体1内で前壁板1Aの裏面側には、前記搬入出口18の
開閉を行うシヤッター板23が設けられている。また電源
パネル22の裏面に制御装置24が設けられ、この制御装置
24により、コンソール20からの操作信号に応じて公知の
バケット制御方式によりモータ9の制御が行われ、目的
のバケット13を搬入出口18に対向して停止させている。
壁体1Bと、鋼板からなる、左右の側壁板1C,1D、および
天壁板1Eとによりボツクス状に形成され、床2上に縦向
きで立設してある。この囲壁体1内の上部には左右一対
の従動輪体3が、また下部には左右一対の駆動輪体4が
配設され、上下方向で対向する両輪体3,4間には無端
回動体(チエンなど)5が巻張される。前記駆動輪体4
を取り付けた駆動軸6は、囲壁体1内に配設した内部フ
レーム7に軸受(図示せず)を介して回転自在に支持さ
れ、そして囲壁体1内に設けた正逆駆動自在なモータ9
に連動連結している。このモータ9はベースフレーム10
に配置した電磁ブレーキ付きのモータからなり、その出
力軸11と前記駆動軸6とを巻掛伝動機構12により連動連
結している。また左右一対の無端回動体5間には多数の
バケット13がリンクプレート14を介して取り付けてあ
る。すなわちリンクプレート14は2本1組で、その遊端
間を連結するピン15にバケット13が揺動自在に支持され
ている。そしてピン15側からのレバー16の遊端に取り付
けたローラ16Aを案内するガイドレール17が前記内部フ
レーム7の内面側に配設してある。前記バケット13の移
動経路の一側、すなわち囲壁体1の前壁板1Aの下部に搬
入出口18を形成し、この搬入出口18の外側下部には受け
台(テーブル)19が設けられ、また上端中央付近にはコ
ンソール20が設けられ、このコンソール20の両側にはそ
れぞれ照明装置21が設置されている。また搬入出口18の
前面側部には、電源スイッチと非常停止スイッチ(いず
れも図示せず)からなる電源パネル22が設けられ、前記
囲壁体1内で前壁板1Aの裏面側には、前記搬入出口18の
開閉を行うシヤッター板23が設けられている。また電源
パネル22の裏面に制御装置24が設けられ、この制御装置
24により、コンソール20からの操作信号に応じて公知の
バケット制御方式によりモータ9の制御が行われ、目的
のバケット13を搬入出口18に対向して停止させている。
【0011】また図3に示すように、前壁体1Aと、後壁
体1Bと、左右の側壁板1C,1Dは、囲壁体1の4方の垂直
支柱31および内部フレーム32にねじ止めされており、前
面の垂直支柱31Aに前面用外部支柱カバー33が、2本の
ボルト36を溶接して形成された外ストッパ37と、内スト
ッパ38と、ボルト36に締めつける2個のゆるみ止め付き
ナット39と、2本のコイルバネ40から構成された支柱ス
トッパ35を用いてネジ止めされ、後面の垂直支柱31Bに
後面用外部支柱カバー34が前記支柱ストッパ35を用いて
ネジ止めされている。前面用外部支柱カバー33により、
垂直支柱31Aおよび前壁体1Aと左右の側壁板1C,あるい
は1Dの取り付け部が遮蔽され、また後面用外部支柱カバ
ー34により、垂直支柱31Bおよび後壁体1Bと左右の側壁
板1C,あるいは1Dの取り付け部が遮蔽されている。
体1Bと、左右の側壁板1C,1Dは、囲壁体1の4方の垂直
支柱31および内部フレーム32にねじ止めされており、前
面の垂直支柱31Aに前面用外部支柱カバー33が、2本の
ボルト36を溶接して形成された外ストッパ37と、内スト
ッパ38と、ボルト36に締めつける2個のゆるみ止め付き
ナット39と、2本のコイルバネ40から構成された支柱ス
トッパ35を用いてネジ止めされ、後面の垂直支柱31Bに
後面用外部支柱カバー34が前記支柱ストッパ35を用いて
ネジ止めされている。前面用外部支柱カバー33により、
垂直支柱31Aおよび前壁体1Aと左右の側壁板1C,あるい
は1Dの取り付け部が遮蔽され、また後面用外部支柱カバ
ー34により、垂直支柱31Bおよび後壁体1Bと左右の側壁
板1C,あるいは1Dの取り付け部が遮蔽されている。
【0012】前壁体1Aおよび後壁体1Bは、図4および図
5に示すように、上下端を裏面側にコの字状に折り曲げ
た薄い、たとえば0.5 mm以下のカラー鋼板42を表側と
し、このカラー鋼板42の裏面内部に左右の外枠41と紙製
