JPH05113743A - 義務教育小・中学校におけるパソコン教育システムおよびパソコン教育教室 - Google Patents

義務教育小・中学校におけるパソコン教育システムおよびパソコン教育教室

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JPH05113743A
JPH05113743A JP26752091A JP26752091A JPH05113743A JP H05113743 A JPH05113743 A JP H05113743A JP 26752091 A JP26752091 A JP 26752091A JP 26752091 A JP26752091 A JP 26752091A JP H05113743 A JPH05113743 A JP H05113743A
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JP
Japan
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education
personal computer
classroom
student
elementary
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JP26752091A
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English (en)
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Yoshio Abe
部 義 夫 阿
Takako Oi
井 孝 子 大
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Sony Group Corp
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Tokyo Tsushin Kogyo KK
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 習熟度の高い授業・学習、個人レベルに合わ
せたきめの細かい授業・学習を可能にし、教室の改造
費、冷房設備などの設備費用を大幅に低減し、学習効率
を高め、安全性を向上させる。 【構成】 教室1の前部に大型テレビ2を教室横方向に
複数台設置し、生徒用パソコン机4を正面に向けて縦横
に複数列で配列し、教師用机3をこの生徒用パソコン机
4の最後列に設置し、プリンター5を教室1の最後部に
複数台設置する。各児童・生徒がそれぞれ専用のパーソ
ナルコンピュータを使用して同時に授業・学習を行う。
また、複数台の大型テレビに分割した画面を映し、任意
の複数の生徒端末に教材ファイルを同時に送信する等し
て、個人レベルに合った授業・学習を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、義務教育の小・中学
校においてコンピュータ教育を行うためのパソコン教育
システムおよびそのためのパソコン教育教室に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの低価格
化、高性能化等によりパーソナルコンピュータを使用し
て授業や学習を行うことが盛んになってきており、文部
省では小学校、中学校の義務教育段階でパソコン教室を
整備し、パソコンによる授業・学習を正課として実施す
る方針を打ち出している。図7に示すのは、従来方式に
よるパソコン教室の例であり、教室の前部における一端
に大型テレビ100を設置し、他端に教師卓101を配
置し、生徒4人一組のテーブル102上に2台のパーソ
ナルコンピュータ(以下、PCという)103と1台の
プリンター104を設置する構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
授業・学習方式は、PCの設置台数が少なく、児童・生
徒全員が専用のPCに触れることができず、パソコン学
習に一斉に参加することができず、学習効率が悪い。ま
た、従来方式は各児童・生徒に同一の教材ソフトを供給
し、同一の問題を一斉に学習する方式であり、能力の異
なる個人のレベルに合わせてきめの細かい指導を行うこ
とができなかった。また、従来方式の場合、設備的に次
のような問題点がある。 大きなテーブルを必要とし、例えば、96〜108m
2 の特別教室を作らなければならない。このためには、
普通教室2室分の広さが必要となり、パソコン教室の整
