JP4098071B2 - コンタクト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷配線基板などに設けられて、印刷配線基板のグランドパターンや配線パターンと、シールドケースや他の印刷配線基板のパターンなどを電気的接続させるためのコンタクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の一例を、図4を参照して説明する。図4は、従来のコンタクトの一例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。
【0003】
図4において、コンタクト10は、リン青銅やベリリウム銅などの適宜な導電弾性板が略V字状に折り返されて屈曲部10aが設けられ、厚さ方向に弾性的に屈曲可能とされる。そして、折り返した一方の可動片10bの遊端部を他方の固定片10cに近づけるように折り曲げられる。なお、可動片10bの遊端部は、固定片10cに当接されない。そして、固定片10cの先端部には、可動片10bの遊端部が側方へずれるのと、所定距離以上に固定片10cから離れるのを阻止する側壁部10d,10dが形成される。
【0004】
かかる構成で、固定片10cが図示されない印刷配線基板のグランドパターンなどに半田付けにより固定および電気的接続される。そして、シールドケースなどの被電気的接続部材が厚さ方向の上方から、図4(a)で矢印A方向に当接すると、屈曲部10aの曲げがより大きくなり、可動片10bが図4(a)の一点鎖線のごとく弾性変形される。もって、被電気的接続部材が可動片10bに弾接して電気的接続され、被電気的接続部材がコンタクト10を介して印刷配線基板のグランドパターンなどに電気的接続される。
【0005】
ここで、矢印A方向の押圧により、可動片10bが大きく弾性変形して、その遊端部が固定片10cに当接すると、その時点からバネ定数が急激に大きなものとなる。
【0006】
そこで、可動片10bの遊端部が固定片10cに当接しても、バネ定数が急激に大きなものとならない技術が、特開2002−170615号公報で提案されている。この特開2002−170615号公報で提案された技術は、可動片10bの遊端部を幅の狭いものとして、固定片10cに当接しても可動片10bの遊端部が容易に弾性変形し得るようにすることで、バネ定数が急激に大きくなることがないようにしたものである。
【特許文献1】
特開2002−170615号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の図4に示す従来技術および特開2002−170615号公報で提案された技術のいずれにあっても、矢印A方向に押圧されない状態では、可動片10bの遊端部は固定片10cから離れており、弾性変形により可動片10bの遊端部が固定片10cに当接すると、その時点からバネ定数が非連続的に変化し、その程度の差はあっても、大きくならざるを得ない。
【0008】
また、可動片10bの遊端部が固定片10cに当接するまでの弾性変形できる範囲を使用ストロークとするならば、このストロークを所定寸法だけ確保するためには側壁部10d,10dをあまり低く形成することができない。一方で、側壁部10d,10dにより、被電気的接続部材は矢印A方向への移動が規制される。そこで、コンタクト10自体の背丈が高く、しかも所要のストロークを確保するために、側壁部10d,10dの高さがあまり低くできないために、被電気的接続部材を弾接した状態で、コンタクト10が配設される印刷配線基板と被電気的接続部材の間隔を狭くすることができない。被電気的接続部材がシールドケースであるとすれば、この間隔が大きいほどシールドは不完全となり、大きな不具合となる。
【0009】
本発明は、上述のごとき従来技術の事情に鑑みてなされたもので、被電気的接続部材を弾接して弾性変形する途中で、バネ定数が急激に大きくなるようなことのないコンタクトを提供することを目的とする。また、被電気的接続部材を弾接した状態で、コンタクトの背を低くできるようにしたコンタクトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のコンタクトは、導電弾性板をU字状またはV字状またはコ字状に折り返して厚さ方向に弾性的に屈曲可能とするとともに、折り返した一方の可動片の遊端部を他方の固定片に当接または弾接するように形成し、しかも前記導電弾性板の板厚を、前記U字状またはV字状またはコ字状の屈曲部および前記可動片で前記固定片よりも薄く形成し、前記固定片を基板に固定するとともに電気的接続し、前記可動片に被電気的接続部材を前記厚さ方向に弾接させるように構成されている。
【0011】
また、前記可動片に、前記被電気的接続部材側に凸なる突状屈曲部を設けて構成しても良い。
【0012】
さらに、自然状態で前記可動片に前記固定片と平行な吸着部を設けて構成することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明のコンタクトの一実施例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は平面図である。図2は、本発明のコンタクトを印刷配線基板のグランドパターンに半田付けにより固定および電気的接続した状態を示す平面図である。図3は、本発明のコンタクトに被電気的接続部材を弾接して電気的接続した状態を示す図である。
【0014】
図1ないし図3において、本発明のコンタクト20は、リン青銅やベリリウム銅などの適宜な導電弾性板に外面に金メッキを施したものが略U字状に曲げられて折り返された屈曲部20aが設けられ、厚さ方向に弾性的に屈曲可能とされる。そして、折り返された一方の可動片20bは外方に凸なる(図1(a)で上方に凸なる)突状屈曲部20cが設けられ、遊端部が他方の固定片20dに当接または弾接するように形成される。なお、遊端部は固定片20dにほぼ当接する状態であれば良く、僅かに離れていても実用上は何ら不具合はない。さらに、固定片20dの先端部には、可動片20bの遊端部が側方へずれるのを阻止する側壁部20e,20eが形成される。また、可動片20bは遊端部に向けてその幅が適宜に狭くなるように形成されるとともに、屈曲部20aおよび可動片20bの厚さが固定片20dの厚さよりも薄くて弾性変形され易く形成されている。しかも、可動片20bの一部に、シールドケースなどの被電気的接続部材が当接しない自然状態で、固定片20dと平行となる吸着部20fが形成されている。
