JPH05112338A - 穀粒袋支持装置 - Google Patents

穀粒袋支持装置

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JPH05112338A
JPH05112338A JP29206891A JP29206891A JPH05112338A JP H05112338 A JPH05112338 A JP H05112338A JP 29206891 A JP29206891 A JP 29206891A JP 29206891 A JP29206891 A JP 29206891A JP H05112338 A JPH05112338 A JP H05112338A
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grain
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bag
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Sakanobu Kadowaki
栄悦 門脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックの荷台上に穀粒袋支持装置を載架し
た状態のまま、それをトラックの荷台から取り降ろさず
に、穀粒が満杯になった穀粒袋をフォークリフトまたは
クレーンによりトラックの荷台上から取り降ろす作業
が、支障なく行なえるようにする。 【構成】 穀粒袋2の左右の巾よりも広い間隔で左右に
一対に対向する支柱部材30・30とそれらの上端側を
前記穀粒袋2より高い位置でつなぐつなぎ部材31とよ
りなるゲート状の支持枠3を、穀粒袋2の前後の巾より
広い間隔を前後において2連に並列させ、それら支持枠
3・3間に、それらの左右の両側面に配した前後に伸縮
するパンタグラフ状の伸縮機構4・4を渡架連結し、前
後に並列する支持枠3・3のそれぞれの上部に、穀粒袋
2の肩部に設けた吊りロープ20…および開口部2aに
設けたループ21…に係合させる吊りフック11および
開口フック13を連繋させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の収穫機
により圃場において収穫した穀粒を、トラック等の運搬
車により、穀粒乾燥施設または収納舎に運搬する際に、
運搬車の荷台上に対する穀粒の積み込みおよび荷台上か
らの穀粒の荷卸しを合理化するため、運搬車の荷台上に
載架しておく穀粒袋を開口状態に支持する穀粒袋支持装
置についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒を運搬する運搬車の荷台上に載架し
ておく穀粒袋を開口状態に支持するための穀粒袋支持装
置Aは、従前のものにあっては、図1に示しているよう
に、鋼線または鋼管などの軸杆状の金属材よりなる枠杆
10…を連結して、略正方形の六面体状の骨格枠1を組
立て、これの上部側の四つのコーナー部分に、穀粒袋2
の肩部に設けられる吊りロープ20…に係合させる吊り
フック11…をスプリング12を介してそれぞれ取付
け、骨格枠1の上部側の囲い枠のそれぞれの辺を形成す
る枠杆10…に、前記穀粒袋2の開口部2aの口縁に設
けたループ21…と係合する開口フック13…を前記吊
りフック11と同様にスプリング12を介して装設して
おくことで構成してある。
【0003】この穀粒袋支持装置Aは、図1にあるよう
に、トラックTの荷台t上に載置した穀粒袋2を骨格枠
1の内部に囲い込む形態として、そのトラックTの荷台
t上に載架し、穀粒袋2の四周の肩部を、そこに設けて
ある吊りロープ20…に吊りフック11を係止すること
で吊り上げ、さらに穀粒袋2の開口部2aを、それの口
縁に設けてあるループ21に開口フック13を係止する
ことで開口した状態に保持せしめておく、そして、該穀
粒袋支持装置Aにより上述の状態とした穀粒袋2内に、
収穫機で収穫した穀粒を、その収穫機に装備してある揚
穀機のシュートにより投入していき、それにより穀粒袋
2内に穀粒が満杯となったところで、穀粒袋2に対する
吊りフック11および開口フック13による連繋を解除
して、骨格枠1を持ち上げることで、穀粒袋2の周囲か
ら該穀粒袋支持装置Aを外し、トラックTの荷台tから
取り降ろすように使用される。
【0004】これは、穀粒袋2内に充填した状態でトラ
ックTにより運搬される穀粒を、乾燥施設において荷卸
しするとき、穀粒が充填されている穀粒袋2を、それの
開口部2aが緊縛されている状態のまま、それの肩部の
吊りロープ20…にフォークリフトFのーフォークfを
挿通するか、クレーンの吊り鈎を係止することで吊り上
げて、荷台tから取り出し、その状態で施設に設けてあ
る穀粒投入口であるピットPの上方にまで運び、そこ
で、図2に示しているように、穀粒袋2の底面側に別に
