JPH05115912A - ストリツプの蛇行補正装置 - Google Patents

ストリツプの蛇行補正装置

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JPH05115912A
JPH05115912A JP3282721A JP28272191A JPH05115912A JP H05115912 A JPH05115912 A JP H05115912A JP 3282721 A JP3282721 A JP 3282721A JP 28272191 A JP28272191 A JP 28272191A JP H05115912 A JPH05115912 A JP H05115912A
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JP
Japan
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amount
strip
reduction
meandering
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP3282721A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyamoto
治 宮本
Takashi Okai
隆 岡井
Akira Kaya
章 賀屋
Ryoichi Nishiyama
亮一 西山
Osamu Akutsu
治 阿久津
Yasuhide Sato
泰秀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3282721A priority Critical patent/JPH05115912A/ja
Publication of JPH05115912A publication Critical patent/JPH05115912A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間圧延ラインのストリップの蛇行を補正す
る。 【構成】 ステアリングロール20をピンチロールの入
側に備え、ここでのストリップ蛇行量をカメラ6a,6
b、エッジ部位置検出部7にて検出し、ついで蛇行量演
算処理装置8、ストロークコントローラ9にて蛇行量に
みあう圧下シリンダの圧下量を調整して、油圧サーボ1
1a,11bを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延ラインのスト
リップを巻取る際の、ストリップの蛇行を補正する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の熱間圧延ラインにあって、
仕上圧延機以後の概念の一例を示す側面図である。図3
に示すように、熱間圧延ラインでの仕上圧延機群50に
よって所要の厚さに熱間圧延したストリップSは冷却装
置60によって所定の温度まで冷却され、更にピンチロ
ール30によって弾性変形範囲内で圧下しながら駆動回
転して張力が付与され、ダウンコイラ40によってコイ
ル状に巻取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる図3に示す従来
のラインにあっては、次のような問題が生じている。す
なわち、仕上圧延機50以後にストリップSをセンタリ
ングする装置が無いので、ストリップSが蛇行してその
エッジ部がサイドガイド等に強く当接し、耳傷、耳割れ
等の欠陥が発生する。また、ストリップSをコイル40
に巻取ると、この蛇行によってコイル40が筍状になっ
たり、その側面のエッジ部の出入りが大きくなる。この
ため、ストリップコイルの品質及び歩留りが低下する。
【0004】本発明は、ストリップの欠陥の発生やスト
リップコイルの品質及び歩留りの低下を防止するストリ
ップの蛇行補正装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、圧延機群とピンチロール及びコイラとを有する
ストリップの熱間圧延ラインにおいて、上記ピンチロー
ルの入側に配置されたステアリングロールと、このステ
アリングロールを通るストリップのエッジを検出するエ
ッジ部位置検出装置と、このエッジ部位置検出装置によ
るエッジ位置からストリップ蛇行量とこの蛇行量を補正
する圧下量とを得る蛇行量演算処理装置と、この蛇行量
演算処理装置による圧下量から上記ステアリングロール
の作業側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリンダの圧下量
を調節する圧下量制御装置と、この圧下量制御装置によ
る圧下量に基づき上記ステアリングロールの作業側圧下
シリンダ及び駆動側圧下シリンダを制御する作業側油圧
サーボ回路及び駆動側油圧サーボ回路と、を有すること
を特徴とする。
【0006】
【作用】圧延機群によって熱間圧延されたストリップに
ピンチロールによって張力を付与しコイラによって巻取
るに際し、ストリップの両エッジを検出し、この検出し
たエッジの作業側又は駆動側への移動量にてストリップ
の蛇行量とこの蛇行量補正のための圧下量を得た後、作
業側圧下シリンダと駆動側圧下シリンダを制御すること
でステアリングロールのストリップを制御しており、例
えばストリップのエッジが作業側に移動すると作業側圧
下シリンダの圧下量をストリップの弾性変形範囲内で大
きくするとともに駆動側圧下シリンダの圧下量を小さく
し、また、エッジが駆動側に移動すると駆動側圧下シリ
ンダの圧下量をストリップの弾性変形範囲内で大きくす
るとともに作業側圧下シリンダの圧下量を小さくする。
【0007】
【実施例】ここで、図1,図2を参照して本発明の実施
例を説明する。図1は熱間圧延ラインの仕上圧延機以後
の概念を示す側面図、図2は図1のステアリングロール
及びその付属機器の概念を示す構成図である。図1,2
において、20はステアリングロールであり、冷却装置
60とピンチロール30の間に配設されている。
【0008】このステアリングロール20の出側には、
作業側カメラ6aと駆動側カメラ6bとが配置され、ス
テアリングロール20を通るストリップSのエッジを撮
像する。これらカメラ6a,6bと共にエッジ部位置検
出装置を構成するエッジ部位置検出部7では、カメラ6
a,6bによる撮像画像にてストリップSのエッジ位置
