JPH05109176A - 光デイスク記録装置 - Google Patents

光デイスク記録装置

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Publication number
JPH05109176A
JPH05109176A JP26915991A JP26915991A JPH05109176A JP H05109176 A JPH05109176 A JP H05109176A JP 26915991 A JP26915991 A JP 26915991A JP 26915991 A JP26915991 A JP 26915991A JP H05109176 A JPH05109176 A JP H05109176A
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JP
Japan
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recording
optical disk
cartridge
optical
disc
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Application number
JP26915991A
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English (en)
Inventor
Junichi Kudo
淳一 工藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録不可能なディスクが装填されて記録モード
が設定される際、使用者がその旨を容易に知り得るよう
にする。 【構成】カートリッジ1の媒体検出用の検出孔を検出器
26で検出し、その検出出力に基づき判別回路28でカ
ートリッジ1内の光ディスクの種類を判別し、その判別
出力をシスコン22に供給する。カートリッジ1の誤記
録検出用の検出孔のライトプロテクト部材による閉塞状
態、つまり光ディスクへの記録が可能か否かを検出器2
7で検出し、その検出出力をシスコン22に供給する。
記録モードの設定時に、判別回路28や検出器27の出
力に基づいてシスコン22がカートリッジ1内の光ディ
スクへの記録が不可能と判断するとき、カートリッジ1
をイジェクトする。ユーザーは記録不可能な光ディスク
であることを容易に知ることができ、カートリッジ1の
装填ミスに即座に気がつく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光磁気ディス
クに情報信号を記録する光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に情報信号の記録が可能な光ディ
スク、例えば光磁気ディスクにおいては、ディスク表面
に傷やホコリが付着すると記録を行なう際のエラー発生
原因となるため、ディスクカートリッジに収納されてい
る。
【0003】ディスクカートリッジには、光磁気ディス
クの一部を外方に臨ませて光ヘッド等によって情報信号
を記録再生するために開口部が設けられていると共に、
その開口部に対応してシャッタが摺動自在に取り付けら
れている。ディスクカートリッジが記録再生装置に装填
される際、シャッタは記録再生装置のシャッタ開閉機構
によって開放される。
【0004】また、ディスクカートリッジの隅部には誤
記録防止検出用の移動部材を有するライトプロテクト機
構が設けられており、ライトプロテクト部材(移動部
材)は記録可能を示す第1の位置と記録不可能(消去禁
止)を示す第2の位置との間を移動自在とされている。
ライトプロテクト部材が第1の位置あるいは第2の位置
にあるかは、記録再生装置に配されるマイクロスイッチ
やフォトセンサ等の検出手段によって検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような光磁気
ディスクの記録再生装置において、ライトプロテクト部
材の位置が第1の位置(記録可能)にあるときは、光磁
気ディスクに対して光ヘッドと外部磁界発生用の磁気ヘ
ッドによって特に問題なく記録動作が行われる。
【0006】これに対して、ライトプロテクト部材の位