設けてある排出用の開口部2bを開放することで、穀粒
袋2内の穀粒をピットPに流し込むようにする。このと
き、トラックTの荷台t上の穀粒袋2のまわりに穀粒袋
支持装置Aが存在していると、フォークリフトFまたは
クレーンによる穀粒袋2の吊り上げ作業および移動作業
に支障をきたすようになるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従前の穀粒袋支持装置
Aは、トラックTの荷台tに載置した穀粒袋2に穀粒を
投入する作業を行なうときに、その荷台t上に該穀粒袋
支持装置Aを持ち込んで、穀粒袋2の開口部2aを開口
した状態に保持するようセットし、穀粒袋2に対する穀
粒の投入作業を終えたときには、該穀粒袋支持装置Aを
トラックTの荷台tから取り降ろすように使用すること
から、トラックTの荷台t上の穀粒袋2に穀粒を投入し
ようとする度ごとに、該穀粒袋支持装置AをトラックT
の荷台tに対し上げ降ろしをしなければならず、このた
めの作業がかなりの重労働となることで、婦人・老人が
主体になっている農業従事者に大きな負担となっている
問題がある。
【0006】本発明は、従前手段に生じているこの問題
を解消するためになされたものであって、トラックの荷
台上に穀粒袋支持装置を載架した状態のまま、それをト
ラックの荷台から取り降ろさずに、穀粒が満杯になった
穀粒袋をフォークリフトまたはクレーンによりトラック
の荷台上から取り降ろす作業が、支障なく行なえるよう
になる穀粒袋支持装置を構成する新たな手段を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、穀粒袋の
左右の巾よりも広い間隔で左右に一対に対向する支柱部
材とそれらの上端側を前記穀粒袋より高い位置でつなぐ
つなぎ部材とよりなるゲート状の支持枠を、穀粒袋の前
後の巾より広い間隔を前後において2連に並列させ、そ
れら支持枠間に、それらの左右の両側面に配した前後に
伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構を渡架連結し、前後
に並列する支持枠のそれぞれの上部に、穀粒袋の肩部に
設けた吊りロープおよび開口部に設けたループに係合さ
せる吊りフックおよび開口フックを連繋させて設けてな
る穀粒袋支持装置を提起するものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、従
前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を
用いるものとする。
【0009】図3は本発明を実施せる穀粒袋支持装置の
トラックの荷台上に載架した状態の後面図で、同図にお
いてAは穀粒袋支持装置、tはトラックTの荷台、2は
その荷台tに載架した穀粒袋を示す。
【0010】穀粒袋支持装置Aは、正面視においてゲー
ト状をなして前後に並列する支持枠3と、それら支持枠
3・3の左右の側面に組付けられる前後方向に伸縮する
パンタグラフ状の伸縮機構4・4と、前記支持枠3・3
に連繋装着する吊りフック11…および開口フック13
とよりなる。
【0011】前記支持枠3は、鋼管などの金属材のパイ
プよりなる支柱部材30・30を、穀粒袋2の左右の巾
よりも幾分広い間隔をおいて左右に一対に配し、それら
の上端側を、前記穀粒袋2の上下の高さより幾分高い位
置において、つなぎ部材31により一体または一体的に
連結することで、前後方向から見てゲート状をなす形状
に形成してある。
【0012】そして、この支持枠3の上端側の左右のコ
ーナー部位には、ループ状の吊り鐶32・32がそれぞ
れ固定装設してあって、これに、穀粒袋2の肩部に設け
られた吊りロープ20…に係止する吊りフック11…と
穀粒袋2の開口部2aの口縁に設けられたループ21…
に係止する開口フック13とが、伸縮するゴム紐などの
吊紐33を介して連繋支持せしめてある。
【0013】この吊紐33は、前記吊り鐶32に通した
状態の一方の遊端側に吊りフック11を連結し他方の遊
端側に開口フック13を連結することで、吊りフック1
1と開口フック13の両者を、吊り鐶32に通したこの
一本の吊紐33により支持枠3に対し連繋支持せしめる
ようにしているが、各別の吊紐により、吊りフック11
と開口フック13とを支持せしめて、それらをそれぞれ
支持枠3に対し連繋させる場合がある。
【0014】しかして、上述の支持枠3は、図4に示し
ているように、穀粒袋2の前後の巾よりも幾分広い間隔
をおいて前後に一対に対向するよう並列させる。
【0015】伸縮機構4…は、このように前後に並列さ
せた支持枠3・3を、それらの前後の間隔が自在に拡縮
するように連繋するためのもので、長手方向を前後方向
とした2本のリンク杆40・40を、側面視においてX
状をなすように交叉させて、それらの交点部位を連結軸
41により連結することで、その連結軸41を中心とす
る2本のリンク杆40・40の回動により、それらの前
