JPH051120Y2 - - Google Patents

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JPH051120Y2
JPH051120Y2 JP15436486U JP15436486U JPH051120Y2 JP H051120 Y2 JPH051120 Y2 JP H051120Y2 JP 15436486 U JP15436486 U JP 15436486U JP 15436486 U JP15436486 U JP 15436486U JP H051120 Y2 JPH051120 Y2 JP H051120Y2
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JP
Japan
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blade
carrier
circuit board
printed circuit
pinion
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプリント基板に固定された端子群の切
欠き部分からキヤリアを連続的に折り取ることが
できる端子キヤリア折り取り治具に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、プリント基板1に固定された端子群2の
キヤリア3(第5図参照)を折り取るには、第6
図に示すような台4のスリツト5に端子群2を挿
着してプリント基板1を載置固定し、更に、端子
支え枠6を端子2及びキヤリア3に差し込み、端
子2が曲らないように支持して、折り曲げ具7の
スリツト7aをキヤリア3に1個ずつ差し込み折
り曲げ具7を図示の方向に反復運動させてキヤリ
ア3を1個ずつ折り取つていた。尚、この他に
も、ローラ等でキヤリアを一方向に折り曲げて行
なう方法もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の折り取り方法では、
キヤリアを1個ずつ入力で折り取るので、多くの
加工時間と労力が必要であり、ローラで行なう方
法ではキヤリアを端子に対して折り曲げることは
できるが、折り取るまではできないなどの問題点
があつた。
この考案は従来技術が持つていた問題点を除去
し、製造過程により止む得ず形成され不要部分で
ある単位群を連結したキヤリアを連続的に折り取
つて除去することができる端子キヤリア折り取り
治具を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するために、端子
キヤリア折り取り治具において、プリント基板の
端子群を収容する凹部と、その底部に端子キヤリ
ア列を挿入するスリツト列を有する段差部とを備
えたプリント基板挿抜部を本体上板に設け、シリ
ンダ等の駆動手段によつて、底板のガイドレール
で案内され本体内部を往復摺動せしめられるブレ
ード台を有し、このブレード台上部に断面弓形の
ブレードを偏心して軸支し、両軸端にはそれぞれ
ほぼ半周が歯を欠いたピニオンが歯欠き部と歯部
が互いに対向するように設けられ、このピニオン
の歯部と係合する2つのラツクを前記ブレード台
の往復摺動範囲で、かつ前記ブレード台の移動方
向が反転する位置の近傍にそれぞれ設けて成るも
のである。
(作用) 本考案によれば、以上のように端子キヤリア折
り取り治具を構成したので、プリント基板を本体
上板のプリント基板挿抜部に挿着すれば、端子キ
ヤリアはその切欠き部以下が上板下面に突出して
プリント基板は挿抜部内に指示され、駆動手段で
あるシリンダの付勢によつて、ブレード台はガイ
ドレールに沿つて右方向に移動する。この場合、
ブレードの上部先端は下部先端よりも駆動軸から
近い位置にあり、ブレードの高さはキヤリアのほ
ぼ中央部にあるから、順次キヤリアをその基部切
欠き部下ら折り曲げて行く。そして、一方のピニ
オンがラツクに係合すると、ブレードは180°回転
し、ブレートの高さは前の場合よりも駆動軸から
遠い位置になり、キヤリア基部の切欠き部近傍ま
で上昇する。したがつて、駆動手段のシリンダを
消勢すると、ブレード台はガイドレールに案内さ
れて左方向に移動し、前の状態に復帰する。この
間、ブレードは前工程で折り曲げられたキヤリア
を逆方向に曲げ戻し、順次キヤリアを折り取つて
行く。そこで、プリント基板を挿抜部から抜き出
せば、キヤリアを折り取つたプリント基板が得ら
れることになり、キヤリアの折り取り工程は終了
する。以上から判るように、キヤリアは本案治具
によつて簡単かつ確実に折り取られるので、前記
問題点が除去されるのである。
(実施例) 第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を示
し、第5図で示したプリント基板を挿着した諸状
態を示す側断面図であり、図中、11はプリント
基板、12は端子、13はキヤリア、14は本体
10の上板、15は凹部、16は段差部で端子1
2の挿抜用スリツト17が設けられている。18
は底板、19はガイドレール、20はブレード
台、21,21aはそれぞれストツパ、22は断
面弓形のブレードでその回転軸23から先端部2
2a,22bまでの長さX,Yが異なつており、
22c〜22fはブレード22の先端部22a,
22bに穿設された凹部で、ブレード台20の上
面に設けられたストツパ21,21aと係合し
て、これ以上回転させず、平面部22gはブレー
ド台20の上面に対して垂直に保持される。2
4,25はそれぞれ半周歯がないピニオンで、歯
部と無歯部との境界線がブレード22の閉面部2
2gと直行するようにブレード22の両端部にお
いて回転軸23に軸支されている。26,27は
ピニオン24,25と係合するラツク、28はブ
レード台20に連設されたシリンダである。
以上のように構成された装置の動作を次に説明
する。
まず、第5図にて示したものと同一構造のプリ
ント基板11を第1図に示すように、本体上板1
4に設けられた凹部15及び段差部16のスリツ
ト17において挿着し、切欠き部12aから下の
部分を上板14の下面14aから下方に突出させ
ると共に、プリント基板11の外周を上板14に
載置する。
次に、駆動源としてのシリンダ28を付勢して
動作させ、ブレード台20を矢印A方向に移動し
てブレード22の先端22aにてキヤリア13
を、第2図に示す如く、全て切欠き部12aから
図示のように折り曲げる。その後、ブレード台2
0はさらに進み、ラツク27とピニオン25が係
合して回転し、ブレード22は反転して、回転軸
23から距離Yの先端部22bが上部に変位し
て、上板14の下面14aに近づく。この時、ピ
ニオン25は歯が欠けている部分になるので、ブ
レード22の下端部となつた先端部22aに凹部
22fが第4図のようにストツパ21と当接し、
それ以上回転しない。そして、シリンダ28は矢
印A方向のストローク・エンドに達し、第2図に
示す状態になる。
更に、第3図に示す如く、シリンダ28を逆方
向に動作せしめてブレード台20を矢印B方向に
移動させ、ブレード22の先端部22bによつて
キヤリア13を前回と逆方向に曲げながら順次端
子12から折り取り(13′は折り取られて落下
したキヤリアを示す)、前部を折り取り終つた後
も、更に移動を続けて第4図に示す如く、今度は
反対側のラツク26とピニオン24が噛合い、ラ
ツク26によつてピニオン24が回転し、回転軸
23により、ブレード22が反転する。そして、
このブレード22が反転したところから、ピニオ
ン24の歯が欠いてあるので、ブレード22の先
端部22aの凹部22eとストツパ21aが当接
し、ブレード22は停止する。そして、シリンダ
28はB方向のストローク・エンドに至り、第1
図のスタート状態に復旧する。
ここで、端子12からキヤリア13を折り取ら
れたプリント基板を本体上板14から抜き取れ
ば、一連の動作が終了する。
なお、本案治具は、治具長を短くするため、メ
ツドレスシリンダを使用し、キヤリア13とブレ
ード22が一定位置で衝き当るよう、ブレード台
20のガイドレール19を備え、又、本体上板に
設けた段差部16のスリツト17はキヤリア13
及び端子12がスムーズに挿入し、かつ、プリン
ト基板11と端子12の固着部分に曲げ応力が大
きく作用しないように、第1図のL部拡大図に示
すような構造にしてある。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、本
体上板に設けたプリント基板挿抜部にプリント基
板を挿入すれば、端子の切欠き部以下のキヤリア
が上板下面下に適確に突出するので、本体内部に
おいて往復摺動可能なブレード台上に設けられた
ブレードが往摺動で切欠き部からキヤリアを順次
押し曲げ、復摺動では逆方向に折り曲げて切欠き
部からキヤリアを連続的に折り取ることが可能と
なり、端子支え具を差込み1個ずつ折曲げ具にキ
ヤリアを挟んで行なう従来の人力による加工時間
の1/100で行うことができ、少ない労力で連続的
にプリント基板の端子キヤリアを適確にかつ、短
時間で折り取ることができるなどの効果が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る端子キヤリア折り取り治
具とこれにプリント基板を挿着した準備工程を示
す側断面図、第2図はブレードの往摺動終了工程
を示す側断面図、第3図はブレードの復摺動工程
を示す側断面図、第4図はブレード回転機構を示
す斜視図、第5図は端子群が配列されたプリント
基板の一部省略した斜視図及び端子部分拡大図、
第6図は従来治具を示す側断面図である。 10……本体、11……プリント基板、12…
…端子、12a……切欠き部、13……キヤリ
ア、14……上板、15……凹部、16……段差
部、17……スリツト、18……底板、19……
ガイドレール、20……ブレード台、21,21
a……ストツパ、22……ブレード、23……回
転軸、24,25……ピニオン、26,27……
ラツク、28……シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板の端子群を収容する凹部と、その
    底部に端子キヤリア列を挿入するスリツト列とを
    備えたプリント基板挿抜部を本体上板に設け、駆
    動手段により、底板のガイドレールで案内され本
    体内部を往復摺動せしめられるブレード台を有
    し、このブレード台上部に、断面弓形のブレード
    を偏心して軸支し、両軸端にはそれぞれほぼ半周
    歯を欠いたピニオンが歯欠部と歯部が互いに対向
    するように設けられ、このピニオンの歯部と係合
    する2つのラツクを前記ブレード台の往復摺動範
    囲で、かつ前記ブレード台の移動方向が反転する
    位置の近傍にそれぞれ設けて成り、前記プリント
    基板挿抜部に、キヤリアを折り取るプリント基板
    を挿着して、キヤリア部を上板下面から突出せし
    め、ブレード台の往復摺動によりピニオンとラツ
    クを係合してブレードを反転せしめ、キヤリアを
    連続的に折れ取ることを特徴とする端子キヤリア
    折り取り治具。
JP15436486U 1986-10-09 1986-10-09 Expired - Lifetime JPH051120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15436486U JPH051120Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP15436486U JPH051120Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6361200U JPS6361200U (ja) 1988-04-22
JPH051120Y2 true JPH051120Y2 (ja) 1993-01-12

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