JPH05112145A - 電気自動車 - Google Patents

電気自動車

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JPH05112145A
JPH05112145A JP30248491A JP30248491A JPH05112145A JP H05112145 A JPH05112145 A JP H05112145A JP 30248491 A JP30248491 A JP 30248491A JP 30248491 A JP30248491 A JP 30248491A JP H05112145 A JPH05112145 A JP H05112145A
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electric vehicle
emergency
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車において、その蓄電池が消耗した
際でも走行しかつ制動させる。 【構成】 充電可能な蓄電池1の電力を交流電源に変換
するインバータ制御2で駆動される誘導電動機4と例え
ば発電機5と駆動軸7を介して連結されたエンジン6に
よって構成される緊急用電源部。 【効果】発明は、充電可能な蓄電池1とその他の充電を
必要としない電源を緊急用電源として搭載し蓄電池1が
消耗し使用不能な状態になった際、交差点での立ち往生
や鉄道の踏切での脱輪などの緊急事態が発生しても、電
気自動車を脱出させることができ、なおかつ確実に制動
することができる。また特に充電設備を必要としないた
め、電気自動車の使用範囲を広げる効果を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車に関し、蓄電
池に自己充電が可能で駆動源である誘導電動機に電気制
動をかけることができる電気自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の電気自動車の基本構成は、第4図
に示すように鉛蓄電池など充電可能な蓄電池1を電源と
してインバータ制御2などの制御装置を介して誘導電動
機4を駆動する装置構成を用いており蓄電池1の充電の
ためには、専用の設備を必要とし通常は、ガソリンスタ
ンドのように充電スタンドから充電制御+制動制御3を
介して蓄電池の充電を行う方法であり、走行中に蓄電池
1に充分な充電をすることができる構造ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、蓄電池1
が気温の低下や過放電などで使用不能になると行動不能
になり、もし踏切や交差点などで行動不能になると大き
な事故を引き起こす可能性があった。蓄電池1が消耗し
た場合、誘導電動機を使用した電気自動車では電気制動
をかけることができなくなり長距離の降坂時には危険で
ある、また現在の状況では充電スタンドも充分ではなく
電気自動車の使用に制限を加えている。本発明は、その
欠点を解消するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】電気自動車自身に蓄電池
に充電する事ができかつ限定された時間で走行が可能な
容量を持った充電する必要の無い電源が搭載されておれ
ば行動不能になることはない。幾種類かの考察の結果、
電気自動車にエンジン発電機や燃料電池、太陽電池など
の電源装置を緊急用電源として搭載することで解決する
ことがわかった。またこうした機構を搭載することによ
って従来のエンジン自動車のような手軽さで電気自動車
を使用することができる。発電機を駆動する機械的な抵
抗は、変速機を介して車輪で走行する機械的な抵抗に比
べて小さく、走行用エンジンと比較して比較的小さな排
気量のエンジンを使用することができ、使用燃料はプロ
パンガスや水素ガス、天然ガス、アルコールもしくは公
害対策のほどこされた燃料を使用することによって環境
に対する汚染は少ない。この発明に係わる電気自動車は
次のようなものである。すなわち、この装置構成は、蓄
電池1、インバータ制御2、充電制御+制動制御3、及
び発電機5、誘導電動機4、を備えたものである。発電
機5は蓄電池1を充電させるのに充分な容量を持ち、発
電機5は、例えばエンジン6によって駆動軸7を介して
駆動される。これらの回路、装置構成は、後で紹介する
各実施例のようにしても良いが、蓄電池1に充電するこ
とができ、緊急時には走行あるいは制動をかけることが
できる電源であれば、そのほかにも採用できるものがい
ろいろと考えられることはいうまでもない。
【0005】
【作用】この発明に係わる電気自動車は蓄電池1を持
ち、それは充電が可能で電気自動車を走行させるのに充
分な容量を持つ直流電源である。それをインバータ制御
2で交流電源に変換し誘導電動機4を回転させて自動車
を走行させる。このインバータ制御2は周波数を変化さ
せ、また電圧を変化させることができ自動車の走行に最
適な速度と加速度を与える。発電機5は蓄電池1を充電
させるのに充分な容量を持ち緊急時には、この電源を用
いて走行、あるいは制動が可能である。また、発電機5
