JPH05112163A - トラスビーム取付用絶縁電柱バンド - Google Patents

トラスビーム取付用絶縁電柱バンド

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Publication number
JPH05112163A
JPH05112163A JP3299904A JP29990491A JPH05112163A JP H05112163 A JPH05112163 A JP H05112163A JP 3299904 A JP3299904 A JP 3299904A JP 29990491 A JP29990491 A JP 29990491A JP H05112163 A JPH05112163 A JP H05112163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
mounting plate
attaching
fixed
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3299904A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Tetsuji Yokomizo
哲治 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DENGIYOU KK
DENGYO KK
Original Assignee
DENGIYOU KK
DENGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH05112163A publication Critical patent/JPH05112163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧直流区間で、トラスビームより電柱へア
ースされないようにしてトラスビームを取り付け、感電
の危険性をなくする。 【構成】 上下方向に所要の間隔をおいて電柱Pに抱持
固定する2個一対としたバンド本体Aの外側面に電気絶
縁性の取付板3をボルト止めにて固定する。そしてこの
取付板3の外側に水平、もしくは斜め方向にビーム端を
ボルト止めする。それと共にこの取付板3にはバンド本
体Aと水平方向及び斜め方向のビーム取付用のボルト孔
3c,3dを穿孔する。そしてバンド本体Aとビーム取
付用の最寄りボルト孔3c,3dの間を少なくとも取付
板素材の表面漏洩距離以上離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラスビームを電柱に対
し電気絶縁的に取り付け、電車線作業の安全性を確保す
るようにしたトラスビーム取付用絶縁電柱バンドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電鉄用の給電は、き電線より吊架線、ト
ロリ線を介して、パンタグラフより車両へ給電してい
る。そしてこのき電線、吊架線、トロリ線は線路に沿っ
て、しかも線路を跨いで所定間隔に樹立した電柱間に架
設したトラスビームにて碍子を介して支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このトラスビームは電
柱に抱持固定した圧延鋼材製の電柱バンドに直接ビーム
端をボルト止めにて固定している。このため高圧直流区
間では架線などの加圧部分とビーム間に感電する危険性
が高く、電車線作業においては常に感電の危険にさらさ
れている。
【0004】本発明は高圧直流区間で、トラスビームよ
り電柱へアースされないようにしてトラスビームを取り
付け、感電の危険性をなくすることを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、上下方向に所要の間隔をおい
て電柱に抱持固定する2個一対としたバンド本体の外側
面に電気絶縁性の取付板をボルト止めにて固定し、この
取付板の外側に水平、もしくは斜め方向にビーム端をボ
ルト止めすると共にこの取付板にはバンド本体と水平方
向及び斜め方向のビーム取付用のボルト孔を穿孔し、か
つバンド本体とビーム取付用の最寄りボルト孔間を少な
くとも取付板素材の表面漏洩距離以上離間するように設
定したことを要旨とする。
【0006】
【作用】電柱に抱持固定された金属性のバンド本体に直
接トラスビーム端をボルト止めにて固定するのではな
く、電気絶縁性の取り付け板を介して固定する。そして
バンド本体とトラスビームを取付板にボルト止めする
際、最寄りのボルト間を表面漏洩距離以上を離間するよ
うに設定しているので、ビームと電柱とはアースされな
い。このため高圧直流区間でも電車線作業において、感
電事故を未然に防止できる。
【0007】
【実施例】以下本発明トラスビーム取付用絶縁電柱バン
ドを図示の実施例に基づいて説明する。図においてPは
線路Rの両側に互いに対向し、かつ線路に沿って所定区
間毎に樹立した電柱でコンクリート製又は金属パイプ製
とする。Bは線路Rを挟んで互いに対向する電柱P,P
間に線路上方位置に架設されるトラスビームである。
【0008】このトラスビームBを電柱Pに固定するに
はバンド本体A及び絶縁製の取付板3を介して行う。こ
のバンド本体Aは上部バンド1と下部バンド2とを一対
として構成され、使用される。
【0009】上部バンド1は所要幅と厚さの圧延鋼材を
もって電柱Pの外周を抱持する径に屈曲した半円弧形の
バンド片1a,1aを互いにその端部を対向するように
突き合わせて円形をし、この端部の係片1b,1b間を
ボルト1c、ナット1dにて固定し、これにより電柱P
に抱持固定すると共に取付板固定位置にブラケット1
e,1eを突設する。このブラケット1eはバンド片1
aの基端部に溶着し、先端部にボルト頭部を溶着固定し
てボルトを突設すると共にこのブラケットの外側に平板
状の取付板3と平坦に接するように、すなわち少なくと
も2ヶ所に設けるブラケット1e,1eの先端側が同一
の取付板裏面に同時に当接できるようにして設ける。
【0010】このブラケット1eはバンド片1aの外周
面部に鋲着、ビス止め等にて突設してもよい。
【0011】また上部バンド1と予め定めた所望の間隔
をおいて上下方向に配設される下部バンド2も、この上
部バンド1と同様に2つの半円弧形のバンド片2a,2
aを互いに対向してボルト・ナットにて一体とされる。
そしてこのバンド片2a,2aには取付板取付用のブラ