を検出する。次に、エッジ部位置検出部7は、蛇行量演
算処理装置8に接続され、この装置8では検出したエッ
ジ部位置の作業側又は駆動側への移動量によってストリ
ップSの蛇行量を演算しかつこの蛇行量を補正する作業
側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリンダの圧下量を演算
し処理する。
【0009】蛇行量演算処理装置8は、圧下量制御装置
であるストロークコントローラ9に接続され、このスト
ロークコントローラ9では処理装置8からの圧下量の信
号を受信して作業側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリン
ダの圧下量を調節するため作業側油圧サーボ及び駆動側
油圧サーボを制御する。
【0010】更に、ステアリングロール20は、上ロー
ル1と、図示しないハウジングに昇降するように嵌装さ
れた上ロールチョック3と、下ロール2と、ハウジング
内に嵌装された下ロールチョック4と、ハウジングに固
設され上ロールチョック3を介して上ロール1を支持す
る作業側圧下シリンダ5a及び駆動側圧下シリンダ5b
とから成っている。作業側圧下シリンダ5aには作業側
油圧サーボ回路11aが、駆動側圧下シリンダ5bには
駆動側油圧サーボ回路11bがそれぞれ装着されてい
る。
【0011】上述の如き構成において、動作を説明する
に、圧延機群によって所要の厚さに熱間圧延したストリ
ップSを冷却装置60によって所定の温度まで冷却し、
ステアリングロール20及びピンチロール30によって
弾性変形範囲内で圧下しながら駆動回転して張力を付与
し、ダウンコイラ40によってコイル状に巻取る。この
とき、ストリップSの作業側及び駆動側のエッジ部を作
業側カメラ6a及び駆動側カメラ6bによって常時撮像
し、その各々の画像信号をエッジ部位置検出部7に送信
する。エッジ部位置検出部7は、この各々の画像信号を
数値化して蛇行量演算処理装置8に送信する。蛇行量演
算処理装置8は、受信した数値が変動すれば、その変動
量によってストリップSの蛇行量及びこの蛇行を補正す
る作業側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリンダの圧下量
を演算処理してストロークコントローラ9に送信し、ス
トロークコントローラ9はこの信号によって作業側油圧
サーボ回路11a及び駆動側油圧サーボ回路11bを作
動させて作業側圧下シリンダ5a及び駆動側圧下シリン
ダ5bの圧下量を調節し、ストリップSの蛇行量を補正
する。
【0012】ストリップSの蛇行補正において、その両
エッジ部が作業側に移動すると、作業側圧下シリンダ5
aの圧下量を、ストリップSの弾性変形範囲内で大きく
するとともに、駆動側圧下シリンダ5bの圧下量を小さ
くする。また、両エッジ部が駆動側に移動すると駆動側
圧下シリンダ5bの圧下量を、ストリップSの弾性変形
範囲内で大きくするとともに、作業側圧下シリンダ5a
の圧下量を小さくする。
【0013】
【発明の効果】本発明では、熱間圧延ラインのコイラ用
ピンチロールの入側にステアリングロールと、エッジ部
位置検出装置、油圧サーボ回路及び圧下量制御装置、蛇
行量演算処理装置を設け、ストリップのエッジ部の板幅
方向への移動を検出し、この検出値によってステアリン
グロールの作動側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリンダ
の圧下量を制御することにより、ストリップの蛇行を補
正することができるので、エッジ部のサイドガイド等へ
の強い当接による耳傷、耳割れ等の欠陥の発生を防止す
ることができ、良好な巻形状のコイルを得ることができ
る。従ってストリップの歩留り及びコイルの品質を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の熱間圧延ラインの仕上圧延機以後の
概念を示す側面図。
【図2】一実施例構成図。
【図3】従来の熱間圧延ラインの仕上圧延機以後の概念
を示す側面図。
【符号の説明】
20 ステアリングロール 1 上ロール 2 下ロール 3 上ロールチョック 4 下ロールチョック 5a 作業側圧下シリンダ 5b 駆動側圧下シリンダ 6a 作業側カメラ 6b 駆動側カメラ 7 エッジ部位置検出部 8 蛇行量演算処理装置 9 ストロークコントローラ 11a 作業側油圧サーボ回路 11b 駆動側油圧サーボ回路 S ストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀屋 章 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 西山 亮一 千葉県君津市君津一番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 阿久津 治 千葉県君津市君津一番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 佐藤 泰秀 千葉県君津市君津一番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機群とピンチロール及びコイラとを
    有するストリップの熱間圧延ラインにおいて、 上記ピンチロールの入側に配置されたステアリングロー
    ルと、 このステアリングロールを通るストリップのエッジを検
    出するエッジ部位置検出装置と、 このエッジ部位置検出装置によるエッジ位置からストリ
    ップ蛇行量とこの蛇行量を補正する圧下量とを得る蛇行
    量演算処理装置と、 この蛇行量演算処理装置による圧下量から上記ステアリ
    ングロールの作業側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリン
    ダの圧下量を調節する圧下量制御装置と、 この圧下量制御装置による圧下量に基づき上記ステアリ
    ングロールの作業側圧下シリンダ及び駆動側圧下シリン
    ダを制御する作業側油圧サーボ回路及び駆動側油圧サー
    ボ回路と、 を有することを特徴とするストリップの蛇行補正装置。
JP3282721A 1991-10-29 1991-10-29 ストリツプの蛇行補正装置 Pending JPH05115912A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960130