備が学校施設の大改造となり、費用が嵩むことになる。 40人学級では2人に1台の交替使用となり、学習効
率が低下する。 大型テレビが1台設置されているだけであるため、後
列の児童・生徒にとっては、距離が遠く、見づらい。ま
た、机の配置によっては、椅子を回転させる等の面倒な
ことを強いることになる。さらに、テレビが1台では、
画面を利用した能力別授業などを行うことができない。 従来のPCは、本体とCRT等からなるいわゆるデス
クトップ型のPCであるため、PCからの発熱量が多
く、正常に作動させるためには、エアコンの設備が必要
となり、教室の改造費、冷房設備などの設備費用がかか
り、また消費電力が多くランニングコストがかかる。 ケーブル配線のために床を上げる必要があり、工事費
が嵩み、また校舎によっては施工が不可能となる場合が
ある。また、床下の空間がネズミの温床となり、ケーブ
ルを損傷させる恐れがある。さらに、教室の出入口に段
差ができたり、その材質によっては火災時に有毒ガスを
発生する危険性もある。 床下配線のため、取り出し口を比較的自由に作ること
ができるものの、パソコン机に至るまでの配線が床や机
上に露呈し、利用する児童・生徒がひっかけたり、いた
ずらしたりして事故や故障の恐れがある。また、パソコ
ンやテレビが机やテーブルに固定されていないので、落
下による破損事故や怪我の恐れもある。
【0004】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、習熟度の高い効率の
良い授業・学習が可能であると共に、個人レベルに合わ
せたきめの細かい授業・学習が可能であり、また、教室
の改造費、冷房設備などの設備費用を大幅に低減でき、
学習効率を向上させることができ、安全性の高いコンピ
ュータ教育システムおよびコンピュータ教育教室を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパソコン
教育システムは、小・中学校の普通教室で児童・生徒に
各自専用のパーソナルコンピュータを使用させてパソコ
ン教育の目的に応じた授業を同時に行い、または能力別
の授業を同時に行うものである。また、複数台の大型特
殊テレビを、授業目的の推進に応じてコンピュータのデ
ィスプレイ、ビデオモニターとして使用し、この組み合
わせにより種々の授業を行うようにする。この発明に係
るパソコン教育教室は、小・中学校の普通教室の最前部
に、大型特殊テレビを教室横方向に複数台設置し、児童
・生徒用のパソコン机を正面に向けて縦・横複数列で配
列し、教師用の机を前記児童・生徒用のパソコン机の最
後列に配置し、プリンターを普通教室の最後部における
後部壁沿いに設置されたプリンター机上に複数台配列し
て構成する。パーソナルコンピュータは、本体とディス
プレーが一体的なラップトップ型またはノート型を使用
し、冷房設備を使用しないようにする。また、各児童・
生徒のパーソナルコンピュータと教師のコンピュータと
をトークンパッシング等のネットワークで連結し、各児
童・生徒のパーソナルコンピュータを教師により一括制
御できるようにする。床配線はフラットケーブルとし、
床面上に敷設したフラットケーブルを難燃性カーペット
で覆うようにする。また、フラットケーブルから卓上の
機器までの配線を卓の部材内に埋設し、配線が露出しな
いようにする。
【0006】
【作用】各児童・生徒が各自専用のパーソナルコンピュ
ータを使用して授業・学習を行う。各児童・生徒がそれ
ぞれ専用のパソコンに触れることができ、一斉に学習す
ることにより学習効率が高まる。任意の複数の児童・生
徒に異なる教材ソフトを与えて授業を行う。複数台の大
型テレビと相まって能力別授業が可能となる。複数台の
大型テレビにより、ほとんどの生徒が正面を向いたまま
テレビ画面を見ることができ、習熟度を高めることがで
きる。また、画面別に複数台のテレビを使い分けたり、
縦に複数分割して能力別の授業を行うことができる。さ
らに、教師が児童・生徒と共に大型テレビに向かって授
業等を行うため、教師自身も機器や教材に慣れることが
でき、また学習の成果もチェックし易い。コンピュータ
は、いわゆるラップトップ型コンピュータであるため、
消費電力、発熱量が少なく、冷房設備を必要としない。
また、教師が各児童・生徒のコンピュータを一括制御
し、データの他に映像・音声も送ることにより、学習効
果をより高めることができる。フラットケーブルを用い
ることにより、面倒な床上げがなくなり、工事費の低減
等を図れる。また、配線を内蔵することにより、児童・
生徒がケーブルを引っ掛けるなどの事故等をなくすこと
ができ、安全性の向上を図れる。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て説明する。これは、既存の普通教室を整備してパソコ