置が第2の位置(記録不可能)にあるときは、記録再生
装置の記録釦を押しても記録動作に入らないが、使用者
は何故記録できないのかわからず、不安となる。
【0007】一般に、ディスクカートリッジ内に収納さ
れた光磁気ディスクに記録を行なう場合の動作について
説明する。
【0008】まず、ディスクカートリッジが記録再生装
置の前面パネルに設けられた挿入口に挿入される。そし
て、ディスクカートリッジの挿入動作に従って、記録再
生装置のホルダ内に設けられたシャッタ開閉機構でシャ
ッタが開放され、ディスクカートリッジの開口部より光
磁気ディスクの記録領域の一部が外方に臨むようにされ
る。
【0009】次に、ディスクカートリッジがホルダ内に
所定位置まで押し込まれると、ホルダが記録再生位置で
ある装着位置まで下降する。そして、ホルダ下降位置に
対応して装置本体に設けられている一対の位置決めピン
がディスクカートリッジの位置決め孔に係合され、装着
位置での左右方向の位置規制が行なわれる。また、ホル
ダ下降位置に対応して設けられている一対の支承部材に
よってディスクカートリッジの主要部が支承され、装着
位置での高さ方向の位置規制が行なわれる。
【0010】このように装着動作が完了すると、ディス
クカートリッジ内の光磁気ディスクは記録再生装置のス
ピンドルモータの回転軸の先端に取り付けられたディス
クテーブル上に載置されると共に、光磁気ディスクの記
録領域に光ヘッドと磁気ヘッドとが対峙するようにされ
る。そして、この状態をもって光磁気ディスクに記録が
行なわれる。
【0011】この場合、光ヘッドより出射されるレーザ
光のパワーが高く、このレーザ光が外部に漏れ出ること
を防止するため、外部より光磁気ディスクがどのような
状態にあるのか、つまり光磁気ディスクが回転している
か否かを確認する窓部は設けられていない。したがっ
て、記録釦を押しても記録動作に入らない場合、ユーザ
ーは何故記録できないのかディスクカートリッジをイジ
ェクトしてみるまで判断できない。
【0012】また、近年再生専用の光ディスクにあって
も、光ディスクの保護を目的としてディスクカートリッ
ジに収納されて使用されているものがあり、再生専用の
光ディスクであるにもかかわらず、記録再生装置に装着
されて記録モードが設定されるおそれがある。その場合
には、上述した光磁気ディスクで、ライトプロテクト部
材が記録不可能位置にある場合と同様に、どうして記録
できないのかディスクカートリッジをイジェクトしてみ
るまで判断することができない。
【0013】そこで、この発明では、記録できないディ
スクが装填されて記録モードが設定される際には、使用
者がその旨を容易に知ることができる光ディスク記録装
置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、装填された
光ディスクに情報信号の記録が可能であるか否かを判別
する判別手段と、装填された光ディスクに情報信号の記
録を行なう記録手段と、判別手段の出力に基づいて記録
手段の記録動作を制御する制御手段と、判別手段で光デ
ィスクに情報信号の記録が不可能であると判別されると
きその旨を警告する警告手段とを備えてなるものであ
る。
【0015】
【作用】上述構成においては、例えば、ディスクカート
リッジのカートリッジ本体に設けられたライトプロテク
ト部材が記録不可能位置にあり、光ディスクへの記録が
不可能であると判別されるとき、ディスクカートリッジ
がイジェクトされる。そのため、ユーザーは記録できな
いディスクであることを容易に知り得る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0017】まず、図2を使用して、実施例に用いられ
るディスクカートリッジについて説明する。
【0018】1はディスクカートリッジであり、一対の
ハーフ2,3によって構成されている。ハーフ2,3は
ABS等の合成樹脂によって形成されている。ハーフ
2,3は超音波融着やビス止めによって一体化されると
共に、例えば光磁気ディスクDを回転自在に収納するよ
うに形成されている。
【0019】ハーフ2には、ディスクカートリッジ1が
ローディング機構によって記録再生装置に装着されると
き、記録再生装置のディスクテーブルが挿入されるよう