【0015】
かかる構成のコンタクト20が、図2に示すごとく、印刷配線基板32のグランドパターンなどに固定片20dが半田付け22,22などにより固定ならびに電気的接続される。ここで、コンタクト20を印刷配線基板32に自動実装機械によって所定位置に載置する場合に、可動片20の吸着部20fを吸着面とすることができる。
【0016】
そして、図3に示すごとく、厚さ方向の上方からシールドケースなどの被電気的接続部材30を弾接させると、突状屈曲部20cに弾接し、屈曲部20aおよび可動片20bが弾性変形するが、可動片20bの遊端部は初めから固定片20dに当接した状態であり、屈曲部20aおよび可動片20bが弾性変形し得る範囲の途中でバネ定数が急激に変化することがない。なお、屈曲部20aおよび可動片20bの厚さを薄くすることで弾性変形を容易なものとし、固定片20dを厚くすることで固定強度を大きなものとしている。また、可動片20bの遊端側の幅を狭くすることによっても、可動片20bの弾性変形を容易なものとしている。さらに、突状屈曲部20cに被電気的接続部材30が弾接することで、面積の小さな弾接部の当接圧が高くなり、それだけ確実な電気的接続が得られる。
【0017】
しかも、側壁部20e,20eは、可動片20bの遊端部が厚さ方向に大きく変化しないので、従来例のごとくストロークを確保するだけの高さを必要とせず、その背丈は低いものとすることができる。そこで、被電気的接続部材30を弾接した状態で、弾性変形されたコンタクト20の背丈を低くすることができる。この結果、コンタクト20を介して被電気的接続部材30を印刷配線基板32のグランドパターンなどに電気的接続した状態で、被電気的接続部30と印刷配線基板32の間隔を従来技術よりも狭くすることができる。もって、シールドをより完全なものとすることができる。
【0018】
本発明者らは、自然状態で背の高さが1mmで、ストロークとして0.4mmのコンタクト20を実現することができた。
【0019】
なお、上記実施例において、屈曲部20aは略U字状に折り曲げられているが、これに限られずV字状やコ字状であっても良い。また、被電気的接続部材30は、シールドケースに限られず、他の印刷配線基板32のグランドパターンや配線パターンであっても良い。そして、コンタクト20は、印刷配線基板32に固定されるものに限られず、他の基板(基台および筐体なども含む)に適宜に配設されても良い。さらに、本発明のコンタクト20の寸法を適宜に変更することで、バッテリーの端子などを被電気的接続部材30とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコンタクトは構成されるので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0021】
請求項1記載のコンタクトにあっては、可動片の遊端部が初めから固定片に当接または弾接しているので、可動片が押圧されて弾性変形する途中で、バネ定数が急激に変化するようなことがない。しかも、従来例のごとく、可動片の遊端部を固定片から離してストロークを確保する必要がなく、自然状態での背丈および弾性変形された状態の背丈のいずれをも低くすることができる。そして、屈曲部および可動片の厚さを薄くし、固定片を厚くしたので、屈曲部および可動片が容易に弾性変形でき、また固定片は強固に基板に固定され得る。
【0022】
請求項2記載のコンタクトにあっては、被電気的接続部材が突状屈曲部に当接し、その当接部の当接圧が高くなり、それだけコンタクトと被電気的接続部材の間の電気的接続が確実になされる。
【0023】
請求項3記載のコンタクトにあっては、可動片に固定片と平行な吸着部を設けたので、この吸着部を吸着させるようにして自動実装機械で本発明のコンタクトを基板の所定位置に載置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンタクトの一実施例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は平面図である。
【図2】 本発明のコンタクトを印刷配線基板のグランドパターンに半田付けにより固定および電気的接続した状態を示す平面図である。
【図3】 本発明のコンタクトに被電気的接続部材を弾接して電気的接続した状態を示す図である。
【図4】 従来のコンタクトの一例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。
【符号の説明】
10,20 コンタクト
10a,20a 屈曲部
10b,20b 可動片
10c,20d 固定片
10d,20e 側壁部
20c 突状屈曲部
20f 吸着部
22 半田付け
30 被電気的接続部材
32 印刷配線基板
Claims (3)
- 導電弾性板をU字状またはV字状またはコ字状に折り返して厚さ方向に弾性的に屈曲可能とするとともに、折り返した一方の可動片の遊端部を他方の固定片に当接または弾接するように形成し、しかも前記導電弾性板の板厚を、前記U字状またはV字状またはコ字状の屈曲部および前記可動片で前記固定片よりも薄く形成し、前記固定片を基板に固定するとともに電気的接続し、前記可動片に被電気的接続部材を前記厚さ方向に弾接させるように構成したことを特徴とするコンタクト。
- 請求項1記載のコンタクトにおいて、前記可動片に、前記被電気的接続部材側に凸なる突状屈曲部を設けて構成したことを特徴するコンタクト。
- 請求項1記載のコンタクトにおいて、自然状態で前記可動片に前記固定片と平行な吸着部を設けて構成したことを特徴とするコンタクト。
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