JPH0511091U - 設備時計の扉開閉装置 - Google Patents

設備時計の扉開閉装置

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JPH0511091U
JPH0511091U JP5940791U JP5940791U JPH0511091U JP H0511091 U JPH0511091 U JP H0511091U JP 5940791 U JP5940791 U JP 5940791U JP 5940791 U JP5940791 U JP 5940791U JP H0511091 U JPH0511091 U JP H0511091U
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door
shaft
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door shaft
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JP5940791U
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徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋外に設置される設備時計の開閉扉におい
て、左右の扉の動きを同期させると共に、風等により不
用意に扉が開いたり揺動したりしない様にする。 【構成】 単一のモ−タと複数の歯車とを有し、単一の
モ−タの回転を歯車列により右扉用シャフト61と左扉
用シャフト41とに伝達して右扉用シャフト61及び左
扉用シャフト41を等速で回転させるものとし、右扉用
シャフト61及び左扉用シャフト41は送りネジを略全
長に亙って有し、更に該送りネジに各々螺合した各送り
ナット43,63を有し、右扉用シャフト61の送りナ
ット63を右扉15にプッシュロッド65で連結し、左
扉用シャフト41の送りナット43を左扉16にプッシ
ュロッド45で連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、時計塔などの設備時計内に組み込まれた装飾体を収納し及び出現さ せる為の扉を開閉する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、1時間毎等、正時の時報に合わせて音楽と共に扉を開き、設備時計の内 部に組み込まれた人形等の装飾体を出現させ、且つ、この装飾体を動かして観者 の注意を引き付ける時計塔等の設備時計が数多く設置される様になってきた。 この様な、設備時計では、扉を開いて時計塔等の内部に組み込んだ装飾体を出 現させる様にするのみでなく、扉の内面にも装飾体を取り付け、扉を開いたとき に形成されるステ−ジを大きくし、時計塔の変化を大きくするものがある(例え ば特開平2−31186号)。
【0003】 更に、上記設備時計の扉では、可動式の装飾体を該扉の内面に取り付けた場合 、扉の重さは数十Kg乃至数百Kgとなり、該扉の開閉用駆動モ−タに大きなトルク が必要となる為、左右の各扉へ個別に駆動モ−タを設けているものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の様に、左右の各扉に駆動用モ−タを取り付けた場合、両モ−タの同期を 取る様に各モ−タを駆動しているも、扉の開閉動作にずれが生じる場合があり、 又、設備時計の扉では、その大きさが1メ−トル四方以上にも及ぶものも有り、 時計塔の如く、野外に設置される設備時計におけるこの様な大型の扉では、風の 影響を受け、左右の扉を開いた状態で静止させているとき又は開いた状態で静止 させているときに、左右の扉が不用意に揺動する虞が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、単一のモ−タから歯車列を介して右扉用シャフトと左扉用シャフト とに回転を伝達し、右扉用シャフトと左扉用シャフトとを同一速度で回転させる ものとし、右扉用シャフト及び左扉用シャフトには同一ピッチの送りネジを形成 すると共に、右扉用シャフト及び左扉用シャフトに各々螺合した各送りナットと 前記左右の扉とを各々プッシュロッドで接続することとする。
【0006】
【作 用】
本考案は、右扉開閉用のシャフトと左扉開閉用のシャフトとの両者に単一のモ −タから歯車列を介して回転を伝達する故、右扉用シャフトと左扉用シャフトと を確実に等速で回転させることができる。 又、シャフトに形成した送りネジの回転により移動する送りナットの直線移動 によってプッシュロッドを作動させ、このプッシュロッドの移動により扉の開閉 動作を行わせる故、シャフトを回転させることにより扉を動かすことは容易であ るも、扉に加わる外力によってシャフトが回転する虞は少なく、モ−タが不用意 に逆転又は正転することを防止できる。
【0007】
【実施例】
本考案に係る開閉装置を組み込む設備時計の一実施例は、図1及び図2に示す 様に、四角形に形成された時計塔10であり、該時計塔10の2側面を開閉扉と し、この右扉15及び左扉16を開閉機構により作動させるものである。 この時計塔10は、四隅の支柱11へ固定した側壁板の内、所要高さの部分に おける2面を開閉扉とし、この右扉15の右端及び左扉16の左端をヒンジ19 により各々支柱11等の固定部に固定することにより開閉自在としている。
【0008】 そして、送りネジを形成した右扉用シャフト61を右固定壁13に沿って配置 し、送りネジを形成した左扉用シャフト41を左固定壁12に沿って配置し、図 3に示す様に、モ−タボックス21の出力軸に傘歯歯車を出力歯車23として取 り付け、該出力歯車23と噛合する第1中間歯車25を固定した第1伝達シャフ ト31には、右扉用シャフト61に固定した右シャフト歯車62と噛合する第2 中間歯車26と第2伝達シャフトの第4中間歯車28に噛合する第3中間歯車2 7とを取り付け、第2伝達シャフトには、左扉用シャフト41に固定した左シャ フト歯車42と噛合する第5中間歯車29を取り付けることにより、モ−タボッ クス21の出力歯車23の回転を複数の歯車を介して右扉用シャフト61と左扉 用シャフト41とに伝達し、単一のモ−タによって右扉用シャフト61と左扉用 シャフト41とを回転させ、且つ、中間歯車のギヤ比を定めて右扉用シャフト6 1と左扉用シャフト41との回転速度を等しくしておく。