後の遊端部の平面視における距離が伸縮するようになる
パンタグラフ状に形成してある。
【0016】そして、この伸縮機構4は、それの2本の
リンク杆40・40の前後の遊端部のうちの上方に位置
する側の遊端部を、それぞれ連結軸42を介して、前後
に一対に配位した前述の支持枠3・3の各側面の上端側
に寄る部位に連結し、2本のリンク杆40・40の前後
の遊端部のうちの下方に位置する側の遊端部を、前記支
持枠3・3のそれぞれの支柱部材30…に上下に摺動自
在に嵌装した摺動筒43に連結軸44を介して連結する
ことで、前後の支持枠3・3間を連繋するようそれら支
持枠3・3間に渡架連結してあって、これにより支持枠
3・3と共同して穀粒袋支持装置Aを構成するようにし
てある。
【0017】上述した穀粒袋支持装置Aは、一つの穀粒
袋2を支持する形態のものであり、複数の穀粒袋2…を
それぞれ支持する多連型とする場合は、前後に並列させ
る支持枠3・3を、図4にて鎖線に示しているようにさ
らに多連に並列させて、それらを前述の伸縮機構4…に
より連繋させる。
【0018】この場合は、一つの穀粒袋2を支持するた
めの前後の支持枠3・3のうちの一方の支持枠3が、次
位に並ぶ穀粒袋2を支持するための前後の支持枠3・3
の一方を共用する形態となる。このため、支持枠3に設
ける吊りフック11および開口フック13は、共用して
用いられる支持枠3にあっては、前後に並列する穀粒袋
2…のそれぞに対応していくように2連づつ設けるよう
にする。
【0019】また、前後に並列するゲート状の支持枠3
…間に渡架連結する前述の伸縮機構4は、それのリンク
杆40・40の遊端部と連結軸42および連結軸44と
の連結部位を、図5および図6に示している如く、リン
ク杆40・40の遊端部に設けた嵌合穴40a…と連結
軸42・44との抜き差し自在の嵌合と、連結軸42・
44に設けておくピン孔42a…44a…に図7の如く
挿通する抜け止め用のスナップピン45とにより構成し
て、そのスナップピン45の抜き差しにより、伸縮機構
4が支持枠3・3に対し分離自在となるようにしてい
る。
【0020】次に、図8および図9は別の実施例を示し
ている。この実施例は、前後に並列させて設ける支持枠
3…の上半側を、支持枠3…の下半側に対し装脱自在と
した例であり、正面視においてゲート状に形成する支持
枠3…を前後に2連または多連に並列させ、それら支持
枠3…を、前後方向に伸縮する伸縮機構4…により連繋
し、かつ、それら支持枠3…に、吊りフック11…と開
口フック13…とを設けて穀粒袋支持装置Aを構成する
点については前述の実施例と変わりがない。
【0021】しかし、正面視においてゲート状に形成す
る支持枠3は、左右に一対に対向する支柱部材30・3
0と、それらの上端側をつなぐつなぎ部材31とが、別
体に形成してある。そして、そのつなぎ部材31の左右
の両端部には、下方に延びる嵌合筒部31aがそれぞれ
形設され、また、左右の支柱部材30・30の各端部に
は、前記嵌合筒部31a内に嵌合していく軸杆状の嵌合
軸部30aが、上方に向けて突設してあって、これらの
抜き差し自在の嵌合により、ゲート状の支持枠3を構成
している。
【0022】そしてまた、支柱部材30・30に対し分
離自在のつなぎ部材31には、それの左右の両端部とな
る前記嵌合筒部31a・31aの下端部間に、補強桁3
5が渡架してあって、この補強桁35に、吊りフック1
1および開口フック13を支持する吊紐33が巻き付け
連繋してあり、また、伸縮機構4のリンク杆40・40
の前後の遊端部のうちの、上方に位置する遊端部を連結
する連結軸42・42が、このつなぎ部材31の側にそ
れぞれ設けられている。
【0023】この連結軸42・42は、支持枠3・3の
下半側となる支柱部材30・30の上端部に設ける場合
がある。このようにすることで、上半側となるつなぎ部
材31を外すことで、荷台t上の穀粒袋2をフォークリ
フトFまたはクレーンで取り出す作業が、支障なく行な
えるようになる。
【0023】また、図8において、5は、支持枠3の左
右の支柱部材30・30の下端に嵌装送する滑走用の足
具であり、支柱部材30・30に摺動筒43を嵌挿した
後に装着される。
【0024】なお、その余の構成は前述の実施例のもの
と変わりがないので、同効の構成部材に同一の符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0025】このように構成せる実施例装置は次のよう
に作用する。穀粒袋支持装置Aは、前後に並列する支持
枠3・3をそれらの間隔を詰めるように前後方向に押圧
することで、それら支持枠3・3間に渡架連結してある
伸縮機構4…の前後長さが収縮して、前後の支持枠3…
が互いに接合して重合するように折畳まれた状態とな
る。
【0026】そして、このことから、穀粒袋支持装置A
は、この折畳んだ状態として、トラックTの荷台tの前
端側に、図10に示しているように載架しておく。