のハニカムコア44を貼り付け、その上から裏面全体に薄
い、たとえば0.5 mm以下のめっき鋼板43を貼り付けて覆
って構成している。また、図6に拡大して示すように、
左右の外枠41には、垂直支柱31に対向してそれぞれ2か
所にナット(鬼目ナット)45が埋設され、前壁体1Aおよ
び後壁体1Bは、垂直支柱31に設けた加工孔46を通したボ
ルト47をこのナット45に螺合させることで支柱31に取り
付けられる。
5に示すように、上下端を裏面側にコの字状に折り曲げ
た薄い、たとえば0.5 mm以下のカラー鋼板42を表側と
し、このカラー鋼板42の裏面内部に左右の外枠41と紙製
のハニカムコア44を貼り付け、その上から裏面全体に薄
い、たとえば0.5 mm以下のめっき鋼板43を貼り付けて覆
って構成している。また、図6に拡大して示すように、
左右の外枠41には、垂直支柱31に対向してそれぞれ2か
所にナット(鬼目ナット)45が埋設され、前壁体1Aおよ
び後壁体1Bは、垂直支柱31に設けた加工孔46を通したボ
ルト47をこのナット45に螺合させることで支柱31に取り
付けられる。
【0013】このように、前壁体1Aおよび後壁体1Bをハ
ニカムコア44入りとすることによって、強度が2倍以上
に大幅に向上し、撓みのない横幅の広い壁体を製作で
き、継ぎ材なしで1面を形成することができる。また、
従来と異なり溶接工程が必要となくなるため、塗装工程
が不要になり、製作時間を短縮することができ、従来の
カバーと同価格で製作することができる。また、ハニカ
ムコア44入りなので、防音効果をあげることができる。
ニカムコア44入りとすることによって、強度が2倍以上
に大幅に向上し、撓みのない横幅の広い壁体を製作で
き、継ぎ材なしで1面を形成することができる。また、
従来と異なり溶接工程が必要となくなるため、塗装工程
が不要になり、製作時間を短縮することができ、従来の
カバーと同価格で製作することができる。また、ハニカ
ムコア44入りなので、防音効果をあげることができる。
【0014】なお、本実施例では、横幅の狭い左右の側
壁(側壁板1C,1D)を単なる鋼板から製作しているが、
同様にハニカムコア44入りの壁体で構成することもでき
る。この場合、さらに防音効果をあげることができる。
壁(側壁板1C,1D)を単なる鋼板から製作しているが、
同様にハニカムコア44入りの壁体で構成することもでき
る。この場合、さらに防音効果をあげることができる。
【0015】また、本実施例では、埋設したナット45を
使用して前壁体1Aおよび後壁体1Bを支柱31に取り付けて
いるが、たとえば図7〜図10に示すように、種々の支柱
31への取り付け方法がある。
使用して前壁体1Aおよび後壁体1Bを支柱31に取り付けて
いるが、たとえば図7〜図10に示すように、種々の支柱
31への取り付け方法がある。
【0016】図7においては、左右の外枠41に支柱31の
加工孔46に対応して穴部48を形成し、この穴部48の端部
に、外方に突出する山型形状のばね49の一端を固定して
おり、前壁体1Aおよび後壁体1Bはこのばね49の山部49A
を加工孔46に嵌合することで、支柱31に取り付けられ
る。この方法によると、前壁体1Aおよび後壁体1Bは、ワ
ンタッチで支柱31に取り付け、取外しができ、作業時間
を短縮することができる。
加工孔46に対応して穴部48を形成し、この穴部48の端部
に、外方に突出する山型形状のばね49の一端を固定して
おり、前壁体1Aおよび後壁体1Bはこのばね49の山部49A
を加工孔46に嵌合することで、支柱31に取り付けられ
る。この方法によると、前壁体1Aおよび後壁体1Bは、ワ
ンタッチで支柱31に取り付け、取外しができ、作業時間
を短縮することができる。
【0017】図8においては、左右の外枠41に支柱31の
加工孔50に対応して穴部51を形成し、この穴部51にカラ
ー鋼板42側から丸孔52を貫通し、穴部51内にこの丸孔52
に中心を合わせたナット53を取り付けている。支柱31へ
の取り付けに際しては、加工孔50に嵌合する突起54を有
し、丸孔52に対応した丸孔54Aが形成された係止片55を
用意し、まず係止片55の突起54を加工孔50に嵌合し、係
止片55の丸孔54Aにボルト56を通し、さらに穴部51の丸
