JPH0511609A - トナーカートリツジ回収容器 - Google Patents

トナーカートリツジ回収容器

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Publication number
JPH0511609A
JPH0511609A JP3166876A JP16687691A JPH0511609A JP H0511609 A JPH0511609 A JP H0511609A JP 3166876 A JP3166876 A JP 3166876A JP 16687691 A JP16687691 A JP 16687691A JP H0511609 A JPH0511609 A JP H0511609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner cartridge
container
cartridge
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3166876A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Endo
秀信 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3166876A priority Critical patent/JPH0511609A/ja
Publication of JPH0511609A publication Critical patent/JPH0511609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cartons (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トナーカートリッジ1を挿入可能な回収容器
4の少なくとも一部をトナーの平均粒径より小さい微細
開口を設けた通気性シートにより形成する。 【効果】 通気性シートにより回収容器内の空気は外部
に流出でき、トナーは流出できないので、トナーカート
リッジを回収容器に密封しても空気が閉じ込められるこ
とがなく、したがって口からトナーが外部に飛散するこ
とも防止された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置の現像装置にトナーを補給
するトナーカートリッジを使用済後回収する回収容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の現像装置にトナーを補
給した後の使用済みトナーカートリッジは廃棄処分する
際にトナーカートリッジ内面又はトナーカートリッジ外
面に付着したトナーが飛散しないように、袋又は箱のよ
うな回収容器内に入れて封をしていた。
【0003】トナーカートリッジを袋づめした後は密封
をしないと、トナー飛散防止の効果がないので、通常は
袋の開口を結んだり、テープで貼りつけたりした。袋の
口を密封する際に袋内に空気が閉じ込められてしまい、
実際のトナーカートリッジの容積に比較し袋全体の大き
さが可なり大きくなるという欠点があった。大きくなる
のを防ぐために、口を封する前に袋内の空気を出すこと
が考慮されたが、そのとき空気と一緒にトナー粉が飛散
してしまい、まわりを汚すという問題があった。
【0004】回収容器として箱を使用する場合、トナー
カートリッジを挿入する際に、箱の中で押し込まれた空
気が口から外に逆流し、そのときにトナーカートリッジ
に付着したトナーを噴出してまわりを汚染するという問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題点を解消し、嵩ばることなくトナーが飛散するこ
となく確実にトナーカートリッジを密封できるトナーカ
ートリッジ回収容器を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、画像形成装置の現像装置にトナーを補給するトナー
カートリッジを使用済になると回収するトナーカートリ
ッジ回収容器において、回収容器の大きさがトナーカー
トリッジを挿入可能な大きさであり、回収容器の少なく
とも一部をトナーの平均粒径より小さい微細開口を設け
た通気性シートにより形成したことを特徴とするトナー
カートリッジ回収容器により解決した。
【0007】
【作用】本発明により、トナーカートリッジ回収容器の
全体又は一部をトナーの平均粒径より小さい微細開口を
有する通気性シートにより形成してあり、トナーカート
リッジを挿入する際、容器内の空気は通気性シートの部
分より外部に抜けることができ、容器の口を密閉しても
内部に空気が溜まることが回避され、容器がふくらんで
嵩ばることが防止される。容器が箱の場合に、トナーカ
ートリッジを挿入して内部空気が圧縮されても、圧縮空
気は通気性シートの部分から外部に流出し、トナーと共
に口から外部に逆流することは防止された。
【0008】
【実施例】本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説
明する。
【0009】図1において、トナーカートリッジ1はト
ナーを収容するカートリッジ本体2と蓋3とよりなり、
トナー補給時は図示しない画像形成装置の現像装置に装
着し、蓋3を抜いてトナーを現像装置内のホッパにトナ
ーを落下させてトナー補給をする。
【0010】普通は現像装置のトナーがなくなり、次に
新しいトナーカートリッジによりトナー補給するまで
は、カートリッジ本体2はそのまま現像装置にセットさ
れたままになる。これは現像装置のホッパ内のトナーが
舞い上がって飛散するのを防止するためのホッパの蓋の
役割をカートリッジ本体2にさせるためである。画像形
成装置によっては、カートリッジ本体2がそのまま、感
光体等からクリーニング装置により回収したトナーを収
容する回収部として利用される場合もある。
【0011】カートリッジ本体2の内部には残留したト
ナーやクリーニング装置により回収したトナーが付着し
ており、使用後カートリッジ本体2に対して蓋3を閉じ
た場合は蓋2の図における下面にホッパ内で舞い上がっ
たトナーが付着する。したがっていずれの場合でも、使
用済のトナーカートリッジ1をそのまま捨てると、外部
環境を汚すおそれがあるため、回収容器4の中に挿入す
る。
【0012】回収容器4としては、従来は、ポリエチレ
ン等のシートで形成された袋が使用され、トナーカート
リッジ1を入れ易くするために大きめに形成されてい
る。そこで、トナーカートリッジ1を入れて回収容器4
の開口5を閉じ、接着部材6を用いて図2に示すように
密封すると、内部に多量の空気が閉じ込められ、嵩が大