にするための中心孔2bと、光磁気ディスクDに記録再
生するために光ヘッドが挿入される開口部2aが形成さ
れている。ハーフ3には、ハーフ2の開口部2aと対向
する位置に、外部磁界発生用の磁気ヘッドが挿入される
開口部3a(図2には図示せず)が形成されている。な
お、ディスクカートリッジ1内に収納されるディスクが
再生専用の光ディスクである場合、ハーフ3側の開口部
3aは設ける必要がない。
【0020】4はシャッタであり、断面コ字状にステン
レス等の金属もしくは合成樹脂によって形成されてい
る。シャッタ4はハーフ2,3に対して摺動自在に取り
付けられ、記録再生装置のシャッタ開閉機構によって開
閉操作される。そして、ディスクカートリッジ1の記録
再生装置への装着動作に伴って開口部2a,3aが開放
されると共に、ディスクカートリッジ1の記録再生装置
からの排出動作に伴って開口部2a,3aが閉塞され
る。
【0021】5はシャッタロック部材であり、開口部2
a,3aを閉塞する位置でシャッタ4がロックされる。
ディスクカートリッジ1が記録再生装置に矢印A1方向
で挿入されるとき、シャッタロック部材5は矢印A2方
向に回動してロックが解除される。このように開口部2
a,3aを閉塞する位置でシャッタ4がロックされるよ
うに構成するのは、不用意に開口部2a,3aが開放さ
れて光磁気ディスクDの記録面に指紋、ゴミや傷等が付
着するのを防止するためである。
【0022】6はハーフ2,3の一側面側に形成された
溝部であり、この溝部6内に記録再生装置のシャッタ開
放部材(図示せず)が侵入するようにされる。そして、
シャッタ開放部材によって、シャッタロック部材5がA
2方向に回動操作されてシャッタロック部材5とシャッ
タ4との係合状態が解除されると共に、シャッタ4は開
口部2a,3aを開放する方向に摺動するようにされ
る。
【0023】7a,7bは位置決め孔である。この位置
決め孔は、ローディング機構によってディスクカートリ
ッジ1を記録再生位置に装着する際に、記録再生位置に
設けられた一対の位置決めピンと係合し、ディスクカー
トリッジ1の記録再生位置に対する左右方向の、即ち水
平方向の位置決めを行うものである。
【0024】8は後述する誤記録防止検出用の検出孔9
cを開放あるいは閉塞するライトプロテクト部材であ
る。ライトプロテクト部材8は、ハーフ2の凹部内に配
され、検出孔9cを開放する位置(記録可能)と閉塞す
る位置(記録不可能)との間を移動自在(矢印A3で移
動方向を図示)に設けられている。
【0025】9a,9bはディスクカートリッジ1内に
収納されたディスクの種類を示す媒体識別用の検出孔で
ある。
【0026】ここで、光磁気ディスクDはポリカーボネ
ート樹脂、PMMA等の合成樹脂、ガラス等からなる透
明ディスク基板上に、蒸着もしくはスパッタリング等の
手法によってTb−Fe−Co系等の光磁気記録材料か
らなる記録膜が薄膜形成されており、さらに記録膜を保
護する紫外線硬化型樹脂等からなる保護膜が形成されて
いる。光磁気ディスクDの中心部分にはマグネットチャ
ッキング用の磁性部材、ハブHが取り付けられている。
【0027】次に、図1を使用して、この発明の一実施
例について説明する。
【0028】10は光ヘッドで、半導体レーザからなる
レーザ光源と、レーザ光源から出射された光ビームを光
磁気ディスクDの記録面上に集束させる対物レンズと、
光磁気ディスクDの記録面からの戻り光を受光する光検
出器と、この光検出器からの検出出力に基づいて生成さ
れたフォーカスエラー、トラッキングエラーの各エラー
信号に基づいて対物レンズを対物レンズの光軸方向、つ
まりフォーカシング方向と対物レンズの光軸と直交する
方向、つまりトラッキング方向に駆動する2軸デバイス
と、ディスクからの戻り光を光検出器に導く光学系とが
内蔵されて構成されている。
【0029】光ヘッド10と光磁気ディスクDを挟んで
相対向する位置に外部磁界発生用の磁気ヘッド11が配
されている。この磁気ヘッド11は機械的に光ヘッド1
0と連結されており、光ヘッド10が送り手段(図示せ
ず)によって光磁気ディスクDの径方向に移動するのに
伴って移動する。
【0030】図示せずも、磁気ヘッド11のフェライト
等のコアにコイルが巻回されたヘッド部がジンバル状の
バネによって支持されており、このバネがアーム部材の
