JPH05112442A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPH05112442A
JPH05112442A JP4095851A JP9585192A JPH05112442A JP H05112442 A JPH05112442 A JP H05112442A JP 4095851 A JP4095851 A JP 4095851A JP 9585192 A JP9585192 A JP 9585192A JP H05112442 A JPH05112442 A JP H05112442A
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skin
acid
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fructose
arginine
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JP4095851A
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Reiji Miyahara
令二 宮原
Tadahiro Shimada
忠洋 嶋田
Kanemoto Kitamura
謙始 北村
Keiichi Uehara
計一 植原
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肌荒れを改善し、皮膚に潤いと艶を与える効
果に優れ、かつ安全性に優れた皮膚外用剤を提供する。 【構成】 フルクトースとL−アルギニン−L−アスパ
ラギン酸塩を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は肌荒れを改善し、皮膚に
潤いと艶を与える効果に優れ、丘疹、面疱、濃疱、紅斑
などを発生させない、安全性に優れた皮膚外用剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】化粧品等の皮膚外用剤の大きな目的の一
つに肌荒れ防止、改善がある。この目的を達成するため
に従来はグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコ
ール、多糖等の各種保湿剤を配合することが行われてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保湿剤
例えば多糖はアルコールを併用した場合沈澱を生じ、グ
リセリン、ソルビトール、プロピレングリコールやコン
ドロイチン硫酸等は多量に配合するとべたついたり、ほ
てり感があり、また、DL−スレオニン等のアミノ酸で
は、着色、変臭などの欠点を有していた。さらに、最も
汎用される保湿剤であるグリセリン、プロピレングリコ
ールでは、多量に配合すると丘疹、面疱、濃疱、紅斑な
ど製品の皮膚クレームの原因となることが、近年知られ
るようになった。
【0004】本発明者らは、上記事情に鑑み、鋭意研究
を重ねた結果、フルクトースとL−アルギニン−L−ア
スパラギン酸塩を配合した皮膚外用剤が肌荒れ防止、改
善に優れているばかりでなく、グリセリン、ソルビトー
ルなど他の多価アルコールに見られるべたつき感や丘
疹、面疱、濃疱、紅斑などの発生が少ないことを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、フ
ルクトースとL−アルギニン−L−アスパラギン酸塩を
含有することを特徴とする皮膚外用剤にである。以下、
本発明の構成について詳述する。
【0006】本発明に用いられるフルクトースは5炭糖
のケトースであり、甘味を有する。本発明におけるフル
クトースの配合量は皮膚外用剤中の0.01〜50重量
%(以下%と略す)が好ましく、さらに好ましくは0.
01〜20%である。0.05%未満では本発明の効果
を発揮しにくく、50%を超えて配合しても効果の増大
は期待できない。
【0007】本発明で用いられるL−アルギニン−L−
アスパラギン酸塩は、化学合成や微生物等により生合成
されたL−アルギニンと同様に合成されたL−アスパラ
ギン酸との1:1の塩である。本発明におけるL−アル
ギニン−L−アスパラギン酸塩の配合量は皮膚外用剤中
の0.01〜30%が好ましく、さらに好ましくは0.
02〜10%である。0.01%未満では本発明の効果
を発揮しにくく、30%を超えて配合しても効果の増大
は期待できない。
【0008】本発明の皮膚外用剤において特にグリセリ
ンを含有した場合、グリセリンに特有のべたつき感や丘
疹、面疱、濃疱、紅斑などの発生を抑えることができ
る。その場合のグリセリンの含有量は皮膚外用剤中0.