孔52を通し、ボルト56をナット53に螺合することで行わ
れる。
加工孔50に対応して穴部51を形成し、この穴部51にカラ
ー鋼板42側から丸孔52を貫通し、穴部51内にこの丸孔52
に中心を合わせたナット53を取り付けている。支柱31へ
の取り付けに際しては、加工孔50に嵌合する突起54を有
し、丸孔52に対応した丸孔54Aが形成された係止片55を
用意し、まず係止片55の突起54を加工孔50に嵌合し、係
止片55の丸孔54Aにボルト56を通し、さらに穴部51の丸
孔52を通し、ボルト56をナット53に螺合することで行わ
れる。
【0018】図9においては、左右の外枠41に支柱31の
加工孔50に対応して貫通孔57を形成し、支柱31への取り
付けに際しては、加工孔50に嵌合する突起59Aを有し、
貫通孔57に対応してボルト58が溶接された係止片59を用
意し、まず係止片59の突起59Aを加工孔50に嵌合し、係
止片59のボルト58を貫通孔57に通し、このボルト58に蝶
ナット60を螺合することで行われる。
加工孔50に対応して貫通孔57を形成し、支柱31への取り
付けに際しては、加工孔50に嵌合する突起59Aを有し、
貫通孔57に対応してボルト58が溶接された係止片59を用
意し、まず係止片59の突起59Aを加工孔50に嵌合し、係
止片59のボルト58を貫通孔57に通し、このボルト58に蝶
ナット60を螺合することで行われる。
【0019】図10においては、左右の外枠41に支柱31の
加工孔50に対応して外枠41に、中心にねじ切りされた孔
61を有す突起62を一対、中心を合わせて取り付け、支柱
31への取り付けに際しては、加工孔50に対応する丸孔63
が形成され、突起62の孔61に対応する丸孔64が形成され
た係止片65を用意し、まず係止片65の丸孔63と加工孔50
にボルト66を通し、ナット67で締めつけ、さらに突起62
の孔61と係止片65の丸孔64を合わせ、ボルト68を丸孔64
のねじ部に螺合することで行われる。
加工孔50に対応して外枠41に、中心にねじ切りされた孔
61を有す突起62を一対、中心を合わせて取り付け、支柱
31への取り付けに際しては、加工孔50に対応する丸孔63
が形成され、突起62の孔61に対応する丸孔64が形成され
た係止片65を用意し、まず係止片65の丸孔63と加工孔50
にボルト66を通し、ナット67で締めつけ、さらに突起62
の孔61と係止片65の丸孔64を合わせ、ボルト68を丸孔64
のねじ部に螺合することで行われる。
【0020】なお、本実施例では上下方向にバケット13
を移動させる回転式棚設備にハニカムコア44入りの前壁
体1Aおよび後壁体1Bを取り付ける構造としているが、水
平方向にバケット13を移動させる回転式棚設備にも同様
にハニカムコア44入りの前壁体1Aおよび後壁体1Bを取り
付ける構造とすることにより同様の効果を上げることが
できる。
を移動させる回転式棚設備にハニカムコア44入りの前壁
体1Aおよび後壁体1Bを取り付ける構造としているが、水
平方向にバケット13を移動させる回転式棚設備にも同様
にハニカムコア44入りの前壁体1Aおよび後壁体1Bを取り
付ける構造とすることにより同様の効果を上げることが
できる。
【0021】
【発明の効果】上記発明によれば、囲壁体を形成する壁
体をハニカムコア入りとすることによって、壁体の強度
が大幅に向上し、よって撓みのない横幅の広い壁体を製
作でき、継ぎ材なしで1面を形成することができる。ま
た、従来と異なり溶接工程が必要となくなるため、塗装
工程が不要になり、製作時間を短縮することができ、従
来のカバーと同価格で製作することができる。また、ハ
ニカムコア入りなので、防音効果をあげることができ
る。
体をハニカムコア入りとすることによって、壁体の強度
が大幅に向上し、よって撓みのない横幅の広い壁体を製
作でき、継ぎ材なしで1面を形成することができる。ま
た、従来と異なり溶接工程が必要となくなるため、塗装
工程が不要になり、製作時間を短縮することができ、従
来のカバーと同価格で製作することができる。また、ハ
ニカムコア入りなので、防音効果をあげることができ
る。
【図1】本発明の一実施例における回転式棚設備の斜視
図である。
図である。
【図2】同回転式棚設備の縦断側面図である。
【図3】同回転式棚設備の囲壁体部の平面図である。