先端側に取り付けられている。アーム部材の基端側は光
ヘッド10に連結されていると共に、後述するホルダ3
2の上下動に伴って光磁気ディスクDに対して接離する
方向に回動自在に設けられている。
【0031】12は磁気ヘッド11の駆動手段としての
磁気ヘッドドライバ、13はエンコーダである。入力端
子16に入力される情報信号は、ローパスフィルタ15
で帯域制限された後、A/D変換回路14でディジタル
信号に変換されてエンコーダ13に供給される。エンコ
ーダ13では、ADPCM信号へのエンコード処理が施
される。
【0032】17は光ヘッド10の出力信号を増幅する
増幅回路である。この増幅回路17の出力信号はデコー
ダ18に供給され、エンコーダ13で施されたエンコー
ド処理とは逆のデコード処理が施される。デコーダ18
より出力されるディジタル信号はD/A変換回路19で
アナログ信号に変換された後、ローパスフィルタ20を
介して出力端子21より出力される。
【0033】また、光ヘッド10の出力信号の一部はサ
ーボ制御回路23に供給される。サーボ制御回路23で
は、光ヘッド10の出力信号よりフォーカスエラー信
号、トラッキングエラー信号、スレッド送り信号、スピ
ンドルサーボを行うための補正信号が生成される。そし
て、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信
号に基づくサーボ信号は光ヘッド10の2軸デバイスに
供給され、対物レンズのフォーカス制御、トラッキング
制御が行なわれる。スレッド送り信号は光ヘッド10の
送り手段(図示せず)に供給され、光ヘッド10は光磁
気ディスクDの径方向に送り制御される。スピンドルサ
ーボの補正信号はスピンドルモータ33に供給され、光
磁気ディスクDを例えば線速度一定で回転駆動するよう
にスピンドルモータ33の回転が制御される。
【0034】これら磁気ヘッドドライバ12、エンコー
ダ13、A/D変換回路14、デコーダ18、D/A変
換回路19、サーボ制御回路23、光ヘッド10および
スピンドルモータ33の動作は、システムコントローラ
22によって制御される。システムコントローラ22か
らは、キー操作入力部24からの入力信号に基づいて各
部の制御を行うための制御信号が発生されると共に、デ
コーダ18からの出力に基づいて光磁気ディスクDの記
録残量等を表示するデータが表示部25に供給される。
【0035】26はディスクカートリッジ1に設けられ
た媒体検出用の検出孔9a,9bを検出する検出器であ
り、27はディスクカートリッジ1に設けられた誤記録
防止検出用の検出孔9cの開閉(ライトプロテクト部材
8の位置)、すなわちディスクカートリッジ1内に収納
された光ディスクへの記録が可能か否かを検出する検出
器である。これら検出器26,27は機械的なスイッチ
の他に光学的なセンサ等によって構成される。
【0036】28は、検出器26からの検出信号に基づ
いてディスクカートリッジ1内に収納された光ディスク
が光磁気ディスクDであるか再生専用の光ディスクであ
るかを判別するディスクの種類判別回路である。なお、
図1にはディスクカートリッジ1内に光磁気ディスクD
が収納されたものを示している。
【0037】種類判別回路28からの判別信号および検
出器27からの検出信号は、それぞれシステムコントロ
ーラ22に供給される。
【0038】30はローディングモータ31のドライバ
であり、システムコントローラ22からの制御信号に基
づいてローディングモータ31が駆動制御される。ロー
ディングモータ31は、検出器26,27が取り付けら
れたホルダ32を昇降駆動するものである。
【0039】本例の記録再生装置では、以下のように記
録もしくは再生動作が行なわれる。まず、記録動作につ
いて説明する。
【0040】ディスクカートリッジ1が装置本体の前面
パネルに設けられた開口部(図示せず)よりホルダ32
内に挿入され、ホルダ32内の所定の位置までディスク
カートリッジ1が挿入されると、検出スイッチ(図示せ
ず)がオンとされ、システムコントローラ22からの制
御信号に基づいてローディングモータ31が駆動されて
ホルダ32が下降する。
【0041】ホルダ32が下降すると、記録再生装置に
設けられた位置決めピンが位置決め孔7a,7bに係合
してディスクカートリッジ1の水平方向の位置決めが行