ン教室を構築する例であり、図1、図2に示すように、
教室は例えば64m2 程度の広さの普通教室1とし、こ
の普通教室1内に大型テレビ2、教師用机3、生徒用パ
ソコン机4、プリンター5を配置し、多人数教授方式に
基づくラップトップ型PCによる教育システム、すなわ
ちO.T.C.S(大井・ティーチング・コンピュータ・システ
ム)を構築する。生徒用パソコン机4は横7列の単独配
置、あるいはペア配置の横8列などとし、全生徒が前を
向くように配置する。また、生徒用パソコン机4は、生
徒1人に1台であり、この40人学級の場合には40台
配置される。教師用机3は、生徒用パソコン机4の最後
列に配置し、かつ生徒用パソコン机4と同様に前を向く
ように配置する。このような教室1の前部における教壇
に相当する部分に、大型カラーテレビ2を横方向に間隔
をおいて3台配置する。このテレビ2は、最後列でも見
易い大きさの画面であればよく、例えば中央のテレビ2
−1を37インチ、左右両側のテレビ2−2、2−3を
34インチとする。また、この大型テレビ2は設置台5
0に載置されており、落下事故を防止すべく、テレビ2
を設置台50に固定し、この設置台50も床に固定す
る。プリンター5は、教室1の後部に配置し、例えば各
列に1台が割当られるようにする。単独配置7列方式で
あれば7台、ペア配置8列方式であれば8台設置する。
また、大型テレビと同様に床に固定されたテーブルに取
り付ける。
【0008】図1、図3に示すように、教師用机3には
サーバPC6、教師用PC7、CAI親機8を設置し、
生徒用パソコン机4には生徒用小型PC9、CAI子機
10を設置する。生徒用小型PC9は、消費電力の少な
い液晶またはプラズマディスプレーが本体と一体化した
いわゆるラップトップ型で32ビットのPCとする。教
師用PCは、ラップトップ型でもデスクトップ型でもよ
い。サーバPC6、教師用PC7、生徒用小型PC9に
は、それぞれトークンネットコントローラ11を接続
し、これらトークンネットコントローラ11をリング状
の通信路を形成するケーブル(より対線、光ファイバ
ー)12で接続することにより、トークンパッシング方
式によるリング型ネットワークを構成する。このトーク
ンパッシング方式は、LANの分野で注目されている周
知の通信方式であり、トークン(送信権)をリング状の
通信路上を高速で巡回させ、トークンを得たコンピュー
タがトークンに宛先・データ等を付加してリング状の通
信路へ送出し、宛先でないコンピュータではデータパケ
ットをバイパスし、宛先のコンピュータではデータパケ
ットを取り込む方式である。次のようなデータ転送が可
能である。 生徒用小型PC9から自由にサーバPC6のハードデ
ィスク13に格納されている教材ソフトを読み出すこと
ができる。通常は、メニュー画面で生徒が選んだメニュ
ーを実行するのに必要な全てのファイルを自動的に読み
出して実行する。 サーバPC6を操作して、サーバのハードディスク1
3に格納されているファイルを任意の複数の小型PCに
送ることができる。
【0009】CAI親機8は、サーバPC6の指令によ
り映像と音声の操作を行うものであり、図4に示すよう
に、サーバPC6の拡張IOスロット14にCAI制御
ボード15、スキャンコンバータ16を介して接続さ
れ、教師用机3から映像と音声の操作をできるようにさ
れている。生徒用パソコン机4からの操作はできないよ
うにされている。映像に関しては、次のような操作が可
能である。 教師用PC7の画面データまたはNTSC(標準TV
方式)画面を(任意に切替え可能)、任意の複数の生徒
用小型PC9のディスプレー20または大型カラーテレ
ビ2に映すことができる。 CAI親機8とCAI子機10およびCAI子機10
同士は、図3に示すようにケーブル17で接続されてお
り、任意の生徒用小型PC9の画像を教師用PCのディ
スプレー19に映してモニターすることができ、また、
任意の複数の生徒用小型PCの画像を指定し、この指定
した画像を順番に自動的にモニターすることができる
(モニター機能)。 任意の生徒用小型PC9の画像を他の複数の生徒用小
型PC9のディスプレー20または大型カラーテレビ2
に映すことができる(発表機能)。
【0010】音声に関しては、CAI親機8とCAI子
機10に、ヘッドホンとマイクを一体的に取り付けたい
わゆるヘッドセット21が接続されており、次のような
操作が可能である。 教師の声を任意の複数の生徒用小型PC9のヘッドホ
ンに送ることができる。 教師と任意の1人の生徒用小型PC9のヘッドセット
を接続し(双方のマイクとヘッドホンをONする)、対