きく取扱いに不便になる。
【0013】この問題を避けるために、回収容器4は全
体を、トナーの平均流径より小さい微細開口が多数に形
成された通気性シートを用いて形成するか、回収容器4
の少なくとも一部に通気性シートを用いて形成する部分
を設ける。通気性シートは一例として化学繊維を特殊な
製法で絡み合わせて不織布状シートに加工したものを用
いる。具体的にはデュポン社製「タイベック」(商品
名)が使用されることができる。
【0014】「タイベック」の場合、通気穴径は、製法
条件の変更により種々形成可能であるが、一例として、
粒子直径が0.5〜0.7μmに対して粒子阻止率が9
9%以上、粒子直径が0.7〜1.3μmに対しては粒
子阻止率が99%以上、粒子直径が1.3〜3.0μm
に対しては粒子阻止率が99%以上、粒子直径が3.0
〜5.0μmに対しては粒子阻止率が100%の性質を
有する「タイベック」を使用した。通常、トナー粒径は
5〜15μmのものが使用されるので、この「タイベッ
ク」によるとトナーの通過性はほぼ100%阻止され、
空気だけが通過する。
【0015】図2に示すように容器4、例えば袋の開口
5のある端部を折り曲げ、両面接着テープ等の接着部材
6により接着し封止する。袋の口を封止した後、空気抜
作業を行うと、袋4の中の空気は通気性シート部分にお
いて抜けるので、袋が嵩ばることなく小さく圧縮される
ことができる。しかもこの空気抜きのときトナーは全く
通過しないので外部には飛散しない。
【0016】袋4に詰めた状態でトナーカートリッジは
廃棄されることができるが、図3に示すように更に箱7
に収めて捨てるようにしてもよい。
【0017】箱7に直接トナーカートリッジを挿入する
こともできる。この場合は箱7は全体が通気性シートに
より形成されると好都合である。
【0018】図1、図2では袋4の全体を通気性シート
で形成したのに対し、図4、図5に示すように袋4′又
は箱7′の一部に窓8を形成し、通気性シート9により
窓8を閉じた形にすることができる。通気性シートとし
ては上記の図1、図2の例と同様の「タイベック」を使
用することができる。
【0019】図4の袋4′は従来と同様ポリエチレン製
の袋を使用し、その一部に窓8を設け、通気性シート9
を窓8に貼り付けることにより形成することができる。
【0020】トナーカートリッジ1を使用済後袋4に入
れるのではなく、箱7を回収容器として使用し、直接箱
7の中に挿入する場合には、図5に示すように、窓8を
開け、その窓8に通気性シート9を貼りつけた箱7′を
使用することができる。図5に示す箱7′を使用する
と、トナーカートリッジを挿入しても空気は通気性シー
ト9を通って抜け、口に向かって押しのけられた空気が
逆流することが防止される。
【0021】窓8はできるだけトナーカートリッジ1を
挿入する端部から離れた位置に形成するのが好都合であ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明により、使用済カートリッジを
袋、又は箱である回収容器に入れたとき、空気は通気性
シート部分を通って外部に流出し、容器が嵩ばることが
防止され、又トナーが空気と共に逆流して口から噴出す
ることも防止された。
【0023】通気性シートを必要最小限の部分として他
を安価な材料で形成することにより安い回収容器でトナ
ー飛散防止や嵩ばり防止を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】トナーカートリッジと収容容器を示す斜視図で
ある。
【図2】トナーカートリッジを収納して口を封止した収
容容器の側面図である。
【図3】袋に収納したトナーカートリッジを更に箱に収
納する例を示す斜視図である。
【図4】回収容器が袋である場合の別の例の斜視図であ
る。
【図5】回収容器が箱である場合の一例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 トナーカートリッジ 4 回収容器 5 口 6 接着部材 7 回収容器(箱) 8 窓 9 通気性シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の現像装置にトナーを補給
    するトナーカートリッジを使用済になると回収するトナ
    ーカートリッジ回収容器において、回収容器の大きさが
    トナーカートリッジを挿入可能な大きさであり、回収容
    器の少なくとも一部をトナーの平均粒径より小さい微細
    開口を設けた通気性シートにより形成したことを特徴と
    するトナーカートリッジ回収容器。
  2. 【請求項2】 前記回収容器の開口部とは反対側の部分
    は部分的に前記通気性シートにより形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ回収
    容器。
  3. 【請求項3】 回収容器が袋として形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のトナーカートリッ
    ジ回収容器。
  4. 【請求項4】 回収容器が箱として形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のトナーカートリッ
    ジ回収容器。
JP3166876A 1991-07-08 1991-07-08 トナーカートリツジ回収容器 Pending JPH0511609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3166876A JPH0511609A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 トナーカートリツジ回収容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP3166876A JPH0511609A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 トナーカートリツジ回収容器

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JPH0511609A true JPH0511609A (ja) 1993-01-22

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JP3166876A Pending JPH0511609A (ja) 1991-07-08 1991-07-08 トナーカートリツジ回収容器

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