JPH051111U - ルーバ - Google Patents
ルーバInfo
- Publication number
- JPH051111U JPH051111U JP4724891U JP4724891U JPH051111U JP H051111 U JPH051111 U JP H051111U JP 4724891 U JP4724891 U JP 4724891U JP 4724891 U JP4724891 U JP 4724891U JP H051111 U JPH051111 U JP H051111U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- piece
- mounting holes
- louver
- locking claw
- Prior art date
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- Granted
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】上部の係止爪の抜けを防止するとともに係止爪
の周辺の隙間をなくし外観の向上を図る。 【構成】断面形状が略V形で対向片5の側縁の上部およ
び下部に一対の係止爪4,6を上向きに突設した弾性材
からなるルーバ片1と、対向片5が近接するように弾性
変形させた状態で係止爪4,6が嵌挿される一対の取付
孔7が上部および下部に穿設されかつ上部の一対の取付
孔7,9の近傍に長孔8が穿設された外枠2と、長孔8
に嵌挿される突片12が端縁に突設され一対の対向片5
の上端縁に嵌合するカバー3とを備えたルーバにおい
て、上部の一対の取付孔7を水平部7aが互いに外方向
に延びる逆L形に形成し、これら一対の取付孔7の外角
部の上方にわたって長孔8を穿設し、上部の係止爪4を
取付孔7の水平部7aに係止するとともに長孔8に嵌挿
した突片12を下方に折曲げてその両側縁で上部の係止
爪4を位置決めした。
の周辺の隙間をなくし外観の向上を図る。 【構成】断面形状が略V形で対向片5の側縁の上部およ
び下部に一対の係止爪4,6を上向きに突設した弾性材
からなるルーバ片1と、対向片5が近接するように弾性
変形させた状態で係止爪4,6が嵌挿される一対の取付
孔7が上部および下部に穿設されかつ上部の一対の取付
孔7,9の近傍に長孔8が穿設された外枠2と、長孔8
に嵌挿される突片12が端縁に突設され一対の対向片5
の上端縁に嵌合するカバー3とを備えたルーバにおい
て、上部の一対の取付孔7を水平部7aが互いに外方向
に延びる逆L形に形成し、これら一対の取付孔7の外角
部の上方にわたって長孔8を穿設し、上部の係止爪4を
取付孔7の水平部7aに係止するとともに長孔8に嵌挿
した突片12を下方に折曲げてその両側縁で上部の係止
爪4を位置決めした。
Description
【0001】
この考案は、天井等に取付けられる照明器具のルーバに関するものである。
【0002】
図4および図5は従来のルーバの接合部の構造を示したものである。51はル ーバ片、52は外枠、53はカバーである。ルーバ片51は、断面形状が略V形 で対向片56の側縁の上部および下部に一対の係止爪54,55が上向きに突設 してある。外枠52は、上部に略Z形の一対のスリット孔57,57が設けてあ り、これらスリット孔57,57の間には長孔58が設けてある。また、下端は 折曲げられるとともにスリット孔59,59が設けてある。カバー53は、ルー バ片51の上部の開口を覆うもので、端縁に突片60が設けてある。
【0003】 上記のように構成したルーバの組立て作業においては、ルーバ片51の係止爪 54,55をそれぞれスリット孔57,59に差し込んで係止し、カバー53で ルーバ片51の上部の開口を覆い突片60を長孔58に差し込み固定する(図5 )。
【0004】
この場合、上部の係止爪54がスリット孔57に嵌合したのち抜けないように し、かつ上部の係止爪54の外側面とスリット孔57との間に隙間が形成されな いようにして見栄えを良くする必要性がある。 しかしながら、上部の係止爪54の抜け防止においては、図5に示すように、 下部の係止爪55のフック55aの下方に外枠52の下端を折曲げた縁部61が 位置するように寸法設定することが重要である。このため加工精度が要求され製 作が難しいという問題点があった。また、スリット孔57の上記隙間をなくすた めには、図6に示すように、スリット孔57の上端の嵌合部の寸法Aを、係止爪 54の厚さとほぼ同一に設定する必要がある。しかしながら、このようなスリッ ト孔を製作するためには極めて細い金型が必要となり金型の耐久性が低下すると いう問題点があった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、上部の係止爪の抜けを防止するとともに係止 爪の周辺の隙間をなくし外観の向上を図ることができるルーバを提供することで ある。
【0006】
この考案のルーバは、断面形状が略V形で対向片の側縁の上部および下部に一 対の係止爪を上向きに突設した弾性材からなるルーバ片と、前記対向片が近接す るように弾性変形させた状態で前記係止爪が嵌挿される一対の取付孔が上部およ び下部に穿設されかつ上部の一対の取付孔の近傍に長孔が穿設された外枠と、前 記長孔に嵌挿される突片が端縁に突設され前記一対の対向片の上端縁に嵌合する カバーとを備えたルーバにおいて、前記上部の一対の取付孔を外側に水平部を有 する逆L形に形成し、これら一対の取付孔の外角部の上方にわたって前記長孔を 穿設し、前記上部の係止爪を前記取付孔の水平部に係止するとともに前記長孔に 嵌挿した突片を下方に折曲げてその両側縁で前記上部の係止爪を位置決めしたこ とを特徴とするものである。
【0007】
上部の係止爪を逆L形の取付孔の下部に差し込み、取付孔の形状に沿って移動 させ水平部に位置させる。そして、長孔に嵌挿したカバーの突片を下方に折曲げ てその両側縁で係止爪を位置決めする。上記取付孔は寸法精度が要求されず広く 設定できるため、金型の設計が容易になるとともに耐久性が向上する。また、こ のように取付孔を広く設定できるため、係止爪の移動がスムーズに行なえる。さ らに、上記のように突片の両側縁で係止爪が位置決めされるため、係止爪は取付 状態においては移動することができない。したがって、係止爪の抜け防止になる とともに係止爪の外側面と取付孔の間に隙間が形成されることはなく外観が向上 する。