【図4】同回転式棚設備の囲壁体の正面および側面図で
ある。
ある。
【図5】同回転式棚設備の囲壁体の組立図である。
【図6】同回転式棚設備の囲壁体の支柱取り付け部の断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す回転式棚設備の囲壁
体の支柱取り付け部の断面図である。
体の支柱取り付け部の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す回転式棚設備の囲壁
体の支柱取り付け部の断面図である。
体の支柱取り付け部の断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す回転式棚設備の囲壁
体の支柱取り付け部の断面図である。
体の支柱取り付け部の断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す回転式棚設備の囲壁
体の支柱取り付け部の断面図である。
体の支柱取り付け部の断面図である。
【符号の説明】 1 囲壁体 1A 前壁体 1B 後壁体 3 従動輪体 4 駆動輪体 5 無端回動体 9 モータ 13 バケット 18 搬入出口 31 垂直支柱 33,34 外部支柱カバー 35 支柱ストッパ 41 外枠 42 カラー鋼板 43 めっき鋼板 44 ハニカムコア 45 ナット 46 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 囲壁体内に駆動輪体と従動輪体とを上
下、あるいは水平方向に適当間隔を置いて配設し、これ
ら輪体間に無端回動体を巻張し、この無端回動体に多数
のバケットを取り付け、前記駆動輪体を正逆駆動する駆
動装置を設けて回転式棚を形成した回転式棚設備であっ
て、 前記囲壁体を形成する壁体を、枠体の表裏にそれぞれ板
材を取り付け、内部にハニカムコアを入れ、前記板材間
を支持する構成としたことを特徴とする回転式棚設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28177591A JPH05116713A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 回転式棚設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28177591A JPH05116713A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 回転式棚設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05116713A true JPH05116713A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17643808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28177591A Pending JPH05116713A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 回転式棚設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05116713A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761547A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Building material panel |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP28177591A patent/JPH05116713A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761547A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Building material panel |
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