JPH0510965Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0510965Y2
JPH0510965Y2 JP1987035491U JP3549187U JPH0510965Y2 JP H0510965 Y2 JPH0510965 Y2 JP H0510965Y2 JP 1987035491 U JP1987035491 U JP 1987035491U JP 3549187 U JP3549187 U JP 3549187U JP H0510965 Y2 JPH0510965 Y2 JP H0510965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
sensor
stop
cooling bed
deceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987035491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63145506U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987035491U priority Critical patent/JPH0510965Y2/ja
Publication of JPS63145506U publication Critical patent/JPS63145506U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0510965Y2 publication Critical patent/JPH0510965Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、条鋼圧延ライン内の冷却床に適用す
る冷却床の端面揃え装置に関するものである。
(従来の技術) 上記条鋼圧延ラインは、例えば第4図に示すよ
うに概略構成され、図示しない条鋼用圧延機によ
り圧延された後、分割シヤ31により所定長さ
(両端切落し部分+定尺の整数倍)に切断した条
鋼21は、搬送装置32を経て冷却床11に送り
込まれる。
冷却床11では、まず図中a部分にて、搬入さ
れて来た条鋼21を一定ピツチずつ横送り(条鋼
の軸方向とは直角方向の送り)しながら冷却し、
b部分まで送り、ここで、条鋼21に軸方向送り
を与えて図中左側の端面を揃えた後、c部分にて
集積装置33により条鋼21のグループを形成
し、例えば5本で1グループとして、条鋼21を
グループ単位で搬送装置34上へ移載している。
さらに、この搬送装置34上の条鋼21をグル
ープ単位で、複数本並列状態で搬送して、コール
ドシヤ35により定尺切断した後、整列状態で搬
出するようになつている。
そして、上記b部分での端面揃えのために、条
鋼21の端面を、これと接触したときに、電気的
に閉回路を形成して、電流を生じさせることによ
り検出するようにしたタツチセンサを備えた条鋼
の端面揃え装置が図中d部分で用いられている
(実公昭60−1842号公報参照)。すなわち、このタ
ツチセンサは、電気回路部と、軸方向の搬送によ
り端面揃えされる条鋼と接触して、電気的に互い
に導通状態になることにより条鋼検知電流を生じ
させる検知部とからなり、実施例では検知部の条
鋼との接触部分に回動自在に吊持した銅板を用い
て、これに条鋼を突き当てさせるようにしてあ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の冷却床の端面揃え装置は、回転自在
に吊持した銅板に条鋼を突き当てさせるようにし
た形式のものであるのに対して、端面揃えされる
条鋼の先端形状が、条鋼によつて異なるため、ま
た、条鋼は先端曲がりを伴うため、銅板に条鋼が
当つた際の位置の作動の安定性に欠ける面があ
る。
さらに、先端が尖鋭な条鋼は、上記銅板に突き
ささり、装置の機械的作動不良を起こすことがあ
る。
そして、この結果、端面揃えされる条鋼が進入
して来ても、条鋼検知電流の発生が不安定とな
り、条鋼の停止精度が悪く、コールドシヤ35で
定尺切断する時の歩留まりが悪くなるという問題
がある。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するために、本考案
は、圧延後、適宜長さに分割した条鋼を冷却しつ
つ横送りする冷却床の端面揃え装置において、条
鋼の軸方向に沿つて複数個の溝付きローラを回
転、減速、停止可能に配置して形成される軸方向
送り装置と、この軸方向送り装置により送られる
条鋼の進入路より下方に設置された減速センサ
と、上記軸方向送り装置により送られる条鋼の進
入路より下方で、かつ上記減速センサの条鋼送り
方向の下流側に設置された停止センサと、上記減
速センサと停止センサとの間の条鋼進入路上方に
設けられ、条鋼に対して下方に押圧可能に設けら
れた押えローラとを備えた構成とした。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明した。
第1図〜第3図は、本考案に係る冷却床の端面
揃え装置を示し、上記従来の装置と同様、第4図
に示す冷却床の端面揃え位置、すなわちd部分お
よびここを通る条鋼軸方向の線上部分(図中一点
鎖線eで示す。)に設置され、軸方向送り装置1、
減速センサ2、停止センサ3、押さえローラ4、
位置決めストツパ5、端面揃え対象外部材用停止
センサ(以下、飛出し部材停止センサという。)
6および固定ストツパ7とからなつている。
軸方向送り装置1は、上記一点鎖線eに沿つ
て、かつ冷却床11の固定レイク12および可動
レイク13の間に回転、減速、停止可能に設けた
複数個の溝付きローラ14からなつている。
減速センサ2および停止センサ3は、条鋼進入
