JPH051161U - 電子機器の端子接続構造 - Google Patents

電子機器の端子接続構造

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JPH051161U
JPH051161U JP5495891U JP5495891U JPH051161U JP H051161 U JPH051161 U JP H051161U JP 5495891 U JP5495891 U JP 5495891U JP 5495891 U JP5495891 U JP 5495891U JP H051161 U JPH051161 U JP H051161U
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JP
Japan
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terminal
housing
terminals
terminal connector
pair
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JP5495891U
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English (en)
Inventor
明久 二上
哲 長曽我部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH051161U publication Critical patent/JPH051161U/ja
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    • Y02E60/12

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体内の一対の端子を短絡させるための端子
接続具の製造が容易であり、かつこの端子接続具を挿入
するために筐体内に形成される隙間を小さくできる電子
機器の端子接続構造の提供。 【構成】 筐体30の内壁面31bと対向する状態に端子47
が電池ケース41に取り付けられ、端子47と内壁面31bと
の間に差し込まれた端子接続具49により弾性変形させら
れる筐体30の復元力により端子接続具49と端子47との接
触圧が確保される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器の筐体内に設けられた一対の端子を短絡するための端子接 続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線機等の電子機器では、機器筐体内部に試験モード用の一対の端子が設けら れており、機器の性能を確認する場合には、一対の端子を短絡することにより使 用モードから試験モードに切替えて性能測定を行う構成となっている。
【0003】 この種の従来の電子機器の端子接続構造を図3及び図4に示す。この電子機器 の筐体1は、本体ケース3、カバー4及び電池カバー5で構成されており、本体 ケース3内には電池ケース7及びこの電池ケース7に固着されたプリント配線板 8が取り付けられている。カバー4には筐体1内に電池9を挿入するための開口 部となる切欠11が形成されており、この切欠11が電池ケース7の上方に位置付け られて、本体ケース3はカバー4にねじ止めされる。また、電池カバー5は筐体 1に形成された開口部(切欠)11に取り付けられ電池9を覆う。尚、図示はして ないが、本体ケース3、カバー4及び電池カバー5には溝及び突条が設けられて おり、この溝に対して突条をスライドさせることにより電池カバー5を筐体1に 取り付けることができ、また、筐体1から離間させることができる。
【0004】 さて、上記電子機器において使用モードから試験モードへの切替は、電池カバ ー5に代えて端子接続具13を筐体開口部11に取り付けることにより行われる。
【0005】 図3に示す如く、筐体1内には、モード切替用の一対の端子15a,15bが設け られており、図4に示すように、これらの端子15a,15bの基端側はプリント配 線板8に半田付けされ、先端側は電池ケース7の上端面17に取り付けられている 。一方、端子接続具13は、電池カバー5と同一形状に形成されたカバー部19とこ のカバー部19の先端側にリベット21で固定された接触片22とで構成されている。 この接触片22は金属製の薄板で形成されており、端子15a,15bと接触させられ る接触部22a,22bが接触片22の先端側に二股状に形成されている。また、接触 部22a,22bが端子15a,15bと確実に接触するように、接触片22の先端側は曲 げ加工が施されバネ性がもたされている。従って、電池カバー5と同様に、端子 接続具13のカバー部19を筐体1に対してスライドさせて開口部11に取り付けると 、接触片22の接触部22a,22bが端子15a,15bとカバー4との間に挿入され、 バネ性を有する接触部22a,22bが端子15a,15bに適度の接触圧により接触し 、端子15aと15bとが短絡する。
【0006】 ところが、この従来の構造によると接触片22にバネ性をもたせるために接触片 22の接触部22a,22bを屈曲させる必要があるので接触部22a,22bの高さが大 きくなっていた。そのため、この接触部22a,22bを挿入するためにカバー4と 電池ケース7の上端面17との間に形成される隙間tが大きくなり、その分、筐体 1が大形化するという不具合があった。
【0007】 また、端子接続具13のカバー部19は溝と突条との嵌合により筐体1に取り付け られる構成であり、筐体1に対する端子接続具13の位置が定まっているため、カ バー部19をスライドさせて隙間tに接触片22を挿入させるためには、カバー部19 及び接触片22の部品精度及び組立精度を高くする必要があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の端子接続構造では、筐体内の一対の端子を端子接続具で短 絡するためには、端子接続具の接触部が挿入される大きな隙間を筐体内に形成す る必要があるので、その分筐体が大形化していた。また、端子接続具は電池カバ ーと同一形状のカバー部と接触片とで構成されているため構造が複雑で、かつ、 高い寸法精度が要求されるため、端子接続具の製造工数がかかるという不具合が あった。
【0009】 本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされたものであり、筐体内の一対の 端子を短絡するための端子接続具の製造が容易であり、かつこの端子接続具を挿 入するために筐体内に形成される隙間を小さくできる電子機器の端子接続構造を 提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案では、電子機器の調整時に短絡させられる一対の端子の接続構造におい て、前記端子の接触部の一方面は前記電子機器の筐体の内壁面と所定距離をあけ て対向して位置付けられ、他方面は前記筐体の一部に当接して設けられ、前記所 定距離よりも大きい厚さを有する導体部をもつ端子接続具が前記すき間に挿入さ せられて前記一対の端子が前記端子接続具の導体部を介して短絡させられた構成 となっている。