【0008】
この考案の一実施例のルーバを図1ないし図3に基づいて説明する。1はルー バ片、2は外枠、3はカバーである。 ルーバ片1は、弾性材からなり断面形状が略V形で対向片5,5の側縁の上部 に一対の係止爪4,4が上向きに突設される。また、この対向片5,5の側縁の 下部の屈曲部1aの近傍にも一対の係止爪6,6が上向きに突設される。
【0009】 外枠2は、上端を水平に折曲げ下端を上向きに折曲げた形状で、その上部の所 定位置に相互に近接する一対の取付孔7,7および長孔8が穿設される。これら 一対の取付孔7,7は水平部7a,7aが互いに外方向に延びる逆L形であり、 ルーバ片1の係止爪4,4が差し込める大きさに形成する。また、水平部7aの 高さは係止爪4の基端4aの高さよりもわずかに大きく設定しておく。長孔8は 、一対の取付孔7,7の外角部の上方にわたって穿設される。また、一対の取付 孔7,7の下方の折曲げ部分に、ルーバ片1の係止爪6,6が差し込める一対の 取付孔9,9が穿設される。
【0010】 カバー3は、ルーバ片1の上部に形成された開口11を覆うもので、ルーバ片 1の対向片5,5の上端縁に嵌合する垂下片10が長手方向の両側縁の一部に形 成される。また、両端部には外枠2の長孔8に嵌挿される突片12が略水平方向 に突設される。 また、ルーバ片1は、外枠2に所定間隔をおいて複数配設されるものであり、 取付孔7,7、長孔8、取付孔9,9もこれに応じて穿設される。
【0011】 つぎに、このルーバの組立手順について説明する。図2に示すように、ルーバ 片1の対向片5,5が近接するように弾性変形させつつ上部の係止爪4,4を取 付孔7,7の下部より差し込んで矢印で示すように移動させその基端4a,4a を水平部7a,7aに嵌合させる。また、下部の係止爪6,6を取付孔9,9に 下方から差し込む。つぎに、カバー3の突片12を長孔8に嵌挿してその垂下片 10を対向片5,5の上端縁に嵌合させてルーバ片1の開口11を覆う。これと ともに、図3に示すように、長孔8から突出した突片12を下方に折曲げてその 両側縁を係止爪4,4に当接させて位置決めする。これにより、係止爪4の抜け が確実に防止され、内側に移動することはない。このため、下部の係止爪6と外 枠2の折曲げ部分との寸法設定が従来のように要求されることはない。また、こ れに伴い係止爪4の外側面と取付孔7との間に隙間が形成されることはなく外観 が向上する。
【0012】 また、外枠2の設計において、取付孔7を広く設定できるため金型の製作を容 易にしかつ金型の耐久性も向上する。
【0013】
この考案のルーバによれば、外枠の上部に形成した取付孔は寸法精度が要求さ れず広く設定できるため、金型の設計が容易になるとともに耐久性が向上する。 また、このように取付孔を広く設定できるため、この取付孔に差し込まれる係止 爪の移動がスムーズに行なえる。さらに、カバーの突片の両側縁で係止爪が位置 決めされるため、係止爪は取付状態においては移動することができない。したが って、係止爪の抜け防止になるとともに係止爪の外側面と取付孔の間に隙間が形 成されることはなく外観が向上する。
【図1】この考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】要部拡大斜視図である。
【図3】組立手順を示す説明図である。
【図4】従来例の分解斜視図である。
【図5】図4の組立状態を示す側面図である。
【図6】従来の問題点を示す説明図である。
1 ルーバ片 2 外枠 3 カバー 4 係止爪 5 対向片 6 係止爪 7 取付孔 7a 水平部 8 長孔 9 係止爪 12 突片
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 断面形状が略V形で対向片の側縁の上部
および下部に一対の係止爪を上向きに突設した弾性材か
らなるルーバ片と、前記対向片が近接するように弾性変
形させた状態で前記係止爪が嵌挿される一対の取付孔が
上部および下部に穿設されかつ上部の一対の取付孔の近
傍に長孔が穿設された外枠と、前記長孔に嵌挿される突
片が端縁に突設され前記一対の対向片の上端縁に嵌合す
るカバーとを備えたルーバにおいて、前記上部の一対の
取付孔を水平部が互いに外方向に延びる逆L形に形成
し、これら一対の取付孔の外角部の上方にわたって前記
長孔を穿設し、前記上部の係止爪を前記取付孔の水平部
に係止するとともに前記長孔に嵌挿した突片を下方に折
曲げてその両側縁で前記上部の係止爪を位置決めしたこ
とを特徴とするルーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4724891U JP2547336Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ルーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4724891U JP2547336Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ルーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051111U true JPH051111U (ja) | 1993-01-08 |
JP2547336Y2 JP2547336Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=12769951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4724891U Expired - Lifetime JP2547336Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ルーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547336Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP4724891U patent/JP2547336Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2547336Y2 (ja) | 1997-09-10 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |