JPH05109864A - 機械式インターフエース装置 - Google Patents

機械式インターフエース装置

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JPH05109864A
JPH05109864A JP26977891A JP26977891A JPH05109864A JP H05109864 A JPH05109864 A JP H05109864A JP 26977891 A JP26977891 A JP 26977891A JP 26977891 A JP26977891 A JP 26977891A JP H05109864 A JPH05109864 A JP H05109864A
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JP
Japan
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pod
port
port plate
attraction force
magnetic
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JP26977891A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kono
等 河野
Atsushi Okuno
敦 奥野
Masanori Tsuda
正徳 津田
Michihiro Hayashi
満弘 林
Teppei Yamashita
哲平 山下
Masanao Murata
正直 村田
Miki Tanaka
幹 田中
Akiya Morita
日也 森田
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ケースのポートまわりにロック機構等を
設けることなく、簡便な手段で、ポッドと装置本体間の
シール性を確実に向上することができる機械式インター
フェース装置を提供することを目的とする。 【構成】 本体ケース1に設けられ搬入・搬出用ポート
4を形成するポートプレート3上に載置されて前記ポー
トを覆うフランジ12付ポッド10、このポッドの開口
11を閉鎖可能なポッドドア21、前記本体ケース1内
に昇降可能に支持され最上昇時に上記ポートプレート3
に係合して前記ポートを閉鎖するポートドア31、およ
び上記ポッドのフランジ12を上記ポートプレート3に
向けて付勢する手段とを備え、このポートドア31が上
記ポッドドア21を上記ポッド内から本体ケース1内へ
またその逆へ搬送する機械式インターフェース装置にお
いて、上記付勢する手段が、上記ポートプレート3と上
記ポッドのフランジ12との対向面間に磁気吸引力を作
用させる手段50であり、この磁気吸引力を打ち消し可
能な付勢解除手段51を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の製造プロセス
で用いられる機械式インターフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の処理は、半導体のパーテ
ィクル汚染を防止するために、特別に設計したクリーン
ルーム内で行なわれていたが、その保守を含めて費用が
かかりすぎるという問題がある他、パーティクル汚染の
汚染レベルの低減には限界があるので、例えば特開昭6
0−143623号公報に開示されているような標準化
された機械的インターフェース装置が開発された。
【0003】この装置は、例えば、図6に示すように、
ウエハ処理装置(図示しない)を収納し、清浄空気で満
たされている装置の本体ケース1と、可搬式タイプのボ
ックス(以下、ポッドPODという)10および搬送装
置30を含んでいる。装置本体の本体ケース1の天板2
にはポートプレート3によりポート(ウエハカセット2
0の搬入・搬出口)4が形成されており、把持部10A
を持つポッドPOD10はこのポートプレート3上に載
置される。ポッドPOD10はその開口11の周囲に環
状部12aを持つフランジ12を有する形状となってい
る。この例の搬送装置30は昇降装置であって、昇降軸
32に支持された昇降台31にウエハカセット20を載
せて昇降するが、この昇降台31は、ポートドアとなっ
ており、最上昇時には、ポートプレート3に下から当接