【0027】次に、圃場において収穫機により収穫した
穀粒を、前記トラックTの荷台t上に載架した穀粒袋2
の内部に投入していくときは、穀粒袋支持装置Aを、そ
れの前後の支持枠3・3間に渡架連結してある伸縮機構
4・4を引き伸ばして、図4に示している如く、前後の
支持枠3・3と左右の伸縮機構4・4で囲う空間内に穀
粒袋2が位置する状態として、それの吊りロープ20…
とループ21…とに、支持枠3・3に連繋してある吊り
フック11…と開口フック13…とを係止して、穀粒袋
2をそれの開口部2aが開口して肩部が吊り上げられた
状態とし、それの開口部2aから穀粒を投入するように
する。
【0028】次に、これにより穀粒袋2内に穀粒が満杯
となったときは、穀粒袋2の吊りロープ20…およびル
ープ21…から吊りフック11…と開口フック13とを
外し、穀粒袋2の開口部2aを紐で結縛する。
【0029】次いで、穀粒袋支持装置Aの前後に並列す
る支持枠3…を荷台tの前端側に向けてスライドさせて
いけば、伸縮機構4…が折畳まれていくことで、前述の
図10に示している如く、荷台tの前端側に折畳まれた
状態となる。
【0030】この状態となれば、トラックTの運転走行
で穀粒乾燥施設に運び、そこで、フォークリフトFまた
はクレーンにより、荷台t上の穀粒袋2を取り降ろす作
業が、何等の障碍もなく行なえるようになる。
【0031】また、ゲート状に形成されて前後に並列す
る支持枠3・3を、それの上部側が下部側に対して、分
離自在になっているときは、これら支持枠3…の上部側
を取り外すことで、前後に並列する支持枠3…の下半側
およびそれらを連繋する伸縮機構4…をそのままの状態
として、フォークリフトFまたはクレーンにより、荷台
t上の穀粒袋2を取り降ろす作業が支障なく行なえるよ
うになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による穀粒
袋支持装置Aは、前後に並列するゲート状の支持枠3…
間に渡架連結させた伸縮機構4…を収縮させることで、
前後に並列する支持枠3…が接合して重合するように折
畳んだ状態になることから、穀粒袋2に対する穀粒の充
填が満杯になったときに、支持枠3…が重合する折畳ん
だ状態として、トラックTの荷台t上の前端側に寄せて
いけるようになるので、荷台t上に載架した状態のまま
で、穀粒袋2のフォークリフトまたはクレーンによる荷
卸しができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前手段の使用状態の斜視図である。
【図2】穀粒袋をフォークリフトにより穀粒乾燥施設の
ピットに運搬する作業の説明図である。
【図3】本発明による穀粒袋支持装置の使用状態の後面
図である。
【図4】同上装置の側面図である。
【図5】同上装置の伸縮機構と支持枠との連結部分の一
部破断した正面図である。
【図6】同上装置の伸縮機構の摺動筒との連結部分の一
部破断した正面図である。
【図7】同上連結部分の部分の縦断側面図である。
【図8】本発明による穀粒袋支持装置の別の実施例装置
の後面図である。
【図9】同上装置の側面図である。
【図10】本発明による穀粒袋支持装置の折畳んだ状態
の斜視図である。
【符号の説明】
A…穀粒袋支持装置、F…フォークリフト、f…フォー
ク、T…トラック、t…荷台、P…ピット、1…骨格
枠、10…枠杆、11…吊りフック、12…スプリン
グ、13…開口フック、2…穀粒袋、2a・2b…開口
部、20…吊りロープ、21…ループ、3…支持枠、3
0…支柱部材、30a…嵌合軸部、31…つなぎ部材、
31a…嵌合筒部、32…吊り鐶、33…吊紐、35…
補強桁、4…伸縮機構、40…リンク杆、40a…嵌合
穴、41・42…連結軸、42a…ピン孔、43…摺動
筒、44…連結軸、44a…ピン孔、45…スナップピ
ン、5…足具。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 穀粒袋支持装置
【特許請求の範囲】
【請求頂1】 穀粒袋2の左右の巾よりも広い間隔で左
右に一対に対向する支柱部材30・30とそれらの上端
側を前記穀粒袋2より高い位置でつなぐつなぎ部材31
とよりなるゲート状の支持枠3を、穀粒袋2の前後の巾
より広い間隔を前後において2連に並列させ、それら支
持枠3・3間に、それらの左右の両側面に配した前後に
伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構4・4を渡架連結
し、前後に並列する支持枠3・3のそれぞれの上部に、
穀粒袋2を吊り下げる吊り具11を設けてなる穀粒袋支
持装置。
【請求頂2】 穀粒袋2の左右の巾よりも広い間隔で左
右に一対に対向する支柱部材30・30とそれらの上端
側を前記穀粒袋2より高い位置でつなぐつなぎ部材31
とよりなるゲート状の支持枠3を、穀粒袋2の前後の巾
より広い間隔を前後において多連に並列させ、それら支
持枠3…間に、それら支持枠3…の左右の両側面に配し
た前後に伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構4…をそれ
ぞれ渡架連繋し、前後に並列する支持枠3・3のそれぞ
れの上部に、穀粒袋2を吊り下げる吊り具11を設けて
なる穀粒袋支持装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の収穫機
により圃場において収穫した穀粒を、トラック等の運搬
車により、穀粒乾燥施設または収納舎に運搬する際に、
運搬車の荷台上に対する穀粒の積み込みおよび荷台上か
らの穀粒の荷卸しを合理化するため、運搬車の荷台上に
載架しておく穀粒袋を開口状態に支持する穀粒袋支持装
置についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒を運搬する運搬車の荷台上に載架し
ておく穀粒袋を開口状態に支持するための穀粒袋支持装
置Aは、従前のものにあっては、図1に示しているよう
に、鋼線または鋼管などの軸杆状の金属材よりなる枠杆
10…を連結して、略正方形の六面体状の骨格枠1を組
立て、これの上部側の四つのコーナー部分に、穀粒袋2
の肩部に設けられる吊りロープ20…に係合させる吊り
11…をスプリング12を介してそれぞれ取付け、骨
格枠1の上部側の囲い枠のそれぞれの辺を形成する枠杆
10…に、前記穀粒袋2の開口部2aの口縁に設けたル
ープ21…と係合する開口フック13…を前記吊り具
1と同様にスプリング12を介して装設しておくことで
構成してある。
【0003】この穀粒袋支持装置Aは、図1にあるよう
に、トラックTの荷台t上に載置した穀粒袋2を骨格枠
1の内部に囲い込む形態として、そのトラックTの荷台
t上に載架し、穀粒袋2の四周の肩部を、そこに設けて
ある吊りロープ20…に吊り具11を係止することで吊
り上げ、さらに穀粒袋2の開口部2aを、それの口縁に
設けてあるループ21に開口フック13を係止すること
で開口した状態に保持せしめておく、そして、該穀粒袋
支持装置Aにより上述の状態とした穀粒袋2内に、収穫
機で収穫した穀粒を、その収穫機に装備してある揚穀機
のシュートにより投入していき、それにより穀粒袋2内
に穀粒が満杯となったところで、穀粒袋2に対する吊り
11および開口フック13による連繋を解除して、骨
格枠1を持ち上げることで、穀粒袋2の周囲から該穀粒
袋支持装置Aを外し、トラックTの荷台tから取り降ろ
すように使用される。
【0004】これは、穀粒袋2内に充填した状態でトラ
ックTにより運搬される穀粒を、乾燥施設において荷卸
しするとき、穀粒が充填されている穀粒袋2を、それの
開口部2aが緊縛されている状態のまま、それの肩部の
吊りロープ20…にフォークリフトFの−フォークfを
挿通するか、クレーンの吊り鈎を係止することで吊り上
げて、荷台tから取り出し、その状態で施設に設けてあ
る穀粒投入口であるピットPの上方にまで運び、そこ
で、図2に示しているように、穀粒袋2の底面側に別に
設けてある排出用の開口部2bを開放することで、穀粒
袋2内の穀粒をピットPに流し込むようにする。このと
き、トラックTの荷台t上の穀粒袋2のまわりに穀粒袋
支持装置Aが存在していると、フォークリフトFまたは
クレーンによる穀粒袋2の吊り上げ作業および移動作業
に支障をきたすようになるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従前の穀粒袋支持装置
Aは、トラックTの荷台tに載置した穀粒袋2に穀粒を
投入する作業を行なうときに、その荷台t上に該穀粒袋
支持装置Aを持ち込んで、穀粒袋2の開口部2aを開口
した状態に保持するようセットし、穀粒袋2に対する穀
粒の投入作業を終えたときには、該穀粒袋支持装置Aを
トラックTの荷台tから取り降ろすように使用すること
から、トラックTの荷台t上の穀粒袋2に穀粒を投入し
ようとする度ごとに、該穀粒袋支持装置AをトラックT
の荷台tに対し上げ降ろしをしなければならず、このた
めの作業がかなりの重労働となることで、婦人・老人が
主体になっている農業従事者に大きな負担となっている
問題がある。
【0006】本発明は、従前手段に生じているこの問題
を解消するためになされたものであって、トラックの荷
台上に穀粒袋支持装置を載架した状態のまま、それをト
ラックの荷台から取り降ろさずに、穀粒が満杯になった
穀粒袋をフォークリフトまたはクレーンによりトラック
の荷台上から取り降ろす作業が、支障なく行なえるよう
になる穀粒袋支持装置を構成する新たな手段を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、穀粒袋の
左右の巾よりも広い間隔で左右に一対に対向する支柱部
材とそれらの上端側を前記穀粒袋より高い位置でつなぐ
つなぎ部材とよりなるゲート状の支持枠を、穀粒袋の前
後の巾より広い間隔を前後において2連に並列させ、そ
れら支持枠間に、それらの左右の両側面に配した前後に
伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構を渡架連結し、前後
に並列する支持枠のそれぞれの上部に、穀粒袋を吊り下
げる吊り具を設けてなる穀粒袋支持装置を提起するもの
である。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、従
前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を
用いるものとする。
【0009】図3は本発明を実施せる穀粒袋支持装置の
トラックの荷台上に載架した状態の後面図で、同図にお
いてAは穀粒袋支持装置、tはトラックTの荷台、2は
その荷台tに載架した穀粒袋を示す。
【0010】穀粒袋支持装置Aは、正面視においてゲー
ト状をなして前後に並列する支持枠3と、それら支持枠
3・3の左右の側面に組付けられる前後方向に伸縮する
パンタグラフ状の伸縮機構4・4と、前記支持枠3・3
に連繋装着する吊り具11…および開口フック13とよ
りなる。
【0011】前記支持枠3は、鋼管などの金属材のパイ
プよりなる支柱部材30・30を、穀粒袋2の左右の巾
よりも幾分広い間隔をおいて左右に一対に配し、それら
の上端側を、前記穀粒袋2の上下の高さより幾分高い位
置において、つなぎ部材31により一体または一体的に
連結することで、前後方向から見てゲート状をなす形状
に形成してある。
【0012】そして、この支持枠3の上端側の左右のコ
ーナー部位には、ループ状の吊り鐶32・32がそれぞ
れ固定装設してあって、これに、穀粒袋2の肩部に設け
られた吊りロープ20…に係止する吊り具11…と穀粒
袋2の開口部2aの口縁に設けられたループ21…に係
止する開口フック13とが、伸縮するゴム紐などの吊紐
33を介して連繋支持せしめてある。
【0013】この吊紐33は、前記吊り鐶32に通した
状態の一方の遊端側に吊り具11を連結し他方の遊端側
に開口フック13を連結することで、吊り具11と開口
フック13の両者を、吊り鎧32に通したこの一本の吊
紐33により支持枠3に対し連繋支持せしめるようにし
ているが、各別の吊紐により、吊り具11と開口フック
13とを支持せしめて、それらをそれぞれ支持枠3に対
し連繋させる場合がある。
【0014】しかして、上述の支持枠3は、図4に示し
ているように、穀粒袋2の前後の巾よりも幾分広い間隔
をおいて前後に一対に対向するよう並列させる。
【0015】伸縮機構4…は、このように前後に並列さ
せた支持枠3・3を、それらの前後の間隔が自在に拡縮
するように連繋するためのもので、長手万向を前後方向
とした2本のリンク杆40・40を、側面視においてX
状をなすように交叉させて、それらの交点部位を連結軸
41により連結することで、その連結軸41を中心とす
る2本のリンク杆40・40の回動により、それらの前
後の遊端部の平面視における距離が伸縮するようになる
パンタグラフ状に形成してある。
【0016】そして、この伸縮機構4は、それの2本の
リンク杆40・40の前後の遊端部のうちの上方に位置
する側の遊端部を、それぞれ連結軸42を介して、前後
に一対に配位した前述の支持枠3・3の各側面の上端側
に寄る部位に連結し、2本のリンク杆40・40の前後
の遊端部のうちの下方に位置する側の遊端部を、前記支
持枠3・3のそれぞれの支柱部材30…に上下に摺動自
在に嵌装した摺動筒43に連結軸44を介して連結する
ことで、前後の支持枠3・3間を連繋するようそれら支
持枠3・3間に渡架連結してあって、これにより支持枠
3・3と共同して穀粒袋支持装置Aを構成するようにし
てある。
【0017】上述した穀粒袋支持装置Aは、一つの穀粒
袋2を支持する形態のものであり、複数の穀粒袋2…を
それぞれ支持する多連型とする場合は、前後に並列させ
る支持枠3・3を、図4にて鎖線に示しているようにさ
らに多連に並列させて、それらを前述の伸縮機構4…に
より連繋させる。
【0018】この場合は、一つの穀粒袋2を支持するた
めの前後の支持枠3・3のうちの一方の支持枠3が、次
位に並ぶ穀粒袋2を支持するための前後の支持枠3・3
の一方を共用する形態となる。このため、支持枠3に設
ける吊り具11および開口フック13は、共用して用い
られる支持枠3にあっては、前後に並列する穀粒袋2…
のそれぞに対応していくように2連づつ設けるようにす
る。
【0019】また、前後に並列するゲート状の支持枠3
…間に渡架連結する前述の伸縮機構4は、それのリンク
杆40・40の遊端部と連結軸42および連結軸44と
の連結部位を、図5および図6に示している如く、リン
ク杆40・40の遊端部に設けた嵌合穴40a…と連結
軸42・44どの抜き差し自在の嵌合と、連結軸42・
44に設けておくピン孔42a…44a…に図7の如く
挿通する抜け止め用のスナップビン45とにより構成し