【0011】
【作用】
本考案では、筐体の内壁面と一対の端子との間に端子接続具を差し込むと、筐 体は一対の端子から離間する方向に弾性変形し、この弾性変形による筐体の復元 力により端子接続具は一対の端子に密着させられる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2を参照して詳述する。
【0013】 図2は無線機及びこれに用いられる端子接続具の斜視図であり、図1は端子接 続具を用いて一対の端子を短絡した状態での図2のA−A線断面図である。
【0014】 本考案に係る端子接続構造が用いられている携帯形無線機(電子機器)の筐体 30はプラスチック部材にて形成され、図2に示す如く、本体ケース31、この本体 ケース31の前面側開口を覆うトップカバー33、及び本体ケース31の電池35挿抜用 の開口部37を覆う電池カバー39より構成されている。
【0015】 本体ケース31内には、電池35を収納するための電池ケース41が開口部37に位置 付けられ、かつ、図1に示す如く、電池ケース41の一端41a側が本体ケース31の 相対向する内壁面31a,31bの内の一方の内壁面31aに固定されて取り付けられ ている。また、本体ケース31内には電池ケース41に端部が固定されているプリン ト配線板43が取り付けられている。また、本体ケース31の開口部37の縁部には突 条45が設けられており、電池カバー39には突条45と嵌合する溝(図示せず)が形 成されている。そして、電池カバー39は、溝を突条45に嵌合させてスライドする ことにより本体ケース31に取り付けられ、また、電池ケース41内に収納された電 池35の交換は電池カバー39をスライドし本体ケース31から取り外して行う。
【0016】 上記電子機器において、使用モードから試験モードへの切替は、電池ケース41 の他端側に設けられた一対の端子47(47a,47b)と本体ケース31の他方の内壁 面31bとの間に端子接続具49を差し込むことにより行う。以下、この接続構造に つき説明する。
【0017】 図1及び図2に示す如く、モード切替用の一対の端子47a,47bの基端はプリ ント配線板43に半田付けされ、先端側は電池ケース41の他端側の端面に取り付け られ、端子47の先端側の面は本体ケース31の他方の内壁面31bとわずかな隙間 SA を有する状態で対向させられている。
【0018】 一方、端子接続具49は剛性を有する一枚の金属薄板にて形成されており、一対 の端子47a,47bと対応する位置に端子47a,47bとの接触を確保するための突 起51,51が設けられている。また、金属薄板と突起51の高さとを加えた寸法Sは 前述した隙間SA よりも大きく形成されている。
【0019】 このような構成となっているので、試験モードへの切替は、まず、電池カバー 39を本体ケース31から取り外し、開口部37から端子接続具49の先端を挿入して前 記隙間SA に差し込むことにより行われる(図1)。このとき、突起51は端子47 に向けた状態とする。また、電池ケース41の端部には端子接続具49よりも大きい 巾の切欠きが形成され、この切欠きの両端面53,53をガイドとして端子接続具49 を隙間SA に挿入する。
【0020】 上記の如く、隙間SA に端子接続具49を差し込むと、端子接続具49の突起51の 部分の高さSよりも隙間SA が小さいので、差し込まれた端子接続具49の圧力に より本体ケース31は、他方の内壁面31bが端子47から離間する方向、すなわち、 隙間SA が大きくなる方向に弾性変形し、反作用として、この本体ケース31の復 元力による適度な圧力で端子接続具49は端子47a,47bに密着させられる。従っ て、端子47aと端子47bは端子接続具49と電気的に確実に接続され、両端子47a ,47bは確実に短絡し試験モードに切り替る。
【0021】 尚、本例において、端子接続具49に突起51を設けたのは、端子47a,47bとの 確実な接触を得るため、及び端子接続具49の先端を隙間SA に差し込み易くする ためであり、突起51のない端子接続具であっても、隙間SA を端子接続具の板厚 よりも小さくすることにより上記作用を得ることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の端子接続構造では、筐体の内壁面と一対の端子と の間に端子接続具を差し込んだことにより生ずる筐体の弾性変形の復元力により 一対の端子に対する端子接続具の接触圧を確保する構成であるので、端子接続具 にバネ性をもたせる必要がなくなり、従って、端子接続具を複雑に加工形成する 必要がなくなる。また、筐体の内壁面と一対の端子との隙間は端子接続具として 用いられる薄板の板厚よりも小さくすることが可能であるので、この隙間を非常 に小さくでき、従って、筐体の小形化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る端子接続具を電子機器に差し込ん
だ状態の断面図。
【図2】上記電子機器及び端子接続具の斜視図。
【図3】従来の電子機器及び端子接続具の斜視図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【符号の説明】
30 筐体 31a 一方の内
壁面 31b 他方の内壁面 35 電池 37 開口部 41 電池ケース 43 プリント配線板 47 端子 49 端子接続具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 電子機器の調整時に短絡させられる一対
    の端子の接続構造において、前記端子の接触部の一方面
    は前記電子機器の筐体の内壁面と所定距離をあけて対向
    して位置付けられ、他方面は前記筐体の一部に当接して
    設けられ、前記所定距離よりも大きい厚さを有する導体
    部をもつ端子接続具が前記すき間に挿入させられて前記
    一対の端子が前記端子接続具の導体部を介して短絡させ
    られることを特徴とする電子機器の端子接続構造
JP5495891U 1991-06-20 1991-06-20 電子機器の端子接続構造 Withdrawn JPH051161U (ja)

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JP5495891U JPH051161U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 電子機器の端子接続構造

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JPH051161U true JPH051161U (ja) 1993-01-08

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ID=12985180

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JP5495891U Withdrawn JPH051161U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 電子機器の端子接続構造

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