もしくは嵌合してポート4を本体ケース1を外部に対し
て密閉し、また、ポートドア31上にあるウエハカセッ
ト20の台21はポッドPOD10の開口11の周部に
当接して当該開口11を密閉する。この台21を、以
下、ポッドドアという。13はシール材であって、ポッ
ドPOD10の開口とポッドドア21との間ヲシール
し、シール材14はポッドPOD10のフランジ12と
ポートプレート3との間をシールし、シール材15はポ
ートプレート3とポートドア31との間をシールする。
40はロック機構であって、図示しないギヤードモータ
により駆動されるロックレバー41を有し、ポッドPO
D10のフランジ12をポートプレート3上へ押し下げ
る働きをする。
【0004】この例においては、処理前のウエハWが図
示しない他の場所からポートドア31上へ移載されたの
ち、ポッドPOD10をポートプレート3上に載置し、
ロックレバー41で固定する。ロックレバー41で固定
したのち、ポッドPOD10内に清浄空気を供給して、
ポッドPOD10内を本体ケース1内と同様の清浄雰囲
気としたのち、ポートドア31を移載位置まで下降す
る。ポートドア31が移載位置まで下降すると、図示し
ない移載装置がポートドア31上のウエハカセット20
を処理機械へ搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、ウ
エハWのパーティクル汚染が問題になっていたが、半導
体集積回路の高密度化が進むに従い、空気中の酸素によ
るウエハ表面の自然酸化膜の影響が問題となり始め、こ
の自然酸化膜の成長を防止するため、ウエハWの移動、
搬送等を不活性ガス(N2 ガス)雰囲気中で行なう必要
が生じ、現在では、O2 の濃度が10ppm以下、H2
Oの濃度が100ppm以下であるN2 ガス雰囲気が要
求されている。
【0006】上記した機械式インターフェース装置を用
いる場合には、本体ケース1内の空気をN2 ガスで置換
してN2 ガス雰囲気とし、ポッドPOD10は、当該ポ
ッドPOD10が本体ケース1の天板2上にセットされ
る都度、その内部をN2 ガスで置換してN2 ガス雰囲気
とすることになる。
【0007】この場合、ポッドPOD10とポートプレ
ート3間、ポッドPOD10とポッドドア21との間、
ポートドア21とポートプレート3との間のシール性、
特に、ポッドPOD10とポートプレート3間のシール
性の向上が要求されるが、シール材(Oーリング)は製
造上のバラツキがあり、巨視的に見た場合、きれいな平
面に対して波を打った形状のものもあるので、前記ロッ
クレバー41を用いるような機械的手段でシール材(O
ーリング)を押圧する方法では、充分なシール性能を得
ることが難しく、この機械的手段でシール性能を向上す
るには、ポートプレート3の周方向に多数のロックレバ
ー41を配設する必要がある上、ポッドPOD10が大
きくなると所要の押圧力が大きくなるので、1つ1つの
ロック機構が大形化し、これに要する費用も高価になる
他、本体ケースのポートまわりが煩雑になり、ロック機
構のために大きなスペースを取るられるという問題があ
る。
【0008】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、本体ケースのポートまわりにロック機構等を
設けることなく、簡便な手段で、ポッドと装置本体間の
シール性を確実に向上することができる機械式インター
フェース装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、本体ケースに設けられ被処理
物の搬入・搬出用ポートを形成するポートプレート上に
載置されて前記ポートを覆う開口フランジ付ポッド、こ
のポッドの開口を閉鎖可能なポッドドア、前記本体ケー
ス内に昇降可能に支持され最上昇時に上記ポートプレー
トに係合して前記ポートを閉鎖するポートドア、および
上記ポッドのフランジを上記ポートプレートとに向けて
付勢する手段とを備え、このポートドアが上記ポッドド
アを上記ポッド内から本体ケースへまたその逆へ搬送す
る機械式インターフェース装置において、上記付勢する
手段が、上記ポートプレートと上記ポッドのフランジと
の対向面間に磁気吸引力を作用させる手段であり、この
磁気吸引力を打ち消し可能な付勢解除手段を備えている
構成とした。
【0010】請求項2では、付勢解除手段が、電磁石で
ある構成とした。
【0011】請求項3では、付勢する手段が、磁気吸引