話モードに入ることができる。 任意の1人の生徒の音声を、他の複数の生徒用小型P
C9のヘッドホンに送ることができる。なお、生徒用パ
ソコン机4には、呼び出しボタンを設けておき、サーバ
PC6のディスプレー18上でどの生徒が呼び出しを行
っているか一目でわかるようにされている。また、呼び
出しを行っている生徒との映像または音声の接続は、サ
ーバPC6で操作して行う。
【0011】プリンター5は、図3に示すように、生徒
用小型PC9と同様にケーブル12にプリンターノード
22を介して接続されている。生徒が印刷操作を行う
と、印刷データはトークンリングを介してプリンタノー
ド22に送られ、後方のプリンター5で自動的に印刷さ
れる。他の生徒が印刷中であったら、その印刷が終了し
てから印刷する。プリンター5は原則として列毎に定め
られたプリンターを使用するものとするが、メニュー画
面で任意のプリンターを選んで印刷することも可能であ
る。
【0012】生徒用パソコン机4は、図6に示すよう
に、机板51、一対の脚52、隠し板53からなるシン
プルな特殊机であり、机板の左側前端部に取り付け部材
54を設け、この取り付け部材54に生徒用小型PC9
を挿入して固定し、PCの落下事故や持ち出しなどのい
たずらを防止できるようにする。トークンネットコント
ローラ11とCAI子機10は一体型とし、生徒用パソ
コン机4の引き出しに相当する部分に固定する。生徒の
ヘッドセット21はCAI子機10の前面に設けたコネ
クタに接続する。また、机板51の上に呼び出しボタン
を固定しておく。床面に敷設される配線は、NASAの
スペースシャトルでも使用された安全性の高いフラット
ケーブルとし、このフラットケーブルを例えば1m四方
の大型タイルカーペット55で覆って仕上げる。このタ
イルカーペット55は火災の際にも有毒ガスや煙の量の
少ない脱PVC製品が使用される。また、図2に示すよ
うに、教室1内または廊下等の外部に監視カメラ56を
設置し、その映像信号を監視室(職員室)57に送り、
4分割ユニット58を介してモニター59に映し、タイ
ムラプスVTR60に録画するようにする。
【0013】以上のような構成において次のように授業
・学習等を行う。 (1) 3台の大型カラーテレビ2にそれぞれ例えばキーボ
ード、その周辺機器を表示し、どのキーを押すと何が表
示されるかなどを映し出す。教師と児童・生徒が一緒に
なって機器に慣れ親しむことができる。3台の大型カラ
ーテレビ2に分割して表示することにより、能力別の授
業を行うことも可能となる。 (2) 生徒端末からサーバPCのハードディスク13に格
納さている教材ソフトを読み出す。メニュー画面でステ
ップを選択すると、これを実行するのに必要なファイル
が自動的に読み出される。サーバPC6を操作して、ハ
ードディスク13に収納されているファイルを任意の複
数の生徒端末に送る。これにより、個人レベルに応じた
学習を行わせることができる。 (3) 教師端末のPC画面データ、NTSC画面を、任意
の複数の生徒端末ディスプレー20または大型カラーテ
レビ2に映し、または任意の生徒端末の画像を教師端末
に映し、着席したまま即座に誤りの指摘や正解の指導な
どを行える。また、この際、ヘッドセットにより教師と
生徒、生徒同士で対話を行える。 (4) メニュー画面から印刷を選択すれば、教室後方のプ
リンター5で自動的に印刷がなされる。列毎で定められ
たプリンターが使用され、また他の生徒が印刷中の場合
はその印刷が終了してから印刷されるが、メニュー画面
で任意のプリンターを選んで印刷することもできる。
【0014】なお、教室(現場)と地域センターとを光
ケーブル等の通信線で接続し、教室の先生が指導上の疑
問または授業の見きわめのできないような問題のあると
きは、センターを呼び、質問の解答または指導を受ける
ことができるようにする。
【0015】
【発明の効果】前述の通り、この発明によれば、次のよ
うな効果を奏する。 (1) 各児童・生徒がそれぞれ専用のパソコンに触れるこ
とができ、学習効率を向上させることができる。また、
複数の大型テレビに表示し、教材ソフトを任意の複数の
生徒に同時に送ることにより、能力別授業も円滑に行う
ことができ、個人レベルに合わせたきめの細かい授業・
学習を行うことができる。 (2) 映像・音声用親機、子機を設けることにより、デー
タの他に映像・音声も付加することができ、学習効果を
より高めることができる。 (3) 普通教室をパソコン教室に転用することができ、施
設費用を大幅に低減でき、また児童・生徒全員がパソコ
ンに触れることができ、一斉参加のパソコン学習によ
り、学習効率を高めることができる。 (4) 大型テレビを複数台配置してあるため、児童・生徒