高さより下方に固定した支軸15に回転可能に設
けたり板16と、けり板16の回転範囲を規制す
る回転規制ストツパ17と、このけり板16を一
定方向、例えば本実施例では時計回り方向に付勢
するコイルばね18と、けり板16の回転を検出
する近接スイツチ19とからなつている。そし
て、回転規制ストツパ17が支軸15の支持部材
20に当接する回転限度までけり板16をコイル
ばね18により回転させて、けり板16の上部平
坦面を傾斜させるとともに、その端部を条鋼進入
高さより若干高い状態に保つように常時けり板1
6を付勢し、軸方向送り装置1により条鋼21が
この部分まで送られて来ると上記端部が条鋼21
により押下げられる。この結果、図中2点鎖線f
で示すように、けり板16が回転して、その下方
部分が近接スイツチ19から外れ、本センサ位置
への条鋼21の到達を検出するようになつてい
る。
そこで、条鋼21の端面停止位置に停止センサ
3を、またその適宜手前の位置、すなわち図中右
側に減速センサ2を、それぞれ位置調整可能に取
付けて、軸方向送り装置1により所定の速度で送
られて来た端面揃え用の条鋼21の端面を、まず
減速センサ2により検出して条鋼21の送り速度
を減速(例えば、1m/秒程度から0.2m/秒程
度へ)させた後、停止センサ3により検出して条
鋼21を停止させるようにしてある。
一方、端面揃え位置の先端部上方には、その側
方に立設した支柱22により片持状態で支持した
桁材23を張出させて、この桁材23、あるいは
支柱22に押さえローラ4、位置決めストツパ5
および飛出し部材停止センサ6を取付けてある。
すなわち、押さえローラ4は回転可能にホルダ
24により支持して、減速センサ2と停止センサ
3の間の条鋼進入路上に設けてある。また、ホル
ダ24は、桁材23の下方に突出した第1吊持部
25の下端に適宜ばね部材を介して揺動可能に設
けたものである。そして、条鋼21が進入して来
ると押さえローラ4はホルダ24の回転により条
鋼21の上面まで待避するとともに、条鋼21の
移動を拘束することなく上記ばね部材の作用によ
り条鋼21を上面より押圧して、たとえ条鋼21
に曲がりがあつても浮き上らせないようにして、
確実に上記両センサと係合させるようにしてあ
る。
また、無接触式の近接スイツチを用いることに
よりセンサの信頼性を高めてある。
位置決めストツパ5は、水平軸26の一端に、
これと一体回転可能に取付けるとともに、停止セ
ンサ3の近傍、図中左方に位置させたもので、こ
の水平軸26は適宜ブラケツトを介して支柱22
に取付けた軸受けにより回転自在に支持してあ
る。また、この位置決めストツパ5は水平方向に
は、摺動可能に水平軸26に支持してあり、かつ
両者間に緩衝用の皿ばね27を介在させて、位置
決めストツパ5に条鋼21が突き当つた際の衝撃
を吸収するように形成してある。さらに、支柱2
2にはエアシリンダ28が取付けてあり、これに
より水平軸26を正逆転させて、第3図に示すよ
うに、条鋼進入路の延長線上に位置させた位置決
めストツパ5(同図中実線で示す)を、この線上
から適宜退避させる(同図中2点鎖線で示す)よ
うにしてある。
このように退避可能にしたのは、冷却床11に
搬入されて来る条鋼21には、端面揃えの対象と
なるものと対象とならないもの(飛出し部材)が
あるからである。すなわち、端面揃えの対象とな
る前者のものは、上記分割シヤ31で製品の整数
倍の長さになるように端部を切断した条鋼で、対
象外となる後者のものは、製品の整数倍の長さに
サンプリング用の部分を加えた長さになるように
端部を切断した条鋼および端部を切断していない
条鋼であり、この後者の条鋼の通過時にはエアシ
リンダ28を伸長させて、位置決めストツパ5を
退避させておく。
なお、条鋼21は停止センサ3の作動により、
若干の時間遅れを伴つて停止するので、この停止
点近くに位置決めストツパ5を設けて、条鋼21
を完全、確実に停止させるようにしてある。
飛出し部材停止センサ6は桁材23の下方に突
出した第2吊持部29の下端に適宜ばね部材を介
して揺動可能に、かつ位置決めストツパ5の背後
の条鋼進入路の延長線上に設けてある。また、こ
の第2吊持部29は水平に設けた図示しない電動
シリンダにより、水平移動して、下端の水平方向
のセンサ位置を適宜調整できるように形成してあ
る。これにより、飛出し部材に対して、上記セン
サと同様に端面を検出して軸方向送り装置1を停
止させ、部材の長さに応じて軸方向の位置決めを
行えるようにしてある。
固定ストツパ7は、条鋼進入路延長線上の最も
外側に固定してあり、上記各センサおよび位置決
めストツパ5の全てが作動不良であつても、軸方
向に送られて来た条鋼21を停止させるためのバ
ツクアツプ手段である。
なお、上記減速センサ2および停止センサ3の
けり板16を例えばエアシリンダにより回転させ
て、条鋼進入路より下方に位置させ得るようにし
て、本センサを働かせる必要がない場合、例えば
飛出し部材進入時には両センサのけり板を下降さ
せておくようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、圧延後、適宜長さに分割した条鋼を冷却しつ
つ横送りする冷却床の端面揃え装置において、条
鋼の軸方向に沿つて複数個の溝付きローラを回
転、減速、停止可能に配置して形成される軸方向
送り装置と、この軸方向送り装置により送られる
条鋼の進入路より下方に設置された減速センサ
と、上記軸方向送り装置により送られる条鋼の進
入路より下方で、かつ上記減速センサの条鋼送り
方向の下流側に設置された停止センサと、上記減
速センサと停止センサとの間の条鋼進入路上方に
設けられ、条鋼に対して下方に押圧可能に設けら
れた押えローラとを備えた構成としてある。
このため、条鋼を減速させた後、停止させるよ
うになり、停止精度を向上させることができる。
例えば、実機テストでは減速しない場合の停止精