力を作用させる第1の手段と電磁吸引力を作用させる第
2の手段からなり、この第2の手段は、付勢解除機能を
備えている構成とした。
【0012】請求項4では、付勢手段の永久磁石は、上
記ポッドのフランジと上記ポートプレートの互いに面対
向する部分のいずれか一方の部材に設けられて周方向に
並び、他方の部材が磁性体であるかもしくは上記永久磁
石列と対向して周方向に延びる磁性体部材を有し、付勢
解除手段は、対をなすN極およびS極永久磁石にわたっ
て設けられた継鉄と当該継鉄に巻回された電磁コイルを
有する電磁石を備えている構成とした。
【0013】請求項5では、永久磁石と電磁石の発生磁
束総和を検出する磁束センサと、この磁束センサの検出
値と磁束指令値との偏差を入力される電流制御回路と、
励磁電源と、この励磁電源の出力極性を切り換える極性
切換回路を備え、上記電流制御回路は励磁電流指令を上
記励磁電源に与えるとともに励磁方向切換指令を上記極
性切換回路に送出する構成とした。
【0014】請求項6では、付勢解除手段は、ホッドの
ポートプレート上への搬入・搬出時に駆動されるように
した。
【0015】
【作用】本発明では、ポッドをポートプレート上に載置
すると、磁気吸引力を作用させる手段が働いて、ポッド
のフランジに永久磁石の磁気吸引力が作用し、全周で両
シール材を押圧する。付勢解除手段を働かせると、この
磁気吸引力が打ち消される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0017】図1において、ポッドPOD10は磁性体
(磁性ステンレスからなる)であって、そのフランジ1
2は図6に示した環状部12aから更に外方に広がる延
長フランジ12Aが形成された広幅のフランジとなって
いる。本実施例の環状部(以下、符号12bで示す)は
嵌合筒部(位置決め用の嵌合筒部)となっており、ポッ
ドPOD10は、この環状部12bをポートプレート2
に内嵌して当該ポートプレート2上に載置され、ポッド
ドア21はこの環状部12bに内嵌する。嵌合筒部12
bの先端は丸みを帯びた形状になっている。
【0018】50は付勢手段を構成する永久磁石であっ
て、ポートプレート3の表面の延長フランジ12Aに対
向する部分に埋設状に設けられており、この永久磁石5
0は、図2に示すように、ポートプレート3の周方向に
一定間隔を隔てて並んでいる。本実施例のポートドア3
1はその下部にフランジ部31Aを有し、このフランジ
31Aにポートプレート3との間をシールするシール材
15が嵌着されている。
【0019】51は付勢解除手段を構成する電磁石であ
って、図3に示すように、対をなすN極およびS極永久
磁石にわたって設けられた継鉄51Aと当該継鉄51A
に巻回された電磁コイル51Bを有している。この電磁
コイル51は、図4に示すように、励磁電源52に接続
されている。53は励磁電流制御回路であり、磁束指令
Φ* に応じた励磁電流指令IF を励磁電源52に与え
る。
【0020】なお、ガス給気口3Aとガス排気口3Bは
ポッドPOD10内をN2 ガス置換する場合に利用され
るものであり、ガス給気口3Aは配管を通して図示しな
いN2 ガスボンベに連絡される。また本体ケース1内
は、N2 ガス雰囲気にあり、常時、20リットル/分の
2 ガス注入により与圧されている。
【0021】本実施例においては、ポッドPOD10が
装置外から本体ケース1のポートプレート3上へ移載さ
れる前に、所定の大きさの磁束指令Φ* (負の磁束指令
とする)が励磁電流制御回路53に与えられ、電磁コイ
ル51Bに励磁電流If が流れて電磁石51が励磁さ
れ、電磁石51は永久磁石50の発生磁束を相殺するに
充分な磁束を発生して永久磁石50による磁気吸引力を
打ち消している。ポッドPOD10が装置外から本体ケ
ース1のポートプレート3上へ移載され終わると、磁束
指令Φ* が0レベルに切換えられて電磁石51は消磁さ
れ、永久磁石50による磁気吸引力がポッドPOD10
に作用する。即ち、ポッドPOD10は磁性体であるの
で、ポッドPOD10のフランジ12が磁気吸引力を受
けてシール材14を押圧し、ポートプレート3との間に
シール性を確保する。永久磁石50はポートプレート3
の周方向に多数配設しているので、大きな吸引力総和を
得ることができ、また、上記磁気吸引力はポッドPOD
10のフランジ12の全周に作用する。
【0022】本実施例の機械式インターフェース装置
は、上記のようにして、ポッドPOD10内を確実に外
気に対して遮断した状態で、ガス供給口3Aおよびガス
排気口3Bを利用して、ポッドPOD10内をN2 ガス
で置換する。このN2 ガスで置換のためには、例えば、
ポートプレート3の下に、当該ポートプレート3下面に
気密に係合し、ポートドア31が所定距離だけ昇降可能
な内部空間を区画するスカートをポートプレート3とは
別体に設けて、所定距離(ポッドドア21が環状部12
aより下方へ下降する位置)だけ下降したポートドア3
1がスカートの上記内部空間の下端を気密に閉鎖するよ
うにし、開口したポッドPOD10内へガス供給口3A
からN2 ガスを送り込む。
【0023】ポッドPOD10を本体ケース1から装置
外へ移載する場合は、上記所定の大きさの磁束指令Φ*
を励磁電流制御回路53に与え、電磁石51を励磁す
る。
【0024】これにより、磁石51は永久磁石50の発
生磁束を相殺するに充分な磁束を発生して永久磁石50
による磁気吸引力を打ち消すので、ポッドPOD10を
ポートプレート3上へ引っ張る力は無くなり、ポッドP
OD10を持ち上げることが可能になる。
【0025】本実施例では、永久磁石50や電磁石51
はポートプレートに埋設状に設けることができ、本体ケ
ース1のポート4まわりに部材を配設する必要がないの
で、前記ロック機構等を設ける場合に比して、ポートま
わりを著しく簡素化することができる。
【0026】上記実施例では、永久磁石50の磁気吸引
力だけで、シール材14の挟圧力を得るようにしている
が、この磁気吸引力だけでは、ポートプレート3とポッ
ドPOD10間に充分な気密性ほ確保することができな
い場合には、永久磁石50の磁束と同方向の磁束を電磁
石51に発生させて、上記磁気吸引力に電磁吸引力を加
えるようにする。
【0027】このためには、図5に示すように、電磁石
51には、極性切換回路54を通して励磁電流を供給す
る。56は磁束センサであって、永久磁石50と電磁石
51が発生している磁束総和ΣΦを検出する。励磁電流
制御回路53は誤差増幅器55からこの磁束総和ΣΦの
検出値と磁束指令Φ* との偏差を与えられる。励磁電流
制御回路53はこの偏差に応じた大きさの励磁電流指令
を励磁電源52に与えるとともに偏差の極性に応じて極
性切換回路54を切り換えるための励磁方向切換指令S
を極性切換回路54に送出する。
【0028】本実施例では、正の磁束指令Φ* が与えら
れると、電磁石51は永久磁石50の発生磁束と同方向
の磁束を発生し、ポッドPOD10のフランジ12は磁
気吸引力と電磁吸引力を受けてシール材14を押圧す
る。磁束指令Φ* を負の磁束指令へ反転させると、励磁
電流制御回路53は励磁方向切換指令を発生し、極性切
換回路54が励磁電流Ifの極性を切り換えるので、電
磁石51が発生する磁束は永久磁石50の発生磁束を相
殺する向きとなり、ポッドPOD10のフランジ12に
作用する吸引力は低減もしくは消滅する。
【0029】なお、上記実施例では、ホッドPOD10
を磁性体としたが、ホッドPOD10を非磁性体とし、
延長フランジ12Aの上表面に永久磁石50の列と当該
延長フランジ12A部を介して対向するように、周方向
に延びる磁性体部材を取付けてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、ポッドのフ
ランジをポートプレートに向けて付勢する手段として、
磁気吸引力もしくは当該磁気吸引力と電磁吸引力を利用
する構成としたことにより、所要のシール材挟圧力を容
易に得ることができるので、シール材の波打ち等があっ
ても、確実にシール材全周に亘って所要のシール性を確
保することができ、信頼性を向上することができる。
【0031】また、永久磁石や電磁石はポートプレート
に埋設状に設けることができ、本体ケースのポートまわ
りに部材を配設する必要がないので、前記ロック機構等
を設ける場合に比して、ポートまわりを著しく簡素化す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】上記実施例におけるポートプレートの平面図で
ある。
【図3】上記実施例における永久磁石と電磁石の関係を
示す図である。
【図4】上記実施例における電磁石制御装置の回路図で
ある。
【図5】本発明の実施例における電磁石制御装置の回路
図である。
【図6】従来の機械式インターフェース装置の概略を示