【0009】 更に、この右扉用シャフト61と左扉用シャフト41とに形成する送りネジは 、同一ピッチとして略シャフト41,61の全長に亙って形成しておくものであ り、この送りネジに螺合する右送りナット63を右扉用シャフト61に螺入し、 左扉用シャフト41には左送りナット43を螺入しておくものである。 又、本実施例は、図4に示す様に、左扉用シャフト41と平行に左レ−ル47 を設け、該左レ−ル47に摺動自在にスライダ−48を設け、該スライダ−48 に前記左送りナット43を固定し、左扉用シャフト41を回転させたとき、左送 りナット43が回転することを阻止し、送りナット43がスライダ−48と一体 に左扉用シャフト41の軸方向へ移動可能としている。
【0010】 そして、該スライダ−48と左扉16とを左プッシュロッド45にて連結する ものとし、左スライダ−48及び左送りナット43の移動によって左プッシュロ ッド45が左扉16にピン止めされるピン53の位置を移動させ、ヒンジ19を 中心として左扉16を回動させる様にするものであり、右扉用シャフト61にも 同様にスライダ−を有する右レ−ルを平行に配置し、該右スライダ−に右送りナ ット63を固定すると共に、右スライダ−と右扉15との間を右プッシュロッド 65で連結しておくことにより、左右の扉15,16を開閉させる様にするもの である。
【0011】 本実施例は、この様に単一のモ−タから伝達シャフトや中間歯車等の歯車列に よって右扉用シャフト61と左扉用シャフト41とに回転を伝達し、右扉用シャ フト61及び左扉用シャフト41を同一速度で回転させ、右扉用シャフト61と 左扉用シャフト41とには同一ピッチの送りネジを形成している故、この送りネ ジに螺合させた左送りナット43及び右送りナット63を等速で移動させること ができ、該送りナット43,63の回転を阻止しつつ送りナット43,63と一 体に移動するスライダ−にプッシュロッド45,65の一端をピンにより回動可 能に取り付け、且つ、左プッシュロッド45の他端は左扉16にピン53をもっ てピン止めし、右プッシュロッド65の他端は右扉15にピン73をもってピン 止めしている故、右送りナット63及び左送りナット43の位置を適宜に調整し ておけば、右扉15及び左扉16を同時に全開又は全閉させる様に開閉を行うこ とができる。
【0012】 又、上記実施例は、右扉用シャフト61と平行に右レ−ルを、且つ、左扉用シ ャフト61と平行に左レ−ル47を設け、該右レ−ル及び左レ−スに取り付けた 各スライダ−により各々右送りナット63及び左送りナット43の回転を阻止す ると共に、右プッシュロッド65の一端を右スライダ−にピン止めし、左プッシ ュロッド45の一端を左スライダ−48にピン止めし、以て前記プッシュロッド 45,65を介して右扉15又は左扉16から各送りナット43,63に外力が 加わったとき、右扉用シャフト61及び左扉用シャフト41に対するラジアル荷 重は各シャフト41,61と平行に設けたレ−ルに負担させ、右扉用シャフト6 1及び左扉用シャフト41にはスラスト荷重のみを加える様にしているも、図5 に示す様に、プッシュロッド45,65の端部に補助ア−ム55,75を設け、 プッシュロッド45,65の端部を送りナット43,63にピン51,71をも って直接にピン止めすることもできる。
【0013】 更に、上記実施例は、四角形の時計塔10における2側面を開閉扉とする実施 例であるも、図6に示す様に、時計塔10の1側面を左右に開閉する右扉15及 び左扉16を開閉させることも可能であり、この場合は、例えば右扉用シャフト 61と左扉用シャフト41とを共に左右の開閉扉15,16を閉じたときの右扉 15及び左扉16と平行に配置し、モ−タボックス21からの出力歯車23によ り左扉用シャフト41を回転させ、左扉用シャフト41に取り付けた第1平歯車 37を右扉用シャフト61に取り付けた第2平歯車39と噛合させ、以て単一の モ−タにより歯車列を介して右扉用シャフト61と左扉用シャフト41とを等速 で回転させる様にし、右送りナット63又は右スライダ−にピン71をもって右 プッシュロッド65の一端を、該右プッシュロッド65の他端はピン73をもっ て右扉15に取り付け、左送りナット43又は左スライダ−にピン51をもって 左プッシュロッド45の一端を、該左プッシュロッド45の他端はピン53をも って左扉16に取り付ける様にすることもできる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上述の様に単一のモ−タにより歯車列を介して右扉用シャフトと左 扉用シャフトとに回転を伝達し、該右扉用シャフトと左扉用シャフトとを等速で 回転させ、右扉用シャフト及び左扉用シャフトに形成した送りネジと螺合する右 送りナット及び左送りナットを同時に移動させることにより、該送りナットと左 右の扉とを連結する左右のプッシュロッドを作動させ、以て端部をヒンジによっ て固定部へ固定した左右の扉を開閉させる故、左右の扉を同時に開閉させること を確実に行うことができ、又、右扉用シャフト及び左扉用シャフトの回転を送り ネジ及び送りナットで直線運動に変換してプッシュロッドを作動させる故、モ− タの回転をプッシュロッドの移動運動に変換することは容易に可能であるも、左 右の扉に加わる外力がプッシュロッドを介して送りナットに加えられた場合でも 、この外力によっては右扉用シャフト及び左扉用シャフトは容易に回転すること がなく、モ−タを停止させているとき、不用意にモ−タが外力によって回転し、 扉が揺動することを防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る扉開閉装置を有する設備時計の一
実施例を示す平面断面図。
【図2】本考案に係る扉開閉装置を有する設備時計の一
実施例を示す外観図。
【図3】本考案に係る扉開閉装置の実施例における要部
を示す拡大平面図。
【図4】本考案に係る扉開閉装置の実施例における要部
を示す側面図。
【図5】本考案に係る扉開閉装置の他の送りナットの取
り付け状態を示す図。
【図6】本考案に係る扉開閉装置の他の実施例を示す平
面図である。
【符号の説明】
10 時計塔 15 右扉 16 左扉 21 モ−タボッ
クス 23 出力歯車 31 第1伝達シ
ャフト 41 左扉用シャフト 43 左送りナッ
ト 45 左プッシュロッド 48 左スライダ
− 61 右扉用シャフト 63 右送りナッ
ト 65 右プッシュロッド