て、そのスナップピン45の抜き差しにより、伸縮機構
4が支持枠3・3に対し分離自在となるようにしてい
る。
【0020】次に、図8および図9は別の実施例を示し
ている。この実施例は、前後に並列させて設ける支持枠
3…の上半側を、支持枠3…の下半側に対し装脱自在と
した例であり、正面視においてゲート状に形成する支持
枠3…を前後に2連または多連に並列させ、それら支持
枠3…を、前後方向に伸縮する伸縮機構4…により連繋
し、かつ、それら支持枠3…に、吊り具11…と開口フ
ック13…とを設けて穀粒袋支持装置Aを構成する点に
ついては前述の実施例と変わりがない。
【0021】しかし、正面視においてゲート状に形成す
る支持枠3は、左右に一対に対向する支柱部材30・3
0と、それらの上端側をつなぐつなぎ部材31とが、別
体に形成してある。そして、そのつなぎ部材31の左右
の両端部には、下方に延びる嵌合筒部31aがそれぞれ
形設され、また、左右の支柱部材30・30の各端部に
は、前記嵌台筒部31a内に嵌合していく軸杆状の嵌合
軸部30aが、上方に向けて突設してあって、これらの
抜き差し自在の嵌合により、ゲート状の支持枠3を構成
している。
【0022】そしてまた、支柱部材30・30に対し分
離自在のつなぎ部材31には、それの左右の両端部とな
る前記嵌合筒部31a・31aの下端部間に、補強桁3
5が渡架してあって、この補強桁35に、吊り具11お
よび開口フック13を支持する吊紐33が巻き付け連繋
してあり、また、伸縮機構4のリンク杆40・40の前
後の遊端部のうちの、上方に位置する遊端部を連結する
連結軸42・42が、このつなぎ部材31の側にそれぞ
れ設けられている。
【0023】この連結軸42・42は、支持枠3・3の
下半側となる支柱部材30・30の上端部に設ける場合
がある。このようにすることで、上半側どなるつなぎ部
材31を外すことで、荷台t上の穀粒袋2をフォークリ
フトFまたはクレーンで取り出す作業が、支障なく行な
えるようになる。
【0024】また、図8において、5は、支持枠3の左
右の支柱部材30・30の下端に嵌装送する滑走用の足
具であり、支柱部材30・30に摺動筒43を嵌挿した
後に装着される。
【0025】なお、その余の構成は前述の実施例のもの
と変わりがないので、同効の構成部材に同一の符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0026】このように構成せる実施例装置は次のよう
に作用する。穀粒袋支持装置Aは、前後に並列する支持
枠3・3をそれらの間隔を詰めるように前後方向に押圧
することで、それら支持枠3・3間に渡架連結してある
伸縮機構4…の前後長さが収縮して、前後の支持枠3…
が互いに接合して重合するように折畳まれた状態とな
る。
【0027】そして、このことから、穀粒袋支持装置A
は、この折畳んだ状態として、トラックTの荷台tの前
端側に、図10に示しているように載架しておく。
【0028】次に、圃場において収穫機により取穫した
穀粒を、前記トラックTの荷台t上に載架した穀粒袋2
の内部に投入していくときは、穀粒袋支持装置Aを、そ
れの前後の支持枠3・3間に渡架連結してある伸縮機構
4・4を引き伸ばして、図4に示している如く、前後の
支持枠3.3と左右の伸縮機構4・4で囲う空間内に穀
粒袋2が位置する状態として、それの吊りロープ20…
とループ21…とに、支持枠3・3に連繋してある吊り
11…と開口フック13…とを係止して、穀粒袋2を
それの開口部2aが開口して肩部が吊り上げられた状態
とし、それの開口部2aから穀粒を投入するようにす
る。
【0029】次に、これにより穀粒袋2内に穀粒が満杯
となったどきは、穀粒袋2の吊りロープ20…およびル
ープ21…から吊り具11…と開口フック13とを外
し、穀粒袋2の開口部2aを紐で結縛する。
【0030】次いで、穀粒袋支持装置Aの前後に並列す
る支持枠3…を荷台tの前端側に向けてスライドさせて
いけば、伸縮機構4…が折畳まれていくことで、前述の
図10に示している如く、荷台tの前端側に折畳まれた
状態となる。
【0031】この状態となれば、トラックTの運転走行
で穀粒乾燥施設に運び、そこで、フォークリフトFまた
はクレーンにより、荷台t上の穀粒袋2を取り降ろす作
業が、何等の障碍もなく行なえるようになる。
【0032】また、ゲート状に形成されて前後に並列す
る支持枠3・3を、それの上部側が下部側に対して、分
離自在になっているときは、これら支持枠3…の上部側
を取り外すことで、前後に並列する支持枠3…の下半側
およびそれらを連繋する伸縮機構4…をそのままの状態
として、フォークリフトFまたはクレーンにより、荷台
t上の穀粒袋2を取り降ろす作業が支障なく行なえるよ
うになる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による穀粒
袋支持装置Aは、前後に並列するゲート状の支持枠3…