なわれると共に、支承部によって高さ方向の位置決めが
行なわれる。
【0042】また、ホルダ32にディスクカートリッジ
1が挿入されるに従って、ホルダ32に設けられたシャ
ッタ開放手段でシャッタ4が開放される。ホルダ32が
下降した状態では光磁気ディスクDの記録領域の一部が
外方に向かって露出されると共に、光ヘッド10と磁気
ヘッド11が対峙する状態となる。
【0043】ホルダ32の下降と同時に光磁気ディスク
DのハブHが記録再生装置のスピンドルモータ33の回
転軸の先端に設けられたディスクテーブルによって支持
されると共に、ディスクテーブル内に取り付けられた磁
石によってマグネットチャッキングされる。
【0044】そして、システムコントローラ22からの
制御信号に基づいて光ヘッド10の対物レンズのフォー
カスサーボの引き込み動作がサーボ制御回路23によっ
て行われ、フォーカスサーボが引き込まれた後に、トラ
ッキングサーボの引き込み動作およびスピンドルモータ
33がキックされて光磁気ディスクDが回転駆動され
る。
【0045】この状態で、光ヘッド10のレーザ光源か
らの光ビームのパワーレベルを再生レベルとして光磁気
ディスクDのTOCデータを読み取り、TOCデータを
システムコントローラ22内に取り込む。このTOCデ
ータの最終記録位置を示す最終アドレスに基づいて光ヘ
ッド10を光磁気ディスクDの記録領域の記録部位に送
った後に、キー操作入力部24からの入力信号に基づい
てシステムコントローラ22により光磁気ヘッド11か
らの光磁気ディスクDへの光ビームのパワーレベルを記
録レベルとすると同時に、入力端子16からの情報信号
に応じた磁気ヘッド11からの変調磁界によって情報信
号の記録を行う。
【0046】また、装填された光磁気ディスクDが一度
も記録動作が行われていない新しい光磁気ディスクであ
るとき、あるいは記録された情報信号が全て消去された
光磁気ディスクであるときは、光磁気ディスクDのTO
C内の最終アドレス情報が存在しないか、最終アドレス
情報が記録領域の先頭アドレスを示す状態となってい
る。このとき、光ヘッド10は光磁気ディスクDの記録
領域の先頭アドレスに対応する位置に送り制御される。
【0047】次に、再生動作について説明する。まず、
記録動作と同様にして、ディスクカートリッジ1がロー
ディングされてディスクカートリッジ1内の光磁気ディ
スクDがスピンドルモータ33の先端側に設けられたデ
ィスクテーブル上に載置されると同時にディスクテーブ
ル内に設けられた磁石によって光磁気ディスクDの中心
部に設けられたハブHが吸引されることによってチャッ
キングされる。
【0048】この後、システムコントローラ22からの
制御信号によってフォーカスサーボの引き込み、トラッ
キングサーボの引き込みおよびスピンドルサーボの引き
込みが行われ、光磁気ディスクDのTOCエリアに光ヘ
ッド10をアクセスして光磁気ディスクDのTOCエリ
ア内の情報が読み出されて、システムコントローラ22
内のRAMに蓄えられる。このとき、磁気ヘッド11は
光磁気ディスクDより充分離間した位置に保持されてお
り、外部からの振動等によって不用意に磁気ヘッド11
と光磁気ディスクDとが接触しないように構成されてい
る。TOCデータをシステムコントローラ22内に蓄え
た状態で一旦待機状態となる。
【0049】しかる後に、キー操作入力部24からの入
力に応じ、システムコントローラ22内のRAMに蓄え
られたTOCデータに基づいて指定された位置に光ヘッ
ド10をアクセス制御し、光磁気ディスクDより情報信
号を読み出す。
【0050】光ヘッド10からの出力信号は増幅回路1
7によって増幅され、デコーダ18によってエラー訂正
の復調等のデコード処理が行われ、D/A変換回路19
に供給される。D/A変換回路19からのアナログ信号
はローパスフィルタ20を介して出力端子21より再生
出力として出力される。
【0051】さて、次に装填されたディスクカートリッ
ジ1内に収納された光ディスクに情報信号が記録できな
い場合、例えばライトプロテクト部材8により誤記録防
止検出用の検出孔9cが閉塞されている状態にある場
合、もしくはディスクカートリッジ1に収納された光デ
ィスクが再生専用の光ディスクである場合の動作につい
て説明する。