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 歯車列を介して単一のモ−タにより等速
    で回転される右扉用シャフトと左扉用シャフトとを有
    し、右扉用シャフト及び左扉用シャフトには各々送りネ
    ジが形成され、該送りネジに各々螺合する送りナットを
    有すると共に、各々の端部がヒンジにより固定部へ固定
    された右扉と左扉とを有し、該右扉と前記右扉用シャフ
    トに螺合した右送りナットとを接続するプッシュロッド
    及び前記左扉と左扉用シャフトに螺合した左送りナット
    とを接続するプッシュロッドを有することを特徴とする
    設備時計の扉開閉装置。
JP1991059407U 1991-07-29 1991-07-29 設備時計の扉開閉装置 Expired - Lifetime JP2502674Y2 (ja)

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JPH0511091U true JPH0511091U (ja) 1993-02-12
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231186A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Rhythm Watch Co Ltd からくり時計における人形等の収納方法
JPH02157683A (ja) * 1988-12-09 1990-06-18 Seikosha Co Ltd 可動飾り付き時計

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231186A (ja) * 1988-07-20 1990-02-01 Rhythm Watch Co Ltd からくり時計における人形等の収納方法
JPH02157683A (ja) * 1988-12-09 1990-06-18 Seikosha Co Ltd 可動飾り付き時計

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JP2502674Y2 (ja) 1996-06-26

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