間に渡架連結させた伸縮機構4…を収縮させることで、
前後に並列する支持枠3…が接合して重合するように折
畳んだ状態になることから、穀粒袋2に対する穀粒の充
填が満杯になったときに、支持枠3…が重合する折畳ん
だ状態として、トラックTの荷台t上の前端側に寄せて
いけるようになるので、荷台t上に載架した状態のまま
で、穀粒袋2のフォークリフトまたはクレーンによる荷
卸しができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前手段の使用状態の斜視図である。
【図2】穀粒袋をフォークリフトにより穀粒乾燥施設の
ピットに運搬する作業の説明図である。
【図3】本発明による穀粒袋支持装置の使用状態の後面
図である。
【図4】同上装置の側面図である。
【図5】同上装置の伸縮機構と支持枠との連結部分の一
部破断した正面図である。
【図6】同上装置の伸縮機構の摺動筒との連結部分の一
部破断した正面図である。
【図7】同上連結部分の部分の縦断側面図である。
【図8】本発明による穀粒袋支持装置の別の実施例装置
の後面図である。
【図9】同上装置の側面図である。
【図10】本発明による穀粒袋支持装置の折畳んだ状態
の斜視図である。
【符号の説明】 A…穀粒袋支持装置、F…フォークリフト、f…フォー
ク、T…トラック、t…荷台、P…ピット、1…骨格
枠、10…枠杆、11…吊り具、12…スプリング、1
3…関口フック、2…穀粒袋、2a・2b…開口部、2
0…吊りロープ、21…ループ、3…支持枠、30…支
柱部材、30a…嵌合軸部、31…つなぎ部材、31a
…嵌合筒部、32…吊り鐶、33…吊紐、35…補強
桁、4…伸縮機構、40…リンク杆、40a…嵌合穴、
41・42…連結軸、42a…ピン孔、43…摺動筒、
44…連結軸、44a…ピン孔、45…スナップピン、
5…足具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒袋2の左右の巾よりも広い間隔で左
    右に一対に対向する支柱部材30・30とそれらの上端
    側を前記穀粒袋2より高い位置でつなぐつなぎ部材31
    とよりなるゲート状の支持枠3を、穀粒袋2の前後の巾
    より広い間隔を前後において2連に並列させ、それら支
    持枠3・3間に、それらの左右の両側面に配した前後に
    伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構4・4を渡架連結
    し、前後に並列する支持枠3・3のそれぞれの上部に、
    穀粒袋2の肩部に設けた吊りロープ20…および開口部
    2aに設けたループ21…に係合させる吊りフック11
    および開口フック13を連繋させて設けてなる穀粒袋支
    持装置。
  2. 【請求項2】 穀粒袋2の左右の巾よりも広い間隔で左
    右に一対に対向する支柱部材30・30とそれらの上端
    側を前記穀粒袋2より高い位置でつなぐつなぎ部材31
    とよりなるゲート状の支持枠3を、穀粒袋2の前後の巾
    より広い間隔を前後において多連に並列させ、それら支
    持枠3…間に、それら支持枠3…の左右の両側面に配し
    た前後に伸縮するパンタグラフ状の伸縮機構4…をそれ
    ぞれ渡架連繋し、前後に並列する支持枠3・3のそれぞ
    れの上部に、穀粒袋2の肩部に設けた吊りロープ20…
    および開口部2aに設けたループ21…に係合させる吊
    りフック11および開口フック13を連繋させて設けて
    なる穀粒袋支持装置。
  3. 【請求項3】 前後に並列するゲート状の支持枠3…間
    に渡架連繋するパンタグラフ状の伸縮機構4…を、ゲー
    ト状の支持枠3…に対し着脱自在とした請求項1記載お
    よび請求項2記載の穀粒袋支持装置。
  4. 【請求項4】 前後に並列するゲート状の支持枠3…の
    それぞれの上部側を、下部側に対し分離自在とした請求
    項1および請求項2記載の穀粒袋支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012046268A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Kyoshin Seisakusho:Kk 組み立て式コンテナ
GB2488544A (en) * 2011-02-25 2012-09-05 Resep Ltd Sack support arrangement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS457992Y1 (ja) * 1968-04-22 1970-04-15
JPH0237103U (ja) * 1988-09-06 1990-03-12

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