【0052】すなわち、上述の記録動作と同様に、装置
本体の前面パネルの開口より挿入されたディスクカート
リッジ1がローディング機構によってディスクカートリ
ッジ1内の光ディスクがスピンドルモータ33の先端側
に設けられたディスクテーブル上に載置される位置、つ
まりローディング完了位置としての記録再生装置に達し
たときに、ホルダ32の開口部よりディスクカートリッ
ジ1の検出孔9cおよび検出孔9a,9bがそれぞれ検
出器26,27によって検出される。
【0053】検出器26からの検出信号は、ディスクの
種類判別回路28に供給されて、ディスクカートリッジ
1内の光ディスクの種類が判別される。種類判別回路2
8からの判別信号は、ディスクカートリッジ1内の光デ
ィスクが再生専用のものであるとき例えばハイレベル
「H」の信号となり、一方光磁気ディスクDのように記
録可能な光ディスクのとき例えばローレベル「L」の出
力となっている。また、検出器27からの検出信号は、
ライトプロテクト部材8によって検出孔9cが閉塞され
ている光ディスクに記録できないとき例えばハイレベル
「H」の信号となっている。
【0054】ここで、図3を使用して、記録モードが設
定された場合のシステムコントローラ22の動作を説明
する。
【0055】まず、キー操作入力部24によって記録モ
ードが設定されると、システムコントローラ22は種類
判別回路28の判別信号がハイレベル「H」であるか否
か、つまりディスクカートリッジ1に収納された光ディ
スクが再生専用か否か判断する(ステップ101)。
【0056】光ディスクが再生専用のものであったとき
は、ローディングモータ31のドライバ30に制御信号
を供給して、ローディングモータ31を駆動してディス
クカートリッジ1のイジェクト動作をする(ステップ1
02)。
【0057】また、ステップ101で、光ディスクが再
生専用のものでないときは、検出器27の検出信号がハ
イレベル「H」であるか否か、つまりライトプロテクト
部材8によって検出孔9cが閉塞されて記録不可能か否
か判断する(ステップ103)。
【0058】記録不可能であるときは、ローディングモ
ータ31のドライバ30に制御信号を供給して、ローデ
ィングモータ31を駆動してディスクカートリッジ1の
イジェクト動作をする(ステップ102)。
【0059】ステップ103で、記録不可能でないとき
は、記録動作をする(ステップ104)。
【0060】以上説明したように本例においては、ディ
スクカートリッジ1の媒体検出用の検出孔9a,9bお
よび誤記録防止検出用の検出孔9cの検出結果に基づい
て、ディスクカートリッジ1内の光ディスクへの記録が
不可能と判断された場合には、ディスクカートリッジ1
がイジェクトされる。したがって、使用者は記録不可能
な光ディスクであることを容易に知ることができ、ディ
スクカートリッジ1の装填ミスに即座に気がつくことが
できる。
【0061】図4は、この発明の他の実施例を示すもの
である。この図4において、図1と対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0062】同図において、29はレベル検出回路であ
り、このレベル検出回路29によって光ヘッド10から
の読み取り信号の信号レベルが検出される。このレベル
検出回路29によって光ヘッド10からの読み取り信号
の信号レベルを検出することで装填された光ディスクの
種類を知ることができる。
【0063】つまり、光ディスクの場合、透明基板上に
薄膜形成される記録層の種類によって反射率が異なるた
め、光ディスクの種類によって光ヘッド10からの読み
取り信号の信号レベルが変化する。例えば、Alが薄膜
形成された再生専用の光ディスクの場合にはハイレベル
「H」の信号を、Tb−Fe−Co等の光磁気材料が薄
膜形成された光磁気ディスクの場合にはローレベル
「L」の信号がレベル検出回路29の検出信号として出
力される。
【0064】このレベル検出回路29の検出信号はシス
テムコントローラ22に供給される。システムコントロ
ーラ22では、レベル検出回路29の出力信号が、図1
の例におけるディスクの種類判別回路28の判別信号の
代わりに使用される。
【0065】その他は図1の例と同様に構成され、図1
の例と同様の作用効果を得ることができることは勿論で
ある。