全員が正面を向いたまま学習でき、習熟度が向上する。
また、画面別に複数台のテレビを使い分けたり、縦に複
数分割して能力別の授業を行うことができる。教師が児
童・生徒と共に大型テレビに向かって授業等を行うた
め、教師自身も機器や教材に慣れることができ、また学
習の成果もチェックし易い。 (5) 生徒端末にいわゆるラップトップ型コンピュータを
使用しているため、消費電力、発熱量が少なく、冷房設
備を必要としない。そのため、工費・設備費を大幅に低
減でき、ランニングコストも低く抑えることができる。 (6) フラットケーブルを用いることにより、面倒な床上
げがなくなり、工事費の低減(従来の床上方式の1/7
〜1/10)、工期の短縮、安全性の向上等を図れる。
また、従来の床上方式では、校舎の建て方によっては不
可能の場合もあるが、本方式であれば、全ての校舎に適
用可能である。さらに、ネズミの害を解消し、配線変更
もカーペットを取り除くだけで容易に行える。 (7) 机上、床に配線が露出しないので、児童・生徒がケ
ーブルを引っ掛けるなどの心配がなく、極めて安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパソコン教室を示す透視図であ
る。
【図2】図1のパソコン教室の平面図であり、(i) は生
徒用パソコン机の単独配置7列方式、(ii)は生徒用パソ
コン机のペア配置8列方式を示す。
【図3】本発明のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図4】教師用机の機器構成を示すブロック図である。
【図5】(i) は生徒用パソコン机の機器構成を示すブロ
ック図、(ii)はプリンタ部のブロック図である。
【図6】生徒用パソコン机の一例を示す斜視図である。
【図7】従来のパソコン教室を示す平面図である。
【符号の説明】
1 普通教室 2 大型カラーテレビ 3 教師用机 4 生徒用パソコン机 5 プリンター 6 サーバPC 7 教師用PC 8 CAI親機 9 生徒用小型PC 10 CAI子機 11 トークンネットコントローラ 12 ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小・中学校の普通教室で児童・生徒に各
    自専用のパーソナルコンピュータを使用させてパソコン
    教育の目的に応じた授業を同時に行い、または能力別の
    授業を同時に行うことを特徴とする義務教育小・中学校
    におけるパソコン教育システム。
  2. 【請求項2】 複数台の大型特殊テレビを、授業目的の
    推進に応じてコンピュータのディスプレイ、ビデオモニ
    ターとして使用し、この組み合わせにより種々の授業を
    行うことを特徴とする請求項1記載の義務教育小・中学
    校におけるパソコン教育システム。
  3. 【請求項3】 小・中学校の普通教室の最前部に、大型
    特殊テレビを教室横方向に複数台設置し、児童・生徒用
    のパソコン机を正面に向けて縦・横複数列で配列し、教
    師用の机を前記児童・生徒用のパソコン机の最後列に配
    置し、プリンターを普通教室の最後部における後部壁沿
    いに設置されたプリンター机上に複数台配列したことを
    特徴とする義務教育小・中学校におけるパソコン教育教
    室。
  4. 【請求項4】 パーソナルコンピュータは、本体とディ
    スプレーが一体的なラップトップ型またはノート型を使
    用し、冷房設備を使用しないことを特徴とする請求項3
    記載の義務教育小・中学校におけるパソコン教育教室。
  5. 【請求項5】 各児童・生徒のパーソナルコンピュータ
    と教師のコンピュータとをネットワークで連結し、各児
    童・生徒のパーソナルコンピュータを教師により一括制
    御することを特徴とする請求項3または請求項4記載の
    義務教育小・中学校におけるパソコン教育教室。
  6. 【請求項6】 床配線をフラットケーブルとし、床面上
    に敷設したフラットケーブルを難燃性カーペットで覆っ
    たことを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5
    記載の義務教育小・中学校におけるパソコン教育教室。
  7. 【請求項7】 フラットケーブルから机上の機器までの
    配線を机の部材内に埋設し、配線が露出しないようにし
    たことを特徴とする請求項6記載の義務教育小・中学校
    におけるパソコン教育教室。
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