01〜30%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1
0%である。0.01%未満では保湿効果が充分でな
く、30%を超えて配合した場合、フルクトース、L−
アルギニン−L−アスパラギン酸塩を含有しても充分な
効果は期待できない。
【0009】本発明の皮膚外用剤は化粧料、医薬品、医
薬部外品等、外皮に適用されるものを指し、従って、そ
の剤型も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、油液
系、分散系、ゲル系、軟膏系、水−油2層系、水−油−
粉末3層系等、幅広い形態を取り得る。
【0010】本発明の皮膚外用剤には、上記必須成分の
他に通常、化粧料や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる
他の成分、例えば、二酸化チタン、酸化鉄、マイカ、タ
ルク、樹脂粉末等の粉末成分。アボガド油、マカデミア
ナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、月
見草油、ヒマシ油、ヒマワリ油、茶実油、コメヌカ油、
ホホバ油、カカオ脂、ヤシ油、スクワレン、スクワラ
ン、牛脂、モクロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ、カ
ルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、シリコーン油、流動パ
ラフィン、セレシン、ワセリン、ポリオキシエチレン
(8モル)オレイルアルコールエーテル、モノオレイン
酸グリセリル等の油分。
【0011】カプリルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、コレス
テロール、フィトステロール等の高級アルコール。カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
リアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、リノール
酸、リノレン酸等の高級脂肪酸。
【0012】パラアミノ安息香酸、ホモメンチル−7N
−アセチルアラントラニレート、プチルメトキシベンゾ
イルメタン、ジ−パラメトキシ桂皮酸−モノ−2−エチ
ルヘキサン酸グリセリル、アミノサリシレート、オクチ
ルシンナメート、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン
等の紫外線吸収剤。
【0013】ポリエチレングリコール、グリセリン、ソ
ルビトール、キリシトール、マルチトール、ムコ多糖、
ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、キトサン等の保湿
剤。メチルセルロース、エチルセルロース、アラビアガ
ム、ポリビニルアルコール、モンモリロナイト、ラポナ
イト等の増粘剤。
【0014】エタノール、1,3−ブチレングリコール
等の有機溶剤、ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロ
ール、フィチン酸等の酸化防止剤、安息香酸、サリチル
酸、17ルビン酸、デヒドロ酢酸、パラオキシ安息香酸ア
ルキルエステル(エチルパラベン、ブチルパラベン
等)、ヘキサクロロフェン等の抗菌防腐剤。
【0015】グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、
セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、ア
スパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン、
アルギニン、ヒスチジン等のアミノ酸及びこれらのアル
カリ金属塩と塩酸塩、アシルサルコシン酸(例えばラウ
ロイルコシンナトリウム)、グルタチオン、クエン酸、
リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機酸、ビタミンA及びそ
の誘導体、ビタミンB6 塩酸塩、ビタミンB6 トリパル
ミテート、ビタミンB6 ジオクタノエート、ビタミンB
2 及びその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15及びそ
の誘導体等のビタミンB類、アルコルビン酸、アスコル
ビン酸硫酸エステル(塩)、アスコルビン酸リン酸エス
テル(塩)、アスコルビン酸ジパルミテート等のビタミ
ンC類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ
−トコフェロール、ビタミンEアセテート、ビタミンE
ニコチネート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミ
ンH、パントテン酸、パンテチン等のビタミン類、ニコ
チン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノー
ル、アラントイン、グリチルリチン酸(塩)、グリチル
レチン酸及びその誘導体、ヒノキチオール、ムシジン、
ビサボロール、ユーカリプトール、チモール、イノシト
ール、サポニン類(サイコサポニン、ニンジンサポニ
ン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等)、パントテ
ニルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、アル
ブチン、トラネキサン酸、セファランチン、プラセンタ
エキス等の各種薬剤。
【0016】ギシギシ、クララ、コウホネ、オレンジ、
セージ、ノコギリソウ、ゼニアオイ、センキュウ、セン
ブリ、タイム、トウキ、トウヒ、パーチ、スギナ、ヘチ
マ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、
シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ等の有機溶媒、
アルコール、多価アルコール、水、水性アルコール等で
抽出した天然エキス。色素。