ケット2e,2eを突設し、この各ブラケット2eの先
端部を前記取付板3の下部側裏面に密接してボルト止め
可能とする。
【0012】取付板3はFRP等の所要の強度を有する
合成樹脂をもって平板状になした電気絶縁製のもので、
上下に一対として電柱に抱持固定される上下2つのバン
ド本体A、詳しくは上部バンド1と下部バンド2にそれ
ぞれボルト止めされる。この取付板3は台形をしてお
り、上部バンド1のブラケット1e,1eに突設したボ
ルトと一致してバンド本体への取付用のボルト孔3a,
3aと、下部バンド2のブラケット3e,3eに突設し
たボルトと一致してボルト孔3b,3bをそれぞれ穿孔
すると共に、この上下のボルト孔3a,3b間にビーム
取付用のボルト孔3c,3c及び3dを穿孔する。
【0013】ボルト孔3c,3cは水平方向の直線位置
に配設され、トラスビーム端を水平にして取り付ける際
に使用し、またこのボルト孔3cの一つとを結ぶ直線が
所定の傾斜を有するようにこの直線上にボルト孔3dが
穿孔される。このボルト3c,3cにてトラスビームB
を水平に支持した場合、図1に、そしてトラスビームを
斜め方向に取り付けた場合を図2にそれぞれ示す。そし
てこのトラスビームを取付板3のボルト孔3C,3cま
たは3c,3d間のいずれかに取り付けた際、上下のバ
ンド片1a,2aに固定するボルト4とビーム取付用の
ボルト5との最も近接する両ボルト4,5間隔をFRP
表面漏洩距離50mm以上を確保するようにして各ボル
ト孔3c,3dを穿孔するものである。
【0014】上述の如く構成する上部バンド1と下部バ
ンド2を予め定めた間隔で、電柱Pに抱持させると共
に、この上下両バンド1,2間に取付板3を配設し、こ
の取付板3に、上下各バンドに突設したボルト4,4…
を取付板のボルト孔3a,3bに挿入し、これにナット
を螺合して固定する。そしてこの取付板3のボルト孔3
cにボルト5を挿通し、このボルト5にトラスビームB
をナットを介して固定するもので、この上下両バンド
1,2にて取付板3,3を電柱Pを挟んで対設固定した
状態を図7と図8に示す。
【0015】
【発明の効果】本発明トラスビーム取付用絶縁電柱バン
ドは上下方向に所要の間隔をおいて電柱に抱持固定する
2個一対としたバンド本体の外側面に電気絶縁性の取付
板をボルト止めにて固定し、この取付板の外側に水平、
もしくは斜め方向にビーム端をボルト止めすると共にこ
の取付板にはバンド本体と水平方向及び斜め方向のビー
ム取付用のボルト孔を穿孔し、かつバンド本体とビーム
取付用の最寄りボルト孔間を少なくとも取付板素材の表
面漏洩距離以上離間するように設定したため、トラスビ
ームと電柱とをアースすることなく取り付けられるの
で、電車線作業で感電の危険をなくすことができ、しか
も同一の取付板にてトラスビームを水平または斜め方
向、いずれにても取付可能である等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明トラスビーム取付用絶縁電柱バンドの実
施例を示す正面図である。
【図2】同トラスビームを斜め方向に取り付ける実施例
を示す正面図である。
【図3】トラスビームを電柱に取り付けた状態の説明図
である。
【図4】上部バンドの平面図である。
【図5】下部バンドの平面図である。
【図6】取付板の正面図である。
【図7】電柱にバンド本体を取り付けた状態を示す平面
図である。
【図8】同正面図である。
【符号の説明】
P 電柱 B トラスビーム A バンド本体 1 上部バンド 1e ブラケット 2 下部バンド 3 取付板 3c ボルト孔 3d ボルト孔 4 ボルト 5 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に所要の間隔をおいて電柱に抱
    持固定する2個一対としたバンド本体の外側面に電気絶
    縁性の取付板をボルト止めにて固定し、この取付板の外
    側に水平、もしくは斜め方向にビーム端をボルト止めす
    ると共にこの取付板にはバンド本体と水平方向及び斜め
    方向のビーム取付用のボルト孔を穿孔し、かつバンド本
    体とビーム取付用の最寄りボルト孔間を少なくとも取付
    板素材の表面漏洩距離以上離間するように設定したこと
    を特徴とするトラスビーム取付用絶縁電柱バンド。
JP3299904A 1991-10-18 1991-10-18 トラスビーム取付用絶縁電柱バンド Pending JPH05112163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3299904A JPH05112163A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 トラスビーム取付用絶縁電柱バンド

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JP3299904A JPH05112163A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 トラスビーム取付用絶縁電柱バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112163A true JPH05112163A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17878340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3299904A Pending JPH05112163A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 トラスビーム取付用絶縁電柱バンド

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JP (1) JPH05112163A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480450B1 (ko) * 2002-10-31 2005-04-07 한국전력공사 배전선 공통 연결 케이블 밴드
KR100720945B1 (ko) * 2005-09-30 2007-05-22 창신산업(주) 전차선 철주의 강관 트러스빔 밴드

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