【0066】なお、上述実施例においては、ディスクカ
ートリッジ1内の光ディスクに情報信号の記録が不可能
であるとシステムコントローラ22で判断されるとき
は、ローディングモータ31を駆動してディスクカート
リッジ1をイジェクトするように構成したものである
が、以下のように構成することもできる。すなわち、ホ
ルダ32をローディング完了位置でロックするロック手
段を備え、このロック手段に機械的もしくはプランジャ
等の電磁的駆動手段を用い、ロック手段によるホルダ3
2のロックを解除し、ホルダ32をローディング完了位
置から上昇させた後ディスクカートリッジ1をイジェク
トするようにしてもよい。
【0067】また、上述実施例においては、ディスクカ
ートリッジ1をイジェクトするものであるが、ディスク
カートリッジ1内の光ディスクに情報信号の記録が不可
能であるとシステムコントローラ22で判断されるとき
は、表示部25に「このディスクは記録できません(デ
ィスクを交換してください)」等のように表示させても
よい。なお、その他の警告手段、例えばブザー音や、合
成音声でもって記録不可能であることを知らせるように
してもよい。
【0068】また、上述実施例においては、記録モード
設定後にディスクカートリッジ1内の光ディスクに記録
が可能か否か判断するようにしたものであるが、記録モ
ード設定前に、従ってディスクカートリッジ1のローデ
ィング後に判断しておくようにしてもよい。
【0069】図5は、この場合のシステムコントローラ
22の動作を示しており、ディスクカートリッジ1内の
光ディスクに記録が可能か否か判断した後に、記録モー
ドが設定されるまで待機状態となる(ステップ105,
106)。
【0070】図5のように動作するものにおいては、記
録モード設定時には既にディスクカートリッジ1内の光
ディスクへの記録が可能か否か判断されているので、即
座にディスクカートリッジ1のイジェクトあるいは記録
動作に入ることができる。
【0071】また、上述実施例においては、光磁気ディ
スクDの記録再生装置に適用したものであるが、光磁気
ディスクD以外の光ディスク、例えば追記形(WOタイ
プ)の光ディスクの記録装置にも適用することができ
る。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクカートリッ
ジ内の光ディスクへの記録が不可能と判断された場合に
は、ディスクカートリッジがイジェクトされる等によっ
て警告されるので、使用者は記録不可能な光ディスクで
あることを容易に知ることができ、ディスクカートリッ
ジの装填ミスに即座に気がつくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】ディスクカートリッジの構成を示す図である。
【図3】記録モード設定時のシステムコントローラの動
作を示すフローチャートである。
【図4】他の実施例を示すブロック図である。
【図5】システムコントローラの動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 9a,9b 媒体検出用の検出孔 9c 誤記録防止検出用の検出孔 10 光ヘッド 11 磁気ヘッド 22 システムコントローラ 26,27 検出器 28 ディスクの種類判別回路 29 レベル検出回路 31 ローディングモータ 32 ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填された光ディスクに情報信号の記録
    が可能であるか否かを判別する判別手段と、 上記装填された光ディスクに情報信号の記録を行なう記
    録手段と、 上記判別手段の出力に基づいて上記記録手段の記録動作
    を制御する制御手段と、 上記判別手段で上記光ディスクに上記情報信号の記録が
    不可能であると判別されるときその旨を警告する警告手
    段とを備えてなる光ディスク記録装置。
JP26915991A 1991-10-17 1991-10-17 光デイスク記録装置 Pending JPH05109176A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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