度が±100mmであつたのに対して、減速すること
により±25mmとなつた。
また、少なくとも減速センサと停止センサは条
鋼の進入路下方に設けるとともに、押さえローラ
を用いて条鋼の浮き上がりを防止しているため、
条鋼の端面を確実に、かつセンサに対して一定の
位置で検出して、条鋼の停止位置のばらつきを小
さくでき、最終的に条鋼から製品を得る場合の歩
留まりを改善することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷却床の端面揃え装置の
一部破断側面図、第2図は第1図の減速センサ
(停止センサも同様)部分の拡大側面図、第3図
は第1図の位置決めストツパ部分の拡大正面図、
第4図は冷却床の端面揃え装置を適用した条鋼圧
延ラインの平面図である。 1……軸方向送り装置、2……減速センサ、3
……停止センサ、4……押さえローラ、11……
冷却床、14……溝付きローラ、21……条鋼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延後、適宜長さに分割した条鋼を冷却しつつ
    横送りする冷却床の端面揃え装置において、条鋼
    の軸方向に沿つて複数個の溝付きローラを回転、
    減速、停止可能に配置して形成される軸方向送り
    装置と、この軸方向送り装置により送られる条鋼
    の進入路より下方に設置された減速センサと、上
    記軸方向送り装置により送られる条鋼の進入路よ
    り下方で、かつ上記減速センサの条鋼送り方向の
    下流側に設置された停止センサと、上記減速セン
    サと停止センサとの間の条鋼進入路上方に設けら
    れ、条鋼に対して下方に押圧可能に設けられた押
    えローラとを備えたことを特徴とする冷却床の端
    面揃え装置。
JP1987035491U 1987-03-09 1987-03-09 Expired - Lifetime JPH0510965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035491U JPH0510965Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035491U JPH0510965Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145506U JPS63145506U (ja) 1988-09-26
JPH0510965Y2 true JPH0510965Y2 (ja) 1993-03-17

Family

ID=30845037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987035491U Expired - Lifetime JPH0510965Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510965Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601842U (ja) * 1984-05-17 1985-01-09 株式会社 ナシヨナルマリンプラスチツク ワツフルスラブ工法用型枠

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620406Y2 (ja) * 1977-02-10 1981-05-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601842U (ja) * 1984-05-17 1985-01-09 株式会社 ナシヨナルマリンプラスチツク ワツフルスラブ工法用型枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63145506U (ja) 1988-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5101703A (en) Box cutting method and apparatus thereof
JPH0510965Y2 (ja)
KR920002452A (ko) 용지반전장치
CA2382479C (en) Destacking device with thickness based feedback control
US6860481B2 (en) Sheet stacking device
JPS6348039Y2 (ja)
JPH065709U (ja) 冷却床における条鋼の端面揃え装置
JPH0432349Y2 (ja)
JPH052514Y2 (ja)
JPH0720100Y2 (ja) ストレージコンベヤ用ストッパ
JPH0533213Y2 (ja)
JPH023385Y2 (ja)
CN107971552A (zh) 一种自动送料剪板机
KR100198854B1 (ko) 리드프레임의 검출장치
JPS633699Y2 (ja)
JPH03205213A (ja) パレット規正装置
US1731480A (en) Feed gauge for slitters
JPH0342437A (ja) 媒体繰出装置
JPH0730326Y2 (ja) 木材加工機の返送ローラ回転抑止装置
JPS601842Y2 (ja) ク−リングベツド端面揃え装置のタツチセンサ
JPS6019766Y2 (ja) ク−リングベツド端面揃え装置ブレ−キ
US3564530A (en) Material monitoring system
KR102117778B1 (ko) 시트 요소 처리 머신에서의 이중 시트들을 검출하는 검출 시스템 및 시트 요소 처리 머신
JPH021305Y2 (ja)
JP2000018901A (ja) ガラス板通過位置センサー