す図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 ポートプレート 3A 給気口 3B 排気口 4 ポート 10 ポッドPOD 11 ポッドPODの開口 12 ポッドPODのフランジ 12A 延長フランジ 12b 環状部 13、14、15 シール材 20 ウエハカセット 21 ポッドドア 31 ポートドア 31A ポートドアのフランジ 32 昇降軸 50 永久磁石 51 電磁石 51A 電磁石の継鉄 51B 電磁コイル 52 励磁電源 53 励磁電流制御回路 54 極性切換回路 56 磁束センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 満弘 三重県伊勢市竹ケ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 山下 哲平 三重県伊勢市竹ケ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 村田 正直 三重県伊勢市竹ケ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 田中 幹 三重県伊勢市竹ケ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内 (72)発明者 森田 日也 三重県伊勢市竹ケ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに設けられ搬入・搬出用ポー
    トを形成するポートプレート上に載置されて前記ポート
    を覆う開口フランジ付ポッド、このポッドの開口を閉鎖
    可能なポッドドア、前記本体ケース内に昇降可能に支持
    され最上昇時に上記ポートプレートに係合して前記ポー
    トを閉鎖するポートドア、および上記ポッドのフランジ
    を上記ポートプレートとに向けて付勢する手段とを備
    え、このポートドアが上記ポッドドアを上記ポッド内か
    ら本体ケースへまたその逆へ搬送する機械式インターフ
    ェース装置において、 上記付勢する手段が、上記ポートプレートと上記ポッド
    のフランジとの対向面間に磁気吸引力を作用させる手段
    であり、この磁気吸引力を打ち消し可能な付勢解除手段
    を備えていることを特徴とする機械式インターフェース
    装置。
  2. 【請求項2】 付勢解除手段が、電磁石であることを特
    徴とする請求項1記載の機械式インターフェース装置。
  3. 【請求項3】 付勢する手段が、磁気吸引力を作用させ
    る第1の手段と電磁吸引力を作用させる第2の手段から
    なり、この第2の手段は、付勢解除機能を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の機械式インターフェース
    装置。
  4. 【請求項4】 付勢する手段は永久磁石であり、上記ポ
    ッドのフランジと上記ポートプレートの互いに面対向す
    る部分のいずれか一方の部材に設けられて周方向に並
    び、他方の部材が磁性体であるかもしくは上記永久磁石
    列と対向して周方向に延びる磁性体部材を有し、付勢解
    除手段は、対をなすN極およびS極永久磁石にわたって
    設けられた継鉄と当該継鉄に巻回された電磁コイルを有
    する電磁石を備えていることを特徴とする請求項1〜3
    記載の機械式インターフェース装置。
  5. 【請求項5】 永久磁石と電磁石の発生磁束総和を検出
    する磁束センサと、この磁束センサの検出値と磁束指令
    値との偏差を入力される励磁電流制御回路と、励磁電源
    と、この励磁電源の出力極性を切り換える極性切換回路
    を備え、上記励磁電流制御回路は励磁電流指令を上記励
    磁電源に与えるとともに励磁方向切換指令を上記極性切
    換回路に送出することを特徴とする請求項3または4記
    載の機械式インターフェース装置。
  6. 【請求項6】 付勢解除手段は、ホッドのポートプレー
    ト上への搬入・搬出時に駆動されることを特徴とするす
    る請求項1〜6記載の機械式インターフェース装置。
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