【0017】モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチ
ン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオ
レイン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレ
ンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン、ポリエチレングリコールモノオレート、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリグリコールジエ
ステル、ラウロイルジエタノールアマイド、脂肪酸イソ
プロパノールアマイド、マルチトールヒドロキシ脂肪族
エーテル、アルキル化多糖、アルキルグルコシド、シュ
ガーエステル等の非イオン界面活性剤、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウ
ム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性
剤、パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、アル
キル硫酸トリエタノールアミンエーテル、ロート油、リ
ニアドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油マレイン酸、アシルメチルタウリン等のアニオン
界面活性剤、両性界面活性剤、香料、精製水等を配合す
ることができる。
【0018】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。なお、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。フルクトース、L−アル
ギニン−L−アスパラギン酸塩及びグリセリンの肌荒れ
防止、肌荒れ改善効果、紅斑などを発生させない、安全
性に優れたものであることを示すために、次の水分蒸発
速度による保湿効果の測定、ドデシル硫酸ナトリウム開
放塗布の刺激に対する肌荒れ防止作用の試験及び実使用
テストを行った。
【0019】(水分蒸発速度による保湿効果の測定)保
湿剤の保湿効果を測定する試験としては、水分蒸発速度
の測定が適している。すなわち、 2.0× 2.0cmの濾紙上
に10μlの試験液を滴下後、1分ごとにその重量減少を
10分間測定し、1分当たりに減少する重量を求めた。な
お、保湿剤は、乾燥残分を水に5%の割合で溶かし試料
とした。対象としては、蒸留水を用いた。
【0020】判定方法は以下の通りである。 ◎:水分蒸発速度 0.50μg/min.以下 ○:水分蒸発速度 0.50〜0.55μg/min. △:水分蒸発速度 0.55〜0.60μg/min. ×:水分蒸発速度 0.60μg/min.以上 結果を表1に示した。
【0021】
【表1】 ──────────────────── 保湿剤 水分蒸発速度 ──────────────────── フルクトース ◎ グリセリン ◎ ソルビトール ○ プロピレングリコール △ 水 × ──────────────────── フルクトース及びグリセリンに強い保湿効果を認めた。
【0022】(ドデシル硫酸ナトリウム開放塗布の刺激
に対する肌荒れ防止効果)次に上記試験において保湿効
果の高かったフルクトース、グリセリン、L−アルギニ
ン−L−アスパラギン酸塩それぞれ単独と混合試料につ
いて、ドデシル硫酸ナトリウム開放塗布の刺激に対する
肌荒れ防止効果を試験した。
【0023】すなわち、ヒトの上腕内側皮膚を、3%の
ドデシル硫酸ナトリウム水溶液で処理し、肌荒れを作製
する。2時間後、各濃度の試料を40μl開放塗布する。
これを5日間繰返し、6日目に目視により肌荒れ状態を
測定した。
【0024】 −肌荒れ評点− 評 点 評 価 1 広範囲の角層の乾燥、めくれ、強い紅斑を認める。 2 角層の乾燥、めくれ、中等度の紅斑を認める。 3 角層の乾燥は認められるが、めくれは認められない。 弱い紅斑を認める。 4 角層の乾燥、めくれは認められないが、若干の紅斑を認める。 5 角層の乾燥、めくれ、紅斑共に認められない。 評点の低い程、肌荒れがひどく、評点の高い程、美しい
肌であることを示す。
【0025】判定は該評点を基に10人の平均値で行っ
た。 −肌荒れ判定− ◎:評点の平均が4以上5以下 ○:評点の平均が3以上4未満 △:評点の平均が2以上3未満 ×:評点の平均が1以上2未満 結果を以下の表2に示した。
【0026】
【表2】
【0027】表2からわかるようにグリセリンに肌荒れ
防止作用を認めるが、高濃度になるとべたつきがあり、
皮膚表面上を閉塞するためか、かえって肌荒れを増強す
る傾向がある。この作用が、高濃度のグリセリン配合皮
膚外用剤の皮膚トラブルの原因になっていると考えられ
る。一方、フルクトースとL−アルギニン−L−アスパ
ラギン酸塩を組み合わせると肌荒れ防止作用を認め、更
にグリセリンを組み合わせるとその作用がより向上し
た。
【0028】(実使用テスト)実使用テストによる肌荒
れ改善効果を以下に示す。 −試験方法− 女性健康人(顔面)の皮膚表面形態をシリコン樹脂によ
るレプリカ法を用いて肌のレプリカを採り顕微鏡(17
倍)にて観察した。すなわち、皮紋の状態及び角層の剥
離状態から以下に示す基準に基づいて肌荒れ評価1、2
と判断された者(肌荒れパネル)1群30名を用い、顔面
左右半々に処方例1及び比較例1のローション(第1
群)と処方例2及び比較例1のローション(第2群)を
1日2回塗布した。2週間後、再びレプリカを採り肌の
状態を観察し、前記同様、以下に示す基準に従って評価
した。
【0029】−肌荒れ評点− 評 点 評 価 1 皮溝、皮丘の消失。広範囲の角層のめくれ。 2 皮溝、皮丘が不鮮明。角層のめくれ。 3 皮溝、皮丘が認められるが、平坦。 4 皮溝、皮丘が鮮明。 5 皮溝、皮丘が鮮明で整っている。 評点が低い程、肌荒れがひどく、高い程、美しい肌であ
ることを示す。
【0030】判定は該評点をもとに下記の基準で行っ
た。 −判定基準− ◎:評点4及び5と評価されたパネルの割合が90%以上 ○:評点4及び5と評価されたパネルの割合が75%以上
90%未満 △:評点4及び5と評価されたパネルの割合が25%以上
75%未満 ×:評点4及び5と評価されたパネルの割合が25%未満
【0031】実施例1、2 表3の配合組成よりなるローションを常法により製造し
た。
【0032】
【表3】 ───────────────────────────────── 成 分 実施例1 実施例2 ───────────────────────────────── フルクトース 2.0 1.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 1.0 1.0 グリセリン − 1.0 プロピレングリコール 1.0 1.0 クエン酸 0.2 0.2 95%エタノール 10.0 10.0 香 料 適 量 適 量 POE(20)ラウリルエーテル 0.5 0.5 精製水 残 余 残 余 ───────────────────────────────── 肌荒れ改善効果 ◎ ◎ ─────────────────────────────────
【0033】比較例1 表4の配合組成よりなるローションを常法により製造し
た。
【0034】
【表4】 ────────────────────────── 成 分 比較例1 ────────────────────────── グリセリン − プロピレングリコール 0.1 クエン酸 0.2 95%エタノール 10.0 香 料 適 量 POE(20)ラウリルエーテル 0.5 精製水 残 余 ────────────────────────── 肌荒れ改善効果 × ──────────────────────────
【0035】表3、4から明らかなように、本発明の皮
膚外用剤は肌荒れ改善効果に優れた新規な皮膚外用剤で
ある。
【0036】実施例3 乳液 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 2.0 エスカロール507(バンダイク社製) 2.0 フルクトース 0.5 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.1 POE(10)モノオレート 2.5 トリエタノールアミン 1.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余
【0037】実施例4 栄養クリーム 次の処方に従い常法により栄養クリームを製造した。 ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 還元ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 オクチルドデカノール 6.0 マルチトールヒドロキシラウリルエーテル 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 香料 適量 プロビレングリコール 5.0 フルクトース 3.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 1.0 精製水 残余
【0038】実施例5 リップトリートメント 次の処方に従い常法によりリップトリートメントを製造
した。 キャンデリラロウ 9.0 固形パラフィン 8.0 ミツロウ 5.0 カルナバロウ 5.0 ラノリン 11.0 ヒマシ油 残余 フルクトース 20.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.01 イソプロピルミリステート 10.0 香料 適量 酸化防止剤 適量
【0039】実施例6 乳液 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 2.0 エスカロール507 2.0 フルクトース 5.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 10.0 イプシロンアミノカプロン酸 3.0 POE(10)モノオレート 2.5 トリエタノールアミン 1.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余
【0040】実施例7 栄養クリーム 次の処方に従い常法により栄養クリームを製造した。 ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 還元ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 オクチルドデカノール 6.0 マルチトールヒドロキシラウリルエーテル 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 香料 適量 プロピレングリコール 5.0 フルクトース 1.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.5 精製水 残余
【0041】実施例8 パック 次の処方に従い常法によりパックを製造した。 カオリン 65.0 タルク 19.0 プロピレングリコール 5.0 酢酸カルシウム 0.01 尿素 0.5 フルクトース 0.5 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.1 香料 0.39
【0042】実施例9 乳液 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 セタノール 1.0 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 ジメチルポリシロキサン 8.0 スクワラン 2.0 エスカロール507(バンダイク社製) 2.0 フルクトース 0.5 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.1 グリセリン 0.5 POE(10)モノオレート 2.5 トリエタノールアミン 1.0 1,3-ブチレングリコール 5.0 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.5 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余
【0043】実施例10 クリーム 次の処方に従い常法により栄養クリームを製造した。 ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 還元ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 オクチルドデカノール 6.0 マルチトールヒドロキシラウリルエーテル 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 香料 適量 アスコルビン酸 0.3 アルブチン 1.0 グリセリン 15.0 フルクトース 5.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 1.0 精製水 残余
【0044】実施例11 リップトリートメント 次の処方に従い常法によりリップトリートメントを製造
した。 キャンデリラロウ 9.0 固形パラフィン 8.0 ミツロウ 5.0 カルナバロウ 5.0 ラノリン 11.0 ヒマシ油 残余 フルクトース 0.2 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.05 グリセリン 0.2 イソプロピルミリステート 10.0 香料 適量 酸化防止剤 適量 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0 純水 3.0 合成ヘクトライト 5.0
【0045】実施例12 乳液 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 2.0 エスカロール507 2.0 フルクトース 5.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 3.0 グリセリン 3.0 アルブチン 0.3 POE(10)モノオレート 2.5 トリエタノールアミン 1.0 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余
【0046】実施例13 化粧下地 次の処方に従い常法により化粧下地を製造した。 ジメチルポリシロキサン 15.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 5.0 2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン 2.0 シリコン処理酸化チタン 8.0 シリコン処理酸化鉄 0.1 ナイロン粉末 2.0 フルクトース 0.1 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.1 グリセリン 0.5 ヒアルロン酸 0.2 トコフェロール 0.2 プロピレングリコール 5.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 残余
【0047】実施例14 ボディー用ローション 次の処方に従い常法によりボディー用ローションを製造
した。 精製水 残余 カルボキシメチルセルロース 10.0 パラアミノ安息香酸 2.0 フルクトース 5.0 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 3.0 グリセリン 10.0 グリチルリチン酸 1.0 プロピレングリコール 5.0 1,3-ブチレングリコール 10.0 防腐剤 適量 香料 適量
【0048】実施例15 化粧水 L−アルギニン−L−アスパラギン酸塩 0.1 グリセリン 1.0 フルクトース 4.0 エタノール 7.0 ポリオキシエチレン(20 モル) オレイルアルコール 0.5 メチルパラベン 0.05 クエン酸 0.01 クエン酸ナトリウム 0.1 香料 0.01 精製水 残余 アルブチン 10.0 常法により化粧水を得た。
【0049】実施例3〜14の皮膚外用剤は、肌荒れ防
止、肌荒れ改善効果に優れ、丘疹、面疱、濃疱、紅斑な
どを発生させない、安全性に優れた皮膚外用剤であっ
た。
【0050】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は肌荒れ防止、肌荒
れ改善の効果に優れ、べたつきや紅斑の発生などの欠点
を生じない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/02 8314−4C (72)発明者 植原 計一 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルクトースとL−アルギニン−L−ア
    スパラギン酸塩を含有することを特徴とする皮膚外用
    剤。
JP4095851A 1991-06-25 1992-03-23 皮膚外用剤 Pending JPH05112442A (ja)

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JP18040591 1991-06-25
JP3-180405 1991-06-25
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733635A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Kao Corp 皮膚外用剤
JP2002302432A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Noevir Co Ltd 皮膚外用剤
KR20220161400A (ko) 2020-03-30 2022-12-06 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 변성 엘라스틴의 분해 저하의 억제제, 정상적인 엘라스틴 섬유의 유지제, 엘라스틴-엘라핀 복합체 형성 억제제 및 이들을 포함하는 조성물

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0733635A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Kao Corp 皮膚外用剤
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