を走行中も常時作動させておく事によって発進時や登坂
時の急激な負荷に対応することができ蓄電池1の寿命を
長くする事もできる。誘導電動機は直流電動機と違って
界磁がなく、蓄電池1が消耗すれば電気制動や回生制動
をかけることができなくなるが、走行中も発電機5を動
作状態にすることによって蓄電池1が消耗するような事
態が発生しても安全に停車することができる。インバー
タ制御2は制動時に回生制動を併用する。また速度制御
を行なう時は回生制動を自動的にかけることができ、こ
の時に発生する余剰電力を回生制動電力線8を介して充
電制御+制動制御3に通電することによって蓄電池1に
充電することができる。回生制動は、インバータ制御2
で誘導電動機4を駆動した場合のもう一つの特長となっ
ており頻繁に加速、減速を繰り返すような走行をする時
は蓄電池1の寿命を延ばす効果がある。
【0006】
【実施例】
実施例1 図1は、実施例1を示す構成図である。蓄電池1を走行
用直流電源として、インバータ制御2で交流電源に変換
して誘導電動機4を駆動する装置構成である。そして発
電機5と駆動用エンジン6を駆動軸7で連結している。
緊急時の電源としては、このエンジン6で発電機5を駆
動軸7を介して駆動し電力を得る、そこで得られた電力
は充電制御+制動制御3に入力され走行中は蓄電池1の
充電ならびに走行用電源として働く。また、制動時は誘
導電動機4を電気制動させることができる。このような
装置構成をとることによって蓄電池1が消耗した時でも
交差点や鉄道の踏切から電気自動車を脱出させることが
でき、かつ走行中や降坂時でも電気制動を有効に働かせ
て電気自動車を安全に停車させることができる。またエ
ンジン6に使用する燃料を公害対策のほどこされた燃料
を使用することによって電気自動車の特質である低公害
性は失われることは無い。
【0007】
【実施例】
実施例2 図2は、実施例2を示す構成図である。緊急用電源とし
て燃料電池9を搭載している。実施例1の場合では発電
機を駆動するエンジン6から騒音が発生するが、燃料電
池9には騒音を発生させる装置が少なく、この実施例2
においては騒音を極端に少なくすることができる。また
燃料電池は燃料としてガスや液体などを用いており、い
ずれも公害対策がほどこされている燃料を使用すること
によって電気自動車の低公害性は失われることが無い。
すなわち実施例1よりも低公害性は向上する。燃料電池
は、機械的な駆動部分が少なく、電気自動車の信頼性を
向上させる。
【0008】
【実施例】
実施例3 図3は、実施例3を示す構成図である。緊急用電源とし
て太陽電池10を搭載している。実施例1や実施例2の
場合と違って液体やガスなどの燃料を必要とせず光によ
って電力を得るため昼間の駐車中に発生した電力を蓄電
池1の充電に利用することによって実施例1や実施例2
よりも電気自動車の行動範囲をさらに広げる。また、低
公害性については、太陽電池は、駆動部分がまったく無
く、騒音を発生することが無いそして、排気ガスや排水
などを発生しないため電気自動車の電源としてふさわし
い特性を持つ。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では誘導電
動機によって走行する電気自動車に充電する必要の無い
直流電源を搭載することによって、蓄電池消耗時に緊急
事態が発生しても走行ならびに制動を行なうことができ
る。結果として電気自動車の安全性や生存性を高め、そ
の行動範囲を広くし、取扱も石油燃料を使用する一般の
自動車と同じような手軽さとなる。また、走行性能も登
坂時や発進時などの急激に発生する負荷を、搭載された
発電機5もしくは燃料電池10などが吸収するため、加
速性能や登坂性能も石油燃料を使用する一般の自動車と
同じ性能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車のエンジン発電機を搭
載した装置構成ならびに回路図
【図2】本発明による電気自動車の燃料電池を搭載した
装置構成ならびに回路図。
【図3】本発明による電気自動車の太陽電池を搭載した
装置構成ならびに回路図。
【図4】従来技術による電気自動車の装置構成ならびに
回路図。
【符号の説明】
1 蓄電池 2 インバータ制御 3 充電制御+制動制御 4 誘導電動機 5 発電機 6 エンジン 7 駆動軸 8 回生制動電力線 9 燃料電池 10 太陽電池
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60K 17/04 G 8521−3D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導電動機を駆動力とする電気自動車にお
    いて走行中に蓄電池に充電することのできる能力を持っ
    た充電する必要のない電源と充電制御装置とによって構
    成された電気自動車に関する。
JP30248491A 1991-10-21 1991-10-21 電気自動車 Expired - Lifetime JP2596488B2 (ja)

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